【必読※迷惑書き込みの対処方法をまとめました。】

多足の掲示板

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■--ガルマの栄光
++ 多足          

っつーことでギレンの野望関連。
実は自分、自身の手ではレビルとハマーンはやってないのです。システムデータを共有してる後輩がクリアしてるんで。今の所ギレン、ジャミトフ、ブレックス、シロッコ、デラーズ、テム・レイ、グレミー、クワトロ、そして先日シャアのネオ・ジオンをクリアしました。
でまあ、そこから思うことは… 21人もいればパイロットの数は十分かな、とw ただ、ハマーン軍はパイロットよりも船乗りが不足してますね。初期技術レベルに関しては、毎回「○○が作れない!」って感じるものですが、それもまた楽しいものですw

振り返ってみると、シャアのネオ・ジオンはえらく楽でした。シャアのノイエ・ジールUを主軸に宇宙を制圧し、陸戦型百式改やRジャジャ、バウにパイロット乗せてオデッサに降下。敵増援を満載したガルダを、初期配置にいた量産型バウが撃墜した結果、2ターンでオデッサは陥落。以降ベルファスト、キリマンジャロ、マドラス、トリントン、北京は何も苦労することなく制圧。ハワイも陸戦型百式のシャアが大暴れで終了。キャリフォルニア、なぜか空。ニューヨークは北米全域から撤退していった連邦軍部隊が密集していたものの、海側からカプールが、陸側からガズR,LやザクVが侵攻してあっさり壊滅。40ターンぐらいでジャブローを包囲完了。
ここで50ターンイベントと、アライメント加入のハサウェイとギギ・アンダルシアを待ったんで、ついでにギュネイ専用ヤクトドーガ作りたかったんで色々待った結果、クリアしたのは70ターンくらいでしたが… 気にしなければ50ターン掛からなかったでしょうね。ザクVで十分勝てたし。

で、今はガルマの新生ジオンです。敵がキャスバルのネオ・ジオンと連邦ってのには驚いた。キャスバルのニュータイプ部隊が非常に厄介です。こっちのエースパイロットは… ランバ・ラルとシン・マツナガだけ。ああ、ロンメルとドアンもいるか。あとはデニム小隊。確かにドズルの配下はこんなもんだけどさあ… ガトーとかも居てくれよう。
1ターン目でズゴックの開発とかきてマジ吹いた。ドムも作れねえ… 敵にはドワッジがいるのに。
初期配置のビグザムを主体に戦ってます。
.. 2009年09月10日 08:44   No.590001

++ つかじ       
>1ターン目でズゴックの開発とかきてマジ吹い>た。ドムも作れねえ…
に妙にフいてしまったwww
確かにちょっとパイロットが寂しいですね?
ドズル配下ってことは、ガデムやコンスコンも居るの?

.. 2009年09月10日 10:48   No.590002
++ カン       
新生ガルマは後ろ髪を伸ばしているんですよね。シャアとの会話イベントが見てみたいですw「あの時はよくも謀ってくれたな!」とかでしょうか(笑)
ハマーン編、結局やり直して1ターンクリアに成功しました。数ユニット残した状態は、どうも気持ち悪かったんです。やり直して思ったんですが、パズルゲームの感覚に近いかも。セーブ&リセットに抵抗がないわけだ(笑)サイド1攻略で苦労したのは中心に居座ったロザミアのサイコガンダムMK2でした。雑魚敵を倒してたどりくと、残り2フェイズが精一杯。4フェイズ目にたどり着ける実弾・格闘攻撃可能なユニットが皆無な上、へたなユニットで攻撃すると次の敵フェイズに強力なビット攻撃+カクトウで落とされてしまいます。やむなくデューン搭乗のノイエ・ジールを体力温存で4フェイズ目に隣接させ(こちらから攻撃しない)相手フェイズの攻撃時に反撃させることにしました。こちらのビームは通用しないので反撃格闘だけが頼りという状況下、なんとか敵体力を900未満に削ることに成功。最終の5フェイズにバウ、R・ジャジャ、ガルスJのスタックで格闘攻撃して撃破に成功。こちらの損害はシュツルム・ディアス1/3ユニットで済みました(でも資源1000以上の損害、とてもつらい…)。
ハマーン軍の初期パイロット21人はシロッコ軍の16人にくらべてマシですが、ヤザン隊やジェリドがいたシロッコ軍の質に対して激しく見劣りがします。現状では6人抜けて15人だし(泣)後になれば青の部隊とかプルクローンとか増えてくるらしいんですが…スタート時に生産可能なユニットで、使える指揮官機が皆無というのも泣けました。やむなく初期配備のガザCをハマーン専用機に改造して使っています。ガザCが初めから生産できる点は助かりました。ズサブースターの開発を見送っているんですが、作った方が良いでしょうか。敵としては大量配備されていなければあまり怖くなかったし、サイコガンダムを生産するティターンズはもうすぐ滅びる運命だし…ブースター外すと元に戻れないのも好みではない点です。
攻略本はあまり信用できないことが判明中です。ガザCのナックルバスターもガブスレイのフェダーインライフルも実弾兵器と書いてあるのにIフィールドで無効化されるし、バイアランは高価だからあまり作るなとか書いてあるし。これからは話半分で読もうと思っています。
よその攻略サイトで見たんですが、バグがあって佐官以上の指揮範囲はすべて半径6なんだとか。検証は難しいですが、唯一の佐官であるラカン・ダカランに頼ろうと思います(笑)グレミー軍に寝返らないでくれよ…

.. 2009年09月10日 23:01   No.590003
++ 多足       
新生ジオン軍は、ガルマ配下、ドズル配下で編成されてるのでコンスコン、ラコック、ガデム、ダロタなど、初代ガンダムしっかり見てないと全然わからん連中がぞろぞろいますw なんか、どいつもこいつも中堅になるかなれないか微妙なラインばっかり…

しかしカンさんはそんなパズル的にやってるんですね。自分にはムリだなあ、そこまでセーブ&リセットってのは。っつーか基本セーブ&リセットには否定的なんですよ。だってそれじゃあゲーム中の確率なんて意味ないやん。

ガザC。
最初から作れても、あんまし魅力を感じない機体です。ガザ系はどれもこれも微妙な能力しか無い量産機なんで、活躍しないくせに補充が大変、という。変形して支援射撃する程度ですね。ガ・ゾウムまで行けばまだ良いんですが。

ズサ・ブースター。
そもそもブースターを切り離す利点が皆無です。常に飛行形態なので宇宙でも地上でも足が速く、即応性が異様に高いです。実体弾なのでIフィールド無視だし、攪乱幕との併用も有効です。耐久度がガザ系より高く、攻撃受けても案外墜ちません。ゲームバランス考えるなら、耐久度を一機当り100くらい減らした方が良いんじゃないかと思えます。即戦力なので、はっきり言ってシュツルム・ディアスより便利です。3部隊スタックを2〜4作り、ヒットアンド・アウェイ戦法で燃料に注意しとけば逆シャア時代の機体が出てきてもずっと現役で戦えます。

ガブスレイ。
半端な能力しか無い可変量産機なんで、全然使わなかったなあ。指揮官機があれば強かったんでしょうが。

グレミー軍。
発生するとかなり厄介でしょうねえ。ハマーン軍でクリアした後輩は、グレミーの裏切りに合わずにすんでましたが。

.. 2009年09月11日 08:45   No.590004

■--それでもノドで水を飲む
++ カン          

ぼちぼちとハマーン編を続けております。現在5ターン、サイド4攻略中+サイド1攻略終了でサイド3攻略提案が出ています。スタート時の平均技術レベルが18と泣きが入るくらい低く、キュベレイもガルスJも作れません(それぞれ1機が初期配備のみ)。サイド4はあと少しのところで1ターン攻略に失敗(戦力の振り分けミス)、もう一度4ターンをやり直すかどうか検討中ですが(笑)、どうせサイド3攻略の前に宇宙12に攻め込まなければならないし、このまま進める可能性が濃厚です。しかしパイロットの人数が少ない(泣)21人しかいないのに、サイド1、4を攻略するとマシュマー、グレミー、ゴットン+ガザ隊3人が抜けてしまうではありませんか。まだプルもプルツーもいないし、ニュータイプはハマーンとイリア・パゾム、グレミーのみ(イリアはレベルA、グレミーはレベルSにならないと覚醒しない…)、ZZでマシュマーとキャラを強化人間にした気持ちが分かりましたwプル+プルツーの加入条件も厳しいらしいし、この先大変不安です。

オランダは好きか?>
別スレの多足様の質問をスルーしてしまい申し訳ありませんでした。フランス嫌いのきっかけは、映画「カサブランカ」だったりします(笑)ほとんど反ナチの宣伝映画ですが、劇中酒場でフランス国家の大合唱にドイツ兵が退散するシーンがありまして、祖国が占領されて憂う気持ちがあるのに植民地を持って平気なのか!とムカついたのです。今ではこちらで教えていただいたこともあり、西洋人にとって植民地人は人型の獣だったのだと理解しましたが…
オランダは東インド会社とか考えるとたしかに許せないとは思いますが、ぶっちゃけ実態を知らなかったので(オイ)嫌いとかの感情は無いです。太平洋戦争での捕虜虐待などから、オランダ側では日本嫌いの人もいるとの記事を読んだことがありますが。
そういえば太平洋戦争開戦について読んだ本の中で、日本は開戦の詔勅(だったかな)に国際法を遵守するとの文言を入れなかったそうです。日露も第一次大戦も入れたのに、東條首相の意向だったと書いてありました。だから捕虜虐待とか起きたのではないかとも。

開戦時の外務省の不手際についてまとめようと思ったら返却期限が来て本が返されてしまいました(泣)もう少しお待ちください(いらない?)
.. 2009年09月08日 22:15   No.588001

++ つかじ       
>オランダ嫌い
それは多分お互い様ですよ。連合国も褒められないけど、その分日本だって嫌われ者です。
只でさえ、アジア人種なのに自分達に勝って植民地奪われた挙句に粗悪な環境に置かれれば、そりゃ怨みの一つも買います。

日本国内だって、かつての明治前の出来事でギクシャクしている地域あるし。長州藩と会津藩の関係とかね。

>ジュネーブ条約批准
これは以前多足さんが話してくれましたね。
日本はコレの存在を知っていましたし、一番最初の条約には1886年に加入済みです。それからWWIが起こり、条約も改定されこれにも加入しています。

が!何故だかは知りませんが、「捕虜に対する扱いに関する条項」に加入しませんでした。
まぁ個人的に考えるのは「悪しき精神主義」でも働いたのでしょう。

.. 2009年09月09日 08:29   No.588002
++ 多足       
とりあえず、ギレンの野望関連は別スレで。

捕虜の扱いに関しては、日本軍の教育上の問題が大きいでしょう。日本兵は、捕虜になるなと教えられてる。となると、当然降伏した敵兵を蔑む感情は大きいだろうし、また、捕虜をどう扱うかという方針も明確では無くなるでしょう。
また、日本軍ってのは補給軽視で食料は現地調達、みたいな風潮が強いんで、予定外の捕虜への食料も当然不足するわけで。オランダ兵捕虜に対する「捕虜虐待」とか、バターン死の行進とかには、こういう背景もありますからね。

植民地は、宗主国にとっては自らの領土ですからねえ。本国から遠く離れた場所で、統治権限を与えられてるわけだから… そりゃまあ、居座りもするか。

.. 2009年09月10日 08:12   No.588003
++ カン       
ギレン別スレ>
了解しました。

つかじさん>
レスどうもです。互いの人格を尊重し合えば、そうそう悪い関係にはならないと思いますが、一度こじれるとなかなか元に戻りませんね。人間関係と同じだ(笑)

多足様>
帝国陸軍としては「捕虜になるくらいなら氏ね」だったんでしょうね。その精神があったはずなのに戦後、多数の偉いさんが連合国の占領下でのうのうと生き延びたのがとても不思議です。
植民地については別スレにしたいと思っています…

.. 2009年09月10日 22:24   No.588004
++ 多足       
末端の兵士に対して死を強要する者が、戦後も生き延びている。
じゃあ、生き延びた彼らにどうしろと? という話になりますよね。海軍反省会のときに話題になったように、自分としては彼らは戦後、自らの失敗を認め、謝罪するとともにその改善策を示す責任があったと思うんですよ。自殺は責任逃れでしか無いので、一切評価できません。
で、ちゃんと責任を果たそうとした上で、それでも許せなかった人たちの手で殺されるなりなんなりすればいいんだよ。

.. 2009年09月11日 08:02   No.588005

■--映画やアニメでもよく出てくるよね
++ 多足          

さてさて、戦争話でございます。今回は、不正規戦闘、というものについてです。
以前、この掲示板にも時々出没する後輩から、アニメの『コードギアス』の話を聞いたことがあります。ギアスは総集編っぽい話を一回観ただけで、なんか肌に合わなかったんでギアス自体の内容は知らないんですが、そのとき後輩が言ってた説明を聞く限りでは「日本が占領されてて、それを解放するために主人公は政府に対して武力で反乱してる」という感じだそうですね。で、説明を聞き終えた自分の感想が「つまり主人公はテロリストなわけやね?」というもの。後輩、「いや、テロじゃなくて。やってることは正しいんで」。自分「世間一般のテロリストも、自分のやってること正しいと思ってるよ?」。後輩、言葉に詰まる。まあそんな感じ。
随分長い前振りになってしまいましたが、様々な映画、漫画、アニメやドラマで登場する、レジスタンスってものを考えてみましょう。ギアスの話はCCがピザ命、ルルーシュが妹命ってことしか知らないんで深くは掘り下げない方向で。
第二次世界大戦のドイツ占領下で活躍したマキーやパルチザンといったレジスタンス組織は、しばしば映像化されています。圧倒的な武力を誇る占領軍の横暴に立ち向かう、正義の味方、英雄的な描かれ方してますね。しかし彼らの行動は国際法的に見てどうなのか?
先に触れたハーグ陸戦条約。これに、戦闘員の規定がはっきりとあります。簡単に言えば制服を着用することで、自分が戦闘員であるということを相手に明確に示す、というもの。民兵、傭兵に関しても、共通の腕章などを着けることで、「民間人ではなく戦闘員である」ということを明示しなければならない、という規則です。これに従い、各国の軍隊には制服が規定されており、戦争となると制服を着た者同士が撃ち合うようになってます。これがルールに乗っ取った「正規戦闘」です。制服、軍服というものはそれ自体が一種の身分証です。なのでフラウ・ボウがやってたみたいに地球連邦軍の制服を加工したものを着て、戦闘艦に乗り込んでるってのは色々不味い可能性もあります。っつーかエゥーゴのメンバーは制服ってものへの意識が低過ぎで、かなり問題のある組織です。
軍服を着ていない兵士というものが何故不味いのか? それは単純な話で、民間人と区別が付かないからです。民間人の群れの中に、民間人の格好をした兵士が潜み、攻撃を行うとしたら… 攻撃受けた側は、何に反撃するか? それはもう、本当の民間人に向けても反撃する事態になりますね。
民間人に紛れたレジスタンスが、占領軍に攻撃をする。占領軍兵士の反撃により、民間人が多数死傷する。さて、この場合悪いのは誰? 国際法に照らして考えれば、悪いのはレジスタンスです。彼らはルールを無視して戦い、その結果民間人にまで被害がおよぶわけです。レジスタンスの行動が無ければ、占領軍と被占領民との間に、良好な関係が築けたかもしれませんが、それをぶち壊したのはレジスタンスです。彼らは戦争の素人故に、自分の行動が与える影響の良い面にばかり酔い、悪い面を考えていません。悪い面は相手、つまり占領軍のせいにして自分は正義面しているわけです。
.. 2009年09月04日 08:27   No.586001

++ 多足       
軍隊というものは敵の軍隊と武力を用いた交渉をする組織です。正規戦は得意です。しかし、民間人に紛れた敵と戦う不正規戦は苦手なのです。米軍は戦争のプロで、世界最強の軍隊ですが、イラクやアフガンでは現在も苦戦中です。大規模な兵力を使った戦闘では問題なく勝利を収めた米軍ですが、その後の不正規戦で苦労する。これは、はっきり言って米軍意外の軍隊でも同じ結果になるでしょう。正々堂々と戦ってくれない国際法違反の敵に対しては、まともな戦術では対応しきれない部分があるのです。

さて、レジスタンスのことを随分悪く書きましたが、もっと根本的なことを考えてみましょう。レジスタンスは、なぜ武装蜂起するのか? それは占領軍、というかその上の組織、自国を占領してる相手国に対する不満があるからです。戦争は外交手段、政治の一つである、と言いましたよね? それに対する不満が、武力蜂起という形にまで高まっている、ということは、それはもうつまり占領政策、武力を用いた外交交渉に不備があったということなのです。特に、民間人がレジスタンスに協力的な場合なんかは占領側の不備が顕著な状態ですね。武力で制圧しても、心までは制圧できなかったというのはそういうことです。結局、民衆の支持が得られない軍事活動というものは、どこかで破綻してしまうということですね。

南京大虐殺を例に考えてみましょう。「虐殺」があったかどうか、どんな規模だったかは問題としません。当時日本軍が中国の民間人を殺したか否か、となれば、明らかに殺してますから。
さて、南京での事件を考える上で重要な要素が便衣隊の存在。これは要するに軍服を着ずに民間人に紛れた兵士のことです。ハーグ陸戦法違反ですね。中国侵攻時、常に彼らの行動に悩まされ続けた日本軍。その日本軍が、上海などからの連戦の末南京に入城。そこには大量の民間人、避難民。当然日本兵としては便衣隊の存在に気が行ってしまいますね。ここで殺された民間人の中には、本当の民間人もいれば便衣隊もいたでしょう。子供でも爆弾を扱える以上、「誰がどう見ても戦闘員ではない」という平時の理屈は通じないのです。
しかし、日本政府が中国民衆の支持を得ることが出来るような何かをしていたならば? 日本兵と中国の民間人との間に信頼関係を築くことが出来ていたならば? 中国の民間人が便衣隊を日本兵に突き出したりすれば、便衣隊の活躍する土台が揺らぐことになり、不正規戦闘がし難くなるわけです。実際のところ日本軍は不正規戦闘に悩まされたわけで、軍を動かす政治というものに失敗した、と言えるでしょう。

.. 2009年09月04日 08:52   No.586002
++ つかじ       
往々にして「ゲリラ(パルチザン)・民兵組織・レジスタンス」。言い方は数有れど、その殆どが元は民間人ってのが多いでしょうね。元軍人ってのも居るけど。そして、映画・ドラマ化すると途端に「英雄視」する傾向もありますが、それは大きな間違い。

まぁその各組織の辺りは、多足さんが説明してくれているので割愛しますが。それらの「組織の行動目的」はどんなに「大義名分」を叫んでも、結局は自分達の利益の為に動いて居ます。

例えば民兵組織等は、地元軍閥・地元民族が自分達の影響力を誇示する為、もしくは堅持する為の組織と言って良いでしょう。そんな程度の連中なので、ある意味一番粗暴な振舞いが多い。
(最近では、インドネシアやアフガニスタン等の地が有名ですね)

>ゲリラ
は二通りの意味が有り、小規模部隊による奇襲・待ち伏せ攻撃・破壊工作等の行為の意と。それらを行う武装組織の名称です。
多足さんの説明にある便衣隊も、こちらに分類する物ですね。

ただし、昨今の場合は。単に武装組織その物をゲリラ呼ぶ場合もある。

>ゲリラとの戦闘
これはもう根絶させる事自体が難し過ぎますね。
何せ「相手を発見する」より先に、「こちらが発見されている状態」の方が多く。

「撃つ・逃げる」を繰り返す事により兵の出血を強いて、精神的に追い詰め、襲われた側が反撃しだしても「もう逃げ出して居る」事が多い戦術だから。

>民衆への対処
今現在、各国軍隊には必ず民間人へ対応する部隊が創設されて居ます。宣伝隊とか色々な言い方が有りますが、有る意味憲兵隊もその一端を担ってますね。

本来ならば、それらの部隊が占領地へ入り現地住民達を安心させ、何時も通りの生活を送らせ、少なくても「自分達は民間人の敵じゃ無いよ」と、こちら側の心象を良くするのが目的。
民衆の力ってのが如何に恐ろしいか示す事柄かも知れませんね。ごめんなさい、今回纏められなかった。

.. 2009年09月04日 09:36   No.586003
++ 多足       
そうですね、ゲリラ戦術ってものを明確に示しとく必要があるかもしれませんね。正規軍兵士が、ちゃんと軍服を着た上で、小規模な部隊で攪乱戦術などをとるもの。これは「ゲリラ戦術」であり、ハーグ陸戦規定には抵触しませんね。「コマンド部隊」、「特殊部隊」として敵地に潜入して行う作戦時でも、彼らはちゃんと軍服を着てますから、民間人には紛れていない。
これに対し、アフガンとかで問題になるゲリラってのは、軍服などの所属を示すものを装着せず、民間人に紛れて戦闘を行う。これが、不味いということで。彼らは「民間人に紛れる」ということで被発見を避けられるアドバンテージを持つ結果、民間人の被害拡大を招いているわけで。もし相手軍が「本気でゲリラを殲滅する」という意志を強固に持った場合、民間人ごと皆殺し、という展開になりかねない。ソンミ村の件なんかが実例ですねえ。

.. 2009年09月05日 07:39   No.586004
++ つかじ       
んじゃ自分はレジスタンスについて。

意味その物は。
レジスタンス=「抵抗や障害」と言う意味。
レジスタンス運動=「侵略者や占領軍に対する自由解放を求める抵抗運動」と言うのですが、総じてレジスタンス=抵抗運動や、その抵抗組織と呼ばれて居ます。なので、言葉としては、「名称と行動」の意味違いです。

>活動
先に書いた通り主に「抵抗運動」ですが、これが厄介な事に、テロと分類し難い!
何故ならばこう言った組織は、抵抗の為と称し武装を施すから。

これが、ナチスからの解放等の戦いとなった場合は、「祖国解放等の大義名分」が得られるが。内紛等の場合は、例え軍相手であっても「元は民間人」である以上国家からはテロ行為として見られる可能性が有る。

だが、本来レジスタンス運動の場合は「サボタージュ等」の行為も含まれるので、そう言った「怠ける活動」の場合は含まれない(単なる働かないってだけだからね)。

>ゲリラと何が違うの?
ゲリラは上記に当てれば、戦法自体とその戦法を取る武装組織の意味なのですが。正直に言えば、戦い方自体は余り差は無いです。
あると言えば、レジスタンスが「政治色が濃く、戦闘員として認められている」。ゲリラは「テロ色が強く戦闘員として認められて居ない」と言えば早いかな?
(厳密に言えばもうちょっと差が有ると思いますが。調べても延長線上にある程度に認識して居れば十分と思われ省きました)

>オマケ
また、レジスタンスをWikiって見たら。
「「1977年以降はジュネーヴ諸条約の追加議定書等により一定の交戦法規を遵守する場合、レジスタンスは戦闘員としての待遇を認められるようになった。」そうです。」

.. 2009年09月06日 15:06   No.586005
++ 多足       
うーん、自分の場合レジスタンスとゲリラを区別するのに、意味を感じないです。「ゲリラ戦法」は別の話ですが。
というか、印象付けのための言葉遊びとしか思えないんですよ。レジスタンスと言えば聞こえが良い、ゲリラと言えばテロリスト、犯罪者。やってることは、はっきり言って同じ。
武装、戦闘を行うレジスタンスに絞り、サボタージュなどは除いて話を進めましょう。
ジュネーブ諸条約の追加規定ですが、「一定の交戦規則を遵守する場合」ってのが何を指すか、ですね。色々調べた感じ、やっぱ「戦闘員であることを示す何か」が必要なのでは、と感じます。でないと、結局非戦闘員を巻き込むことになりますから。

正規戦闘では勝てないから、ゲリラ戦術に移行する。これは問題無いでしょう。
しかし、民間人に紛れて占領軍を攻撃することによる抵抗、というものが国際法的に認められて良いのか?
と同時に、レジスタンスでもなんでも、呼び方はどうでもいいんだけども、非正規戦が無条件で非難の対象となるならば、じゃあ正規軍が圧倒的な規模を誇る国が勝手な理屈で侵略戦争ができ、占領してしまえばこっちのもん、抵抗する側が悪い、ってことにもなってしまいます。っつーかなってます。
占領側は「占領することでどのような状態に持って行き、そうすることで住民にどのようなメリットがあるのか」を明確に示し続ける必要があるでしょう。
また、被占領側は、抵抗を続けるのならばその方法によっては、民間人の被害が大変なものになってしまう、という事実を認識する必要があるでしょうね。

.. 2009年09月07日 07:57   No.586006
++ つかじ       
>ジュネーブ条約・ハーグ協定の不思議
一体誰が作ってるんでしょうね?政治家?官僚?
多足さんも言って居るけど、ホント「ゲリラ・レジスタンス」の名前の線引が微妙過ぎw
難しい条文作る前に、一つに統一してくれ!w

また、戦闘員の扱い云々は「武器持って軍隊・軍人・軍属と一発で分かる人(簡単に言えば)」ですよね?

にも拘らず、レジスタンスが一応「戦闘員」と認められているってのは確かに可笑しな話。
もしかしたら。「いざ」となった時「味方に引き込む為」の布石として条約に盛り込んでいる(いた)のでは無いかなぁ〜と勘ぐってしまう。

>占領地
また、何だかんだ難しく条文で軍隊を縛っても。現場としては前に書かれて居た通り、「武器向けられたら撃つ」しかないし、それを民間人かどうか確認等出来よう筈も無いし。
やはり、これは如何に「現地人を味方に引き込めるか?」が問われる部分ですよね?
思いつく限りでは。「宗教・衣食住」の自由ですかね?

<ちょっと違うかもしれないけど「民間人関連」
WWII直前のドイツが、失われた土地を取り返すのに「だってゲルマン民族沢山居るじゃん?それに現地の人も自分達の方が良いって言ってるし?」と一種のナショナリズム的な事で進駐しても、概ね同一民族でその地が構成されていた場合は、その同族意識や事前の宣伝行為で、他国からの進駐で有っても逆に熱狂的に迎えられちゃう場合もあるしねぇ。

近年では、グルジアの分離独立で一部地域がロシア側に付いちゃったってのがあるし。
やはり、軍事行動には、住民に対しての「心情・理解」ってのが重要なファクターになるんでしょうね。これを失敗したのが旧日本て言う所でしょうかね?

.. 2009年09月07日 08:33   No.586007
++ イマダ・ナナシ       
 ゲリラにしろ、レジスタンスにしろ、国際テロ組織にしろ、「国」が持つ軍隊じゃないんだから、「国際法に照らして違法」って議論は、成り立たないんじゃないの?
.. 2009年09月07日 20:52   No.586008
++ HINAKA       
HINAKAです。

多足様。

余り口を挟める余地がないので、一言だけ。
以前に聞いた話で、至極納得した名言。
「失敗した(武装)革命家は、テロリストと呼ばれる」
なお、日本史上軍事クーデターによる政権交代は、大化改新・壬申の乱・鎌倉幕府(武家政権)成立・明治維新・アメリカの占領政策と、何回かありますが、軍事によるか否かを問わず「革命政権の樹立」は1度も無い!のが特徴だという話しを、聞いた事があります。

クーデターは、失敗すれば単なる犯罪者。
軍事革命、失敗すればテロリスト。
さすが、勝てば官軍国家!というところでしょうか?

余り、関連の無いお話で、申し訳ありませんが、今回はこれまでです。


.. 2009年09月07日 21:28   No.586009
++ カン       
横レス失礼します。
つかじさんのおっしゃるように、レジスタンスが発生する理由は最終的に心情だよな、と考えてはいたんですが、前に話が出たミーチャック村をググってあまり見つからず、それではとソンミ村をググって見つけたサイトにショックを受けて、しばらく落ち込んでいました。

ttp://www.jca.apc.org/~yyoffice/Son%20My/A%20look%20back%20upon%20Son%20My.htm#%96%DA%81@%81@%8E%9F

多足様、つかじさんは日本でこのような事件が起こったらどう思います?自分は喜んでレジスタンスに身を投じたいです。このような事件は米軍が起こしたものに限らず、過去に全世界で行なわれたとは思いますが、近親者の身に起きたら米軍を一生恨み続けると思います。
アメリカの日本占領政策は農地解放があるなど、それまでの閉塞状態を打ち破るものだったからレジスタンスが発生しなかったんでしょうか。基地単位では旧軍の反乱が起きたらしいですが。

レジスタンス容認>
例えば米軍は反米国家内の親米ゲリラを保護したいでしょうから、大国の都合の良いような解釈なのでは、と思います。

.. 2009年09月07日 21:40   No.586010
++ 多足       
カンさんが挙げたサイトで扱ってるソンミ村の件なんですが、まあ、なんだ。結局戦争すりゃ、あんなのは日常茶飯事、とまで言っていいのか判らないけども、普通に起こることです。「民族浄化」とか「アブグレイブ」とかでググッたりしたらわかり易いんじゃないかな。
でまあ、心情的にはレジスタンスに参加する、というのも理解できます。が、しかし。親族を殺された結果レジスタンスに入るのか、レジスタンスに入った結果親族が殺されるのか。なんかね、イタチごっこなんだわ、これって。別に米軍を擁護する気も無いし、ソンミ村事件は戦争犯罪にあたるとは思うけども、そもそもベトコンの戦い方のせいで起きた事件なわけで。不正規戦闘ってのが危険である、という所以です。

HINAKAさん。
ええ、まさにそれです、「勝てば官軍」。それが世界の現実です。クーデター失敗して失脚なんて、ざらですからね。レジスタンスも、勝てたから英雄なだけですから。
また、「勝った」といっても何時の時代で勝てた扱いなのかによってまた変わりますね。1980年代のアフガンのイスラム戦士たちはアメリカでは英雄扱いでしたが、同じムジャヒディンが今ではテロリスト扱いですから。
カンさんの言う「大国の都合の良いような解釈」、というわけです。

.. 2009年09月08日 08:10   No.586011
++ 多足       
さて、ナナシ氏の指摘は非常に重要な要素なんで、別枠で。
たしかにレジスタンスなりなんなりは、国軍では無いため国際法の適用範囲内なのか否か、という問題が出てくるでしょう。法の根拠が国際社会間の合意である以上、その国家群に所属しない組織には適用されない、というわけで。
が、しかし。彼らを国際法の範囲外として法の適用を行わない、というのにはいささか抵抗があります。…まあ、法律云々に関しては生活笑百科のゲストの皆さん並の、心情的な見解しか出せない身ではありますが。
占領地において、占領軍は治安に責任が出てきます。でまあ、その統治の根拠となるのは占領国側の法律でしょうなあ。で、その際やっぱレジスタンスに対しては「君らは正規の民兵でもなんでもない、ただの犯罪者だ! よって国際法による保護は受けられない!」と処刑したりするんでしょうが。このシーンがあったのは『バトルオ−バー北海道』だったっけ? でもまあ、ここで根拠になってくるものは、結局ハーグ陸戦規定などで定められた形式をとっているか否か、って具合に、国際法に照らした判断が入るんじゃないかなあ、と。でないと、占領側の国際的な立ち位置が脅かされるんじゃないかと思うわけだわ。あんまし無茶な法律の施行はムリだと思うわけで。
結局、レジスタンスの活動を非難する根拠も国際法的な常識からだろうし、捕まえたレジスタンスを拷問したり処刑したりすることへの非難の根拠も国際法的な常識から、なんだと思うんだわ。
一般的な通念として、遵守すべきモラルの根拠として国際法ってのが重要になってくると思ってる。
ただ、この通念ってやつ、というかハーグにしろジュネーブ諸条約にしろ、極めて西洋的モラルの基に作られてると思うんだわ。結果、中東なんかではイスラム戦争法が優先されたり、アフリカなんかで全然効果が無かったり、という現実との齟齬が生じてる、とも思う。だから、どこでも誰にでも通じる、というわけでは無いのが困ったところ。日本人のほとんどが「軍服を着ないで戦うことの危険性」、「捕虜の扱い」などに関して無知だし。

.. 2009年09月08日 08:37   No.586012
++ カン       
昨夜、例によって考え考えレスさせていただいたら、イマダ・ナナシ様とHINAKA様のレスが先に入っていました。お二人のご意見に触れていないのはそのためです。

ベトナムの例で言えば、旧態依然で汚職まみれの南政権下で搾取されていた人民(笑)としては解放を目指して戦うのではないでしょうか。武装闘争でなかったとしても、後が無い政権による過酷な弾圧にあったと思います。まあ実態は東西冷戦の代理戦争で、共産圏を増やしたい中共やロシアの後押しがあったればこそ抵抗できたのだとは思いますが。

思ったんですが、不正規兵による戦闘を禁止するのは占領する側の論理ではないかと(多足様も同じことを書いていると思います)。戦争に負けたんだから抵抗するな、抵抗すると皆殺しだよ、と。しかしナチスドイツ占領下のヨーロッパにせよイラク、アフガンにせよ政府は倒れて占領を認めたとしても、国民全員が納得することはないからこそ抵抗運動が起きるのだと思います。確かにソンミ村のような結果が生まれることにはなりましたが、占領が気に入らない人はゲリラになるのではないでしょうか。そのような人たちにとっては、イマダ・ナナシ様の言うように国際法もへったくれも無いような気がします。そういえばナチスに抵抗した人たちはレジスタンスとして賞賛され、彼らに対する殺害は戦後になって虐殺として裁かれてましたね。なんだか笑止!な話に思えて来ました。

HINAKA様>
週刊少年ジャンプ連載のワンピースで海軍対海賊の最中なんですが「勝った方が正義だ」との台詞がありました。なんてタイムリー(笑)あと揚げ足を取るようで申し訳ないんですが、連合国による占領は軍事クーデターではないような…「革命的」ではあったと思いますが。

.. 2009年09月08日 22:46   No.586013
++ 多足       
ベトナムの場合、南ベトナム政府に対する市民の反感、ベトコンが安全に行動できる地域の存在、隣国を通っての北ベトナムからの補給支援、後ろ盾となる大国の存在、などがあって初めてベトコンは勝利者になれたわけで。

で、だ。「占領が気に入らない人たちがゲリラに」なり、彼らが「国際法もへったくれもない」のなら、彼らには「卑怯な犯罪者」の名こそ相応しくなると感じるのですが。
自らの目的達成のためなら、市民を盾にして戦う(非戦闘員に紛れる、とはそういうこと)し、自らの報復の為なら捕らえた敵兵を拷問し処刑もする。非協力的な市民を脅迫し、密告者として処刑もする。占領軍の行動を阻害した結果、占領軍が被占領民に対し過酷な労働を強いたとしても、原因は自分達では無いと信じ込み、さらに状況を悪化させる。悪いのは、全て占領軍のせいであり、自らの正義をゴリ押しする。
普通に考えて、そんな奴らに対し温情をもって接する治安組織って、有り得ますかね? 極めて過酷な捜査方法でもって追い詰め、厳罰をもってあたるでしょうね。もちろん、直接的に関係ない市民への被害も相当なものになるでしょう。
不正規戦闘というものは、以上に挙げたようなことが起こりうる、非常に危険なものなのです。例えばカンさんが「喜んでレジスタンスに身を投じた」結果、親兄弟から友人、関係ない他の人々まで殺される可能性があり、捕らえられたが最後何の保護も弁護も受け付けられることなく処罰される可能性がある。それが、非正規戦闘なんですよ。

結局、占領軍がどれだけ上手く被占領民に接することが出来るか。これまで自分が属していた国家から、別の国家に属することになった被占領民にとって、その新しい国家が自分達に何を保障してくれるのか。個人にとって国家とは何なのか。これらが問題になってきますねえ。

以降何かあったら別スレで。

.. 2009年09月10日 07:59   No.586014

■--浮気をして見た感想w
++ つかじ          

いや勿論本物と言う意味では無いです。
P天からパソパラに移って見たのですが、情報量は一作品に付き2Pもしくは1Pの代わりに、CGが大きくて見やすいって点でしょうか?
でも今のP天よりも高いんだよなぁ〜。

今迄のP天の場合は、情報量は最大4PくらいでCG小さめ。企画が充実して居た・・・(過去形)。
かつてはファンタジア(何時の間にか休刊)とEログイン(途中まで)も見てたから思えるけど。
やはり、コストパフォーマンスに優れてたな旧P天は。
発売日がズレ始めてから可笑しくなり始めたし。
まぁ様子見かな?
.. 2009年09月04日 15:06   No.587001

++ 多足       
P天を買うようになる前は、複数の種類の雑誌を試しに買ってたんですが、それらも生き残ってるのがほとんど無いみたいですねえ。表紙の画集とかは欲しいんですがw
P天は、母体の会社の方針が大きく変わったんじゃないかなあ、と感じてました。その結果がこの有様だよ。

.. 2009年09月05日 07:46   No.587002

■--シロッコ軍終了
++ カン          

こんなスレッドを立てることをお許しください(汗)
シロッコ軍はパイロットが16名しかいなかったので、きつかったです。パイロット新規加入の条件も50ターン経過かつ、アクシズ滅亡+低アライメントか、高アライメントでないと増えないのでほぼ絶望的。16名を4分割して3軍を宇宙、1軍を地上というふうに分けて攻略することに…したんですがこれが大失敗。早々にオデッサを落とせたんですが、その後1つの軍団を地上に降ろすべきでした。宇宙の3軍団にはジ・O、パラス・アテネ、バウンドドッグ×2、ハンブラビ×3などがいてスムーズに攻略できたんですが、地上の核にしたのが新造のガンダムMk2×3+不死身の第四小隊(の生き残り)3名+ガルダ搭乗のマトッシュ(笑)。オデッサ、ペキンまではまあ良かったんですがハワイで大苦戦。やむなく待ち戦法を採るも、敵を減らせたと思ったらキャルフォルニアから続々援軍が(泣)オデッサ・ペキン上空を押さえるのに時間がかかったことも理由のひとつでしたが、ジェリドをバイアランに乗せアルビオンをつけて送り込んで、ようやく攻略できました。その後キャリフォルニア、トリントンと制圧してグラナダに攻め込み、エウーゴを滅ぼしたんですが…占領地を空にしていたのがいけなかった(泣)アクシズにさんざんに食い荒らされて、ハワイ→キャリフォルニア→ハワイ→キャリフォルニアと連戦するはめに(涙)。その後は敵の戦法を逆手にとって高性能機一機(バイアランやギャプランなど)で攻め込んで逃げ回ったり、基地にこもって迎え撃ったりしたお陰で25ターンでエンディングを見ることができました。開発はGVのロールアウト直前までは行ったんですが、結局完成できず。臨時徴収までして開発に資金を注ぎ込んだんですが、あまり意味が無かった…

シロッコ・ティターンズ軍のエンディング後、シャア・ネオジオンは出現しませんでした。多足様の予想通り、シナリオクリアでないと新シナリオは出現しないようです(攻略本を読み込んだところ、記述を見つけました)。クリア回数によるボーナス(たとえばエウーゴでカイやセイラ加入とか)については、史実プレイ等でも良いようです。というわけで、検証のためにアクシズ軍をプレイすることにしました。4回クリアでクワトロ加入のイベントがあるからです。計算では、ジャミトフ3パターン+シロッコで条件を満たしているはずですが、さて。
.. 2009年08月31日 23:44   No.585001

++ 多足       
んー? シロッコ軍はかなり楽だった記憶しか無いんですが。はじめからバウンドドッグが二機もいるし、ヤザン隊はハンブラビだし。こいつらだけで宇宙は支えれたんですが。最初からバイアラン作れるから、それにまかせて地上の侵攻もかなり楽だったんだけどなあ。

キシリアやガルマ、キャスバルを出す条件がよくわからないんですが、一年戦争やってみると面白いんじゃないかな。兵器体系が全然違うんで、色々新鮮に感じるかとw

.. 2009年09月01日 08:06   No.585002
++ カン       
GV開発にこだわって、生産に予算を使わなかったのが敗因です(笑)スタート直後にバイアランの開発ができるので、追加予算を投入してロールアウトを早めて、何機か作っていれば相当楽だったと思います。今後は肝に銘じます!

キシリア編・ガルマ編の出現条件はジオン軍クリア、キャスバル編・デラーズ編の出現条件は連邦軍クリアですね。とりあえず色物wシナリオをクリアして、図鑑コンプのための兵器開発を楽にしようと考えているのです。今後のシナリオはブレックス→クワトロ→レイ→キャスバル・グレミー→ジオン・連邦→残りwの予定。あとキャラコンプで、リュウ(エウーゴ制服)が難しそうだと感じています。まともに加入させようとすると、連邦編でリュウを生かしたまま第二部に行かないと駄目らしいんです(WB隊をガルマに落とさせるか、ラル隊に落とさせるかのほぼ二択。結成しないという手もありますが…)。クワトロ編で初期配置されていることを期待しています。あとエルラン(ジオン制服)も心配なんですが、キシリア編で初期配置されている可能性が高いと思っています。ハマーン編でアライメント下げると加入するので、制服が連邦なのかジオンなのか確かめようと思っています。

.. 2009年09月01日 22:15   No.585003
++ 多足       
ん、バイアランは生産は出来なかったんでしたっけ。開発できたってだけか。初期配置に一機いたような記憶もあります。指揮官用の機体は色々開発来るんで、どれに絞るか悩みどころですね。もう、ここは好みで行くしかw

図鑑は、機体に関してはテム・レイ軍でいけば専用機体意外全部そろうんですが、その専用機体がなかなかに面倒です。該当する機体に、特定のパイロット乗せないといけないんで。どの機体に誰の専用機があるのか知ってないと大変です。
キャラはシナリオによって決まってくるんで、自分も未だにかなり空きがありますねえ。

.. 2009年09月02日 07:35   No.585004
++ つかじ       
ちょっとまた質問で申し訳ないですが、興味本位で尋ねて見たい事が有ります。

本来なら、TV版ガンタンクって宇宙仕様じゃ無いですか?SS・PS・PS2版とその仕様が封印されてきましたが(と言うか黒歴史扱いw)、今作品でも使用不可なのでしょうか?
使えたら結構シュールな戦闘光景が楽しめる、と思ったのですがw

もう一つ質問です。この作品内での使える・お勧め機体・戦法(ビーム撹乱幕とか)ってありますか?購入するか微妙なので、判断材料としたいです。

.. 2009年09月02日 16:44   No.585005
++ カン       
多足様>
ベリーイージーでは、確かにバイアラン1機が初期配備されていました。他の難易度で配備されていたかどうかは忘れました(難易度ノーマルではジ・Oの代わりにメッサーラなのは確認しています)。でもグリプス2にバイアランが配備されていて、地上唯一の特別エリアであるベルファストと連絡が取れない状況だったのです。やむなく、開始時点で地上で使えそうな指揮官機としてティターンズカラーMK2を選択しました。今考えると、確かにバイアランがベストでしたね。

つかじ様>
以前は敷居が高いかも、なんて言ってしまいましたが、脅威Vをやりこみはじめた今は強力にプッシュします。おすすめのソフトです。…ひとつ心配しているんですが、連邦・ジオンでプレイするととてつもなく長く感じるかも知れません(自分はまだプレイしていないんですがw)。ファースト→Z→ZZ→逆シャアまでやらないといけないので…条件次第では短縮できる方法があればよかったのに、などと思っていますが、かりに短縮方法があったとしても、結局ロングバージョンのエンディング見たさにプレイしたとは思います(笑)。
ガンタンクは宇宙で戦えません。ファースト原理主義の自分としても大変残念に思っています。まあ、映画版が公式設定になっているらしいですからね…でもGパーツはあるんですけどねw
おすすめの機体ですが、自分はティターンズしかプレイしていないので(汗)陣営によって違うようですが、連邦系量産機ならパワード・ジムを推します。足が速いし(移動力8)、実弾で距離2の武器装備なのでIフィールド装備にも対抗できます。地上ならハイザックカスタム(フライトユニット装備)かな。アッシマーは対潜攻撃ができないので…あ、地上戦では水中用の機体が最低1機あった方が楽です(もしくは潜水艦)。海上拠点の中には、水中対応ユニットでないと制圧できないものがあるので。指揮官機のおすすめは話に出ているバイアランです(笑)比較的開発が容易だし、空中戦もこなせる良い機体です。自分は攻略本を信じてあまり生産しなかったんですが(笑)戦闘継続時間も長いし、パイロットを乗せると急激に成長するのでびっくりしますよ(敵を連続で全滅させた場合)。
おすすめ戦法は、多数で押し包んで殲滅(笑)無謀に突っ込むと悲惨な目に遭うゲームだと思います。指揮官機3機でスタックが一番楽、最低でも量産機の戦闘を指揮官機にすると、かなり楽に戦えると思います。強力な敵に攻撃されたら反撃しないのが吉。自分がアドバイスできるのはこんなところでしょうか。

.. 2009年09月02日 21:28   No.585006
++ つかじ       
情報感謝です。

やっぱ宇宙遊泳ガンタンクは黒歴史か!www
まぁ確かに劇場版の方が、シックリ来る事が多いのですがね。

個人的にバイアランはデザイン好きなので、嬉しいですね!
あ・あと個人的お願いが。「様」はお止め下さい。普通にさんとかちゃんとか君とか、辺りでたのんます。 こよばゆいんでw

.. 2009年09月03日 01:00   No.585007
++ 多足       
自分も久々にアクシズの脅威をスタートしました。今度はシャアのネオジオンだ! 敵はじゃんじゃんジェガン量産してくるのに、こっちの最強の量産機はガルスJって、厳しいなあ。12ターン進めて、ようやくリゲルグやキュベレイが完成。アムロのリガズィとか出てくるのに、ドーガ系が全然無いってのがなんとも。

ゲームは全体的に楽しめてますので、オススメですね。自分のよくとる戦略は、攻撃的な主力兵団を一つ編成し、その一軍で侵攻を続け、侵攻正面とは違う方面は小数の部隊を常に移動させパトロールを続け防衛する、というものです。敵はこっちが少数だと少数でしか攻めてこないんで、パトロール部隊がそれを各個撃破、ですね。一番うまく行ったのが、グレミー軍の地球での防衛戦。大西洋を3部隊9機のカプールがずっとパトロールし続け、40ターン以上、というか最後までアメリカ方面からヨーロッパ方面への攻撃を阻止し続けました。デラーズ軍のときもハイゴッグで同じように阻止してます。
戦術面ではヒットアンド・アウェイによる敵の誘い出しと補給線の維持、敵補給線の寸断。可能な限り包囲殲滅、といったところです。敵さん、結構逃げるんで。

オススメユニットは指揮官機ならG-X、ゼク・ツヴァイ、バイアラン、プロトタイプグフ、イフリート(通常型)、ジョニーライデン専用R2ザクとかですね。

.. 2009年09月03日 08:10   No.585008

■--あえて新規スレで。
++ 多足          

戦争話の続きです。今回は戦時国際法のお話。
といっても、正直法律、条約関連は条文が難解な言語で書かれてて判りにくいし、専門的に学んだことも無いんで表面を撫でる程度しか触れることが出来ないんですが。というか、多分に勘違いが含まれてそうな部分なんで、その都度指摘していただけるとありがたい。

「ちょっと中断してたけど」というタイトルのスレでは、「戦争ってのは外交交渉の一つ」って共通認識を得ることが出来たと思います。
さて、交渉にはルールってものがあります。そして、戦争にもルールがあるのです。紀元前の戦争の記録をちょっと見ても、「軍使」「停戦」「捕虜」「降伏」などなど、明らかに交戦当事者双方の合意による事象があります。例えば以上挙げた言葉は、猛獣相手には通用しないでしょ? 戦争、という武力を用いて互いが殺しあう状況においても、ある程度のルールってのが昔からあった、ということです。
しかしまあ、これらは結構「暗黙の了解」、「通例」だったりするわけで、かなり曖昧な話です。
19世紀になり、これを明確に示したものが生まれます。ハーグ陸戦条約です。
ttp://www4.ocn.ne.jp/~tishiki/hagurikusen.html
↑のサイトの解説は解り易いと思います、時々疑問符の付く部分もありますが。
簡単に言えば、戦争で誰が戦い、誰を攻撃してはいけないかを定め、特定の戦術を禁止したりしてます。
ヘンな言い方かもしれませんが、「戦争による被害」の規模を、なんとか抑えるようにしないと国家が機能しなくなるまで破壊しつくされる可能性がある、と考えたんでしょうね。なら戦争するなって話ですが、「相手の要求に対し譲れないライン」ってのはあるわけでして。「懸案事項の解決手段」として行使してしまうわけですよ、武力を。

でまあ、他にもジュネーブ条約とかいろいろ国際法ってのはあります。戦時意外でも。じゃあそれらは遵守されているのか?
自分の考えだと、「自らが不利益を被る範囲意外なら、守る」ってのが実情だと思うんですよ。つまり、厳密に国際法を守った結果、自分達がなんか損するんじゃないか、と思ったらもう、そんな法律守らない。こんな具合じゃないかなー。
米軍が日本の都市を無差別爆撃しましたが、あれは明確に国際法違反です。ジュネーブ諸条約の、文民の保護に関する項目にひっかかるでしょ、どう考えても。
しかし、仮に都市爆撃をしなかったら? 日本の工業ってのは中小企業に支えられてて、町工場をいちいち精密爆撃なんて、無茶苦茶手間がかかる。だから、町工場を市街地ごと一気に焼き払う。
しかし、「総力戦とは国家国民全てが戦争目的遂行のために一丸となるものである。そこに非戦闘員などいない」なんてステキに頭の沸いた解釈により、アメリカは都市爆撃を正当化していますね。法の精神を全然理解してないんじゃなかろーかと。
あとまあ、ハーグ陸戦条約にあるみたいに「敵に必要以上の苦痛を与える事は禁止」みたいに、条文自体が結構曖昧なわけで。相手の命を奪わず、重傷を負わせる対人地雷は「必要以上の苦痛を与える兵器なのか?」ってなると… 結構意見分かれるでしょうし。

まあそんな感じで、ルールは結構曖昧ですなあ。
.. 2009年08月31日 14:39   No.584001

++ 多足       
さらに軍隊内部の末端、兵士たちにとってこのルールはどうなのか?
交戦時の規則として常日頃よりしっかりと教育し、兵士一人一人がそれを遵守するよう、指揮官がしっかり責任を持たなければならないハズです。末端の兵士が違反するなら、それを隊長が咎めないといけないし、責任を負わないといけない。そのルールに従い、相手国の兵士と「武力を用いた交渉」を行うようにせにゃならんのですが…
まあ、徹底するのは無理ですね。
十分に国際法を叩き込まれた兵士であっても、自分の命が危険にさらされるストレスの中、ルール守り続けるなんて無理でしょ。意図的にルールを破ることもあるし、意図はしてなかったけど誤ってルールを破ってしまうこともある。
ハーグ陸戦条約違反の略奪や強姦を行うことで、ストレスを解消するってことも有り得る、というかそんなの当たり前。特に戦時に徴用された兵士なんか、いちいちそんなルール教え込まれないでしょ。逆に、即戦力とするために「殺せ! 犯せ! 奪え!」ってけしかけたりするし。
兵士に略奪を禁じたら、士気が下がる。じゃあ、士気を鼓舞する別の方法が必要。 → そんな面倒なことに時間も金も割きたくない → じゃあ略奪には目をつぶるか。
とまあ、こんな具合で「自らが不利益を被る範囲意内だから、あえて無視」ってなるわけで。

以上は末端の兵士の行動に責任を持つ、指揮官の話ですね。末端の兵士はまあ、アレだ、そりゃルール破るよ。命かかってるんだから。
で、軍人ではない民間人にとって国際法はどうなのか? 当然、民間人もこれを守らないといかんのです。非正規戦闘員は違法です。なぜなら、戦闘員と民間人の区別がなくなると、軍隊としては民間人に対しても攻撃を躊躇ってられなくなるから。
また、軍人が行う行為が合法なのか、違法なのか、判断するためにも民間人も国際法を知らなければならんハズです。「鬼畜米英がきたら、皆殺しにされる」と思い込んだ日本人が集団自決した背景には、彼らが国際法ってものを知らなかった、知らされていなかったという点があります。その責任は、彼らに国際的なルールを教えなかった政府にもあるのでは? と思う次第。
でまあ、困ったことに実際米兵に降伏して殺された民間人もいるんでしょうってこと。でも判断材料は必要だよね?

.. 2009年08月31日 15:03   No.584002
++ カン       
強姦、略奪オッケーって、ソビエト赤軍マンセーですか(笑)やっぱり強姦、略奪は駄目でしょう。非戦闘員に対する人権蹂躙ですよ。ハーグ陸戦条約でも禁止してますし、やられた方はたまらないと思います…まあ赤軍だけでなく中国で日本兵、ベトナムや日本で米兵による人権蹂躙は行なわれた訳ですが。また、制止した指揮官が後ろから味方に撃たれたこともあったようです(日本についてはモーニング掲載のマンガ、アメリカについては小説版フルメタがソースw)。
冗談は置いておくとしても、現代の軍隊で民間人虐待はありえないと思います。しかし一方では民間人とテロリストの区別ができなくなっていたり、アフリカでは民兵による非人道的行為が行なわれていたりしますが…

無差別爆撃が戦争犯罪ということについては激しく同意です。戦勝国だから裁かれていないということなんでしょうね。カーチス・ルメイ許せん…叙勲はもっと許せん…

.. 2009年08月31日 22:42   No.584003
++ 多足       
うん、強姦略奪の類は、はっきりと禁止されてるんですよ。それはハーグ以前の時代でも、同義的に云々で非難の的になってたわけで。
ところがまあ、前線で戦う兵士にとって、強姦略奪は「ご褒美」なんで、これを完全に無くすのは困難というか不可能でしょう。報復による士気の維持、ということで「捕虜を取るな」って命令を出す場合もあるし。
はっきり言って、強姦略奪などの不法行為は、あらゆる時代のあらゆる軍隊が行っていると考えた方がいいです。ソース云々関係なく。戦時国際法は、とにかく破られるものです。
しかし、国際法が有ると無いとでは大違い。非道な行為を非難する根拠にもなるし、国際法を盾に非戦闘員の権利を主張できますから。
それが聞き入れられるか否かは残念ながらその現場次第ですが、国際法が無いと「泣き寝入り」しか選択肢が無くなります。守るべき理念として、重要になってくるわけです。

.. 2009年09月01日 08:32   No.584004
++ つかじ       
>協力が得られなかった
僕は一連の軍隊戦争話は敢て参加しませんでした。理由=知識に自信無かった・自分の感情論入ると嫌だったから。

>戦時条約(ルール)
「戦争駄目・非人道的行為駄目」ってのは、日常生活であれば誰しも思う物。でも、一たび戦地に赴けばたちまち「理想論」へ変わるのでしょうね。極度の緊張と混乱で「守る・守らせる余裕」が無いし、「相手もも守ってくれるとは限らない」から。

>守らせる為には
当然の事ながら、勉強・訓練させるしかないのでしょうね。この点最近の西側諸国は力を入れているとは思いますが、やはり戦闘が長期化するとそれも破られる傾向が強いですね。

ある意味では、野戦憲兵等も守らせる側ですがどうしたって手が足りないだろうし、場合によっては破る側にもなる。なら手段としては戦場報道等を積極的に受け入れるのも一つの手段かも?

<守られなかった悪い例
>赤軍蛮行
調べれば調べる程嫌な記録ばかり目が付く。しかもそれが国家主導(て言うか髭親父の命令)で行われている点です。しかも、頃合い見て「犯人達」を処刑して「赤軍綱紀粛正してるよ?」と来るから恐れ入る。

>インドシナ戦争・ベトナム戦争
ここ近年の戦争では最も悲惨さが漂う戦争では無いでしょうか?略奪・暴行・虐殺は当たり前状態。以前紹介した「ソンミ村事件(米兵)」・「ミーチャック村虐殺(仏兵)」なんかは特に酷いでしょうね。

.. 2009年09月01日 10:59   No.584005
++ イマダ・ナナシ       
 一応、専門的見地から言うと、ハーグ以前の時代から略奪強姦が道義的にみて拒絶されるものかというと、ヨーロッパの場合は結構微妙。
 多足さんが、どのあたりの時代までをさして「ハーグ以前」としてるかはちょっとわからないけど、だいたい近世までは、ヨーロッパでは敵の略奪強姦は道徳的見地から推奨されてたからw
(ただし、無垢な農民や市民から略奪するのは禁止)

 というのは、正義の(合法的な)戦争論という思想と関わりがあって、この思想の下では、敵って人間として見なされてないw
 非キリスト教徒(異端派やイスラムやインディオ等の原住民)の場合は、神の敵。同じヨーロッパのキリスト教国の場合でも、正当な理由(主に損害賠償請求)によって引き起こされた戦争の場合、敵軍は、正当な権利の遂行を妨げる平和の敵だから。
 で、略奪ってのは所有権の侵害であり、また、強姦や殺人は生存権(他に適当な言葉が思いつかん)の侵害…なんだけど、教会法学の考え方じゃこれらの権利は、神から与えられたもの。神の敵である異教徒や、神が望んでおられる平和を乱した平和の敵にそれらの権利があるわけない。
 いわば、敵はたまたま人間の形をしている獣であって、当然、獣が所有権を保有してるわけはない。したがって、敵(獣)の所有物を奪っても略奪じゃない。おなじく、獣を殺しても殺人ではないw
 さらにいえば、神のお望みは、「神の平和」を乱す獣(敵)を地上から駆除することだと言うことで、「敵」と「敵の助力者(すなわち、敵の領地に住む住民。彼らは、敵に税金を納めて敵の力を助けている存在)」からは、奪え、殺せ、犯せ、ヒャッハーなわけです。

 「敵(獣)」からの暴行略奪が道義的に許されないものという理論が主流になっていったのは、『人は生まれながらにして人としての権利を持ち、それは決して奪われることがない』っていう近代の自然権思想がうまれてきた17〜18世紀からぐらい。

 あと、略奪を許容した理由の一つは、近世ヨーロッパ(30年戦争あたり)まで、ヨーロッパの軍隊の主力って傭兵だったって言うの。
 これは、略奪品はボーナス扱いだったんで、兵士の士気の維持目的と言うのもあるんだけど、それよりも、雇い主の君主の側の懐事情が原因。たいていの場合、契約金を現金で用意できなかったんで、略奪に「合法」とお墨付きを与えることで、将来のボーナスに含みを持たせるしかなかった。

 あと、ヨーロッパじゃ略奪品は、略奪した兵士のものにならなかったです。傭兵契約の時、契約書に、「合法にするけど、略奪品の3分の1は雇い主である君主の分で、3分の1は傭兵隊をひきいた隊長の分で、残りの3分の1が略奪した兵士の分」って契約慣行ができあがってたので。これが、各国が17世紀から18世紀にかけて、常備軍を組織し始めるときに、各国軍隊の軍法に取り入れられて、「略奪は隊長が許可すれば合法。ただし、その3分の1は国庫に入れること」という軍法ができあがってたり。
 ナポレオン戦争期まで、この手の軍法は、各国陸軍に残ってたみたい。

 略奪が違法かつ道義的に許されなくなるのは、各国でまともに給料が支払われる国民軍が成立して、ナポレオン戦争の戦禍が国土と国庫に与えた影響にの陰おびえ、人権思想が流布した19世紀中葉ぐらいからだと。
 ハーグの意義は、この辺は、多足さんも認めてますが、「敵も人間」という「新しい」理論を国際法として成文化しようとしたところです。ヨーロッパの文化じゃ、「平和の敵とみなされた敵は、人間扱いしない」という思想のほうが伝統的という、指摘でした。

.. 2009年09月01日 19:30   No.584006
++ カン       
つかじ様、イマダ・ナナシ様の意見を拝見することができて、とてもうれしいです!少し舞い上がっています(笑)

将来自衛隊が戦地に行ったとして、戦場のストレスから強姦・略奪をするとは思えないんですが…先進国の軍隊についても同じ印象を持っていますが、甘いでしょうか?ロシアはわかりませんが(笑)。米軍にしても占領政策に悪影響しか与えないから、イラクやアフガンで表立ってはやっていないのではないでしょうか。中には悪いヤツもいるはずなので、全く起こっていないとは考えられませんが。

ソンミ村虐殺は聞いたことがあったんですが、ミーチャック村虐殺は知りませんでした。有色人種の人権が世界で認められるようになったのは戦後しばらくしてかららしいので、当時のフランス兵ならやりかねないと思いました。個人的にフランスは大嫌いです。ドイツに祖国を占領された経験があるのにインドシナ他の植民地を手放そうとしなかったからです。まあ幼稚な正義感かも知れませんが。
以前つかじ様が人種差別について少し触れていたことがあったんですが、話を続けられずにすみませんでした。たしかに人種的偏見も原爆投下や無差別爆撃に影響しているのでしょう。真珠湾攻撃前にも、劣等人種がアメリカを攻撃できる訳が無い、という見方も存在したらしいです。黒人、ネイティブアメリカンの人権が尊重されはじめたのも世界大戦に協力したことがきっかけらしいですし、その後もながらく差別は厳然と存在。MTVには黒人を映さないという暗黙のルールがあったとのこと(それを打ち破ったのはかのマイケルジャクソン)。
…世界の現状を正視すると、めまいを感じることがあります(普段いかに正視していないかということの証左とも言えます)。今まさにめまいを感じています。現在の日本の平和は何とありがたいのでしょう。この平和が先人の尊い犠牲の上に成り立っていることについて、しばし考えさせてください。

.. 2009年09月01日 23:08   No.584007
++ 多足       
ハーグ以前については、ナナシ氏の指摘どおりでございます。実際、ヨーロッパでの傭兵戦争をどう考えるか悩んだんだけども、例えば三国志の時代とかベン・ハーの時代とかでもまあ、正々堂々と勝負しろみたいな話聞くんで、その辺踏まえてって思ったんだけど、正直手に余ってましたw
ハーグ以前でも、非戦闘員への配慮ってのがある程度はあった、という話ってことにしてください。

さて、先進国の軍隊が略奪や強姦などの不法行為、道義にもとる行為をするか否か。
答えは簡単、してます。
沖縄でしょっちゅう米兵がらみの事件が起きてるでしょ? 平時でこれなんだから、戦時は言うに及ばず、でしょ。
ただこれは、単純に兵士のモラルの問題だけでは無いってこと。「極度のストレス」ってのを考えてみましょう。
例えば海外に駐屯してる時に、地元住民に紛れたゲリラから爆弾使った攻撃を受けたとする。その結果、仲間に死傷者が出た、自分も命の危険にさらされた。そんなことがあった後に、地元住民をどう見れるか。地元住民の行動に、冷静に対処し続けられるか。同じような攻撃を受け続ければ、当然報復を考えるようになるでしょう。それが自衛隊であっても。

フランス。
と、いうことはやっぱオランダも嫌いですか? インドネシアで同じように振舞ってましたが。

.. 2009年09月02日 07:51   No.584008
++ つかじ       
イマダさんの「傭兵の略奪は合法」話は聞いた事ありますね。

それに似た事柄は戦国日本でも起こってますね。特に有名なのが信長さんかな?敢て現地で略奪・暴行を起させて「今の相手や次の相手に恐怖心を植え付ける」戦法として。
中国で言う所の「一人を殺して百人に警告を与える」的な部分。

戦国時代の場合は、この手の事はしょっちゅう行われてたけど、信長の場合は手段として使用。要は「汚〇は消毒だーヒャッハー」状態ですね。かと思えば京都では、一銭切等の有効策も展開する意味分からん人だww

但し、この「意図的な行動」の場合は。主に農民が足軽として参加するので、大名家の報酬だけでは足りなかったり、不満を和らげる目的(つまり、許すから働けよの意)で実行させる場合が有りますね。

また宗教の違い関連で言えば。オスマントルコ軍が「教会で修道女を襲って居る」有名な絵が有りますね。コレは本来の意味では「神に対する冒涜・野蛮野郎共」として書かれて居ますが、当時のトルコ軍の非道さも表しても居ますね。

やはり、現地に置いての略奪・暴行を組織で行った場合。一種の「ガス抜き(ストレス解消)」「報酬」として使われたと言う事ですね。

個人としては、こう言った行為を防ぐには人間の心の部分をどうにかしないとならないし、第三者の目(要は監視)が必要と思います。
すいません、こんな事しか思い浮かびません。

.. 2009年09月02日 17:18   No.584009
++ カン       
え、米兵はアフガンやイラクで北斗の拳の悪役のようなことをやっているんですか?民間警備会社が相当ひどいことをしている、という新聞記事は見たことがありましたが…それじゃあ、自爆テロとかされてもしかたないと思いますが、ちょっと信じられません。ていうか、自分がアフガンやイラクの国民だったら絶対自爆テロしますよ。このあと、ググって見たいと思いますが…

イマダ・ナナシ様の知識はすごいと思います。近世以前の軍隊にはモラルなんてなかったんですね。戦国時代の農民兵は狼藉を働き過ぎるので大名も手を焼いていたらしい、というのは目にしたことがあったんですが。基本的人権なんてものができてからたかだか100年程度、有色人種にも認められるようになって50年くらいでしょうか。それまでは力を持つ者がやりたい放題だった訳ですね。考えてみれば戦前日本の選挙権は金持ちの成人男性にしか認められていなかったし、今はある意味夢のような状態だと思います。

宗教の信者は無心論者が一番嫌いと読んだことがありますが、異教徒は獣ですか、いやはや。宗教戦争は互いが正義を振りかざすどうしようもないものだと思います(「宗教」がなくても同じ?)。自分は魔女狩り・免罪符のキリスト教も嫌いだし、一夫多妻・コーラン盲信のイスラム教も嫌いです。ちなみにユダヤもヒンズーも葬式仏教も国家神道も嫌いです(笑)原始的な神道は許容できるので、鹿島神宮に初詣には行ってますが。
イスラム教徒はだまされていると思います。彼らの天国は一人当たり10人くらいの処女があてがわれて、やりたい放題だと読んだことがあります。死後の世界を信じた若者が自爆テロをするんだとか。でもって現世では金持ちが一夫多妻。なんか間違ってないでしょうか?…こんなことを書いてテロにあわないかな(笑)

なんか好き勝手書き込んでしまってすみません。つかじ様、自分も知識なんて皆無ですよ(笑)

.. 2009年09月02日 22:07   No.584010
++ 多足       
イラクの米兵が北斗の拳みたいかってーと、それはまあ短絡的な見解になってしまいますが。先進国の軍隊である米兵は、交戦規定がしっかりしてるし、その教育にも熱心です。かなり軍規がしっかりした軍隊と言えます。
が、しかし。全員がそうなのか? となると、そりゃ人の集まりなんだからダメなヤツも出てくるわけでして。民間軍事委託会社の件は顕著ですが、当然正規の米兵も悪さをしてます。
問題は、軍人がやる「悪さ」の程度。銃を持ち、肉体的にも十分訓練を受けた者達がすることです。ただ歩いてるだけでも威圧的な連中が、わがままを通そうとしたら、どうなるか? 想像に難く無いですよね?
でまあ、軍隊という組織は、武力を持つという性格上、その規律というものが一般的な組織以上に求められないといけないのです。動いた影響ってのが非常に大きいので。軍隊を動かすことの責任を、誰がどう取るか。上に立つものの責任ってのが、非常に大きい組織です。
つまり、末端の兵士が略奪するなら、その責任は現場指揮官にあり、さらにその指揮官の直属の兵団の長、さらには国家中枢にまでおよぶ責任なわけです。
ところがまあ、イラクのアブグレイブ収容所で起きた虐待事件の結果見ると… 米軍は末端の兵士を処罰し、大統領が「あいつら許せんよね」とか言っておしまい。なんかおかしいだろ、それは。

宗教論に関しては、ちょっと話がそれまくるんで最小限にとどめておきましょう。
軍規とその教育って問題ですが、結局その行き着くところはモラルの話になります。ただ、モラルってのの基準が、人類共通では無い。その基準に一番なりやすいのが宗教であり、それによって差異が生じるってことです。

さて、次回は「不正規戦闘」というものに触れていきたいと思います。先は長い、のかな? っつーかどこまで行けば終わり、とか見えなくなってきた(爆)

.. 2009年09月03日 07:56   No.584011

■--スパイ防止法が危険な訳……。
++ HINAKA          

確認画面

HINAKAです。

カン様

とりあえず、審議中あるいは審議未了のまま解散によって、一時的に廃案になったものの中から、個人的に困る!と思う法案を、上げておきます。

1.スパイ防止法。
2.人権保護法。
3.児童ポルノ防止法。

これらは、どれもその名を聞くだけならば、「あっても良いんじゃないか?いや、あるべきだ!」と言う法案です。確かに、タイトルの文字通りの主旨からするればその通りなんですが、では中身となると?

1.スパイ防止法案。この3つの中では現在も最も、成立の可能性が低い法案だと思います。
その最大の理由は、現在の縦割り行政と官僚機構を、横跨ぎにする規制・管理・監視・監督・調査・捜査の権限を持つ、強力な組織などどの公官庁も欲しくはないはずです。
そして、もしそのような組織が出来たならば、余程大きな権限を与えない限り、存在意味が有りません。そしてそのその組織を牛耳る立場の人間は、絶大な権力を持つ事になります。かつての行政改革推進委員会の、二の舞になるのだけは、何処も避けたいと思います。

2.人権保護法。
この法律の主旨に反対する人は、まずいないでしょう?ですが、現在その法律の主旨に上がっているのは、特定個人団体(官民問わず)の誹謗中傷の密告や告げ口の受付窓口化。
同時に、調査権も捜査権もないのに、裁判所を通さずに何処にでも侵入し、何でも閲覧できる。簡単に言えば、本人はもちろん誰の許可も必要なく、人の日記を読む事が出来てし舞う。
そしてこれが最大の問題ですが、これを扱う機関の構成員人数その他、一切が秘密です。当然その内容が間違っていても、担当者は処罰されません。疑わしきは調査を!これが、現在の人権法の事態です。
特に最近は、「マスコミに変わって、情報を一般庶民に流すインターネットの規制が、目的になりつつある」そうで。
ここのように、体制批判的な事や軍事の在り方について、好き勝手に書き込む掲示板などは、『不適切』の一言で廃止!とも、なりかねません。さらに、これがまた治安関係機関の巨大な天下りの温床と化する事は、目に見えています。

3.児童ポルノ禁止法改正案。この件は、特別関心がありますので、詳しく選り分かり易い記事を、御紹介していますので、拙ブログからそちらへ飛んで下さい。

*ttp://aonow.blog.so-net.ne.jp/2009-07-02

先頭のhは、念の為に削除させていただきます。
そして何よりの問題は、被害者の存在しない、創造物(アニメやマンガ・ゲームのキャラクター)までも、現在のところ規制の対象にしている事です。これも現在の、東京都や各地方自治体で行われている「青少年育成条例検討委員会」と同じで、委員の数や身元は不明ですが、主に教育や公安関係者の、天下り先と言われています。

要は、何か法律を作ると、べらぼうなお金と人員が必要なクセに、実行力の有無が分かり難い!という、共通した問題とそもそもの主旨と、実際の運営・執行の乖離が、最初から見えている事です。

それよりも、既成の法律や機関をもっと充実させて(予算も人手もかけて、法律の不足や曖昧さを補強して)、運営した方がどれだけましだかわかりません。
少なくとも、100世帯からの生活保護世帯を、市の担当者が1人で受け持つ現状では、新しい法律や機関どころではないと、思います。

それでは、無事に投票が済む事を願って、今回は以上です。
.. 2009年08月30日 05:12   No.583001

++ 多足       
スパイ防止法に関しての「強力な組織などどの公官庁も欲しくはない」に妙に受けてしまったw
いやまったく、その通りでしょうな。
例えばアメリカのNSAなんかは、結構最近までその存在を否定し続けてたんだけども、公然の秘になってきてもうええわ、という感じに存在が認められたわけですが。そんな組織が必要なのかもしれませんね。こんなこと言うと「監視社会だ!」って反発受けますが。だから、バランスの問題なんだってば。

法律の名前は、なんか「良さそう」って思わせるけども、その内容は書式のせいもあって結局何を認め、何を禁止するのかよくわからない。専門家が、恣意的に運用できるってのが最も問題となる点です。

ロリ禁法に関しては、ネットでの動き見てても「規制」ってものへの関心がわかります。
まず、イギリスで日本の陵辱エロゲが批判された時。日本で陵辱エロゲ規制しようって動きになりましたね。でも、エロゲやってる日本人でも、純愛系好きな人が「俺らには影響無いからいいや。オレ、陵辱ゲーム嫌いだし」って言ってたわけよ。ところが、倫理機構が出した答えは純愛ゲームにも非常に影響が大きいもの。
また、最近画像まとめサイトで、脳姦画像なるものをまとめたものを見ました。要は、女の子の脳みそにチ○コぶっ刺してる画像。自分にはさっぱり理解出来ない嗜好なんですが、需要もあるんですよね、ああいうの。
で、そこでのコメントの大勢は「これは規制されるべきレベル」って感じ。でもさあ、これだって二次画像なわけで、被害者は居ないよね? そして、需要はある。

つまりアレだ、規制ってものは、「自分に影響が無い」と思ったらそれで無関心になるってこと。ところが、法律ってのは結構拡大解釈、恣意解釈されるんで、思わぬところで自分にも火の粉がかかる。
やっぱり、法律の文面はもっと具体的にしないといけないと思うわけです。

.. 2009年08月30日 07:30   No.583002
++ つかじ       
>児ポ法
これも正直曖昧。では若くから活躍する事が多い芸能人。そのU-15辺りが、メディアで水着を披露したらもう児ポ法違反?ともなりかねないのが困り物。

>ゲーム規制
前回そのゲーム話を振った人間としては「興味無いんで」の一言でブった切られたので、その後をちゃんと報告する事が出来なかったので一応報告だけは入れておく(一応話振った責任果たさせて貰う)。

件のゲームが英国で販売後騒動に発展した背景は。日本で言う所の「18歳未満は駄目」って規制もせずに適当に売ったから。それゆえ騒がれた挙句に問題化までしたので有って、本来それ自体は日本の問題でも文化の問題でも無い!

そして、その事実を「何時もの様に無視し」し、これ幸いとばかりに報道(みのもんた)が騒ぎ立てたのが事の顛末!と言う話があの後判明したので書きたかった。

んで、(色々な)規制についてですが。人間ってのは欲深い物で、「駄目」と言われれば余計に興味を引く。何でもかんでも「駄目×3」と言ってばかり居ると、本当にストレスで頭が可笑しくなるのと、社会体制が息詰まる事でしょうね。

また、その駄目の反動で本当にアホな犯罪を犯してくれる奴が出ると(意外と本当に反動で犯罪する奴居るので)、マスコミが「ホラ見ろ。あいつ等は可笑しい奴なんだ」と騒ぎ立つと言う悪循環にもなる。ホント規制(ルール)作りは大変。

(ここからは、あくまでも個人の話ね)
ただ、個人的に思う事が一つ。風俗なりAVなり、エロ関係の規制を声高に叫ぶのって主に女性議員とかでしょ?謳い文句が「女を性の捌け口としか見て無い」とかw納得済みで働く女性は、その規制に賛成するのだろうか?

じゃー男側が女性側に迷惑を被った場合の規制が遅れているのは、一体何故何であり、どうして声を上げてくれないのしょうね?と、ちょっと疑問が湧いて見ました。(単なる戯言です、議論する積りはないです)

.. 2009年08月30日 12:25   No.583003
++ 多足       
エロゲの件は、「規制に対する興味の示し方」の一例のつもりでしかなかったんですが。
.. 2009年08月31日 07:37   No.583004
++ カン       
HINAKA様>
指名されていたのに返信が遅くなり申し訳ありません。
URLを見てきましたが…あれは葉梨がダメダメなだけですよ(笑)自分の地元の衆院議員だったんですが、今回の選挙でタダの人になりましたw未成年のヌードが全面的に駄目というなら、過去の映画のいくつかも駄目ということになります。芸術とポルノの線引きが難しい以上、規制強化は無意味な気がします。むしろ性犯罪者の取り締まり強化をすべきでしょう。アメリカでやっているという、GPSをつけるなんてのは個人的に大賛成です。

スパイ防止法とか人権保護法(人権擁護法?)は、理念はわかるんですが権力側の露骨な考えが見え透いて、非常に嫌なものにすり替わっていると感じます。内部告発は許さん、とか行き過ぎた取材は許さん、とか。

つかじ様>
一年くらい前でしたっけ、リアル性奴隷にしようと思い監禁した女性を殺してしまった事件があったのは。ああいうのを見ると、あまりヒドいエロゲは取り締まった方が良いような気もしますが…まあ、昔から凶悪な事件はあるわけですし、個人的には一罰百改、情状酌量の余地がない殺人犯は一律死刑(楽に殺さず獄門クラスの残虐なヤツ)にしてしまえば、妄想から踏み出す者も減るんじゃないかと思うんですが…

終了レスかな、とは思いましたが、ご容赦を…

.. 2009年08月31日 22:13   No.583005
++ 多足       
規制にしろ人権擁護法にしろ防諜法にしろ、なんかこう、解釈しだいでどーとでもってのがイヤ。
あと明確な根拠も示さず○○は犯罪を誘発してるって論調で規制強化もイヤ。安直な感情論なんで。
ttp://homepage3.nifty.com/hirorin/loli03.htm
↑みたいな犯罪数の推移見ても、求めたい結論次第でグラフの読み取り方は変わる。結局、声の大きな感情論が支持される風潮が、何よりもイヤ。

.. 2009年09月01日 07:57   No.583006

■--もうええわ
++ 多足          

戦争話続けようと思ったけど、そんな流れじゃなくなったからもうええわ。
.. 2009年08月28日 20:43   No.582001

++ カン       
自分とイマダ・ナナシ様しか絡んでいないのが残念なところです。投げ入れる火種の準備はあったんですが(自衛隊は憲法違反かとか)。
.. 2009年08月29日 22:48   No.582002
++ 多足       
長文書くのは、なんや言っても時間も気力もかかるわけでして。
そんなことより硫黄島が!
そんなことよりハイドリヒが!
そんなことより秋葉原が!
そんなことより選挙が!
そんなことよりスパイ法が!
って流れに気が抜けたというか嫌気が刺したというか、ただそれだけのことでございます。

.. 2009年08月30日 07:37   No.582003
++ つかじ       
一応念の為に聞いて置きたいのですが。
ソレってつまり僕の話の運びが悪いんだよ!と言われてるのだろうか?(汗)
(あくまでも、そうなのかな?と言う事で有って文句言ってるのでは無いけど、もしそうだとしたらちょっと納得行かないのだけどw)

.. 2009年08月30日 12:02   No.582004
++ 多足       
ただ基礎的な話がしたかった。でもそれは長くなる。という風に前置きをしたけども、協力が得られなかった、というだけの話です。
.. 2009年08月31日 07:32   No.582005

■--ちょっと中断してたけど
++ 多足          

軍隊のお話を再開しようかなあ、と。そろそろ「戦争」というものを考えて見ましょうか。
「戦争」とは。複数の国家間の懸案事項を、武力をもって解決しようと試みる状態、です。
国家間の懸案事項とは。A,B二国で例を挙げて考えてみましょう。単純に領土の帰属の問題だったり、A国内でB国と同じ民族が差別されてるとかだったり、B国内でA国の企業が不当な扱いを受けてる、だったり。
問題が発生すると、まずは話し合いです。この場合、しばしば第三国に仲介もちかけたり、「ウチの主張の方が正しいから、アッチを非難してよ」って他所を巻き込んだりします。外交努力ってやつですな。話合いでこちらの意見が通らなかった場合、各国と連携して非難決議とか出してみる。さらに経済制裁なんかやってみて揺さぶりをかける。それでも効果なかったら、「ウチの軍隊と喧嘩したら大怪我するぜ?」ってメッセージを送るため、大規模な軍事演習をしたり国境付近に部隊を駐屯させて示威行為をしたりする。さらに資産の凍結、外交官の撤退、入国規制など、具体的な行動で揺さぶりをかけ、その中でも交渉は続くわけです。
で、これらの段階を経ても互いに妥結できない場合… 実際に武力を用いて相手を黙らせる。それが戦争です。この際、「武力を用いる担当部署」ってのが「軍隊」。
戦争とは外交の一端であり、「武力を用いた外交努力」でもあるわけです。上記の段階を踏まえずにいきなりドカーンってこともあるし、さらに多くの段階を踏んだ末ドカーンってこともあります。
しかし、結局のところ「相手国にウチの要求を呑ませるため」の、目的のある外交であることには変わりがありません。
「お前の国の領土が欲しい」って要求に対して、「ダメだって! 他所あたってってば!」って要求を通す。これが防衛戦争ですな。

重要なのは、「戦争」とはルール無用の殺し合い、ではなく「交渉」である、ということ。何度も繰り返しますが、「戦場」はまた別の話です。
国家間の交渉であるため、一定のルール、不文律としてのルールなどが存在する、外交活動なのです。
外交交渉をする上で、実際に刃をふりかざし、盾を構え受け止めるのが軍隊。国家の中のお役所である軍隊、ってのはこういうこと。

以上が、一般的な戦争です。ここまでよろしいでしょうか?
.. 2009年08月28日 13:05   No.580001

++ カン       
遅くなってしまいましたが、レスさせていただきます。
「戦争は外交交渉の一種」について、異論ありません。
太平洋戦争について市立図書館で文献を2冊程あたってみたんですが、開戦の理由を自分なりにまとめてみると日中戦争→米英の干渉→日本の拒否→石油の対日禁輸→日米交渉の行き詰まり→事態の打開のために米国攻撃、だったようです。まさに外交の行き着くところと言えるかと。

少し脇にそれるかも知れませんが、外務省の失態は目を覆わしむる物だったそうで。外交用の暗号が解読されていたために事前に情報がだだ漏れ、交渉の態を成していなかったとか。交渉打ち切りの最後通牒遅延についても、やはりヒド過ぎる状況だったようです。いつか報告したいと思ってます。

戦争が起きる原因として、若年男性が人口に占める割合があげられるという説があるとか(M新聞の書評に取り上げられていた本の説とのこと。これについても今後調べたいと思っています)。

どこかで読んだ「軍隊とは国家の持つ暴力装置」との認識が自分の中で強くなっているんですが、「国家」とか「軍隊」とか大きく括った場合、そこには人間味のかけらも無くなってしまうような気がします。戦争のルールも、戦局が泥沼化すれば守られなくなるのかな、と。無差別爆撃しかり、原子爆弾しかり。「戦争に勝つため」なら何でもあり、になってしまうのは、自分は嫌いですが(また甘いでしょうか)。

.. 2009年08月29日 22:39   No.580002
++ 多足       
太平洋戦争開戦に至る流れは、ホント外交交渉の行き詰まりですから、例として判り易いです。ただ、当時の帝国主義の時代、アメリカが日本に何を求めていたのか? 資料を読み解けば読み解くほど、日本の無力化、属国化を狙っていたように感じますね。そりゃまあ、日本も開戦って意見にもなるわと。結果だけ見れば、戦争した結果属国に。でも開戦を避け続けてたとしても、結局属国になってた気もしますがw この辺の解釈はかなり意見が分かれるでしょうねえ。ややこしいので、ちょっと置いといて話を進めましょう。

国家、軍隊という括りだと、非常に人間味の無いものであるってのはまったくもってその通りです。しかし、末端の人情ってものを置いて話をちょっと進めないと、後々ややこしくなるんで。戦争のルールがどのレベルで尊重され、どこで破られるかという話も、そろそろやっていきましょう。結論を急ぐ必要は、ありませんから。

.. 2009年08月30日 07:57   No.580003

■--イマダ・ナナシ様への返信など
++ カン          

はじめまして、今後ともよろしくお願いします。こちらにお邪魔したばかりのころに、お見かけしたような気もしますが(笑)
自分の心得違いを指摘していただき、ありがとうございます。ユーモアを交えた文章には感服しました(少し吹いてしまった箇所がありますw)。やはり自分は素人であるということを、あらためて認識しました。戦争論は10年以上前、文庫本の上巻を読みかけたんですが理解できず、そのままになっている次第…やはり自分には脳力が足りない(泣)
「軍隊」と言ったとき、ゲリラや民兵、私兵なんかも考えてしまったんですが正規軍に限定すればよかったんですね。それでもダメダメだったかも知れませんが…今後は別スレに参加できれば良いなあと思っています。

ジャミトフ軍で人類滅亡エンディング見ました。あまり良い物ではありませんでした(笑)ジャミトフ軍で史実・グッド・バッドの3エンディングと人類滅亡エンディングを見たんですが、3シナリオクリアで出現するはずのシャア・ネオジオンが出ません。途中になっているシロッコ軍をクリアして、報告できればと思います。

硫黄島2部作ですが、近所(車で行く距離w)のレンタルビデオ店で戦争映画フェアにつき各1500円で売ってました。迷いましたが旅行を控えているので保留することに。フェアが終わって後悔しなければ良いのですが…
.. 2009年08月22日 14:16   No.576001

++ 多足       
ナナシ氏は自分以上に専門性の高い人なんで、非常に具体的なツッコミが出来るのです。
戦争論とかああいうものは、いきなり読んでもまず理解できないものです。「とりあえず読む」ことは出来ても、その内容を自分の言葉で説明できるか。それが出来て初めて自分の知識となるわけですから。一冊の本を読んで、物事を理解できると思わないことです。結論をあせらず、ちょっとずつ前進しましょう。それは、脳力の問題ではないのですから。
おそらくカンさんは、自分の知りたいことへの理解を一気に求めてしまったのではないでしょうか。まず一般論を押さえて、そこから例外的な事例や発展系を理解する必要があります。「軍隊」という一般論にある程度の解を見出してから、「ゲリラ、民兵」といった例外的、というか発展系の武装組織のことを考えるようにしなければ、ゲリラと軍隊の何が違って何が同じなのか、解らなくなりますから。

ギレンの野望。
たぶん、勢力の出現条件はクリアしたシナリオ数というより、クリアした勢力数に関わってくるのではないでしょうか。ちゃんとしたエンディングを見た勢力数で、次の新規追加が決まってくるのではなかろーかと。なので、ジャミトフとシロッコをクリアしただけではまだ出ないのでは?
…ああ、最近ギレン出来てないなあ。シャアのネオジオンをスタートしたいんだけど、どうも時間が。

硫黄島。
1500円なら相場でしょうね。話題作の洋画DVDは1000円〜1500円で普通に売ることが多いので。今のフェアが終わっても、またなんか理由つけて安く売ってるものです。

.. 2009年08月23日 07:50   No.576002
++ イマダ・ナナシ(そのうち、改名       
 どもーっす。ちと、仕事がらみで忙しくって、返信が遅れて、すいません。

「戦争論」
 個人的経験から言うと、昔、読んでもわからなかった本が、周辺知識なり人生経験なりの蓄積で読めるようになっていたことは、よくあります。もちろん、逆に、昔はすべてわかってたつもりなのに、全然わかってなかったことを発見したりもしますw
 ですので、もし、まだ、手元に残っていれば、第1編を読み返してみるとおもしろいかもしれませんよ。

「ゲリラ、民兵」
 あー、このあたりの概念については、アルカイダとか、国際NGO武装組織が国際紛争に関わるようになってきたせいで、解釈でもめちゃってますね。
 というのは、基本、軍隊ってのは国が持つもので、戦争は国と国との間でするものという、伝統的な議論の前提が共有できないので。
 上のレスで、多足さんが、「『軍隊』という一般論にある程度の解を見出してから、『ゲリラ、民兵』といった例外的、というか発展系の武装組織のことを考えるようにしなければ、ゲリラと軍隊の何が違って何が同じなのか、解らなくなりますから。」っつーのも、議論の前提が違うよねってことじゃないでしょうか。

.. 2009年08月26日 06:04   No.576003
++ 多足       
まあその「議論の前提」をなんとか整えたいってのが一連の戦争話の趣旨だったり。するんだけども、なんか話が巧くまとめれてなくて、ちょっと頓挫中w
.. 2009年08月27日 07:43   No.576004
++ カン       
しばらく旅行に行っていたため、返信が遅くなってすみませんでした。

戦争論>
「よし、読んでみよう」と思って本棚を漁ったんですが、出て来たのは中巻のみ(泣)もともと下巻は購入していなかったんですが、再度捜索して発見できなければ上下巻の購入を検討しようと思います。冒頭、ナポレオン戦争当時の軍事常識の記述が延々と続いたのについていけなかったのを思い出しました(この記憶も間違っているかもしれません…)。

戦争話>
文献を調べてから発言しようかな、などと考えていたんですが…新規スレに驚きました。

父親たちの星条旗>
職場近くのコンビニで、2980円のソフトを1500円で売っているのを発見しました。どちらを購入したものか悩んでいます。

.. 2009年08月29日 00:59   No.576005
++ 多足       
うーん、多分クラウゼビッツ読んでも戦争って何? って話にはつながらないんじゃないかな、と思ってます。
ttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1112589566
硬いトコロから入っても、理解は無理でしょ。もっと気楽に考えた方がいいでしょう。それこそ、漫画や映画から。そこで疑問に感じた点、わからなかった概念、単語を調べていく。ある程度それを積み重ねた上で、整理してみる方がいいんじゃないかなー、と。

DVD。
個人的には『硫黄島からの手紙』よりも『父親たちの星条旗』の方が良いと思ってますが、一般的には手紙の方が人気でしょうね。1500円なら、この先でも普通に手に入る値段だと思いますよ。

.. 2009年08月29日 08:38   No.576006
++ イマダ・ナナシ       
>戦争論
 あー、よくありますね。本が、行方不明になっちゃうのってw
 となると、うーん・・・、すでに手元にあるのならともかく、「戦争とは何か」というテーマだと、わざわざ買ってまで読み返すべき価値があるかというと、微妙なんですねw
 読みにくい訳文の上、前段階である政治が行われた後の戦争の遂行の方法論に多くの枚数が割かれてますし、ナポレオン戦争期という時代制約がありますから。
 とりあえずは、なにか、国際関係論の学部一年生向けのテキストを探して読む方が、挫折せずにすむかもしれませんw

 もし、あえて、岩波文庫にこだわるならば、カーの『危機の二十年』がおすすめかも。なぜ、戦争が発生するのかを、政治学の立場から研究した現代の古典です。

.. 2009年08月29日 09:21   No.576007
++ イマダ・ナナシ       
おぉw
考えながらとろとろレス書いている間に、多足さんのレスがw
まさに、伏兵w

.. 2009年08月29日 09:15   No.576008
++ カン       
戦争論>
やはり本棚にはありませんでした。どうやら物置にしまいこんでしまったようです。多足様紹介のURLも見てきましたが、読む意欲がさらに低下してしまいました(笑)「危機の二十年」もアマゾンで1500円弱からとのこと、どちらも図書館にあたってみようと思います。

戦争話>
きちんと理論武装してから、などと考えてしまいましたが、即応性に欠けるので今までよりも考えながら書かせていただこう、と思っています。個人的に、イマダ・ナナシ様の意見をもっとお聞きしたいと思うんですが…

.. 2009年08月29日 23:10   No.576009
++ 多足       
二人してクラウゼビッツはとりあえず置いとこうって意見になってるのがなんともw
やっぱり、解り易いトコロから入った方がいいですよ。専門書は、入門書では無いので。「判る人にしか解らない」入門書も多いですがw

.. 2009年08月30日 07:45   No.576010

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