【必読※迷惑書き込みの対処方法をまとめました。】

石原莞爾関係の掲示板

Name
Email
ホームページ
Title    
メッセージ
( タグの使用不可 )
Backcolor
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用


[ 3081 - 3100 件を表示 ]
<< 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 >>

■--2012年へのメッセージ
++ 柳田 真 (大学生)…96回          

     原子力帝国の利権構造を壊し、
     第二の大惨事を起こさないうちに原発の即時廃止を!

                               

1.福島原発事故は予見されていた。
  心ある人々が何年も前から、原発の根本問題(放射能汚染)と利益優先の電力会社運営の危うさに警鐘を鳴らし、加えて地震大国日本の原発の大危険性を訴え続けてきた。

2.事故は現在の日本社会の姿を映し、今後の在り方を問うた。どういう社会を目指し、どう生きるかと。

3.自らと子供たちを「放射能と汚染食物から守る」ために、たくさんの市民が立ち上がった。
  3.11以前には「東京で20人のデモ」だったが今では万人を超す。大小たくさんの学習会が開かれ、多くの人が立ち上がった。25年間少数の支持者の共に孤立無援の苦闘をしてきた者にとってこれは画期的なこと
だ。これらの市民の立ち上がりの中に「未来の希望」を見る。この力をみんなで3〜4倍に大きくできれば、原子力帝国の利権構造を壊せる。第二の大惨事を起こさないうちに原発を廃止出来る。

4.21世紀を責任ある大人として生き抜きたい。みなさんと共に全力で考え、行動したい。
.. 2012年01月04日 07:32   No.356001

++ たんぽぽ舎 (社長)…547回       
.「山谷支援ありがとうございました」

 たんぽぽ舎から皆様へ

 「山谷労働者越冬支援・年末助け合い物資カンパ」ご協力ありがとうございました。今年で30回目になる年末助け合い運動も全国の皆様のご協力のおかげで、山谷労働者の皆さんに物資とカンパ金をお届けできることになりました。この場を借りてお礼申し上げます。

 今年は福島第一原発の事故対応により、たんぽぽ舎においても連日、会議が行われたり、問い合わせ電話に追われる中で、物資の置き場がないなどの問題を抱え、実施も危ぶまれた中での期間を短縮しての取り組みとなりました。物資受け入れ作業を手伝っていただいた皆さんのご尽力でスムーズに荷物の整理が出来、三度の搬送作業を終えることが出来ました。

 本日、28日、山谷労働福祉会館における「越冬支援集会」にボランテア活動に協力して頂いた皆さんとご挨拶に行く予定となっております。日雇い労働者が置かれている厳しい状況をお伺いすることになると思いますが、皆様から送られた支援が命を救う活動に役立てられていることを報告できるかと思います。

 今回、福島の方から新品の靴が数え切れないほど「経産省前テントひろば」を通じて届いたり、お米券やテレカがお手紙に添えられて同封されておりました。テレカについては一日一日の契約補償しかない労働者にとって、次の仕事を探す上で大変貴重なものとなります。また、毎年茨城で手作りで野菜を作っているグループの皆さんから、カブ、ダイコン、ネギが届けられました。皆様
からのお米とともに29日から始まる「共同炊事」−越冬支援炊き出しに使っていただくことになります。

 社民党ー福島みずほ事務所より急遽連絡があり、物資受入日を延長しての取り組みとなりましたが受け入れ荷物170個、カンパ金64万円になりました。カンパ金を送って頂いた皆様へは「山谷労働福祉会館運営委員会」より領収書をお届けする予定になっております。年明けになりますが、受け渡しの確認とさせていただきます。

 2012年は、福島原発事故の一刻も早い収束と、被曝労働の根絶のためにも「原発いらない」の声を皆さんと共に大きくしていく年になることを心に期し、ご報告に変えさせていただきます。   

2011年12月28日
               たんぽぽ舎「運営委員会」・ボランテア一同

.. 2012年01月04日 07:47   No.356002
++ 冨塚 元夫 (幼稚園生)…2回       
槌田博さんの講演会『放射能と食の安全について』参加報告
     明治の粉ミルクのセシウム汚染は空気汚染のせいでした。

                              

 12月22日(木)スペースたんぽぽ槌田博さんの講演会「『放射能と食の安全について』ヒバク=自然被曝+外部被曝+内部被曝」に参加しました。

1.チェルノブイリ爆発事故では事故から4年後の1990年から子どもの甲状腺癌が急増しています。広く知られている統計ではベラルーシ、ウクライナ、ロシアの順に人数が多いのですが、バラルーシがチェルノブイリの北に位置し、汚染が風によって主に北に広がったためです。

 1992年以降は各年100人を超えています。その後減少に転じますが、患者が子どもでなく大人になったからこの統計から外れたためです。原発推進派も認める公式統計はこの甲状腺癌だけですが、甲状腺癌は1986年以前は100万人に一人という統計があり、隠しようがなかったためです。

 その他の癌、病気も増えていますが、2倍・3倍という増え方のため、原発推進派は別の原因だと言っています。一般には十分な証拠がないとされています。(手間暇のかかる疫学調査を役人もIEAEもやろうとしないからと私は思います)

2.1ベクレルの放射能は、1秒間に1回放射線を出す。1ベクレルの放射能出す放射線の数は、核種によって異なる。ヨウ素はα(アルファー)線とγ(ガンマ)線1本ずつですが、セシウム134はα線1本とγ線2本出します。1ベクレルの放射線が出す放射線の強さは核種によって異なる。

 放射線の生物への影響の強さを示すのがシーベルトです。まず水にあたえるエネルギーをグレイという単位で表し、人に対する影響については、核種によって係数を変えて換算します。数字はあくまでも概算結果ですから、かなり怪しい数字で、信頼できるのは一桁です。つまり0.52ミリシーベルトと0.55ミリシーベルトの違いは実際はない(気にする必要ない)ということで
す。

3.低線量被曝の影響は直線しきい値なし(LNTモデル)が一般に認めれています。(ICRPも認めている)ICRP等の公式見解では100人が100ミリシーベルト(1万人が1ミリシーベルトでも同じ)浴びると1人癌になります。(その半数が死亡します。子どもは5人、Gofman氏によれば一般で4人、子供は20人です。)

 自然被曝はこの世に生きるための重荷(負荷)で避けられません。外部と内部被曝はさらに重い荷物になりますから、おなじ負荷でも体力のない人がまず倒れるのです。

.. 2012年01月04日 09:26   No.356003
++ たんぽぽ舎 (社長)…548回       
概算暗算の勧め−−−これば便利!

(1) 外部被曝空間線量の概算:Xマイクロシーベルト/時間−>10ミリシーベルト/年。政府などはもっと低くなる換算をしますが(昼8時間以外は屋内にいるから低く計算しているが、そうでない人もいるので最大で計算すべき)
 たんぽぽ舎4階は大体0.07マイクロシーベルト/時間ですから、年間にすると0.7ミリシーベルトになります。1ミリシーベルトまであと0.3ミリシーベルトしか残りありません。

(2) 内部被曝(放射線に汚染した食品)ベクレルとシーベルトの換算式(ICRP方式)の概算式:50ベクレル/kg−>1マイクロシーベルト(汚染食品のベクレル数を50で割ればマイクロシーベルトの値が求まる。ICRP方式ではヨウ素とセシウムの経口摂取実効線量計数は約2×10のマイナス8乗シーベルト/ベクレル)1年に1000食として、年にすると1ミリシーベル
ト(365×3で1095ですが、あくまで概算ですから)。
例1)200ベクレル/kgの肉100gの場合50で割り、4マイクロシーベルト、さらに10で割り(100gだから)0.4マイクロシーベルト、したがって0.4ミリシーベルト/年
例2)100ベクレルのお米を一回に140g食べる場合、140を50で割り、0.28マイクロシーベルト、0.3ミリシーベルト/年。
 野菜や水を加えると内部被曝だけですぐ1ミリシーベルトになります。気を付けましょう!

来年4月から暫定基準ではない食品の新基準案でる。

 上記のように100ベクレル/kgに近いもの取り続ければ、0.3ミリシーベルト/年になります。飲料水は10ベクレル/kgですが、通常の短時間分析ではNDになります。膨大な数の飲料水(ジュース等含む)は測りきれません。さらに空気中の埃にあるセシウムは計算できません。明治の粉ミルクを見て下さい。空気のせいでした。東京も避難勧奨地域では?

.. 2012年01月04日 09:58   No.356004
++ たんぽぽ舎 (社長)…549回       
国・事故調の中間報告と問題点
     原発事故、人災で拡大=東電の事故後対応極めて不適切と指摘、
     が、「地震での損傷を認めない」のはおかしく、恣意的な報告書

 福島第1原発事故をめぐり、国の事故調査・検証委員会(委員長・畑村洋太郎東京大学名誉教授)は26日、多角的に事故原因を検証する中間報告を公表した。非常用ディーゼル発電機のほか配電盤も地下に会ったため津波で水没し、全交流電源喪失を招いたと指摘。吉田昌郎(まさお)所長(当時)ら東京電力側が、原子炉に注水して冷やす非常用装置が稼働していると誤認して代り
の冷却手段の準備が、被害が拡大した可能性があると述べた。

※テレビ朝日系列で12月28日放映された「報道ステーション年末SP メルトダウン5日間の真実」で、詳細な再現が試みられています。ネットで検索すればご覧になることが出来ると思います。


東京新聞で3人の専門家が批判と注文(12月27日付け)
     「報告書」を国民や世界の疑問に答えていない、
     50点満点なら25点の文章だと、酷評

 公表された中間報告に専門家からは「踏み込みが足りない」「国の方針と擦り合わせたのでは」との批判や最終報告に向けた注文が相次いだ。
 「事故の教訓を共有しようという視点がなく事実を並べただけで分析が足りない。中間報告が50点満点なら25点」と話すのは谷口武俊東大大学院客員教授(リスク管理)。
 地震による影響の分析、水素爆発の原因、風評被害、自治体の動きへの踏み込んだ言及がほとんどないことも挙げ「中間報告は事故調の問題意識を裏付ける情報だけで作られたようだ。反対の証拠もそろえ、分析してこそ事故調査だろう。国民や世界の疑問に答えていない」とばっさり。
 民間の事故調査プロジェクトに加わる東京工業大学の飯尾俊二准教授(核融合学)は「福島第1原発1〜5号機の形式は欠陥が指摘されているが、こうしたハードウエアの問題がほとんど論じられていない。同じ形式を他の原発でも採用しているため、原発推進派の意向が反映されたのかもしれない」と指摘する。
 報告書の信用性が十分に担保されていないとの意見も。松岡猛宇都宮大学客員教授(安全工学)は「相手の説明をうのみにしていないか、第三者がチェックできる仕組みが必要だ」と指摘。委員の論議まで非公開とした方針について「調査に自身があるなら公開すべきだ」と断じた。

.. 2012年01月05日 08:23   No.356005
++ 岩下 雅裕 (幼稚園生)…1回       
福島原発事故=調査委「中間報告」の責任問題回避を許さない
     地震による配管破断の事実を隠ぺいした「中間報告」
     事故の要因を狭く切りちぢめた「中間報告」
     「聞き取り重視」を言い訳にした「責任追及」の欠落

                  立川自衛隊監視テント村 

 12月26日、政府の事故調査・検証委員会の「中間報告」が公表された。
関係者456人からの聞き取りを行ったとのことで、資料を含め700ページを越える膨大なレポートだ。だがそれは、以下の3点で根本的な欠陥を持つ。

(1) 事故原因を津波にしぼり、政府・東電の「想定外の事故」という言い分に半ば妥協している
(2) 政府の対応の混乱など事故拡大要因も列挙はしているが、全体的に要因分析が狭い
(3) 「聞き取り重視」という手法を隠れ蓑に、事故の責任問題に踏み込むことを回避している

 実は私は、委員長が畑村洋太郎であることに関心をもち、「中間報告」の内容にそれなりの期待を持っていた。なぜなら仕事の関係で彼の著書『失敗学のすすめ』(注1)を読んだことがあり、参考になる点が多かったからだ。だが今回の報告は、彼の著書の内容も裏切っていると言わざるをえない。

●地震による配管破断の事実を隠ぺいした「中間報告」

 事故原因に関しては、東電は「中間報告」発表を前にして、事故の直接的原因は13メートルに及ぶ津波だったと発表していた。これに対し委員会の大勢は地震説だったという(12/8、ルモンド紙)。吉岡斉委員は、「仮に津波への防御があったとしても、何も問題が起こらなかったと証明する事実は何もない」と述べている。また田中三彦委員は、事故現場の技術者の水位と圧力に関する生データをベースに、配管系の損傷と冷却水の喪失の可能性を主張していた(注2)。この「可能性」は、後に配管損傷レベルと冷却水喪失スピードのシミュレーションで確かめられた。保安院も「配管の損傷の可能性」を認めていた。ところがこの地震説は、「中間報告」公表の1週間前に「踏み込んだ判断を見送る」こととなり(12/19、中国新聞)、そして結局、なんらの
判断も「中間報告」には見当たらないことになったのである。

 いま電力各社からストレステストの報告が上がっており、年明けにはIAEAが来日してストレステストの判断を「オーソライズ」する目論見が進んでいる。また原発立地自治体の3月議会では、原発再稼働への判断が問われることになろう。そのタイミングで地震説が消え去ったことは、まさに「政治的判断」というしかない。「中間報告」では、スリーマイルやチェルノブイリの事故後のことに触れている。安全委員会は92年、「過酷事故対策」の導入を決めたが、発生の可能性は小さいと電力会社の自主対策に委ねた。地震などの「外的事象」は対策手法が未確立と、対象にさえしなかったのである。「中間報告」はそれを批判しつつ、再びこの轍を踏もうとしている。そして過酷事故を津波被害にしぼり、さらに「非常用冷却だけは守れるようにするのが工学的
に適した設計」と問題を矮小化するのである。「中間報告」は、当事者の「(設計基準を越える自然災害を)想定しはじめるときりがない」という証言を採録しているが、それはエンジニアの「認識の甘さ」の問題ではない。その背後には、政府の原発推進の戦略、資本の原発の経済性確保の意図がある。地震説の放棄と矮小な工学論議は、「中間報告」の政治的・経済的そして技術的
な屈服を象徴していると言わざるをえない。

.. 2012年01月05日 08:45   No.356006
++ 岩下 雅裕 (幼稚園生)…2回       
●事故の要因を狭く切りちぢめた「中間報告」

 委員会は原子炉自体の技術者を含まなかったことから、当初「事故原因にテクニカルに踏み込めるのか」という危惧が表明されていた。畑村氏の仕事も、技術そのものというよりは技術管理の分野に属する。それにもかかわらず私はさきほど、畑村委員長にそれなりの期待感を持っていたと述べた。なぜなら彼は、『失敗学のすすめ』のなかで「失敗原因の階層性」を力説し、下図(こちら
のような概念を与えていたからである(P3)。それは事故の究明にあたり、個々人に責任や組織運営上の問題に止まることなく、企業組織・政府・社会システムにまで原因を深く掘る必要性を論じている。また「未知への遭遇」(地震・津波などによる過酷事故)に際しては、すべてを止めて一から技術開発をやり直すこと、またはすべてを放棄することを求めている。

 このような概念は企業でいまかなり一般化されており、それにもとづき例えば技術開発の場面では通常、FTA (Failure Tree Analysis)という手法で事故要因の洗い出しと真因の究明が行われる(注3)。その全項目に対し是正措置が定められ、実行が確認されなければ対策は終了しない(注4)。ところが「中間報告」は、6つの層のうち「個々人に責任のある失敗」と「組織運営
不良」のレベルを論ずるだけで、「企業経営不良」以上の層にはほとんど手をつけていない。そして地震については一方で「未知への遭遇」の層に棚上げしつつ、すべてを止めて一からやり直す、すべてを放棄するという義務をネグレクトしているのである。

.. 2012年01月05日 08:51   No.356007
++ 岩下 雅裕 (幼稚園生)…3回       
●「聞き取り重視」を言い訳にした「責任追及」の欠落

 この中途半端さはどこから来るのだろうか? 畑村氏は「失敗の当事者から話を聞きだし、その失敗を知識化するときのコツ」について、「一番大切なのは、聞き手がいっさい批判をしないことです」と述べている(P134〜135)。原因の究明に当たり、この聞き取りの「コツ」は必要かつ有効である。
だが是正措置の決定や実行(何故、誰が、何を、どこで、何時までに、いくらかけて)に当たっては、責任の所在が明確になる必要がある。この「下向」と「上向」のプロセスがなければ、実際に原発(とその事故)を無くすことができない。しかし委員会は、個々に問題を指摘するだけで責任の所在を明確にすることがない。そしてこれは、事故の要因を狭く切り縮めることと関連している。なぜなら失敗原因の上級階層において責任を追及することは、政治的・経済的・社会的な、歴史的に形成・蓄積された「力」を追及することになるからだ。また畑村氏の学問的な目的が「失敗を知識化する」ことであることにも関連している。それはせいぜい、個人や組織が二度と失敗を繰り返さないために参照するデータベースの構築にすぎず、そもそも責任概念や原発を無くす/無
くさないという判断からは遠くにあろうとしているのである。

 畑村創造工学研究所は「失敗知識データベース」を公開している(注5)。
そのなかで「原子力」の分野では31事例があるが、その約3分の1にあたる10件が様々な要因による配管の損傷と冷却材の漏えいだ(そこからの2次災害の火災を加えると11件)。これだけの「知識化」が行われながら、「中間報告」から地震説が消え、配管損傷による冷却水喪失の推定を無視したことは、畑村氏の破産を意味している。

*********************************
 「中間報告」は、ストレステストや再稼働の動きに対する闘いと並行しながら、徹底的に批判されていく必要があるだろう。私たちは、原発事故の原因と運動の課題を広く見極め、あらゆる責任者を継続的に追及することで、すべての原発の停止と廃炉を目指していきたい。次の闘いのヤマは来年の3/11、原発事故勃発の1周年の日である。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(注1)講談社刊。最初はハードカバーで出版されたが、05年に文庫版が出た。引用は文庫版による
(注2)雑誌『科学』9月号、「福島第一原発1号機事故・東電シミュレーション解析批判と、地震動による冷却材喪失事故の可能性の検討」。なお『科学』9月号は品切れとなっている
(注3)関連して、こちら 参照
(注4)福島原発事故緊急会議では、いま反/脱原発運動の全課題を整理する(マトリクス作成)を行っているが、その前提となるのはFTAである
(注5)こちら 参照

.. 2012年01月05日 09:00   No.356008
++ 小町谷 育子 (幼稚園生)…1回       
意見表明が容易な社会を望む
     異なる意見を尊重しない社会ほど怖いものはない(東京新聞より)

                         弁護士
 
 東京新聞には、さまざまなコラムがある。他紙と比較すると、コラムの書き手のバックグラウンドの多様さと数の多さはぬきんでているよぅに思ぅ。さながら、新聞上の伝言版である。特に楽しみにしているのは、杉良太郎さんの「紙つぶて」だ。(略)過去に芸能界から政治家に転身した人はいる。しかし、芸能活動をしながら政治的な意見を発信しているひとはほとんど見かけない。太田光さんや山本太郎さんぐらいだろう。ハリウッド俳優が特定政党の支援を公然と表明しているのとは大きな違いがあるようだ。(略)芸能界だけではなく、日本の社会全体が政治的な意見の表明をどこか歓迎していないようだ。その最たる例が、公務員の政治的な活動の禁止ではないか。休日に公務員が職務とは無関係に、政党関係のビラを配布したからといって、市民が公務の中立性、公平性を真剣Lこ疑ぅことがあるのだろうか。

 裁判官が法廷の外で政治的な集会に参加したり、メディアで意見を述べたりしても、それだけで判決が中立的でなくなるはずがない。役所に苦情が来たり、裁判所がおよそ事案に関連性のない批判にさらされたりするのは、言葉は悪いが、面倒臭いことだし、公務員の社会では批判されること自体が問題なのかもしれない。

 外国と比べて、日本では人権が保障されているといわれるのは誤りではないが、大多数の人と同じ行動を取っている限りにおいて保障されているにすぎない。だから私たちは権利が侵害されていると感じないのだ。異なる意見を尊重しない社会、意見に対する批判を恐れて自主的に規制する社会ほど怖いものは無い。(略)個性を殺した画一性、協調性を重んじる日本社会の息苦しさがあ
るように思う。

.. 2012年01月06日 08:00   No.356009
++ 山崎 久隆 (小学校中学年)…15回       
.「事故収束」?
細野原発担当大臣曰く、「住民が追加で避難しなければならない事態は
もう絶対起こらない」?

               たんぽぽ舎・劣化ウラン研究会 

 12月16日の野田首相会見は「冷温停止」と同時に「事故収束」も宣言した。このことは以前にも書いたが、もう一つ指摘しなければならない。「事故収束」を同時に宣言した細野剛志原発担当大臣が「住民が追加で避難しなければならない事態はもう絶対起こらない」と言ったのだ。

 もともとこの日は「ステップ2」の達成という「節目」についての会見でしか無かったはずなのに、どういうつもりか事故を収束としてしまった。そのあげくに「追加避難は絶対無い」と、根拠の無い「安全宣言」までしてしまった。それを聞いて佐藤雄平福島県知事までもが怒った。事故収束とは、一般には事故処理が完了したという意味だろうが、この場合、放射能放出を止めたわ
けでも、事故の影響が無くなったわけでも無い。

 最も大きな問題は細野大臣の言う「住民の避難が今後新たに生じない」ことを「絶対」という言葉で言ったことだ。これほどの事故を引き起こしたのに、まだ政府には「平常性バイアス」に基づく「安全神話」が生きているのかと愕然とした。

 最も重大な責任があるのは原子力安全委員会だ。斑目春樹委員長は「収束という言葉を使ったことが無い」などと毎日新聞に語っているが、本当ならば全力を挙げてそのような発言を阻止すべき立場だった。それをしなかった責任はあまりにも重い。安全神話をまき散らし、事故の影響をできるだけ小さく見せようとする政府の行為を助長するような原子力安全委員会は今すぐ解体すべき
だ。

 原子炉直下にある燃料のデブリからは、まだ大量の放射能が出続けて散る。
そのため厳重な装備を付けなければ建屋内部はもちろんのこと、周辺にも近づけない。作業員は被曝覚悟で作業に当たるが、収束と言われて呆れかえっている。ますます自分たちの安全が脅かされるのではと、恐怖を感じる人も居る。

 細野大臣の「絶対」という言葉を使っての追加避難否定発言は、これから放射能を放出する事態になっても避難を発令しないとも読める。原子炉直下にある燃料は、大量の水を流し続けてようやく冷えている。冷却水が止まれば再度高温になる。燃料が何処にどうなっているかがさっぱり分からない状態では、そういうことにならない保証が出来るわけがない。

 さらに、気象庁は大規模余震と津波の到来を否定していないばかりか、相当高い確率で発生し得るとしている。地震と爆発で大破している原発が余震や津波の襲来に耐えられると、誰が保証できるというのか。健全だった原発ですら地震で大破したことを、もう忘れたのだろうか。次のステップに進むためには、仕切りが必要だとしても、それは「収束宣言」ではあり得ない。

.. 2012年01月06日 08:15   No.356010
++ たんぽぽ舎 (社長)…550回       
今すぐ、命の危険にさらされているふくしまの子どもたちを救うために
   十二人の怒れる市民による「ふくしま集団疎開裁判」世界市民法廷の開催を決定

 「私たちは100%」チェルノブイリ避難基準の強制避難地域で教育を受ける子どもたちです。「0%の人たち」の手によって、私たちの命が危険にさらされるという不正義を、昨年暮れ、裁判所もお墨付きを与えました(12月16日決定)。私たちはこのような理不尽な不正義を許す訳には行きません。正義の裁きを下すため、2012年冬、「ふくしま集団疎開裁判」の世界市民法廷を開催することにしました。

 以下、生原稿ですが(今後、詳細を公表)、発表します。

3.11以来、6.24の申立までのふくしまの現実と子どもたちの状況

頬を真っ赤にして、風の中を走りぬけ、木イチゴをほおばり、虫取りに胸を躍らせ、雪原をころげまわる・・・。それが、ふくしまの子どもたちでした。

3・11福島第一原発の巨大事故により、ふくしまはすっかり変わってしまいました。疎開裁判の申立人である14名の子どもたちが住む郡山市では、安定ヨウ素剤の配布もなく、放射能測定値が公表されない中で、多くの市民が目には見えない放射能に曝されたのです。

息子を給水車の列に並ばせてしまった父親がいました。毎日屋外での部活に出かけた高校生がいました。卒業式を行うという学校の指示に従い、避難先から娘を連れて戻ってきた母親がいました。

SPEEDIのデータをはじめとする情報は隠され、「安全キャンペーン」により、事故は矮小化されました。文科省の年間20mSvの基準に象徴されるように、さまざまな基準値が突然引き上げられました。

不安と恐怖の中で、親たちは必死で子どもを守ろうとしてきましたが、行政による子どもたちの命と健康の確保は、除染という方法しかなされませんでした。避難区域に指定されていない郡山市の子どもたちには命と健康を確保するためには自主避難という方法しかありませんでした。しかし、自主避難は、子どもたちにとっては、友だちと別れ、知らない世界に飛び込まなければならないことでした。親たちにとっては、大きな経済的負担や家族が別れ別れになることが余儀なくされるため、その選択を誰もができた訳ではありません。

そのような中で、申立人となった14名の子どもたちはやむにやまれぬ思いで、「ふくしま集団疎開裁判」を起こしたのです。

.. 2012年01月06日 08:40   No.356011
++ たんぽぽ舎 (社長)…551回       
申立の理由とその意味

(1) なぜ、申立をしたのか?

文科省は、福島県の父母たちの抗議を受けて、2011年5月27日に、福島県内の学校について、空間線量の値が年間20mSv以下なら教育OKという基準を改め、年間1mSv以下を目指すと訂正しました。

しかし、現実に福島県内の学校は殆ど全てが年間1mSv以上の汚染状況であり、それどころか郡山市中心部では殆ど全てがチェルノブイリ避難基準で強制的に避難させられる移住義務地域(年5mSv以上)に該当する極めて危険な状態でした(汚染マップ参照 https://docs.google.com/viewer?url=http%3A%2F%2F1am.sakura.ne.jp%2FNuclear%2Fkou55-4Koriyamap-Airdose.pdf)。
これに対し、文科省と自治体は、福島県の父母たちが強く求めたにもかかわらず、子どもたちを安全な場所に移して教育を実施しようとしませんでした。そもそも政府は福島第一原発事故の加害者です。加害者という身でありながら、いわれなき人災のために命と健康の危険にさらされている子どもたちをこのまま放置しておくことは、過去に例を見ない凶悪な人権侵害行為であるのみなら
ず、国際法上の犯罪である「人道に対する罪」に該当する重大犯罪です。

そこで、苦しみの中で救済を求めている市民の声に耳を傾けようとしない政府と自治体の人権侵害行為をただすため、「人権の最後の砦」として政府等の病理現象を正すことを本来の使命とする裁判所に救済を訴え出ました。それが2011年6月24日、郡山市の小中学生14名が郡山市を相手に訴えた「子供たちを安全な場所で教育せよ」を求める裁判(仮処分申立)です。

(2) 申立の意味とは

この疎開裁判が最終的に目指すのは、福島第一原発事故のために命と健康の危険にさらされている全ての子どもたちが安全な場所で教育を受けられるようにすることです。しかし、今の裁判制度ではそれを直ちに実現することは不可能です。そこで、まず、郡山市の14名の小中学生がいわば先駆けとなって、救済を求める裁判を起こしました。もしこの訴えが認められたら、次に、14名
の小中学生と同様の危険な環境に置かれている全ての子どもたちの救済を、「子供たちを安全な場所で教育せよ」という裁判所の命令を踏まえて、市民による対行政交渉を通じて実現するというプランでした。その意味で、この14名は被ばくにより命と健康の危険にさらされている全ての子どもたちを事実上代表して、訴訟に出たのです。

.. 2012年01月06日 08:55   No.356012
++ たんぽぽ舎 (社長)…552回       
3.審理の経過

疎開裁判は過去に例を見ない裁判のため、形式的な理由で門前払いされるおそれがありましたが、裁判所は門前払いせず、子どもたちの被ばくの危険性という裁判の主題の検討(実体審理)に入りました。

当初、2011年9月9日で審理を終え、結論を出す予定でしたが、当日、私たちが提出した書面により審理は異例の延長となりました。8月末に文科省が公表したセシウムの土壌汚染のデータにより、初めてチェルノブイリ事故との具体的な対比が可能となったからです(セシウムの汚染度が郡山市と同程度のルギヌイ地区を取り上げ、チェルノブイリ事故以後、その地区で発生した異常
な健康障害が、郡山の子どもたちをこのままにしておくと、今後、同様の健康障害が発生することが予測されると指摘した矢ヶ崎克馬琉球大学名誉教授の意見書など)。

これに対し、郡山市は、チェルノブイリ事故との対比について「不知」と答えるのみで、転校の自由があるのだから危険だと思う者は自主的に引っ越せばよい、安全な場で教育を受ける権利を侵害したのは東電であって自分たちではない、だから郡山市は子どもたちを安全な場所に避難させる義務を負わないと反論しました。これは人権宣言の正反対とも言うべき人権侵害の宣言です。

これに対し、私たちは、その後もチェルノブイリ事故との対比に関する証拠を精力的に提出し、万全を期しました。こうして、延長戦の審理は10月末に終了しました。

12.16判決(決定)の結論と理由

仮処分申立は本来、緊急に救済を実現するためのものですが、今回、裁判所が判断を下したのは審理終結から45日経過した、奇しくも、野田総理大臣が福島第一原発事故の原子炉は「冷温停止状態」になったと宣言したのと同じ12月16日でした。結果も同じく「避難停止状態」、子どもたちの申立を却下するものでした。

理由のエッセンスは、14名の申立は郡山市の全ての小中学生を有無を言わせず一律に疎開を求めるというものであるから、その要件は厳格に解する必要があること、そのためには14名の子どもたちの生命身体に対する具体的に切迫した危険性があること、その危険性を判断する上で最大の論拠となるのは空間線量の値が年間100mSv以上であること、ところが、14名の子どもたちが通
う学校の空間線量の値が年間100mSv以上であることの証明はない、というものでした。

他方で、私たちが最も力を入れて主張・立証した「チェルノブイリ事故との対比」に対して、裁判所は一切応答せず、これを黙殺しました。

また、申立却下の最大の根拠となったいわゆる100mSv問題(100mSv未満の放射線量を受けた場合における晩発性障害の発生確率について実証的な裏付けがないかどうかという問題)について、審理の中では一度も当事者からも裁判所からも取り上げられたことがなかったにもかかわらず、裁判所は判決の中で、いきなり、なおかつ当事者が提出した証拠に基づかずに認定しまし
た。つまり、裁判所は、処分権主義、弁論主義、証拠裁判主義といった「人権の最後の砦」を支える近代裁判の基本原則をことごとく踏みにじることで申立却下という結論を導き出したのです(その詳細は、裁判所の判決(決定)に対するコメント(1) コメント(2) コメント(3) )。

.. 2012年01月06日 09:14   No.356013
++ たんぽぽ舎 (社長)…553回       
12.16判決(決定)の結論と理由

仮処分申立は本来、緊急に救済を実現するためのものですが、今回、裁判所が判断を下したのは審理終結から45日経過した、奇しくも、野田総理大臣が福島第一原発事故の原子炉は「冷温停止状態」になったと宣言したのと同じ12月16日でした。結果も同じく「避難停止状態」、子どもたちの申立を却下するものでした。

理由のエッセンスは、14名の申立は郡山市の全ての小中学生を有無を言わせず一律に疎開を求めるというものであるから、その要件は厳格に解する必要があること、そのためには14名の子どもたちの生命身体に対する具体的に切迫した危険性があること、その危険性を判断する上で最大の論拠となるのは空間線量の値が年間100mSv以上であること、ところが、14名の子どもたちが通
う学校の空間線量の値が年間100mSv以上であることの証明はない、というものでした。

他方で、私たちが最も力を入れて主張・立証した「チェルノブイリ事故との対比」に対して、裁判所は一切応答せず、これを黙殺しました。

また、申立却下の最大の根拠となったいわゆる100mSv問題(100mSv未満の放射線量を受けた場合における晩発性障害の発生確率について実証的な裏付けがないかどうかという問題)について、審理の中では一度も当事者からも裁判所からも取り上げられたことがなかったにもかかわらず、裁判所は判決の中で、いきなり、なおかつ当事者が提出した証拠に基づかずに認定しまし
た。つまり、裁判所は、処分権主義、弁論主義、証拠裁判主義といった「人権の最後の砦」を支える近代裁判の基本原則をことごとく踏みにじることで申立却下という結論を導き出したのです(その詳細は、裁判所の判決(決定)に対するコメント(1) コメント(2) コメント(3) )。

判決を是正し、今、命の危険にさらされているふくしまの子どもたちを救うために必要な取組み

裁判所の判決(決定)は「人権の最後の砦」である司法の自殺であり、政府と自治体の凶悪な人権侵害行為にお墨付きを与える重大犯罪です。そのため、ふくしまの子どもたちは今、命の危険という重大な危機にさらされています。これを救うために、私たちは再び、人類普遍の価値を有する近代の人権宣言の原点に帰って行動を起こすことにしました。その原点の1つがアメリカ独立革命のヴァージニア憲法3条です。

「政府は人民、国家または社会の利益、保護および安全のために樹立される。
いかなる政府も、これらの目的に反するか、または不十分であると認められた場合には、社会の多数の者は、その政府を改良し、変改し、または廃止する権利を有する。この権利は、疑う余地のない、人に譲ることのできない、また棄てることもできないものである。」

私たちは、今から「市民の、市民による、市民のための市民法廷」を開催し、世界中の市民から構成される陪審員の手によって、上記の裁判所の判決が正しいかどうか、過っているならばその正しい判断と理由は何かについて、人類普遍の価値を有する人権宣言とそれを子どもに適用した「子どもの権利条約」に基づいて裁くことにしました。それが「ふくしま集団疎開裁判」世界市民法廷
の開催です。

この世界市民法廷を通じて、今、命の危険にさらされているふくしまの子どもたちを救うために、世界中の良識ある市民から支持される正しい裁きを下したいと思います。

.. 2012年01月06日 09:25   No.356014
++ デーリー東北 (幼稚園生)…1回       
4月に全原発停止濃厚
 運転中6基、順次定期検査  再稼働めど立たず
                           デーリー東北より

 全国の商業用原発54基が4月に全て停止する可能性が強まったことが30日、共同通信のまとめで分かった。現在稼働中の6基は来年1月以降に定期検査で順次止まり、最後の北海道電力泊原発3号機が4月下旬に停止。検査中の原発再稼働にはめどが立っておらず、政府が現状を打開できなければ稼働する原発が完全にゼロとなる。

 日本原子力発電の東海原発が1966年に初の営業運転を始めて以来、草創期を除くと全原発停止は極めて異例。電力各社が競って原発事業を推進した80年代以降では初めての事態となる。
 東京電力の福島第1原発事故による安全性への懸念に政府対応のまずさが重なり、原発が立地する自治体の再稼働への動きは鈍い。
(中略)
 各社の計画通りに進めば、1月中旬に四国電力の伊方原発2号機、下旬には東電の柏崎刈羽原発5号機と中国電力の島根原発2号機が定期検査入り。2月中旬には関西電力の高浜原発3号機、3月中には柏崎刈羽6号機と続き、4月下旬には残る泊3号機が検査を迎え、停止する。

 一方で電力各社はこれまで検査を実施してきた原発のうち11基について、再稼働の前提となる安全評価の1次評価をことし10〜12月に終え、報告書を原子力安全・保安院に提出した。保安院の審査には数カ月かかる見通しで、その後は原子力安全委員会があらためて審査する。

 報告書を10〜11月に提出した関西電力の大飯3、4号機と四国電力の伊方3号機が手続きで先行しているが、再稼働には地元住民の同意が不可欠で、全原発の停止を回避するのは困難な情勢だ。

.. 2012年01月06日 09:32   No.356015
++ 近藤 (幼稚園生)…1回       
東電は柏崎刈羽も稼働続ける権利は無い
   東電は何十年にもわたって原発事故を隠し続けてきた過去あり

                 たんぽぽ舎 近藤 福島県会津地方在住

 福島県では、県議会の決議を受けて、原子力邑の一員であった筈なのに、事故後は一貫して被害者面を通している佐藤雄平知事も、遂に県の復興計画に県内の全ての原子炉を廃炉にする要求を明記する事を決めました。遅過ぎた事実は払拭できませんが、ようやく脱原発の決心が着いたようです。県に廃炉の権限は無くとも、事故を起こした福島第一原発だけでなく福島第二原発を含む計10炉の稼働が事実上不可能となる見込みです。

 東電のもう一か所の原発立地、柏崎刈羽原発7基の運転状況は、2号炉、3号炉、4号炉が2007年7月の新潟中越沖地震で停止中、7号炉は2010年8月から、1号炉は2011年8月から定期検査で停止中です。運転中であるのは、5号炉と6号炉ですが、5号炉は来年3月、6号炉も来年4月には定期点検で停止予定です。

 中越沖地震があった2007年7月16日から停止中の3炉はもう4年以上も稼働されていない事になります。原発稼動が大好きで、最優先させて稼働させてきた東電が、4年以上も柏崎刈羽原発を動かさなかったと言う事は、中部沖地震による事故は報道された以上に深刻で、それを隠蔽していたと勘ぐられても当然でしょう。当時、アメリカやドイツでさえトップニュースになったのにも関
わらず、日本では報道もそれほど大々的には為されませんでした。日本のマスコミは政府や電力会社の発表以上にはあまり踏み込みませんでした。大手マスコミは既に電力会社に飼い慣らされてしまっていました。確かな事は、仮に深刻な事態が進行していたとしても、「本当のこと」は最後の最後、事故が隠し通せなくなるまで「公表」されることはなかったであろうことは、今回の東電
の対応を見ていれば明らかです。この時もっと真摯に取り組んでいれば、今回の福島第一原発事故は防げたかもしれないし、起こったとしてもここまで深刻にはならずに済んだ事でしょう。

 東電は性懲りもなく、何十年にもわたって福島第一原発、第二原発、柏崎刈羽原発全ての原発で事故隠しを続けてきた過去があります。3.11の福島第一原発の同時多発事故も、はじめに事故を軽く見せようと画策したのは、4年前の柏崎刈羽原発事故でも上手く(?)深刻な事故を隠し通したから・・と私は見ています。そのように無責任極まりない東電は、原発稼働を続ける権限は無い
でしょう。福島原発同様、柏崎刈羽原発も直ちに廃炉にする以外の選択肢は無い筈です。

.. 2012年01月06日 09:44   No.356016
++ たんぽぽ舎 (社長)…554回       
三菱重工から献金をもらった人が
   「三菱重工原発」を審査(ストレステスト)する???
   こんなことが許されていいのか!!500万〜200万円もらった
   3教授はストレステスト委員を辞任せよ!

 1月6日(金)経産省入口と経産省内のストレステスト聴取会の会場で、衝撃的なビラが福島原発事故緊急会議と経産省前テントひろばの人々の共同で配布された。その数1000枚。そのビラの要旨(A4版両面)を紹介します。

 ・おもて面は、三菱重工から献金をもらった人が「三菱重工原発」を審査(ストレステスト)する?
 岡本、阿部、山口の「利益相反」3教授はストレステスト委員を辞任せよ!
の見出し。岡本はストレステストに係る意見聴取会の司会進行役で、従来から悪い役目を果たしている人。委員11人中9人が御用学者。そのうちの3人が金まみれ委員。利益相反=「1人の人間が泥棒と警察の両方をやること」はみとめられない、とキビシク批判した内容。

 ・うら面は、安全委員24人に8500万円 − 06年〜10年度寄付が原子力業界から。原発審査の中立性は保たれるか?(朝日新聞1月1日号から)
 阿部豊(筑波大教授)は三菱重工業から500万円、岡本幸司(東大教授)は三菱重工業から200万円など、9名の氏名と金額、本人の釈明などが掲載されている。電力会社の元幹部は「寄付でパイプをつくった先生の原発アドバイスを事前にうければ(原発の)審査でもめない」と語る。       (や)
   ─────・─────・─────・─────・─────
 ストレステストに係る意見聴取会は今回で6回目。利益相反ありと見られている岡本委員は、相変わらず保安院側の席次中央にすわり、危険を訴え続ける委員の発言を押さえつけるかのように進行する。電力会社は2、3人しか発言しないにも関わらず10人ほどの大所帯で出席×2(関電、北電)している。

 電力会社の資料は、実はどの原子炉についてもほとんど同じ構造だ。彼らは1つの電源が喪失しても次の段階で代替案を用意して、過酷事故に至らないストーリーを作ってくる。しかしそれは紙の上で作ったもので、二重三重の備えというには程遠い。
 例えば、予備の電源車は津波に備えて高台に配置するという対策案。(大津波が来れば当然、大地震も起きると想像できるのだが、原子力業界は違うらしい)高台に置いた電源車は、がけ崩れにも遭わないし、ケーブル切断という心配もなく、高台の海抜高さを確認する質問だけで、話はおわり。
 様々な予備対策は、その実効性を確認してはじめて「有効な手段」とするべきだ、という数名の委員の発言は、保安院席に鎮座する進行役によって遮られてしまう。
 これでは、何回会議を繰り返しても、脆弱なところは見えてこない。(ち)

.. 2012年01月08日 08:07   No.356017
++ たんぽぽ舎 (社長)…555回       
.「原発ゼロ元年」おめでとう!東も西も再稼働NO!
   〜1.10 東電・関電前アクション〜

呼びかけ:東電前アクション!
詳細:こちら
Email: toudenmae.action@gmail.com

■日時:1月10日(火)
  19時 〜 東電前開始
  19時半〜 関電東京支社前開始
■場所:
  新橋東電本店前:JR・東京メトロ・都営地下鉄浅草線新橋駅より徒歩5分
  都営地下鉄三田線内幸町駅より徒歩3分
  関西電力東京支社:(東電本店前から徒歩3分)
■鳴り物、自作プラカード、歌う人、叫ぶ人、
  静かに意思表示する人歓迎。
★注)たんぽぽ舎も協力し、ノボリ旗をもって参加します。皆さんの参加歓迎
■このアクションを「非暴力」「反差別」の行動として呼びかけます。

★大飯原発再稼動反対署名にご協力を!
こちら

 【2012年「原発ゼロ元年」おめでとうございます!】
新年一発目の「東電前アクション」、3.11からほぼ10ヶ月目の1月10日に東電前
そして関西電力の東京支店前でやります!
誰も・政府自身も信じていない12月16日の野田首相と細野原発担当相の「冷温停止状態-福島事故収束宣言」。
 しかし、政府はこの大嘘を前提として、福島の避難民の帰還を促進し、避難や移住の要求を妨げるであろうことはあきらかです。
そして何より、東電の賠償負担を和らげることそのものを目的とし、福島の人々をさらに追い詰める「収束宣言」を絶対に認めるわけにはいきません。

 この「収束宣言」を根拠にして、またぞろ全国の原発を再稼動させようという動きも新年早々強まるでしょう。法的根拠のない「ストレステスト」を、組織改編が焦眉の課題となっている無機能状態の原子力安全・保安員が、あるいは「冷温停止宣言を歓迎」などという談話を出す国際原子力マフィア:IAEA審査して再び原発を稼動させるなどということを許すことは出来ません。

 再稼動第1号の可能性が高いと言われているのは、関西電力の大飯原発3・4号機です。「原発銀座」と言われる福井県若狭湾にあるこの大飯原発の1号機は2011年7月にトラブルで手動停止しています。また、おなじ関電の美浜原発では、2004年に蒸気漏れ事故で5人の死者を出しています。

.. 2012年01月08日 08:38   No.356018
++ たんぽぽ舎 (社長)…556回       
双葉町長手記 政府を痛烈批判
  「事故収束」宣言 いまだウソ 恥じるべき 安定化、今の状態では無理
  中間貯蔵施設計画 被害者に責任取らすのか 町民の使い捨て許さぬ

            (2012.01.06東京新聞「こちら特報部」より抜粋)

 福島第一原発事故で全町民が避難した福島双葉町の井戸川克隆町長(65)が、東京新聞に「原発事故を振り返って」と題した手記を寄せた。汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設を同県双葉郡に建設する政府方針に、反発。野田首相の「事故収束」宣言を「とんでもないこと」と強く批判する。手記に込められた井戸川町長の怒りと嘆きの声を届ける。(略)

 「世界最大の原発被害者になってしまったことは大変つらい。終わりの見えない旅。『避難指示』だけの言葉で故郷を離れている。(避難所を)慰問に来られた方が歌う『故郷』は、私たちにはとても耐えられない、悲しい歌になっていることが、皆さんには分かってもらえない。(略)ちり紙に遺書を書いたという方の話を聞いた時、涙が止まりませんでした。多くの方が死を覚悟されたのですね。政府はこのような方をどう思っているのか。本当に日本の恩人です。(略)恥ずかしいのは、いまだにうそをついている人たち。事故は終わっていません。今も、微妙なバランスの中で安定化させている。(略)ものをいわない相手に、五感と経験を駆使して対することは、一瞬の油断もできない。
膨大な部品の集まりを正常にし、安定化することは今の状態では無理。(「収束」宣言を)とんでもないことと思う。私は認めるわけにはいかない。現場にやる気を失わせてしまわないかと心配。誰もが認める検査プロセスでなければ、信用は得られません」

 細野豪志環境相は先月28日、福島県の佐藤雄平知事と双葉郡の八町村の首長に、除染で出る汚染土壌などの中間貯蔵施設を双葉郡内に設置したいとの意向を伝えた。有力候補地は高線量地域である双葉長と大熊町と言われる。町長は手記で「(放射線物質の)除去もできず住む希望も持てない一番ひどい地域とされる双葉と大熊が、事故の最大の被害者。ここに施設を造れということ
を、誰にもいわれたくない。私たちは誰よりも早く帰りたい気持ちがあり、『放射能をどこかに持っていけ』と加害者に声を大にして言いたい」と訴える。「皆さんは『一番放射線量が高い地域に』、と思うのでしょうか。でも、原因を作った者は誰か。どう責任を取るのか。だれが負担をするのか。被害者に責任はあるのか。被害者に責任をかぶせることができるのか。被害者に『元の生活をするな』と言える人はいるのか。ここから議論したい」と事故の責任を問う。


.. 2012年01月08日 12:16   No.356019
++ たんぽぽ舎 (社長)…557回       
 「次世代を担う子どもたちにも聞かなければならない。”被害者不詳”のままで、立地を頼みに来ることを許すわけにはいきません。誰かが『私が責任者です』と名乗り出ても、どうにもならないくらいの規模の世界最大の事故です。『原子力ムラ』の全員が加害者であると思っています。

 放射線物質汚染対処特別措置法が今月、全面施行。除染作業が本格化する。
双葉町では「除染はしなければならないが、技術的に確立されていないので、まだ行わない」とする。除染作業は国の責任で進めると言うが、「除染作業に従事する町民がさらに被ばくすることを恐れている。町民が大手企業の下働きで、使い捨てにされることは許しません。町民の皆さんが早く帰りたいと思う気持ちは理解できますが、これ以上被ばくさせるわけにはいかない」と訴えた。

 「私たちは昨年三月十一日から被ばくを繰り返している。これほどの被ばく者を出し続けていて、世界から原子力輸出国として認証されるのか疑問です。国家の恥だと思っています。地域の自然と同様、人間そのものを除染しなければ。(がんを)発症するかしないかの議論で、罪隠しにはならない。自然界以外の被ばくのすべては、要求しない迷惑なものを浴びせられていることになる。専門家と称する多くの方たちの安全基準は、まったく意味がない。被ばくについて安全といった人たちに、賠償を求めなければなりません。皆さん、団結しましょう」

.. 2012年01月08日 13:41   No.356020
++ 山崎 久隆 (小学校中学年)…16回       
.北風に要注意
   特に高齢者と乳幼児はマスクをするか、外出を避けること

 恐れていたことが起きているようです。このブログは嘉指信雄さんに教えてもらいましたが、中部大学の武田教授のブログです。
こちら
 要旨は、関東地方(福島以南)でセシウム濃度が急激に上がっているということです。
 私が過去に話をさせていただいた機会に「冬は北風に気を付けて」と言っていましたが、それが現実になっています。
 特に、年末年始から現在に至る時期、北風が強く吹いています。
 この風に乗って、北関東一帯に降り注いでいた放射性物質が再浮遊をしています。
 セシウムやヨウ素です。
 ヨウ素131は半減期が8日なので、もう検出されないかと思っていましたが、多摩地区の下水処理場の乾燥汚泥から最大170ベクレル/kg(北多摩一号水再生センター (府中市小柳町)ものヨウ素が検出されています。(12月15日〜20日)同時期のセシウムより多い量です。
 これもまた、北関東からの再浮遊と考えた方が良さそうです。
 今後は、北風が吹くような時は外出を控えるか、マスクを着用する。残念ながら窓はなるべく開けないなどの対策が必要であろうと思われます。
        YAMASAKI Hisataka

.. 2012年01月09日 08:11   No.356021
++ 福島みずほ事務所 (幼稚園生)…1回       
第18回社会運動ユニオニズム研究会(1月10日締切り)
  福島の子供たちの現状と『子供たちを放射能から守る福島ネットワーク』の活動について

日時:2012年1月14日(土)13:00〜16:30
会場:明治大学駿河台キャンパス研究棟2階第9会議室
(高層のリバティータワーを入り、左手奥の出口を抜けると研究棟1階入口です)

ビデオ『フクシマ原発震災〜被災者の声をたどる旅』上映(制作:LaborNow)
テーマ:福島の子供たちの現状と「子供たちを放射能から守る福島ネットワーク」の活動について
報告:佐藤幸子さん(子供たちを放射能から守る福島ネットワーク)
主催:一橋大学フェアレイバー研究教育センター、明治大学労働教育メディア
   研究センター、Labor Now
参加申込み:配布資料準備の都合上、参加希望者は1月10日までに、高須宛ご連絡下さい。


.「大逆事件と誤った処刑」院内集会のご案内 1月24日(火)昼

 大逆事件とは、自白強要や証人申請が全く認められない中で、1910年12月10日に裁判が始まり、1911年1月18日に判決が大審院一審だけで出たスピード裁判です。
 判決からわずか6日後の1911年1月24日の日に、幸徳秋水たち11人が処刑され、菅野スガは翌1月25日に処刑、他の12人が無期懲役になりました。
 この大逆事件は、冤罪、表現の自由、民主主義への弾圧という観点など、多くの観点から考えなければならない重要な事件です。
 昨年に引き続き、大逆事件の意味、その今日的な問題を皆さんと共有する会としたいと思います。ぜひ、ご参加ください。

日時:2012年1月24日(火)12:00〜13:30
場所:参議院議員会館講堂(1階、入口で通行証をお渡しします)
講演:鎌田慧(ルポルタージュ作家)「政治裁判を問う」
   田中伸尚(ノンフィクション作家)「過去の声にどう応えるか」
   大岩川嫩(「大逆事件の真実をあきらかにする会」世話人)
   「大逆事件101年目の真実」
   この他にリレートークも予定あり
資料代:500円
問合せ:福島みずほ事務所(TEL:03-6550-1111、事前予約は不要です)

.. 2012年01月09日 12:51   No.356022
++ たんぽぽ舎 (社長)…558回       
処理水の有害物質放置
  福島第一、原子炉の臨界・腐食防止に使う化学物質も「汚染水」と一緒に放出 更なる海洋汚染     (2012.01.06東京新聞 一面より抜粋)

 福島第一原発で、高濃度汚染水を処理した水には、腐食防止などのため大量の化学物質が含まれ、この水が海に放出されると、放射性物質とは別に汚染を引き起こす可能性のあることが、東京電力などへの取材で分かった。水は原子炉の冷却に使われるが、建屋地下への地下水流入で、使い切れないほど水量が増え、既設タンクは残り容量が少ない。混ぜられた化学物質はいずれも有害だ
が、東京電力も国も、この問題を放置している。

 投入されている化学物質は、ホウ酸やヒドラジン。(中略)いずれの物質も人体に悪影響がある。ホウ酸はゴキブリの駆除剤にも使われ、人間が吸い込むと、吐き気や下痢などの症状が起きる。ヒドラジンは、皮膚に触れると激しくただれ、体内に取込むと中枢神経や肝臓、腎臓の機能障害を引き起こすとされる。そのため、水質汚濁防止法などにより規制がかけられている。

 汚染水の場合、放射性物質にばかり目が向けられがちだが、外部への放出となると、こうした化学物質による海洋汚染も無視できない問題となる(中略)
 東電は14万トンの処理水タンクを準備しているが、早ければ三月にも満杯になる可能性がある。(中略)
 東電担当者は、放射性物質に関しては「仮に放出する際は、可能な限り浄化する」としているが、化学物質となると「現時点では特に検討していない」という。
 環境省も、化学物質の問題には着目していない。

.. 2012年01月09日 14:10   No.356023
++ 山崎 久隆 (小学校中学年)…17回       
一人殺せば犯罪者、1000人殺せば・・・この国にまともな司法は無い
 原子力推進体制の恐ろしい現実が見えてきた。
                            
 1999年9月30日、茨城県東海村のJCOという核燃料加工工場で臨界事故が発生し、2名の従業員が中性子線を致死量浴びて亡くなった。この会社は「労働安全衛生法違反と原子炉等規制法違反」で立件され、社員6名については「業務上過失致死、その他」立件された。中には2人の犠牲者と共に作業をしていた1名も含まれていた。この立件事態は、あまりに「実行者」のみを追求し、実際に原因を作った旧動燃や原子力委員会を含む原子力推進体制に、何の捜査も無い、スケープゴート的な事件の作り方だったが、しかし住民が大量に被曝し人が死んでいる以上、「何もしないわけにはいかない」といった事情から、刑事事件となった。

 起訴されたのは1年半後だから、今回の福島第一原発もこれから立件されることになるのだろうと思いつつ、しかしながら、既に市民から刑事告発されているというのに、その当事者たちが依然として原子力行政の責任者として、職に就いている現状から、この国にまともな司法はやはり無いのだと思わざるを得ない。

 この際、東電はいわば「逃げも隠れも出来ない」であろうから、事故収束を第一として、時間をおいて立件しても良いかもしれないが、直ちに責任を問うべき人間たちが、依然として事故調査だの分析に従事しているということは、「どうぞ証拠を隠滅して下さい」と言っているの等しいではないか。
 特に、重大な責任を負うているはずのメンバーは、原子力安全委員会とその配下にある専門部会の部会担当者だ。

 事故発生時点から、有効な助言をするどころか、根拠の無い希望的観測を述べ、あまつさえ自己の責任を回避するために誤った見解を述べるなど、およそ職務を逸脱した恥ずべき行為をしてきた者たちを、今もって現職にとどめておくなど到底信じられない。

 さらに事故後の住民被曝を避け、的確な避難指示をすべき機関、文部科学省の責任は重大だった。官邸が何と言おうと、SPEEDIの情報を素早く地元自治体に提供し、迅速な避難を実行する責任があった。
 そういう手立てを講じていたにもかかわらず、住民が指示に従わなかったとか、時間的に間に合わなかったというのであれば、とりあえず国に責任は無かったと言えるかもしれないが、肝心の避難情報を秘匿して、ただ「10キロ圏内避難」「20キロ圏内避難」などとだけ指示すれば、当然パニックに陥る。
 つまり「パニックになるからSPEEDIの情報を隠した」のではななく「政府がパニックになっていたから隠した」というべきだ。

 このような次元の人間たちを、これからも緊急事態の対応に当たらせること自体、犯罪的行為だ。例えば医師免許の無い人間、猟銃所持許可証を持たない人間、弁護士資格の無い人間がそれぞれの職務を勝手に行えば「違法」である。

国の責任者に特定の資格のような「わかりやすい基準」は無いとしても、実態として既に「大失態を演じた」のであるから、担当から解任すべきだし、責任を問うべきだろう。能力の無い者たちを重要な職務に就けてはならない。
 これら国家公務員や国の専門機関に審議官や助言者として加わっている「専門家」について、個別に「事故の前から今に至るまで何をして、何をしなかったのか」の責任を問うことが早急に必要なのだ。

.. 2012年01月10日 09:14   No.356024
++ 今井 (小学校低学年)…8回       
1月14日(土)横浜で脱原発世界会議に連動して大規模デモ開催
   たんぽぽ舎も参加、ブースも出展します

 1月14日(土)・15日(日)にパシフィコ横浜で「脱原発世界会議 2012 YOKOHAMA」
主催:「脱原発世界会議」実行委員会)が開催されます。
 これに連動して脱原発デモが開催されます。
 デモの名前は「脱原発世界大行進 in 横浜」、
 昨年10月22日に渋谷で「Rally for a Nuke-Free World in Japan -原発のない世界を求める大行進-」 を開催した首都圏反原発連合の主催です(たんぽぽ舎も参加しています)。

たんぽぽ舎は脱原発世界会議にブース出展で参加します。
そしてこの大行進でも全原発の即時停止を訴えて歩きます。

現在運転中の原発は6機のみ。1月13日には四国電力・伊方原発2号機が定期検査に入り残りあと5機となり、停止中の原発が再稼動しなければ4月にも全ての原発が停止する予定です。
日本が原発をやめるか存続するかの分かれ目となる2012年、私たち一人ひとりの声で原発のない世界へと歩を進めていきましょう!

《開催情報》

◆日 時:2012年1月14日(土曜日) 小雨決行
     集会スタート→15:00 デモスタート→15:45
◆集合場所→ポートサイド公園(最寄り駅:横浜駅/徒歩約12分)
    「脱原発世界会議」会場からも徒歩圏内
◆流れ解散場所→山下公園(約4.3キロのロングコースです)
◆主 催:首都圏反原発連合
◆協 力:「脱原発世界会議」実行委員会、LOFT PROJECT
(いろりばた会議 今井)

.. 2012年01月11日 10:54   No.356025
++ 合田寅彦 (幼稚園生)…1回       
双葉町長手記に想う−政府はすでに「双葉町を見捨てた」
   政府に対して「双葉町全体を移転させる土地を確保せよ!
   それなくして地域は存続できない」と訴えること

       茨城県石岡市 スワラジ・セミナーハウス 

 東京新聞「こちら特報部」に寄せられた双葉町の井戸川町長さんの手記を拝見し、放射能汚染をもろに蒙った土地の人間だからこそ、その怒りと嘆きの想いは強烈で、確かにそれは読む者の胸にじかに伝わるものでした。ただ私は、首長としての井戸川さんは今だからこそ感情に走らずに、もっと冷静に政府と基本的な問題において対決すべきではないかと思うのです。
 今現在、汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設をあえて福島の双葉郡に建設するという政府案を冷静に受け止めるならば、政府はすでに「双葉町を見捨てた」と理解すべきではないでしょうか。別の言い方をすれば、客観的にみて数十年間双葉町は住民が戻れない地域だということです。汚染に関する政府の解釈云々の問題ではなく、おそらく誰が考えてもそうだろうと。つまり、首長としてはここに至っては文句を言っている場合ではなく、早急に次の手を打たなければならない局面にきているということです。
 いま、地域とは何かを考えてみます。双葉町が放射能の被害に遭わずに存在し、しかし年月が経るなかで住民がほとんどよそから来た新しい人たちに入れ替わったとします。しかし、太古から続く双葉町の歴史は厳然として語り継がれている
でしょうし、風土はそう簡単に変わるものではありません。住民の顔は変われど、双葉町は双葉町として生き続けるでしょう。
 ところが、このたびのように町全体が移転し、住民が仮設住宅に住まなければならないようになった場合、住民全員が元から居た人たちだったとしても、移転先で就職が決まるようになると、櫛の歯が欠けるように一人去り二人去りするか、双葉町に想いのある人は住民票は移さないとしても、町行政はその人に対しての単なる書類の発行業務だけになってしまいかねません。
 町民のみなさんにしても、土地柄、方言、親類縁者、友達、食習慣などがすべて混じった環境がその人にとっての「地域」なのであって、そのどれか一つでも欠ければ居心地が悪く感じるものです。

.. 2012年01月11日 11:25   No.356026
++ 合田寅彦 (幼稚園生)…2回       
 井戸川町長さんがもし双葉町を再生したいとお考えであれば、一人二人と職を求めて地域集団から離れていく前に、一日も早く次の手を打つべきではないでしょうか。
 そこで、私が北海道で郷土史編纂にかかわった経験から以下に一つの提案をしてみたいと思います。
 北海道には今でも伊達、鳥取、広島など本州にある地名が残っています。明治維新後、職を解かれた士族が団体で入植した名残だろうと思います。農民も明治大正期に冨山、宮城、徳島、静岡、和歌山など多くの県から団体で辺境の地に入
植しています。
 井戸川町長さんに考えていただきたいのは、政府に対して「双葉町全体を移転させる土地を確保せよ!それなくして地域は存続できない」と訴えることです。
明治大正期は開拓はそれは大変でした。木の根を抜くのは馬の力を借りなければできませんでした。今ではユンボもあればブルドーザーもあります。その開拓をフロンティア精神に燃える双葉町の若者が政府支給の賃金でやるのです。町長さんは政府や経団連にさまざまな企業の誘致を訴えるのです。農民は農地を開拓するのです。今こそ双葉町民が一丸となって、湧き出るあらたなエネルギーで新双葉町を建設するのです。風土こそ違え、食習慣も方言も近所の顔も残ることでしょう。移転先の人との新たな交流も刺激になって生活に潤いをもたらすでしょう。
 井戸川町長さん、どうか政府と堂々と四つに組んでください。そしてその実り多い建設(戦い)の先頭に立ってください。
 さすれば、町一つをまるごと受け入れる土地、その土地提供の申し出をする都道府県は必ず現れるはずです。

.. 2012年01月11日 12:03   No.356027
++ 布施哲也 (幼稚園生)…2回       
原発問題発言で信用できる人とできない人がいる
   ルポライター鎌田慧さんの発言は信用できる 1月13日(金)の案内

 ラジオを聴いていたら、ジャーナリストの青木理さんの言葉が飛び込んできた。原発問題で発言する人が増えたが、信用できないでいる。でも、事故以前からその危険なことを訴えつづけた、京都大学原子炉実験所の小出裕章さんと、ルポライターの鎌田慧さんの発言は信頼できる。との趣旨だ。

 小出さんは、原発推進勢力の小出詣でもはじまっていて、ご本人は、「利用されるだけでは」と心配しているという。一方の鎌田さんは、利用どころか、原発をやめさせるために、東奔西走の日々となる。
 鎌田さんはライターであるので、「文」の人であるのは当然だが、それは机上の文ではなく、行動の文だ。全国を訪れ、多くの人と出会いを重ね、原発のある町の人々の姿を活写し、私たちに問いかける。

 でも、それだけに止まらない。原発事故後には、「行動の人」として、登場する。「1000万人アクション」を呼びかけ、自らが賛同人を募り、市民団体、労働団体に働きかける。鎌田さんは、6万人の参加者もまだ少ないし、署名もまだまだ少ないと、私たちを諭す。

 差別、労働、人権、冤罪、公害、そして原発と、その守備範囲は広い。でも、それらに共通するものは、「血がかよう人間の生き様」となるようだ。鎌田慧さんの講演会を【1月13日午後七時から「スペースたんぽぽ」で開催】する。各地の原発と地域の姿、そして、反・脱原発運動への思いを伺いたい。
 主催は反原発自治体議員・市民連盟。参加歓迎。      

.. 2012年01月12日 08:56   No.356028
++ 源八おじさん (小学校低学年)…6回       
源八おじさんの原子力映画ガイド その4
    お正月は黒澤明『夢』『原子力戦争』DVD発売
                           
 あけましておめでとうございます。今年も観てためになる原子力映画をご紹介しましょう。

 まず、お正月にふさわしい(?)と思われるのが、黒澤明監督『夢』(1990)です。黒澤明自身が見たいくつかの夢を描いたオムニバス形式の映画で、その中の1エピソード「赤冨士」が原発事故を予言していました。初夢で富士山を見ると縁起がいいといいますが、これが正夢だったとは、まさに悪夢です。黒澤明監督は、『生きものの記録』(1955)、『八月の狂詩曲』(1991)でも原子
力、核の問題を題材にしていますので、併せてご覧いただければより理解が深まるかと思います。

 さて、以前の原子力映画ガイドでご紹介しました黒木和雄監督の『原子力戦争』(1978)が、昨年12月にキングレコードよりDVDが発売されました。封印映画になりかけていたので、嬉しいニュースです。ただ、初回プレスのみで販売終了してしまう可能性が極めて高いので、将来は入手困難になることが予想されます。また封印される前に購入されることをお勧めいたします。
 それでは今年も、源八おじさんの原子力映画ガイドをよろしくお願いいたします。

.. 2012年01月12日 09:05   No.356029
++ たんぽぽ舎 (社長)…559回       
勝俣さんち今日も静かに警戒中
   ―私の家の近所に不思議な家がある―
                         (ご近所のきんさん)

 私の家の近所に不思議な家がある。表札は個人名なのだが、塀というか壁が異様に高くて、中がまったくうかがえない、ものすごくガードの堅い家なのだ。この家の前に東日本大震災の直後、ポリスボックスが出来て、警官による24時間警備をし始めた。いったい誰が住んでいるのだという疑問は、ある朝、車で出勤する白髪の男性を見て氷解した。東電の勝俣会長さんちだったのだ。地震以後9ヶ月間、報道陣が群がることもなく、右翼が抗議に来たくらいで静かに警備は続いている。

 12月25日、「勝俣会長ちにお手紙を届けよう」お散歩隊がやってきた。
四谷三丁目交差点から外苑東通りを左に曲がったすぐのところに勝俣さんちはあるのだが、お散歩隊は警官に包囲され、近寄れない。(だいたい警官の方が多くてお散歩隊はよく見えない)押し問答の末、勝俣宅前に数人づつお散歩隊の人たちがやってきては、お手紙を2・3日前から準備されていたガードマンの持つ白い箱に入れたり、抗議したりした。少しでも長くいると、警官に押し
戻される。黄色のバケツに福島のがれきを入れ持参して、渡していた人もいた。逮捕者がでるのではとハラハラしたが、刺激して事を大きくしたくないという警備側の意図が感じられた。

 幼い孫を抱いて散歩する勝俣さんに会うことがある。原発事故で避難を余儀なくされたり、放射能汚染にさらされて苦しむ福島の子ども達についてどう考えているんだろうこの人は? 権力っていったい何を守っているのだろうと勝俣さんちの前を通るたびに考える。

.. 2012年01月12日 09:39   No.356030
++ たんぽぽ舎 (社長)…560回       
原子力「仕分け」は? 「もんじゅ」の存廃 先送り
   「ムラ」温存のまま 除染ピンハネ、癒着、天下り・・・
            (2012.01.11東京新聞「こちら特報部」より抜粋)

 民主党は政権交代を果たした二〇〇九年の総選挙で、四年間は消費増税しないことを公約した。たしかに情勢によって公約は変わりうる。だが、マニフェストにうたった「天下りの根絶」や「公共事業削減」などで税金のむだ遣いを一掃することが、増税の前提となることはいうまでもない。
 しかし、昨年末には八ッ場ダムの建設再開が決まった。公益法人などを舞台にした官僚の利権構造はどうか。その一つである原子力ムラは一向に変わる気配がない。(中略)

 浪費の象徴と批判されている高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)についても、存廃論議を先送りし、来年度予算案では前年度比二割減の175億円を計上した。主な原子力予算は前年度予算より、わずか1.1%減の4188億円(中略)。

 この「もんじゅ」を運営する原子力機構は福島県での「除染実証業務」を委託されたが、「こちら特報部」でも再三指摘したように、国会で「中抜き、ピンハネ」疑惑を追及されている。
 同機構の不評は、その幹部人事が「産学官」の癒着や官僚の天下りを典型的に体現していることにもある。鈴木篤之理事長は、元内閣府の原子力安全委員会委員長。そのほかの理事の経歴をみても、文部科学省審議官、原子力安全・保安院次長など官僚OBがずらり。監事以上の役員の中には原子力安全委員会元事務局長や関西電力元役員、会計検査院元局長らもいて、ムラの中でポスト
をたらい回しにしている実態が浮かび上がる。

 さらに民主党行政改革調査会の調べで、関係する公益法人などに機構が「会費」名目で計1億9000万円を支出していたことも判明。一部の法人には文科省や機構のOBが天下っていた。
 他の団体や電力各社を含めても、もたれ合いの構図は同様だ。経済産業省が昨年5月に公表したデータによると、電力会社に再就職した同省幹部は過去五十年間で68人を数えた。また、本紙が同省と文科省が受け持つ原子力や放射線に関連する29の公益法人と独立行政法人を調べたところ、36人の官僚OBが17団体で監事以上の役員に就いていた。
 原子力安全委員会では、斑目春樹委員長と代谷誠治委員が就任前の三〜四年間に、原子力関連企業や業界団体から310万〜400万円の寄付を受けていたことが明らかになった(中略)。

.. 2012年01月12日 10:10   No.356031
++ たんぽぽ舎 (社長)…561回       
 ムラの利権構造が温存されながら語られる消費増税という構図。民主党の川内博史衆院議員は「そもそも、政府には原子力ムラを洗い直す気がない」と話す。「予算なんて担当大臣が『計上しない』と言えば、それまでのこと。逆にお金がありません、ということをアピールするために仕分けが使われている。
首相は財務官僚に『消費増税が国を救う』と信じ込まされている。そうではなく、予算の組み替えが国を救うんです」
 政治評論家の森田実氏は「(首相の)消費税を上げないと日本が破綻する、上げさえすればすべてうまくいくんだ、という言い方はまやかし。その前にやることはいくらでもある」と語る。
 「たとえば、いくら金がかかるか分からない現在の除染の手法。さまざまな研究機関や企業から除染に関する有効なアイデアが多数寄せられているのに、政府は取り合おうとしていない」

 環境エネルギー政策研究所の飯田哲也所長は「福島原発事故後も、原子力ムラは根本的に何も変わっていない。あれだけの事故がおきたのに、予算や組織にメスが入らないなんてあきれてものが言えない。政治主導どころか、官僚主導で予算をつけて国の金をぶちまけているだけ。仕事は天下り先の組織に丸投げするなど、完全に方向性を間違えている」と憤る。

 昨年十月から政府の総合資源エネルギー調査会・基本問題委員会の委員を務め、政権内部を垣間見てきた飯田氏はこう総括した。「民主党政権は何も決められない。原子力安全委員会の斑目委員長や原子力委員会の近藤駿介委員長が交代しないように、原子力ムラにも自浄能力はない」
            (2012.01.11東京新聞「こちら特報部」より抜粋)

.. 2012年01月12日 10:20   No.356032
++ 原田 裕史 (幼稚園生)…4回       
原子炉の寿命
   ―もともと20年、30年と言っていたのに―
                        たんぽぽ舎 

 稼働40年の原子炉を廃炉にするという。もともとは30年と言っていなかったか。
 原子炉の工学的な寿命として圧力容器が脆くなる現象がある。鋼鉄は温度がある温度より低くなると脆くなる(脆性遷移温度と呼ばれている)。昔、船舶が冬の海で簡単にこわれて沈没した事例がたくさんある。それで研究が進んだ。
 原発のボイラーである圧力容器も例外では無く、温度が低いほど脆く壊れやすくなる。作った当初は脆性遷移温度は氷点下なのだが、運転しているとだんだん高くなってくる。
 原子炉にはこの変化を知るために試験片が入れられていて定期的に取り出して脆性遷移温度も調べられているが、玄海一号などは摂氏98度となっている。
こうなると非常事に液体の水を入れると、脆性破壊を起こしそうである。
 そのような危険な原発をまだ動かそうとしているのが現在の原発業界であり、正気を疑う。即刻停止がふさわしい。
 政府は運転延長を「例外」とするようだが、圧力容器用の試験片1つとっても初期の予定を超えると試験片も足りなくなるので試験片の再利用などという無茶な話も出てくる。そのような精神で原発事故など防げるはずもない。
 最低限、初期予定よりは短期に廃止でなければ話にならないのだ。

.. 2012年01月12日 10:33   No.356033
++ 近藤 (幼稚園生)…2回       
東電だけでどれだけ被曝労働者を出す積りか?
   柏崎刈羽原発の定期検査―再稼働は、被曝労働者を激増させる
   全炉廃炉にすべき
              たんぽぽ舎・会員  福島県会津地方在住

 今回の福島第一原発事故では、現場の作業員の数が非常に不足しています。
福島第二原発の作業員と柏崎刈羽原発の作業員を全て福島第一に動員したところで人員が足りる筈もありません。自転車操業的に全国から作業員をかき集めている状況です。半ば騙し同然で、福島第一原発の事故現場に連れられて行かれた作業員も沢山います。
 そして、マスコミなどのインタビューを受けたりして作業現場の事を口外しない事、後から病気になっても損害賠償は請求しない・・・などの一筆を書かされて作業に入っています。事故の一応の収束がつくまでのこれからの何十年もの間、被曝しながら労働する作業員の数は慢性的、絶対的に不足するでしょう。
 それだけでも非常に深刻な問題であるのに、さらに東電が柏崎刈羽原発で被曝労働者になる作業員を確保するなんて事は許されざる暴挙です。
 実際にこれだけの大きな「人災」を起こしてしまったのです。さらにこれまでの数々の事故隠蔽の実績、被曝労働や労働者不足の深刻さを考慮すれば、東電は、原発を稼動させる権限など全くない筈です。東電は不用な柏崎刈谷原発を安全に運転する対策などをこれからする余裕などある筈が御座いません。柏崎刈羽原発は直ちに止めて、福島第一原発の廃炉を安全に推し進める方に全力
を尽くすべきです。
 柏崎刈羽は、即時停止して廃炉が当然ですが、どんなに遅くとも、2012年の春に稼働している2つの原子炉が、両方定期点検に入った時点で、二度と再稼動させてはなりません。東電は今回、償い切れ無い事故を起こしてしまったのですから、何も言う資格はない筈です。
 「次」は無い東電には原発を再稼動させる権限は絶対にないのです。国民もこの事を声を大にして訴え続けるべきです。
 今まで電力会社のリーダー的存在であった東電が、率先して原発を撤廃して、それに習って他の電力会社も定期点検に入った原子炉から順次廃炉を決めて全炉廃炉にする・・・それが、今回の原発事故を起こした電力会社の最低限の義務でしょう。(勿論その前に停止せずに原発が大事故を起こしたら、東電の役員も経済産業省の役人も全員切腹ものでしょう。)
 東電は当然、率先して全炉廃炉にすべきです。東電にはそれ以外の選択肢を挙げる権利は無い筈です。

.. 2012年01月12日 10:41   No.356034
++ 池邊幸恵 (幼稚園生)…1回       
除染で子どもの健康が守れるのでしょうか
   校庭・遊び場等の除染は応急措置にすぎません
   予算1兆円超は退避・移住等有効に使うべきであります
                    市民が求め創るマニフェストの会

 野田佳彦首相は昨年12月16日の記者会見で福島第一原発の事故収束を目指した工程表のステップ2を完了した、と宣言されました。そして除染対策としては、
1)除染費として今年度予算と来年度予算案などで1兆円超を充てる。
2)政府の除染担当者数を来年4月までに400人規模に拡充。
3)除染を行う作業員を来年4月をメドに3万人以上確保するとの方針を示されました。

除染の目的は何でしょうか
 既に識者から、除染は移染(松井英介医師)、除染より移住(山内知也教授)、除染幻想(菅井益郎教授)と言われています。
雪が大地一面に降ったことを連想すればわかります。
除雪は屋根、庭、道路までは行えますが、溶けず、見えない雪(放射能)の土地、葉一枚一枚が汚染された山林はほぼ不可能です。ましてこれからは大地に地下水にと浸透してきます。
除染方法も放射能だけを吸引することはできず、外部に飛散し、完全に取り除くことはできません、まさに移染・拡散です。しかも除染した汚物を捨てる場所がまだ決まっていません。
被曝地の子どもたちは窓を閉め切られ、外出はほぼ禁止にされています。
現在、校庭や遊び場の除染は進んでいます。しかし、これは応急処置に過ぎません。
全身病魔に冒された患者の身体の一部が治療できても、これで安心ですよ、とは言えません。
しかもまだ毎時6千万ベクレルのセシウムが放出されています。除染の本丸は広大な大地です。
これはほぼ不可能です。除染の目的は子どもたちの健康保障であるはずです。
除染で放射能がなくせると政府は立証できるのでしょうか。
汚染の高い地域はたとえ除染をしても住める値にはなりえないのです。
除染後も子どもたちの発症が生じたら政府はどのような対処・責任をとるのでしょうか。

除染費用を退避、移住費用等に移行させるべきです
 1兆円もの予算(税金)をかけるなら、避難区域を広げること、子どものいる世帯の移住を国として行うよう措置をとることです。勿論それに
ともなっての生活保障、就業保障も国が行うことです。被曝地の親は子どもがいつ発症するか、を恐れており、子どもを持つ親はみんなが退避・移住するなら同意する、という意見を持っています。
チェルノブイリでの子どもの10年後は既に明らかであり、子どもと親は一生の問題、子孫につながる問題であります。

.. 2012年01月14日 08:13   No.356035
++ 池邊幸恵 (幼稚園生)…2回       
放射能汚泥は東電原発の地へ校庭の汚泥や河口等の放射能汚泥、焼却炉の放射能灰は速やかに東電原発の地へ運ぶべきです。
その地で収納しきれない場合は周辺被曝地、避難地域の土地を国が買い上げ行うべきでしょう。
そしてそこから放射能が全国に散らないように国は管理すべきです。
(国は双葉郡に中間貯蔵施設を福島県知事に要請2011.12.28朝日)

カナダ医師会ジャーナル:不十分な除染努力が健康リスクをもたらしている日本
 一般公衆の年間被曝限度*20ミリシーベルトは人倫に劣る、とんでもない基準で、こんなことを自国民に許した政府は過去数十年で世界にない。
「現時点では、長期にわたる健康被害を最小限にするための一番大事な公衆衛生上の方策は、避難区域を広げることだ。」(2011.12.21。*放射線職業従事者の限度、妊婦、子どもは年間1ミリシーベルトを超えてはならない。)

神戸大学の山内知也教授(一部紹介)「たね蒔きジャーナル」12月22日
 現地で調査、福島・渡利地区で除染しても線量は下がらない、特定避難緩衝区域に指定されていなくても、2.95マイクロシーベルト/時間で、3にならないので避難緩衝区域にならない、4歳の子供がいるところ、除染しても、次々入ってくる。コンクリートの建物は上が高く、古いコンクリートはセシウムをよく吸収する。
町をいったん壊して作り替えるくらいでないと、事故前の線量にならない。

高圧洗浄機でもほとんど下がらない・中間貯蓄施設の選定はさらに難しい(日経2012.1.1)
2011.12月初旬、大熊町の役場付近で実施した除染では空間の放射線量は10マイクロシーベルト前後までしか下がらなかった。
これは年間被曝線量に換算すると50ミリシーベルとで政府が目安としている年間20ミリシーベルトに遠く及ばない。
政府は「貯蔵期間は最長30年、最終処分場は県外」とする方針だが、住民からは「自宅近所を最終処分場にすることは認めない」との声が強い。

以上のように有識者の発言を踏まえますと、「除染」だけでは内部・外部被曝を被っている福島の子どもたちの未来は保障することができません。私たちの提言をご考慮の上、子どもたちが次の日本を担うことを可能としうる施策の行政をおこなわれますよう、強く要望いたします。

連絡先 〒337-0032 さいたま市見沼区東新井866-7
市民が求め創るマニフェストの会  石垣敏夫 電話048-686-7398
 
池邊幸恵、大津けいこ、石橋行受、ヘンリー大津、林田 力、丸山南里、千一鎌倉、正清太一 、景山恵司、原 秀介、今村哲男、櫻井智志

.. 2012年01月14日 08:19   No.356036
++ たんぽぽ舎 (社長)…562回       
原発業界から2委員に寄付
   「保安院は再稼働ありき」
                 (2012年1月12日版 東京新聞より抜粋)
 原発の再稼働に必要なストレステスト(安全評価)の報告書を審査する経済産業省原子力安全・保安院の専門会議で、原子力業界から寄付を受けていた一部委員に批判が集まっている。
 原発に批判的な委員は「利益相反」だと辞任要求をつきつけているが、保安院は「問題なし」の姿勢を崩さない。
 保安院によれば、ストレステストを扱う専門家会議のメンバー十一人のうち、岡本孝司・東大教授が原発メーカーの三菱重工から二百万円、山口彰・大阪大学院教授が三菱重工業グループのニュークリア・デべロップメント社から三千三百八十五万円の寄付を受けていた。
 岡本氏は三菱重工業出身で、会議では司会進行役を務めている。
 昨年十二月二十二日の会議で、井野博満東大名誉教授が山口氏について「(中略)これが事実であれば、利益相反の事例に該当する可能性があり、委員にふさわしくない」という趣旨の質問書を保安院側に提出。会議資料として配られたが、保安院は井野氏の了解を得ないまま、企業名や献金額などを「個人情報」との理由で白抜きにした。
 更に六日の会議では岡本氏の献金問題が浮上。
 井野氏と後藤政志芝浦工業大非常勤講師が問題視すると、保安院は岡本、山口両氏への寄付は「大学という組織を通じて受け取っている。利益相反の問題はクリアしている」と説明。
 井野、後藤両氏は「保安院と国民の常識は違う」と引き続き、岡本、山口両氏の自発的辞任を求める構えだが、保安院は「これまでの説明を繰り返す」と突き放す。

.. 2012年01月14日 17:17   No.356037
++ 原田裕史 (小学校中学年)…17回       
.コスト上昇説の裏側  (たんぽぽ舎)

 原発再稼働をしなければ発電コストが上昇するという宣伝が今後、半年更に行われるだろう。
 発電コスト自体は2010年に原子力委員会に立命館大学大島堅一先生により提出された資料によれば原子力発電は過去、火力発電よりも高価であった。(細かい話もあるので、原本に当たってください)
こちら

 今年に関しては原発燃料を購入済みで定期検査などもしている。つまり原発のコストを払った上で、火力発電の費用も払うのだから、トータルの発電コストが増えて当然である。原発の再稼働をあきらめ、既に原発に支払った費用と長期休止していた火力発電所の再稼働費用を国費で支援し、長期分割支払いにすれば、言うほどのコストアップにはなるはずもない。
 これは政策変更費用であるので国費の出番というものだ。原資にはまず原発関連予算約4,200億円を振り向けるべきである。

.. 2012年01月14日 17:30   No.356038
++ たんぽぽ舎 (社長)…563回       
原発・放射線・地震問題の語り手10人ら
   たんぽぽ舎副代表 山崎氏が2位に登場
                  (2012年1月2日東スポWebより抜粋)

 3月11日で世界が変わった2011年、映画をほとんど見ることができなかった。代わりに足を運んだのが、脱原発や放射線防護、地震に関する講演や集会、学習会。
 ということで2年続いた映画ベスト10を断念し、原発・放射線の問題で印象に残った話者10人らを挙げる。順位をつけたが優劣ではなく、あくまで主観的な印象度によるもの。12年もこの人たちの発言に注目したい。

【1位】樋口健二氏(写真家)
【2位】山崎久隆氏(たんぽぽ舎副代表)
 大学教員でも技術者でもなさそうな山崎氏だが、その知識は原子炉から放射線防護に至るまで、恐ろしいまでに広く、かつ深くて示唆に富む。問題点をズバリ指摘するのみならず、その解決策まで明快に提示。過去の原子力行政や研究例にも詳しく、データが次々と出てくる。現在進行形の事態の解説には打ってつけの存在。大メディア的には有名ではないが、こういう人こそテレビに出るべき。
【3位】小出裕章氏(京都大学原子炉実験所助教)
【4位】福島の母たち
【5位】秋山豊寛氏(元宇宙飛行士、元TBS記者、農家、大学教授)
【6位】広瀬隆氏(作家)
【7位】田中三彦氏(サイエンスライター、元原発技術者)
【8位】後藤政志氏(芝浦工大非常勤講師、元原発技術者)
【9位】吉村秀實氏(防災ジャーナリスト、元NHK解説主幹)
【10位】島村英紀氏(地震学者)

.. 2012年01月14日 18:03   No.356039
++ たんぽぽ舎 (社長)…564回       
原発放射能 セシウム降下急増 なぜ
   福島市 新年早々、不安広がる
   風邪で舞い、雨・雪に付着?「速報体制必要」
               (2012年1月13日版 東京新聞より抜粋)

 福島市で年明けの2日から3日にかけ、放射性セシウム134と137の降下量が急増した。ここ数カ月の1平方メートル当たりの検出量は検出限界値未満(ND)や二桁までの数値ばかりだったのに、137の場合は252ベクレルを記録。測定した福島県原子力センター福島支所は「特に問題がある数値とは考えていない」としているが、一体何が起きているのか。
 正月早々に測定されたセシウムの高い値は、地元住民に衝撃を与えた。「最初に聞いた時はびっくりした」と打ち明けるのは「渡利の子どもたちを守る会」の菅野吉広代表だ(中略)
 半減期二年の134は昨年12月29日に5.36ベクレルだったが、30日に35.7ベクレルに上昇。今月1日に下がり、2日にND(5.95ベクレル)になった後、3日に180ベクレルに上がった。
 同30年の137も似たような数値で推移し、3日には252ベクレルにまで跳ね上がった。その後は134、137とも十ベクレル台にとどまっている。(中略)
 原因は何か。同市では2日夜から3日未明、弱い雨や雪が降っていた。これまでも強い風や降雨時にセシウムの降下量が増える傾向にあった。(中略)
 元日本原子力研究所研究主幹で、社会技術システム安全研究所(茨城県ひたちなか市)の田辺文也所長は「事故炉の内部で何か起きたのなら敷地内の放射線量が上がるはずだが、それはない。落ち葉に付着していたセシウムが風で舞い上がるなどして雨で落ち、採取されたのでは」とみる。(中略)
 原因が舞い上がりセシウムとみられることについて、菅野さんは「市が情報を伝えるわけでもないし、大半の市民は高い数値が出ていたのを知らなかったのでは。分かっていれば外出時に子どもにマスクを着けさせるなどの対策もとれたはず」とし、こう提言した。
 「今後また、数値が上がることも考えられる。地元のテレビで緊急速報を流すシステムなどを考えるなど、県や市は何らかの対応を取る必要があるのではないか」

.. 2012年01月14日 18:55   No.356040
++ 山本勇祐 (幼稚園生)…4回       
本の紹介 −原発の本質を知るにはこれだ!!−
   「福島原発の町と村」布施哲也著 七つ森書館
    (劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク・たんぽぽ舎)

 3・11以降原発に関する本は、書店の特設コーナーに山積されていた。それはそれで原発に関する知識の普及には大いに役立った。最近はそのブームは陰りを見せ書店の特設コーナーはほとんど姿を消した。
 そんな時期に、この本に出会った。なかなか面白い。著者の布施さんから"まじめに書いたんだ"と一言あって買い求めた。
 布施さんは「反原発自治体議員・市民連盟」の共同代表だ。数ある原発の本の中で、原発立地自治体をこれほど掘り下げて原発の問題点を浮き彫りにした本は見当たらない。布施さんは2011年まで清瀬市議会議員をしていたこともあり、電源三法に関して原発立地自治体の予算の分析は非常に分かりやすく鋭い。
 読み進むうちに、いろいろと多忙な彼が、これほど多くの資料と現地取材を積み重ねていることが随処にみられ感心する。
 自治体に関して、明快に分析し期待もしている個所がある。はじめにの中で、「明治以来この国の取った道は中央集権化であり、それに加えて、地方自治というものを兵士の供給と税金の徴収のために制度化してきた。自治体が誕生したの
は、中央が地方を支配する道具を必要としたからだ。でも、自治体にはそれだけのではないものが存在するし、存在させたいという思いがある。」「自治体とその議会の力で、新規の原発を建設させず、現にある原発は運転を中止させ、再稼働させないで廃炉を目指す。そのために、自治体も議員も監視が必要で、そこに自立した市民が登場する。」思わず共感し頷く。
 この観点から「反原発自治体議員・市民連盟」は2011年月に結成準備会が発足する(5月に正式結成)。3・11の前から自治体の潜在的な可能性に着目していたことがわかる。

 以下、本書の目次から
 第1章 双葉町と大熊町…避難が遅れ住民が大量被曝
 第2章 相馬藩領と発電所…放射能が襲う浜通り 天明飢饉の傷跡
 第3章 阿武隈高原の村 …日本で最も美しい村・飯舘 全村避難を
     余儀なくされる
 第4章 自治体とPPS…自治体が原発を変える

各章で挿話的に述べられている(ドイツ、イタリアの自然エネルギーの実態)
(自治体の合併の歴史)(原発立地自治体が25町村、その協議会があること)
等々も興味ある内容だ。テンポの良い文章が気持ち良い。
定価:1,600円+税 四六判/224ページ 七つ森書館
反原発自治体議員・市民連盟でも取り扱います。
(電話・FAX:03−5211−7199)
(住所:東京都千代田区三崎町2−6−2ダイナミックビル5階たんぽぽ舎内)

.. 2012年01月14日 19:26   No.356041
++ 近藤 (幼稚園生)…3回       
福島県大熊町町長選挙の裏事情
   〜いまだに東電が町政に深く関与している大熊町の実態〜
   原発なくせ候補が原発推進候補に勝てなかった実情

                  たんぽぽ舎会員 (福島県在住)

 去る2011年11月20日に大熊町町長選挙が行われました。大熊町は今回の大事故が起きた福島第一原発の1号炉から4号炉の立地町で、現在全域が警戒区域に指定されています。
 「除染を進めて町への帰還を」と訴えた現職の渡辺利綱氏が中高年層を中心に支持者を集めて3451票で当選。「町ごとの移転を」と主張した新人の木幡仁氏が2343票で、落選。・・のような地元マスコミの報道でした。
 放射能汚染の厳しい現実を直視し、「地元には帰れない」と言う事を前提として、町ごと移転を主張した木幡氏の主張こそ至極真っ当な主張でしょう。いくら数兆円をかけて除染したところで、数年で戻れる筈がありません。
しかし、これ以外にもマスコミが報道しなかったもっと別の対立要因もあったのです。

 木幡さんのHP  こちら  には

   2.町として町民の東電賠償請求を支援します。
   ・役場に弁護士を常駐とし、賠償請求のモデルプランを作成、請求をスムーズに行えるようにします。
   ・大熊町役場に常駐入居している東電職員を撤退させます。

とあります。これには驚きです。現在、会津若松市にある大熊町役場の仮庁舎には東電の職員が3人も入居して常駐しているのです。それは現職渡辺利綱氏町長の方針で、東電の職員が常駐してすぐに対応出来るように・・との説明です。町役場に東電の職員を時々呼ぶのなら理解できますが、損害賠償の請求相手が役場に常駐しているのはかなり異様な事態でしょう。町役場が東電と癒着して、損害賠償を東電に有利に進め、さらに、損害賠償請求裁判の阻止の為・・と考えられても然りでしょう。
 大熊町には東電関係の会社に勤めている人間が6〜7割いるのです。東電職員が3人も常駐している町役場でまともに損害賠償の話ができる筈がありません。
そればかりか、賠償金もまだまともに支払われていない避難民は今、東電やその関連会社をクビになったら生活していけないという不安も大きいでしょう。
 これまでも仮設庁舎に常駐している東電職員を撤退させるよう、木幡氏や他の住民も何度か申し入れして来たようですが、無視されてきた経緯があります。
 まともに考えたら木幡氏の主張通り、東電職員は撤退させて、その代わりに弁護士を常駐させ、損害賠償のモデルプランを作成してもらうほうが、被災した町民にとって遥かに便利で有利でしょう。

木幡氏の最後の主張は  5.原発をなくす。です。
 そう、もうお分かりの通り、今回の選挙は、原発推進派で東電と仲の良かった現職と、脱原発、脱東電を主張した木幡氏の闘いであったのです。
原子力マネーで潤ってきた大熊町は、この期に及んでも、東電の影響力は絶大なのです。マスコミもこの異様な事態をしっかり報道するべきではないでしょうか?原発立地では、東電を潰して解体しなければ、まともな選挙も出来ないようです。

.. 2012年01月14日 20:18   No.356042
++ たんぽぽ舎 (社長)…566回       
保安院によるストレステストの「妥当」判断を許すな!!
   「利益相反」3委員の即時辞任せよ!
   18日の聴聞会に集まり、傍聴者排除による「ストレステスト」の幕引きを許さない声を挙げよう!

 本日14日(土)の日経新聞朝刊(1&5面)に「大飯原発の安全性十分」「ストレステスト 保安院、初の判断」「再稼働、地元了承カギ」の見出しのもと、保安院は「大飯原発3、4号機のストレステスト評価結果について、妥当とする方針を固めた。18日に開く専門家の意見聴取会に評価案を提示する」との記事が掲載されました。一方で「手続きが先行するのは大飯原発だが、政府がひそかに『再稼働1号』と期待するのは四国電力伊方原発3号機」などの言及もあります。

 三菱重工から献金を受け取った3委員の「利益相反」が問題化する中で、保安院は、傍聴者を排除してまで、あらかじめ決めたスケジュールを強行しようとしています。

 この間、傍聴や経産省前などでのチラシ配布などに取り組んできた「福島原発事故緊急会議」は13日(金)午後、以下の抗議・要請書を経産省広報、意見聴取会事務局、枝野経産相国会事務所あてにファックスし、報道関係者にも公表しました。後ろに保安院、枝野経産相の要請先を付けましたので、皆さんも緊急に要請を集中してください。「八百長テスト」の茶番を許さない声をあ
げてください!

………………………………………………………………………………

<抗議・要請書>

経済産業大臣     枝野幸男 様
原子力安全・保安院長 深野弘行 様

「ストレステスト意見聴取会」について
傍聴者締め出しの撤回と「利益相反」委員の解任を求めます

 福島原発事故により、地球上の大地も川も海も空も食物も放射性物質で汚染し、福島では多くの人々が生活と仕事とふるさとを奪われ、今なお高線量の中で生活しいつしか白血病やがんを罹患するのではとおびえて生活しています。
かつその被害は福島に限りません。
 このような大事故はなぜ起こったのでしょうか? 私たちは、福島原発事故の原因究明に関心を持ち、種々の審議会や報道発表に注目してきました。そんな中で、「発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価(いわゆるストレステスト)に係る意見聴取会」にも注目し過去数回の傍聴をしてきましたが、この間に私たちにはとても納得できない・黙っていられない事態が発生したので、
以下に要請をします。
 枝野経産大臣は、就任時に情報公開を強く指示されたと聞いています。即時に善処してください。

.. 2012年01月16日 10:59   No.356043
++ たんぽぽ舎 (社長)…567回       
1 傍聴者を会議会場から締めださないで

 1月12日に公開された第7回(1月18日予定)の開催通知で、今までと異なり傍聴者は1014会議室という別会場で「映像及び音声をリアルタイムでご覧いただける」と案内されました。これでは、傍聴でなく遠聴です。山奥や地球の裏側で見聞きするのと変わりません。会議のその時々の委員や事務方や事業者の表情を知ることも、臨場感を持って全体の空気を掴むこともできません。また、委員たちも密室で議論することを望んでいるとは思えません。このような扱いは民主主義に反します。是非とも同室で傍聴できるように善処願います。

2 利益相反行為を許さず、原発業界から寄付を受けている委員を解任して

 過去数回の意見聴取会を傍聴する中で、原発業界から寄付を受けている委員がこの会の進行を主導していることに愕然としました。おびただしい被害をもたらしている原発大事故のあと、原発の再稼動にかかわる重要事項について、科学技術者の良心に基づいて過去の過ちを認め客観的に検討し判断し意見を述べることを、それらの委員に期待できるでしょうか。原発事業者や原発メーカーなどから種々の名目で寄付を受けているとすれば、その委員たちは利益相反行為をすることになります。他の省庁でも議題毎に利益相反を避けて委員を離席させて議論しています。原発業界から寄付を受けている委員は止めさせるべきだと思います。

以上、強く要請します。

 2012年1月13日              福島原発事故緊急会議

               連絡先:Tel:03-6424-5748/Fax: 03-6424-5749
            〒112-0014 東京都文京区関口1-44-3 信生堂ビル2F
                       ピープルズ・プラン研究所

………………………………………………………………………………

★傍聴締め出しの撤回と岡本孝司、山口彰、阿部豊の3委員の辞任を緊急に要請して下さい。短いもので構いません。新聞等への投書も有効です。

※この情報をぜひ転送、ブログ、ツィッター、フェイスブック等で広めてください。お知り合いのメディア関係者にもぜひお伝えください。

【原子力安全・保安院】
代表 (TEL)03-3501-1511
広報課 (TEL)03-3501-5890
原子力安全技術基盤課(ストレステストを担当)
(FAX)03-3580-5971 (TEL)03-3501-0621

【枝野幸男経産相】
[国会事務所]
(FAX)03-3591-2249 (TEL)03-3508-7448
[地元・大宮事務所]
(FAX)048-648-9125  (TEL)048-648-9124

.. 2012年01月16日 11:05   No.356044
++ 糸色のぞむ (小学校低学年)…8回       
.「利益相反」3教授への追及の場へと転化した
                  「第6回 ストレステスト聴聞会」
   「保安院は事業者の報告を追認しているだけ」

                              
 本日1月6日、通産省本館地下1階で「第6回 発電用原子炉施設の安全に関する総合評価に係る意見聴聞会(以下、『ストレステスト聴聞会』と略)」が開かれた。

 聴聞会に先立ち、福島事故緊急会議を先頭として本館正門において「三菱重工から献金をもらった人が『三菱重工原発』を審査する???岡本、阿部、山口の「利益相反」3教授はストレステスト委員を辞任せよ!」と題したビラを経産省職員をはじめ、朝の霞が関の通勤途中の配る。聴聞会開始の時間に合わせ聴聞会に参加した我々は会場内においてもビラを配り、会場内はいよいよ熱
気を帯びる。聴聞会開始に先立って、「不規則発言者は即退場」と前回の聴聞会で会場から浴びせられた正当な批判を封じるアナウンス。

 9時ちょうどに聴聞会が開始。配布された資料を見ると、前回(第5回)の聴聞会の議事進行を教訓としたのか、あろうことに前回から継続議題となっている「ストレステストの審査の進め方について」の論議を議題の最後にもってきた。前回の聴聞会で井野・後藤料委員から、議事進行役をどの委員の了承も無しに勝手に、しかも恣意的に進める岡本委員による聴聞会運営の在り方のみ
ならず、そもそもシュミレーションのみに頼るストレステストの在り方そのものが、国民から託された「発電用原子炉施設の安全に関する総合評価」とは程遠く、福島事故における事故原因の技術的知見に踏まえて行われるべきだ、という正当な意見に対して、保安院はそれは「他の聴聞会で行われている」ということを唯一の根拠とし、事故原因を全て細分・分断化した上で、総合的な評
価を行わさせないという態度で臨んできている。そうした保安院の運営に異を唱える委員の発言を封じるために、保安院は前回継続論議を約束したにも関わらず、時間配分もあやふやなまま「ストレステストの審査の進め方について」の論議を最後の議題としてきたのだ。

 第1議題である関電大飯原発3、4号機の只々業者の提出したレポートを読み上げる事を以って保安院の「評価」とする茶番に続き、同様に第2議題である北電泊1、2号機の「一時評価」の意見聴聞が繰り返される。なんら本質的な評価基準が指示されない中で行われるトリビアルな無意味なレポートの読みあげに、一体どのような意見の聴取を行えるというのか?しかも、保安院から
は既に業者のレポートに対して、判を叩いた様に「問題ないことを確認した」と評価を下している。これが儀式でないとしたら一体何なのであろう。

 2時間半無駄な儀式が続いた後、漸く「ストレステストの審査の進め方について」の論議として、前回聴聞会以降提出された井野・後藤両委員からの保安院に対する質問に対する質疑応答となった。

.. 2012年01月16日 11:19   No.356045
++ 糸色のぞむ (小学校低学年)…9回       
 後藤委員は開口一番、過去の原発行政全般の審問にかかわった人間は今回の福島事故に対して責任を持っているとして、この間所謂「原発推進派」として様々な原発行政の審問に携わってきた岡本委員他の「推進派」委員の責任の所在を明確にした。更にその上で、1月1日の朝日新聞の報道にあるように審議対象である事業者から金銭的便宜を得ている事、従って「意見聴聞会委員の利
益相反」に明確に反すものではないかと指摘した。続いて井野委員も「信頼されていない保安院」と自虐的に自ら評する保安院が、にも関わらず全く自らを反省することなく誤った委員の人選を行っていると批判。この人選では全く国民の信頼を得られないと喝破した。

 堪らず、自己弁護を買って出た岡本委員は「金は私腹に入れておらず大学の管理下で使用している」と弁明、「名誉棄損」だと言いながら「ここでは技術的知見の観点でのみ批判が行われるべきだ」と「反論」したが、すかさず後藤委員から反論「岡本委員の運営方法こそ政治的。我々が国民から託されていることは政治的な判断ではなく、技術的知見に基づいた原発事故の防止策を探る
ことであり、それをシュミレーションによる確率論的におこなっては駄目だ。
福島事故がどうして起きたのか、という事実から出発するべき」と「保安院や岡本委員の常識は国民の常識と大きくかけ離れている」と駄目だし。更に続けて「保安院は事業者の報告を追認しているだけ」と、このストレステストの本質を突き付けた。

 予定を40分以上越えながら、両委員及び会場からの追及は更に続き本議題は更に次回にも持ち越されることとなり、当日の聴聞会を終了した。

追記

 保安院は良心的委員と会場と一体となった、「利益相反」委員を防衛するため次回聴聞会をし審議室と聴聞室を別室化するという暴挙に打って出た。そればかりか、後藤委員の指摘通り、「保安院は事業者の報告を追認」する形で大飯3、4号機の事業者報告に「妥当」というお墨付きを与えようとしている。
 こうした保安院の目論見を次回聴聞会に更に大衆的に取り組み、良心的委員と共に打ち砕こう。

.. 2012年01月16日 11:25   No.356046
++ 冨塚元夫 (幼稚園生)…2回       
脱原発世界会議に参加して
   どこも人がいっぱいで熱気と笑顔にあふれていました
                               
 1月14日15日にパシフィコ横浜で行われた脱原発世界会議は、日本各地のさまざまなレベルの脱原発運動が一か所に集まり、そこに世界各国各地の脱・反原発運動・グループに結集してもらう初めての試みでした。それは大成功だったと思います。
 プログラムに紹介されている登壇者(メインホールで挨拶した人)だけでも海外から約50人、国内から約50人います。その人たちが初日の開会式、2日目の閉会式で挨拶しました。メインホールには1000人入りますが、いつも満員でした。
 私は開会式、閉会式には出席できませんでしたが、一度だけメインホールで行われた集会に出席しました。それは、「首長会議:地域発・原発に頼らない社会のつくりかた」というセッションで、脱原発に取り組んでいる市区村長8人が発
言しました。司会は山本コータローさんでした。桜井勝延 南相馬市長、井戸川克隆 双葉町町長、保坂展人 杉並区長、三上元 湖西市長(静岡県)、西原茂樹 牧の原市長(静岡県)、笹口孝明 元巻町町長(新潟県)、石井俊雄 長生
村村長(千葉県)、上原公子 元国立市長といったみなさんで、それぞれ実績にふさわしい興味ある発言でした。とりわけ、桜井南相馬市長は、農業が出来なくなった住民の無念さを理解できない行政・東電に対する怒り、復興には興味なく(鉄道、国道を一向に復旧させる意図がなく、利用出来るのはいまだ県道のみ)八ツ場やTPPや増税にしか興味しめさない政府に強く抗議しています。井戸川双葉町長はこれまで「なんど聞いても、原発は絶対安全」と答えてきた人たちが、事故後数か月経ても他人行儀で、加害者だという自覚もないと嘆いていました。
 政府・官僚・地方行政は全く自覚も意欲も能力もない状況を見るに、これからは地方自治体(市町区村)がネットワークを作って連携しなければならないという結論にディスカッションの結果達しました。

 メインホール(1000人)のほかの会場はサブメイン2ホール(600人、250人)と小規模の5ホールと50人〜150人の会場が10くらいでした。どこも満員で、私はサブメインホールのセッション「原発のない東アジアを目指して」に出席しました。
 発言者は日本以外では、中国、韓国、モンゴルでした。福島第一の事故後韓国、中国は安全体制の見直しを行い、原発増設に向かっています。脱原発陣営は東アジアの諸国との連携が必要です。モンゴルでは市民が情報から遠ざけられている
現状があります。
 小規模ホールは各参加グループによる持ち込み企画で、私は「福島の今!放射能と戦う有機農業者」に出席しました。二本松市(旧東和町)の有機農家は除草・深耕等によって懸命にセシウムを減らす工夫をして、ある程度成果を上げてい
ます。
 またシアター、写真展示室、ブースもあり、各地の反原発グループが展示・販売等をしていました。どこも人がいっぱいで熱気と笑顔にあふれていました。

.. 2012年01月17日 07:23   No.356047
++ 原田裕史 (小学校中学年)…18回       
四国電力伊方原発2号停止。残り5基。今月末には3基に!
   再稼働を阻止し、脱原発状態に。たんぽぽ舎

 14日(土)未明、四国電力伊方原発2号機が停止しました。

 既に東北電力、中部電力、北陸電力、九州電力、日本原子力発電で全ての原発が停止しており、四国電力も全機停止です。残りは北海道電力泊3号、東京電力柏崎刈羽5号、6号、関西電力高浜3号、中国電力島根2号の計5基となっています。

 たった5基、505万kWです。全体の9割の原発が停止しています。

 今月中に柏崎刈羽5号と島根2号が止まり、3基、314万kWのみになります。日本の原発の94%が停止します。計算上は原発が無くても電気は大丈夫だとわかっていましたが、もうすぐ誰もが実感します。

 止まっているといっても原発行政は依然として推進基調です。廃止が決定するまで声を上げ続けなければなりません。当面止まっている原発の「再稼働」の問題です。14日の報道によれば原子力安全保安院は関西電力高浜原発のストレステ
ストの結果を「妥当」と判断したようです。

 「妥当」とは何を意味するのでしょうか。安全性を軽視し原発を稼働するためには妥当でしょう。地震大国日本で原発を稼働するための妥当性ではなさそうです。福島第一原発事故の究明どころか、収束すらおぼつかない中での原発稼働は
無責任です。現在動いている原発も速やかに止めるべきです。

 中東情勢を考えると、米国によるイラン制裁関連でイランからの石油の輸入が途絶えるかもしれません。そのことで政府等は石油不足・石油危機を表看板にして再稼働の宣伝をするかもしれません。しかしイランからの輸入は限定的ですし、第一次石油危機の時でさえ量では無く価格の問題でした。また、石油の輸入が実際に滞るならば、産業に影響が出て必要電力も減るために大勢に影響はないハズです。

 とは言え、イメージは大事です。エネルギー安全保障という点で、国産石炭や天然ガスの安定確保を広げることで原子力推進勢力を減らすことが出来るでしょう。再生可能エネルギー推進のエネルギーにすることもできるかもしれません。

 原発がすべて止まったままでいるように頑張りましょう。

.. 2012年01月17日 07:33   No.356048
++ 森本裕次 (幼稚園生)…1回       
「原発ゼロ元年」おめでとう!東も西も再稼働NO!〜
     1.10 東電・関電前アクション〜報告 

 2012年1月10日(火)今年最初の東電前アクションが東京電力本店と関西電力東京支社それぞれの前で行われました。東電に対しては柏崎刈羽原発の廃炉、そして関電に対しては大飯原発の廃炉を求めるスタンディング抗議アクション。 なんと100人以上の市民が集まり、寒さを吹き飛ばすように声をあげました。

 まずは17時より、関西電力東京支社へ申し入れ文の提出。
 事前に出された条件に沿った形で申し入れ書を提出しましたが、関西電力社長及び会長に閲覧させるかどうかについては回答を控えるとのことでした。

 18時に東電前へ移動。 横断幕を広げるなど、いつもの準備をしていると、突如ワゴンに載った警察官が道に乗り付け、私達をぐいぐい押しのけながら手際よくカラーコーンとポールを設置し、抗議スペースを後ろへ後ろへと追いやろうとします。
 昨年12月までは、そのような物は設置されていませんでしたが、自主的に声かけ等を行い、歩行者が通るのに十分なスペースを確保していました。

 ポールを取り囲む防弾チョッキまで着込んだ機動隊員による過剰警備は一体『何』から『何』を守るためなのでしょうか。 そんな軽装備じゃ放射線という目に見えない銃弾は防げないというのに…。

 もちろん、妨害にめげず多彩なスピーチとシュプレヒコールで抗議の声をしっかり届けて参りました。

 次回アクションは2012年2月3日(木)19:00〜東電本店前集合です。
その名も『核の鬼を追い出そう!東電は「外」!2.3東電前アクション』
原発が全て無くなるまで
何度でも声をあげましょう!

.. 2012年01月17日 07:47   No.356049
++ たんぽぽ舎 (社長)…568回       
脱原発世界会議と大行進にたんぽぽ舎も参加
   スタッフを2つに分けて、ブース班とデモ班と

 (開催趣旨より)

 福島の原発事故をへて、私たちは岐路にあります。
 子どもたちを守り、夢と希望をつなぎたい。
 核の時代を終わらせ、自然と生きる未来をつくりたい。
 できるんです。
 世界の人々とつながれば。
 
 1月14日(土)、15日(日)脱原発世界会議と大行進がパシフィック横浜とポートサイド公園で開かれた。主催は前者は実行委員会、後者は首都圏反原発連合。たんぽぽ舎もスタッフを二つに分けて、会場内のブース班と脱原発世界大行進の班の二つで、それぞれ努力しました。又、共通ビラとして「もう原発やめよう、学習会ーデモの予定一覧」(B5版4頁)を3000部作り、
デモ行進参加者(11団体の共同主催者発表で4、500人)へ配布、又会場の入口とブース周辺でも配布。

 配布スタッフによると「たんぽぽ舎のビラです。講演会や集会、福島ツアーの案内が載っています」と言うと、”一段と受け取りが良い”という嬉しい報告も。大行進では主催者団体にたんぽぽ舎も名を連ねているので、当日の大型マイクや車の運転手などでも協力。デモ行進は4kmで、風船をたくさんならべ、子供たちも多く、にぎやかなデモでした。たんぽぽ舎はデモ第一グループ
の最後よりで、横断幕を2つ、のぼり旗を3本(2つはたんぽぽ舎、1つは東海第二原発を廃炉にー脱原発ネットワーク茨城)を先頭にして、約100名弱の隊列で行進しました。

.. 2012年01月18日 07:05   No.356050
++ 山崎 久隆 (小学校中学年)…18回       
原発の運転制限40年の怪
   「何か厳しくなったのか?」
               たんぽぽ舎・劣化ウラン研究会 

 「何か厳しくなったのか?」

 原発の寿命を実質40年とするという細野原発大臣の発言に、読売、サンケイ以外の各紙はおおむね好意的だが、ちょっとまってと言いたい。信濃毎日新聞の社説の主張「新規原発がゼロならば最終的にゼロになる」から「脱原発の一歩とせよ」(1月8日付)は主張としてはまだ合理性があるが、原子力産業が「新規原発ゼロ」を受け入れなければ実質的に意味は無い。

 さらに、40年間の運転をあらかじめ「保証」しかねない今回の「運転制限」には、実際に大きな問題を引き起こす。もともと原発自身に耐用年数という概念が存在しない。一般にあるのは機器類や構造物の税法上の耐用年数であって、機器類や容器類が何処まで使えるかという意味での耐用年数は、原発のように複雑な装置(念のために言えば「高度技術」でも「先端技術」でも無いことに注意)は、各装置の寿命がそれぞれ異なるので、全体を通しての耐用年数は計算不能だ。

 一般に原子炉の耐用年数というと、交換不能な圧力容器がどれだけ持つかを前提とし、それが使えなくなるまでを耐用年数と考えるのだが、玄海一号機のように中性子を浴びてぼろぼろになり(中性子脆化という)現時点でも使い物になりそうも無いものもある。PWRは圧力容器が小形なので、特に中性子脆化が進みやすい。ちなみに玄海1号機はまだ36年目だ。これなど耐用年数切
れだと思うのだが、依然として九電は運転再開をもくろんでいる。

 さらに福島第一原発などの老朽原発の場合は、その間に何度も耐震基準が変わってきたために構造からしてが、いわば「つぎはぎ状態」であり、全体の整合性という面からも強度に問題が生じている。何でも強固に作れば良いというものではない。強度のある部分と無い部分の境目(例えば溶接部など)は、一方の強度が上がったことが原因で以前より応力が集中して破断した、なんてこ
とさえ起こりえる。

.. 2012年01月18日 07:13   No.356051
++ 山崎 久隆 (小学校中学年)…19回       
 振動は「抑えるべきか発散させるべきか」なんていうのも単純では無い。むしろ振動や膨張、収縮を逃がすように設計した方が良い場合もたくさんある。
しかし設計に失敗していたりすれば、思わぬ速度で劣化が進行し、材料強度からは考えられないほど早く破壊されてしまうかもしれない。

 BWR型に特有の、原子炉圧力容器の中にある「シュラウド」というステンレス製容器も、もともと「ひび割れ」など起きるとは思ってもいなかった。交換すれば良いのだが、配管などと異なり圧力容器内に溶接で取り付けられていて、交換など想定もしていないため、大工事になるので「維持基準」なる「ひび割れ容認運転」を強行してまで運転を継続していた。もっとも、一定の速度
でひび割れが進展するため、多くはその後交換工事を行ってはいるが。しかしひび割れがある間は、燃料の支持能力や冷却材の流路保持能力に問題があることは間違いない。

 こういう個別に起きる現象を「年数」で単純に割り出すことなど不可能で、結局は一つ一つが壊れていくまでは本当の強さは分からないのが現実だ。従って、それぞれの装置や配管などは、十分安全と見込まれる時期に、早々に交換ないし補修をしてしまうことで、結果的に全体の安全を確保するというのが「予防保全」の考え方だ。

 これに対して40年制限などを法定してしまうとどうなるか、容易に想像がつくのが、コストの上昇だ。福島第一原発の教訓は、古い原発なのにメンテナンスにお金をかけずに運転を強行していたことが、原発震災につながったことだが、今後40年以上動かせないとなれば、もっと早い時期、例えば30年を過ぎたらもうメンテナンスにお金をかけなくなるだろう。かえって原発の安全
性は低下する恐れすらある。

 結局は「老朽原発は危険なのではないか」という懸念に対して、実に単純に回答をしてみたという程度に過ぎず、本質的に原発の安全性向上につながるとは到底言えない。

.. 2012年01月18日 07:19   No.356052
++ 珠巳 (幼稚園生)…3回       
2012年1月14日 脱原発世界大行進に参加して
                     脱原発ネットワーク茨城 

 1月14日、横浜ポートサイド公園で行われた脱原発世界大行進に参加して来ました。当日は雨も降らず、ちょうどいいお天気に恵まれました。横浜の駅を降りただけでも、とてもおしゃれな建物が立ち並んでいていつもと違う雰囲気のデモに気分も何だか軽くなりました。

 駅から少し迷いながらも、どうにか公園に辿り着くと一番に目に入ったのがクマさんの大きなオブジェ。東京のデモよりも、何と言うか芸術的なものが多かったように思います。参加者の年齢層も若く、活気ある集会を終えると、デモに出発。

 私は、東海第二原発の廃炉を訴えている脱原発ネットワーク茨城の旗を掲げ、たんぽぽ舎の旗と並んで歩かせて頂いたのですが脱原発の意志の元に集う旗をとても誇らしく感じて歩く事が出来ました。新しいグループを応援してくれる、たんぽぽ舎の温かさにも深く感謝して歩た事が嬉しかったです。

 コースはあまり休憩出来る様なポイントが無く、歩き通しのデモコースになっていましたが街並みがとても美しく、其れに励まされる様にして歩き通せました。歩き終わった後も、沢山の人が集ってダンスをしたりなど熱気冷めやらぬ様子。

 4500人(主催者発表)の力をヒシヒシと感じた横浜の脱原発大行進でした。参加者の情熱に、たっぷりの希望と力を貰って、帰りは横浜の美味しい御飯を堪能した楽しい一日になりました。

.. 2012年01月18日 07:26   No.356053
++ 天辰 (幼稚園生)…1回       
脱原発世界会議を聴講
  若めの人がかなりいて少し頼もしく感じた

 今日、横浜みなとみらいのパシフィコ横浜で開催されました脱原発世界会議を聴講させていただきました。2日間で延べ1万人以上とゆうことで、来場者も若めの人がかなりいて少し頼もしく感じました。なにしろ、3年後ぐらいから、幼ければ幼いほど若ければ若いほど、被曝による発病がの顕在化がおこり、早くしかも被害が大きいとチェリノブイリ等々の研究者達が言っているの
で、若い人達に原発とめなければ、あぶないことを気付いてほしいです…。

.. 2012年01月18日 07:35   No.356054
++ たんぽぽ舎 (社長)…569回       
原子力安全基盤機構 検査手順丸写しまん延
  第三者委報告書 業者頼り「不適切」

 原発関連の検査を行う独立行政法人原子力安全基盤機構(JNES)が作成した核燃料の検査方法の要領書(手順書)が、検査を受ける側の燃料加工会社が作った書類を「丸写し」する手法で作成されていたと、同機構の第三者委員会が12日、発表した。第三者委は調査内容をまとめた報告書で「業者依存の不適切な検査」と指摘した。

 会見した同機構の佐藤均理事は、原子炉を含む重要施設を検査する「使用前検査」など、JNESで行う多くの検査が丸写しの手順書が使われていることを認め、「機構独自の視点で検査項目を入れるなど改善する」と述べた。

 JNESをめぐっては昨年、原発で使う核燃料を検査する際、加工会社が作成した原案と全く同じ内容の手順書を使っていた問題が発覚した。同12月、柏木俊彦大宮法科大学院大学長を委員長とする第三者委が発足し、実体を調べていた。

 報告書によると、JNESは2008年、核燃料体の検査手順書をつくる際、燃料加工会社「グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン」に作成させた原案を電子ファイルで受け取り、そのままコピーして手順書として使っていた。(略)

 柏木委員長は「検査の主体性、独立性に疑問を抱かせる」と批判した。

 JNESの内規では、メーカーや電力会社から設計図や性能など検査に必要な情報を得て自ら手順書をつくることになっている。ただし、具体的な検査方法までメーカー側が関与することは認めていない。

                  (東京新聞1月13日付けより抜粋)

.. 2012年01月18日 07:42   No.356055
++ たんぽぽ舎 (社長)…570回       
脱原発世界会議開幕
  ウラン供給に悔恨 採掘反対のアボリジニ男性
  「核兵器や原発を手助け」 英の核実験で家族も被ばく

 世界一のウラン埋蔵量を誇るオーストラリアから、先住民族アボリジニのリーダーの一人で、ウラン採掘に反対する「オーストラリア非核連合」のピーター・ワッツ共同代表(46)が来日した。ワッツ氏は「私たちの国で取れた資源が、核兵器や原発建設を手助けしてしまった。これ以上、苦しむ人を増やしてはいけない」と力を込めた。

 ワッツ氏は14日に横浜市で開催した「脱原発世界会議」のシンポジウムで、パネリストの一人として発言するために日本を訪ねた。

 「世界のヒバクシャから学ぶ」と題したシンポジウムで、核実験で汚染されたマーシャル諸島やチェルノブイリ原発事故の被災地などからの参加者とともに登壇したワッツ氏は「ここにいる“兄弟”だちに申し訳ない」と話を切り出した。
 自国内に商業用の原発を持たないオーストラリア。だが、北部には(中略)複数のウラン鉱山がある。その埋蔵量は全世界の三分の一を占めるといわれている。
 日本が輸入しているウランもオーストラリア産が約3割と最も多い。
 「掘り出されたウランが世界各国に売られ、結果として多くの人に被害を与えてしまった。(こうしたウランがなければ)福島原発事故も起こらなかったかもしれない」(ワッツ氏)
 だが、オーストラリア人自身も核による深刻な被害を受けてきた。そのはじまりが、1950〜60年代に繰り返された英国による核実験だ。
 ワッツ氏の出身部族、アラブンナが住むオーストラリア南部の一帯も被ばくした。ワッツ氏は「私の家族も苦しめられてきた。怒りを忘れたことはない」と振り返る。(略)

 脱原発に向け、どんな行動を起こしたらよいのか。ワッツ氏は「原爆、核実験、原発…。世界中にはさまざまな核の犠牲者がいる。その全て人たちが、勇気を出して『ひどい目に遭っている』と声を上げる事が大切だ」と提案する。
 「被害者が苦しい生涯を送るだけでなく、何世代ににもわたって悲劇が続いてしまう。それが核による犠牲なのだ」
          (東京新聞1月15日付け「こちら特報部」より抜粋)

.. 2012年01月18日 07:55   No.356056

■--テント日誌
++ Y・T (小学校低学年)…6回          

テント日誌 11/28(月)
    テントの照明完備と駆けめぐるニュース
     ―― 経産省前テントひろば 79日目 ――

11月28日(月)、鉛色の曇天がたれ込め、寒々しい雰囲気は冬の到来を感じさせる。しかし、意外に暖かい。深夜の不寝番もそんなに寒さを感じはしなかった。
 それにしても1週ぶりの泊まり込みで、寝袋、毛布、敷物、布団がいっぱい増えていることに驚く。こんなにも差し入れが届いているのだ。
昨日の電源関係のセッティングに続いて、今日は照明のセッティングがなされる。これで2つのテントは会議であれ食事であれ、灯りに煩わされることはない。
 午前中に川俣町の牧場主Yさんが来訪。当時豚を1万頭飼っていたという。
一応全部 避難させはしたが、それでも結局ダメになったという。辛い思いがあり多くは語らなかったが、内にこめた無念さや怒りが伝わってくる。農水省へ行く途中に立ち寄ったのだという。
 愛媛県松山市の女性が2時間ほどテント前で座り込み、カンパもいただく。
帰り際「伊方原発をなくしたい」と涙目で、周囲の人達に分かれを告げていく。
 午後からはテント前で賑やかな歌声が。若い女性の一団に小父さんたちが加わって、青空歌声喫茶よろしく大声張り上げて唄っている。久し振りの発声も楽しかった。

 夜、福島第一原発の吉田所長の入院・退任のニュースが伝わってくる。詳細は個人情報のため非公表だという。先日のマスコミ取材時に事故後の被曝線量について聞かれた折、「個人情報」ということで答えなかったことへの「AERA」の疑問というか批判を目にしたばかりであった。
 すぐに作業員はどれほどの被曝をし、どれほどの症状を呈しているのだろうかと、考えさせられる。個人情報ということで闇に葬られるケースも多いのだろうか。さらには、伝え聞いている、山下の福島県立医大副学長就任以降の福島医療界への深い憂慮と、高放射線量地域に押しとどめられている子どもたちのことが頭を駆けめぐる。

 テント内では夜更けまで次から次へと熱い議論が交わされていく。

                        ( 文責 Y・T )
.. 2011年12月01日 07:46   No.351001

++ E (幼稚園生)…1回       
テント日誌 11/29(火)
テントの情報は世界へ、日本へ
―― 経産省前テントひろば 80日目 ――

 陽射しが日ごとに弱まる3温4寒の日々。今日は暖かな過ごし易い1日だった。H氏が設置してくれたソーラー発電の装置もこのところ出番が少なくなった。太陽が中天に昇らずビルとビルの隙間に僅かに顔を出すだけなので仕方がない。来年春の活躍を期待するとしよう。
 朝、第2テントから第1テントに若い女性がやってきた。25日(金)に岡山からテントにきて、ずっと滞在しているのだという。風邪で倒れている人が多いから昨日・今日は急遽年休を取っていることにしたのだそうだ。
 夜は1人で第2テントに泊まり込んで、守ってきたという。若い人の行動の凄さに脱帽!
 午前中、東京で英語教師をしているロビンさんというイギリス人がテントに来た。ロビンさんは、世界的な'オキュパイ'の運動とこのテントの運動をつなげるネットワークをつくるために協力したいと申し出た。大変有り難いことである。
 この間、外国ジャーナリズムの取材が多い。経産省前テントの運動は、世界から日本へと逆の構図で広まっているといえるのかも。
 というところへ、午後の2時ごろ日本の大新聞の一つ、東京新聞の記者がテントを訪れた。記事については翌30日の"こちら特報部"をご覧頂きたい。
 広報活動について、もう一つ。テントの様子を自動的に映像による実況中継で伝えるシステムの構築が進んでいる。発案者は国立に住む女性Oさんだ。12月1日から始まる「とつきとおかの座り込み」に合わせてスタートする予定とのこと。
                  (文責 E)

.. 2011年12月02日 09:28   No.351002
++ H・T (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 11・30(水)>
  原発廃止の意志が集い、交差し、そして燃え上がる
       ―― 経産省前テントひろば 81日目 ――

 今日も晴れ、暖かい。テントの周辺は晩秋から冬へ。正面外務省の銀杏が美しい。テント周辺では枯れ葉が舞う。厚生労働省周辺では、今日東京国公労の労働組合がのぼりを立て、「組合に入ろう」のアピールとチラシ撒き。

夕方。薄暗くなったにも拘わらずテント前は賑やか。終日の座り込みから帰る人。仕事帰りに立ち寄った人、テント前の椅子に座り込む人。談笑する人、テントの中は車座で一杯。

9時頃山口・周南市から2人の若者が来訪。1人はサッカー選手だという。
ネットで このテントを知り立ち寄ったそうだ。午後10時半頃若い女性。「仕事帰りですが。今 から座り込み」と11時半、終電まで座り込み帰る女性も。

夜になって雨、冷え込んできた。、テント前で舞う枯れ葉が雨に濡れ光り輝く。明日 の朝クマさんは大変だ。そこへ「ゴミ持ち借ります。」と車を止めてテントを覗き込む若者。3袋持ち帰ってもらった。テントを支えるさりげない行為に感謝。

 明日からはいよいよ、とつきとおか、福島ー全国の“女達の未来を孕む女たちのテント村行動”が始まる。3つのテントに灯りがともった。

 その日夕方には、原発輸出反対、原子力協定反対の、首相官邸前緊急アクションがある。官邸前はテントから歩いていける距離である。

 原発廃止の意志が集い、交差し、そして燃え上がる。

                          ( 文責 H・T )

.. 2011年12月04日 09:29   No.351003
++ Y・T (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 12月1日(木)>
雨の中、未来を孕むとつきとおかの始まり
― 経産省前テントひろば 82日目 ―

12月1日、師走の初日、雨。午後には雨は上がったが、それにしても寒い。
 未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動の始まりの日である。午前9時半頃から、佐藤幸子さん、椎名千恵子さん、木村結さん等が次々と到来。このために防寒対策や照明など用意が調えられた第2テントで、これからのことについての相談やバナーづくりなどの準備が進められる。
 石橋上人が若い人を伴っておこなっている太鼓と読経のリズムが心地よい。テント前に集まってくる人々も、雨が上がるにつれて増えてきた。
 午後、第2テントの正面に布に書いた「東京都ふくしま村」の看板が掲げられる。
 狭山裁判再審請求の大きなデモがテント前の交差点を右折していく。テントには70年代に狭山闘争の高まりの渦中にいたメンバーも多く、道路脇に立って手を振りエールを送る。デモの参加者からもエールが返される。
デモの終わった後、帰路にテントに立ち寄ったという方も何人かいた。
4時頃、ポルトガルのジャーナリストがブラジル人の通訳と一緒にテントを来訪。2人はスペインのバルセロナでテントの存在を知ってやって来たのだという。どうも、テントの存在は海外メディアの方で多く報じられているようだ。スペイン人もやってくる。テント前では国際色豊かに賑やかに音楽が奏でられる。
 6時から、原発輸出・原子力協定締結(ベトナム、ヨルダン、ロシア、韓国との)に反対する緊急行動が首相官邸前で行われる。テントからは歩いて10分弱のところであり、前述の外国人メンバーを含めて十数名で参加。気温は真冬並み
か、とても寒い。その寒さの中、90人程で路上に立って、1時間あまり熱い集会が続く。
福島第一原発の事故が未だ収束のメドも立たず、福島の子どもたちが高い放射能汚染下で命を削られている時に、そして放射能を世界にもまき散らしているのに頬被りしたまま、原発輸出などあり得ない!それを許すなら日本人は世界から
その倫理性を問われることになるという指摘に胸を衝かれる。
発言者は木口さん、椎名さん、佐藤さん、吉田さん、アイリーンさん、田浪さん、石丸さん等々、殆どが女性であった。
夜、テントで賑やかに交流会。調布9条の会の70代の元気な女性たちと歓談。
ある男性から「テント日誌をいつも読んでいる。楽しみにしている。」と言われ、感激。 (文責 Y・T)

.. 2011年12月04日 10:27   No.351004
++ Y・T (幼稚園生)…2回       
<テント日誌 12・2(日)>
世界に広がるテントひろば
―― 経産省前テントひろば 83日目 ――

 12月2日(金) 今日も雨。昨日よりも寒い。昨日と同じく午後からは雨も上がる。

 午後3時頃、荒川河川敷テント村の住人たちと山谷をはじめとする支援者たちが、都の「野宿者追い出し」策動に対する抗議行動を終えて、テントひろばに到着。30〜40人で交流集会が行われる。
 反=脱原発運動の中で、命の問題、生きる権利の問題が改めて意識され、原子力ムラや財界が原発維持推進に際して主張する「経済」の論理、「金」の論理に対して、それを拒否し、命を大切にする社会、生きる権利を紡ぎ合っていくよう
な社会ということが主張されるようになった。原発と巨大な格差抑圧構造をうんでいく社会構造は切っても切れない関係にあるのだろう。命を大切に、ということはこういう社会構造を変えていく人々の人間的なつながりや協同関係を創り出
していくことと一体なのだと、感じさせてくれる集会であった。テントひろばはそういうひろばとして経産省に相対峙している。
 
 少し、理屈っぽくなってしまった。「未来を孕む女たちのとつきとおか行動」世話人の椎名さんのテントひろばへよせる深い熱い想いのアピールに、思わず胸が熱くなる。
          
           ( Y・T )

.. 2011年12月04日 16:58   No.351005
++ QUEMA (幼稚園生)…3回       
夕刻、荒川河川敷テント村、山谷のお客様、砂川闘争の土屋さんなど千客万来、鈴なりのテント。そこへさらに、Rさん、二度目の来訪。スコットランドのご出身とかで、まっぺんさん(たんぽぽ舎音楽隊重役)と民俗音楽に話の花を咲かす。
傍らにいた北海道・旭川生まれの青年が流星を見たとわたしに夜空を指さす。
 Rさんは、イタリア・フィレンツェでイタリア語学習に来ていた日本女性と知り合い、ともに東京住まいで、今、恵比寿で英語教師をしている。仲間の在日英国人などに、日本の原発工場の事故情報を伝えたくてテントを訪れた。
 Rさんは、脱原発派のようで、英語人のネットワークづくり、ことにNYウォールストリートのテント、ロンドンのテントなどとの交流を申し出てくれた。ニューヨークからロンドンから、同じ★を見ているひとびとと交流が始まる。テント広場WEB班に入っていただけることになった。
 さらに、昨日、スペインからのお客様のPさんが、イスラエルがイラン攻撃をしたと慨嘆されていたことをテントの人々に伝えると、いっきに、話題は核保有国同士の戦争について、情報をわかちあうことに。
 テントの夜の寒さは、ニュクレア・ウィンターの脅威にいやましとなる。チャイナ・シンドロームは、フクシマ第一第三号基(?)のメルトスル―によって、ブラル・シンドロームとなったなどとその真偽を確かめる暇間もなく、ブラジルからのお客様がテントを訪れる。昨夕は首相官邸前、原発の海外輸出阻止抗議行動をギターと太鼓をもって参加してくれた。
 世界は近く、世間は狭い。おテント様に恥じないようにと、野次馬X氏は限定版、テント広場の記録DVDをくださったので、それをRさんに、英語人世界に拡散してもらうことにし
た。WEB会議の充実を祈念しております。
明日、たんぽぽ舎有志は「もんじゅ」再稼働阻止闘争に出発します。     
                        (QUEMA記)

.. 2011年12月04日 17:05   No.351006
++ M・O (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 12/3(土)>
     放射能から子どもたちを守りたいという母親たちの願い
      ―― 経産省前テントひろば 84日目 ――

○午前中は昨日からの雨が続いていた。今日は午後から明大土曜会主催の落語会があるので気になっていたが午後からは晴れてきた。最近は天気予報もあたるね、テントに来た人と話した。
落語はテントの中で行われた。明大出身の柳家三壽さん。師匠は宮城県気仙沼市の出で今回の大震災には心痛めているとのことであった。噺は縁結びの一席だが、巧みな語り口に一同は笑いも挟んでの楽しいひと時だった。第二回目を来年の二月に開催するとのことだ。先のことになるが楽しみが増えた。

○週末にはテントの周辺でもいろいろの催しがあるが、また、各地での集会などがあってテントから出掛ける人も多い。だから、落語会の終わった後の午後は比較的閑散としていたが夕方からは人も集まった。テントの中でも、外でも話が盛り上がっていた。誰からともなくはじまる話しはあちらこちらに飛びながら自然に現在という時代の話になって行く。話の渦と流れはなかなか止まら
ないが、時間はあっという間に過ぎて、今日もテントの一日は終わる。

○世田谷区在住のUさんから食べ物と一緒に長い手紙を差し入れて頂いた。コピーしてテント内で回し読みした。「私は東京在住の58才の普通の主婦です。ただ、長女を2才9カ月という可愛い盛りに病気で亡くし、<子どもは宝>、<命の尊さ>を骨身にしみて、深く深く実感したことは私の人生観を大きな力で支えています。そんな私は今年3月11日の東日本大震災、津波、それに続く福島原発の相次ぐ事故を見て、ただちに子どもたちを安全なところに避難させてと心で叫び、それからは毎日、毎日それを祈り続けています」。これは長い手紙の一節であるが、それから何が出来るのと考え行動してきたかが綴られている。
 「歴史とは子ども亡くした母親の歎きである」と喝破したのは小林秀雄であるが、それは歴史に参加する力にもなり得る。放射能汚染から子どもたちを守りたいという母親たちの願いにはこういう支えがあるのだと思える。避難も含めて放射能汚染から子どもを守ることは火急のことだ。そんなことをあらためて感じた。

○来週の土曜日と日曜日には大きな集会と行動がある。12月10日には「1000万人暑名」を展開しているグループ主催の集会が日比谷野音で開かれる。12月11日には経産省包囲行動が予定されている。

                         ( 文責 M・O )

.. 2011年12月05日 08:53   No.351007
++ Q (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 12/4(日)>
     小春日和のよい文化的午後を堪能
        ―― 経産省前テントひろば 85日目 ――

 12月4日(日)晴れ 久し振りの青空である。未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動が始まって初めての日射しが暖かい。

 第2テントに棚を新設。江田さん、孤軍奮闘、1時からのミュージシャンのためのセッティング班が外で待機し始めて、おおわらわで完成。
 結局2時より、情況出版川音さん(沖縄文化講座の担当者)の司会で、千歳烏山・つぼの専属ミュージシャン・ユーさんのギター弾き語りとお仲間のジャンベで二時間、晴れ渡った霞が関2丁目の交差点に、心のこもった音楽が響き渡った。
 ジャンルは、ワールド・ミュージックとオリジナルで、反核など鋭い文明批判を温かい音楽で包んでくれた。泡盛、おにぎりを提供してくれ、売り上げは、テントへのカンパとなった。いやー、まいうー! 
 第二部は、ディスクジョッカーの伊達まさやすさんのプロテスト・ミュージックの音つきガイド。大メディアにはでない、批判精神に満ちた現代音楽と解説を聞かせてくれた。この日、福島第一のストロンチウムの海洋汚染が伝えられ、公害を歌う歌手の紹介など素晴らしいDJだった。官憲の干渉の気配もなく、40人ばかり、小春日和のよい文化的午後を堪能した。

 再稼働反対12・11デモのご案内。東電はじめ在京の電力会社を巡回告発するデモ。午後1時日比谷公園中幸門(日比谷図書館裏)に集合、2時デモスタート。プラカード・鳴物意欲、創意大歓迎! 翌、12日、同じ主題で、弁護士会館にて集会。経産省要請・院内集会を予定。くわしくは、決まり次第お知らせします。

 ウィキペディアにて、OCCUPY TENT世界951都市、82か国のデータに、東京のテントとして、経産省前テント広場が登録されています。いまのところ、日本のテント情報はこれだけのようです。
                                                                  (Q記)


.. 2011年12月06日 07:25   No.351008
++ 大間 (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 12/5(月)>
     大間「あきこはうす」に激励のハガキを
        ―― 経産省テント前ひろば 86日目 ――

12月5日(月)晴れ。

 今日の日誌は昨日書き残したところから始めねばなるまい。前夜、下北半島の大間からの帰りに立ち寄られた方が、大間原発に反対して1人で頑張っておられる人のハガキを携えてこられた。「あきこはうすゆうびん」です。
下北半島は現在、大間原発に五所川原の核燃処理施設、それにいくつもの米軍基地がところ狭しと並んでいて、ここは一体どこの国かと思われる、というルポを読んだことがあった。大間はマグロでも有名なのだが。ともかくその大間で頑張っておられるあきこさんに激励のハガキを出して下さい。このハガキはテントで取り扱っています。

 朝一番で毛布の差し入れが届く。その後も次々と様々な差し入れが。

 午前中にアルゼンチンのNGOのメンバーが来られて、椎名さん、原田さんと話し込む。福島の現状、政府の対応等に関心が強いようだが、椎名さんが、是非福島へいらして下さいと、お誘いする。

 午後、テントの前で青空歌声喫茶。シニアの小父さんたちと若い女性達が声を張り上げる。第2テントの椎名さんのもとには、常時女性が5〜6人、炬燵を囲んで話し続けている。まさに女の城といった趣き。

 夜は夜で、第1テントで老若取り混ぜての熱い議論が夜更けまで続く。

 穏やかなテントの一日であった。

.. 2011年12月09日 07:10   No.351009
++ Y・T (小学校低学年)…7回       
<テント日誌 12/6(火)>
たくさんの出会いと交流があるテント
―― 経産省前テントひろば 87日目 ――

12月6日(火) 曇り。やや寒い。夕刻からは雨に。
 今日はいろんな人達がテントを来訪され、喋り続け、昼にはテント前リレートーク、午後は原賠審があって文科省前前段集会に参加したり、夜には交流会とその準備等、多忙な一日であった。

 福島の二本松市から田口さんが来訪。この後原子力委員会の委員に会って話をする予定だそうだ。二本松市の様子を伺う。椎名さんに紹介すると、椎名さん「え〜っ田口さん!」と感激の面持ち。福島でのMLで田口さんはよく投稿されており、教えられるところも多かったそうである。初対面でも旧知の間柄のような。
 そこへ、浪江町出身の方が、たんぽぽ舎と一緒にもんじゅの全国集会に行ってきたと、来訪される。ご両親達は浪江から東京に避難されているという。
神戸から来訪された方は、神戸で「みちのく懇談室」を開いているという。
関西に避難されている方々の交流の場をつくるということで、月に1度開いていて、50名程が参加し、おくに言葉で悩みや苦労を話しつつ、励まし合い、和んでいるという。母子避難の方々の経済的困難と精神的ストレスは大変なものだと言う。
 夕刻前には、以前に一度話し込んだ二本松出身で東京在住の女性が来訪。なにかもうずっと知り合いであったようにうち解ける。
昼間の時間帯、霞ヶ関の職員達が昼休み時間とあってテントの前をいっぱい通っていく。で、職員の皆さんに訴えかけようと、女性達や原田さんでリレーのスピーチ。
午後2時から目と鼻の先の文科省前前段集会に参加。今日、結論が出るらしい。新聞に出ていた様子では酷い内容のようだ。実際、結論が発表された時、悲鳴のような叫びが湧き起こったという。自主避難している人たちの現実との落差の大きさに愕然とする。
 前段集会の折に見かけた顔があった。10月にドイツ緑の党の副代表・ヘーンの福島行きに同行した折、通訳をしていた高田さんとスイスのジャーナリスト・ボースさんであった。
 2人はその後テントに来訪。テント設立のいきさつやその後の過程を説明。
高田さんは25年ほどドイツ在住で、当地で反原発運動に参加している活動家。
3・11後はたびたび日本に来ていて、福島にも足を運んでいるという。
 その時、テントにはドイツのジャーナリストもいて、ドイツ語・英語が飛び交う。
 夜はテント運営会議の後、交流会。チゲ鍋ということで買い出し等に慌ただしかったが、交流会は20名程の参加で盛り上がる。西山監督の「命の闘争」という映画の主題歌を歌っている九州の一樹さんが、自作の曲を弾き語りし、椎名さんが石牟礼道子の「みなまた海の道」の一節を朗読。後半からは福島から佐藤幸子さんも駆けつけて、盛り上がりは最高に。夜遅くまで、話は尽きな
い。

                        ( 文責 Y・T )

.. 2011年12月09日 11:33   No.351010
++ E (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 12/7(水)>
     「大新聞」の取材
       ―― 経産省前テントひろば 88日目 ――

 今日は、大雨の昨日と打って変わって晴れ渡ったすがすがしい朝だ。外務省と財務省に挟まった国会へ向かう坂道は銀杏の落ち葉で黄色の絨毯を敷きつめたように見える。文科省裏手の超高層ビル(中央合同庁舎)に朝日が映えてまぶしい。地下鉄の霞が関駅には、丸の内線、日比谷線、千代田線の3線が集中している。朝の8時ごろ、出勤のピークを迎える。大半が霞ヶ関の官僚達だ。

 その中の一人がテントに来て、引いてきたキャリアーからダンボール箱をおろし、「皆さんで食べてください」といって差し出し「出勤途中で急いでいるので」と名前も告げずに立ち去った。箱の中には、りんご、蜜柑、柿、レモンが満杯に詰められていた。一口に官僚と言うが、やはり彼らも人間だ。当たり前のことだけれど。やはり、昨日のリレートークのようなものは続けねば、と
思う。

 午前11時朝日の記者が取材に来た。政治部や社会部の記者でなく文化担当で、世界的に展開されている‘オキュパイ’との関係で取材したいということであった。政治的、社会的にはテントを黙殺するという姿勢は変わっていないのだろう。これが朝日の限界ということか。

 午後3時アバーズ(世界的な署名サイト)のベン・マーガレット(オーストラリア)さんと通訳の人がテントを訪れた。‘とつきとうか’の座り込みをしている福島の椎名さんが女性テントで応対する。原発いらない全国の女たちの座り込みへの賛同署名が13万6千人に達し、今も増え続けているという。その賛同者リストを持参してくれたというわけだった。これには毎日新聞の記者
が取材で同席した。

 もんじゅの集会に参加したたんぽぽ舎の柳田さんによれば、経産省前テントひろばに連動して各地の原発に対する再稼働反対のたたかいが広がりつつあるという。各電力会社本社の前に座り込んだり、包囲したりという行動が広がっているそうだ。霞ヶ関官僚のリアクションや、大新聞の微妙な変化などもこうした運動の広がりの反映ということなのかもしれない。このところ右翼も静か
だということも、明るいニュースの一つということになろうか。

                            ( 文責 E)

.. 2011年12月10日 11:18   No.351011
++ Y・T (小学校低学年)…8回       
<テント日誌 12・8(木)>
「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!
 再稼働反対12・11行動」に参加を
 ― 経産省前テントひろば 89日目 ―

 テントやその周辺ではいろいろとメッセージを伝えるポスターなどがあります。
結構楽しいものです。時折、見て回るのですがこころがなごみます。女性が主体のテントには「東京都フクシマ村」という綺麗な看板が出ているのですが、その横に「13万6000人 福島のこどもたちを支援します。13万6000人の市民は『原発いらない女たちのアクション』と共にあります」という文が張り出されました。
 これはAVAAZというグループがインタネットで展開している署名運動で現在までにこれだけの数が集まったということです。ネットをやれる人は見て協力してください。粉ミルクからセシウム検出、高濃度の汚染水漏れが発覚など放射能汚染の実態を告げるニュースは日 々飛び込んできます。しかし、政府や当局者は相変わらず小出しの情報しか伝えず人々の 不安は増すばかりです。福島の子どもたちを放射能汚染から守ることは火急のことです。ど んな方法でもいいから取り組むことが大事です。
 テントには綺麗な鍋とともにケンチン汁が届けられました。午後からは冷たい雨に見舞われたのですが、とても美味しく心身ともに温たまりました。夕方から集まった人たちも新しい材料を入れて頂きます。一同、お礼を申しあげあげます。
 テントには宅急便などもふくめて差し入れがあります。正直いってこれはテントを張ったときは想像もしていなかったことですが、本当に感謝しています。テントに集うメンバーには励ましになっています。
 高知の牧師さんがテントに来ました。福島の子供たちの避難活動をフォローしているとの事ですが、山形からの帰りに立ち寄ったとのことです。ボランティア活動などをしている方がテントに寄られるのが多くなっていますが、脱原発運動の広がりと共にテントも全国的になってきているのでしよう。群馬在住のシンガーソングライターの方が立ち寄られ、郡山の武藤さんの発言に心打たれて新しい歌を創ったとのことでした。年末年始のどこかでテント前コンサートで披露していただけるという話です。楽しみが増えました。
 週末にはいろいろの行動が予定されています。12月10日には日比谷野音『1000万人署名』のグループの集会とデモがあります。(13:30〜)11日には11・11−12・11実行委員会による「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!再稼働反対12月11日集会」もあります。(日比谷公園中幸門13時集合、14時デモ出発)。(M・O)

今日は風邪気味のため、一日中家にいた。メールを見ると、原子力協定の参院採択の切迫性を伝えている。夕刊を見ると、東電は汚染水の海洋投棄を計画しているという。当然漁民達は大反対している。汚染水を海洋投棄し、放射能を世界に拡大しながら原発輸出を推進しようというのだ。本当にこの国の倫理はどうなっているのだろう。
神奈川の人達から、12/15(木)14:00〜16:00にテントひろばで、早苗ネネ(ジュン&ネネ)・菅沼みどり・カラーバリーエーションを迎えて、脱原発、被災者の避難・転地・補償を求める歌のイベントを行うことにしたと連絡あり。休んでいる暇はない。 (Y・T)

.. 2011年12月11日 08:35   No.351012
++ Q (幼稚園生)…2回       
<テント日誌 12/9(金)>
     冷たい雨と鍋料理と反核ソング
       ―― 経産省前テントひろば 90日目 ――

 12月9日(金)朝、冷たい雨が降りしきり、外の掃除は諦める。90日目と書かせてもらう。
 昨夜、山形から女性ひとりテントを覗き、今夜は疲れているので、このままやすみますと告げた女性が顔を見せてくれる。予約は以前からあったようで、お名前も予定表にあった方。テントの外で打ち合わせがあるとのこと。H氏が持ってきたあんきも鍋の惣菜が沢山余っていたので、Yさんが手早く料理してくれる。氷雨にふるえている一同にとって、鍋料理は有難い。

 山形のWさんがお出掛になった後に、「子どもたちを放射能から守る大阪ネットワーク」のMさんと「大阪市視覚障害者福祉協会点字印刷委員会」のKさんがつれだってみえる。このテントを取材したかったとおっしゃる。国会のロビーイングのついでにお立ち寄りになったのではなく、このテントの人々に、直接会いたくていらしたときいて、こちらは大感激、情報交換の花(ばかりな
らよいが、そういう時代ではない)を咲かせた。
 Mさんは雨上がりのテント前でギターソロで、反核ソング「みんな嘘だったんだね」をかわきりに5曲ばかり歌ってくれた。こちら、T舎の用で山谷に行く時間が来てしまい、感謝の返歌一つやらせていただく。年末の抗議行動のラッシュのこともあり、九条改憲阻止の臨時総会に末席をけがさせていただく。

 T舎の用事を済ませ、深夜、テントを伺えば、民族主義者を自任するTさんが久しぶりに帰ってきた。鍋奉行Hさんの大饗応に感動の嵐。ごち道に生きながら、働きも悪く、不謹慎な態度を改めない自分が情けない。

                               (Q記)

.. 2011年12月12日 09:46   No.351013
++ Y・T (小学校低学年)…9回       
<テント日誌 11/10(土)>
日比谷野音に5500人、テントにPC体制整う
―― 経産省前テントひろば 91日目 ――

 12月10日(土) 晴れ。今日はテントと目と鼻の先の日比谷野音で、9/196万人集会の呼びかけ人による3ヶ月ぶりの集会とデモが行われる。午後2時には会場はビッシリいっぱい、立ち見の人が溢れるほどに。主催者発表で5500人。鎌田さんとともに大江健三郎さんも元気に挨拶される。 デモは会場から東電前を通って、銀座〜八重洲〜常盤橋公園まで。コールは東電前でひときわ高くなり、そして銀座界隈へとこだまする。今日は組合関係より市民団体が多く、組合関係では全労協系の組合が目立つ。もうみんな来年の闘いに向けて身構えているようにみえる。3・11一周年、そして全原発停止へのカウントダウン。だが、福島の子ども達の避難の問題は一刻の猶予も許されないものだろう。私たち自身の闘いも問われている。テントの中では、新年から、議員に厳しく態度を迫っていくための国会前座り込みも、という意見も出、議論されている。
 午後にテント前でパソコンラックを組み立てる。いろいろ試行錯誤をしつつも、日暮れ前には完成し、テント内に設置する。パソコン・プリンターも用意整い、ネットでの通信も間近である。 とくに、ネット通信では全国・全世界からテン
トひろばへの思い・意見・感想・提起などを寄せていただいて、それらをまとめて「テントひろば」通信として発信するというのが、差し当たっての目標である。
テント訪問者名簿に記入していただいているメールアドレスを是非活用できるようにしたい。そうしてテントひろばに集う人々がお互いにネットで交流しあえるようにしていきたい。 メールアドレスが決まり次第、テント日誌でも公表しますので、その時には是非便りを寄せて下さい。お待ちしています。
( Y・T )

.. 2011年12月13日 14:51   No.351014
++ Y・T (幼稚園生)…3回       
<テント日誌 12・11(日)>
   青空の下、電力会社−経産省を包囲する1000人のデモ
― 経産省前テントひろば 92日目 ―

12月11日(日)快晴 都心の空は抜けるように青い。今日は前日に続いての都心デモである。全国から電力会社ー経産省を包囲するマラソンデモ。福島から佐々木慶子さん、そして下北の尖端・大間から小笠原厚子さんがも駆けつけてこ
られる。大間はきっともう雪、寒風吹きすさぶ中にあるだろう。デモの出発時には1000人程の人数に膨れあがっていた。「在特会」なる品性下劣な右翼な「東電防衛隊」よろしく登場して、「今日の目標はデモの逮捕者をできるだけ多く出すことだ」と叫んでいるという。9/11新宿デモでの挑発行動に味をしめて、ということだろう。だが警察に守られた30名程が罵声をあげていただけ。

デモはそんなものを全く相手にせず、東電に向かって怒りのコールを上げながら進んでいく。各電力会社の支社を周り歩く、通常の2倍以上の距離。それでも最後まで元気に賑やかにデモは続き、最後に経産省を一周して終えた。その後もテ
ント前の広場で交流集会が続く。テントの内も外も人でいっぱいに。たんぽぽ舎の柳田さんによれば、全原発停止のカウントダウンを前に向こう側は大変に焦っている様子だとのこと。再稼働に向けてウズウズしてるらしい。それを押しとどめるべく、経産省包囲行動やテントひろばに刺激されて、各地で電力会社を包囲したり、座り込んだりする行動が広がっているそうだ。今年は年末・年始も途絶えることなく行動が続きそうだ。

先日も簡単にお知らせした、神奈川アクションデーinテントひろば を再度紹介しておきます。主催者は「6・11kanagawa」といって、6/11に横浜で大行動を実現された方々のネットワークです。みなさん、それぞれ横浜の各地域や、湘南・湘北の各地域で日常的に多様な取り組みをされている方々で、同時にネットワークでつながりつつ、大きな行動も神奈川でおこなっておられるグループです。今回の神奈川デーの設定は、テントひろばが各地の個人とだけではなく、各地の運動グループという面と直接につながる最初の試みです。平日の午後ではありますが、可能な方は是非集まっていただいて、大いに盛り上げて下さい。
「12月15日(木)に 経産省前テントの前で 脱原発歌広場として早苗ネネさん、菅沼みどりさん、そして本橋さんのバンドカラーバリエーションさんと歌おう!という企画です。
平日の午後2時から4時という時間帯ですが経産省の首根っこで市民の怒りと願いを笑顔の歌声に載せて、霞が関に響かせましょう!」 (Y・T)

.. 2011年12月14日 09:57   No.351015
++ Y・T (小学校中学年)…10回       
<テント日誌 12/12(月)>
     嵐の後の小休憩 闘いは別の場面で繰り広げられる
       ―― 経産省前テントひろば 93日目 ――

 12月12日(月) 晴れ。今日のテントは、2日間続きのデモの疲れがあってか、あるいは全国交流会〜対政府交渉に参加しているせいか、ひっそりとしている。

 東京新聞に全日本仏教会が「脱原発依存」を宣言との記事が載っている。現在、福島では64の寺が避難を続けているという。そういえば、11月3日に、南相馬市小高区域の20q圏内にある同慶時の若いお坊さん2人が福島の女性達と共に来ていたのを思い出す。テントの中でいろいろお話を伺ったが、県内のあちこちに避難している檀家の方々のところを転々としながら、避難生活を続けているということであった。また永平寺の方では、「もんじゅ」「ふげん」という名前を原発への使用を許したことへの痛切な反省の声もあるという。原発=核と命・自然、これは仏教にとっても根幹に関わる重いテーマに違いない。

 4時前に院内での対政府交渉に参加していた人達がテントに戻ってくる。経産省の原子力安全保安院と資源エネルギー庁の実務官僚達が相手であったそうだ。まさに原発推進の司令塔である。
 50〜60名程の参加で、予定を1時間もオーバーするほどにしつこい交渉だったようである。ただ、保安院はIAEAの評価待ちとの姿勢を示すのみで、”保安院が規制する”という主体性がみられないというか、主体的責任意識の感じられない対応であったとのこと。しかしやりとりの中で、来年2月頃IAEAが来日し、そこでストレステストの結果についてのお墨付きを得て再稼働へスタンバイしていく(後は政治判断を待つのみ)という思惑が見通せたそうだ。

 新しい棚が設置され、テント内の整理は一段と進む。長期戦への態勢が整っていく。夜はまた、いつものように話し込みながら夜は更けていく。

                            ( Y・T )

.. 2011年12月16日 09:53   No.351016
++ O・M (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 12/13(火)>
     長老たちの来訪。 韓国の新聞も取材に。
       ―― 経産省前テントひろば 94日目 ――

 テントは11時消灯になっているのだけれど、3時過ぎまで話し込んでしまった。終電車間際まで6人で話が続いていたが、不寝番の2人が残った。そこに第二テントの方から2人が加わって4人で遅くまで話し込んだのだ。ルールのことも気にはなったが、若い人たちと話し合う機会はなかなかないので優先させてもらった。テントのなかで自然に話が盛り上がって行くのは嬉しい事で
このテントの存続の秘密なのかもしれない。巷は忘年会の季節であるが、儀礼的な飲み会よりはテントでの忘時間の宴の方がいいのではないか。

 今日は朝早く静岡から土屋さん(伊達判決を生かす会の代表)が上京され、日米の地位協定を見直す会合に出られたあと、テントに寄られ、丁度居合わせた千葉の若い母親2人と話し込む。年齢差は40あまり。土屋さんは年寄りの多い9条改憲阻止の会でも長老である。沖縄での米軍人の裁判問題《検察審査会で起訴の結論》を契機に高まっている日米の地位協定見直し問題だが、今度
こそしっかりやってもらいたい。土屋さんのような長老の方の活動には頭が下がる。

 午後には塩川さんがテントを訪れた。塩川さんはかつて50年以上も前に全学連の委員長(土屋さん書記長)であったが体調の不良で療養されていたらしい。元気な姿を見せていただいたわけで励ましになった。テントには長老と言われる人たちが訪れることが多いがテントの住人たちには嬉しいことの一つである。

 韓国の新聞の取材があった。こちらの様子をいろいろ取材して行かれたが、このテントが100日目に入ったら掲載したい、とのことでした。韓国でも原発問題は核廃棄物処理、汚染物資の処分など問題が広がる動きが伝えられる。
この掲載が波紋を歎かることになれば嬉しいと思う。また、関西テレビの方が主材に訪れた。関西のメディアの方が原発問題の報道では熱心であると伝えられるが、こういうところにもそれは現れているのだろうか。

 12月14日には従軍慰安婦問題の解決を求める外務省包囲行動(人間の鎖で包囲)が予定されており、それに対抗する右翼の行動も伝えられている。緊張感がテント内にもある。我々はこの行動の成功を願うが、そのためか夕方からは女性の訪問者が多い。

                              (O・M)

.. 2011年12月17日 08:14   No.351017
++ T・E (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 12/14(水)>
   とりどりの右翼、テントに大挙押しかけたが…… 
   ― 経産省前テントひろば 95日目 ―

 12月14日(水) 雨のち晴れ。明け方3時不寝番に就いた。前夜来の雨が続いている。
体感温度は零度に近い。そこでホカロンを背中に3枚貼った。靴専用のヤツで両足も暖かい。おまけに伊達判決を生かす会の吉沢さんや、塩川さんから差し入れて頂いたカセット型のストーブが2台ある。これで越冬の準備も磐石というわけだ。
 朝10時半ごろ、日の丸を持った人影が外務省前にチラチラ見える。今日は従軍慰安婦問題で外務省を「人間の鎖」で包囲する、「韓国水曜デモ1000回アクション」が予定されている。在特会など、各自日の丸持参の差別排外右翼(市民運動と自称)が約300、戦闘服だのナッパ服だの街宣右翼が6-7台4−50人が大音量の凶器で襲い掛かる。全ての街宣がガナルので何を言ってるかわからない。差別と蔑視の汚い言葉が吐き出されるのみだ。天気も悪く、準備不足も伝えられたので心配したのだがふたを開ければその心配も杞憂に終わり、人間の鎖は大成功だった。テントは外務省の斜め向かい、予想していたことだが、右翼の次のターゲットはテントひろばだ。人間の鎖が成功したのでその鬱憤晴らしも兼ねているようだ。テントに突っかかる街宣右翼の動きがこの数週間は収まっていたが「慰安婦問題」に刺激されてのテント襲来という図だ。まあ、長続きはし
ないだろう。
 1時間半ぐらいの来寇の間、彼らをゆっくり観察する機会を得た。
イ.おおむねは、ののしり挑発に終始するヤツ
ロ.原発問題だけならともかく、テントを政治問題の出撃拠点にしている(リーダー格の男)と批難し、テント参加者の分断を図る姿勢を見せたのが目新しかった。
ハ.街宣右翼が差別排外市民右翼に「お前ら、薄汚い連中は早く帰れ、帰れ」と罵っていた。両者に連帯感は全く無い。(職場を邪魔された怒りなのか) というようなわけで、テントの夜の話題の一つとして、(彼らは寂しい人間なんだ)
という結論になったような、ならないような。(T・E)

.. 2011年12月17日 19:27   No.351018
++ Y・T (小学校中学年)…11回       
<テント日誌 12/15(木)>
   霞ヶ関に、神奈川アクション「脱原発歌広場」響き渡る
   ― 経産省前テントひろば 96日目 ―

12月15日(木)、快晴。
今日は、昨日の右翼の騒がしいだけの大音量や差別と蔑視の汚い言葉の洪水を洗い清めるかのような、「脱原発歌広場」が霞ヶ関に響き渡った。
 晴れ渡った青空の下、神奈川の20人近い人達が幟や、さよなら原発のTシャツや、6・11や9・19や本牧行動などの写真パネルなどをテントひろばに立て並べる。
 そして早苗ネネさん(ジュンとネネで、小父さん世代には馴染み深い)、菅沼みどりさん、カラーバリエーション、さらに半分飛び入りでゆうさん、サックスの鈴木さんと、伸びやかな歌声がテントひろばで次々に繰り広げられる。戦争と原発のない世界、子ども達が平和にのびのびと暮らせる世界を求めて。
 平日にもかかわらず、のべ70人くらいが参加し、ネネさんの歌に一緒に声を合わせて歌う場面もあり、大いに盛り上がる。
 道行く人々も好意的にみていたが、とくにネネさんの歌にはじっと聴き入るほどの注目も。
この日配られていた12・11神奈川集会での資料には、神奈川の20もの団体・グループの脱原発への取り組みが報告されている。
今日の神奈川アクションデー・inテントひろばでを通して、テントひろばと神奈川全体との結びつきが創り出されていっているのだと感じる。
帰り際、またやりたいと言っていただいて、今日は本当によかったと感激。
こうしてテントひろばが、各地域の運動と強く結び合っていくことを願っている。
    ( Y・T )

.. 2011年12月18日 08:36   No.351019
++ Q (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 12/16(金)>
  椎名さん、福島からテントへ帰還、テント全体会議
   ―― 経産省前テントひろば 97日目 ――

12月16日(金)曇のち晴 座り込み97日め。

 泊まり込みは2回目、見張り初めての方が来られ、この寒空のもと夜が明けるまで外に座っていらっしゃいました。
 足元に暖房器具をお持ちしましたが、温かいね、と呟いていらっしゃいました。
奥で誰が休んでいるものやら、大事な用件があり、小生、真夜中に帰り、立ち寄ってみた夜のことです。

 経産省総合庁舎防火管理者よりテントの会代表に『防火管理上の禁止行為等について』 という文書が届きましたが、15日付になっているようです。とても容認できる内容ではなく、反論抗議をすることになります。文書照覧希望の方は,記者までご連絡下さい。経産省テント前広場のメール@へ。

 16日午前11時半頃、福島県から椎名さんが、霞が関テントへ帰還。さっそく脱原発とTPP加入阻止の談話会を主催されたようです。椎名さんの手稿頂きましたので、ここに紹介致します。

.. 2011年12月20日 09:36   No.351020
++ Q (幼稚園生)…2回       
 「今日の女テントは『脱原発への時代、TPPとは? その本質とは』の学習会。
知ってか、知らぬか、女テントに集まってきたのは10人近くで、ほぼ3時間熱心なレクチャー・トークの場になった。火気のないコタツも、10人近くのヒザ小僧と熱気で、ほの温かい!?
 ここに、すでに女性性をもった孕み,生み……という特質をもった"空気"がテントいっぱいみなぎり始めているという確信をもった。この日時局は、東電福島原発第一の事故対策の冷温停止・収束宣言を告げる。スワっと緊張が走り、硬直した空気がみなぎる。テント広場でもあるが、女テントは、始まったばかり。浮足立つことなく、どっしりと構えたい。いのちという生体性、固有性、創造性・・などこの受難ののりこえという課題にからませながら、存在実感に基づく行動が多様に、しなやかに、折れることなく、生まれることを期待しながら!」 (椎名千恵子)夜、拡大テント会議が7時より。主題は、正月休みを中心とするローテーション問題。第一テントは、徐々になんとか支障なく進行していますが、第二テントは、干渉しないよう(さわらぬかみにたたりなし)している分だけ、どうしたらよいのやら。椎名さんは、つまるところ、自然生成的に運営したいと発言されました。暮れから正月休みにかけて、脱原発を主題として、あれこれ、イヴェント、パフォーマンス、コラボ、ワークショップとテント広場は、企画盛りだくさんですが、経産省前テント座り込みによる闘争勝利という課題をはたす布陣とそうしたテント前企画の主催者は、協力関係はあるにしても、あくまで独立的にあることを淵上氏は強調。 マニアックなイデオロギーあるいは宗派性によってヒステリックに方向喪失していくように「闘争的」にならず、脱原発に関
心を持ち、いかに脱原発を実現するかをゆたかな裾野を切り開きつつ、優しく招き容れ、脱あるいは反原発の真実を確信できるよう誘導することの重要性を、江田氏は語った。記者は福島原発事故にみまわれた被害者のかたがたの臨在感をなくさぬように、と要望した。2時間半になる会議も多くの課題をひきつぎ持ち越されるが、ポジティブな前向きな姿勢は変わることはないだろう。 会議終了後、江田さんは改憲阻止の会員でもあるピアニスト池邊幸子さんのアポをとり、クリスマス・コンサートの実務をひまわりさんこと高橋幸子さんに任せた。池辺さんは演奏の舞台づくりを高橋さんにあれこれ確認されているようだった。 ブームつきのマイクスタンドをどなたかお貸しいただけないでしょうか?  被爆{曝}者をめぐっての演奏とお話は、第2テント、12月24日午後2時開場実現目標で進行中。  収束宣言、除染予算、避難裁判、海外輸出、がれき廃棄物問題など、緊迫した推進側の攻勢にたじろがず抵抗戦線の充実を!           
    (Q記)

.. 2011年12月20日 09:52   No.351021
++ Q (幼稚園生)…3回       
<テント日誌 12/17(土)>
破滅へと向かう「収束宣言」と、テントひろばでの「地下大学」
        ―― 経産省前テントひろば 98日目 ――

 12月17日(土) 快晴 寒い。

 日比谷公園のかもめ広場の噴水に薄氷が張っている。ここは、福島女性、全国女性座り込みの最終日、みなで手をつなぎ合って、原発事故などの被ばく事件の再び起こらぬよう、子どもや弱者に放射能禍が及ばぬように、団結と連帯を誓い合ったところ。
 暖房完備の部屋住まいには分からぬ自然の移り変わり。
 毎朝、ここを散歩する小生には、日々の政権側、東電側の情報は、愚民を欺かんとする、労働者を搾取するパワー・ポリティクスしか感じない。エネルギーとは質量にかけること速度の2乗であれば、昨日の「収束」は、その速度に於いて、天文学的破壊力の誇示しか意味しない。累乗的な速度で破滅に向かう国家を救おうと言うのだから、テントにこそ義があると信じている。 
 原子力資料情報室などが力を入れる「原子力の終焉」集会に於いて、田中三彦氏は、破壊された原子炉の低温冷却などありえぬ妄言であると断言されたそうである。チェルノブイリの現地放射能汚染研究者は、除染にはなんの意味もないか
ら、と福島事故以後の日本の研究者たちに訴えたそうである。
 原子力を管理する能力や資格はともかく、広島・長崎・第五福竜丸の被爆(曝)
経験国が、福島原発事故の大惨事の後で、世界で最も最先端の核開発に於ける挫折としての今回の事故の工学テクノロジーを深切に根底的に再検討しない愚かさには、つける薬がないところまできている。
 日比谷公園の烏は、奇妙な咳をして人間に大気の異常を教えてくれているのに。
 この日は、記者はツイッタ―デモに出たので、テント広場の地下大学には参加できなかった。 第2テントで、午後3時から6時の予定が夜10時まで続いたそうだ。
 翌日、記者は、『新宿どまんなかデモ』で、地下大学出演者の阿部さんにお会いした。

 「今回の旅は、テント広場での地下大学での講演と『新宿デモ』が主要目的です」と真剣な表情。スピーチにも力がこめられる。
テント日誌へのメッセージとしては、「田中防衛局長などの『犯す』などの暴言をめぐる資料は、すべて経産省前テントに寄贈してきたので、是非、テントで、最近の沖縄問題をつぶさに見て頂きたい。手稿をお渡しする時間的余裕は今回あ
りません」とのことだった。
 福島への、沖縄への不感無覚の落し前の恐ろしさを察知しての福島、沖縄からの捨身飼虎としての使者。首都の人間のなんというおごりと罪深さ! 首都の人間は、熱帯の海浜のように、ただ口をあけていれば、魚も果実も頂けると云うよ
うな風情ではあるまいか。海を汚していることまでも知らずに!  (Q記)

.. 2011年12月20日 10:07   No.351022
++ KM (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 12/18(日)>
   小熊英二氏のお子さんの絵と配管工のおじさん
   ― 経産省前テントひろば 99日目 ―

 ついに経産省前テントも99日目。間もなく大台に乗る。
今日は社会学者の小熊英二氏が来テント。お子さんが書いたという絵を見せていただいた。大きな段ボールに大きく「げんぱつやめろ!」と書かれたその絵には地球と自然と人間への愛が描かれていた。
 小熊氏は6月11日の原発やめろデモ(素人の乱主催)でもスピーチを行っている。
寒い日が続くがテントでは日々新しい出会いがある。
 夜には、通りすがりの福島の男性と話をした。配管工をしていて霞ヶ関でも仕事をしているというその男性は寒い中、福島のこと(特に地下水の心配)、官庁の仕事ぶりのこと、公共事業のこと、有馬記念や生活のことなどを1時間以上も話した。
 直接的に政治に訴えることが気性に合わない多くの人たちの分まで、訴えていかなければならないと強く感じる。(HH)

テントひろば100日目を迎える夜

日曜夜8時にテントに到着、6人程がテントの中で歓談中。つまみを回しながら焼酎やワインを片手に、兵庫県から来た男性がしばし芝居談義。テントにいるとたくさんの雑学が入ってくる、年寄りには通り過ぎるだけだけれど。
 と、若いお嬢さんがテントを覗く、どうぞどうぞと一同大歓迎。ワインを勧めると、原発のことが心配で立ち寄ってくれたという。千葉の高線量のことなどしばし話したあと、「こういう話はなかなか身近でできない、お話できて良かった、
木更津に戻ったら仲間を増やします」と笑顔で寒空を地下鉄駅に消えていく。
23時の消灯時間。寝ずの番の当番を確認したあと夜の宴会はお開き。直ぐに寝袋にもぐる人、いそいそ帰途につく人、引き続きしゃべる人。
2時に起こされて外に出ると空っ風が吹いている。コンビニまで駆けつけてトイレを借りる。地下鉄駅もコンビニも親切だ。見上げるとビルの間に半月が明るい、少ないが星も見える。この時間でも金融庁ビルから出てくる官僚を待つタクシーが数台。平日は長蛇の列のタクシーがアイドリングしていて、放射線量だけでなく排気ガスも心配。
 再び寝袋に潜って眠るが、朝方にはトラックの大エンジン音で起こされる。テントは空気も水も遮断するが車の音は遮断してくれない。次回からは耳栓を用意しよう。既に早起きさんがテント前の落ち葉を掃き集め、そこを早出のネクタイ男たちがいそいそと歩いてビルに吸い込まれて行く。また一週間が始まる。テント100日目の朝を迎えた。(KM)

.. 2011年12月21日 09:42   No.351023
++ Y・T (小学校中学年)…12回       
<テント日誌 12/19(月)>
     遂にテント100日目  激動の日
       ―― 経産省前テントひろば 100日目 ――

 12月19日(月) 今日も快晴。今日でテントは100日目を迎えた。でもそういう歓びに浸っている余裕はない。今日はあの世紀のペテン「冷温停止状態・事故収束」宣言をした野田首相が昼間に新橋のSL広場でその演説をするのだという。 

 メルトダウン・メルトスルーしている燃料のの状態や原子炉内の状況が全くわからず、放射性物質も未だ放出し続け、被災者の救済も進んでない中での、冷温停止状態とか事故収束などというのは、政治的意図をもったペテン以外のものではない。原発輸出、再稼働、避難阻止がその政治的意図であるのはミエミエだ。(宣言をした翌日から、冷却水漏れや、地下トンネルでの高濃度汚染
水の漏出が生じている。)

 抗議のためにテントひろばからも何人も駆けつける。SLひろばは人で埋め尽くされ、それを異常な数の警察・公安・SPが取り囲んでいる。テントから行った某君、プラカードを上げようとすると両脇にSPが来て、「○○、どこから来たのか、テントからか」と怒鳴られたという。(えっ SPまでテントに神経をとがらせているのか!!)

 プラカードが上がり、原発いらないコールも始まる中、野田首相は金総書記死去のため急遽、官邸にとって返したということで登場せず。後は大コールが広場を制する。

 午後には再稼働に反対する対政府交渉が行われ、テントからも参加。80人程の参加であったが、資料には全国300程の団体・グループ名が記されている。その時間帯、テントにはアジアのジャーナリストが熱心に取材。

 夜、もんじゅ西村裁判の原告でご遺族である西村トシ子さんがDVDを携えてテントに来訪。もんじゅのナトリウム漏れ事故とその調査過程での情報隠蔽問題、そして調査担当員であった動燃職員の強制死。もんじゅの闇は深い。詳しくは「もんじゅ・西村裁判へようこそ」をご覧下さい。

 スペインのジャーナリストも来訪し、テントにいた若い女性の通訳で話題が広がる。彼は3・11後、何度か日本に来ているそうである。先月、ポルトガルのジャーナリストとブラジル人の通訳が、バルセロナでテントのことを知って来訪したということを伝えると、バルセロナで発信したのは彼であり、ポルトガルのジャーナリストは彼の知人だという。世界はこんなにも繋がっているのだと感動!野田首相のペテンはもう全世界に知れ渡っていることだろう。

 12月21日(水)18時半からテント前で、テントひろば主催の集会が開催されます。再稼働問題、野田宣言の問題、輸出問題、避難の権利など、現在の焦眉の問題についてアピールしていきたい。ぜひ、ご参加を待ってま〜す。

.. 2011年12月22日 09:08   No.351024
++ M/O (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 12/20(火)>
     「わたり土湯ぽかぽかプロジェクト」と
              イギリスからの訪問者の興味ある話
       ―― 経産省前テントひろば 101日目 ――    

 朝 の5時から7時まで不寝番だった。やはり冷える。寝る時は毛布も寝袋もあってそんなに寒くはないが、小型のガスストーブで温たまる。あれこれ自問しながら 時間を過ごす。

 それにしても野田首相の「事故収束」宣言は納得がいかない。誰もがそう思うのだろうが、事情を知らない(正確な情報の伝わらない)外国などでは案外と通ってしまうのかも知れない。それを想うと腹立たしい気持ちになり、寒さも増す気がする。

 福島市渡利地区で「放射能汚染から子供を守る活動」をしているKさんがテントに寄った。渡利地区は福島市の中で得に空間線量が高い地域で毎時2マイクロシーベトを超す場所も多いと言われている。いろいろと活動を聞かせていただいたが、「除染がはじまって効果が上がるまで、せめて子どもたちを一時避難させて欲しい」と訴えている。そして、その一つとして「わたり土湯ぽか
ぽかプロジェクト」を展開しておられる。これは渡利から車で30分くらいのところにある土湯温泉(ここは空間線量が低い)に週末やウィークディに渡利の親子に滞在してもらおうというものである。寄付を求めているが、その案内のオンラインは こちら

 夜になるとイギリスから帰ったという女性がテントを訪れた。彼女はレイバ―ネットでこのテントのことを知ったらしいが、探すのに一苦労した様子。イギリスには1970年代に行き、もう30年を過ぎた滞在とのことであるが、通訳などもやっておられて面白い話を聞かせてもらった。

 一つはイギリスでは太陽光エネルギーの取り込み展開されていること、各家が地方行政に申請し、支度金申請をし、外注の業者が現場確認見積もりした後、行政が枠幅内の金額で許可するもので、自宅で消費する電気量より多く電気が得られた場合は、買取システム式にしていて、最初の取り付け費用の還元効果をねらい、最初の資金がかからないため、懐が豊かでない一般市民も参加
できる形になっている。また全国的な取り組みをしいるのではないかとのことだった。

.. 2011年12月23日 12:06   No.351025
++ M/O  (幼稚園生)…1回       
 さらに彼女は3月11日を前後する頃、日本からの原発の視察団に欧州で通訳をする仕事をしていた。原発見学も含んで、それぞれお互いの国の設備安全対策(長中期)などについて話し合っていたとのことだが、3月11日の地震・津波発生直後、福島原発のことを大変懸念し、皆顔が真っ青であったとのことだ。

 さらに彼女の家に部屋借りにきたロシアの女性の話をしてくれた。この女性はチエルノブイリの事故のだいぶ後で」乳がんに罹っていたことが判明し、医者からは原発の爆発の影響で、残り2年の余命であると宣言され、わらをもつかむ気持ちでNHSというイギリスの医療保険制度を利用し、イギリスに手術を受けにきたらしいが、(彼女の場合はイギリスにいたことがあるため無料)
彼女の周りには乳がん罹り亡くなった人は多数いると。まさか自分が事故後だいぶたってから癌にかかるなんてと凄く怒っていて、なんとしても直したいという意気込みの反面、時折見せる諦めの表情が、実態を知らされていなかった一般の人々の本当の意味での悲しみを如実に物語っていたようだ。

 我々はやはりチエルノブイリのことは知らないのだ。あるいは知らせられてはいないのである。このように私達は、今の日本の状況はおろか、5年後、10年後、50年後の被爆の影響について国や機関が海外の記録などとの比較をしながら統計・数値的な予測記録及び効果的で実質的な財政援助も含む対応策を取っているかどうかを知る必要があるし、あるならばそれを公開するよう働
きかける必要があるのではないかとも彼女は言っていた。

 金正日氏の死去の報道もあり昨日は新橋駅が騒がしかったらしいが、今日の霞ヶ関界隈はいつもよりは静か目である。年末まで余すところ、わずかとなった。いろいろ忙しいのだろが、テントは手薄になりがちである。時間があればテントに顔を出してもらいた、と思う。比較的多くの時間をテントに詰めている人からのメッセージである。

.. 2011年12月23日 16:41   No.351026
++ Y・T (小学校中学年)…13回       
<テント日誌 12/21(水)>
テント前で反原発アピール 目白押しの年末への企画
―― 経産省前テントひろば 102日目 ――
 
 12月21日(水) 空はどんよりした鉛色。午後になって晴れ間が見え始め、だんだんに広がる。
ドイツの芸術家がテント訪問。31・11皆さんはどうしていたのですか、テントはどういう風に出来たのですか当等熱心に取材。女性テントでも椎名さんに熱心に取材があったとのこと。海外の方々に一層有名になるのかなー。  今度12月27日(火)pm3時〜5時に、テント談話室「放射能と月と再生語り合おう再生可能文化 を!」を開催される川元祥一さん(作家、ルポライター)が、下見を兼ねてテントに来訪。 夕方はテント前で、テントひろば主催の反原発アピール。冷温停止宣伝怒りのアピール。被曝労働問題の院内集会報告、福島出身メンバーは、その当事者として、母として、妻として、女としてのアピール。線量
の高い千葉メンバーからは、きちんと対応しない森田県政批判も。道行く人々にア ピール。テント前もすっかり冬景色になってしまった。経済産業省前もほとんど枯れ葉は無く、冷たい風がアスファルトの上を舞う。午前3時の見回り。寒い。経済産業省、文部科学省、外務省ビルにはまだ灯りがついた部屋が。テントに戻り朝まで、語りこんだ。
  
( T・H )

 年末までテントでの企画は目白押しである。 23日(金・祝)は、いわき市
からリゾート施設「ハワイアンズ」のフラガールの有志がやって来て、   古
代フラダンスを披露する。テントには過去に2度来ておられる。 (pm2時〜)
 24日(土)は、兵庫から平和のピアニスト池邊幸恵さんを迎えて、クリスマ
スコンサート。(pm3時〜) 26日(月)は、群馬からギタリストの南條倖
司さんが、まあさんと一緒にやってきて、ギターと歌を   披露する。(pm
2時〜) 27日(火)は 上でも触れた川元さんのテント談話室 第1回「半減
期に学ぶ」 (pm3時〜) 28日(水)は 「女たちの御用納め行動」 福
島から大型バスをチャーターして駆けつけてくるとのこと。 12時東電前
に集まる → 経産省前テント という行動予定です。 その後もまだまだ続
きますが、とりあえず。
                
( Y・T )

.. 2011年12月23日 18:53   No.351027
++ Y・T (小学校中学年)…14回       
<テント日誌 12/22(木)>
     経産省防災課による「査察」 コトもなく
       ―― 経産省前テントひろば 103日目 ――

 12月22日(木)曇り。日射しがないと寒い。
 午後、経産省防災課が「査察」として、テントにやってくる。10日程前であったか、経産省防災課が警告書なるものを持ってきた。要するに火気厳禁ということで、電気であれ、ガスであれ、暖房器具やコンロの使用は一切ダメ、照明もダメというものであった。凍死者が出ようが、そんなことはお構いなし、というような警告書であった。

 もとより、防火については、右翼による放火等に対する備えということもあり、早くから万全の注意と体制を取っている。今日やってきたのは、その警告書に基づく「査察」ということであった。テントの中は綺麗に整理され、彼らはなんら問題となるものを見つけることはできなかった。そして「何か見つけた時はビデオを撮るから」と捨てゼリフを残して引き上げていった。

 女性テントは、椎名さんが戻ってきてからは相変わらず賑わっている。訪問者が絶えないようだ。昨日もお知らせした、28日の【女たちの御用納め行動!!】の案内です。
 
 わたしたちの人生を、生活を、環境を、めちゃくちゃに破壊した福島原発事故から9カ月が過ぎ、2011年も終わろうとしています。しかしこの間、避難も、防御も、除染も、補償も、東電および政府への責任追及も十分には行われず、その上、原発の再稼働や輸出といった信じ難い暴挙が行われようとしています。

「こんな気持ちじゃ、とても年を越せない!」
「東電にも、仕事納めなんかさせないわ!」
という声が、「福島の女たち」の中からわき上がってきました。そこで師走の慌ただしい時期ではありますが、「女たちの御用納め」を企画しました。

 東電に今年最後のご挨拶に参りましょう!

■日 程 12月28日(水)、昼12時に東京電力本社
              (東京都千代田区内幸町1丁目1ー3)前に集合し、霞ヶ関経産省前でもアクションを行う予定です。あなたも、あふれる思いの丈を叫びに行きませんか。
■往復無料バスツアー(福島→郡山→須賀川→西郷バスストップを経由して東電へ)も企画しました。(対象者は福島)

 呼応して、できるだけ多くの方が東電本社前に集まって、今年1年の怒りの声を東電に!年末年始、テントでは多くの企画が検討されています。反原発紅白歌合戦、ゆく年くる年リレートーク、元旦霞ヶ関マラソン等々です。1月4日は新年餅つき大会が予定されています。
(am10時〜準備 pm3時〜餅つき)

                            ( Y・T )

.. 2011年12月26日 16:34   No.351028
++ Q (幼稚園生)…4回       
<テント日誌 12/23(金)>
     ハワイ伝統舞踊の講座 そして東電前行動へ
         ―― 経産省前テントひろば 104日目 ――

 12月23日(金)晴

 早朝、冷たい空気を入れたくないので、8時過ぎても、幕を開けないで置く。テントの幕がひきつり、みなれた公安警察が首をさしだす。「あっちで手薄になるから、こっちになにが来ても、難しいかもな。気をつけなさい!」
「あっち」でズラ―ッと白いテントが並んでいることは知っている。キャンバス自体に差異はなさそうだが、お偉いかたのお誕生日だそうな…白と紺の幕がテントの壁となっている。

 小生、水道橋と霞が関を自転車で往復していることが生きがいとなっている。まさしく、「共同幻想」の枢軸に住もうとしていることになる。霞が関は、共同幻想の壮大な楼閣だが、その足元に立っているテントの御常連は、ひたすら現実を確認しなければならぬ日々であり、これは闘争であり、暮らしとなった。

 本日、104日目。弾圧担当のH氏に、防衛動員いるかな…という連絡入れる。「あちらのためには、この日ばっかりは、さわがしくならないように! と応じてみては?」 とアドバイスが即メール返信され、ご本人もそのあと、すぐ現れた。二人ともT舎に出かけなければならなかったが、テントの御常連は、なにもないだろうという反応だった。まさしく、結果、右利きのお客様は
一切こなかったそうである。

 テントから「東電前アクション年末ジャンボ」に、ほぼ同時に十月十日(とつきとおか)座り込みのSさんに、この日の第二テントのイベントについてお伺いしながら同道させていただく。こちらは、第二テント、女性の園なので、別件でテント広場にいなかった記者として取材させて頂いた。

 午後2時より、フラダンス・USAの観光事業として作り上げられたあのフラダンスなどではなく、民族祭祀の芸能としての本来のハワイ伝統舞踊の講座があった。フランスでもロシアでも舞踊家は大学教授に匹敵するかそれ以上。
日本では、舞踊家ほどおとしめられているものは無い…ハワイの古式正統舞踊の講座に20人以上参集し、男性も2名いたという。TPPテント地下大学についでのこの企画、すぐれて弁証法的ですね。

 東電前アクションの集会のあと、ひとり、トイレに向かった記者を朝の公安警察が追いかけてくる。28日、「どうなるのか、テントの中にいれてもらえるか? こっちもやりたくないからな、どうなるのか、誰に聞けばいい?」 
記者は「椎名さんに聞いてみて下さい」と答えた。まずかったろうか?記者は公安に与しやすしと思われているらしい。というわけで、これからどうしましょう?

 寒風の中、ウクレレでひとり歌を歌っていらした女性は、たくさんのうたを持っていて、福島原発以後の民衆の気持ちを替え歌で歌ってくれ、座り込みも座禅だけのようなものではないことを教えてくれました。相変わらず、I上人の南無妙法蓮華経の続く中で…。

                               (Q記)

.. 2011年12月27日 09:13   No.351029
++ Q (小学校低学年)…5回       
<テント日誌 12/24(土)>
     厳しい寒さの中、平和のピアノコンサート
         ―― 経産省前テントひろば 105日目 ――

 12月24日(土)晴。無風。
 
昨日23日は、風に悩まされた。議事堂から吹き下ろす風は、入口を直撃。凍て風と枯れ葉を吹き込む。テーブルの紙は、震え、落ち、舞い狂う。脱原発の旗は、ばたばた、なぎ倒される。敷石に触れる足は冷え、毛布を巻きつけなければいられない。現代化学カイロのさしいれもないではないけれど。

 夜11時を過ぎれば、消灯時間となり、昨日の立ち入り検査の結果、火器、ガスタンク、ガスレンジ、石油ストーブ、喫煙、トイレなど一切、禁じられている。風の強い夜は、古代の穴居人のような恐怖と戦慄にみまわれるばかり。
北海道のアイヌ・モシリで、山の中の砂防ダムづくりを体験している記者も、この第二の自然コンクリート・ジャングルも結構キビシイ。投石を恐れて、デザインされた敷石はアスファルトで固められた。疑心暗鬼にかられる権力派は「おもちゃ」を使いたくてうずうずしている。何重ものモニターをしかけ、これ見よがしに、ビデオを撮影に来る。ハイテク公安の練習台としては、うって
つけの「島」であろう。人間の鎖に対抗して、封鎖した鎖を、やっとのことまたいで、その人は来た。

 「原発もトイレなきマンションと言われていますが、このテントもトイレがありません。(音楽家が尿意や便意で悩まされていれば、おのずから、演奏はおちつきのないものになる、とかつて先輩が語っていた)。ピアノもこんなものですが、これもTさんの御好意なので…「ちょっと、指ならしさせて…」リハーサルで、ユダヤ人のゲットーから脱走する「ピアニスト」のテーマをひいて下さった。福島の子どもたちの「ゲットー」は放射能の霧の中にある。福島市も福島県も文科省も「脱走」しなくてもいいよ、という。転校はご自由ですから…金持ちにしか、転校などできるものではない。

平和のピアニスト、池邊幸恵さんは、ご自身で編集制作されたDVDをスクリーンに映しながら、演奏された。風か何かのせいで、発電機の配線が乱れ、電圧がさがり、白いテントのなかでの映像はかげろうのごとく、音は、ふきすぎる風のように、はかない響きとなる。 スーザン・ソンタグは、コソボで「ゴド―を待ちながら」の公演をした。ベケットは、「大切なのは、台詞の意
味ではありません。役者の言葉の響きなんです」と初演のインタビューにこたえている。スーザン・ソンタグは、日本の雑誌文明に苛立っていった、「ぜいたくすぎるのよ」。

 テントの中で、ひとりの女性が演奏と歌を聴いて、目をうるませている。琴線を啓くということがわかるか、とかつて、非暴力の闘士が訴えていたことを思い出す。105日目、闘争は始まったばかりである。辺野古のテントは、九電本社前テントは、立川テント村は…世界のオキュパイテントの闘志たちは、ピアノの音がきこえるだろうか?福島の子どもたちの心に、ショパンの心が届
くだろうか?池邊さんは、2時間を超えなんとするコンサートのあとで、今度は、ピアニカでやってみようかしら…とほほえんでいた。

.. 2011年12月27日 09:25   No.351030
++ Q (小学校低学年)…6回       
 それから、「スペースたんぽぽ」で、福島の学童疎開裁判の柳原弁護士の報告を聞きにいらっしゃっていた。大学のピアノ教師が演奏会にでなければと思い詰めたのは、阪神淡路大震災に対応できない政治意識の無力さを痛感してからと語られた。柳原氏は、日本の人権擁護精神は、世界最悪であることが、白日のもとにさらされた、と慨嘆を隠さない。福島市はチェルノブイリのデータ
や放射能被ばくの研究成果を「不知」として退け、学童疎開の義務を怠った福島市訴追裁判は、地裁却下となった。

 国際刑事裁判所に訴え出る意思もあると弁護士は語られた。経産省安全保安院のお役人は、モニターデータのほかには、信ずべきデータとはならないのです、と語っていたことを思い出す。コンピュートピアの宣伝マンは、福島の子どもの怒りも涙も、テクノサウンドでなければ感じないらしい。たんぽぽ舎の柳田さんは、経産省自体のモニターデータが頼りにならないことを立証するコ
ピーを配布された。ガンジーは、行動の根底的動機を自己実現とかつて語ったそうである。ガンジーの自己とは、仏陀だった。福島のこどもたちは、日本政府や経産省安全保安院や東電の人間をまず、自己実現モデルとして励む意思はまず、いやなことだろうことはまちがいない。文科省やら医者やらが、自分たちが殺されるのを励ます側にまわっていようとは!しかし、歌手になりたい子
供たちは、たくさんいるにちがいない!    

                               (Q記)

.. 2011年12月27日 09:41   No.351031
++ H.H (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 12/25(日)>
    九州電力玄海4号停止で残り6基に
    テントから霞ヶ関に響く歌声、
    ― 経産省前テントひろば 106日目 ―

12月25日(日)晴。
 テント前で歌声集会。「月桃の花」歌舞団だそうだ。一般参加者を巻き込みギターに合わせて寒い中、元気な歌声が霞ヶ関に響く。
曲目は「線路は続くよどこまでも」の曲に乗せて「放出続くよどこまでも」など

原発止めよーう いーますぐに―
原発止めよーう もーいらなーい
世界の国かーら 原発をー
なーくしてしまおーう いーますぐに
なーくしてしまおーう いーますぐに

25日の夜には九州電力玄海原発4号機が止まり、日本で稼働中の原発は6基のみになる。54基あるうちの6基。日本は89%脱原発状態になる。あとたった一割だ。去年の実績から考えると、電力需要のピーク時の3〜4%を担うに過ぎない。
テントの正面に掲げられた横断幕には「再稼働反対」のメッセージ。このまま再稼働を許さなければ5月には全ての原発が止まる。
日本の電力会社は様々な理由により、原発を止めても停電が起きないくらいの発電設備を抱えている。一番の理由は「総括原価方式」だろう。投資したらした分だけ電力料金に上乗せできるのだから、発電所を作りすぎても不思議ではない。
次にバブル経済が挙げられる。バブルの頃の電力需要の伸びが将来も続くとして発電所の建設を行いバブルがはじければ発電所は余る。電力会社の高コスト体質が嫌われ自家発電や特定規模電気事業者(PPS)が増えたこともある。
2011年現在、計算上日本の電力供給力は、原発を全部止めてもまだ余力がある。
テントの正面には再稼働反対の横断幕が掲げられている。このまま再稼働を許さなければもうすぐ実証される。(H.H)

.. 2011年12月29日 08:22   No.351032
++ Y・T (幼稚園生)…4回       
<テント日誌 12/26(月)>
    寒さ厳しき中に熱気溢れるテント
    ― 経産省前テントひろば 107日目 ―

12月26日(月)晴れ。冷え込みは一段と厳しい。
午後、先日テントを来訪された折、お願いしていた南條倖司&まあさんのライブが行われる。群馬県南部の下仁田町で半自給的音楽生活を送っておられるとのことで、下仁田ネギをいっぱいお土産に持参してこられた。
30名あまりの聴衆を前に、美しい声音でたっぷりと歌っていただいた。
聴衆からは「テントへのカンパ投げ銭」がたっぷり!
夕刻から、第2テントでは若い人達の鍋パーティーが賑やかに行われている。
第1テントにはポルトガル・ブラジルからの青達(?)が3名来訪。やはりバルセロナで知ったのだそうだ。
明日の夜から、何日間かテントに泊まり込みで詰めていたいとのこと。ここは是非、泊まり込み体制の有力な「戦力」として加わっていただこうということに。
そしてその 体験を広く世界に伝えてもらえれば・・・。
同じ時間帯に、スペースたんぽぽでは重要な学習会が開催されているはず。ストレステストの意見聴取会にあわせて、ストレステストの問題点は何か、意見聴取会で何が議論されているのか、一連の手続きの何が問題か、などについて学習して、意見聴取会の積極的な傍聴や保安院への具体的な働きかけなどにつなげて、再稼働を止める力にする、というものである。そちらの方も気にしながら、テントでの交流をおこなう。
今夜は第2テントに女性2人(中年とシニアの)が泊まり込むということで、いっぱい荷物を抱えて、用意万端である。(Y・T)

.. 2011年12月29日 08:29   No.351033
++ M/O (幼稚園生)…1回       
テント日誌より
 イ.<テント日誌 12/27(火)>
     テントに年賀状到着 
     テント談話室『語り合おう再生可能文化』第1回盛況のうちに
       ―― 経産省前テントひろば 108日目 ――

 テント前広場に早々と年賀状を届けていただいた人がいました。紙面をかりてお礼を申し上げる次第ですが、年賀状をお寄せいただく方は下記のところにお願いします。〒100−0013東京都千代田区霞ケ関1−3−1経産省前テント広場です。

 12月28日派御用納めですが、このテント前広場は1月3日まで特別態勢に入ります。テント前広場はいつものように24時間態勢で維持されます。今年は帰省や温泉行きなどを変更してテントで年末を過ごす決意をした人もいます。時間のある人はテント前広場に参じて欲しいですね。

 また、何かの企画を持ち込んでやってもらいたいのですが、年賀状などいただければ嬉しいですね。テントにも張り出して年賀の風景を飾りたいと思っています。来年の春になると原発は全部止まります。現在稼働しているのは6基ですが春ころには止まるはずです。そして再稼働の動きが出てきます。再稼働を許さな決意やみなさんの周辺の動きを伝えていただければ励みになると思い
ます。年賀状等で全国的交流をいたしましよう。

 テントに岩波書店でチエルノブイリで起こったことについての本の翻訳を進めている女性5人のグループが訪れました。以前にイギリス在住の女性が訪問された折にチエルノブイリ事故で乳がんになってイギリスまで手術を受けにきた女性のことを話されました。日誌で紹介したのですが僕らはチエルノブイリ事故について、そこで起こったことについてほとんど知らないのが実際です。
ですから本として刊行を期待したいところ大です。彼女たちは15時から開かれていた『テント談話室 放射能と月と再生 語り合おう再生可能文化』に参加された。

 上記のテント談話室は作家でルポライターであり『脱原発・再生文化論』の著者である川元祥一さんが主催するものでその第1回目でした。今回は「半減期」に学ぶこととしてなされました。

 川元さんは原発事故で拡散する放射能については多くの専門知識は必要なく、生活者として放射能が再生不能のもので人の手で制御不能であることが確認すれば十分であるという観点から、放射能や環境破壊の心配のない再生可能文化を提起しています。3・11以降を生活者として生きる再生文化運動を提唱していますが、これは「自然と生命力」という人類の歴史から学び未来を生きようということであります。

 今回は自然の生命力としての「半減期に学ぶこと」と題されたお話で、参加者も多数で盛会でした。再生という概念を物質的観点ではなく、自然と人間の関係の再生という視点を持つ川元さんの話は興味深いものです。みなさんとの討議《談話》として進めようと意図も良くわかります。今後も継続されるとのことですが、日程が決まればお知らせしたいと思います。

 沖縄では政府の辺野古アセス評価書の提出に抗議する闘いが盛り上がりそれを押しとどめています。こちらでは防衛省や首相官邸にたいする抗議行動が「辺野古への基地建設を許さない実行委員会」の主催で展開されています。この行動はアメリカに追随し、沖縄の人々の意志を無視する政府の暴挙に抗議するものです。テントに集う人達もこの行動に連帯しています。 

                              (M/O)

.. 2012年01月04日 07:53   No.351034
++ Y・T (小学校中学年)…15回       
<テント日誌 12/29(木)>
     “脱原発門松”が構え、新年への決意を示す
       ―― 経産省前テントひろば 110日目 ――

 12月29日(木) 晴れ。テントの入り口の両側に大きな門松が置いてある。昨夜、国立市の植木職人をしている若い女性が届けてくれたそうである。
その時居合わせた人達は、見知らぬ若い女性が車をいきなり乗り付け運び出した時、大変驚き、そして大変喜んだそうである。“脱原発門松”は霞ヶ関を睨み付けるように立っている。

 今夜は第1テントも第2テントも賑わっている。第1テント内には先日訪れてこられた千代田区労協からのカラフルなバナーが張られている。午後8時経産省の役人3人が、マスク姿にビデオカメラをもってテント近辺を徘徊する。
公安かと見まがうようないでたちである。どうやら、テント内外に火気はないかと見ながら録画しているようである。撤去の口実を探り出そうとすることなのか。時々、夜8時きっかりに登場するとのことだ。
何人かが「人の顔を勝手にビデオに撮って、肖像権の侵害だ。取り消せ」と抗議すると、ほうほうのていで逃げ帰った。

 椎名さんが帰ってきて、昨日(?)にあった、「3・11福島県民集会」の実行委員会の話を伺う。この集会が脱原発を柱とする“県民大会”として成功することを願いつつ、首都圏−全国から支援・連帯に駆けつけようと、ボルテージは上がる。

 年末・年始、テントひろばでのイベントはめじろおしである。さしあたり、30・31の紹介を。

                              (Y・T)

.. 2012年01月04日 09:08   No.351035
++ Q (小学校低学年)…7回       
テント日誌より
 イ.<テント日誌 12/30(金)>
     年末〜年始のイベント始まる オールナイト映画鑑賞会
       ―― 経産省前テントひろば 111日目 ――

 12月30日(金)快晴、風が強い

 「東電、経産省の仕事納めはなりません」の福島の女性たちののべ100名を超える抗議行動の翌日の早朝、女性テントは、ひとしきり、主の不在であるかのような「館」となっていた。強い風がテントのキャンバスをはためかせ、記帳窓口を開けようという男テントをわずらわす。いらいらしているスタッフのところへ、女性がキャンバスをかき分け、お顔をのぞかせて、「これ皆さん
で、召しあがってください」とのこと。女性のテントの分はもうとってありますので、と白い発泡スチロールの箱には、一つ一つ透明なラップでくるんであるおにぎりの行列。触ると温かい。女性テントでどの程度とられたのか、分かりませんが、こちらでも、30個ほどはあった。しょうゆ味に鮭肉がまぶされている。

 ある先輩がこうおっしゃっていた。「このテントでは、食べ物の心配はいらないよ。じっと待っていれば、誰かが差し入れてくれるから…」こういうことか! 暫くして、女性が「鍋はどこで洗いましょう?」。大なべ3つ、パック3つほど、携えて、ふたりで公園に向かう。さすが、女性のお仕事は、丁寧かつ速い。

 夕刻、おとといさしいれてくれたたんぽぽ舎のSさんが鍋を回収しに来た。
「よごれていてもよかったんだけどね、ポトフの次は、イタリア風のミネストローネ・スープにしてみようかな?」とにかく間に合ってよかった!火器使用禁止のテントでは、差し入れだけが、本格的食事だ。 

.. 2012年01月05日 09:06   No.351036
++ Q (小学校低学年)…8回       
 午後、私用で2時間ほど開けて、テントへ帰ると、随分のにぎわい。反原発・年越しOccupy経産省前テント実行委員会主催の「こんなんじゃ、よい年迎えらんない99%のための祭り〜みんなでつくろう!年末年始大生放送!の舞台づくりその他で、かいがいしい風情。

 ギャラリーも徐々に増えて、一昨日のテント前の抗議集会の勢いが蘇りそうだ。冷気もひとしおの4時過ぎ、新しいレイバーネットのネット生中継への出演者が来始めたが、なぜか、寒風に唇ひきむすぶかとおもいきや、ファイトが微笑を浮かべている。福島の人々への「救援」になんらかの助けになればという祈りと含羞と連帯感のほほえみはよいものだ。キャスター役の女性二人はリ
ハーサルもふくめて6時間、寒風に耐え抜いて、唇も蒼ざめていたのはいたましいことではあった。

 そのあと、オールナイトの映画鑑賞会が開かれ、女子テントは江戸時代の歌舞伎場の様だった。ポルトガル、ブラジル、フィリッピン、オーストラリアなどの男女青年たちから、マスコミでは無理なパーソナル・オーラル・コミュニケーションによって、大切な情報をもらった。

 オールナイト映画上映会は、俊英、早川由美子監督の自作「ブライアンと仲間たち」から始まり、計5番組放映された。コマーシャリズムから自由な、新しいリアリズム、ドキュメンタリー作品が相次ぎ、新しい年を迎える予習としては、最高だった。早川監督の紹介してくれたブライアンさんは、今年6月亡くなられたそうです。国会議事堂前で、反戦・平和を訴えるためテント暮らし
を続け、家族にも会いにゆかぬ闘争を敢行した。8年以上家にも帰らず、一日も休まず、英米政府のテロ撲滅戦争に抗議してきた男とその仲間のドキュメンタリー映画こそ、このテントで観たいものだった。監督は最後まで、映像放映のお世話をしてくださった。テント座り込み111日めの告示は、この日、ポルトガルのアーティストが描いてくださった。

                               (Q記)

.. 2012年01月05日 09:12   No.351037
++ Q (小学校低学年)…9回       
<テント日誌 12/31(土)>
     テントひろばの盛り上がる熱気  
     様々な思いが交差する中、年は暮れていく  
       ―― 経産省前テントひろば 112日目 ――

 12月31日(土)快晴、微風。

 反原発・年越しOccupy@経産省テント実行委員会主催の「大生放送」のプログラムに、大きく影響される。午前中も昨日の映画祭の影響で、早朝帰宅のかたが去るまでは、熱気が消えない。いつもの座り込みのメンバーやスタッフがそろう頃には、大みそかのイヴェントの準備がまた始まる。寒中の「野」ざらしの中継の激務で、パートナーが倒れたとレイバーネットのMさんがブツブツ
交換の敷物を準備しながら、ブツブツ……。

 カンパの年越しそばをかたじけなくいただいてる頃、経産省の警備員が、ビデオスタッフを連れて、だまったまま蒼ざめたような風情で会場を横断する。

 『紅白歌合戦』は17時ころ開始。観戦しているところに、幹部のEさんが帰ってきた。国際結婚したお孫さんと会うのを日本で果たすことができなかった。イギリス人のおむこさんが、お孫さんの被ばくを警戒して、間の国で『正月祝い』とお孫さんとの邂逅をされることになった。日本=被爆国がヴェトナム、ヨルダンなどへ「最高級の原発技術」を輸出し、憲法9条のある国が、南
スーダンへ駐留軍を長期派遣する。事故報告もいい加減な政府関係者が、首相に「収束宣言」をさせる…。こうした二重基準の中で、福島の住民は、こどもは信ずるものは、自己自身のほかにはなくなる危機に追い込まれる。医師や学校の先生が、虚言を弄する時代!

 受付に機動隊がひとり立ちふさがり、じっとこちらをねめつけている。ビニール扉をめくると、黙ったまま、カンパをいれてくれる。おそらく、郵貯の現金輸送車の警備スタッフだったのだ。角松はとびきり立派だ。この門松も、若い御嬢さんのカンパだった。こうした支持の金東雲があるかぎり、この魔法のテントは限りなく飛ぶ。

.. 2012年01月05日 09:27   No.351038
++ Q (小学校中学年)…10回       
いよいよ、感動の歌合戦が終わってカウントダウンに入ったとき、不当雇用・解雇抗議の座り込みを工場でしている韓国自動車工場とアクセス。新年は韓国のソウルの労働者と連帯することに。F夫妻のまわりには、海外からのお客様が二人をとりかこんでいる。

 紅組最終は、椎名千栄子さんの「原爆許すまじ」、白組は、ジョニーさんの傑作替え歌集。老若男女、ジョニーさんのギターひきがたりと国際的な映像交換とともに、バークレーの大学占拠からNYのウォールストリートへと歌いつがれた、「乗合電車」を大合唱する。合衆国だけで、340ほどの0ccupyテントがあったそうだ。いまは、増えているか、減っているか? 

 午前1時から4時まで、第二テントの外は、打楽器の嵐、中では、関電前座り込み、福島、寿、山谷、渋谷炊き出し隊とのUST上の情報交換(歌合戦のおりおり)の後での、トーク・セッションとなった。東電前アクションから、高橋幸子、テントから、椎名千恵子が出演。雨宮処凛、素人の乱の松本哉、青年ユニオン委員長、反貧困グループ、TVディレクターなどが、新年のゆくえを語り合った。

 2011年9月11日から建ち上がったこのテントは、世界情報の池への一石となり、国内外に波紋を広げている。角松の寄進は、このテントの支持層の多種多様さを物語ってあまりある。福島の避難地域それは、冥土イン・Japan であり、原発の冥土の旅の一里塚となっていると信じたい。カウント・ダウンのおり、社民党委員長の福島みずほさんが、SPなしで立ち現われ、マイクを
差し出されて、再稼働許すまじの演説をされた。民衆の海のほかに、信ずべきものは、今ないと実感して、新しい年を迎えた。
                                   
                    (Q記)

.. 2012年01月05日 09:35   No.351039

■--12月末には稼働原発は6基
++ 原田 裕史 (幼稚園生)…3回          

12月末には稼働原発は6基のみ、89%脱原発。
     今月中に停止する原発は大飯2号(関西電力)、玄海4号(九州電力)の2基。全原発停止は目の前に迫った。
     被曝労働(定期検査)を減らそう!再稼働をやめよ!

                              
○12月末の段階で再稼働を許さなければ稼働原発は6基のみ(全体の11%)になります。日本は「89%脱原発」状態です。

 政府・電力会社は原発のストレステストを実行し、地元合意を取り付けて再稼働を行おうとしていますが、政府の立場に立っても、ストレステストで十分な性能が無いことが確認されたり、地元合意が得られなければ再稼働はないでしょう。それにも拘わらず、各地の停止中の原発で、定期検査が行われています。現在再稼働するか否かわからない原発の定期検査が行われているのです。

○原発の定期検査には作業者の被曝が必然的に伴います。福島第一原発事故の収束作業で今年国内の被曝労働の総被ばく量は非常に増えています。稼働するか否かわからない原発の検査で被曝労働を増やしている場合ではありません。
稼働させない原発を決めて被曝を減らし、その分の人員を福島第一原発事故収束に回すなどを考えるのが順当でしょう。

 原発業界の立場に立っても、稼働することが決まってから整備をして検査をして稼働すれば良いだけです。それなのに地元合意以前に定期検査を行っているのは「絶対に稼働する」という意志の表れです。そのような態度では原発の「安全」などありえません。(正しい態度でも「安全」はありませんが)

 原発を動かすと、必ず被曝を伴います。火力発電所でも水力発電所でも事故があれば人的損害が発生しますが、事故が無くても人の命を奪うのが原子力発電所です。今後、作業者住民、全ての被曝を最小にするためには、全国の原発再稼働を許さず廃炉にすることです。

 再稼働を許さなければ、来春には全原発停止になります。再稼働反対、12月後半の諸行動に参加よろしくお願いします。
.. 2011年12月16日 09:25   No.355001

++ 藤井 悦子 (幼稚園生)…1回       
.「放射能とタブー」をはね返すエネルギーを持とう

                   学校事務ユニオン東京 藤井 悦子

 3.11以降、ずっと原発について考えていた。ともかく、正確な情報が無さ過ぎて、どういう数値で考えるか、が問題だった。政府の出す数字は、当然統制されているだろう。  
 マスコミが流すのも、おおかた怪しい数字だ。
 例えば、9月19日の「反原発集会」を報道したのはいくつのTV局か?どこの新聞か?それは、数えるほどだった。海外メデイアのほうが、よほどきちんと取り上げている。つまり、国民は、知らされていないのである。確かに、原発の全電源が止まり、放射線などがかなりの濃度で空中に広がっているとは、政治的には中々発表できないだろう。パニックを起こされては困るから
だ。
 それにしても、このマスメデイアの閉塞感は何だろう?この後におよんで、「反原発」を言わない、言わせない「空気」とは何だろう?たった一人の芸能人が「反原発」を言っただけで、仕事を干され、事務所を辞めるはめになり、仕事も来ないというのは、どういう国だろう?原発事故の処理ができていないときに選挙で推進派候補が当選するということの意味。
 深く浸透する「原発推進の意思」を感じる。地下原発推進議員連盟なるものも活動している。世間では、表向き「エコ」だの「自然エネルギー」だのの言葉が溢れているのに、いざ、1000万人署名を展開しても、反応がイマイチである。
 つまり、反対することを言いたくない空気。非政治主義の意思である。それはアメリカでは9.11以降、日本では拉致問題以降の「画一的意見統制」の流れだ。個人の意見や意思はことごとく無視され、深く浸透する思想が沈石のようにのしかかっている。私たちは、それを跳ね返すだけのエネルギーを持てるか?今、それが問われている。

.. 2011年12月16日 10:14   No.355002
++ 齋藤 (幼稚園生)…1回       
反原発 クリスマスカード アップのお知らせ 

                   資料センター《雪の下の種》 
 こんにちは。イタリアの資料センター《雪の下の種》です。いつも貴重な情報をありがとうございます。

 ODAで被災地の水産加工品を政府開発援助(ODA)として開発途上国に提供する事業のニュースにあまりに腹が立ったので、「さよなら原発くんブログ」のロゴのデザイナーに頼んでこんなクリスマスカードを作ってもらいました。

こちら

英語版も用意しましたので、外務省への抗議、途上国で活動中のNGOや現地のお知り合いへの警告等に、是非活用して下さい。

 一応、コピーライトは資料センターと作者が維持しますが、商業目的でなければ、脱原発活動資金集めも含め、利用はご自由です。(どんな使い方をしたか、ご報告頂ければ嬉しいです)

 尚、イタリア在住日本人の作者ヨシヨシさんからは、資料センターが申し出た薄謝を経産省前のテントに差し入れにまわすよう、依頼がありました。
来年1月の世界脱原発会議に合わせた一時帰国時までに実行したいと思います。

 それでは、みなさま、お風邪などにお気をつけて!

.. 2011年12月16日 10:39   No.355003
++ たんぽぽ舎 (社長)…528回       
新聞・雑誌から、2つ

 イ.ふん尿に苦しむ牛 救えないのか―みんなの広場

                  主婦 黒木真理子 (広島県庄原市)

 原発事故による野菜農家の減産の結果、堆肥の需要がなくなり、ふん尿があふれる牛舎で肉牛がもがいているという本紙記事を読みました。かわいそうでたまらず、落ち込んでいると、本欄で同じ気持ちの方の投稿が載りました。記事をいつも目にする場所に貼って祈っているとあり、私も元気を出さなくてはと励まされました。こんなに進歩した社会にあって、このような悲惨な状況を
解決する方法がないとは……。数々の災害救済の道がありながら、この牛たちの救済策はないのでしょうか。牛を飼っていた実家で牛とともに暮らした私は、牛のつらさが痛いほど分かります。

 阪神大震災後の故小田実さんのような行動力もなく、また財力もない一主婦の私は己の無力さを痛感するばかりです。どうか、この牛たちの苦しみをたくさんの人々がくみとってくれますように。そして、一刻も早く助ける方法が見つかりますように、と願っています。

               (毎日新聞12月10日『みんなの広場』)


 ロ.処理汚染水漏れ 
     東電に厳重注意 保安院

 福島第一原発の汚染水を処理した水を蒸発濃縮する装置から放射性ストロンチウムを含む水が海に漏れた問題で、経済産業省原子力安全・保安院は十三日、東京電力に対し、文書で厳重注意するとともに、問題が起きた装置を止めて原因を究明するよう求めた。

 保安院の森山善範原子力災害対策監は、「今月三回、同じ設備で、しかも原因究明や対策を行っている中で漏えいした。非常に重視している」と説明。
放射性物質が原発内で管理できずに漏出したことは、政府のいう「冷温停止状態」の定義に反するはずだが、森山氏は「問題は発生しているが、中期的な安全確保、安定的な冷却という観点では問題ない」と強調した。

                   (東京新聞12月14日より抜粋)

.. 2011年12月16日 10:59   No.355004
++ 柳田 真 (大学生)…92回       
福島原発は地震で亀裂−保安院が認める。津波原因説は否定された
     原発コストは5割高
       −事故・除染費用や立地交付金など−国が認める
     2つの嘘(津波原因説・原発は安い)は崩壊−再稼働の根拠は破産

                               

○14日と15日にメディアによる2つの報道は注目に値する。それは原発推進側の2つの嘘を、それぞれ保安院と国(野田政権のエネルギー環境会議)が否定したからだ。

○1つは東電の嘘(福島原発事故は「津波原因説」)についての事実による否定だ。川内博史議員(民主党)らの追求で原子力安全・保安院がデータに基づいて地震によって原発内の主要な配管が亀裂したことを認めたこと、東電が主張する福島原発事故の津波原因説が保安院によって否定された意味はとても大きい。ずっと以前から田中三彦氏や広瀬隆さんらが繰り返し主張・指摘してい
たことだが……(もともと津波原因説には物証がなかった)。
 保安院が認めた0.3平方センチの配管亀裂から1時間あたり7トンもの水が漏洩する。こうして「日本の原発は優秀で地震にも強い」の虚構が砕かれた。原発輸出も許されない事が証明された。これは原発定検後の再稼働推進論の誤りを突き、大きな打撃を与える(東京新聞12月15日付。「こちら特報部」に詳しい解説が載っている)。

○2つめは「原発は安い」という推進派の嘘神話が3.11大惨事の重みによって、政府の会議ですら否定されたことである。「原発コスト5割増」という政府試算の発表である。
 実際はこの試算でも大甘で、誤魔化しがいくつかある。例えば、原発の稼働率を70%としてみるのは間違いだし(現在は10%強の稼働率)、原発事故の費用もこの程度で済む筈がない。今後は更に上昇し、やがて原発は一番高いという真実が人々の眼の前に明らかになる。
 それでも「原発が一番安い」という嘘神話が原発推進派自身(政府)によって否定された意味は小さくない。

 これら2つの事実を活用し、再稼働阻止に向けて前進しよう!

※「編集部より」
 上記の事実にも関わらず、政府及び経産省・保安院はストレステストの実施を唯一の「免罪符」として早ければ来春にも定期検査後、稼働待機中の原発を再稼働せんと目論んでいます。既にこの間、本紙でも「ストレステスト」の欺瞞性を明らかにしてきましたが、ストレステストの「技術的問題点」に留まらず、その実施機関や審議方法そのものの問題点もまたこの間の「意見聴取会」
等によって明らかになってきました。
 そこで来る12月26日月曜日、「ストレステスト」の内容及び審議、実施方法全般について全面的に検討し、一人でも多くの方々が「ストレステスト」の公開性・透明性を「担保」すると称して開催している「ストレステスト」の「意見聴取会」に参加し、その場であるいはメール等により「ストレステスト」の欺瞞性を暴きだし、そして原発再稼働の前提そのものを打ち壊して行く
ための理論学習会を大衆的に行いたいと思います。
 場所は「スペースたんぽぽ」、午後6時開場、7時開演予定です。再稼働に向けての正念場である「ストレステスト」そのものを、そのまま再稼働阻止の武器へと転化していくためにも多くの皆さんの参加を呼びかけます。

.. 2011年12月17日 07:55   No.355005
++ 珠巳 (幼稚園生)…2回       
12月11日 茨城県 ハイロパレードinつくば 参加者550人!
     子供が脱原発を訴え、手作りのプラカードを掲げて楽しげに参加
     最後は愛情たっぷりのけんちん汁で身も心もぽかぽか

                     脱原発ネットワーク茨城 

○12月11日、茨城県つくばセンター広場で開催された東海第二原発の再稼働中止と廃炉を求める署名を盛り上げ、脱原発を訴えるハイロパレードに実行委員として参加して来ました。

 同時開催として有機無農薬栽培で生産者直販売の野菜や飲み物などを販売しているオーガニックファーマーズ・マーケットの皆さんもいらして下さって子供が元気に走り回る和やかで温かい雰囲気でのスタートとなりました。

 集会ではチグリハーブさんのミニライブ、元筑波大教授の生井兵冶さんによる短い講演、各団体の代表者よりの訴えがあり、放射線から子供を守ろう@つくばから皆川幸枝さんからは涙交じりの母親の訴え、東海村村議の相沢一正さんからは連帯し、皆の力で目的を果たそうとの現地からの力強い言葉、HIROSHIMA SPEAKS OUTの村上啓子さんからは歴史を繰り返す事無く、前を歩く為に私達が問題に真摯に取り組む事の必要性、全国脳性麻痺者協会の副会長の里内龍史さんからは福祉の破壊と差別を生み出す原発を障害者からも反対する
という力強い宣言、常総生協の大石光伸さんからは生協の立場からも命を脅かす原発に強い怒りと東海第二原発の運転再開を差し止める訴訟への決意、原告団協力のお願いがありました。

 其々の立場から、とにかく命と人の尊厳を守りたいとの必死な思いが伝わって来ました。

○その後、脱原発ネットワーク茨城の平岡さんよりアピールがあり、パレードが出発し、沿道に人は少ないものの車の中からパレードの様子を観ている人が多数いました。

 パレードの中で一際、目を引いたのは子供達です。当日、プラカードを手作りするコーナーで作った手書きのプラカードを掲げ『げんぱつはんたい!げんぱついらない!』と、楽しげに声をあげる姿は私達をも勇気付け、絶対に原発を廃炉にし、この子達の未来を守るのだと背を強く押されて二時間程のパレードを終えました。

 パレードが終わり、撤収しながら少し疲れが出て来た頃、オーガニックファーマーズ・マーケットの方から有機無農薬野菜を使ったけんちん汁が振る舞われ、お腹も心もほかほかに満たされました。

一緒に歩いてくれた皆さん、署名をしてくれた沢山の人達、オーガニックファーマーズの方々。人間として、一番大切な事を無条件に知っている人達の温かい想いに触れ、希望に満ちたパレードでした。

.. 2011年12月17日 08:04   No.355006
++ 笠原 眞弓 (幼稚園生)…1回       
メルマガ・『無主物について』」の感想

                              

 感想です。

 いつも読ませてもらっています。朝日にこういう記事があったと友達から聞いて、「無主物」が聞き取れませんでした。それくらい日常生活になじみのない言葉ですね。

 意味が分かって、びっくりでした。すぐに浮かんだのが、サリン事件。あのサリンは、直前まで持っていた人のものですが、傘の先で突っつかれて空間にただよったと同時に、無主物になるのですよね。東電の論理では。

 四日市の公害だって、犬の糞(落差あり過ぎですね)だって、垂れ流していいことになってしまいますね。そのことを強く追及したいですね。東電の一般の人から遊離した感覚を。

 今日、東京新聞を読んでいて(我慢できなくなって、物心ついたときから読んでいた、だから、批判はあっても読み続けていた朝日からこの7月に切り替えた。文章が下手で、素人っぽいけど、それなりに一生懸命伝えようとしていると思う)、「男って、初めに結果アリなんだ!!」と納得した次第です。イギリスから原発を買うと決めて、地震に弱いとわかっても、聞かなかったことにして、 ガンガン推し進めた様子が書いてありますね。『レベル7』に。

 女性が担当していたら、きっとその時点での導入はなかったと思います。ただ女性が首相になると戦争が始まると言われた時期もありますから、全面信頼はできませんが。

 このところ見ていて、つくづく女が世界を変えるというのは本当だと思います。と、一読者のつぶやきです。

.. 2011年12月17日 08:49   No.355007
++ 山崎久隆 (大学院生)…123回       
地震で原発が損傷していた証拠
   ストレステストを経て運転再開というシナリオが崩壊

      

 放射能が炉心損傷より前に放出していたとなれば、ストレステストを経て運転再開というシナリオが崩壊する。
   この文書は3月11日に原発の状態を伝えたファックスだ。
 3月11日23時の観測では、1号機タービン建屋で放射能の濃度が急激に上がっている。
タービン建屋1階の北側で1.2mSv/h、南側で0.5mSv/hとの記録が原子力安全・保安院宛に送られている。送ったのは第一原発吉田所長。おそらく記述したのも所長だと思われる。
 この値は、1号機の内部で十分多くの放射能を放出する破損が相当前からあったことを意味している。重要なのは、この時間ではまだ燃料が露出しても、圧力容器は破損していないはずの時刻だ。津波が襲ってきたのは15時30分、23時にタ
ービン建屋に放射能が充満し始めているというのは、圧力容器損傷では説明が付かない。
 毎時1.5mSvという値は、実に1875000ナノグレイ/hに相当する。(1nGy/h (ナノグレイ/時) = 0.0008μSv/h (マイクロシーベルト/時)で換算。
これは一般の値が30〜40ナノグレイ/hだから、5万倍にも達している。
常識的には大量の放射能放出が起きたとみるべきだろう。

 そして次の記事。 福島1号機配管 地震で亀裂の可能性
こちら
 2011年12月15日 07時00分の東京新聞だ。記事本文は上記アドレスを参照。

 1号機は急激に炉内の圧力を失っていたことは、チャートの記録でもはっきりしている。特にIC(アイソレーション・コンデンサ本当の訳は「隔離時復水器」)の作動直後に圧力が急降下している。15時3分、ICは手動で止められた。
その原因は「急激な温度低下」つまり冷却しすぎだという。同時に圧力も降下している。
 これは原子炉から冷却材が蒸気となって漏れ出ていると考えれば説明が付く。
 最初の放射能放出について、解析では圧力容器損傷は地震後15時間と解析している。すなわち翌朝午前5時以降となる。
 原子炉圧力が急降下してほとんど圧力が無くなるのも翌日になってからだ。
 タービン建屋に流れ込んだ放射能は希ガスと思われる。
 このように原発は地震で破壊された。Ss(基準地震動)の1.1倍程度で全電源設備と圧力バウンダリを損傷したのが、福島第一原発だった。だからこそ一番最初に、どうして炉心崩壊までに至ったのかを分析しなければならない。
 少なくても原発の耐震性は、想定の誤りにより全機無効になったことを認めなければならない。

.. 2011年12月17日 16:08   No.355008
++ 内海洋子 (幼稚園生)…1回       
25年目のチェルノブイリ、ベラルーシ、ウクライナ訪問の報告を聞いて
   学校に食品放射能測定器が置いてある。博物館のこと、除染と農業



イ.平林祐子(都留文科大学)さんの私的な報告ですよ、と前置きされた報告、聞いている私達にとって、適切な時期に話が聞けることは大事だと思いました。なぜか。今、私個人が、福島に面していないところに立っている。このような状況で福島を思う時の手がかり(具体的な)になる、と思う。

ロ.福島大学の副学長が呼びかけ、福島県の行政関係者が復興に向けて学ぶために行かれた意味がとても大きいと思う。それと、福島自身が立ち上がるのが、希望が持てるし、望ましいあり様だと。まわりの国、他県が呼応し、今後の復興を、
政争の道具にしないで日本の未来へ何を残していくためにどう今を生きるのかのために。役立てるために。

ハ.チェルノブイリ原発事故の教訓

◯学校に食品放射能測定器がある。学校での給食、村、町での個人家庭の食物の放射能測定も無料で簡単に使用できるように、常時、専門の知識を持った、この場合、女の人(かっぷくのよいおばさん)が配備されている。大きな子供達も、小さな子供達も測って食べられるもの、食べてはいけないものということがわかる。そのように放射能が教育されている。大事なことが大事に教育されていて《生きる教育》をかいまみた。

◯博物館:原発事故の廃炉にするために、犠牲になった原発労働の亡くなったたくさんの人々の写真、甲状腺がん・白血病等の赤ちゃんや子供達の写真などがしっかりと堂々と一堂の中心に面しているようにみえました。
 いたましいけど隠さないでしっかりとそこから学ぼう、という意志が見えます。
何を大事にしているのかがよくわかる。

◯汚染状況と避難・移住:25年後だからこそわかることもあるのだと思いました。

◯除染と農業:除染も簡単ではない。学んでいく必要がある。今後のこともあり、結論を急ぐことではないと。

◯リスク・管理:原発の事故の全て、で、私が明日、あさって、まだ見えない未来へ残してはいけないとわかりました。さて。平林祐子さん、ありがとう。

.. 2011年12月17日 19:16   No.355009
++ 山崎久隆 (大学院生)…124回       
.「冷温停止」?−ウソいうな!野田首相の大まちがいを指摘する
   今も、毎時0.6億ベクレルもの放射能を放出し続ける
   原発のどこが冷温停止か!
      

◯ 12月16日に野田首相は「冷温停止」を宣言した。
 これで何か変わるのかといえば、何も変わらない。ところが翌日には福島県に対して警戒区域の線を引き直す説明をするという。
 事故の終息宣言「ステップ2」の終了という「節目」を演出したかったのだろう。細野原発担当大臣は「日本の技術力」などと言い出す始末だが、こんなデタラメ八百の原発事故を起こしておいて終息宣言を高らかにやってみても、原子力
産業界が自画自賛するくらいで、世界中が冷ややかに見つめるだけだろう。
 何のためにこのようなセレモニーをしたかといえば、原発輸出の障害になるからだろう。既にベトナムなど4カ国との原子力協定が衆参両院で承認されてしまった。
 これに合わせて終息宣言をし、原発事故の話題が報道の一面から消えることを狙ったのだろう。
 今後は「事故終息後」の話題に移る。つまり除染と居住制限だ。こちらのほうがより切実な問題だから、原発そのものへの関心は当然薄れる。運転停止中の原発を運転再開しようともくろむ政府にとっては好都合というわけ。

◯ 本来の冷温停止とは「原子炉圧力容器内の燃料温度が100度以下になる」ことをいうもちろん健全な燃料についての定義であり、福島第一のような炉心で燃料が崩壊してしまった状態では、そもそも炉心の温度管理など出来るわけが無
い。だいいち、毎時0.6億ベクレルもの放射能が依然として放出し続ける原発の、どこが冷温停止かと思う。
 通常の原発が冷温停止に至れば、原子炉の蓋を固定しているボルトを外し、燃料を交換する作業に入ることが出来る。しかし福島第一原発は圧力容器の蓋を開けるどころではない。
おそらく蓋が開けられるようになる時には関係者は誰も生きていないだろう。
百年かかるかもしれない。
 1号機に至っては、燃料はほとんど圧力容器の下に落ち、大半が圧力容器外に流出していると考えられる。冷温停止を評価することなど出来るわけが無い。
 原子炉外にある燃料は、温度さえ測定されていない。温度計があるのはあくまでも圧力容器だけ。燃料が抜け落ちていれば100度以下になるのは当たり前だろう。数メートル下の燃料を含むデブリの温度は分かっていない。

◯ 実際にはいくらでも方法はある。熱電対という温度計は放射線環境でも十分測定可能だが、誰も持って行くことは出来ない。ロボットなどを投入することも高線量下なので不可能だろう。ならば、原子炉建屋の外部に穴を掘り、建屋外部から計ればよいだろう。熱伝導は間のコンクリートなどの厚さなどは分かっているのだから、熱源の温度を推定することは出来る。
 このほか、以前に自発核分裂か臨界かで大きな騒ぎになったが、これも中性子束計測装置を原子炉建屋の外壁に設置すれば分かることだ。
 「冷温停止」などという、実態にそぐわない評価をいくらしても意味が無い。むしろ実態を正確に伝える方が遙かに役に立とうというものだ。

.. 2011年12月18日 08:19   No.355010
++ たんぽぽ舎 (社長)…529回       
12/26<学習会>ストレステスト評価による危険な再稼働への道
           〜そもそも机上のシミュレーション〜

 現在、大飯3号、伊方3号など電力会社が提出した原発のストレステスト結果が、保安院が設置した「発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価に係る意見聴取会」(ストレステストに係る意見聴取会)の場に次々と提出されています。
この会には、脱原発の立場から井野博満さん、後藤政志さんが委員として参加され、再稼働のための儀式にしようと図る保安院や電力会社、多数派の御用学者に対して、果敢に論陣を張られています。
 そこで、ストレステストの問題点は何か、意見聴取会で何が議論されているのか、一連の手続きの何が問題か、などについて学習する場を設けました。意見聴取会の積極的な傍聴や保安院への具体的な働きかけなどにつなげて、再稼働を止める力にしたいと思います。年末の押し迫った時期ですが、ぜひご参加ください。

   ◇日 時:12月26日(月)午後7時〜9時(6時30分開場)
   ◇会 場:スペースたんぽぽ
        (東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル4階)
        JR水道橋駅徒歩4分、TEL 03-3238-9035

   ◆問題提起:川井康郎さん(プラント技術者の会)
         小川正治さん(プラント技術者の会)
   ◆コメント:山崎久隆さん(たんぽぽ舎)
    *参加者を交えた討論
   ◇資料代:500円
  【呼びかけ】11.11-12.11再稼働反対!全国アクション実行委員会
  [連絡先]ピープルズ・プラン研究所
           (TEL)03-6424-5748 (FAX)03-6424-5749
          

.. 2011年12月18日 08:30   No.355011
++ たんぽぽ舎 (社長)…530回       
東電・福島原発事故
予見できたなら「過失」、「収束」なら刑事責任問え
地震原因説が浮上 ◇全電源喪失想定し訓練

◯ 東京電力福島原発事故で、野田佳彦首相は16日、「事故の収束」を宣言した。
現実はほど遠いが、事故への臨戦態勢が解かれたなら、東電への責任追及に本腰を入れるべきだ。「想定外の津波」を盾に同社は刑事責任を免れようとするが、放射性物質をこれだけまき散らして罪に問われないのは不可思議だ。焼き肉店の食中毒事件で強制捜査が入り、東電はおとがめなしでは、社会の倫理が崩壊しかねない。
◯ 「一電気事業者にすぎない東電のために、国は倒産しないような特別な法律までつくった。刑事責任まで問われないとしたら不自然極まりない」ルポライターの明石昇二郎氏はこう語る。明石氏は七月、作家の広瀬隆氏とともに、東電の
勝俣恒久会長や原子力安全委員会の斑目春樹委員長らに対する業務上過失致死傷容疑の告発状を東京地検特捜部に提出した。その後、特捜部からの連絡はないという。明石氏は「東電の責任をきちんと追及できるかどうか、国としてのモラルが問われている」と話す。(略)
◯ 原発事故で刑事責任が問われた例では一九九九年九月の東海村臨界事故と、二〇〇四年八月の関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出事故がある。東海村事故では、JCO東海事業所の従業員二人が大量被ばくで死亡。元所長ら六人が業務上過失致死罪で執行猶予付き有罪、法人としてのJCOが原子炉等規制法違反罪と労働安全衛生法違反罪で罰金刑になった。美浜事故では蒸気や高温水を浴びた作業員十一人が死傷。現場責任者ら六人が業務上過失致死傷容疑で書類送検され、五人が罰金の略式命令を受けた。遺族の一部からは「トカゲのシッポ切り」という声が上がった。(略)
◯ 刑事責任はどうか。前出のJCOが問われた原子炉等規制法違反。同法は原子炉を扱う際の規則を定めており、適正な原発の運転を欠いたとなれば、今回も適用される可能性がある。しかし、罰則は軽く、JCOでも罰金は百万円だった。
(略)
◯ より厳しい刑事罰が必要だと考えるのは、東電に対する株主代表訴訟の準備を進める河合弘之弁護士だ。同弁護士は「被ばくさせたことで傷害罪に問えるし、原発周辺に立ち入れなくなったことで救出できずに亡くなった人もいたはず。業
務上過失致死傷容疑で追及すべきだろう」と語る。(略)
 河合弁護士は「東電は福島原発で昨年、津波による全電源喪失と放射能漏れを想定した避難訓練までやっている」と明かし、「とても『想定外』と言い逃れられる状況ではない」と断じる。(略)
◯ 河合弁護士はこう語気を強めた。「これだけ被害を出して、刑事責任なしは市民感覚からいっておかしい。警察や検察が捜査に乗り出すよう、一人でも多くの被害者が声を上げる必要がある」
◯ 【デスクメモ】放射能影響研究所の元理事長らでつくる政府の部会が年二〇ミリシーベルトの放射線量でも居住可能と答申した。法定基準は年一ミリシーベルトだ。政府が違法を認めてどうする。同じ日、環境相は東電社員に除染の推進
員なる役を委嘱した。汚した当人が掃除するのは当然。なぜ委嘱なのか。正気を保つだけで疲れる国だ。(2011.12.17東京新聞『こちら特報部』より抜粋)

.. 2011年12月18日 08:55   No.355012
++ たんぽぽ舎 (社長)…531回       
ふくしま集団疎開裁判の不当判決(「却下」)弾劾!
     「12.24ふくしま集団疎開裁判緊急報告会」に参加しよう!

 ふくしま集団疎開裁判のブログに下記のような速報が出ました。

---------------------------------------------------------------------
【速報】ふくしま集団疎開裁判 決定は「却下」
ふくしま集団疎開裁判は16日、福島地裁郡山支部(清水響裁判長)により「却下」されました。決定の詳細などは、こちらで別途報告。
→裁判所の決定(2頁に「判断の理由の要約」13頁末行から最後までが判断の理由のポイント)
---------------------------------------------------------------------

 弁護団代表柳原さんからコメントはまだないと思いますが、まず不当決定に抗議しなければならないと思います。政府・東電・原子力ムラ・司法が一体となって、自分たちが創った法令を無視して、ただただ原発を守ろうとしている。福島の子どもたちを犠牲にして!

 本日の朝日新聞一面に「避難基準 年20ミリSv「妥当」」という記事がありました。細田原発相は「20ミリシーベルトで人が住めるようになるということだ」と言っています。報告をまとめた有識者会議(ワーキンググループ)の主査は長滝重信と前川和彦という悪名高い御用学者で「100ミリSvでも問題ない」と発言した人たちです。

 年間被曝線量をめぐっては、小佐古敏荘教授(内閣参与)の20ミリSv涙の抗議や、武田邦彦教授の「いま100ミリSvまでは大丈夫と言っている人に、私は長い間真逆のこと、つまり1年に1ミリSvは危ないと教えられてきた」などの一連の発言もあり、子どもを守ろうという運動も全国に広まってきました。そうしたなかでしつこく20ミリSvを強要しようとする策動に憤りを感じます。

 1ミリSvは平常時の規制値で緊急時被曝は1−20ミリSvなどと言っていますが、全くのごまかしです。ICRPのいう緊急時は2・3日長くて1週間です。10か月も放射線放出が続くことなど考慮していません。

 12月2日裁判所に提出された矢ケ崎克馬さんの意見書では、チェルノブイリ周辺国避難基準に当てはめると、原告14人の子どもたちが通っている学校はすべて移住義務区域に相当します、と言っています。年間被曝線量5ミリSv以上です。1時間当たり空間線量にすると0.571マイクロSv/hに相当します。
そもそも日本の法令では一般人の年間被ばく限度は1ミリSvです。この1ミリSvには内部被曝は含まれていません。法令では、内部被曝含めて年間被曝量1ミリSvの場所に市民を留めることは違法です。

.. 2011年12月19日 08:20   No.355013
++ たんぽぽ舎 (社長)…532回       
 これに対し、原発推進グル―プはまず除染するので待ってほしいとか、タバコやほかの発がん物質のほうが危険だとか言っています。しかし法令とはそういう論争のレベルとは別に扱うべきことです。農薬や重金属、添加物などの発がん物質にはそれぞれ規制値があります。発がん性の強さに応じて、1000ppm以上の規制値のものもあり、0.001ppmのものもあります。通常
の食品・食品原料を例にとると、たとえばリンゴではCAPTANという農薬の規制値があります。しかし、別の食品原料HにはCAPTANの規制値はありません。つまり、この農産物Hの中にはCAPTANは検出せず(ND)でなければならないのです。ND限界は0.001ppmより小さい値です。輸出国で分析し、輸出予定のH10トンを分析しCAPTANが検出されれば輸
出できません。国産のHも同様です。廃棄処分です。この場合、これは原料であり最終製品の食品では100倍に薄まるとか、この食品をたべても直ちに健康に害がないとか、誰も言いません。これが発がん性物質に対するこの国の態度です。発がん性の物質は多数ありますから、一つ一つ規制して市民の健康を守るのが法律です。農薬の基準も見直しが毎年行われ、厳しくなるものもその
逆もあります。そういう「科学的」議論と規制の変更はありますが、変更がない限りは何も言わずに守るのが市民の義務です。市民だけ法令を守らされて、作った人たちが守らないのは許されません。

 ましてや放射線被ばくは放射線に弱い子どもの命がかかっています。しかも法令では内部被曝は無視または外部被曝の10%にしか見ていません。内部被曝を100%に考慮する学者も数百倍危険という人もいます。実際チェルノブイリではベラルーシ・ロシアの多くの子どもたちにがんや白血病のみならず、あらゆる場所の癌やその他の病気(目、心臓等)も起こっています。放射線は
細胞中の水を分解して活性酸素を発生させ、このフリーラディカルが免疫機能を弱めるからと言われます。免疫機能の弱い胎児・幼児・子どもが一番危険なわけです。

 行政が法令通りに市民を守ってくれないから市民は裁判に訴えるしか方法がありません。この裁判に負けるわけにはいきません。入市被爆者は個々の裁判では長い間負けてきましたが、全国的「原爆症認定集団訴訟」になってからは勝ち続けています。ふくしま集団疎開裁判ももっと多くの市民の応援があれば勝利できます。
 そのためにスペースたんぽぽ講座に参加し、柳原弁護士と闘争方針を討議しましょう。12月24日午後6時ぜひご参加下さい。


「12.24ふくしま集団疎開裁判緊急報告会」

【報 告】ふくしま集団疎開裁判弁護団長 柳原敏夫氏
【日 時】12月24日(土)開場18:00 開演18:30〜21:00
【場 所】スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎入居のビルの4階)

.. 2011年12月19日 08:44   No.355014
++ たんぽぽ舎 (社長)…533回       
子どもを粗末にするような国は滅びる、そのような国には未来はない
     ふくしま集団疎開裁判弁護団長・柳原敏夫氏の感想と解説

「ふくしま集団疎開裁判の会」ブログより
こちら

 本日12月16日、福島地方裁判所郡山支部で仮処分申立に対する決定が出されました。
→裁判所の決定(2頁に「判断の理由の要約」13頁末行から最後までが判断の理由のポイント)

 以下その解説を述べるにあたって、一言、弁護団長(柳原敏夫)の感想を述べさせていただきたい。

      ********************
 「子どもを粗末にするような国は滅びる、そのような国には未来はない」
これが真実であることの確認を求め、混乱と異常事態に陥っている国政の是正を「人権の最後の砦」を本来の任務とする裁判所に求めたのが疎開裁判です。
 しかし、本日、裁判所は自らその任務を放棄することを宣言しました。福島第一原発に劣らず、我が国の三権も首をそろえて混乱と異常事態に陥っていることを余すところなく証明しました。それが本日の決定の唯一の意義です。
 これに対しては、私たちは2世紀以上前のアメリカ独立革命の人権宣言の初心に返って、「子どもを粗末にするような国は廃炉にするしかない。未来は子どもを大切にする国作りの中にしかない」ことを宣言する。

 「政府は人民、国家または社会の利益、保護および安全のために樹立される。いかなる政府も、これらの目的に反するか、または不十分であると認められた場合には、社会の多数の者は、その政府を改良し、変改し、または廃止する権利、いわゆる革命権を有する。この権利は、疑う余地のない、人に譲ることのできない、また棄てることもできないものである。」(米国ヴァージニア憲法3条)
      ********************

 結論となる主文は「本件申立を却下する」というものです。

 決定中には「判断理由の要約」として、以下が記載されています。

 「放射線による影響を受けやすい児童生徒を集団で避難させることは、政策的見地からみれば、選択肢の一つとなり得るものである。しかし、債務者には、郡山市に居住する他の児童生徒が存在する限り、教育活動を実施する義務があり、教育活動の性質上、債権者らに対する教育活動のみを他の児童生徒に対する教育活動と区別して差し止めることは困難である。債権者らの申立の趣旨は、事実上、債権者らが通学する小中学校の他の児童生徒に対する教育活動をも含め当該小中学校における教育活動の実施をすべて差し止めること等を求めるものと認められるから、その被保全権利の要件は厳格に解する必要がある。しかるに、債務者による除染活動が進められていることや放射線モニタリングの結果などを考慮すると、現時点において、警戒区域でも計画的避難区域でもない郡山市に居住し債権者らと同じ小中学校に通学する他の児童生徒の意向を問うことなく、一律に当該小中学校における教育活動の実施の差止めをしなければならないほど債権者らの生命身体に対する具体的に切迫した危険性があるとは認められない。また、債権者らに対する損害を避けるためには、債権者らが求めている差止め等が唯一の手段ではなく、区域外通学等の代替手段もある。したがって、本件申立てについては、被保全権利が認められない。」

.. 2011年12月19日 10:45   No.355015
++ たんぽぽ舎 (社長)…534回       
2 今回の決定の骨子は次のようなものです。
(1) 債権者らは、債権者らを避難させることを求めているが、実質的には、各学校における他の児童生徒の教育活動の差止めを求めているから、その被保全権利の要件は厳格に解する必要がある。
(2) 現時点で、他の児童生徒の意向を問うことなく、一律に各小中学校の教育活動の実施の差止めをしなければいけないほど、債権者らの生命身体に対する切迫した危険性があるとは認められない。その理由は、(1) 空間線量が落ち着いてきている、(2) 除染作業によって更に放射線量が減少することが見込まれる、(3) 100ミリシーベルト未満の低線量被曝の晩発性障害の発生確率につ
いて実証的な裏付けがない、C文科省通知では年間20ミリシーベルトが暫定的な目安とされた、D区域外通学等の代替手段もあること、等である。

3 裁判所は、まず、被保全権利がないこと、すなわち、子供たちに切迫した健康被害の危険がないことを理由に、申立を却下しようと考えたのだと思います。しかし、その点だけでは決定理由を書けなかった。そこで、他の子供達についても避難させようとしているなどということを持ちだして、「被保全権利の要件を厳重に解する必要がある」などということを言い出したのです。確か
に、私たちは、14人の子どもの避難だけではなく、他の子供達の避難も実現したいと思っていました。しかし、それは、裁判所の決定が出た後の行政交渉で実現できることであって、司法で実現できることではないし、司法判断の対象になるものではないと位置づけていました。個人の権利救済を目的とする民事訴訟手続においては、それは当然のことです。審理の対象は、申立人の子供
たちの健康被害を避けるために、申立人の子供たちを避難させる必要があるかどうかだけなのです。他の子供達に対する事実上の影響の問題を司法判断に持ち込み、厳しい要件を課したのは、民事訴訟の原則に違反するものであると考えます。

4 100ミリシーベルト以下での低線量被曝のリスクが証明されたとはされていないことや文科省の20ミリシーベルトの判断を理由に子どもの健康のリスクを否定した内容は、結局、行政の判断に追随しているだけであり、司法の役割を全く果たしていないというしかありません。チェルノブイリでの避難基準との比較、ベラルーシやウクライナの子供たちの現状、福島の明日は今のベ
ラルーシやウクライナであること、多くの子供達が被害を受ける危険があることを、裁判所はどう考えたのでしょうか。科学的な証明のためには膨大なデータの収集が必要であり、そのためには長い時間がかかります。児玉龍彦東大教授が言っておられるように、科学的に証明できてから対策をとっても遅いのです。ことは子供たちの生命、健康の問題です。予防原則が徹底されなければな
りません。我が国の政府は、国民に対し、年間20ミリシーベルトまでの被曝をさせる意思です。ウクライナやベラルーシでは、年間5ミリシーベルトを超える地域は強制避難地域とされました。それでも大変な健康被害が生じています。我が国における子供たちの保護が、旧ソ連各国よりもはるかに劣っていること、そのことを我が国の司法すら安易に追認することに驚きを禁じえません。

5 司法の仕事は、苦しみの中で救済を求めている市民を救うことであって、市民を苦しめる行政の行為にお墨付きを与えることではありません。

 今回の裁判所の決定に対し、私たちは十分に検討の上、今後の道を探りたいと考えます。

.. 2011年12月19日 10:59   No.355016
++ たんぽぽ舎 (社長)…535回       
新聞・雑誌報道から、1つ
 
 「冷温停止状態」を通り越し「事故収束」!?の首相発言
   作業員「政府ウソばかり」
   「ろくに建屋にも入れず、どう核燃料を取り出すかも分からないのに」

 「冷温停止状態」を通り越し「事故収束」にまで踏み込んだ首相発言に、福島第一原発の現場で働く作業員たちからは、「言っている意味が理解できない」「ろくに建屋にも入れず、どう核燃料を取り出すかも分からないのに」などと、あきれと憤りの入り交じった声が上がった。
 作業を終え、首相会見をテレビで見た男性作業員は「俺は日本語の意味がわからなくなったのか。言っていることがわからない。毎日見ている原発の状態からみてあり得ない。これから何十年もかかるのに、何を焦って年内にこだわったのか」とあきれ返った。
 汚染水の浄化システムを担当してきた作業員は「本当かよ、と思った。収束のわけがない。今は大量の汚染水を生みだしながら、核燃料を冷やしているから温度が保たれているだけ。安定状態とは程遠い」と話した。
 ベテラン作業員も「どう理解していいのか分からない。収束作業はこれから。今も被ばくと闘いながら作業をしている」。
 原子炉が冷えたとはいえ、そのシステムは応急処置的なもの。このベテランは「また地震が起きたり、冷やせなくなったら終わり。核燃料が取り出せる状況でもない。大量のゴミはどうするのか。状況を軽く見ているとしか思えない」と憤った。
 別の作業員も「政府はウソばっかりだ。誰が核燃料を取り出しに行くのか。
被害は甚大なのに、たいしたことないように言って。本当の状況をなぜ言わないのか」と話した。

                (東京新聞電子版12月17日付けより)

.. 2011年12月19日 11:06   No.355017
++ 原田裕史 (小学校中学年)…16回       
.「事故収束?」嘘言うな!
   国民の怒り、福島県知事、事故調査委も反発。細野原発相が陳謝

 東京電力福島第一原発が冷温停止「状態」に達したと政府「事故収束」を宣言したが、これに対する怒りと反発が相次いでいる。
 原子炉には人が近づける状態では無く、詳細が不明なまま。屋根も壁も無く、放射性物質の放出すら続いている。被害者の救済も進まず将来の見通しも無い状態での「収束宣言」はあまりに非道である。
 国会に設置されている事故調査委員会の黒川清委員長は16日に行った記者会見で、正当性が無く、国民と受け取り方にギャップがあると異議を唱えた。佐藤雄平福島県知事は18日の細野剛志原発事項担当相との会談で「収束という言葉自体、県民は『福島県の実態を本当に知っているのか』と思っている」不快感を伝え、細野原発相は陳謝した。
 19日正午には野田首相の街頭演説が東京新橋駅前で予定されていたが、そこには原発反対の国民がTPP反対も合わせて大勢詰めかけた。
たんぽぽ舎 原田裕史

.. 2011年12月20日 08:28   No.355018
++ M子 (幼稚園生)…1回       
.『原発いらない!子どもをまもれ!』コールに現れない野田首相
   新橋駅前の首相演説に参加して・感想

 昨夜突然、野田首相が新橋駅前で演説をするという情報を聞き、1時に新橋駅前SL広場前に行った。
電車を降りると女性の演説が聞こえ、原発反対の声が上がっていると思いドキドキしながら広場へ行くと、演説の主は蓮舫大臣、脱原発の声は殆ど上がっていなかった。
 それもそのはず、ちょっとでもプラカードを掲げようものなら異常な数の警察・公安・SPが直ぐに取り囲むという状況だった。私は知った顔を探して、演説を聞く群衆の中を割って入って行ったが、静粛に演説を聞いている状況にじれったくなり、反原発らしい人を見つけて一緒に『原発輸出をやめろ!』と叫んでいた。
そうする内に、あちこちからプラカードが次々と挙がり、原発いらないコールが始まった。みんなちゃんと準備していたんだと思い、嬉しさと共になんだか笑みがこぼれた。

 あとは、野田首相の出番を待つばかりとなったその時、金正日総書記が死去したという理由で首相は官邸に戻ったとの説明が行なわれた。代理の人が何かを話して、演説は終了となったが、その間ずっと『原発いらない!子どもを守れ!』大コールが街宣車と報道陣の前で続いていた。道行く人はビックリした顔でみたり、コールに加わったりと自然発生的なコールに心が熱くなった。

 首相は結局現れなかったが、首相が現れていたら私たちの声を直に聞いてどのように思っただろうか。
 原発事故は収束した。原発輸出を推進する。避難区域の縮小などと、まるで民衆の声を無視した野田首相には、是非ともまた街頭演説を企画していただきたい。

 もっとたくさんのコールの声-市民の声を贈りたいから。

たんぽぽ舎ボランティア M子

.. 2011年12月20日 08:34   No.355019
++ 原田 (小学校低学年)…7回       
浜岡原発全部止めても、電気は余っています。
    中部電力が関西電力と九州電力に電力融通

 中部電力が本日(19日)から関西電力に電力融通を始めたようです。中部電力が17日に来年3月まで続けると発表しました。中部電力は既に今月1日から九州電力に対して電力融通をしています。中部電力は送電線で西日本の各電力会社と結ばれていますので、関西電力や九州電力が電力不足であればその分を供給することができます。中部電力は浜岡原発を全て停止してもなお2社に電力を融通する余力があるのです。


山谷支援年末・助け合い運動にご協力ください。21日(水)必着

 野宿者の命を救い、凍死者を防ぐ山谷支援を今年も行っています。
たんぽぽ舎宛に衣類(成人男性用)、毛布、お米などを送って下さい。
受付期間は12月21日(水)必着でお願いします。
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5F たんぽぽ舎
※現金カンパは12月21日までに「山谷支援カンパ」と明記し、郵便振替でお願いします。(口座番号:00180-1-403856 加入者名:たんぽぽ舎)

.. 2011年12月20日 12:03   No.355020
++ 槌田 敦 (小学校中学年)…13回       
毒物をまいて「無主物」という東電の主張のまちがい…続
   汚染者負担の原則が大事(原稿)−公害裁判の基本  
 
そもそも、水俣第一訴訟の前年の1972年、OECD(経済協力開発機構)は、公害対策をして出費した企業と公害対策をしないで費用を節約した企業の不公平を解決するため、汚染者が汚染により生じる費用を支払うという原則(poluter‐pays principle PPP)を勧告した。
 日本では、この原則を、企業と企業の関係だけではなくて、被害者と加害者の関係にも適用し、「汚染原因者の負担」という意味で多くの公害裁判で使われることになった。
 汚染による損害の「支払い」の原則だけではなく、支払いを含む広義の「負担」の原則なのである。今回の福島第一原発事故による災害についても、この汚染者負担の原則により、解決が進められることになる。
 「汚染者負担の原則」は、具体的には、刑法と民法の適応で実施される。
刑法第211条1には、「業務上必要な注意を怠り、よって人を死傷させた者」に対する罪が規定されている。元チッソ幹部2人に有罪判決が出たと同じように、多数の東電幹部の有罪判決となるであろう。
 また民法第709条には、「故意または過失によりて他人の権利を侵害したる者はこれによりて生じたる損害を賠償する責めに任ず」とあり、また同法第710条には、「前条の規定によりて損害賠償の責めに任ずる者は財産以外の損害に対してもその賠償をなすことを要す」とある。この条項によって精神的苦痛に対する慰謝料の請求が可能となる。
 この問題は次章で詳しく論ずることにして、まず、東電への賠償請求を整理するために、汚染日本で暮らすために必要なことを考えたい。(以下、略)

.. 2011年12月21日 08:36   No.355021
++ たんぽぽ舎 (社長)…536回       
12月の学習会・デモ等の予定〜5つ 参加歓迎

 ◯『放射能と食の安全について』ヒバク=自然被曝+外部被曝+内部被曝
  日 時:12月22日(木)18:45(開場18:30)〜21:00
お 話:槌田博さん(放射能汚染食品測定室)
  会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
  参加費:1000円

 ◯東電前「年末ジャンボアクション」〜柏崎刈羽原発を廃炉に!@12・23〜
東電への責任追及の手を緩めない!
  日 時:12月23日(金・休)18:00〜20:00(予定)
  東電本社前へ集合

 ◯優しく心と体を強くするヨーガ教室〜毎週土曜日開催中〜
  日 時:12月24日(土)朝10:00〜12:00
講 師:河野秀海先生(インド中央政府科学技術省公認療術師、
元浄土真宗寺院副住職etc)
  会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
  参加費:1500円
  詳細・ご予約は『優しく心と体』で検索!
  Eメール:kokorokaradayoga@gmail.com

 ◯福島の子どもを守ろう!疎開裁判から考える
  日 時:12月24日(土)18:30(開場18:00)〜21:00
  お 話:柳原敏夫さん(ふくしま集団疎開裁判弁護士団)
  会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
  参加費:500円

 ◯ストレステストのインチキ・地震でこわれた福島第一原発
  「津波対策で再稼働」は根拠を失った
  日 時:12月26日(月)19:00(開場18:30)〜21:00
お 話:プラント技術者の会、山崎久隆
  会 場:「スペースたんぽぽ」ダイナミックビル4F
  参加費:500円

.. 2011年12月21日 09:01   No.355022
++ 塚越 都 (幼稚園生)…3回       
子どもを守るだけでなく、放射能汚染の時代を生き抜く力を!
   お母さんお父さんのための保育付き講座に参加して   

 小児科医、山田真さんの講座に動画撮影のお手伝いで参加しました。
この講座の特徴はなんと言っても保育。当日はお母さんお父さんに連れられて22人の子どもたちが、保育士やボランティアの方と一緒に約3時間の長丁場でしたが静かに遊んでいました。
 山田真先生は、能力主義や優生思想に対して積極的に反対しており、予防接種を進めないなど、とてもユニークな先生です。
 そして、放射能への対応については、子どもの目線で考えていらっしゃることが良くわかり、子どもたちへの深い愛情を感じました。
 子どもの目線というのは、子どもを守るだけでなく、これからの放射能汚染時代を生き抜いて行くための力を付けさせなければいけないという事です。
 チェルノブイリ原発事故から25年経ったベラルーシの学校では、給食の放射線量を子どもたちに測らせて、食べてよいか判断させるそうです。
 山田先生のお話から私が理解したことは、子供たちへの謝罪や申し訳ないという気持ちでは、彼らが楽になるわけではない、汚染を許した私たちが出来る事は、これからの時代を生き抜くためのすべを、子供たちへ伝えることだと思いました。
 また、放射能の安全数値は人それぞれ個体差により違う。身体的影響が出る人もいればでない人もいるが、影響が出る人が過敏なのではなく、出ない人が不過敏なんだという意識をもつことにより、より被曝について問題意識を持つことが出来るというお話も伺いました。
 放射能のしきい値は無く、自分が自分の体に責任を持って、自分で判断するしかないということ。その判断の基準を子供達が持てるよう、正しい情報を与え自分の信念を持って生きる生き方を見せることが、私たちがしなければいけないん
だと思います。
 最後に、更なる事故原発を防ぎ、未来の人の負担を少しでも軽くするために、私たちがすべきこと。全ての原発を廃炉にする事です。
 無くせない放射能とは違い未来を守るために絶対にやらなければいけないことです。
 今後も保育付き講座では、いろいろな企画をしているそうなので期待しております。
 ※編集部・注
  (来年1月〜2月にも、「お母さんお父さんのための保育付き講座」が企画される予定、内容が決まり次第、メールマガジンでお知らせします)

.. 2011年12月21日 09:16   No.355023
++ たんぽぽ舎 (社長)…537回       
内部被ばく軽視の源は放影研
  原爆調査で米に追随し被害を隠した
琉球大名誉教授「医の安全神話」に対して警告

 福島第一原発の事故で、放射性物質を体内に取り込む被害が現実化し始めた。
しかし政府は、この内部被ばくを軽視する傾向を崩していない。矢ケ崎克馬・琉球大名誉教授によると、広島・長崎の原爆被害の調査に当たった放射線影響研究所(放影研)の情報操作が、こうした偏向を生み出しという。同氏は警告する。
「福島で広島・長崎の悲劇を繰り返してはならない」放影研は一九七五年、被爆者の健康を調査する日米共同の研究機関として発足した。前身は、米国が四七年に設けた原爆傷害調査委員会(ABCC)だ。(略)
 米国は、原爆を残虐兵器とみなされないために犠牲者を隠し、原子力の平和利用名目で日本に商業原発を押し付けるため、内部被ばくを見えないようにした。
この悪名高いABCCを丸ごと引き継いだのが放影研だ」この結果、五七年に施行された旧原爆医療法は、米国の内部被ばく隠しに追随する被ばく者認定基準を設けた。「初期放射線だけに被ばくを限定し、被ばく範囲を爆心地から二キロ以内にした。内部被ばくは一切無視した」(略)
 先月末、放影研の隠蔽体質を象徴するような問題が発覚した。原爆投下後に高い残留放射線が見つかった長崎市西山地区の住民からセシウム検出など内部被ばくの影響を確認していたにもかかわらず、八九年で健康調を査打ち切っていたのだ。(略)
 内部被ばく軽視の姿勢は、米国が主導する国際放射線防護委員会(ICRP)の手でグローバルスタンダード化した。原爆やチェルノブイリ事故の内部被ばくデータは公式記録から徹底的に排除され、犠牲者は切り捨てられた。(略)
 「内部被ばくは、がんだけでなく、下痢や鼻血、のどの腫れなどさまざまな症状の原因になる。それなのに、医者たちの間で『福島事故での低線量被ばくで今ごろ、健康被害がでるはずがない』という医の安全神話が形成されてしまってい
る。病人の心配を笑い飛ばすのではなく、命を救うために原因を虚心坦懐に科学してほしい」(2011.12.16東京新聞『こちら特報部』より抜粋)

.. 2011年12月21日 09:50   No.355024
++ 柳田 真 (大学生)…93回       
食品基準100ベクレル(厚生省案)をどう考えるか?
     500ベクレルの暫定基準値がそもそも滅茶苦茶だった。

                               
 20日、厚労省案の食品基準100ベクレルが出された。(この数値自体の妥当性についての分析は明日、専門家の手による評論をお知らせできる予定です。)

 そもそも「暫定基準値500ベクレル」そのものが不当なもので滅茶苦茶高い(人体に悪影響を及ぼす)ものであった。今回の5分の1の100ベクレルへ減らしたというが、新設の乳児用食品は50ベクレルだから、全部を50ベクレルとすればもう少し評価できたのに。乳幼児に悪いものは少年・少女にも悪いのである。

 今後、放射能レベルが下がることを見越して出してきた数字だろうから、後だしジャンケンみたいだ。また500ベクレルの暫定基準値を経過措置と称して半年〜9ヶ月も延長するのもおかしな話だ。厚労省が国民の健康を守る気があるなら暫定基準値は即刻廃止すべきだ。


 ○食品基準100ベクレルに厳格化
  厚労省案 乳児用・牛乳50ベクレル 来年4月から適用

 食品に含まれる放射性物質をめぐり、厚生労働省は20日、現行の暫定基準値に代わる放射性セシウム(半減期は約30年)の新たな基準値案をまとめた。従来の5分類から変更することが決まっている4分類のうち「一般食品」は1キログラム当たり100ベクレル、「牛乳」と新たに設ける「乳児用食品」が同50ベクレル、「飲料水」は同10ベクレル。

.. 2011年12月22日 08:43   No.355025
++ 柳田 真 (大学生)…94回       
 暫定基準値は「野菜類」「穀類」「肉・卵・魚・その他」が同500ベクレル、「牛乳・乳製品」「飲料水」が同200ベクレル。(略)新基準値の設定にあたり、厚労省は基準値の算定根拠となる年間の被ばく限度線量を、現行の「年5ミリシーベルト」から5分の1の「年1ミリシーベルト」に引き下げた。「飲料水」は、全ての人が摂取し、代替品がない点などを踏まえ、世界保
健機関(WHO)の基準に従い、年間の被ばく限度線量を0.1ミリシーベルト、基準値を1キログラム当たり10ベクレルとした。残りの0.9ミリシーベルトを「一般食品」に割り当てた。年代や男女別、妊婦など10区分に細分化し、各区分の平均的な食事の摂取量や、放射性セシウムによる影響の受けやすさを加味して許容できる限度値を算出。最も低い限度値は、食事量が多い1
3〜18歳の男性で1キログラム当たり120ベクレルとなったが、より安全な基準にする必要があるとして一般食品は1キログラム当たり100ベクレルとした。さらに子どもは放射性物質の影響を受けやすいとされる点に配慮。粉ミルクやベビーフード、服薬補助ゼリーなど、乳児しか摂取しない「乳児用食品」や、子どもの摂取量が特に多い「牛乳」(化工乳、乳酸料を含む)は一般
食品の半分となる同50ベクレルに設定した。厚労省は、仮に新基準値上限の食品を一年間食べ続けることも考えにくいため、実際には0.7ミリシーベルトをかなり下回るとみている。

【解説】チェルノブイリ原発事故後、周辺の子どもは、白血病や甲状腺がんのリスクが高まったとのデータもある。このため厚労省は、年齢や男女の違いによる食事量を基に、放射線の影響の受けやすさをきめ細かく分析。暫定基準値の際には「成人」「幼児」「乳児」の3区分だけだったが、「1〜6歳」「7〜12歳」「妊婦」など10区分とした。(略)厚労省は年明けにも、家庭の食卓に実際に並ぶ料理のサンプル検査も始め、日々の食事を通じて放射性物質が体内にどれだけ取り込まれているかを把握する方針。こうした検査で新基準値が妥当かを確認し、結果を消費者に分かりやすく伝える努力が必要だ。

                  (茨城新聞12月21日付より抜粋)

.. 2011年12月22日 08:59   No.355026
++ 安田 節子 (幼稚園生)…1回       
食品に含まれる放射性物質の新たな基準値について
     国民の内部被曝を許容する政府の姿勢・基準は
                    今後改めさせねばならない
     乳幼児食品は限りなくゼロに近い基準であるべきだ

              (食政策センター・ビジョン21)

○厚生労働省は、一般食品は現在の暫定基準値の5分の1に当たる、1キログラム当たり100ベクレル、乳児用の食品と牛乳は50ベクレルなどとする方針を発表。厚労省によると、世界保健機関(WHO)の基準を踏まえ、年間被曝許容上限1ミリシーベルトのうち0.1ミリシーベルトを「飲料水」に振り分け、1キロ当たり10ベクレルと設定。その上で食品中の放射性セシウムに
よる年間被曝を残る0.9ミリシーベルト以内に抑えられるよう、平均食品摂取量などを考慮し、「一般食品」はセシウムで100ベクレルとした。「乳児用食品」と「牛乳」はセシウムで50ベクレルとした。

 5分の1になったから、よかったと思う向きが多いかもしれない。しかし、暫定基準を正式の基準に改め、今後長く運用される基準としてみると、国民の内部被ばくを許容する政府の姿勢が見て取れるのだ。

 ICRPの勧告をもとに、日本では、法律で定めた公衆の年間被曝限度は外部被ばく、内部被ばく合わせて1マイクロシーベルト(自然放射線被ばくと医療被曝を除く)となっている。暫定基準値はこれを大幅に上げて設定された。
内部被曝だけで17マイクロシーベルトを許容し、これを4つの核種グループに割り振り、セシウムは5マイクロシーベルトとした。5つの食品ジャンルに1マイクロシーベルトづつ割り当て導き出したのが500ベクレル/kgの基準だ。暫定基準は通常の食品安全基準とは異なり、安全を担保するものではない。非常時のがまん値なのだ。今回それを5分の1の100ベクレルに引き下げるというが、依然高すぎる。この規制値で出回る食品を国民が今後ずっと食べ続けるなら、内部被ばくによって計り知れない数の健康被害を生み続けるだろう。放射線にはこれ以下なら安全という閾値は存在しない。閾値の定められない汚染物は食品に残留してはならないのが食品衛生法の原則だ。非常時の暫定から通常規制にもどすのだから、国民の内部被ばくを防ぐ基準にならなけれ
ばおかしい。飲料水はWHO基準の10ベクレル採用というが、WHOは放射能関係の基準策定においては、IAEAの了解を得なければならない協定が結ばれており、そのためWHOの基準は推進の立場にたっていると批判されている。飲料水はアメリカの0.111やドイツの0.5のように、コンマ以下でなければいけないだろう。

.. 2011年12月23日 11:29   No.355027
++ 安田 節子 (幼稚園生)…2回       
○ドイツ放射線防護協会は内部被ばくは年間0.3ミリシーベルト以下としている。そして、日本政府に対し、乳児、子ども、青少年に対しては4ベクレル/kg以上のセシウム137を含む飲食物を与えないように、成人は8ベクレル/kg以上のセシウム137を含む飲食物を摂取しないことを推奨している。

 日本の高い数値設定には希釈率0.5を採用していることがある。汚染された食品だけを口にするわけではないとし、汚染されていない食品を食べることで汚染が薄まる「希釈」を考慮しているのだ。この希釈政策を停止するよう、ドイツ放射線防護協会は11月27日に緊急勧告を発している。放射線防護においては、汚染されたものを汚染されていないものと混ぜて希釈し通用させる
ことを禁止する国際的合意がある。日本の瓦礫処理や食品基準はこれに接触すると指摘。

 チェルノブイリ以降、わかってきたのは幼いものたちがこれまで考えられていた以上に感受性が高く低い線量で影響を受けていることだ。このことを考慮して乳児用食品は大人の半分の50ベクレルにしたと厚労省は説明しているが、先の明治の粉ミルク「ステップ」で判明した30.8ベクレルくらいの汚染があっても今後ずっと許容されることになる。ミルクは薄めて飲むからというが、小さな体にそれだけを飲むのだし、体内被ばくは避けられない。乳児用食品は限りなくゼロに近い基準であるべきだ。日本では汚染されていない原料の入手は可能なのだから。

 基準値が緩いと、汚染の低いものと混ぜることで基準を容易にクリアーできてしまう。厳しい基準ではそれが困難になる。なによりも放射性物質について、希釈すれば安全という誤った認識は払拭されなければならない。そして内部被ばくを容認するような基準は改めさせねばなりません。

.. 2011年12月23日 12:01   No.355028
++ 広瀬 隆 (小学校低学年)…8回       
インターネット放送について
     「福島原発事故『収束宣言』大嘘の皮を剥ぐ」

                               

 今年は本当に色々とありがとうございました。
 
 12月23日の夜9時に週刊朝日のインターネット ustreamに、私が登場する番組について、視聴方法をお知らせします。お時間のある方は、ぜひ御覧になってください。ustream なので、後日にも見られると思います。

【番組名】週刊朝日UST劇場
「福島原発事故『収束宣言』大嘘の皮を剥ぐ」広瀬隆
こちら
【出演者】山口一臣(前週刊朝日編集長)、成瀬久美(アシスタント)
【放送日時】12月23日(金)21:00〜22:00
番組は下記のようにすれば、無料で見られるそうです。
●下記のURLをクリックしてください
こちら

 生放送なので、放送前には何も映っていませんが、放送開始時間(23日21:00〜)になると自動的に番組が始まります。


 ロ.「12.23原発さよならデモ@草加」
   「12.25クリスマス脱原発浦安パレード」

(1) 「12.23原発さよならデモ@草加」
12月23日(金・休)
14時 東武伊勢崎線草加駅前集合
14時半 デモ出発東口ロータリーから、旧日光街道の古い煎餅屋さんなどがある商店街を通る1
時間弱のコースです。
注:原発と関係のない、特定の政治団体や政治的テーマに関するのぼりや旗・プラカード等はご遠慮下さい。
問合せ:白田(sirotama@kbf.biglobe.ne.jp)


(2) 「12.25クリスマス脱原発浦安パレード」
12月25日(日)13時 新浦安駅前広場集合 雨天中止
パレード出発 14時
●脱原発宣言を、浦安市民に向かって行います。お時間がある方は是非パレードに参加して下さい。
新浦安駅前交差点→美浜→入船→→イトーヨーカ堂→日の出おひさま公園解散
☆連絡先 浦安市脱原発宣言実行委員会 稲井邦利 tatujin-inai@auone.jp

.. 2011年12月23日 16:48   No.355029
++ たんぽぽ舎 (社長)…538回       
新聞・雑誌報道から

 「問題なし」結論が先にあり
   ―福島の子ども被ばく調査
   調査対象は10月以降、事故当初3月から9月は無視した調査

 福島県郡山市は八日、小中学生を対象に、十月五日から三十三日間測定した累積放射線量を保護者に通知した。平均値は0.12ミリシーベルトで、これは年換算で1.33ミリシーベルト。最大値は0.45ミリシーベルトで、年換算では4.98ミリシーベルトにも達した。(略)

 専門家の評価の根拠を市学校管理課に尋ねたが、「総合的な判断」の一点張り。「平常時の法的な上限は一ミリシーベルトだが、今は平常時ではない。除染などによって、1ミリシーベルトに近づけようと努力している」と繰り返した。そもそも、なぜ十月なのか。事故発生から数カ月間はどうだったのか。福島県が子どもと妊婦計約三十万人に、個人線量計を配布すると発表したのは六
月。県が購入日として、一台あたり一万五千円を上限として市町村に補助する事業だ。郡山市は八月の臨時議会で予算を計上。保護者の意向確認やアドバイザーの人選などに時間がかかったため、配布は十月にずれ込んだ。三月から九月までの被ばくの影響については「(内部被ばくを検査する)ホールボディカウンターを導入して対応する」と説明するが、その時期は「早くても来年
夏」。福島市は十月二十八日、小中学生を対象九月の約一カ月間実施した累積放射線量の測定結果を保護者に通知した 。平均値は出しておらず、最大値の0.6ミリシーベルトが3人。0.5ミリシーベルトが11人、0.4ミリシーベルトが44人など。医師らでつくる市健康管理検討委員会の評価は「健康に影響を与える数値ではない」。(略)

 郡山市では、児童や生徒ら14人が市に疎開する措置を求め、福島地裁郡山支部に仮処分を申し立てている。警戒区域と計画的避難区域以外では自主避難任せで、あくまでも”定住政策”にこだわる国や行政への批判は根強い。福島子どものいのちを守る会代表の佐藤幸子さん(53)は「本気で子どもを守る気持ちはないのだろうか。最近の線量を測定して、大丈夫というようなパフ
ォーマンスはやめてほしい」お憤りを隠さなかった。

         (東京新聞12月14日付け『こちら特報部』より抜粋)

.. 2011年12月23日 18:37   No.355030
++ たんぽぽ舎 (社長)…539回       
新聞・雑誌から
 イ.脱原発を国策にして原発からの計画的な脱却を 
   負の遺産である放射性廃棄物処理の問題に真面目に取り組むべき
   チェルノブイリ被害視察の福島県調査団―清水修二団長に聞く

 福島県のチェルノブイリ原発事故調査団が十一月、深刻な被害を受けたベラルーシ、ウクライナを視察した。現場には石棺で覆われた事故炉が残り、放射性物質で汚染されたとされる地域にはなお、ベラルーシだけで約百十四万人が住み続ける。福島第一原発事故で放射線による汚染との"共存"を強いられた福島県はチェルノブイリから何を学ぶのか。調査団長の清水修二・福島大学副学長に聞いた。
 「チェルノブイリ原発から約三十キロのベラルーシ東南部コマリン村では、学校に放射性物質についての情報センターが設けられ、子どもたちが各家庭の食料品を持ち寄っては測定器に入れ、放射線量を調査していた。測定器は円換算で一台数十万円ほど。福島市長にさっそく、測定器を福島市内すべての学校に設置してはどうかと提案した。ベラルーシでは農地の除染は行っていない。一方で平均十一ヘクタールごとの区画に分けて詳細な汚染地図を作り、汚染の状態と土壌の性質を見た上で、作目を選びながら耕作を進めていった。ゼロか百かという考え方ではなく、これは福島の農業復興にとって参考になる。(村域の一部が警戒区域に指定されている)川内村の遠藤雄幸村長が"(毎時放射線量が)一マイクロシーベルトでも村に戻れますか"と質問したのに対し、ベラルーシの専門家は、被ばくリスクのほとんどは内部被ばくによるもの、と説明していた。内部被ばく
の大半は食物経由で、空間線量による外部被ばくに比べ、コントロールしやすい。
学校など身近な場所で、自分で測って納得できる仕組みをつくることが重要だ。(中略)福島第一原発事故で、一万人を超える子どもたちが福島県外に出て行ってしまい、事故前約二百二万人だった県の人口は百九十九万人を割ってしまった。
避難した人としない人などの人間関係の分断も起きている。"脱原発"を国策に位置付けて原発からの計画的な脱却を図り、負の遺産である放射性廃棄物処理の問題に真面目に取り組むべきだ」
(11.12.19. 東京新聞『こちら特報部』より抜粋)

.. 2011年12月23日 19:19   No.355031
++ たんぽぽ舎 (社長)…540回       
ロ.再稼働推進論に打撃 耐震指針見直しも
  大量水漏れ裏付け 炉心溶融の引き金か―「国会事故調 徹底調査を」
 
 東京電力が声高に主張し続ける「津波原因説」に風穴があいた。経済産業省原子力安全・保安院が、福島第一原発1号機の原子炉系配管に地震の揺れで亀裂が入った可能性のあることを認めたのだ。地震で重要機器が損傷したとなれば、津波対策だけでお茶を濁そうとする原発再稼働計画は破綻する。なぜ保安院は、今になって全原発が長期間停止しかねないような見方を示したのか。
 今月六日、東京・永田町の衆院第一議員会館。民主党の川内博史衆院議員は、保安院の担当者と向き合っていた。いずれも元原発エンジニアで、福島第一原発の設計にも携わったサイエンスライターからの田中三彦、沼津工業高等専門学校特任教授の渡辺敦雄の両氏が同席していた。保安院から示されたのが「福島第一原発1号機 非常用復水器(IC)作動時の原子炉挙動解析」。最後にこう結論付けていた。「破損による漏洩等の可能性が議論されているため、漏洩を仮定した感覚解析を行った。漏洩を仮定した感度解析を行った。漏洩面積0・三平方センチ以下の場合は、原子炉圧力・原子炉水位のp解析結果と実機データとに有意な差はない」難解な表現だが、要するに、地震によって原子炉系の配管に0・三平方センチの亀裂が入った可能性があるということだ。0・三平方センチというと、ごくわずかな印象を受けるが、「ヘアクラック(髪の毛のひび)」という言
葉もある原発の世界では非常に大きな穴だ。一時間当たり何トンもの水が噴き出し、炉心溶融につながる冷却材喪失事故の引き金にもなる。
川内氏は「東電は事故原因を津波と決め付けてきたが、地震による重要機器の損傷の可能性を否定できなくなった」と力を込める。
"物証"ない津波原因説
 可能性ではあるが、津波原因説も一つの仮説にすぎない。"物証"がないからだ。
原子炉内は今後十年、あるいは二十年は人が立ち入ることはできない。仮にカメラなどで確認できたとしても、断熱材などで覆われた配管の細部までは分からない。「だからこそ、あらゆる可能性を否定してはならない」(川内氏)(略)で
は、なぜ東電や保安院は「津波原因説」に固執するのか。地震の揺れは、1号機では耐震設計の基準値内だった。この程度の揺れで配管が損傷したとなれば、「ストレステスト(耐性評価)」はもちろん、現行の「耐震設計審査指針」の全面見直しはすべての機器の取り換えが必要になるかもしれない。再稼働をもくろむ保安院、責任回避に躍起の東電は、そう簡単には「地震原因説」に乗れない。
【デスクメモ】今回の件でよくわかったのは、東電が発表する"原子炉の状態"とは、計算の結果にすぎず、入力条件を変えてしまえば、どんな結果でも導き出せるという事実だろう。つまり誰も真実をわかっていないのだ。政府は、これで冷温停止状態を宣言するというのだからあきれる。暴走としかいいようがない。(.
『こちら特報部』東京新聞12.15.より抜粋)

.. 2011年12月23日 20:07   No.355032
++ たんぽぽ舎 (社長)…541回       
ハ.日本版ピュリツァー賞「原発崩壊」樋口さん受賞

 原発労働者を四十年近く撮り続けてきたフォトジャーナリスト 樋口健二さん(七四)が、「平和・協同ジャーナリスト基金(PCJF)」の第十七回大賞を受賞した。同賞は市民が選ぶ日本版ピュリツァー賞と言われ、反核・平和、協同
・連帯、人権擁護などに寄与したジャーナリストらに贈られる。樋口さんは一九七四年から電力会社の下請けや孫請けなどとして働く被曝労働者をカメラで追い続けてきた。七七年には報道カメラマンとして初めて定期検査中の原発内部に入り、パイプや床などに付着した放射能を雑巾などで拭き取る労働者の生々しい姿を撮影した。(略)樋口さんの地元、東京都国分寺市では「写真展を開催する市民実行委員会」(委員長・汐見稔幸白梅学園大学学長)が結成され、来年三月二十七日〜四月一日に同市東元町二の「カフェスロー」で写真展が開かれる。(略)
樋口さんは「『原発崩壊』は、ぼろ雑巾のように捨てられた被曝労働者たちの鎮魂の書です。原発をやめて、あるべき本当の日本をつくりたい」と挨拶した。
(11.12.15.東京新聞より抜粋)

.. 2011年12月23日 20:44   No.355033
++ 菅井益郎 (幼稚園生)…2回       
ずる賢い東京電力-2割もの電気料金値上げなど許されない
 値上げの前にやるべきことをしていない−経産大臣発言  
きわめて不十分な損害賠償しか支払っていないのに、料金値上げとは余りに傲慢な態度
                (たんぽぽ舎アドバイザー)
○昨日東京電力は来年4月から企業向け電力料金の20パーセント値上げ、続いて来年早い時期に一般家庭用も10パーセントの値上げを申請する、と発表した。原発が停止して火力発電の燃料費が上がったためだという。原発は安全でコストが安く、また電力の安定供給義務を果たすために建設してきたのではなかったのか。
事故を起こせばその損害は計り知れず、また放射性廃棄物の処分の見通しが立たぬ以上建設すべきではない、という住民や市民の反対運動を無視して福島と新潟に17基もの原発をつくってきたのは誰か。
○3・11地震に際しては事故対策の欠如から重大事故を起こし、大量の放射能をまき散らし、近隣地域だけでなく福島県全体、遠くは300キロメートル以上離れた地域まで放射能で汚染し、東日本全体を危険な放射能汚染にさらした。数万人の人々の住む家を奪い、不自由な避難生活を強いていることに対して東電経営者はまったく反省がない。この原発惨事の直接の当事者である現経営者はもとより、原発推進路線をとってきた歴代経営者、またその先兵として働いてきた労働組合幹部たち、全従業員もそれぞれ応分に、すべてが責任を負わなければならない。
彼らは他の企業に見られない厚い福利厚生を享受し、年金を得てきたといわれる。
総括原価方式のもとではそれらはすべて私たちの電気料金で賄われてきたのである。
○枝野経済産業大臣は「徹底的な経営合理化の後に値上げは議論に上る」といっている。枝野経産相の、値上げの前にすることをしていない、という指摘はその通りである。枝野経産相も彼自身の言葉に責任を持って対処してもらわねばならない。一方東電は「値上げは権利」(『朝日』12月23日)と主張しているそうだが、それは放射能で汚染されたすべての人々、避難を余儀なくされている人々、仕事を奪われ、また財産を奪われた人々、自然の中に生きてきたあらゆる動植物を含めて事故前の状態に復した上で言えることである。きわめて不十分な損害賠償や補償金の支払しかしていないのに、料金の値上げとはあまりにも傲慢な態度である。
東電の経営方針に賛同して投資した者、融資した金融機関が責任を負うのは当然で、彼らは被害を受けた総ての人々への支払を優先すべきであり、自分たちの資金を真っ先に保全しようとするのはモラルハザードそのものである。東電はあ
らゆる資産を売却し、歴代の経営者は生活に必要最低限の資産を残して被害者に対する賠償にあてるべきである。一般の従業員やOBも給与や退職金、企業年金を減額するなどしてそれぞれ相応に負担しなければならない。それは東電の関係者
に限らず、原発を推進してきた自民党の歴代内閣の大臣や政治家たち、産業界の幹部、御用学者、マスコミ関係者、裁判官など、原発推進の「七位一体」の構成員すべてについても同様である。
○東京電力が今なすべきことは、電気料金を値上げして東京電力という企業組織を守り、投資家を守ることではない。政府がなすべきことは自らの責任を明らかにするとともに、重大事故を起こした東京電力に対しては最後まで責任をとらせ、
破綻処理した後に国営化し、同時に現在の電気事業法を抜本的に改めて電力の地域独占を解体するとともに送配電部門の公営化に向かって動き出すことである。

.. 2011年12月25日 08:28   No.355034
++ 田中一郎 (幼稚園生)…1回       
放射能と食の安全について、槌田博講演を聴いて
  飲食のベクレルを被曝のシーベルトへの換算の簡便法  
  乳幼児食品の50ベクレル/Kgは大きすぎ.10ベクレル未満またはゼロにすべ

                      東京  

 ○12月22日(木) 日午後6時45分から水道橋のたんぽぽ舎・スペースたんぽぽ
にて、生活クラブ連合会品質管理部の槌田博氏を講師に招いての「放射能と食の安全について」と題した集会がありました。槌田博さんは著名な物理者・槌田敦氏の息子さんで、なんとなくお父さんの面影のある方でした。この12月まで生活クラブでの仕事が猛烈に忙しくて,とても講演を引き受けられなかったのですが、今般、たんぽぽ舎
との「約束」を優先して集会に来ましたとのことでした。実は生活クラブの商品は、たんぽぽ舎にある放射能測定器で調べてもらっていたとのことです。

 槌田氏のお話の内容は省略しますが、一つだけ簡単にご紹介をしておきますと,飲食の放射能汚染を示すベクレルという単位を、人間の被ばく単位であるシーベルト単位に換算するときの簡便法として,1回の食事の(放射性セシウム)ベク
レル×1/50=マイクロシーベルト(50Bq=1μSV)、これを1年間毎日食べ続けた場合の
被ばく線量は、ベクレル×1/50=ミリシーベルト/年とすればいいそうです。
これは簡便法として覚えておくと便利です。

 たとえば,1kg当たり500ベクレルの汚染肉を100g食べた場合の被ばく線量は、500ベクレル×1/10(1kgに対して100gだから1/10)×1/50=1マイクロシーベルト。 これを1年間,毎日100gずつ3度の食事で食べ続けた場合の1年間の累積被ばく線量は、500ベクレル×1/10×1/50=1ミリシーベルト

○ 集会での槌田氏のお話はとても興味深いものでしたし,講演が終わったあと1時間以上にわたって会場の皆さんと質疑応答・意見交換もする設営になっていましたので、とても有意義な時間だったように思います。

 それともう一つ,槌田博氏は,今回厚生労働省から出てきた新規制の数値のうち、飲料水の10ベクレル/kgは、その実効性を確保するのが相当に難しいかもしれないとおっしゃっていました。飲料水と言えば,単に水道の水やミネラルウォーターのみならず,様々な飲料類が該当するため、膨大の量の商品を放射能測定にかけなければいけないが,測定限界を10ベクレル未満に設定して精緻な計測をするには、相当台数の測定器が必要で,それはほんとうに用意されるのだろうか,やや疑問・心配との主旨です。言われてみれば,その通りですね。今後の展開が見ものです。(⇒ この部分がその後違うことがわかりました。新規(案)上では「飲料水」とは,「直接飲用する水,調理に使用する水,及び水と代替関係が強い飲料茶」に限定され,全ての飲料ではないそうです。但し,爽健美茶のようにお茶が少ししか入っていないものは「飲料水」にするかどうかは不明)
 それと私は,乳幼児食品の50ベクレル/kgは数値が大きすぎるように思います。
10ベクレル未満,またはゼロにすべきでしょうし,多くのお母さん達もそう思っているのではないでしょうか。
 そのためには,原発・核燃料施設は,即時廃棄です。

.. 2011年12月25日 08:35   No.355035
++ たんぽぽ舎 (社長)…542回       
福島第一 炉内確認まで10年、燃料の取り出しなど最長40年
   新技術開発がなければもっと遅れる-政府と東京電力が工程表発表

政府と東京電力は二十一日、福島第一原発1〜4号機の廃炉に向けた工程表を発表した。原子炉内の溶けた核燃料の状態を把握するだけでも十年近くを要し、燃料の取り出しや、建物の解体まで含めると最長四十年かかるとする内容だ。
 工程表は三期に分かれる。第一期は、原子力建屋内のプールに入った使用済み核燃料の取り出し開始までの二年間。十年後までの第二期は、格納容器に溶け落ちた核燃料の取り出しに着手するまで。第三期は、核燃料の回収を終え、建屋解体が終るまでの三十〜四十年後までとした。
 使用済み核燃料の取り出しは、最も多く入っている4号機から始め、3、1、2号機の順で行う。
 原子炉内の核燃料取り出しで焦点となるのは、燃料から出る高い放射線を遮るため格納容器を水で満たし、圧力容器を水没させる「水棺」が実現できるかどうか。1〜3号機とも格納容器は損傷しており、損傷場所を調べて補修し、2016年度から水張りを実現させる、としている。
  (中略)
 こうした技術開発が進まなければ、工程表通りにいかなけない恐れもある。
 枝野幸男経済産業相は「否定しない」と認めつつ、「実現可能な工程表と目標年限を定めた。実現していく十分な可能性がある」と強調した。
(東京新聞12月22日より抜粋)

.. 2011年12月25日 08:54   No.355036
++ たんぽぽ舎 (社長)…543回       
学習会『ストレステスト評価による危険な再稼働への道
                  ―そもそも机上のシミュレーション』
   参加のお誘い

 明日、12月26日(月)に「11.11−12.11再稼働反対!全国アクション」主催による学習会『ストレステスト評価による危険な再稼働への道―そもそも机上のシミュレーション』とタイトルでの学習会を開催します。

 この間5回にわたって開催された「発電用原子炉施設の安全性に関する総合評価に係る意見聴聞会」に実行委に仲間が数名参加し、「反対派」委員である後藤委員、井野委員の発言に対してはエールを送り、保安院の傀儡と化した他の委員に対しては不規則発言を繰り返し、その欺瞞性を暴く闘いを繰り返してきました。

 そもそもこの聴聞会はストレステストの評価の透明性を「担保」する目的で「広く」一般民間人にに対しても門戸が開かれているのだが、参加者の殆どは電力会社、プラント会社等の原発村関係者ばかりのいわゆる「さくら」ばかり。不規則発言をしようにもネクタイ族に挟まれて、中々そのチャンスが見いだせない。しかし、何人かの仲間が確実に場外から「推進派委員」とりわけ「議長役」を仰せつかった岡本委員に対して鋭い指摘の矢を浴びせていく。

 聴聞会後の短い時間に後藤・井野委員と話す時間を持てたが、ああした援護射撃でも官僚だけが集まったシャンシャン会議では有効なそうだ。

 それにしてもこのストレステストの評価方法は酷い。保安院は管理側であるにもかかわらず完全に電力会社の下僕と化した代弁を繰り返し、実質提出されたストレステストの評価を行うJNESも原発メーカーOBばかり。この体制でまともな安全審査などできやしない。そもそもストレステストの範疇や、方法論、評価基準でさえ曖昧なまま、ひたすら「ストレステストの報告は概ね妥
当」の着地点だけがハッキリしている。後藤・井野委員も当然このことに対して鋭い質問を発しているが、官僚特有ののらりくらいり戦術で正面切って回答しようとしない。

 このままでは折角「公開性」と「透明性」を担保するという名目で開かれた公聴会そのもので、彼ら保安院の出来レースを許しかねません。そのためにも公聴会内部で奮闘する後藤・井野委員とどう連帯し、公聴会を「暴露の演壇」と化すか、後藤・井野委員のお仲間である「プラント技術者の会」の井川さん、小川さん両氏をお招きして、ストレステストの「技術的側面」よりもその「実体構造」に焦点を当て、公聴会内外における運動の道を探るべく勉強会を行いたいと思います。

 スペースたんぽぽの今年最後の学習会となりますが、皆さんのご参加をお待ちしております。

日 時:12月26日(月)開場18:00 開演19:00
場 所:スペースたんぽぽ(たんぽぽ舎入居のビルの4階)
こちら
資料代:500円

.. 2011年12月26日 15:17   No.355037
++ 山崎 久隆 (小学校中学年)…10回       
原発再稼働などとんでもない
     「Ss」の1.1倍で壊れる原発

                たんぽぽ舎 劣化ウラン研究会

○耐震設計とは

 原発の耐震性能を決める手法をまず簡単に説明する。
 
 原発の耐震性を決めるための基礎になる「揺れの大きさ」を「基準地震動・Ss」という。耐震設計審査指針が改定された2006年から適用されており、原発の耐震性能を評価する基準の揺れの大きさを加速度で表現したものだ。それまでの耐震設計審査指針では「設計用最強地震」に対してS1、それより大きい「設計用限界地震」についてはS2という基準が使われていた。Ssの考え
方はS2に近いが同じでは無い。

 現在の一般建築物においても「レベル1(希に発生する地震動)」「レベル2(極めて希に発生する地震動)」という基準を使っている。おおむねレベル1は200ガルで、損傷を受けないこと。レベル2は400ガルで、倒壊しないことなどとなっている。以前は原発が一般建築物の「3倍程度強固に作っている」と宣伝していた根拠は、このレベル1の3倍程度でも破損せず、レベル2の3倍程度でも倒壊しないという趣旨だったと考えても良いだろう。(3倍というのは単純に600ガルと言うことではない)

 地震とは、地下数百キロからゼロキロの間にあるであろう震源断層が活動することにより生ずる。揺れは地盤を通って原発の基礎に到達し、さらに原発内部に侵入して構造物や機器類を揺らす。その際重要なのは、構造物が耐えられるかどうかだ。そのためには耐震力のある設計が必要だ。

 理学的にいえば、地震が起きることも、その大きさも、一定の確率の下でしか評価できない。最大限、ある断層が「100%動く」とは言えても、いつ、どれだけの大きさの地震として、と問われれば「わからない」としか言えない。そのため「30年以内に99%」などと表現している。

 しかし構造物を作るのに確率は役に立たない。揺れの大きさを特定しないと設計が出来ない。そのため工学的に「割り切りが必要」と裁判所の法定で堂々と言ったのが斑目春樹原子力安全委員会委員長った。ただし、この発言には重大な前提が欠けていた。それは「割り切りが必要な場所」などに、そもそも立地してはならないことだ。「原子力施設の立地指針の判断目安」(64年原子力委員会決定)に、はっきりそう書いてあるのだから反論の余地は無い。

 基本的考え方の冒頭に「大きな事故の誘因となるような事象が過去においてなかったことはもちろんであるが、将来においてもあるとは考えられないこと。また、災害を拡大するような事象も少ないこと」とあるのだから。

 日本で最も巨大かつ頻繁な海溝型地震を起こすとされる場所に、原発を建てることを許可した理由を釈明すべき立場の安全委員長が、「割り切り」と言ったのは浜岡原発に対してだ。驚くべき開き直りと無責任さは、この国の原子力行政のデタラメぶりを象徴するものだ。

.. 2011年12月26日 15:24   No.355038
++ 山崎 久隆 (小学校中学年)…11回       
○原発の地震動評価手法

 原発などの構造物は、一定の条件の下に定める工学的基盤、いわゆる「解放基盤面」において、どれだけの揺れを想定するかにより耐震設計が決まってくる。これは原発ごとに決められる。

 「解放基盤面」を決めるのは、地下の地盤の堅さであり、地震の横波と呼ばれるS波(剪断波とも言う)が地中を伝わる速度が毎秒700メートル以上の地盤を「解放基盤面」としている。この値は全国の原発で共通で、従って解放基盤面が地下196メートル以上の場所にある福島第一や、地下8.6メートルのところにある女川原発などの違いが出る。一般的に地下浅いところにある
ということは固い地盤がすぐ下にあると言うことであり、100メートル以上も離れている場合は軟弱な地盤であると言えるだろう。

 解放基盤面では、地震の際には上に地盤が乗ったまま揺れることになるので、地震の波が地表面に反射して跳ね返り、基盤面の揺れが干渉により変化する。上部地盤の影響を受けてしまうと揺れの大きさや周期などを元に建屋内部の影響を計算し評価することが困難なため、上部地盤を取り除いた「仮想的な地盤」をコンピュータ上で作る。地盤を「はぎ取って」地震波形を作ることになるので、それを「はぎ取り波」という。

 この波は単純に「地震加速度600ガル」などという数値ではない。これでは設計は出来ない。ここで言う600ガルというのは、周期0.1秒における地震加速度でしかない。実際に設計する際には、基準地震動の波形を作らなければならない。特に0.3秒や1秒付近の周期でどれだけの大きさの速度、加速度になるかは重要だ。この周期は配管などの構造物や建屋の固有周期が多く存在しているので、共振により損傷することも考慮しなければならない。それら「卓越周期」「周期ごとの加速度、速度」「変位量」などが分からなければ設計は出来ない。これらを代表して「周期0.1秒の加速度」をSsの数値として発表しているに過ぎない。

 なお、中越沖地震を踏まえて現在の柏崎刈羽原発のSsはぎ取り波は実に2280ガルにもなっている。これらを踏まえて以下をお読みください。

.. 2011年12月26日 15:52   No.355039
++ 山崎 久隆 (小学校中学年)…12回       
○福島第一のSsと実測値

 福島第一はSs600ガルに対して実測値は675ガル、さらに震源域に近かった女川ではSs580に対して636ガル、いずれも実測値がSsを上回った。しかし柏崎刈羽原発が2007年に中越沖地震で記録した1699ガル(Ssは以前は600ガル)という大きな差は無かった。

 そういう意味では、地震動の大きさは基準地震動を超えたが、そのために機器類が破壊されることは本来は無いはずだった。東電も中間報告で「地震の大きさはほぼ想定通り」と書いたくらいだ。

 実際、柏崎刈羽では、2700カ所以上の機器類の破損があった。津波は無かったが地震動だけでも原子炉を破壊する危険性はあった。3号機の起動変圧器は炎上し、外部電源も失われた。非常用ディーゼル発電機も起動したものが多かったが、全体的に電力不足に陥り、タービン駆動給水ポンプを動かすために補助ボイラーが起動したが、1から5号機と6,7号機でそれぞれ一台しか使用できなかった。そのため運転していた3、4号機で一台を取り合う結果となり、起動変圧器が炎上していた3号機を優先したため4号機の冷温停止には丸2日掛かっている。これなど、後一歩深刻な事態に陥っていたら、メルトダウンにはならなかったとしても燃料が露出し損傷する事態に至っていたかもしれない。

 しかしこれが教訓にはならなかった。見過ごされた問題は、地震だけで十分深刻な事態になっていたことだ。

 いまストレステストが各地の原発で行われているが、そのうち一次テストの結果が公表された大飯原発3、4号機と伊方原発3号機では、最も厳しい配管類についてもSsによる揺れに対して約1.8倍程度の「余裕」があることになっている。

 福島第一原発でも現在の大飯原発などで実施されているテストで使われている計算手法を使えば。同程度の「余裕」があるという結果になると思われる。従って1.8倍程度の「余裕」は、もはや余裕ではないと考えるべきなのではないだろうか。だからこそ福島第一のストレステストこそ一番に行うべきだったのだ。

 福島第一原発で観測した揺れはSsの1.1倍ほどだった。それが多くの機器類を破損させ、おそらく冷却系配管の一部を破壊した。それが正確に評価できるテストでなければ意味は無い。

 具体的にどこがどのように破壊されたかは依然として不明だが、1号機では隔離時復水器(IC・非常用復水器と誤って表記されることが多い)につながる配管、あるいはICそのもの、2、3号機はおそらくECCS系の配管や再循環系配管、これまでのバックチェックでも一番弱いとみられている原子炉隔離時冷却系配管が損傷しているかもしれない。

 この原子炉隔離時冷却系・RCICというのは、電源喪失を起こした際に最後まで冷却水を炉内に送るためのタービン駆動ポンプがつながっている系統で、本来ならば電源喪失後も最後まで破壊されないように、最も強固に作るべきものだと思うのだが、実際には安全保護系の中では最も脆弱である。つまりSsに匹敵する地震に襲われると最初に破壊されるのが最後まで駆動を期待さ
れているポンプだという、実に信じられないほど強度不足の装置なのだ。

 こんな指摘をすれば、以前の東電は「そのような事態になればECCSが働く」「必要なポンプ駆動用電力は非常用ディーゼル発電機で供給する」と答えていた。

 今回の事故の謎(たくさんあるがそのうちのひとつ)は、RCICがどうして止まったか(または止めたか)が分からないことだ。地震による損傷が原因の一つである可能性は高いと思われる。

.. 2011年12月26日 16:26   No.355040
++ 柳田 真 (大学生)…95回       
原発予算4,200億円(案)反対=>震災復興費へまわせ
     野田(民主党)内閣の原発推進路線を打ち破ろう

                             
 民主党野田内閣の来年度予算案(2012年度)が24日、閣議決定された。一般会計90兆円余、税収が42兆円、国債が44兆円。つまり、半分強は国債(借金)で賄うという3年連続の異常予算。

 原発推進予算は、4,188億円。震災からの復旧・復興費用は新たな特別会計で3兆7,754億円。うち、除染・汚染廃棄物処理など原子力災害復興関連費が4,811億円。(原発災害復興は巨費がかかる!)

 問題は原発推進予算の4,200億円だ。3.11福島大惨事を経験して前菅内閣は脱原発をきめたはず。しかるに、野田内閣は原発予算をほとんど前年並みで、削減していない。全く“脱原発”になっていない不当な予算案だ。私たちは原発推進予算4.200億円に大反対し、それらを震災復興費へまわすことを要求する。

.. 2011年12月27日 08:26   No.355041
++ たんぽぽ舎 (社長)…544回       
「脱原発」意志しめさず 野田内閣 12年度予算案決定
     原発関連4188億円、再生エネは原発の半分(2100億円)

 政府は24日午前の臨時閣議で、東日本大震災と東京電力第一原発事故後、初の予算となる2011年度予算案を閣議決定した。注目の原子力予算は前年度からほぼ横ばいで、野田政権の「脱原発」の意志は明確に示されなかった。
一方、予算案では歳入に占める国債の割合が過去最悪となり、借金依存の構図が一層強まった。

 12年度の主な原子力予算は、安全・事故対策の研究開発費を大幅に増やすなどの変化はあったものの前年度予算より1・1%減の4188億円と横ばい。原発の代替電源として期待されている再生可能エネルギー関連は、技術開発費を増やしたが、総額は11年度の補正予算などを加えても2100億円余と原子力の半分にとどまった。

 政策仕分けで在廃を含めた検討が提言された高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)は前年度比二割減の175億円。「安全の確保できるぎりぎりまで絞った。」(財務省)結果という。(中略)

 政策的な削減は、原発推進の研究開発費を86億円と半減したことや、原子力関連シンポジウムでの「やらせ」問題を受けた原発推進広報費の全廃(11年度は15億円)などにとどまった。

 再生エネでは、普及を促す電力の固定価格買い取り制度が来夏に始まるため、同じ効果を持つ導入補助金を大幅に削減。経産省の当初予算で比べると、関連予算の総額は二割減の809億円となった。ただ11年度第三次補正予算で住宅用太陽光発電の導入補助金を1200億円近くも計上しており、他省庁分も含めると再生エネ関連は2100億円程度となる。

                 (東京新聞12月24日付けより抜粋)

.. 2011年12月27日 08:49   No.355042
++ たんぽぽ舎 (社長)…545回       
東電前 年末ジャンボ・アクション
     熱気と元気にあふれた集会
     東電柏崎・刈羽原発2基の即時停止を求める

 12月23日、夕方、寒風、吹きさす中、東電前アクションの呼びかけに応じて、今年度、最後となる東電前抗議行動が行われた。この日は3連休の初日、クリスマス気分に浮かれる街で、一体どのくらい人が集まるのかと思ったが、東電のあまりの無責任さは、クリスマスの気分を吹き飛ばし、約180名が東電本社前に集まった。参加者は寒さをものともせず、警察の嫌がらせにもめげず、自作プラカード、ライト、ドラム等で自分の思いを表した。賑やかなドラムの音をバックに、福島からの参加者を始め、次々とマイクで福島の被災者に対する賠償や柏崎・刈羽原発の停止を東電本社に向けて訴えた。その後、東電前アクションによる、自作劇、有志によるフラメンコダンスが披露された。

 激動の2011年ももうすぐ終わろうとしている。東電は未だ、原発を停止しようとはしていない。地震はいつくるかわからない。しかし、参加者のこの熱気、元気さに希望がある。3.11以降、わずか3人の若者の行動で始まった東電前アクション。これまでなかったような若者の活躍が目立った1年でもあった。全原発停止まであと7基。原発ゼロを目指し、東電の責任逃れを許さ
ず、抗議行動を続けることを誓って行動は終了した。

☆なおその後、たんぽぽ舎へ戻り、たんぽぽ舎と東電前アクションの合同忘年会を2時間弱楽しみ交流しました。

.. 2011年12月27日 09:04   No.355043
++ たんぽぽ舎 (社長)…546回       
学習会『ストレステスト評価による危険な再稼働への道
                  ―そもそも机上のシミュレーション』
     で討論・確認された再稼働阻止にむけた具体的活動方針

 昨日26日、スペースたんぽぽで開催された学習会『ストレステスト評価による危険な再稼働への道―そもそも机上のシミュレーション』には約50名の参加のもと、年末最後の学習会に相応しい熱気にあふれた討論の中、いよいよ正念場を向けえた原発の再稼働阻止にむけた幾つかの具体的な方針が提起されました。

 詳細な報告は別稿にゆずるとして、ここでは討議された方針の一部を紹介することで学習会の報告としたいと思います。

 論議された具体的活動方針

 ○意見聴取会の傍聴と議論内容の周知・拡散を
  ・意見聴取会に合わせて経産省前でのビラまき等を含む
  ・意見聴取会に向けた大衆的な取り組み、聴取会前後での意思一致と意見
   交流
 ○EPZ(30km圏内緊急時計画区域)の自治体、運動体への働きかけ
  当該地域への働きかけと共闘に向けて一歩前に踏み出そう
 ○JNES(独立行政法人原子力安全基盤機構)、御用委員の追及
  ・JNES、御用委員の問題点の情報周知・拡散
  ・保安院へ抗議・質問のメール、ファックスを集中送付

.. 2011年12月28日 09:00   No.355044
++ 山崎 久隆 (小学校中学年)…13回       
.「もんじゅ」と永平寺
     「もんじゅ」(文殊菩薩に由来)の命名への懺悔
     住みやすさランキング1位の裏側にあるもの

                たんぽぽ舎 劣化ウラン研究会


 住みやすさランキングというものがある。第一位は福井県、二位富山県、三位は石川県だそうだ。北陸三県が上位を占めた。出身者としては何となく面映ゆいところだが、この地域には、ある事情がある。

 福井は若狭湾に電力二社の原発13基と日本原子力研究開発機構の「もんじゅ」が建っている。それに伴う交付金は半端な金額ではない。2010年度で204億円、市町村と福井県はほぼ半々。石川県にも北陸電力唯一の志賀原発が二基、能登半島のど真ん中に建っている。その交付金は2010年度で25億円にもなる。

 住みやすさの中には、インフラ整備や公共事業の多さというものもあるのだろうから、原発交付金がなにがしかの「貢献」をしてきたと思われる。ちなみに北陸電力の本店は第二位の富山県にある。北陸三県の一人あたり所得額は全国で9から20位くらい。トップ3では無い。従って他地域に比べて特に収入が多いというわけでは無い。一方、冬は雪が降り、夏は暑い日もある。エネル
ギー消費量は住戸の床面積が比較的広い(1位富山2位福井9位石川)こともあり、他地域に比べると多くトップ3を独占し、福井、石川、富山の順である。

 住みやすさランキングが高い理由は、おそらく就業率の高さ(2位福井、5位富山、6位石川)、比較的長い労働時間による平均収入の高さが所以だろう。高額所得者は少ないが、困窮世帯も少ないということだ。自ずと平均化するから、町に高級品を扱う店は少なく、比較的に低価格の商品が多く並ぶ。地元産の農産物はいわゆる「有機農産物」など付加価値の高い商品でも断然安
い。地産地消の良い面が出ている。

 原発推進は地元に行けば分かるが、空気のようなものであり、反原発運動は息の詰まるような閉塞感の中で取り組まれてきた。町民の多数が本人、家族、親戚のどこかで原発や電力につながっている。若狭湾の多くの町はそうだ。 

 その町の真ん中に立つ、曹洞宗の総本山、道元が1244年に開創した古刹、永平寺が主催して11月2日に一つのシンポジウムが開かれた。発言者として招かれたのは小浜市の明通寺(真言宗)住職の中島哲演さんと福島県飯舘村の酪農家、長谷川健一さんらだ。「いのちを慈しむ〜原発を選ばないという生き方」は、まさに反(脱)原発講演会なのだが、永平寺は、現在の日本原子
力研究開発機構、当時は動力炉・核燃料開発事業団が福井県に建設した「ふげん」(もちろん普賢菩薩に由来)と「もんじゅ」(文殊菩薩に由来)の命名にかかわった経緯があるという。いわば「名前使用権」を認めたと言うことらしい。法的な裏付けがあるわけでは無いが、お墨付きにはなっていた。

 このシンポジウムを運営する「禅を学ぶ会」事務局長で永平寺の布教部長の西田正法さんは「原発に対する認識が足りなかった私たちの責任は重く、間違いだった。懺悔することから始めたい」。「使用済み核燃料を残し、DNAに作用する放射線という危険をはらむ原発は、子孫への負の遺産となる。命を長い時間の視座に置く仏教の教えと相反する」「今の生活を見直すきっかけにしてほしい」と呼び掛けている。(毎日新聞2011年10月14日大阪朝刊より)

.. 2011年12月28日 09:22   No.355045
++ 山崎 久隆 (小学校中学年)…14回       
 これについては何年も前から「偽「もんじゅ」と批判をしてきた槌田敦さんの存在を忘れてはならないだろう。「ひらがな「もんじゅ」はそもそも偽物。智慧どころか愚かさの象徴」と喝破していた。高速炉「もんじゅ」そのものは、文殊菩薩のお導きか?今止まっているが、他の13基ある原発の一部がまだ動いている。定期検査のために全部止まるにはあと一ヶ月程度かかる。それまでの間、神経をすり減らして生きなければならない人たちが大勢いる。3.11以前ならば最悪でも福井県の一部が被災するだけと思っていた人も多かっただろう。しかしこれからの季節の風は日本海側から太平洋に向けて卓越する。もし大規模放射能放出事故が起きれば、わずか30キロ先にある琵琶湖に大量の放射能が降り注ぐ事態になる。

 琵琶湖沿岸や琵琶湖の水を使う滋賀県だけではなく、京都、大阪の人々にとっても死活的重大な問題だ。これがリアリティを持って関西の人々にも迫ってきている。琵琶湖のある滋賀県では、断固運転再開反対で活動が始まっている。既に差止の仮処分申請も行われた。嘉田知事も運転再開には慎重で「卒原発」との立場だそうだ。橋下前大阪府知事らは関西広域連合を動かし、原発再稼働に待ったをかけるという。市民グループも次々に反対の声を上げ始めている。

 原発運転再開をもくろむ電力をはじめとした企業や国にとって、立地自治体を丸め込むならば、手慣れた手法でいくらでも工作するのだろうが、遙かに離れた自治体の長が次々に叛旗を翻すのに何ら打つ手を持っていないらしい。後は国と経済界だのみ、電力危機キャンペーンに、ストレステストの結果と安全性のお墨付きがあれば、運転を強行できるだろうと踏んでいる。

 こんなバカげた連中に、危険な原発をいじらせていては福島原発震災を繰り返すだけだ。直ちに原発の運転を全部停止させ、電力ではなく公害などの社会問題の専門家とNGOのメンバーと地域住民で、この「巨大な核のゴミ」をどうするか、検討し始める必要がある。

.. 2011年12月28日 09:31   No.355046
++ 山崎久隆 (大学院生)…125回       
基準「100ベクレル」は妥当か?−食品や飲料水の新基準について
   全体としては「まだ10倍以上は高すぎる」、ゼロベースに、
   少なくとも5ベクレル以下に
                       
 食料品や飲料水からの放射線被曝限度をどのように捉えるかについては、既に一定の基準がある。いろいろな場面や物質から様々に被曝するのが現実の社会なので、全体を足して1ミリシーベルトを限度とした場合、個々の限度は10マイクロシーベルト(100分の1ミリシーベルト)相当に割り当てると考える。
 例えば「飲料水から10マイクロシーベルト」「主食から10マイクロシーベルト」「副食から10マイクロシーベルト」「空間から10マイクロシーベルト」「医療用線源から10マイクロシーベルト」などという具合にである。
 この逆算から出てくる一つの被曝源が「震災廃棄物」であり、それを処理処分した場合の被曝線量を10マイクロシーベルトに抑えるには100ベクレル/kgとすると決めたのがクリアランスレベルの考え方を踏襲したものだ。実際にそうなるかどうかは条件が多岐に変化するため分からないが、この程度に抑えておけば、悪い条件が重なっても10マイクロシーベルトを超えないだろう
と判断したと言うことだ。
 問題は多く、私は反対だが、クリアランスレベルは既に2004年に導入されている。原子炉等規制法の改正として実施されているので、今回の原発震災によって決められたということではない。キロあたり8000ベクレルとか、10万ベクレルなどといった恐ろしい環境省の「暫定処理基準値」のほうは、これに照らせば違法であると言わざるを得ない。(放射性廃棄物として適切な
施設で焼却するか、または密封管理した専用処分場に処分する)
 食品の限度を100ベクレル/kgにした場合、どの程度の被曝量に相当するのか、これについてはおおむね飲食物の摂取で「1ミリシーベルトには達しない」ということで導入されるようだが、これは今までの考え方からは10倍以上も高すぎる。
 「厚労省は、仮に新基準値上限の食品を一年間食べ続けることも考えにくいため、実際には0.7ミリシーベルトをかなり下回るとみている。」という厚労省の「解説」が茨城新聞に載っていたが、これも間違った考え方である。基準値というのは、これを超える場面も想定をして、悪い条件が重なっても十分安全側に入る程度に設定しなければならない。つまり、規制値一杯の食品ばか
り食べたとしても目標の被曝限度の10分の1(厚労省の言い方に沿うならば100マイクロシーベルト)程度に収まるようにすべきなのだ。
 安全規制値とは、そのような考え方で決めるものなのである。
 さて、この「100ベクレル/kg」にしろ「500ベクレル/kg」にしろ、これはいわば「我慢量」である。原発震災により日本中に拡散した放射能を誰がどれだけ「引き受けるか」という問題だ。極めてパーソナルな問題であると同時に、責任を分担すべき人とそうでない人がいるだろう。そこをはき違えてはならない。

.. 2011年12月29日 08:05   No.355047
++ 山崎久隆 (大学院生)…126回       
 「未来の世代にツケを回すな」これは反原発運動がチェルノブイリ原発事故の頃に私たちが主張したスローガンだったが、いつしか「未来の世代に負担を残すな」という言葉が「高レベル放射性廃棄物処理処分」の場面でNUMOにより主張されだした。この本末転倒振りに唖然としたが、今度は未来の世代を「過度に」被曝させるような「被曝基準」を政府自ら作り出した。それも「安
全基準だ」として。
 依然として安全神話が形を変えて再生産されてるだけで無く、とうとう自ら言っていることの論理矛盾にも気づかなくなっているらしい。
 成人、子どもたち、乳幼児、産婦別に、さらに「水<牛乳<主食<野菜類<魚肉類<その他」という段階を設けた摂取限度をもうけるべきだろう。
 既に原発を作り続けてしまった世代からの、最後の罪滅ぼしが出来るとしたら、未来の世代を可能な限り「飲食物を通じてはゼロ被曝」に近づける努力をこそ今すべきなのだ。特に学校給食のように、子どもたちが摂取するシーンでは、ゼロベース、現実的には少なくても5ベクレル以下を測定できる装置で「測定限界以下」とするべきだ。40ベクレル/kgはやはり10倍高すぎる。
 全体としては「まだ10倍以上は高すぎる」これが今回の「100ベクレル/kgなどの新規制値」に対する私の意見である。

☆2011.12.22発信「地震と原発事故情報その278」掲載の安田節子さんの文章もご参照下さい。
☆1/18学習会もあります。
 2012年1月18日(水)18:30〜「牛乳が汚染−食の安全対策」
 お話:安田節子さん

.. 2011年12月29日 08:14   No.355048

■--売国奴と裏切り者
++ 伝六 (平社員)…130回          

 英語にquislingという言葉がある。CODでひいてみると、「彼の国を占領している敵と共同する人」と説明してある。中国で漢奸とよぶのはこれだろう。いわゆる売国奴である。ロングマン英英辞典でひいてみると、「彼自身の国に対して他の国を助ける(help)者」と説明してある。
 traitorという語をひくと、「忠誠を破るか、不忠(不実)に行動する者」とCODに説明してある。ロングマンでは「不忠である人、とりわけ彼の国に対して」と書いてある。
 renegadeというのは、背教者とか裏切り者とか英和辞典にある。CODでは、1,○背信者、とりわけキリスト教から回教への ○国または主義を棄てた者
 今の政治家には、quislingがいそうだが、誰がそうかは、後世にならないとさだまらない。どうみたってそうだと思える人はいるが。
 汪兆銘などは、現在母国では漢奸とよばれているようだが、その志と照らしあわせれば、漢奸とよぶのは気の毒だとなるかもしれない。しかし、今の日本の政治家
は志があると思えない売国奴がいそうだ。
.. 2011年12月11日 15:34   No.354001

++ タク (社長)…355回       
自民党政権化の日本人の多くは、アメリカに逆らったら酷い目に遭うと恐れています。しかし、それでは日本人はいつまでも奴隷のままです。日米関係を対等にしてこそ真の独立国呼べるのです。一部の売国奴の利益のために国民が苦しんではいけません。日本のアメリカ従属のポチは静かに飼い主から離れることにより、実は意外にもご主人様に対して強い立場を持てる事態となっているのです。

似たようなアメリカとの関係の転換は、中国やアラブ諸国でも経験しており、それが世界体制の多極化に繋がっているのです。今こそ、日本人は世界においての自分たちが置かれている立場の意味に気づき、自信を持つべきです。政府は、アメリカ従属のマインドコントロールを解いて、簡単に自説を曲げないことです。

自民党と官僚にとって、アメリカ従属を脱することは非常に大変なことは理解できます。だから民主党でなければ日本の戦略を変えることは不可能だと思います。これから民主党政権に、スキャンダルが発覚するかもしれません。だが、今は自民党も官僚の人々も、足の引っ張り合いはやめていただき力を合わせてアメリカからの脱却を考えてもらいたいのです。

.. 2011年12月12日 11:30   No.354002
++ 六 (大学院生)…123回       
 民主党は市場原理を徹底させるらしいけれど、市場原理を徹底して、生活者が守れますか。チラッと見ただけだけれど、どうも
民主党の理念は理解できない。市場原理は弱肉強食と結びつきやすい。私は政治家とのつきあいもなし、今の政治をよく調べていないので、はっきりしたことは言えませんが、お先真っ暗の印象はぬぐえません。

.. 2011年12月15日 15:55   No.354003
++ タク (社長)…356回       
最近、狂牛病も少しは落ち着きを見せたかと思っていたら、米国でのBSE発生で外食産業が右往左往している様子が報道されています。
日本の外食産業の多くは輸入に頼っているが、浮き彫りになった事件です。
米国の自給自足は100%を超えていますが、日本の自給自足できる食物は40%を切っています。
エネルギーに関しては、石油・石炭・天然ガス、すべて海外へ依存しています。

市場原理だけで自国の食料を外国に頼るのは危ない考えで、日本は歪んだ食文化になりつつある。
日本国の陸路で東京に農作物を運ぶよりも、薬漬けにした農作物を外国から大型船で荷揚げした方がはるかに安いらしい。

米国が検査を怠っているために、無関係の和牛の消費にまで影響を及ぼしていると聞くと消費者もたまったものではない。

自給率の向上政策には農業を行う側と食品産業との信頼関係と連携の強化が重要だと石原莞爾平和思想研究会前会長の植田さん言う。
しかし農業を推進するためには視野を広げて、安易な市場原理だけに頼る危険性を回避する政策が必要だと。
政府任せの計画だけでなく、政府から離れた石原莞爾平和思想研究会が求める農業と工業との調和の取れた「農工一体」のあり方を描き、そこから自給率の向上の戦略を提言して行こうと。

その実行は容易ではありませんが、同志が力を発揮すればできるはずです。
それには農業の展望をはっきり持つ武田邦太郎最高顧問(前参議院議員)や植田前会長(福島県新農政研究会理事長)を中心に、我々同志が平和と農業にどれだけ危機感を持つかが大切なことだと思います。



.. 2011年12月16日 11:08   No.354004

■--放射線作業従事者の被曝を減らすために
++ 原田 裕史 (幼稚園生)…1回          

定期検査を止めなければ労働者の総被曝量は増え続ける

                         

 原発で作業をする人は放射線の被曝量を管理されています。平均すると年に20ミリシーベルトが上限になっています。福島原発事故を収束するために既に大量の作業者が動員され上限を超える被曝をしています。上限を超えるとその年はもう被曝作業は出来なくなります。一月も経たずに年制限に達してしまう福島第一原発の現状も大変なことですが、更に追い打ちを掛けるのが原発の
定期検査です。
 
 原発は13か月以内に一回検査が法律で義務付けられています。現在停止中の原発を電力会社は再稼働しようとしています。再稼働するためには検査が必要で、検査の為に被曝労働が発生します。福島第一原発の事故収束で増えた被ばく量の分、定期検査を止めなければ労働者の総被曝量は増えます。作業者になるためには、講習なども必要です。資格が必要な作業もあり、すぐに人数が
増えるわけでもありません。場合によっては作業者が足りなくなります。

 全国に発電設備は十分あり、原発が無くても停電することは計算上はありません。まずは各地の原発の再稼働をあきらめ、定期検査を止めることです。日本全国での総被曝量を下げることで、作業者一人一人のリスクを減らすことができます。福島第一原発事故の後始末も、一定程度まですれば後はゆっくり実行することで作業者一人一人のリスクを減らすことができます。

 被曝労働の削減は再稼働を許してはいけない大きな理由だと思います。
.. 2011年12月09日 06:56   No.353001

++ 中村徹 (小学校低学年)…6回       
スペースたんぽぽからのお知らせ

 ○保育ボランティア大募集!

 ○12月10日(土)闘う小児科医、山田真さんの講演
  予約あと僅か!

                           中村徹(保育士)

 スペースたんぽぽで大好評の「お母さんお父さんのための保育付き講座」。
12月10日(土)は、闘う小児科医、山田真さんのお話です。今回は予想以上に保育予約が多く、嬉しい悲鳴を上げています。より安全で楽しい保育をご提供するために、保育ボランティアを募集いたします。子育て経験のない方でも、こどもが好きな方であれば大歓迎です。「こどもはちょっと苦手」という方も、一度参加してみませんか?きっと楽しい時間になると思いますよ。受付
など、保育ボランティア以外でお手伝いしていただける方も募集しています。
一緒に「お母さんお父さんのための保育付き講座」をつくっていきましょう。

 下記ブログ、またはたんぽぽ舎までお申込みください。

 第6回お母さんお父さんのための保育付き講座
 闘う小児科医!!“ワハハ先生”こと、山田真さん講演会

 日 時:12月10日(土)13:30開場 14:00開演〜15:30
 講 師:山田 真さん
 参加費:お一人様1000円(会場代、資料代、講師謝礼などを含みます)
     保育の有無は関係なく一律です
 参加方法:予約制です。(定員100名:あとわずか!)
      保育の受付は満員のため締め切りましたが、
 ※お子さま連れで講座参加していただけます。
 
 詳細・予約はこちら→ ブログ こちら

.. 2011年12月09日 07:03   No.353002
++ 山崎久隆 (大学院生)…122回       
粉ミルクにセシウム 測定なくして安全なし
                      セシウム137と134が合わせて約30ベクレル検出された明治の粉ミルク。「明治ステップ850g(缶)」という製品で、12月3日と4日に検査で発見されたという。ホームページには測定データも公表している。
 明治は、セシウムが検出された製品約40万缶について回収を行うことにした。以前の明治とは大きく違った対応の理由は何だろうか。
 粉ミルクのセシウムは乾燥重量でキログラムあたり最大30.8ベクレルであるから、飲む段階で溶かしていることを考えれば、摂取する段階で濃度は薄まることになる。おおむね30グラムを200ミリリットルのお湯に溶かすというから、この状態では1リットルあたり0.8ベクレル程度になる。大量の放射性物質が混入したとは言えないはずだが、明治は粉ミルクの無償交換を始
めた。このこと自体は良いことのはずだが、そうなると9月に同じ明治を舞台に起きた給食の牛乳問題は一体どうなるのかという疑問がわく。
 10月、東洋経済誌に明治乳業の学校給食用牛乳のセシウム汚染問題が取り上げられた。測定をしたのはたんぽぽ舎にある放射能汚染食品測定室、依頼をしたのは町田市議会議員の吉田つとむ氏だ。このとき町田市の学校給食用牛乳からキログラムあたり6ベクレルのセシウムが検出された。吉田市議は直ちに明治に対し公開質問状を出し、町田市には学校給食の放射能測定を要請した。
 明治の回答は「(集荷地域にある)各自治体等の調査結果において、放射性物質は暫定規制値を大きく下回り安定しております。したがいまして、牛乳の安全性は確保できているものと判断しております」という木で鼻をくくる回答。
セシウムが入った原因や対応策の説明は全く無かったという。
 町田市もまた、まるで人ごとのような対応だったと吉田市議は語っている。(10月29日週刊東洋経済)
 一方、今回の粉ミルク問題では、飲む段階では遙かに低くなるはずの粉ミルクを40万缶も回収するという。この対応の違いは一体何だろうか。
 さらに奇妙なのは、今回の粉ミルク問題では汚染原因について説明をし始めていることだ。ではなぜ学校給食用牛乳で説明を拒否し続けたのだろうか。
 考えられることは、このときの対応に対して吉田市議のように厳しく追及する人がいたことが明治の対応を変えさせたということであろう。
 隣の武蔵野市では同様に5ベクレルのセシウム汚染が見つかった牛乳(明治ではない)を給食に出すことを中止している。町田市と同じ明治の牛乳を使っていた世田谷区などでは自主的に区で検査をする体制を取るという。
 すぐに成果が現れないとしても、粘り強く迫り続けることが、企業の態度を変えさせる唯一の道だと言うことを、今回の明治の対応が表しているのではないだろうか。
 たまたま粉ミルクを飲んでしまった子どもたちの健康にはおおきな不安が残るかもしれないが、少なくても発見して取り除くことが出来たことで、この明治については汚染粉ミルクが出回る可能性は無くなったのだとしたら、今後の被曝量を低く出来た(残念ながらゼロには出来ないが)と考えるほかは無い。
 町田市の吉田市議のような取り組みが日本中で出来れば、明治のように対応を変えさせることが可能だろう。文科省の「キログラムあたり40ベクレル基準」などという恐ろしく高い基準を、自らの手で変えさせることも出来る。

.. 2011年12月09日 11:02   No.353003
++ 村山和弘 (幼稚園生)…1回       
富山から全国に連帯を込めて
     東京での「素人の乱」「東電アクション」の新運動に感激

                      ○12月11日の経済産業省・各電力会社への行動に、富山集会が重なり残念ですが参加出来ません。富山の闘いの状況をお知らせし連帯アピールに代えます。
 「富山4.11デモ」を皮切りに、10団体「5.11北電志賀原発を廃炉に」申し入れました。「5.25北電回答受け取り行動」は、紋切り型の居直りです。翌日5.26から「北電前ランチタイムアピール(平日)」を開始しました。「6.11サウンドデモ」(120名)を実現します。「6.28北電株主総会」北電前アピール行動を行います。その次に、持久戦で毎日から
「毎水曜ランチタイムアピール」になります。

○その後、東京での「素人の乱」「東電アクション」の新運動に感激しました。同世代が経済産業省前にテント建設には同じ気持ちでした。若者4人のハンストに大感激し9月14日に東京に出かけました。翌日テントと若者を訪問し台風の20日まで毎日訪問しました。
 その触発で、富山で毎水曜ランチタイム・アピール(10人〜20人)にも「座り込み」をプラスします。1人でも毎水曜日には「北陸電力本社前道路で座り込みをする」と言いました。70歳以上「JJBBの会」の座り込みが、東京テントと連帯し開始しました。1人でもやろうとの気持ちが、やると2人以上になり5人になります。7日(水)は雨中パラソルで寒さの中を定例2人と飛び入り若者1人の3人でした。

○歩道上なのでテントは無理です。晴れた日は、楽器演奏もあり座り込みも5−6人になります。原発は存在するだけで危険です。即時、廃炉を求めて闘います。10日は能登半島集会にバス参加。11日(日)富山集会で「北陸電力に即時廃炉」を宣言します。「富山本社」は直接。「北陸電力(株)東京支社
 東京都港区虎ノ門2丁目8−1 虎の門電気ビルディング 6F」郵送します。

(「原子力政策の見直しを求める富山県行動委員会」「JJBBの会」「志賀とフクシマを結ぶつどい」集会)

村山和弘
930-0881 富山市安養坊357−35 不二越訴訟連絡会事務所
hujik@ty2.fitweb.or.jp 
TEL090-9768-2533 FAX076-444-1833

.. 2011年12月10日 08:41   No.353004
++ 山崎 久隆 (小学校低学年)…9回       
最悪の公害輸出 原発輸出を止めよう
     欠陥商品であることがあからさまに露呈した日本製原発

                たんぽぽ舎・劣化ウラン研究会

○日本は現在、ベトナム、ヨルダン、韓国、ロシアと原子力協力協定締結のための承認案が衆議院外務委員会で可決され、衆議院本会議に送られた。このままでは今年中に衆参両院で可決され、成立してしまう。
 最悪の公害輸出、それが原発輸出なのだが、外務委員会には恐ろしく見識の無い議員がそろっているとしか言いようが無い。いったいあなたたちは誰のために仕事をしているのか。原発輸出で利益を上げるメーカーのために、こんな恐ろしい協定を結ぼうというのか。
 これが国会で承認されるとするならば、最悪の政権として歴史にその名を残すだろう。

○自民党政権でさえ自らの手をこれほど汚すような暴挙はしなかった。今の民主党政権には依って立つ基盤というものさえ感じられない。市民感覚からかけ離れた、一部の産業界の意向のままに繰り広げられる外交政策。
 日本の原子力技術は、根底から否定されてしまった。それは相手国が何と言おうと偽らざる真実だ。欠陥商品であることがあからさまに露呈した日本製原発を、それとは気づかないか、気にしないか知らないが、相手に売りつける行為は、明らかに商取引の信義にも悖る行為だ。
 技術的に欠陥を抱えていると知りながら商品を売れば、単なるリコールでは済まず、大変な賠償責任を負うことは、当たり前のルールだ。
 福島第一原発の事故は、まだ原因調査さえままならない。失われつつある土地は600平方キロメートルにも及ぶ。(1平方メートルあたり148万ベクレル相当・チェルノブイリ原発事故で居住不能とされた汚染に相当する値で、東京23区の面積に匹敵)
 そのような災害を引き起こす装置を、一体どんな保証を付けて売りつけるというのだろう。全額賠償でもするつもりだろうか。国家財政が何度破たんしても追いつかない。

○今必要なのは、署名を終えた協定書であっても、これほど未曾有の災害を引き起こし、国内でも原発政策を全面的に見直している以上、責任を持って安全と言えなくなったことを相手国に率直に詫び、これまでの交渉を白紙に戻し、エネルギー支援が必要ならば原発以外の支援策提供することを申し出ることだ。
 正直ではない国は、結局信頼を得ることは出来ず、利用されて捨てられるだけだ。「国際社会で名誉ある地位を占める(憲法前文)」ことは、永遠に不可能になるだろう。

.. 2011年12月10日 10:09   No.353005
++ 柄谷 行人 (幼稚園生)…1回       
 私は四月から反原発のデモに参加しています。この新宿駅前の集会にも、6・11のデモで来ています。

 私はデモに行くようになってから、デモに関していろいろ質問を受けるようになりました。それらはほとんど否定的な疑問です。たとえば、「デモをして社会を変えられるのか」というような質問です。それに対して、私はこのように答えます。デモをすることによって社会を変えることは、確実にできる。なぜなら、デモをすることによって、日本の社会は、人がデモをする社会に変わるからです。

 考えてみてください。今年の三月まで、日本には沖縄をのぞいて、ほとんどデモがなかった。それが現在、日本中でデモが行われるようになっています。
その意味で、日本の社会は、少しは変わったわけです。たとえば、福島原発事故のようなことがドイツやイタリアで起こればどうなるか、あるいは、韓国で起こればどうなるか。巨大なデモが国中に起こるでしょう。それに比べれば、日本のデモは異様なほど小さい。しかし、それでも、デモが起こったということは救いです。

 デモは主権者である国民にとっての権利です。デモができないなら、国民は主権者ではない、といってもいい。たとえば、韓国では二〇年前までデモができなかった。軍事政権があったからです。しかし、それを倒して、国民主権を実現した。デモで倒したのです。そのような人たちがデモを手放すはずがありません。

 では、日本にはデモが少ないのか。なぜ、それが変なことだと思われているのか。それは、国民主権を、自分の力で、闘争によって獲得したのではないからです。日本人は戦後、国民主権を得ました。しかし、それは敗戦によるものであり、事実上、占領軍によるものです。自分で得たのではなく、他人に与えられたものです。では、これを自分自身のものにするためにどうすればよいの
か。デモをすること、です。

.. 2011年12月10日 13:00   No.353006
++ 柄谷 行人 (幼稚園生)…2回       
 私が受けるもう一つの質問は、デモ以外にも手段があるのではないか、というものです。確かに、デモ以外にも手段があります。そもそも選挙がある。その他、さまざまな手段がある。しかし、デモが根本的です。デモがあるかぎり、その他の方法も有効である。デモがなければ、それらは機能しません。今までと同じことになる。

 さらに、私は、このままデモは下火になっていくのではないか、という質問を受けます。戦後日本には全国的規模のデモが幾度かありました。しかし、それは短期間しか続かず、敗北に終った。今回のデモもそうなるのではないか、というのです。

 確かにその恐れはあります。マスメディアでは、すでに福島の事故は片づいた、ただちに経済復興に取り組むべきだ、という意見が強まっています。むろん、そんなことはない。福島では、何も片づいていない。しかし、当局やメディアは、片づいたかのようにいっている。最初からそうでした。彼らは最初から、事実を隠し、たいしたことがなかったかのように装ったのです。ある意味
で、それは成功しています。多くの人たちがそれを信じている。そう信じたいからです。としたら、今後に、反原発のデモが下火になっていくことは避けられない。――と、いうふうに見えます。

 しかし、違います。福島原発事故は、片づいていない。今後もすぐには片づかない。むしろ、今後に、被曝者の病状がはっきりと出てきます。また、福島の住民は永遠に郷里を離れることになるでしょう。つまり、われわれが忘れようとしても、また実際に忘れても、原発のほうが執拗に残る。それがいつまでも続きます。原発が恐ろしいのはそのことです。それでも、人々はおとなしく
政府や企業のいうことを聞いているでしょうか。もしそうであれば、日本人は物理的に終り、です。

 だから、私はこう信じています。第一に、反原発運動は長く続くということ、です。第二に、それは原発にとどまらず、日本の社会を根本的に変える力となるだろう、ということです。

 皆さん、ねばり強く戦いを続けましょう。

.. 2011年12月10日 13:17   No.353007
++ 柳田 真 (大学生)…91回       
原発再稼働を狙う電力8社に“再稼働やめよ”12/11(日)行動に
   参加しよう−全国の原発現地に連帯して!


◯12月11日(日)は、9月11日、11月11日の2回の経産省包囲・人間の鎖行動につづく、第3回目の大事な行動日です。ぜひ、参加しよう!今、日本の電力会社は、定期検査後の原発を再稼働したくて、したくてうずうずしています(原発1基を止めると1日1億円の損失といわれています)

◯日本の原発54基中、46基が停止して、稼働中の原発はわずか8基(10%)のみ、それでも電力は大丈夫で、東京電力などは余っているのが今の事実です。加えて、地震・余震が心配されます。(地震を扱う官庁=気象庁がM7クラスの余震を心配・警告しています。M7は6600人の死者を出した阪神淡路大震災級の地震です)
 全原発を止めよ、再稼働をするな−の声が一段と必要です。

◯“再稼働やめよ”の市民の声を電力会社に届けよう、東京にある電力会社の8つの支社へ市民の声を届ける12月11日(日)の行動は初めての画期的な行動です。
8社をまわるためやや距離が長い(7.4km)ので準備して参加しよう(長距離に自信のない方の短いコースも準備)。
12時50分に、日比谷野外音楽堂中幸門にあつまろう。10分間の短い打ち合わせをおこないます。
13時より全体集会、14時デモ出発、17時すぎ、経産省を一周デモ包囲して解散の行動です。

◯12月10日(土)日比谷集会は、5500人が参加、ノーベル文学賞作家大江健三郎氏の話などがあり、原発反対のエネルギーが続いていることを示しました。たんぽぽ舎は、2000枚のビラを入り口で配布し、“原発なくても電気は足りる”“12・11再稼働反対集会への参加”を訴えました。

.. 2011年12月11日 08:24   No.353008
++ たんぽぽ舎 (社長)…520回       
新聞・雑誌から

   除染も「原子力ムラ」の利益…「後始末」巨額のビジネスに
   大手ゼネコン、モデル事業仕切る 建屋建設のトップ3横すべり
   技術確立まだ、独占に疑問

◯ その「復興」の早さに驚く。被災地ではない。原子力ムラである。福島原発事故後の除染モデル事業は独立行政法人・日本原子力研究開発機構(原子力機構)が担うが、同機構が再委託する三つの共同企業体(JV)の幹事会社が原発建設
の受注でトップ3を占める大手ゼネコンであることが分かった。そこには原発を造ることで稼ぎ、壊れても稼ぐという「モラルなき構図」が浮かび上がる。
 除染モデル事業は、警戒区域や計画的避難区域にある福島県内の十二市町村で、各一〜二カ所ずつ実施される。内閣府から事業を受託した原子力機構が大手ゼネコンの大成建設と鹿島、大林組が各幹事会社のJVに再委託した。国からの約百
十九億円の委託費に対し、同機構からJVへの発注総額は約七十二億円。”ピンハネ”批判が起きた。(略)

◯ 三JVには計二十五社が参加。モデル事業後の本格的な”除染ビジネス”には巨額が投じられるとみられ、「モデル事業はその唾付け」と言い切る業界関係者もいる。(略)
 元日本原子力研究所研究員で技術評論家の桜井淳氏は「除染はゼネコンにしかできない仕事ではない。作業をするのは下請けや孫請けで、ゼネコンはマージンが狙い。被ばくリスクの考慮から、通常より三割は高額になるなど”うまみ”のある仕事だ。原子力機構やゼネコン各社は原発建設を推進してきた。今回の事故についても責任の一端はあるはずなのに、恥ずかしくないのか。除染でも原子力ムラの中でカネを回すという仕組みが、何ら変わっていない」。
 東京農工大の瀬戸昌之名誉教授(環境科学)は「取り除いた汚染土壌は行き先がなく、積んでおくだけなので解決にはならない。高線量地域は居住をあきらめ、そこに遮蔽型の置き場をつくるしかないではないか」と提言した。(略)
 原子炉建屋での実績が、そのままモデル事業の受注にも反映された形だ。(略)
資料によると、五十七基の原子炉や建屋を含む総建設費は約十三兆円に上る。(略)
 除染事業の受注に期待を寄せていた福島県内の建設業者の一人は「(ゼネコンは)下請けも県外の系列会社を連れてくるだろうから、地元に落ちる金は少ない。
そもそも除染は人海戦術が柱で、高度な技術はそれほど必要ない。ゼネコンにやらせる理由はまったく見当たらない」と憤る。除染モデル事業を委託された原子力機構は、事故隠しを重ねた旧動力炉・核燃料開発事業団(動燃)の流れをくみ、
政策仕分けで見直しを指摘された高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を運営する。その原子力機構と、原発建設に携わるスーパーゼネコンが事故の後始末を再び仕切る構図が浮かぶ。(略)
 定期的に福島入りし、住民とともに除染活動を続けている京都精華大の山田国広教授(環境学)は「住民にとり、一番大事なのは放射線量を下げること。それができるならゼネコンでも何でも構わない」としつつ、「現段階でゼネコンが効
果的に除染をやれるとは思えない。恣意的に仕事を回し、利権を与えているように見える」と話す。「除染方法は徐々に改善しながら進めていくしかない。地域ごとに状況は違う。臨機応変に対応するには、現地を知っている市町村に任せる
ことが最適ではないのか」(2011.12.08東京新聞「こちら特報部」より抜粋)

.. 2011年12月11日 08:49   No.353009
++ たんぽぽ舎 (社長)…521回       
参加速報 「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!
                  再稼働反対 12・11デモ」

 先月の11.11の時とはうって変わり、突き抜けるような青空の元「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!再稼働反対 12・11デモ」が開かれた。
 前日の1000万人署名主催による「日比谷野音集会」の直後にも関わらず、原発立地で闘う人々を含め首都圏から約1000人の参加者が集まってきた。
 福島や青森・大間の原発立地で闘う人々の挨拶に加え、首都圏の教育現場で闘う人々そして主催者からの挨拶の後、いよいよ全長7.4キロの超ロングコースのデモに出発だ。
 この超ロングコースのデモには重要な意味が在る。幾つかの定期点検とストレステストを終えた原発においては、当該原発の再稼働に向けてウズウズしているのだ。しかし、3.11のあの大惨事を目の当たりにした立地現地の激しい反発や国民の厳しい監視の元で、未だ再稼働を果たせずにいる。それでも現野田首相が来夏の再稼働を目指すといういことで、彼らはその準備に怠らない。そうした状況の中で、原発立地における経産省前テントにおける「占拠」闘争や9.11−11.11の経産省包囲行動に触発された原発立地における「座りこみ」「包囲」行動と連帯して、ここ首都における連帯の闘いを繰り広げたことは非常に大きな意味を持っている。
 事前、「在特会」を名乗るちんけな「ネット右翼」から「デモ隊列を迎撃する」などという誇大妄想的な挑発行動の呼びかけがなされていたが、集まった数は40〜50名、只々「キチガイ、帰れ」ということを連呼する惨めな破産者共は全く相手にせず、始終ドラム隊の軽快なリズムに合わせ、最後まで賑やかにそして楽しくデモを貫徹した。

.. 2011年12月12日 08:37   No.353010
++ たんぽぽ舎 (社長)…522回       
今週のスペースたんぽぽの講演・学習会

 イ.12月13日(火)
   チェルノブイリ原発事故現地を視察して−帰国報告
   事故25年が経過して・惨状・子どもたち

 都留文化大(准教授)平井裕子さんが今夏、旧ソ連チェルノブイリをみんな
で視察。「除染は」はしていない事実ほか、色んな現地の報告

共 催:東電前アクション、たんぽぽ舎
開 場:18:30−19:00〜21:00
場 所:スペースたんぽぽ
参加費:¥500

 ロ.12月15日(木)
   ワンコイン上映会 肥田舜太郎先生の講演会DVD上映(予定)他

開 場:18:30〜21:00
場 所:スペースたんぽぽ
参加費:¥500

 ハ.12月17日(土)
   反原発なにかしたいひと会議+原発止めようアイデア提案会(5回)

 何かしたいけど何をしたらいいか分からない人と、したいことはあるけど何
かの事情で始められない人大募集

開 場:18:30〜21:00
場 所:スペースたんぽぽ
参加費:¥500

.. 2011年12月12日 09:22   No.353011
++ たんぽぽ舎 (社長)…523回       
子どもの県外避難を握りつぶす「被曝鎮静策動」を許すな

 12月9日の毎日新聞朝刊は奇妙な数値を報じている。

 「郡山市は、約1ヵ月間の累積放射線量の第1回測定結果を公表した」「郡山の子供1.33ミリーベル」「一般国民のは曝線量の限度を年間1ミリシーベルトとしている」「全員、健康への影響はないレベル」(放射線影響研理事長)というものであった。

 調査対象児童・生徒約2万5500人であるが、何と、基準にしたその線量測定期間は、去る10月5日〜11月6日(33日間、子どもたちが首にぶら下げた線量計)であった。しかも、その間の空間被曝線量の平均値(経口被曝線量抜き)をもとめて、これを年間に換算したものである。

 このような欺瞞は許せない。被曝における「累積線量」とは、事故翌日から、そのときまでの「累積総線量」と考えるのが、世の常識というものである。先の数字でいえば、9月以前の約半年間の累積値を加算して「年間許容値=1ミリシーベルト」に対して、被曝リスクを判断するべきである。こともあろうに、線量が低下した10月の平均値を適用して、向こう1年間の線量を換算するやり方は、もはや計算とはいえない。このような線量計算が当てはまるのは、去る10月に郡山に引っ越した子供だけに当てはまる、次の年の9月末までの「年間適用推定値」でしかない。以前から郡山に住んでいる子供にとって、「年間1ミリーベルト」が安心基準値というなら、もうとっくに時間切れである。
 
 参考までに、「福島県放射線測定結果」(HP)を厳密に積算してみるならば、福島市の事故後8ヶ月間(3月12日〜11月10日)の累積線量は、すでに「9.45ミリーベルト」に達しているのである。郡山市も大差ない。検証抜きの記事のたれ流しも批判すべきだし、このように公然と行なわれる卑劣な沈静策動も許すべきではない。

.. 2011年12月12日 10:04   No.353012
++ たんぽぽ舎 (社長)…524回       
新聞・雑誌から

 除染はもとより「除洗」も不要だ
   「除洗」も、再考すべきです
   桜島の噴火が終息していないのに愛車を水洗いする“滑稽さ”と同一

 メルトダウンを超えてメルトスルーに陥った東京電力福島第1原子力発電所の周囲は、「放射能に占領された領土」と冷徹に捉えるべき。

 その放射能は、「人間の五官が察知し得ぬ無色・無臭・透明」で、極めて厄介な存在なのです。

 とするなら、原発から少なくとも30km圏内は居住禁止区域に設定し、愛着を抱く郷里から離れる当該住民には、国家が新たな住居と職業を提供すべき。それが、「国民の生命と財産を護(まも)る」政治の責務です。にも拘(かかわ)らず、「今の所は大丈夫」会見を続けた枝野幸男氏にも、「今は既に大丈夫」発言を続ける細野豪志氏にも、身を挺して有言実行する哲学や覚悟は窺えません。

 チェルノブイリ原発周辺の住民に、更には生まれ来る生命に勃発した身体の異変・異常が、「フクシマ」に限っては起こり得ない、と断言出来る訳もないのに。

 放射能に汚染された土壌を30年間保管する中間処分場を福島県内の国有林等に設置するが、その後の最終処分場は県外に、と「約束」する細野氏も30年後は70歳。大半の政治家は引退しているのです。無責任な問題先送りです。

 国有林内の「保管物」が雨水に混じって河川に流れ出たら、イタイイタイ病どころの話ではありません。映画「100,000年後の安全」に登場したフィンランドのオンカロ以外に現在建設中の放射性廃棄物最終処分場は地球に存在しない事を鑑(かんが)みれば、住民が移住後の「フクシマ」を最終処分場とし、この瞬間も世界中で排出される廃棄物を受け入れたなら、これぞ最大最強
の安全保障政策の確立です。

 「除洗」も、再考すべきです。語弊を恐れず申し上げれば、桜島の噴火が終息していないのに鹿児島市内で愛車を水洗いしている“滑稽さ”と同一です。人海戦術で駆り出された住民が内部被曝を起こさぬ保証は何処にも無いのです。トンネルじん肺やアスベストの悲劇から何も学ばぬとは。

 更には、除染の際の水は如何に処理しているのか、杳(よう)として語られません。ここでも、水俣病どころの話では無いのです。

 が、渡部恒三氏の秘書から参議院議員を経て福島県知事に転身した佐藤雄平氏は、人口が減少すると交付税も減少するので疎開や移転には反対、と高言する始末。笑い話では済まされない日本の政治の機能不全です。

こちら

 (日刊ゲンダイ 田中康夫連載「日本改国」12月8日ネット版より転載)

.. 2011年12月12日 10:09   No.353013
++ 坂東喜久恵 (幼稚園生)…3回       
東京に震災廃棄物(被災ごみ)がやってくる。 
    23区と多摩地域で女川町(宮城県)のごみ焼却受け入れ始まる。
12月8日(木)で議連主宰の学習会「どうする!原発事故による放射性廃棄物」がスペースたんぽぽで開催されました。
 主講師は藤原寿和さん(廃棄物処分場全国ネットワーク共同代表)サブは坂東喜久恵(たんぽぽ舎)。藤原さんは若いころ原発反対運動にも現地で参加してきています。
 藤原さんは3.11からの福島第一原発の動きや汚染の状況政府の動きを"主に災害廃棄物を巡る国の動きを中心に"レジュメにまとめて、経過を追いながらポイントを指摘。
 4.22の厚労省安全衛生部長名の通知から始まり、5.11には厚労省のマスタープランでは、広域処理を打ち出し、再生利用を進めているまた、5.1(高濃度の)下水処理汚泥が検出された後には5.2「当面の取り扱い」を出し、5.12原子力災害対策本部が出した[考え方]でのでは10万Bq/kg以上
は問題とするという考え方が出されている。
 これらの多くは、「災害廃棄物安全評価検討会」が月2回のペースで開催され、検討されているとみられるが、まったくの非公開。藤原さんたちも公開を求めたが門前払い状態であったという。
 その後も矢継ぎ早の方針提起や、政省令に向けての動きの中で、パブコメ期間もほとんどないまま決められて行っている。
この中で,8000Bq/kg未満は"何の問題もない"扱いになってきている。(市民が心配しているのは超えたからではないのだ)ばらまいていいのではない。
藤原さんは科学職の立場からも言及。環境中の放射能測定にもきちんとしたマニュアルはない。(通常のJISのような測定方法が確立していない)。
東京での受け入れ処理がトップダウンで始まるが、リスクアセスメント、リスクコムニケーション及びリスクマネジメントもきちんと取っていない中、問題が多いことを、愛知県や横浜市の取り組みと比較して指摘しました。
(注)ちなみに、事前に一部の廃棄物処理の焼却を受け持った(株)東京臨海リサイクルパワーの筆頭株主は東京電力(株)です。
坂東は、廃棄物の中間処理にかかわっている立場から、現場での状況を説明しました。
質疑応答ではやはり心配の声が多く出ました。中で、放射能汚染物(土など)を国有林に廃棄(処分)すればよいという意見に、森林を汚染することは許されない、生態系を破壊する権利は人間にはない、水のもとを汚染するな等、かなり盛り上がった議論が出ました。

.. 2011年12月13日 14:42   No.353014
++ 杉嶋拓衛 (幼稚園生)…2回       
12月9日、柳沢裕子医師『低線量被曝と闘う』講演会の報告
(主催原発とめろ!新橋アクション)
東京・大井町きゅりあん5階 18時30分より 参加者40名
                                
☆最初に「子どもたちを放射能から守れ〜福島のたたかい」のDVDを観た。福島の中出聖一さん(子供たちを放射能から守る福島ネットワーク代表)が「子どもを一緒に守って欲しい、同じ目線で考えて欲しい。」と訴えているのに、文科省の役人(渡辺格)が福島の表土を削る作業は必要無いと言い放った。年間20mSv撤廃を求めて70名で福島から東京へ。文科省交渉で「安全ならば福島の土をなめてみろと」詰め寄る福島住民。文科省もついに年間1mSvを努力目標にすると答えるが3.8μSv/hの基準だけは一人歩きしていて6月12日には郡山市の酒蓋(さかぶた)公園の使用を許可してしまった。映像内のガイガーカウンターでは3.78μSv/hを指していた。文科省は子どもの命を守る気はあるのか疑問だった。
☆講演会では船橋二和病院勤務(内科)の柳沢裕子医師が低線量被曝について3月11日から自ら学んだ事を分かりやすく話した。医師も過重労働に追われて低線量被曝の恐怖におののく市民の疑問に応える所まで至ってないという。ホールボディカウンターはγ線のみしか測れずプルトニウムやストロンチウムの被曝(α線やβ線)は測れない。内部被曝は測れないと指摘。さらにICRPは1946年に第一委員会(外部被曝)と第二委員会(内部被曝)があったが、52年には第二委員会の審議を打ち切った。ICRPは内部被曝が危険だという事を考慮しない方針を立てた。今回の福島原発事故直後に長崎大学の山下教授(現福島大学副学長)を福島に送り込み安全宣言をしていた事を非難していた。20mSvの基準は福島中通りの住民を避難させないために恣意的に選ばれた数値ではないかと疑問を投げ掛けていた。山下教授は長崎の被爆者を診ていたかもしれない
が、高線量外部被ばくのデータしか持っておらず、参考にするとすればチェルノブイリの経験ではないかと言っていた。チェルノブイリ事故では放射線量が0.4μSv/hの村で子どもたちが同時期に黒板の字が見えなくなる(白内障)事例があり、直ぐに廃村になった。実際にベラルーシでは人口が減少している。出生率が低下している。山下教授が言う小児甲状腺ガン以外起きていないというのは大ウソ。山下は福島に乗り込んで来た時嬉しそうな顔で研究ができると話していたそうです。医師は患者を研究対象程度にしか見ていない部分があると医者の内面の苦悩も話した。対処療法に終始している現在の医学では低線量被曝の時代には通用しないと柳沢医師が肥田先生の講演を聞いた言葉を紹介していた。原爆ブラブラ病で家族からも怠け者呼ばわりされ「死にたい」と悩む被爆者に「生きろ」と叱咤激励してきた肥田先生は、放射線被ばくの治療方法が分からないので
江戸時代に戻ったようだと。しかし今の医療現場ではガイドラインに沿って患者をベルトコンベヤーに乗せ新薬を売りつけ自動的に薬を処方していくのが是とされている。このかい離による矛盾が低線量被曝の時代を覚悟しないといけない私たちに降りかかってくる。最後にバンダジェフスキーの言葉を引用して「尽力できる者は状況改善にベストを尽くせ」と締めくくった。広瀬隆さんの本の中にドイツの原発を止めた列の最先頭に医師がいた事が書いてあったと自らの決意を述べていた。

.. 2011年12月13日 14:59   No.353015
++ たんぽぽ舎 (社長)…525回       
新聞・雑誌から
イ.郡山の小中学校被ばく線量―チェルノブイリなら強制避難のレベル疎開訴訟で意見書―内部被ばくに詳しい矢ケ崎克馬名誉教授

 福島県郡山市の児童・生徒14人と保護者らが、市に対し疎開するよう求めた裁判で、弁護団は「市の年間被ばく線量は、チェルノブイリ基準で住民が強制的に避難させられる移住義務地域に相当する」との新たな意見書を福島地裁郡山支部
に補充提出した。

 意見書を作成したのは、内部被ばくに詳しい矢ケ崎克馬・琉球大名誉教授。
(略)ウクライナでは、人工の年間被ばく線量が1ミリシーベルト以上を補償などが受けられる「移住権利地域」、五ミリシーベルト以上を移住を強制される「移住義務地域」と定めている。これを一時間当たりに換算すると、「移住権利」は0・一一四マイクロシーベルト以上、「移住義務」は0・五七一マイクロシーベルト以上となる。矢ケ崎氏はこの基準を、市が測定した十一月二十五日現在の空間放射線量に当てはめた。その結果、児童らが通う小中学校七校の周辺はすべ
てで〇・五七一マイクロシーベルトを大きく上回っており、「移住義務地域」に相当する。最も高いのは一・六七マイクロシーベルト。国際放射線防護委員会(ICRP)が定める一般人の年間被ばく線量限度一ミリシーベルト(一時間当たり〇・一一四マイクロシーベルト)の十五倍近い値だ。直近だけでなく、六〜十一月の測定値でもすべて0・五七一マイクロシーベルトを超えていた。矢ケ崎氏は「汚染の値は感受性が高い子どもたちの体に危険が及びかねない。東京電力の事
故の責任を負わなければならない道理は金輪際い」と指摘。柳原敏夫弁護士も「疎開は一刻の猶予もならない。自主避難に任せるのではなく、市には責任を持って安全な環境で学ばせる義務がある」と話した。(2011.12.10.「東京新聞 こちら特報部」より抜粋)


ロ.電力系財団が副読本
  文科省 小中高生向け放射線教育―震災前入札 委託先変えず
  「事故の反省ない」批判も

 文部科学省が、全国の小中高生向けに新たに作った放射線教育の副読本を東京電力の西沢俊夫社長ら電力会社の経営陣らが役員を務める財団法人「日本原子力文化振興財団」(東京都港区)に作成委託していたことが分かった。財団への委託は、東電福島第1原発事故前に、3月9日に一般競争入札で行われ、同財団が約2100万円で落札した。従来の副読本には原発について「大きな地震や津波にも耐えられるよう設計されている」などの記述があったため、文科省は4月に使用を中止。新たな副読本を作製することにしたが、委託先は変更せず7月に契約内容を見直し、事業費も経費の増加に伴い約3700万円に増額した。同財団は原子力の平和利用の啓発普及を目的に掲げ、10年度は収入総額約12億円の約4割が経済産業省や文科省など国からの受託費だた。同省は事故後も変更しなかった。電力業界とつながりの深い団体が教材作りに関与することに、識者からは「原発事故後の委託先としてふさわしくない」と批判の声が上がっている。(略)文科省の担当者は、事故後も委託先を変えなかった理由について「放射線の知見は変わらない」と説明。電力業界との関係についても同財団は「副読本の内容に影響は無
い」とコメントする。(略)NPO法人「原子力資料情報室」の伴英幸共同代表は、(略)「放射線との共存が前面に出され、危険性への認識が甘い。(略)原発を推進するための組織が従来通り受託するのは、妥当とは思えない。原発事故
への反省が足りない」と批判している。(2011.12.08.毎日新聞より抜粋)

.. 2011年12月13日 15:08   No.353016
++ 三宮克己 (幼稚園生)…1回       
ベトナムには知らされていない日本の放射能汚染の現状
   もし事故になれば日本よりも重大な被害か
   拡大し続ける被害状況と反対運動をベトナムにも伝えよう!

                 調布市 三宮 克己(元、府中市議)

 前略すっかり御無沙汰していますが、気の付いた事を報告します。
十一月二十三日から二十七日まで五人の友人とベトナムに行って来ました。
 その時、合計四人の日本語ガイドに乗り合わせたが、どの人も日本の地震と津波の事を話し、大変でしたね日本は技術力が有るので復興も早いと褒めていたが放射能については全く知らされていない様だった。
 私たちはベトナムの自然の型のままにある河川(堤防の無い)や農地牛の放牧村落などを見てここに原発施設を作って一旦、事故が起こると日本以上の取り返しのつかない身体・自然破壊が起こるのではないかと空恐ろしくなった。
 連絡がつくなら至急、日本の今、尚拡大している被害の状況と反対運動などをベトナムの人達に知らせるようにしたい。御検討を。

早くから原発の危険性を訴えてきた貴団体(たんぽぽ舎)に敬意を表しています。

.. 2011年12月14日 09:09   No.353017
++ あつみまさずみ (幼稚園生)…2回       
電力会社と原発メーカー、監督官庁の近さが実感できたデモ
   12/11(日)8電力会社抗議行動の感想      11・11−12・11再稼働反対全国アクションの最後を飾るデモが行われた。
 今回のデモの特色は各電力の本社、支社の前を通る点。

 対象の電力会社は以下の8社。まずは東京電力本社。次はプルサーマル計画のある玄海原発を抱える九州電力。三番は日本最大の活断層中央構造線の上に伊方原発を持つ四国電力。四番は泊原発再稼働問題の北海道電力。続いて上関原発建設強行をたくらむ中国電力と旧耐震指針越えの地震に見舞われた過去を持つ女川原発がある東北電力。7番は老朽原発の宝庫、原発依存度ナンバーワンの関西電力。
最後に東海地震の震源域の真ん中にある浜岡原発の中部電力の各支社。
 電力会社の入っているビルのどれも立派なこと!電力独占でしこたまもうけた象徴か?
 その他にも原発メーカーとして悪名高い通称「三菱村」を通り、監督官庁である経産省前も通るなど原発推進側の近さを身をもって体験できた。
 それにしても7.4kmのデモは長い!歩数計をみたら18921歩。もうバテバテだ。

 最後に【極左暴力集団による日本破壊運動「反原発」に怒りのカウンターを!】
を称して東京電力前に陣取っていた人々と警察の対応について一言。
 「きちがい」、「じじいばばあ」、「日当で動員された連中」だの「乞食・貧乏人」などとののしっていた人々が持っていたのは日の丸や旭日旗である。
日の丸は反原発運動に反対するシンボルとしか思えない。
 また、警察はデモ最後尾に阻止線を張る時に使う黄色いひもを持ち、信号待ちでデモ隊の全体が止まるという状況になっても「前が空いています。つめて歩きください」ということを解散地点に着くまでひたすら言い続けていた。

.. 2011年12月14日 09:16   No.353018
++ たんぽぽ舎 (社長)…526回       
新聞・雑誌から2つ

  イ.まやかしだった原発検査

               無職 井西 康郎 85 (大阪市東成区)

 原発関連施設の唯一の法定検査機関である「原子力安全基盤機構」が、対象の事業者に検査内容の原案を事前に作成させ、それを丸写しした資料を基に検査していたことが本紙で報道されていた。そもそもこの機構は02年に東京電力のトラ
ブル隠しが発覚したことを受けて設立された組織だ。まやかしの原発検査としか言いようがない。
 何をどんな方法でチェックするかを定める検査の要領を事業者の原案通りにして検査を行い、国に合格判定を報告していたとは、安全性に疑問を持たざるを得ない。「自前で作っていては日が暮れる」という機構側の弁解には反省の姿勢が全く見えない。機構を所管する経済産業省原子力安全・保安院の幹部は人手不足という事情に理解を示しながらも「検査先におんぶにだっこの『殿様検査』と批判したというが、有名無実化した組織は即座に廃止すべきだ。そして、文字通り安全基盤を確立できる新組織を設けるべきだろう。
                (2011.12.4毎日新聞『みんなの広場』より)

  ロ.全日本仏教界 異例の『脱原発』宣言
    誰かの犠牲もういらぬ
    64の寺 避難続く 宗派超え支援へ

 全国の伝統仏教教団でつくる全日本仏教界(全日仏)が「脱原発依存」を宣言した。保守的といわれる仏教界が、国論を二分するような問題で一定の方向性を打ち出すのは異例だ。福島原発周辺の寺が避難生活を強いられる中、仏教界にとっても原発問題は切実なテーマになっている。

全日仏は今月一日、都内で理事会を開き、「原発によらない生き方を求めて」と題する宣言文を採択した。(中略)原発の安全神話が崩壊した3・11以降、加盟団体では、原発を問い直す宣言や催しが相次いだ。「原発に依存しない社会の実現」をうたった宣言を九月に採択した臨済宗妙信寺派、原発への依存を考えるシンポジウムを十一月に開いた曹洞宗大本山永平寺が代表的だ。(略)
全日仏では今後、衆参両院議員二百三十人が参加する「仏教懇話会」などを通じて宣言文を広めていく方針だ。(略)

仏教界としては、原発事故で故郷を追われた住職や檀信徒への支援が喫緊の課題だ。現在、警戒区域や計画的避難区域に位置する六十四の寺が避難生活を続けている。全日仏では、菩提寺と連絡が取れない住民のため、十二〜十六日、両者を取り次ぐ特設ダイヤルを設ける。電話は03(5405)7676。ファクスは下4桁が7677。 
            (2011.12.11東京新聞『こちら特報部』より抜粋)

.. 2011年12月14日 10:05   No.353019
++ たんぽぽ舎 (社長)…527回       
たんぽぽ舎は、皆様の会費とカンパによって支えられています

 たんぽぽ舎は1989年より、反原発とチェルノブイリ原発事故での食品の放射能汚染問題を心配し、設立されました。たんぽぽ舎は原発廃止を求めて運動をしてきました。事務所は、運動を担う多くの人たちが集い、活用する「みんなのひろ
ば」として機能し続けています。
 1995年の「もんじゅ」事故、1999年のJCO臨界事故、そしてイラク戦争における劣化ウラン弾使用に反対するなど、常に平和と環境を考えた活動を展開してきました。
 こうした活動を支えているのはたんぽぽ舎を応援してくださる皆様です。

たんぽぽ舎は、個人の方々の会費とカンパのみによって支えられています。

 特に3月11日福島第一原発の事故以降、政府や東電は既存のメディアをフルに動員し、自分たちの都合にそった情報を流そうとしてきたことは周知のことと思います。この間もたんぽぽ舎は一貫して、より正確な情報を皆様に提供できたと自負しております。こうした活動ができたのは、たんぽぽ舎が政府や企業の資金提供を受けず、皆様の会費とカンパのみで活動をしてきたからに他なりません。皆様のサポートがたんぽぽ舎の活動の力となっています。

 原発震災という現実を前にしても、政府はいまだ、原発を再稼働させ、輸出しあろうことか福島原発震災の被害を過小評価しようとしています。こうした動きを阻止する活動、1日でも早く原発に頼らない社会を実現するために、皆様の温かいご支援が必要です。
 また活動には事務所の維持費等、多くの費用がかかります。
皆様が常に集える広場としての機能を維持するためにも皆様のご支援をお待ちしております。
 2011年12月 たんぽぽ舎運営委員会

.. 2011年12月14日 10:12   No.353020
++ 槌田 敦 (小学校中学年)…12回       
汚染日本で暮らすための汚染者負担の原則
   毒物まいて「無主物」という東電の主張
                     
2011年8月、二本松市のゴルフ場が、東電を相手に、汚染の除去を求めて仮処分裁判を起こした(朝日新聞11月24、25日)。ゴルフコースの線量が高くて営業できないので、東電に除染を求めるというものであった。
 これに対して東電は、「原発から飛び散った放射性物質は、東電の所有物ではなく無主物であり、東電は除染に責任をもたない」と回答した。
 10月31日の東京地裁の決定は、敗訴であった。「無主物」には立ち入らなかったが、国の除染計画がまだ定まっていないことを理由にしたという。ここでもしも、裁判所が「無主物」との東電の主張に与するとすれば、それはこれまでの公
害裁判の歴史は一挙に否定されることになる。
 1969年、水俣病患者はチッソを被告として第一次訴訟を起こした。チッソは、「健康被害は予見不可能。従って、過失責任はない」と主張したが、73年、原告は勝訴した。79年、元チッソ幹部2人に有罪判決となった。以後、原告勝訴が続
く。汚染者負担の原則が認められ、チッソの弁明は退けられたのである。
 ところが東電は、この公害裁判の歴史を無視して、事故で放出した放射能は東電の所有物ではないと主張し、東電には義務はないと主張したのである。
 一般に、東電の管理を離れた物品で、東電が所有権を主張しなければ無主物である。しかし、この物品が毒物であれば、東電は汚染者と言うことになる。この場合、汚染物は東電の管理を離れることにはならず、汚染者負担の原則が適応される。東電はこの汚染者負担の原則を「忘れた」として逃げようとしている。(以下、略)
 編集部(注) 槌田敦さん、山崎久隆さん、原田裕史さんによる本が来年1月に出版されます。この原稿はその本の第3章の初めの部分の文章です。部分紹介になりますが、東電の「無主物」という無責任きわまりない主張を批判し、「汚染者負担の原則」が日本の公害裁判の歴史の中で確立された大原則だと述べて、東電の大まちがいを厳しく批判しています。

.. 2011年12月14日 10:21   No.353021
++ 高木洋志 (幼稚園生)…1回       
新聞・雑誌から

  「原発銀座」若狭湾は大丈夫か―関西電力に原発運転中止を
  早急に申し入れてほしい
                 会社員 高木洋志(66)(兵庫県宝塚市)

 原発14基が建ち並ぶ福井県の若狭湾で1586年に「天正大地震」が起き、沿岸部が壊滅したという信憑性の高い古文書が見つかっている。若狭湾での津波の危険性はこれまで一部の地震学者が指摘していたが、関西電力は高さ2メートル未満の津波しか想定していなかったという。
 また若狭湾沖にある海底活断層でマグニチュード7・6の地震が起きた場合、高さ4メートルを超える大津波が最押し寄せるという予測結果も出されている。
若狭湾沿岸は日本最大の「原発銀座」だが、運転開始から30年以上経過した原発も多く、極めてリスクが高いと思われる。万一、地震や津波による原発事故が起これば、その影響は近畿地方全般にも及ぶだろう。大事な水資源の琵琶湖も放射能で汚染される恐れがある。近畿自治体は関西電力に原発の運転中止を早急に申し入れてほしい。原発は現在の科学技術では制御不能だ。代替エネルギーの開発を急ぐべきではないか。(2011.12.2毎日新聞『みんなの広場』より)

.. 2011年12月14日 10:37   No.353022

■--東電株主代表訴訟に支持とご支援を!
++ 山崎 久隆 (小学校低学年)…8回          

東電株主代表訴訟に支持とご支援を!

               山崎 久隆 たんぽぽ舎・劣化ウラン研究会

 脱原発・東電株主運動は1989年東電福島第2原発3号機で起きた再循環ポンプ破壊事故を契機に脱原発を求める市民によって1990年に始まりました。
 1991年度から脱原発を求めて東電に様々な提案、申し入れを行ったり、株主総会では「株主提案議案」を提出してきました。
今年度の株主提案議案は会社の定款を一部変更して以下の章を新設するとして第7章 原子力発電からの撤退
第41条 古い原子力発電から順に停止・廃炉とする
第42条 我が社は、原子力発電所の新設・増設は行わないというものです。
 総会で、議長の勝俣東電会長は、「事前に大口株主から委任状をいただいている」との理由で、賛否の数も数えず否決してしまいました。

 11月14日、脱原発・東電株主運動を中心とした42人は脱原発弁護団全国連絡会の23人の弁護士を代理人として、東京電力の監査役全員に東電の現および歴代の取締役60名に対して経営責任を求めて、会社に5兆5045億円(この額は政府の経営・財務調査委員会報告書にあるものです)の損害を支払えと「損害賠償請求訴訟」を提起するよう「提訴請求書」を送りました。
 理由の一つとして、東電社内で2008年に津波は最高15.7mにも及ぶとの試算があったことや貞観地震のことも考慮すべしなどの警告を無視して何ら対策を講じなかったことを挙げています。
 そして、会社に支払われた賠償金は全額被災者への弁償に使うことも要求しました。私たちはそれが人道的に考えても当然のことと考えています。
監査役は、今後60日以内に取締役に損害賠償請求を提訴するかどうかを決めなければなりません。もし、60日以内に提訴しなかった場合、私たち株主が監査役に代わって提訴します。
 訴訟になった場合(99%訴訟になると思われますが)は、長期間になることが予想され、証人喚問など経費もかかりますのでカンパをお寄せいただければ嬉しいです。よろしくお願いいたします。
 ブログは準備中ですので、是非ご注目ください。
 カンパの振込は下記までお願いいたします。
 郵便局口座:口座番号 00140-3-633169 「東電株主代表訴訟の会」
 銀行口座:三菱東京UFJ 銀行 多摩センター支店
              (普通)0229479「東電株主代表訴訟」
.. 2011年12月06日 07:19   No.352001

++ たんぽぽ舎 (社長)…513回       
メルマガ読者から

 12月3日 福井県敦賀市もんじゅ廃炉へ集会参加報告

○高速増殖炉 もんじゅは、ウランよりも危険なプルトニウムで、原子力発電する目的で、1985年に建設されましたが、これまで94年に初臨界しましたが、翌年ナトリウム漏洩事故を起こし、2010年まで停止していました。
 高速増殖炉は、運転しながウランをプルトニウムに変える原子炉です。この間、投入された資金は、1兆円にのぼるといわれ、これだけの費用かけても1ワットも発電していない無用の存在になっています。プルトニウムは、その毒性において通常のウランによる廃棄物の何倍もの毒性があり、また、核兵器にも使われる危険なものです。これが、岐阜から、わずか80キロの敦賀半島に
あるのです。
 集会は、毎年冷却用のナトリウム事故を起こした12月8日近辺で毎年行われ、全国から仲間がかけつけ、もんじゅ廃炉にむけ、もんじゅの前の白木浜で参加者1500名のもと集会をしたあと、講演会をへて、敦賀市をパレードしました。岐阜・名古屋からは、観光バス2台と電車組で、約80人が参加しました。

○この福井県は、地震の空白地帯といわれ、原発銀座と呼ばれるほど、多くの原子力発電所が設置されていますが、最近、ここに活断層がたくさんあることが発見され、直下型地震による原発事故が懸念されます。普通の原子炉は冷却に水を使いますが、もんじゅは、ナトリウムを使います。このナトリウムは、やっかいで、水に濡れると核爆発を起こす危険があります。(福島は、水素爆
発)。この核爆発が起きると、ようは、チェルノブイリ型事故が起こると、何十万人もの急性死者やがん患者が発生するといわれています。高速増殖炉は、世界的にも、廃止となり、日本だけがまだ、開発を続けています。

○プルトニウムは、原爆への転用も可能で、日本は、絶対にこれを保持してはなりません。民主党の政策仕分けで、もんじゅの予算が見直しをいわれましたが、まだ、廃炉に決まったわけではないです。なんとしても、このもんじゅを廃炉にしない限り、私たちは、安心して暮らせないのです。みなさんも、どうか、原発廃止に向け、行動を起こしてください。
 一番簡単にできることは、節電です。原子力発電がすべて停止しても、電気は余っていることは確認されています。ただ。ピーク時はちょっと融通しなければならない程度です。電気が売れなければ、中電さんも、浜岡を再稼働することはないでしょう。
 原子力発電は、冷温停止に何年もかかり、ようは、こわれたときに直すことができない不完全技術です。暴走をとめられになら、核分裂をさせてはなりません。もちろん、火力発電が増えれば、今度はCO2を排出し、地球温暖化になるので、節電が一番いい方法です。

 来週12月10日はお昼から、岐阜市の金公園から脱原発パレードがあります。ぜひ、ご参加ください。

.. 2011年12月06日 07:34   No.352002
++ たんぽぽ舎 (社長)…514回       
11月15日「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原発」記者会見から

[編集部より]
 さる11月15日、スペースたんぽぽで行われた講演会「低線量被曝の時代を生き抜く」に先だってで開かれた「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原発」記者会見(主催:低線量被曝者の会・場所:千代田区有楽町の日本外国特派員協会)での各スピーカーの発言骨子(予め用意された発言内容)を数回にわたって紹介しています。今回はその4回目。
(15日のスペースたんぽぽで行われた講演会のDVDが完成しました。
 配布希望の方はメールでお名前、住所を記載した上でお申込み下さい。
 領価は1000円です)

 福島の子供たちを研究材料にしないでください
 子供の食べ物はゼロベクレルに
 福島事故の後でも原発を稼働、海外に輸出する日本政府は狂気の沙汰
 
             竹野内真理、低線量被曝者の会共同代表、翻訳者

 99年に電源喪失事故のシナリオを米国人科学者から聞いてから、以来反原発の活動をしてきました。特に地震と原発の問題では、2002年にIAEAにも直訴に行きましたが、その時知り合いの上司であったIAEA職員が、「この問題はあまりに問題が大きすぎて、誰も手がつけられない。仮に日本で500万人が死んでもあきらめるしかない。原発を止める唯一つの道は国民全員が声を上げることだ」と言われました。事故が実際に起きてしまい、無念で悲しくてなりません。

.. 2011年12月06日 07:40   No.352003
++ たんぽぽ舎 (社長)…515回       
今日は以下の三つのことを言いたいです。

1.福島やその他の汚染地帯から人々を、特に子供たちを直ちに避難させてほしいです。二日前に福島をたずねましたが、そこで行われていた体制側の学者によるシンポジウムで、福島はもうほとんど安全であるという発言を聞いて驚きました。同時に彼らは子供たちの線量を測り、健康調査をしているのです。なぜ避難をさせてから健康調査を出来ないのでしょうか?福島の子供たちをモルモットにしようとしているのでしょうか?米国と日本の政府が、悲しいことに、広島や長崎の被爆者にたいしてやってきたことを思えば、その可能性は大いにあります。福島の子供たちをどうか研究材料にしないでください。私も1歳児の母親として切に訴えます。

2.日本の基準値500ベクレルは高すぎます。この部屋のどこかにゴメリ医科大学の創設者で元学長であったユーリ・バンダジェフスキーの論文をご覧になった方はいらっしゃいますでしょうか?彼の研究によれば、セシウムが体内に20Bq/Kgの濃度で取り込まれますと、心臓に異変が起きやすくなるというのです。そしてICRPのpublication 111(2009)にあるグラフによると、1日たった10ベクレル、大人はだいたい1日2kgの食物を摂取しますから、基準値のたった100分の1のレベルであっても、70kgの大人であっても心臓に異変が2年以内に起こる可能性を示唆しているのです。さらに30kgの子供の場合は、100日以内です。ベルラド放射能安全研究所副所長 のウラジーミル・バベンコ 氏が、子供の食べ物はゼロベクレルにしなければならないという発言が決しておおげさなものでないことがわかるデータであると思います。同時に汚染がれきが全国に流通するのは防がなければなりません。特にそれが燃やされた時、沸点が641度と低いセシウムは大気中の微粒子となり、容易に人に吸い込まれ、深刻な内部被ばくを引き起こします。

3.原発は稼働している場合ではないと思います。福島事故の後でも原発を日本で稼働させ、またさらに海外に輸出しようとしている日本政府の行動はまったく狂気の沙汰です。現在でも日本国中で地震は発生しており、近い将来第二の福島原発事故が起こる可能性はおおいにあります。さらに福島の4号炉は、稼働中でないにも関わらず、爆発しました。したがいまして、使用済み燃料プール周りの構造物は耐震設計を強化する必要があります。どうかこれら三つのことを行い、子供たちの命、将来の命そしてみなさんの命を守ってください。ありがとうございました。

.. 2011年12月06日 07:55   No.352004
++ 山崎久隆 (大学院生)…121回       
ストロンチウム390億ベクレル流出か?
    海を汚染し続ける東電の重大な責任

 だから警告をしていたのに、東電はまたしても汚染を止められず海に流してしまった。
 現在行われている汚染水の浄化作業では、セシウムをゼオライトなどで吸着しているが、ストロンチウムを除去する能力は無いと思われる。そのため、汚染水のセシウム濃度は処理後は1000ベクレル/リットル以下だが、ストロンチウムの濃度はストロンチウム89が54000000Bq/リットル、ストロンチウム90が76000000Bq/リットル(9月20日時点のデー
タ、しんぶん赤旗12月6日より換算)というから、すさまじい汚染値だ。
 12月5日の記者会見で明らかにしたことは、いつ頃かはっきりしないが汚染水を蒸発させ、放射能を取り除く装置の内部で漏えいが4日になって確認され、処理建屋内部で45トン(45000リットル)が漏れ、そのうち300リットルほどが外部に出て、一部は10メートルほど離れた排水路を通って海に流出したと見られているが、これも東電評価値なので信頼性無し。
 どれだけのストロンチウムが外部流出したのかは、もう誰にも分からないが、このレベルの汚染が常時原発及びその地下に存在することを改めて思い知らされる。
 東電は「海に流出したかどうかはβ核種分析を見て判断する」としているが、その分析には二週間程度掛かると、いつものとおり調べる気など毛頭無い態度。
ストロンチウムやプルトニウムの汚染については、本当に知られたくないのだと言うことが分かる。検出に時間が掛かるとか、言っている場合では無い事態になって既に8ヶ月が経とうとしている。やる気にならない国や東電の無責任さは、拍車が掛かっている。
 この蒸発装置は、漏えい検知器さえ無かったそうだ。何を取り扱っているのか、その扱っているものが福島の人々を傷つけているという意識も無いらしい。
放射能を無主物と言い放った東電は、敷地内にある段階から既に「放射能に責任を持つつもりは無い」と宣言しているに等しい。
 今回の流出事件は、たまたま見える場所で起きたから分かっただけとも言える。
 地下止水壁を作らなければ、漏えいした汚染水は地下で海に流出する。しかし東電はいつまで経っても工事を行おうとしない。準備がどうのと言っているうちに、汚染水は今も確実に海に流れている。その中には相当量のストロンチウムがあると考えるのが妥当だ。
 リットルあたり1億ベクレルのストロンチウム汚染が拡大する前に、せめて原発の陸側地下に止水壁を作って、地下水の流れを原発直下から隔離すべきなのだ。

.. 2011年12月07日 11:35   No.352005
++ たんぽぽ舎 (社長)…516回       
再稼働を急ぐ電力会社8社へ抗議し、経産省を一周するデモ
    ぜひ参加を!12月11日(日)

全国から電力会社・経産省を包囲しよう!再稼働反対 12・11デモ

集合:12月11日(日) 午後1時、日比谷公園中幸門(日比谷図書館裏)
※千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C1出口より200m
丸の内線「霞ヶ関駅」B2出口より300m、都営三田線「内幸町駅」A7出口より150m

※たんぽぽ舎関係者はデモの先頭グループになります。12時50分に集合し10分簡単な打ち合わせをします。

<集会内容>
 ・原発現地から
 ・脱原発運動の現場から(原発輸出反対、避難の権利、被曝労働問題など)
 ・寸劇(東電前アクション) など

・午後2時: デモ出発
      ※プラカード、鳴り物などの持ち寄り歓迎

東電→九州電→四国電→北海道電→中国電→東北電→東電→中部電→関西電→経産省をぐるっと一周してゴール!
・8つの電力会社と経産省に再稼働反対をアピールし、申し入れ文を出します。
各地域(出身)のみなさまへ、地元の原発に反対する申し入れ文を持参ください!
※全長7.5キロのロングコースデモです。JR有楽町駅、東京駅、地下鉄大手町駅などから途中合流や離脱もできますので、自由にご判断下さい。

.. 2011年12月07日 12:03   No.352006
++ たんぽぽ舎 (社長)…517回       
☆今年最後の東電前アクションやります☆ 12月23日
   東電に原発扱う資格なし!
   今すぐ柏崎刈羽のすべての原子炉の廃炉手続きを!
   東電は福島事故のすべての被害者に真摯な賠償を!

★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

【東電前年末ジャンボ・アクション】
〜 柏崎刈羽を廃炉に!@12.23 〜

呼びかけ:東電前アクション!
こちら
Email: toudenmae.action@gmail.com
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆

□日時:12月23日(金・休)
   18時開始

□場所:新橋東電本店前にて
東京都千代田区内幸町1丁目1番3号
JR・東京メトロ・都営地下鉄浅草線新橋駅より徒歩5分
都営地下鉄三田線内幸町駅より徒歩3分

□鳴り物、自作プラカード、歌う人、叫ぶ人、静かに意思表示する人歓迎。
□このアクションを「非暴力」「反差別」の行動として呼びかけます。

☆「ふざけんな東電!11.6デモ」おかげさまで盛況のうちに成功しました!
こちら


【今年最後の「東電前アクション」やります!】

☆福島大事故に明け暮れた2011年の締めに、原発に振り回された怒り・嘆き・悲しみをもう一度東電にぶつけてやりませんか?

 福島第一原発は、免震棟で最も放射能を避けていたはずの吉田所長までが倒れ、いよいよ収束作業にあたれるエンジニアの枯渇が現実味を帯びています。

 そして、とうとう東電・政府は溶けた燃料棒の地底への沈降(チャイナシンドローム)が進行していることを認めました。

☆この破滅的現実を招いた当の東電は、一方で11月16日に横須賀で作られた核燃料棒を7基の原子炉を有する柏崎刈羽原発に搬入しました。東電は、まだまだ原発を動かす気満々ということです。

 すでに2007年の中越沖地震でダウンして、大火災と放射能漏れを起こしているこの柏崎刈羽原発、そのときの地震で敷地内の地形が160cmも変動しています。

 直近に三重もの活断層が確認されている柏崎刈羽原発が次の大きな地震に耐えられるかどうかは「神のみぞ知る」の領域です。東電は、いまだにこんな「サバイバルゲーム」に私たちを巻き込み、呑み込もうとしています。

☆11月16日に核燃料棒が搬入される際に、柏崎刈羽原発の前では現地の人々の抗議の声が響きました。柏崎刈羽現地では、2001年に住民投票によって「プルサーマル計画」を断念させています。

 問われているのは、東電本店と政治の中枢を抱え、そして≪原発-の危険≫を地方に押し付けながら、無自覚に原発の電気も享受してきた東京・首都圏の私たちではないでしょうか。

 そう、東電管内で生活する東京・首都圏の私たちにこそ、柏崎刈羽原発を止める責任があります。

 もう核の恐怖に怯える時代も、迷惑施設を地方に押し付ける社会のあり方も2011年で終わりにしませんか?

私たちのジャンボな怒りの声で訴えよう。

 東電に原発扱う資格なし!
 今すぐ柏崎刈羽のすべての原子炉の廃炉手続きを!
 東電は福島事故のすべての被害者に真摯な賠償を!

 そして12月23日に東電本店前で、2012年を「原発ゼロ元年」として迎えることをともに宣言しましょう。

.. 2011年12月07日 13:21   No.352007
++ 柳田真 (小学校高学年)…26回       
12月11日(日)12時50分、日比谷公園へ参加しよう−−12時50分中幸門

12月11日(日)午後、原発再稼働を急ぐ各電力会社に反対し、その東京の支社8社に抗議する集会とデモが行われます。たんぽぽ舎も参加する11.11ー12.11再稼働反対!全国アクション実行委員会主催の第3波行動です。たんぽぽ舎も反原発自治体市民・議員連盟の皆さんとともに全力で参加します。デモの先頭集団=第一挺団になります。多くの皆さんがぜひとも参加されることを呼びかけます。
12時50分から10分間、たんぽぽ舎関連の集会を行い、13時から全体集会です。この行動は9月11日の経産省「人間の鎖」(第1回)、11月11日の雨の日の経産省「人間の鎖」(第2回)に続く第3回目の行動です。経産省テント村の運動と並んで、この行動(電力会社と経産省への抗議申し入れ活動)は大きな意義を持っています。この行動への参加を心から呼びかけます。

.. 2011年12月08日 07:09   No.352008
++ 平林祐子 (幼稚園生)…1回       
12月13日「25年目のチェルノブイリ」 報告会のおさそい

12月13日(火)18時半開場 19時〜21時
場所:スペースたんぽぽ  参加費:500円
講師:平林祐子(都留文科大学教授)
共催:たんぽぽ舎、東電前アクション

2011年11月初頭、「福島調査団(団長:清水修二・福島大学副学長)」が、事故後25年が経ったチェルノブイリを視察し、ベラルーシとウクライナ両国で、行政、病院、学校、市民団体等から聞き取りを行いました。
ベラルーシ、ウクライナでは、ほとんど除染をしていませんでした。なぜでしょうか。
小学校には食品の放射線を測る機器が備えられています。
どのように使っているのでしょうか。
25年前は美しい街であったと思われるプリピヤチは、そして当時そこに住んでいた人々は、いまどうなっているのでしょうか。「チェルノブイリ博物館」は何を伝えようとしているのでしょうか。
調査団メンバーの1人として見てきたことを、写真等を交えて報告します
(調査団としての公的な報告ではありません)。


.. 2011年12月08日 07:19   No.352009
++ たんぽぽ舎 (社長)…518回       
新聞・雑誌からーー明治粉ミルクに放射性セシウム

明治粉ミルクに放射性セシウム
3月11日―21日の大気=空気から混入
子を持つお母さん・お父さん 不安と憤りと

粉ミルク国内最大手の明治は六日、生後九カ月以降の乳児向け粉ミルク「明治ステップ」(八百五十グラム缶)の製品の一部から一キログラム当たり最大三〇・八ベクレルの放射性セシウムを検出したと発表した。国の暫定規制値は同二〇〇ベクレル。同社は約四十万缶を無償交換する。
東京電力福島第一原発事故後、粉ミルクからのセシウム検出は初めて。これまで厚労省や自治体が行った食品の抽出検査では、粉ミルクは対象となった三十二検体全てで検出限界値未満だった。(中略)交換対象となるのは、賞味期限が二〇一二年十月三〜六日と、同月二十一〜二十四日の製品。加工されたのは今年三月十四日〜二十日で、原料などを溶かした水に熱風を当てて乾燥させた際、大気中のセシウムが混入した可能性が高いという。(略)
対象の製品は四月中に缶に詰めて出荷。十一月下旬になって自主検査をした購入者から「放射性物質が検出された」と指摘を受け、同社で検査したところセシウムが確認された。
原料の脱脂粉乳などは、大半を米国や豪州などから輸入しており、一部が北海道産だが、いずれも東日本大震災前に生産。製造過程で使う水からも放射性物質は検出されておらず、
同社は製造段階が原因とみている。小さい子どもを持つお母さん・お父さんたちの不安と憤りは強い。問い合わせは同社お客様相談センター=フリーダイヤル(0120)077369=へ。
(2011.12.07.粉ミルクにセシウム東京新聞より抜粋)

.. 2011年12月08日 07:41   No.352010
++ たんぽぽ舎 (社長)…519回       
.「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!
    再稼働反対 12・11デモ」へ全ての仲間は集まろう

 「原発から飛び散った放射性物質は東電の所有物ではない。したがって東電は除染に責任をもたない。」
 福島第一原発から約45km離れた、二本松市の「サンフィールド二本松ゴルフ倶楽部」が汚染の除去を求めて仮処分を東京地裁に申し立てたことに対する東電側の不当な回答です。そしてあろうことに東京地裁はこの東電の主張を全面的に受け入れ、東電に除染を求めたゴルフ場の訴えを退けました。
 原発推進を明確にした野田政権発足以降、原発の推進を巡って足並みの乱れを見せていた政府、経産省、文科省、そして司法までもが今や足並みを揃えて原発の存命に推進しようとしています。

 そのような状況の中で、経産省前テントひろばをその中心として9.11〜11.11と二度にわたり経産省を包囲し、原発推進勢力の本丸に一貫して抗議を続けている福島原発事故緊急会議を中心とする「11アクション」の運動とその形態はまさに原発推進勢力の喉に刺さった魚の骨として、彼らの弱点を突く闘いとして全国の原発立地における運動へと波及しつつあります。
「もんじゅ」のある福井しかり、また玄海原発を抱える九州においても、「座りこみ」「包囲」の運動が続々と開始されています。
 そうした全国の反原発運動の集約点として、来る12月11日日曜日、東電を始め北陸電力を除く(デモコースの都合上)全ての原子力発電所を所有する電力会社および経産省に対し、全ての原発の「再稼働反対」を求めて申入れ・抗議行動とした一大デモンストレーションを行います。

 全てのメルマガ読者の皆さん、年明けからはストレステストを終えた各原発の再稼働を巡る攻防戦を迎えようとしています。そうした中で、各電力会社及び関係省庁が足並みを揃え、「再稼働」にむけた準備を着々と進めようとしています。3.11の破局的な人災を目の当たりにした私達も原発推進勢力の足並みに負けず、足並みそろえて「怒り」の声を彼らにぶつけていこうではあり
ませんか。すべての皆さんに「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!再稼働反対 12・11デモ」への参加を訴えます。

集合:12月11日(日) 午後1時、日比谷公園中幸門(日比谷図書館裏)
※千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C1出口より200m
丸の内線「霞ヶ関駅」B2出口より300m、都営三田線「内幸町駅」A7出口より150m

※たんぽぽ舎関係者はデモの先頭グループになります。12時50分に集合し10分簡単な打ち合わせをします。

<集会内容>
 ・原発現地から
 ・脱原発運動の現場から(原発輸出反対、避難の権利、被曝労働問題など)
 ・寸劇(東電前アクション) など

・午後2時: デモ出発
       ※プラカード、鳴り物などの持ち寄り歓迎

東電→九州電→四国電→北海道電→中国電→東北電→東電→中部電→関西電→
経産省をぐるっと一周してゴール!
・8つの電力会社と経産省に再稼働反対をアピールします。
各地域(出身)のみなさまへ、地元の原発に反対する申し入れ文を持参ください!
※全長7.4キロのロングコースデモです。JR有楽町駅、東京駅、地下鉄大手町駅などから途中合流や離脱(経産省前テントで再合流)もできますので、自由にご判断下さい。

.. 2011年12月09日 06:49   No.352011

■--計画停電が不要だった証拠
++ 柳田真 (小学校高学年)…25回          

3.11震災後の無計画停電のインチキを暴く
   自民党河野太郎 新刊「原発と日本はこうなる」

〇最近の書店には原発関連本がめっきり少なくなった。あの3.11原発大惨事に関わらず。歴史の教訓を忘れっぽい民族・国民は果たして長く繁栄を続けられるか。
〇本屋にならぶ少ない原発本の中で2011年11月21日第一刷発行の河野太郎(自民党)の著作『原発と日本はこうなる』をみつけて買った。
 本文は6章からなり、小項目は80くらいの約250頁の本。この80項目の中で特に注目すべき点を紹介したい。一番は、みんなが大迷惑した3.11震災後の無計画停電について。河野太郎氏は「計画停電が不要だった証拠」という項の文で、供給力と需要を精査したうえで、次のように述べている。
 「計画停電などしなくとも大丈夫です。なぜなら電力会社は、大口の需要家との間で需給調整契約というものを結んでいるからです。」
 「需給調整契約」というのは、電力が足りなそうな場合、電力を使うのを減らしてもらう替りに普段の電力料金を割り引く契約です。本当に電力不足になるなら、まずはこの需給調整契約をしている企業に消費を抑えてもらわなければならないのですが、この詳細が公開されていません。どうやら契約上先に節約してもらうべき企業に節約させる以前に計画停電を起こし、割高で安定供給
する契約を結んでいる一般消費者に不便を強いた模様です。
 氏は前書きで「私は核燃料サイクルという政策の辻褄が合わないということを言い続けてきたのであって、原発の安全性とか原発で事故が起きるなどといったことはありませんでした。」自民党という原発推進の本流の中にいただけに、読む価値のある本だろう。
.. 2011年12月01日 07:37   No.350001

++ たんぽぽ舎 (社長)…493回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内3つ
イ.12月3日(土)、Frying Dutchmanが東京の反原発デモ・集会に出演。
 ステージライブと、デモのサウンドカーで生演奏!

17分間!魂の歌! Frying Dutchman「humanERROR」

Frying Dutchman という京都出身のロックバンド。1週間くらい前まで知りませんでしたが、twitterで「humanERROR」という曲が紹介されていたので聞いてみました。そうしたら、なにこれすごいと釘付けに。

原発利権から核武装から、自然エネルギーから祝島から六ヶ所再処理工場から、正力松太郎から星野監督からツイッターまで、原発にまつわるありとあらゆることがストレートな言葉で次々に描かれていきます。

歌詞から伝わってくる尋常でない勉強量と熱量。

原発59基とか多少間違えているところもあるけれども、そんなこと気にならないくらい圧倒される17分間。是非聞いてみてください。

YOUTUBE「humanERROR」
こちら
公式HP こちら

《NO NUKES! ALL ST☆R DEMO 2》
 日時:2011年12月3日(土) 雨天決行
 【集会1部】13:00〜 代々木公園野外ステージ
 【デモ】14:00〜 代々木公園けやき並木・南側集合
 【集会2部】15:00〜17:00 代々木公園野外ステージ
 最寄駅 → JR渋谷駅・原宿駅 (徒歩10分)
 主催:NO NUKES MORE HEARTS
こちら
(いろりばた会議 今井)

.. 2011年12月01日 08:06   No.350002
++ たんぽぽ舎 (社長)…494回       
ロ.映画&トークの集いー「ポスターガール」上映会 12月3日
  ドキュメンタリー2011年度アカデミー賞ノミネート作品『ポスター・ガール』。
  平和運動と労働運動の結びつきをとらえた『IVAW 明日へのあゆみ』との2本立て。

当日は「IVAW 明日へのあゆみ」の木村監督も来ます。
一緒に映画について語り合いましょう。

【日時】12月3日(土)14:00-16:30 ※開場13:30
【場所】スペースたんぽぽ (水道橋徒歩5分)
【参加費】1000円
【作品紹介】
(1)『ポスター・ガール』※2011年アカデミー賞 短編ドキュメンタリー部門ノミネート作品
 (監督:Sara Nesson、制作:A Portrayal Films Production、37分)
(2)『IVAW 明日へのあゆみ』
 (監督:木村修、制作:マブイ・シネコープ、35分)

 どちらも戦争によって人間性を奪われた兵士たちが、人間性を取り戻す闘いを描いた作品です。

皆様の参加をお待ちしております。

【申込・問合せ】阿部(042-346-3298)平日19:00以降


ハ.同志社大学社会学会・公開シンポジウム「東日本大震災・原発事故〜報道・
  大学・ボランティアができること〜」

3・11大震災から間もなく9カ月になります。同志社大学社会学会は、石巻日日新聞報道部長の武内宏之さん、宮城学院女子大学教授の新免貢さん、宮城県で被災した宮城学院女子大学の学生、関西学院大学教授の野田正彰さん、同志社大学社会学部メディア学科教授の浅野健一の5名をパネリストに迎え、下記のとおり公開シンポジウムを開催いたします。

□日 時:2011年12月6日(火) 18:30〜21:15
□場 所:同志社大学 新町キャンパス 臨光館301番教室
    (京都市営地下鉄烏丸線「今出川」駅下車)
□講 師:武内宏之氏、新免貢氏、野田正彰氏、宮城学院女子大学4年生(被災者)、浅野健一
□入場料:無料
□事前申し込み不要
□主 催:同志社大学社会学会、社会学部社会福祉学科・メディア学科

【問い合わせ先】
同志社大学社会学部事務室
TEL:075-251-3411 E-mail:ji-shajm@mail.doshisha.ac.jp

.. 2011年12月01日 08:12   No.350003
++ たんぽぽ舎 (社長)…495回       
新聞・雑誌から ――
 核開発に反対する会ニュース2011.11 No.43が出ました。
 福井県敦賀市にある「もんじゅ」で作られる兵器級プルトニウムの問題
 日本の核武装に関して警鐘を鳴らし続ける核開発に反対する会のニュースが出ました。

 目次の紹介をします。
  やっぱり伏魔殿、福島第一原発・・・・・・槌田敦
  稼働原発は6基(10%)のみに、全原発停止は目の前に迫った
                   ・・・柳田真
  JCO臨界事故12周年東京圏行動報告・・・渡辺寿子
  もんじゅ近況・・・・・・・・・・・・・・原田裕史
  潜在的核抑止力と顕在的核抑止力・・・・・原田裕史
  原発なしでも電気は足りる・・・・・・・・事務局

たんぽぽ舎からのお願い
年末・助け合い運動にご協力下さい
 野宿舎の命を救い、凍死者を防ぐ山谷労働者支援を今年も行います。
  たんぽぽ舎宛に衣類、毛布、お米などを送ってください。
 受付期間<12月5日到着分〜12月14日到着分>

  (宛先〒101‐0061千代田区三崎町2−6−2ダイナミックビル5Fたんぽぽ舎)
*現金カンパは12月1日〜14日までに山谷支援カンパと明記し、郵便振込み
 でお願いします。
  (口座番号:00180-1-403856加入者名:たんぽぽ舎)

 {期間中たんぽぽ舎にて荷物の整理作業を行います。支援スタッフ募集中}

.. 2011年12月01日 08:22   No.350004
++ 原田 (小学校低学年)…6回       
日本の稼働原発、ついに一桁台(9基)全原発停止へあと一歩
   高浜原発2号機(11/25)玄海原発1号機(12/1)が定期検査開始

 関西電力高浜原発2号機が11/25に、玄海原発1号機が12/1に定期検査に入りました。これで日本中で稼働中の商業用原発は9基となります。定格発電量として83%が停止中になります。このまま春まで再稼働を許さなければ残りの9基17% が止まり日本が原子力発電を始めた1963年以来47年ぶりに原発のない電力供給「脱原発」状態になります。原発止めても停電にはならないことは計算上では明らかにされていますが、全国の人が「実感」する日が近い。福島第一原発事故の収束も原因究明もされない中での原発再稼働は許されません。
再稼働反対、全原発停止をめざして、がんばりましょう。

.. 2011年12月02日 08:51   No.350005
++ たんぽぽ舎 (社長)…496回       
もんじゅ「増殖信仰」を吹き飛ばすことが中心課題
 12月3日もんじゅツアー参加者20名弱に。初めての方が過半数。

○毎年12月に福井県のもんじゅ反対の全国集会に参加しています。核開発に反対する会とたんぽぽ者は1995年12月のナトリウム事故以来、ツアーを組んで参加しています。今年は20名近くの参加者の過半数が初めてもんじゅ集会に行く方です。
○「騙されるな、高速増殖炉は増殖できない」槌田敦氏のビラが1000枚近く用意されました。動かすことで燃料が増えるという「増殖」信仰を吹き飛ばすことこそ、今問われている。反対運動の中心に据えていただきたいというのが槌田敦さんの文の主旨です。

.. 2011年12月02日 09:05   No.350006
++ たんぽぽ舎 (社長)…497回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内4つ
イ.「安心して食品を購入するための勉強会」
〜内部被ばくを避ける為に…<海とお魚のお話し>〜
講師 グリーンピース・ジャパン 花岡和佳男さん
日時 12月4日(日) 14:30~16:30(13:30受付、14:00開場)
会場 ひたちなか市民文化会館 小ホール (茨城県ひたちなか市青葉町1-1)
定員 300名
参加費
500円(小学生以下無料)※500円は会場費、経費として。今後の講演会の運営費として活用させて頂きます。グリーンピースさんへの謝礼にはならないので、当日カレンダーなどの物販でご協力頂けると幸いです。
【申し込み】当日券もございますが、満席になった場合、事前にお申し込み頂いた方が優先になります。
参加希望者全員のお名前(小学生以下を除く)、連絡先(お電話番号、メールアドレス)、座席の必要なお子様の人数をご記入の上、お申し込み下さい。当日、受付で参加費をお支払い下さい。
FAX: 029-273-5385
主催 こどもみらいひたち / 希望のかけはし会

ロ.はだしのげんをかたって25年 今ふるさと福島が12/4日曜日 14時から
赤羽北区民センター、第一ホールA
JR赤羽北駅下車5分 埼京線 参加費 500円
はだしのげんをかたって25年 今ふるさと福島が 神田香織講師
被災者からの訴え、北区子どもを放射線から守るかい 予定、
主催、北区脱原発をめざす交流会
090〜2812〜8141

ハ.レイバーフェスタ2011 原発とたたかう文化
 盛り沢山の参加型企画。樋口健二さんの最新報告あり。
12月4日(日)10.30開演
場所 アールズアートコート(JR「新大久保」駅7分)
参加費 一般当日 2000円(前売・メール予約1700円)
主催 実行委員会(責任団体 レイバーネット日本)

問い合わせ TEL03-3530-8588 
〔内容〕
午前=韓国の労働映画「希望のバス」・朗読
午後=構成舞台「原発労働者」/ライブえぐれ笹島/原発ソング/3分ビデオ
夜=樋口健二 映像とトーク「被ばく労働・最前線〜フクシマの今」
  原発御用大賞発表 原発川柳優秀作発表
  制服向上委員会「ダッ!ダッ!ダッ!脱・原発」

ニ.「THINK&SMILE 子どもたちの未来のために」
野呂美加さん講演会&交流会
日時 平成23年12月18日(日) 9時半〜15時(軽食をご用意下さい)
場所 武里地区公民館 講堂(定員200名・要申込)
参加費 1000円・学生無料(要予約)
    保育あり(200円※お問い合わせ下さい)

ご近所の方、お友達を誘って、是非ご参加下さい。

電話・FAXでも受け付けています。
電話080-3507-0176(山本) FAX 048-738-5081

放射能から子どもたちの未来を守ろう
〜5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会・春日部〜
 (略称 健やか春日部)

.. 2011年12月02日 10:53   No.350007
++ たんぽぽ舎 (社長)…498回       
新聞・雑誌から2つ

イ.加速する脱「脱原発」の逆流

再生エネルギー価格算定委の人事案、消極派が多数 NPOなど不適切「官」審議会が再稼働 人選 世論を無視

 街頭でのデモが下火になるにつれ、官主導の脱「脱原発」の動きが加速してきた。一例は再生可能エネルギーの買い取り価格を検討する有識者委員会(調達価格等算定委員会)。価格は普及を左右するが、委員会の人事案をみると、買い取りに否定的な人物が過半だという。人事には国会の同意が必要だが、この手の審議会や委員会の人選は官僚の領域だ。市民感覚を阻む旧来のシステムがフル稼働しつつある。(略)(2011.11.30.東京新聞『こちら特報部』より抜粋)

ロ.経産省前のテント村 抵抗に高まる圧力

 世論の大勢にもかかわらず、脱原発の声は時間の経過とともに原発推進の霞が関官僚と、電力会社やその労働組合と連携する民主、自民両党の多数派に封じ込められつつあるようにみえる。そうした流れへの数少ない「抵抗」として、経産省敷地内の北西角に三張りのテントが張られている。九月十一日に経産省を「人間の鎖」で取り囲んだ市民団体の脱原発行動の延長で、一九六〇、七〇年安保闘争世代の有志らが座り込んだ。その一人である淵上太郎さん(六九)は「不法占拠かもしれないが、原発事故という緊急事態。国も年間一ミリシーベルトという法定の被ばく基準を無視している。テントのスペースを休憩に利用していた職員らには少し迷惑をかけているかもしれないが、やむにやまれない気持ちを黙認する程度の度量はみせてほしい」と話す。この場所でハンストで原発反対を訴えた若者たちがいたほか、十月には福島や全国の女性たちが座り込みを決行。海外や全国からさまざまな個人や団体が来訪する「脱原発」の象徴の一つにもなっている。だが、管理する経産省からは連日撤去を求められ、十一月以降はテントは「座り込み禁止」「立ち入り禁止」のポールやチェーンで囲われるようになった。
連日のように民族派団体が街宣車で「撤去」を叫び、同時に警察も登場する。強制撤去の緊張が高まっている。淵上さんらは九月から敷地の利用申請を提出してきたが、一カ月後に却下された。現在は再申請中だ。来月一日からは福島や全国の女性たちが来年九月十一日まで「十月十日」の間、避難支援と脱原発を訴える
座り込みも予定している。淵上さんは「記念日の行動だけでは、脱原発運動は下火になる。長く続けるためには、目に見える形で毎日、発信する必要がある」と語る。それと同時に「事故から半年以上が過ぎ、原発報道もトップニュースではない日が増えた。脱原発の動きが停滞すると、国のたがも外れる」と危機感を募らせている。【デスクメモ】「ネズミが衛生を語り、居並ぶハエが拍手を送る」。
フェイスブックにこんな書き込みを見つけた。反政府デモで三千人以上が犠牲になっているシリアのページだ。独裁政権の長と取り巻きをやゆしている。彼の国の独裁と日本の議会政治は違う。それでも、無縁な話と受け流せないもどかしさがある。(牧)(2011.11.30.東京新聞『こちら特報部』より抜粋)

.. 2011年12月02日 11:12   No.350008
++ たんぽぽ舎 (社長)…499回       
東電吉田昌郎福島原発所長の責任と大罪
     「東電社内の08年の大津波想定」を拒否したのは
     当時の管理部の部長・吉田だった

○2008年に東京電力社内で、福島第一原発に想定を大きく超える津波が来る可能性を示す評価結果が得られた際、原発設備を統轄する本店の原子力設備管理部が、現実には「あり得ない」と判断して動かず、建屋や重要機器への浸水を防ぐ対策が講じられなかったことが27日、分かった。東電関係者が明らかにした。(略)東電関係者によると、社内研究の成果である新たな津波評価
を受け、原子力・立地本部の幹部らが対応策を検討した。その際、設備を主管する原子力設備管理部は「そのような津波が来るはずはない」と主張。評価結果は学術的な性格が強く、深刻に受け取る必要はないとの判断だったという。同本部の上層部もこれを了承した。

○原子力設備管理部は、06年に発覚したデータ改ざんの再発防止のため実施した07年4月の機構改革で「設備の中長期的な課題への計画的な対応や設備管理の統轄をする」として新設された。部長は発足時から昨年6月まで吉田昌郎現福島第1原発所長が務めた。東電は08年春、明治三陸地震が福島沖で起きたと仮定、想定水位5.7メートルを大幅に超え、最大で水位10.2メー
トル、浸水高15.7メートルの津波の可能性があるとの結果を得た。東電関係者は「評価結果をきちんと受け止めていれば、建屋や重要機器の水密性強化、津波に対応できる手順書作りや訓練もできたはずだ」と指摘している。

                  (毎日新聞11月28日号より抜粋)

.. 2011年12月04日 09:05   No.350009
++ たんぽぽ舎 (社長)…500回       
新聞・雑誌から

  原子力協定 審議入り 原発リスクも輸出
    ヨルダンは地震国 テロも頻発 ベトナムでは絶滅危惧種への脅威
    安全 相手国まかせ 受注競争 フクシマ教訓どこへ

○「原発輸出」へとしゃにむに突っ走る野田政権。ヨルダンやベトナムなど4カ国との原子力協定を国会で承認するための一括審議が30日、衆院外務委員会で始まった。福島第一原発の事故は収束しておらず、原因究明もまだだ。国民の理解を得ているとは到底言えない中、「国際的信用」の名の下に、重要な国際間の取り決めを急いでいいのか。ヨルダン・ベトナムの現地事情をみた。

○(略)ヨルダンは、首都アンマンから北へ約四十キロ離れたマジダルに、第三世代原発を当面一基(百万キロワット)建設する予定だ。(略)NPO法人「環境・持続社会」研究センターの田辺有輝さん(三二)はこう考える。「ヨルダンの建設予定地は内陸部で世界有数の乾燥地帯にある。慢性的な水不足状態にあり、原発に必要な冷却水の確保が極めて困難。耐震性にも不安がある。
ヨルダンはシリア・アフリカ断層の上に位置しており、「地震の多発国。原発本体の耐震性を高めたとしても、送電線や導水管、下水処理場などの周辺インフラが倒壊することも考えられる。第二の都市ザルカ(人口八十万人)は原発からわずか十五キロの距離。ザルカにはヨルダンの工場の50%、アンマンは百二十万人が住む。事故の際に、これだけの住民を一斉に避難させることは現
実的に不可能。(略)ヨルダンはテロが頻発している国。昨年四月八月には、ロケット弾が発射される事件が発生した。原発や下水処理場などがテロに狙われる可能性がある」。

○(略)ベトナムへの原発輸出についても問題点は多い。建設予定地は国立公園に隣接しており、絶滅危惧種のアオウミガメの産卵地や貴重なサンゴ礁がある。地元住民は農漁業で暮らしてきた。現地調査した国際環境NGO「FoEジャパン」の満田夏花さん(四四)が問題視しているのは、日本の国際協力銀行(JBIC)の低利融資が想定されていることだ。JBICは公的資金で海
外での企業活動を支援する仕組み。融資の審査には、重大な環境影響を与えないとするガイドラインがあり、満田さんは「ベトナムの建設予定地はこのガイドラインに反している」と批判する。ヨルダン、ベトナムとも使用済み核燃料や放射性廃棄物の処理については、相手国任せになっているのが実情だ。


.. 2011年12月04日 09:51   No.350010
++ たんぽぽ舎 (社長)…501回       
○(略)玄葉光一郎外相は「(日本では)原発の依存度を最大限減らす。段階的に減らす」と述べた。にもかかわらず、海外には輸出することに矛盾はないのか。県民が惨禍に苦しむ福島選出の玄葉外相は「個別の商談は民間の判断。
他方、原子力協定は核不拡散と平和利用を法的に担保することで、政府が責任を持って対応していく」と前置きし「原発の安全性の確保は一義的には当該国の責任だ。原発事故を踏まえ、教訓を世界と共有できる。原子力安全の向上は、わが国の果たすべき国際貢献だ。諸外国の希望する場合は、核不拡散と平和利用を考慮しながら原子力協力をすることは意義がある」と強調した。この
日、FoEジャパンなど三つの市民団体は衆院議員会館で会見し、協定締結に反対する声明を出した。前出の満田さんは「原発輸出は福島の教訓を踏まえておらず、相手国にも大きなリスクを押し付けることになる。日本が協力すべきなのは、省エネ技術や再生可能エネルギーの技術だ」とし、こう訴えた。「日本で原発が廃れてしまうことを非常に恐れている人々がおり、海外に活路を求
めている。一部のプラントメーカーの利益のために公的資金を使ってまで原発輸出をすすめるべきではない」

            (東京新聞12月1日「こちら特報部」より抜粋)

.. 2011年12月04日 10:00   No.350011
++ たんぽぽ舎 (社長)…502回       
子どもを抱えて、いま東京に暮らすこと。
   身近に寄り添ってくれるあたたかい講座の紹介

ある人は「すぐに逃げなさい。そうしないと、たいへんなことになる」と言う。
ある人は「なんとか気をつけて生活しましょう」と言い、ある人は「まったく問題ない。落ち葉で焼き芋しましょう」と言う。

前例のない低線量被ばくの世界に生きる今、正確な未来は誰もわからない。
家庭内で意見が合わず、PTAで孤立し、学校に不信が募る。
私は移住について家族と泣きながら言い争った日もあった。
家族のことや、仕事や、抱える事情は様々なように、判断も一人ひとりに委ねられている現状にあって自分はどう子育てを考えていくべきなのか。
同じ不安を抱えたお母さんと、同じ不安や事情を話してみたい。
少しでも多くの情報を集めたい。

そんな不安をひとりで抱えている日々のなか、「スペースたんぽぽ」で定期開催の「お母さんお父さんのための保育つき講座」に出会った。
月に一回、ここへ行けば同じような悩みの淵にあるお母さんと出会い新しい情報が手に入った。アンケートに希望を書いたら時間がとりやすい平日午前中にも開催され、参加しやすくなった。

身近に寄り添ってくれるあたたかい講座、という印象。
顔見知りになったお母さんと講師やスタッフと一緒に、講座後のランチに行くのも楽しみの一つになっている。
この場を通して、私は放射能問題にとどまらず、食の問題にも関心が深まり、たんぽぽ舎の存在を知り、これまでの多くの反原発の戦いについても初めて知ることになった。

ボランティアでこの講座の運営を手伝わせてもらうことになり、今は子どもが幼いのでデモの参加も限られるが原発がすべて止まるまで、私は反対の声を上げつづけ、子どもに安心して暮らせる未来を残したいと、講座に来るたびに意を強くし、勇気をもらっている。

もし周囲に子育て中の方が居たら、ぜひ講座に誘ってあげて下さい。同じような不安を抱えた孤独なお母さんがいるはずだから。
             (保育つき講座ボランティア ははまる・記)

■12月は特別講座として、今週末開催。
 お父さんや、子育て中に限らず聞いてほしい
 「闘う小児科医・山田真さん」のお話です。

   第6回お母さんお父さんのための保育付き講座
   闘う小児科医!!”ワハハ先生”こと、山田真さん講演会

 日 時:12月10日(土)13:30開場 14:00開演〜15:30
 講 師:山田 真さん
     (東京大学医学部卒業、「障害児を普通学校へ全国連絡会」世話人、医療被害者、公害闘争運動などにも関わる。「ちいさい、おおきい」
     編集代表。育児書から絵本まで著書多数。「子供たちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」にて福島の子ども健康相談。)
 参加費:お一人様1000円(会場代、資料代、講師謝礼などを含みます)
     保育の有無は関係なく一律です
 参加方法:予約制です。(定員100名)
 保育の受付は満員のため締め切りましたが、お子様連れの参加はできます。
 詳細・予約はこちら→ ブログ こちら

.. 2011年12月04日 10:17   No.350012
++ たんぽぽ舎 (社長)…503回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内・2つ

イ.12/11神奈川から「さよなら原発」のつどい
   企業からの脱原発 お金の流れを変えて、社会を変える

 3.11直後、東京・神奈川に85店舗を持つ城南信用金庫は「地域の幸せを目的とする信金と原発は、本質的に相容れない」として「原発に頼らない安心できる社会へ」というメッセイジを発信。企業として様々な取り組みを実践してきまし
た。神奈川の市民も、子供たちの未来を守り、脱原発の社会実現めざし各地域で動きだし、新しいつながりを生んでいます。市民と企業が協力して、今後のあるべき社会をどのように構築していくのか、吉原さんとともに考えましょう。

 日 時:2011年12月11日(日)17:45開場 18:15〜20:30
 場 所:横浜市開港記念会館 講堂
        みなと未来線日本大通駅出口1から徒歩1分
        JR/市営地下鉄関内内駅から徒歩10分
 お 話:吉原 毅さん(城南信用金庫理事長)
 そのほか:藤波心さん(タレント)
 参加費:500円 保育あり(要予約)
 連絡先:Tel/Fax 045-353-9998 E-mail 1211kanagawa@gmail.com
主 催:さよなら原発12・11神奈川


 ロ.12/11『とめよう原発!川越デモ』

 日時:12月11日(日曜)14時
 場所:川越駅 東口コンコース集合

 14時からリレートークとチラシ撒き
 15時から川越駅繁華街一周デモ出発(約1時間)
 街行く人に「とめよう原発」を思い切りアピールしよう!

 主催:とめよう原発!川越デモ実行委員会

朝霞 048-466-0916(田辺) 入間 090-7829-1240(山下)
浦和 048-834-1232(長内) 大宮 048-625-3962(堀本)
小川 0493-72-2727(杉田) 川越 049-244-6454(千葉)
坂戸 049-282-0495(池辺) 狭山 080-3002-0036(井田)
志木 048-470-1502(向井) 鶴ヶ島 049-286-3735(高柳)
新座 048-481-5442(星川) 飯能 042-970-3535(川野)
東松山 0493-23-9638(神田) ふじみ野 049-262-1658(岩村)
富士見 090-1702-8944(白田) 吉見 090-4375-0731(青山)
嵐山 0493-62-7997(渋谷)

.. 2011年12月04日 14:42   No.350013
++ たんぽぽ舎 (社長)…504回       
メルマガ読者からの声

 ○城南信用金庫だけが、反原発を表明したそうで口座を開設したり、預金を移した人が増えているそうです。(2011.12.1 Tさん(女性)より)


注目する新聞記事

  交換用核燃料の搬入許さない  柏崎・刈羽原発前で抗議集会

【新潟】東京電力柏崎刈羽原発6号機の交換用核燃料の搬入に対し16日、緊急に原発ゲート前で原発抗議集会が開かれた。集会は同原発設置反対県民共闘会議が呼びかけ、県内の市民団体や県平和運動センター(渡辺英明議長)、社民党など150人が参加。同原発では、10月17日も5号機の交換用核燃料が搬入され、抗議集会とデモが行われたばかり。反原発団体は、5号機も6号機も今後定期点検に入る予定で、点検後の運転再開は、福島原発事故の検証なくしてありえないとの訴えを強めている。集会では原発反対地元3団体の矢代和克共同代表が「再稼働を見越した核燃料搬入は許されない」と力強くあいさつ。同センターの渡辺議長は、高速増殖炉「もんじゅ」の税金の無駄遣いを指摘した上で、「原発を止めるために1000万人署名を成功させよう」と檄を飛ばした。続いて小山芳元党県連代表は「臨界という言葉が飛び交い、収束のめどが立たない事故の検証などできる
状態ではない。運転再開を見越した核燃料輸送は許されない」と東電を批判した。
参加者は、輸送トラックが通過するたびに「さようなら柏崎刈羽原発!」「危険な核燃料は持ち帰れ」など抗議のシュプレヒコールを浴びせた。
(社会新報11.30日号より抜粋)

.. 2011年12月04日 14:48   No.350014
++ 山崎久隆 (大学院生)…120回       
原発59基は見方によれば正しいのです。

  ◆ 地震と原発事故情報 その252 ◆(11月30日付け)の記事について、
    補足です。
                        

◎ 12月3日(土)、Frying Dutchmanが東京の反原発デモ・集会に出演。
 ステージライブと、デモのサウンドカーで生演奏!
 17分間!魂の歌! Frying Dutchman「humanERROR」
《NO NUKES! ALL ST☆R DEMO 2》 
         のお知らせの中で
「原発59基とか多少間違えているところもあるけれども、そんなこと気にならないくらい圧倒される17分間。是非聞いてみてください。」
についてですが、

「原発59基」は過去に建設した発電設備を持つ原発ということであれば正しいのです。
内訳
 泊1〜3
 東通1
 女川1〜3
 福島第一1〜6
 福島第二1〜4
 東海原発(1998年廃炉)
 東海第二
 柏崎刈羽1〜7
 志賀1〜2
 浜岡1〜5(2009年1,2廃炉)
 敦賀1〜2
 美浜1〜3
 大飯1〜4
 高浜1〜4
 もんじゅ
 ふげん(2003年廃炉)
 島根1〜2
 伊方1〜3
 玄海1〜4
 川内1〜2
合計 59基

 なお、大洗町の常陽を含め60では無いかと思われるかもしれませんが、この原子炉には発電設備がありませんから、実験炉であって原発ではありません。
 もんじゅには28万キロワットの、ふげんには16.5万キロワットの発電設備がありますので、原型炉や原型炉であっても原子力発電所です。

あなたも数えてみて下さい。

.. 2011年12月04日 16:13   No.350015
++ たんぽぽ舎 (社長)…505回       
メルマガ読者から講演会・集会のお知らせ

イ ■三鷹 いのちと平和 映画祭■
緑の町・三鷹から平和の環を広げよう

○日時:2011年12月10日(土)
    12時開場 12時半開演〜18時
○会場:癒しと創造のスペース 沙羅舎
    こちら
    三鷹市下連雀3-1-24
    電話・FAX:0422-21-8617(会場の問い合わせのみ)
    三鷹駅南口、多摩川上水沿いに徒歩6分
○内容
 「隠された被爆労働者〜日本の原発労働者」上映
「源八おじさんとタマ」「脱原発いのちの闘争」上映
 「チベットの誇り 天に一番近い英雄「ケサル大王」」上映
  TALKイベント:原発・震災・チベット
 
チケット料金:\1,500(障害者・学生割引\1,000、小学生以下無料)
チケット購入・申し込み先:e-mail:info@sarasya.com
 tel:0422-47-6639(やさい村 11時〜18時)fax:0422-48-5072  
 販売所:やさい村,沙羅舎
 ★定員80名限定!お早めにお申し込み下さい。
主催:三鷹いのちと平和カツドウ
映画祭のパンフレットはこちらでご覧になれます↓
こちら

ロ「さよなら原発! 三鷹アクション 12.11(日)パレード」
○予定:2011年12月11日(日)
    13時半集合・14時出発・15時解散<雨天決行(小雨決行、荒天中止)

○集合:井の頭公園西園入口(万助橋近く)
○主 催:さよなら原発 三鷹アクション実行委員会
○連絡先:090-8083-1856
     nonukes.mitaka@gmail.com
     こちら

ハ 野呂美加さん講演会&交流会
 チェルノブイリのかけはし代表「野呂美加さんの講演会」を行うことになりました。
日時 平成23年12月18日(日) 9時半〜15時(軽食をご用意下さい)
場所 武里地区公民館 講堂(定員200名・要申込)
参加費 1000円・学生無料(要予約) 保育あり(200円※お問い合わせ下さい)

ご近所の方、お友達を誘って、是非ご参加下さい。

申込フォーム →https://ssl.form-mailer.jp/fms/51b54373170317
返信メールでご確認下さい。
電話・FAXでも受け付けています。電話080-3507-0176(山本) FAX 048-738-5081

放射能から子どもたちの未来を守ろう
〜5年後10年後子どもたちが健やかに育つ会・春日部〜
ブログURL  こちら
           (略称 健やか春日部)

.. 2011年12月04日 17:22   No.350016
++ たんぽぽ舎 (社長)…506回       
新聞・雑誌から
福島の除染担う「原子力機構」に大甘会計らく印
  検査院指摘「透明性、経済性 保たれず」

  隠ぺい改ざん脈々 前身の動燃何度も「反省」
   「これで安全」誰も信用しない

○政策仕分けで抜本的な見直しが指摘された高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)を運営する独立行政法人「日本原子力研究開発機構(原子力機構)」。同機構は今月、会計検査院から不適切な契約などを指摘された。前身の「動力炉・核燃料開発事業団(動燃)」も、事故隠しやデータ改ざんの前歴がある。繰り返される不祥事。その彼らにいま、福島の除染が委ねられている。(略)
 みんなの党の渡辺喜美代表によると、東京電力福島原発事故による汚染対策で、原子力機構は内閣府から除染実証業務を受注。ところが、警戒区域と計画的避難区域十二市町村のモデル実証事業の相場は七十二億円なのに、予算ではほぼ同内
容の事業で九十二億円を計上していた。(略)会計検査院は原子力機構にまつわる二つの問題点を発表。一つは三菱重工の小会社「三菱FBRシステムズ」(F社、本社・東京)との随意契約についてだ。同機構は2008、09年度に新たな炉心燃料開発など七十六件の事業をF社に委託、計百二十六億円を支払った。ところが、検査院によると、F社の見積もりは実際にかかった費用よりも大幅に割高。外注費全体で一・五倍、人件費だけに絞れば、一・八倍に上っていたという。
(略)検査院によるもうひとつの指摘は、同機構が「もんじゅ」の総事業費から職員の人件費や固定資産税を除いて公表していたこと。これらを含めると、一○年度末までの総事業費は従来の発表を約千五百億円上回る約一兆八百十億円に上った。


.. 2011年12月04日 17:40   No.350017
++ たんぽぽ舎 (社長)…507回       
○金銭上の不透明さが相次いで指摘された原子力機構だが、問題本質は金銭にとどまらない。動燃末期の九〇年代には不祥事が続発した。九一年六月、「協定違反」、九四年五月、IAEAから改善勧告。九五年十二月「もんじゅ」のナトリウム漏れ事故では、現場のビデオテープを意図的に被害を小さく見せる内容に改ざん。九七年三月には東海事業所(東海村)の再処理工場アスファルト固化施設での爆発事故(三十七人が被ばく)で虚偽報告。同年八月、東海事業所で低レベル放射性廃棄物のずさん管理が発覚。十月フランスからのプルトニウム輸送容器の検査記録の捏造も発覚。(略)北海道・泊原発3号機での検査の「記録改ざん指示」を内部告発した元原子力安全基盤機構検査員の藤原節男さん(六ニ)は(略)「事故は起こらないという建前と食い違う事実を一丸となって無視し、隠すのが原子力ムラだ。一般社会以上に内部告発黙殺され、締め付けられる。同僚からも異端視される中で、社会正義や公益にのっとった行動をとることは難しい」いわば、原子力ムラはモラルハザードの土壌だ。その中核の原子力機構が福島の除染を担っている。福島市の「渡利の子どもを守る会」の菅野吉広代表(四三)h「そうした機関が除染を担い、『これで安全』と評価して、納得できる保護者はいるだろうか」といぶかる。「有効な除染方法も固まっていないのに、す
でに多くの業者が入ってきて”除染ビジネス”の様相を呈している。手抜きを防ぐためにも、第三者の目をいれるべきだ」こどもたちを放射能から守る福島ネットワークの佐藤幸子さん(五三)もこの意見に同調する。「これまで除染技術もなければ、研究もしてこなかった組織が慌てて技術をを開発すると言っても期待できない。旧動燃がさんざんウソをついてきた歴史を思い返せば、仮に『放射線が下がりました』と言われたとしても信用はできない」
        (2011.11.22.『こちら特報部ー東京新聞』より抜粋) 

.. 2011年12月04日 17:54   No.350018
++ たんぽぽ舎 (社長)…508回       
スペースたんぽぽ学習会

反原発 議員・市民連盟第9回学習会

「どうする原発事故による放射性廃棄物」
日時 12月8日(木)18:30開場 19:00−21:00
話す人 
 藤原 寿和(廃棄物処分場問題全国ネット事務局長)
 坂東喜久恵(たんぽぽ舎副代表)

 放射性物質の環境への拡散か  被災地の支援か
 原発の推進なのか  反原発なのか
  ゆれ動く自治体、そして市民の動向は

まもなく23区や多摩地域での廃棄物受け入れが始まります。

.. 2011年12月04日 18:35   No.350019
++ たんぽぽ舎 (社長)…509回       
騙されるな、高速増殖炉は増殖できない
     増殖が始まるのに16年かかる
     まったく無意味な高速増殖炉
     もんじゅ開発の真の理由は核武装準備

 以下は12月3日に「2011もんじゅを廃炉へ!全国集会」でたんぽぽ舎が集会参加者に配布したビラです。


              ☆申し入れ書☆

        騙されるな、高速増殖炉は増殖できない

           2011年12月3日 核開発に反対する会 槌田 敦

【増殖が始まるのに16年かかる】

 高速増殖炉は、使った燃料より作り出す燃料の方が多いと、これまで宣伝してきた。多くの人々はこれを信じて、高速増殖炉研究の意義を認めた。しかし、まったくのウソだった。
 国際核燃料サイクル評価(INFCE)は、1980年、高速増殖炉(100万kw、70%稼働)のプルト(Pu)収支を報告していた。(この文ではプルトニウムのことをプルトという。ウラニウムをウランというのと同じである)
 このINFCE報告によれば、表1が得られる。ここで、分裂性プルトとは、質量数が奇数のもので、核分裂するPu239と241のことである。

表1 分裂性プルト(kg)の収支
初期投入 年間投入 年間回収 年間利得
3230 1292 1501 209

 この表1によれば、年間209キロ増えるから増殖することになるという。
 しかし、運転開始の時に投入したプルトが忘れられている。その量は3230だから、これを年間の増える量209で割ると、15.4年かかる。つまり、増殖になるのは、16年目からである。


【まったく無意味な高速増殖炉】

 そして、これを続けても2倍に増殖することはできない。得られる量は、投入した量のせいぜい1.16倍にしかならず、その作業年数は無限年必要とする。高速増殖炉計画はまったく無意味なのである。これは数学の間題として面白いから、計算を試みていただきたい。
 さらに、この増殖は再処理工程で、プルトの損失がないことを前提にしている。仮に、プルトの再処理回収効率が90%とすると、年間回収量は1351となるから増殖になるのに55年かかる。これは、高速増殖炉の寿命を超えている。

 そのうえ、現在の技術では、炉心の再処理はできない。その理由は、高速増殖炉でほ、使用済み燃料の中にある白金族の元素が妨害して使用済み燃料を硝酸で溶かすことができないからである。
 得られるものはブランケットのプルトだけで、その量は、年間238キロでしかない。年間投入量が1292キロだから、まったくの赤字である。


【もんじゅ開発の真の理由は核武装準備】

 それにもかかわらず、増殖というウソを掲げて、文殊菩薩を騙る二セもんじゅを運転し、その使用済みブランケットを再処理しようとしている。その目的は、ブランケットから得られる純度98%の超兵器級プルトである。それ以外に説明のしようがない。(238/243=0.98)
 昨年12月、文科省に対して、参議院福島みずほ議員より、ニセもんじゅのプルト収支のデータを請求したところ、拒否の回答があった。増殖しないことがばれるのを恐れてのことである。

 「増殖信仰」を吹き飛ばすことこそ、今問われている。反対運動の中心に据えていただきたい。

.. 2011年12月05日 08:09   No.350020
++ たんぽぽ舎 (社長)…510回       
もんじゅ「廃炉しかない」 
     敦賀で反対派全国集会に1300名が参加

○福島第一原発事故を受け、細野豪志原発事故担当相が、核燃料サイクルの核を成す高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の廃炉を検討する考えを明言する中、廃炉を求める全国集会が三日、地元で行われた。
 もんじゅに近い敦賀半島の白木海岸。全国から集まった千三百人が「もんじゅ運転再開はんたーい」と声を張り上げた。
 原水爆禁止日本国民会議(原水禁)や原子力資料情報室などが主催する集会は、ナトリウム漏れ事故が起きた十六年前の十二月八日に合わせ、毎年開かれている。

○今年の参加者は例年の五割増し。関係者は「個人参加が目立つ」と話す。
 愛知県扶桑町から参加した女性(36)は「福島の事故まで、原発のことは全然知らなかった。知れば知るほど怖くなり、止めなきゃと思った」と話す。
 もんじゅは核分裂でプルトニウムを増殖させやすくするため、冷却材に水の代わりに液体ナトリウムを使う。空気や水に触れると激しい発火や爆発を起こす恐れがあり、地震に弱いとされる。
 集会で講演した小林圭二・元京都大原子炉実験所講師は「原発よりはるかに危険で経済的にも成立しない。実用化のめども立たない」と語った。
 高速増殖炉計画は構想から既に半世紀余。もんじゅには一兆円を投じた上、トラブル続出でほとんど動かなくても年間二百億円以上の維持費がかかる。批判も受け、細野担当相は来夏をめどに、存廃を決断する考えだ。

○集会に先立ち、主催者らは、再稼働を認めないよう、もんじゅ周辺の自治体を回った。だが、敦賀市の河瀬一治市長は「運転再開を目指し、しっかりと研究成果を出す選択肢しか私は持っていない」と断言。財政面でも雇用面でも、原発に依存し、共存している。
 半径二十キロ圏にほぼ全域がおさまる南越前町の川野順万町長は「みな不安。でも私が賛成か反対を表明すると、利害関係がありすぎて地元はおかしくなる」と話す。
 原水禁の藤本泰成事務局長(56)は「地元が危機感を持っているのは確か。言いにくい気持ちは理解するが、廃炉に向けて、地元から声を上げてほしい」と期待した。

こちら
                 (東京新聞インターネット版より抜粋)

.. 2011年12月05日 08:36   No.350021
++ たんぽぽ舎 (社長)…511回       
11月15日「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原発」記者会見から

[編集部より]
 さる11月15日、スペースたんぽぽで行われた講演会「低線量被曝の時代を生き抜く」に先だってで開かれた「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原発」記者会見(主催:低線量被曝者の会・場所:千代田区有楽町の日本外国特派員協会)での各スピーカーの発言骨子(予め用意された発言内容)を数回にわたって紹介しています。今回はその3回目。
(15日のスペースたんぽぽで行われた講演会のDVDが完成しました。
 配布希望の方はメールでお名前、住所を記載した上でお申込み下さい。
 領価は1000円です。                     )

 「直ちに出た健康被害」−心がバラバラになって引き起こされた精神的被害
 子どもの命を守るのは、政府でないことがはっきりと

      子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク世話人 佐藤幸子

○私は、30年間自然に添った農業をしながら、子ども5人を育ててきました。チェルノブイリ事故後、石油や、食糧が輸入されなくなっても原発が止まっても、生きられるようにと、昔からの知恵や技を自分が受け継ぎ次の世代へと繋ぐ生き方をしてきました。その生活を、学びたいという人々が全国から集まり小さな共同体が出来ていました。
 今回の原発事故が、それらの全てを奪いました。大切にしてきた農地は、空から降り注いだ放射能のせいで、これまで無農薬で作ってきた安全な野菜を、今年は作ることが出来なくなりました。農民としてこれ程悲しいことはありません。

.. 2011年12月05日 09:08   No.350022
++ たんぽぽ舎 (社長)…512回       
○3月11日を境に、全ての福島県民の生活は一変してしまいました。地震、津波、原発事故三重苦のなか、それでも生きていかなければならない苦しさ。とりわけ、原発による被害は目に見えないだけに、それを受け入れることができない苦しさがあります。去年と何も変わっていない美しい風景の中に確実に存在する放射能は、そこに住むことができないと判断した人と、そこに住み続
けようと判断した人の間に、大きな溝を作ってしまいました。本来なら、同じ被害者であるはずの家族が、地域の人々が、思いを共有できないという悲しい現象、心がバラバラになることによって引き起こされた精神的被害、これが「直ちに出た健康被害」です。

 そして、今後ジワジワと出てくる低線量被曝による被害は、確率が低いからと何の手だてもしない。それどころか、これまで、100ミリシーベルト以下のデータが十分にないと言い、そのデータを集めるため福島県民200万人をモルモットにしようとしているのです。見えないはずの放射能で汚染された福島が、私には戦場に見えます。それはまさに、愚かにも人間が自然を征服出来
るかのごとく振る舞ってきた人類と、自然を大切にしたいと考えている人類との戦いの場です。自然豊かな福島「うつくしま福島」だからこそ、見た目には何も変わらない、「美しい戦場」となりました。

 放射能と、国家権力で子どもの未来を奪ってしまう戦場です。戦場に子どもは居てはいけないのです。戦場の炎の中にいる子どもたちを置き去りにしてはいけないのです。これまでの、経済優先の考えでは、子どもたちを救えないのです。子どもたちを救うあらゆる手だてを今すぐ行わなければならないと思います。

○原発事故の恐ろしさは日本中、世界中が感じたはずです。それでも尚、原発を止めないばかりか、原発を輸出すると言うこの国は、一体何を考えているのでしょうか。今後、何世代先にも及ぶ影響が出ると言うことをどう考えているのでしょうか。8ヶ月も炎の中に放って置いた政府に期待はできません。

 子どもの命を守るのは、政府でないことがはっきりしました。このままでは、「未来の子どもたちの命より、目先の経済のほうが大切だと21世紀の大人たちは判断しました」と、将来にわたり人類が滅びるまで、伝え続けて行かなければならないことになるのです。子どもの命を守れるのは、国民です。何が正しくてどうすることが命を守ることになるのか、心の目を見開き一人一人
が自分で判断して行動する必要があります。

 「子どもの命を守る」たったこの一つの願いを叶えるために、福島の親たちは立ち上がりました。全国の人々が福島の子どもたちを守るためにつながりました。あらゆる人々がつながり活動を進めなければならないですし、生き方をも変えなければならないほどの重要な決断をしなければならない時がきたのです。

 もし、これで原発が止まらなかったら、人類は滅亡への道を進むことになるでしょう。福島から発信された原発事故の恐ろしさが、世界中の人々に伝わり、全ての原発を止めることができるまで、活動を続けなければなりません。
福島の子どもたちのような悲しみを、もう二度と起こしてはいけません。ありがとうございました。

.. 2011年12月05日 09:23   No.350023

■--計測器の種類と目的と注意点
++ 原田 (小学校低学年)…5回          

.「放射能を自分で測定するにはどうしたらいいのか」


 放射線の計測器には沢山の種類があります。測定の目的と精度、予算によって計測器の種類も変わってきます。用途による違いとしては、大きく個人の放射線防護のためのものと、放射線計測のものに分かれます。

 個人の放射線防護の目的の計測器は「個人線量計」と呼ばれます。小型で電池で動作します。積算被曝量や設定値を超えるとアラームが鳴る機能があります。街中のホットスポットを探す際にはアラームをセットして歩き回るだけでそれなりの発見ができますので便利です。その代り「サーベイメータ」と呼ばれる放射線計測用のものより、精度や感度が劣ります。個人線量計を使って街
中で見つけたホットスポットの処置を行政とやり取りをするような場合、精度のたしかな「サーベイメータ」を計測しなおした方が話が早いでしょう。個人線量計はインターネットの通販でも入手可能です。国産のものではエステーやセーラーなどがあります。ロシア製やウクライナ製も人気があります。
サーベイメータは国産で有名なのは日立アロカメディカル製、富士電機製などがあります。行政や学校で買うなら良いですが、個人用としては高価です。クリアパルス製Mr.Gammaやホリバ製Radiなど12万円から14万円程度で購入可能です。国産のサーベイメータは学校に理科の実験用品を納入している会社に問い合わせると入手可否がわかります。

 食品の放射能汚染を計測するには、雑音を除くために鉛の遮蔽体などが必要です。また検出感度も高くないといけません。もともと大量に販売されるものでもないため、かなり高額になります。たんぽぽ舎で使用しているものは応用光研工業株式会社製および、キャンベラ社製です。

 なお、測定するときの注意点とし、一度計測器が汚れてしまうとその後の計測がおかしくなるので、ビニール袋などに入れて計測器自体が汚染されないようにしましょう。食品計測の際は容器をポリ袋で保護します。地面からの高さを揃えて計測すると後で汚染の分布を調べることができます。GM管式の測定器でシーベルト単位の表示は目安と考えましょう。シーベルトの値はシンチレ
ータ式などで確認しましょう。
 参考までに、食品の放射能測定を行っている組織団体の例を別表にします。

(財)日本分析センター
TEL 043-423-5325
URL こちら
(財)食品環境検査協会
TEL 03-3522-2331(東京事業所)
※上記以外の各地問い合わせ先は下記HP参照。
URL こちら
(財)日本食品分析センター
TEL 03-3469-7009(東京本部)
URL こちら
たんぽぽ舎
〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2 ダイナミックビル5階
TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
市民放射能測定所
〒960-8034 福島市置賜町8-8パセナカMisse 1F
MAIL: info@crms-jpn.com
URL こちら
.. 2011年11月27日 07:51   No.349001

++ ひまわり (幼稚園生)…2回       
テント日誌 11月23日、11月24日

<テント日誌 11/23(水)>
全国とつながり、ひろがり続けるテントひろば
―― 経産省前テントひろば 74日目 ――

 午前中、テントひろばには双葉町から避難してきている方が座り込みに来てくださいました。また、午後からはいわき市や茨城からいらっしゃった方々も。
差し入れに至っては、京都、愛知、福島など、先日の沖縄からのロールケーキに続き、全国から届き、テントひろば側では「全国物産展」ができてしまうのではないか?!と大盛り上がり。

 日一日と寒さが増すこの頃、テント座り込み24時間体制も厳しさを増しています。このような状況では、全国各地から届き物があるという事実そのものが非常に心強く、勇気をいただきます。みなさま本当にありがとうございます。

 23日は、「脱原発を目指す女たちの会」キックオフ集会がありました。これに合わせて、テントひろばには「原発いらない全国の女たち」の呼びかけ人の方々が集まって再会を喜び合い、ネット中継で集会を見守りました。

 キックオフ集会でも告知がありましたが、12月1日から、再び女たちの座り込みが始まります。「原発いらない福島の女たち」の世話人の一人、椎名さんの発案で、十月十日の座り込みです。壮絶な覚悟です。

 これに呼応し、「原発いらない全国の女たち」呼びかけ人の方々も上京予定です。東京近隣のみなさん、今日からぜひ、座り込みに来てください。私も座り込みます。よろしくお願い致します。

 テントひろばには、女たちの座り込みにも参加されていた80代後半の女性や5歳の女の子の姿もありました。老若男女、思い思いに座り、語り合い、ギターを奏でる人は奏で、太鼓をたたく人は叩き、即興のミニライブも。夕闇に包まれた穏やかな時間が流れていました。
(文責 ひまわり)

.. 2011年11月27日 08:38   No.349002
++ Y・T (小学校低学年)…5回       
<テント日誌 11/24(木)>
全国の人々を結んでいるテント・テントは全国運動に
―― 経産省前テントひろば 75日目 ――

 11月24日(木)晴れ。日射しのある日中は結構暖かかったが、日暮れとともに気温は急降下。寒い!と感じる折に、毛布や膝掛けの差し入れあり。有り難い。
 
 このところ全国各地からの来訪者が多いが、今日はまた格別であった。午前中に京都と奈良の青年が来る。国会に行く途中とのこと。午後には沖縄の海勢頭 豊さんが大阪・京都の方を伴って来訪。外務省に申し入れに行くそうだ。

 11/23の脱原発をめざす女たちの会キックオフ集会に参加された佐賀・福岡の女性2人が、玄海のチラシ・ポスターを持ってこられ、そのままテント前で座り込み。山形から二十歳過ぎの若者男女3名が来訪。その前からいた青年も交えた話し込む。議論好きのMさんが熱い議論を展開。きっと若者たちを前に血が騒いだのだろう。

 三重のおばさんもやってくる。厚労省との交渉の後だそうである。遠方からの方に1万円もカンパしていただいて恐縮する。

 アメリカのジャーナリストが取材に来る。ひまわりさんと熱心に話し込む。

 コミュニティ・ユニオン首都圏ネットワークの人達7〜8名が一日行動を終えてテントを来訪。今日の一日行動には東電申し入れ行動も組み込まれていたそうである。次々とカンパをありがとうございました。

 午後5時頃、もんじゅの院内集会・対政府交渉を終えた関西の一団(5〜6名)が来訪。その中に小林圭二さんもいた。彼は小出裕章さんの先輩でかの「熊取六人衆」の長老格であり、私たちにとって反原発運動の大先達である。今も精力的に飛び回っておられる。

 私事になるが、小林圭二さんとほぼ半世紀ぶりの再会をすることができた。50年近く前、彼は大学の2年先輩であったが寝食を共にするほどの活動を共にした旧知の間柄であり、何故かずっと出会う機会がないままにきていたのが、テントで思わぬ再会を得て、感無量であった。

 彼の話では、この経産省前テントと福岡の16000人の大集会トデモに刺激され、それに若者の関電前120時間座り込みもあり、大阪でもいろいろな運動体がまとまって反原発の大きな力を創っていこうという動きが始まっているとのことであった。
 テントひろばは、まさに一つの全国運動となってきているのだと、実感させられた一日であった。

 全国の人々と結び、その力をもって原子力ムラの司令塔=経産省に対峙し、再稼働を阻止し、脱原発への道を拓く。

 12/1からは福島の女性を先頭にした女性たちの十月十日の座り込み行動が始まる。

テントひろばは闘いの新たな局面を迎えようとしている。
                         ( 文責 Y・T )

.. 2011年11月27日 16:06   No.349003
++ たんぽぽ舎 (社長)…480回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内3つ

イ.11・26シンポジウム 生産者協同組合をめぐって
 主催:ルネサンス研究所
 日時:11月26日(土)13時30分〜17時
 会場:たんぽぽ舎会議室 東京都千代田区三崎町2−6
    ダイナミックビル4F 電03−3238−9035
 講師 由井格(社会運動資料センター)
    樋口兼次(白鴎大学経営学部教授)
 会費 500円

10・8仙台シンポ「協同の力で復興を!」おいて、仙台のさまざまな協同組合の報告をもとに、「東日本大震災」によって仕事と生活が奪われ、崩壊した地域社会をその固有性に基づいて再形成する課題が提起された。また、2012年は、国連が推進する国際協同組合年であり、さまざまなイベントが企画されている。グローバル資本主義の体制的危機に直面している現在、協同組合とい
う経済システムの再検証が問われている。今回のシンポは第1弾として、由井格氏の「日中・太平洋戦争下の中国の合作社について」と樋口兼次氏の「戦後日本の生産者協同組合の発生と経過」の報告を基に、協同組合運動の歴史と思想を検証する。(問い合わせ:090−4592―2845)

ロ.「知と時代の最先端をあゆむ4人の論者がポスト3・11の社会と文明を
展望します」12月2日

日時:12月2日(金)午後7時〜午後9時30分
場所:船橋市民文化ホール 大ホール (JR船橋から徒歩7分、京成船橋から
徒歩5分)
演者
 ・島薗進 (東京大学大学院教授 生命倫理・宗教学)
 ・影浦峡 (東京大学大学院教授 メディア・言語論)
 ・長沢哲 (京都文教大学准教授 哲学・生命論)
 ・松原弘直 (ISEP(環境エネルギー政策研究所)理事・主席研究員 環境・エネルギー論)
司会:朝倉幹晴 (船橋市議・駿台予備校生物課講師)
コーディネーター:田野尻哲郎 (東京大学大学院総合文化研究科博士課程・薬剤師)

 3月11日の東日本大震災と福島原発事故は、これからどのような社会、文化、生活様式を創りだしていくべきか、私たちに根本的な問いを投げかけています。
 持続可能で安全な代替エネルギーを土台とする社会と文明はどのようなものか?
 エネルギー政策、メディアとコミュニティー、生命倫理、からだと心という視点から、討論します。

講演者紹介、開場へのアクセス等詳細はこちら。
こちら

ハ.「フクシマと習志野をつなぐ集い」12月4日
日時:12月4日(日)午後1時30分〜
場所:船橋市東部公民館講堂 (JR津田沼駅北口・新京成新津田沼駅から徒歩
3分)
講演:フクシマの視点
講師:藍原寛子さん (福島在住 医療ジャーナリスト) 
フリーのジャーナリストとして福島原発事故を現場からレポートする作業を続けています。
パレード:午後4時〜 津田沼一丁目講演より
共催: 船橋憲法を生かす会 / PAC-3 実行委員会

PAC-3 強行配備から4年、大型弾薬庫建設から8か月
 − 武力で平和は作れない!ミサイル防衛から撤退を!
福島第一原発事故から9か月、今フクシマで何が今起きているのか? そして習志野では?
 − 原発さようなら!放射能から子供たちを守ろう!
TEL: 090-3509-8732
Mail: no-war@syd.odn.ne.jp

.. 2011年11月27日 16:45   No.349004
++ たんぽぽ舎 (社長)…481回       
新聞・雑誌から − 東京新聞
ストロンチウム 都内3カ所で検出
経産省前、東京国際フォーラム前、清澄白河駅前
横浜に続きストロンチウム―市民グループが確認

○東京・霞が関の経済産業省庁舎前(千代田区)など都内3ヶ所の路上に堆積
していた泥から、微量の放射性ストロンチウムが検出されたことがわかった。
福島第一原発から約ニ百五十キロとより遠い横浜市港北区のマンション屋上の
泥などからも十月中旬に確認されている。ストロンチウムについて文部科学省
は同原発から半径百キロ圏内でしか土壌調査しておらず、専門家などから調査
範囲の拡大を求める声が上がっている。
○経産省前路上など、土壌検査すべきだ:古川路明・名古屋大名誉教授(放射
化学)の話―横浜や東京でも見つかり、福島第一原発からのストロンチウムが
あちこちに飛散した事が分かる。量としては、多くはないが、国は住民に安心
してもらうためにも、セシウムの調査だけでなく、ストロンチウムもどこまで
広がっているのか、土壌検査すべきだ。
○微量でもやっかい:松井英介・岐阜環境医学研究所所長(放射線医学)の話
―ストロンチウム90は半減期が約二十九年。食品などから取り込むと骨に蓄積
し、血液のがんの原因となる。内部被ばくではセシウムよりも危険度が高いベ
ータ線を出し、微量でもやっかいだ。国はストロンチウムの食品の基準も具体
的な数値で示して、検査も実施すべきだ。(20011.11.24.東京新聞一面より抜粋)

.. 2011年11月27日 17:10   No.349005
++ 冨塚 (幼稚園生)…1回       
.「国は福島を見捨てるつもり」と思う
   しかし、福島県民は安全と思っている、この状況を変えるにはどうするか
   小児科医 山田真氏

11月22日、ユニオン東京合同の学習会(場所、神保町区民館)に参加しました。
講師は山田真氏(子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク代表)でした。
この日先生は6時まで八王子の病院で勤務されてから来ました。連日講演会に呼ばれている状態です。

□始めに一冊の本を紹介をされました。
国・福島県側が山下俊一氏を中心に県民に現在の放射線レベルは問題ない・安全だと言い続け、批判・反対派を封じ込めようとしている時に、この本は正しい知識を提供してくれるものです。

□中川保雄氏の「放射線被ばくの歴史」(1991年)著者は1991年死亡、最近まで絶版になっていました。
放射能の健康影響の科学的成果を見直すうえで非常に重要という声が多く(特に宗教学者の島薗進氏は復刊以前にブログで内容を紹介していた)復刊されました。

□山田先生の発言の主な点は下記の通りです:

○国・福島県は県民の健康管理調査を始めましたが、子供の健康診断のインターバルの長さ(ある年齢以上は5年に一度)は、治療を目的とするのでなく、問題なかったという結論を出すための手続きと思われます。
○尿検査でもセシウム検出せずと言っていますが、福島老朽原発を考える会がフランスに委託した分析では、1−3ベクレル/リットル出ています。
福島県の検査は検出せずの限界値が高すぎます。
重要な点は2か月後に行った同じ子どもの2度目の尿検査結果です。
福島を離れた子供は半減していますが、とどまった子どもは同じか増えています。
汚染地域を出ない限り、被曝し続けることを示しています。
○健康調査を福島県でだけ行うのはおかしい。他県でも放射線の高いところがあります。国民の健康を守る意思がないのは憲法違反です。
○大部分の医者は国・福島県とグルになっています。
福島のお母さんが子供が体調悪いと言っても笑い飛ばすだけです。
放射能の影響だというと村八分にされます。
○患者を診る医者の一存で放射線の影響でなく、別の原因とする診断結果を記録することが可能です。たとえば、昔、水俣病の手のしびれは首の骨の変形が原因とされました。肝臓病は酒の飲みすぎとされました。
○原発労働者は全く救援の手がなく、正しい放射線管理もされず見殺しにされています。原発労働者の人間としての権利を守れないなら今後起こるすべての人の健康被害も守れないでしょう。
○福島の子どもの甲状腺を定期的に調べるとしているのは、甲状腺がんは隠せないからです。チェルノブイリの子どもからわかるように甲状腺だけなく、脳、目、肝臓、腎臓、のど、皮膚等にも癌はできます。白血病も多く出ています。
ヨウ素を普段摂取している日本人はおそらく甲状腺がんはチェルノブイリより少ないと思われますから、甲状腺だけ調べて顕著には悪化してないとごまかすつもりです。
○結局、国は福島を見捨てるつもりと思います。
大多数の福島県民は安全と思って生活しています。不安と思って生活するのはつらいです。
この状況を変えるためにどうするか、真剣に考える必要があります。

.. 2011年11月27日 18:22   No.349006
++ 三上治 (幼稚園生)…2回       
12月から「十月十日(とつきとおか)の座り込み」

  椎名さん発案で「十月十日の座り込み」12月1日開始

■ テント前広場に出掛けて行ったらなにやら異様な光景が飛び込んできた。街宣車が大きい声を張り上げているのではない。街路樹のプラタナスが丸裸にされているのだ。紅葉前の葉が枝ごと切り落とされているのだ。何をするのだと抗議したいところだが、経産省前は放射能汚染度が結構高いことに気が付く。僕らは前から周辺を調べていて汚染度が高いことを報告してはいたが、新聞などの報道もあって動いたのだろうか。
 テントには全国のみならず、外国からの来訪者も増えているが新しい行動も持ち込まれている。11月23日には「脱原発をめざす女たちの会」のキックオフ集会が持たれたが、「原発いらない福島の女たち」の世話人である椎名さんたちの提起で再度の座り込みがはじまる。椎名さん発案の「十月十日の座り込み」である。そうか何が生まれるか、あれこれ想像するだけで楽しい。老若男女を問わず多くの人に参加して欲しい。12月1日(木)に開始である。何かと忙しい月が12月だが多くのアクションや企画の予定もある。

■ 前号で脱原発について議論を深めて行こうという提案をした。どんな形であれ、議論が進展することはよいことだ。僕らがこのテント前共同広場は原発の是非を問う共同の広場になるのを提起したことはそれだけ多くの議論が展開されることの期待も込められている。脱原発の意志を広く結集せんとすることは、原問題の理解が共通のものとして深まることである。例えば「原発と科学技術」「原発と体制や権力」「原発と社会」、これは思いつくままに列挙しただけであるが、また、脱原発と日本社会の現在から未来のビジョン(構想)の提示になると思う。3・11が僕らに突き付けた日本の転換ということに応えることでもあ
る。これは原発問題と諸々の問題(TPP.沖縄、憲法等)との関係を僕らに連関づけることを要求する。原発問題は原発問題としてだけあるのではなく、固有の問題としてあるのではないからだ。だだ、現代社会の矛盾と原発の存在を関係
づけ、現在から未来に渡る社会ビジョン(構想や理念)に結晶させていくことは困難なことを自覚している。これは自民党や民主党などの政党、知識人、メディア、僕ら全てが直面している問題だ。僕らに幾分かの語るべきところがあるとす
れば「問題の所在」に気が付いている程度である。このビジョン(構想や理念)はイメージとして言説(言葉)として出てくるが、神や前衛(上から)出てくるものではない。今は、自分の言葉から出発するしかない。だから、議論の内に変
革さるべき社会のビジョンを創りだされるのが大事なのだ。(文責 三上治)

9条改憲阻止の会連絡センター「連帯ニュース第192号(2011.11.25)」より

.. 2011年11月27日 18:50   No.349007
++ たんぽぽ舎 (社長)…482回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内2つ

 イ.12月7日(水)子どもがあぶない!放射能から守ろう!
   世界ヒバクシャ展緊急フォーラム
福島から全国へ広げよう、女性たちのWA!

場所:めぐろパーシモンホール 大ホール 東急東横線都立大学駅より徒歩7分
時間:昼の部 10時30分〜17時(開場10時) 交流タイム 17時〜18時30分
   夜の部 18時30分〜21時(開場17時30分)
【昼の部】放射能の身体への影響をどう抑えるか
(午前)
報告:竹野内真理(翻訳家、低線量被曝者の会共同代表)
   『知られていない被曝の真実〜汚染地から子供たちを避難させて』
講演:大谷ゆみこ(つぶつぶクリエイター、フウ未来生活研究所代表)
   『「食の転換」と「意識の転換」で恐れを手放し未来の始まりとしての今
   を生きよう!』
(午後)
 歌 :TOMOKO『ザマナイ〜時代よ!〜』
    (数多くの被曝者を生んだカザフ40年にわたる核実験を止めた歌)
講演:肥田舜太郎(6000人以上の被爆者を治療した医師)
   『広島の被爆者治療から学んだこと』
報告:佐藤幸子(子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク世話人)
   『子どもたちを放射能から守るために』
トーク(質問タイム)肥田舜太郎&大谷ゆみこ&佐藤幸子&竹野内真理
【交流タイム】ロビーで自由に交流(サンドウィッチ、飲み物の販売あり)
【夜の部】女性たちの作戦会議あり
【写真展】ヒバクシャを追った6人の写真家たち
     伊藤孝司 桐生広人 豊崎博光 本橋成一 森下一徹 森住卓
参加費:昼の部 1500円  参加申込受付中  夜の部 1000円
    昼の部・夜の部通し 2000円 高校生以下無料
主 催:NPO法人世界ヒバクシャ展
連絡先:080-3392-1110(森下) 03-3723-1004(事務所)
       URL こちら
  ※詳しいことは、お問い合わせ下さい。※少人数ですが保育室があります。


 ロ.2012/1/15さよなら原発・あきる野・初デモ
一緒に歩いてアピールしよう!
子どもたちの未来に、もう原発は要らない!

   2012年1月15日(日)

  13:30 秋川駅(JR五日市線)北口ロータリー集合
  ケーナectの生演奏
  さよなら原発のアピール
  13:45 デモ出発
  (小さなお子さんに合わせてゆっくりと、駅周辺を歩きます)
  15:00 秋川駅解散

 ◎プラカード、ゼッケンを工夫して、デモを盛り上げましょう!
 ◎寒い時期なので、防寒対策をしっかりと!

 主 催:さよなら原発〜にしたま〜
 連絡先:042-559-6941(谷口・辻)、042-559-8851(田中)、
  042-596-4569(佐橋)、042-597-4960(雨宮)
 メールでの問い合わせ先 kawarade@nifty.com

.. 2011年11月27日 19:16   No.349008
++ たんぽぽ舎 (社長)…483回       
核燃料再処理 露提案を隠蔽(にぎりつぶし)
   02年 内閣府・エネ庁 国の審議会に伝えず
    「六ヶ所工場稼働の妨げ」になるとして、文書を隠した

○ロシアが02年、日本の原発の使用済み核燃料をロシアで一時的に貯蔵(中間貯蔵)したり、燃料として再利用するため処理(再処理)するプロジェクトを提案する外交文書を送っていたことが関係者の話で分かった。
内閣府の原子力委員会や経済産業省資源エネルギー庁の一部幹部に渡ったが、六ヶ所村再処理工場(青森県)稼働の妨げになるとして、核燃サイクル政策の是非を審議していた国の審議会の委員にさえ伝えなかった。
当時、漏水事故の続発で再処理工場の安全性を疑問視する声が高まっており、不利な情報を握りつぶして政策を推し進める隠蔽体質が浮かんだ。
○「隠蔽が事実だとしたらとんでもない。」経産省の諮問機関「総合資源エネルギー調査会・電気事業分科会」で委員を務めた大阪大の八田達夫・招聘教授(公共経済学)は憤る。
六ヶ所村再処理工場は当時まだ放射性物質を流しておらず、解体すれば費用は3100億円で済んだ。しかし、使用済み核燃料を処理するアクティブ試験(06年3月)などを経て本格操業した後廃止すれば1兆5500億円かかる。八田氏は04年3月、分科会で「一度でも使ったら大変な解体コストがかかる。(再処理せず直接地中に捨てる)直接処分という選択肢も考慮すべきだ」と主張。八田氏は「工場を放射性物質で汚すか汚さないかを判断する上でロシアの提案は非常に貴重な情報だった」と語った。
                 (毎日新聞 11月24日より 抜粋)

.. 2011年11月27日 20:02   No.349009
++ QUEMA (幼稚園生)…2回       
テント日誌 11月25日(金)>
12/1からの女の座り込みへ、第2テントの用意整う
―― 経産省前テントひろば 76日目 ――

 99%の途上国的貧困層が1%の先進国の支配層にプロテストすることのバイオレンシャルな状況。
ポストモダンの抵抗戦略は、金融資本に冒された国有地の敷石を分有することから、始まったといってよい。これは世界同時的だった。
 世界歴史上、これほどの被ばく体験を持った国家はない。アメリカは加虐的戦争政策を停止できない。国家とはそれ自体、近代化の問題であって、世界普遍的。
「悲劇の誕生」はドイツ・ナチス政権を予言したが、この最悪の被ばくの連続性はどんな国家を創らねばならぬ事態なのか? 
  4人の青年の経産省前ハンガーストライキから始まったテント広場は、福島の女の、全国の女の座り込みと連携し、12月1日から、「十月十日(とつきとおか)の女の座り込み」と続く。
 ぐずついた霜月の悪天候が切れて、晴れ渡った今日、第2テントの床の手入れが、江田氏を頭としてなされた。湿った敷物が干された。張り巡らされた鎖がちょうどよい物干しざおとなった。そうして、隙間風を封じ、座敷を倍増し、整理棚が設置されたテントの中は、なんともあったかいものとなった。
 男は女の肥やしだといったのは谷崎潤一郎だった。覇権や父権が核開発=究極兵器とどういう暗黒の交渉をもっているか、女性は明晰な歴史感覚をもつことができている。ただ男のように表現しない。これ以上の犠牲者をだしてはならぬの
に、政府、東電は、放射能から国民を守ろうとしない! 
事態は深刻になるばかりなのに! いかなる惰性体も犯罪的だと感じる私ではあります。                
          ( QUEMA記)

( 附) 今日午後3時から 第17回原子力損害賠償紛争審査会が 文科省別館で行われた。それに先だって文科省前で前段集会が開催され、テントからも駆けつけた。
  満田さんの避難の権利と賠償〜原発事故のコストと社会〜脱原発という話に肯かされる。
自主避難者からのメッセージが紹介される。特に郡山市からの避難者の声として、「郡山市内の保育園の給食は福島県産の食材なのに、山下教授(福島医大副学長)の  友人は「山下教授からは、「お弁当と水は持ち込むように」と言われている』と言う話を聞かされ、不安になって夏休みを機に避難した。」又、福島市内の中学生の中には、「鼻血が出て医者にかかっても「花粉症』と言う病名しかつけてもらえない。」「鼻血が止まらず、止血剤を飲んでいる者もいる」との悲痛
なコメントもあった。
 富士宮市に避難している長谷川さんのメッセージにはいつも心打たれる。
今日の審査会は、前回光明が見え始めたと思えたのに、雲行きが怪しくなって事実上、避難の賠償を僅かな見舞金でネグレクトするような論調になっているという。

福島では「白内障」が多くなり、眼科病院が大混雑しているとの報もあり、健康被害がこれから本格化しそうな中、避難の権利確立と賠償を社会全体の課題として実現していくことが、脱原発社会への不可欠の事柄なのだと、改めて確認させられる。
         ( 文責 Y・T )

.. 2011年11月27日 21:20   No.349010
++ たんぽぽ舎 (社長)…484回       
無理してないのに体が柔らかくなった!冷静に議論ができるようになった!
   寝起きが良くなった!リラックスしすぎて寝てしまう!?
   日々の活動で疲れた体と心をリラックスさせ、次の一歩へ。

◆大好評のヨーガ(ヨガ)教室、『優しく心と体を強くするヨーガ』◆
   ☆毎週土曜日10:00〜 スペースたんぽぽで開催中!!☆

朝のさわやかな時間帯に、深い呼吸をしながら体を伸ばしてみませんか?
自分の体心と向き合うことによって、小さな発見があるかもしれません。

〜〜〜参加者の方の感想〜〜〜 Sさま(女性)

体を動かすだけでなく、座学もあるのがこの教室の特徴でしょうか。
特に秀海先生のお話は、古典的な説をご紹介の上で、“ここからは私の考えなのですが・・・”と日常に即した考え方を示してくださるので、
“なるほど!”と理解することができます。
そして、この座学での理解を自分の身体で実感できるのが、また楽しいのです。

たとえば、“呼吸で身体は柔らかくなるのですよ”、というお話の後、身体が硬かった夫の前屈が実際にどんどんできるようになっていきました。
腕を伸ばしても膝までしか届かなかったのが、
ほんの10分程度の呼吸法で足首まで、そして自宅でも続けたところ、すぐに床に手が付くようになったのには、傍から見ていても驚きました。

そして、今、いちばん面白いのは、自分自身の“立つ”感覚の変化です。
2本の足で起立してもどこかフワフワした感覚があるのでダンベル運動やバレエのバーレッスンを続けていたのですが、ヨーガで初めて身体が落ち着く感覚がわかりました。
立つ(ターダ・アーサナと言うそうです)ということ、秀海先生が“ヨーガをやると体の芯が通るようになります”と仰るのは多分こういうことかしらと感じています。

教室に参加するたび、小さな発見を積み重ねてゆける実感がとても楽しいです。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
スペースたんぽぽでやさし〜いヨーガをしてリラックスしませんか?

日時:毎週土曜日10:00〜12:00 
場所:スペースたんぽぽ
参加費用:1500円
講師:河野秀海先生→こちら(オフィシャルブログ)
予約はこちらまで!kokorokaradayoga@gmail.com
詳細はブログまで→こちら

.. 2011年11月27日 21:27   No.349011
++ たんぽぽ舎 (社長)…485回       
北電やらせ「道の関与」根拠メモ―世論誘導生々しく「北電社員も地元
住民」
 北海道電力泊原発3号機のプルサーマル計画をめぐるやらせ問題で、北電第三
者委員会が道の関与を指摘する根拠となった二00八年七月八日の道と北電担当
者のやりとりを記録した北電側のメモが存在することがわかった。北海道新聞が
入手した。道民意見募集に際し「北電社員も地元住民だよね」「匿名でも受け付
けている」など、道側が北電にやらせを指示する発言が記載されている。また同
計画の安全性に関する道の有識者検討会議委員への工作を疑わせる発言もある。
 文書は「同庁打ち合わせメモ(プル)<取扱注意>」と題したA4判の紙三枚
で、北電側が作成。国と道、北電が一体となってプルサーマル計画に関する世論
誘導を行っていたことを浮かびあがらせている。文書によると、打ち合わせに道
側から出席していた当時の村井悟・原子力安全対策課長(現・釧路総合振興局長)
らは、締め切りが迫っていた道民意見の二次募集について「反対意見ばかり」と
言及。その上で「北電社員も地元に住んでおり、地元住民だよね」「ちなみに
『○○町、匿名希望』でも受け付けている」などと述べ、原発周辺に居住する北
電社員に対し、匿名での賛成意見を寄せるよう要請した。(略)一方、プルサー
マル計画の安全性を議論した有識者検討会議(委員七人)の委員に対する工作が
疑われる記述もある。メモによると、経済産業省資源エネルギー庁から「原子力
に詳しくない委員に対し、北電から基本的なレクが必要では?」と促されたと道
側が発言。続いて委員の名前をそれぞれ挙げ、「○○委員(メモでは実名)には、
あまりヤリ過ぎない方が良い。急に会議でのスタンスが変わってもマズいし」と
北電に助言した場面もある。北電第三者委員会は、このメモの存在をもとに、報
告書で道の関与を「否定しがたい」とした(略)
(2011.11.21.『こちら特報部―東京新聞』より抜粋)

.. 2011年11月27日 21:33   No.349012
++ 柳田真 (小学校高学年)…24回       
11月29日(火)夕方のおさそい
原発を廃止するアイデア提案会(第4回)
みんなで発言、討論 − 山崎久隆さんを助言者に

○12月末には稼働原発が6基(10%)のみになる−全54基中−という日本原発史上、初めての事態(廃原発に一歩近づく)が生まれようとしています。
それだけに原発推進側も必死で、全権力と金の力を活用して水面下で原発再稼働のための方策(ウルトラCも含めて)を練っています。悪賢い人々、集団ゆえ今後何が出てくるか、予断を許しません。
○これらに抗して今こそ原発全廃を打ち出すチャンスです。そのための様々なアイデアや提案をもちよろう。過去1〜3回では色々の思いの披露(自己紹介プラスα)から始まり、現在の運動の改善や問題点の指摘、今後の方向性など、いくつも出ました。議論が少しずつ熟成されてきています。自分の思い・考えを自由に発言できる場です。積極的に参加を。提案文の持参も歓迎(A4版1枚に)助言者は山崎久隆さん

.. 2011年11月29日 09:18   No.349013
++ M・0 (幼稚園生)…1回       
テント日誌 11/26(土)
近づく師走へ、様々な想いとアクションは広がる
―― 経産省前テントひろば 77日目 ――

テントで頑張っていた富久さんが急遽、沖縄の高江に向かった。その富久さんからの便りがあった。
 原発問題と沖縄基地問題、その構造は同根であるだけに、富久さんもテントと高江を紡ぐような気持ちで頑張っているだろう。
 
 先日も記したが、テント近辺のプラタナスが丸裸にされて寒々と樹木の肌を晒している。この寒々とした光景は本格的な冬の訪れを知らせる。自然に被災地の人々のことを思い浮かべたりするが、そう言えば今日は福島県の双葉町から避難され、現在港区に住んでおられるKさんがテントを訪れた。
 Kさんはいろいろのことを話していかれた。「東電から支払われた100万円は後に返却とのこと。だから受け取らなかった」という。驚く。
 報道もされた仮払金のことだが、その現実を知る人は少ない。「電気代は支払いをしていない。これは東電の方と話しをするためである」。この種の話は良く聞くが東電の官僚的応対が透けて見える。
「東京の人には親切にしてもらっている。今いるところは3月11日まででその後が不安」と。原発震災で避難されている方の現状を僕らも実情が意外とわかっていないことを痛感した。

 今日はドイツとイタリアの人がテントを訪れた。ドイツとイタリアはヨーロッパの中で脱原発に踏み切った。第二次大戦時の枢軸国は悪夢であったけれど、今、脱原発の同盟ならいいのではないかと思った。
日本はドイツやイタリアから学ぶべきであり、いつもアメリカばかり顔を向けているべきではあるまい。
 テントには多くの催しのチラシなどが届けられる。脱原発の学習会、コンサート等の情報が伝えられる。
脱原発の運動の広がりを実感させてくれるが、中には小水力発電事例の載った小冊子を届けてくれる人もいる。脱原発の現実的な取り組みとその可能性を示していて、僕らの脱原発の方向やイメージを豊かにしてくれる。地方自治体も含めエネルギー転換の歩みを多くの人は進めており、あまりメディアの報じない情報だけに勇気を与えてくれる。

師走も近づきいろいろの企画が組まれている。簡単な紹介を。いずれもテント前広場、あるいはテント内にて。
 
 11月28日(月)歌声喫茶(13時〜18時)
 12月 1日(木)「十月十日の座り込み」開始日
 12月 3日(土)落語会(13時〜13時40分)
 12月 4日(日)12・4脱原発ミニライブ(13時〜17時)
( 文責 M・0)

.. 2011年11月29日 09:28   No.349014
++ 後藤 (幼稚園生)…1回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内

タイトル
    12月11日 反原発アクションin埼玉
    講演会 「肥田舜太郎さんに聞く」とデモ
内容
    日時: 12月11日(日) 13時30分〜
    会場: ときわ会館大ホール
           さいたま市浦和区常盤6-4-21(さいたま市役所隣)
    賛同費: 1000円のご負担をお願いいたします。

  ☆ 講演会 「肥田舜太郎さんに聞く」
福島第一原発事故による放射能汚染。海産物や農作物の汚染。政府・マスコミからは「健康に影響するものではない。」と。はたしてそうなのでしょうか?ヒロシマで被ばくし、その後60年にわたり被爆者の治療と内部被ばくの研究を続けて来られた医師肥田舜太郎さんのお話しを聞きます。

 ☆ デモ 16時〜
 講演会終了後に、脱原発を訴えるデモを行います。ときわ会館隣にあるさいたま市役所前を出発し、浦和駅西口まで行進します。

 講演会のみ、又はデモのみのご参加でも歓迎いたします。

 連絡先: 埼玉反原発アクション こちら
     後藤 090-1257-8983 saitamaaction@yahoo.co.jp

.. 2011年11月29日 10:08   No.349015
++ たんぽぽ舎 (社長)…486回       
地震の発生率が10倍以上に上昇 ― 震災前と比べて
   全国で11の活断層が。東大地震研の調査。東電柏崎刈羽原発が危ない!


 マグニチュード(M)9.0を記録した東日本大震災の影響により周辺での地震の発生率が震災前と比べて10倍以上に上昇した活断層が全国で11カ所あることが24日、東京大学地震研究所の研究チームの調査で分かった。
 特に断層帯の動きが活発化した可能性が高く発生率が上がったのは東北から中部にかけてで、長野県の境峠・神谷断層帯主部や岐阜県の猪之鼻断層帯、神奈川県・静岡県の北伊豆断層帯など6カ所。北伊豆断層帯は最も高い70倍となった。
 調査結果をまとめた東大地震研の石辺岳夫特任研究員は、東日本大震災のようなプレート間での巨大地震の前後で、大地震が集中する傾向にあると指摘。
「大地震に直結するわけではないが、活動が活発化しており、継続して監視するべきだ」(茨城新聞11月25日)

.. 2011年11月29日 10:25   No.349016
++ たんぽぽ舎 (社長)…487回       
原発再稼働を目論み、節電効果をひた隠す電力業界
   自動車業界のみで原発5基分の需要を解消した

○東日本大震災の影響で需給逼迫が深刻化した今夏は、産業界や家庭の節電努力で危機を乗り切った。とりわけ貢献度が高かったのが、自動車業界の休日シフトだ。関係者によれば、その効果は実に五百万キロワット。自動車業界のみで実に原発五基分の需要を解消できたとは驚きだが、何故かこれに神経を尖らせているのが恩恵を被ったはずの電力業界で、その節電効果をひた隠しにしているという。

○電気事業連合会が今夏の需給状況を発表した九月十六日。実はこのとき、八木誠会長(関西電力社長)の耳に五百万キロワットの数字は届いていたが、会見では「詳しい分析が終わっていない」と発表を避けた。電事連内部では「この数字を言えば原発不要論にすりかえられる」(関係者)との意見が支配的だったためだという。厳密には、ピークが下がった際、電力量が抑えられるのは火力発電であり、原発ではない。だが世間はその説明には納得しないだろう。需給逼迫を乗り切るために原発が必要という理屈を立てていたのが、ほかならぬ電力業界だからだ。家庭の節電はたかが知れており、貢献度は産業界がはるかに大きい。それをことさら強調しないのは、家庭における「過酷な節電」の方が、原発必要論を演出するのに効果的だからだ。電力業界は今冬も節電要請を続ける。節電のカラクリに気付かず、国民が音を上げるのを電力業界は待っているのだ。
(2011.11月刊選択より転載)

.. 2011年11月29日 10:31   No.349017
++ たんぽぽ舎 (社長)…488回       
たんぽぽ舎関連−11/29から12月の予定−

 イ.11/29(火)第4回原発を廃止するアイデア提案会
   あなたの意見・アイデアを持ち寄ろう討論会
   アピールを強めるには…、デモの目立ち度をアップするには…、財政を強化するには…、
   助言者:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)
   担 当:柳田 真、橘 優子
   会 場:「スペースたんぽぽ」
   資料代:500円

 ロ.12/3-4「もんじゅ」が一望できる白木海岸で「2011もんじゅを廃炉へ!全国集会」
主催の集会に参加
    1日で5500万円の税金のムダ使いやめよ!、
    そのお金を震災復興へ回せ!、
原爆用のプルトニウムを製造出来る「もんじゅ」原子炉を廃止せよ!
12月3日(土)から4日(日)…3日朝出発、4日夜帰京新幹線・在来特急・バス利用、交通費約14000円。宿泊は、別途5500円必要。
 お申し込みはたんぽぽ舎まで、FAXまたはEメールで。
氏名、年齢、性別、住所、電話番号を明記の上、「もんじゅツアー申込」としてください。担当:原田
FAX番号:03-3238-0797
Eメール:nonukes@tanpoposya.net

 ハ.12/8どうする原発事故による放射性廃棄物
  日 時:12月8日(木)開場18:30 19:00から21:00
お 話:藤原寿和さん(廃棄物処分場問題全国ネット事務局長)、
     坂東喜久恵さん(たんぽぽ舎副代表)
  会 場:「スペースたんぽぽ」
  主 催:反原発議員・市民連盟
  資料代:1000円

 ニ.12/10第6回母と父、子どものための保育付き放射能教室
   ◆闘う小児科医!!”ワハハ先生”こと、山田真さん講演会◆
  日 時:12月10日(土)13:30開場 14:00開演 〜 16:00
  講 師:山田 真さん
      (東京大学医学部卒業、梅村こども診療所勤務、「障害児を普通学校へ全国連絡会」世話人、医療被害者、公害闘争運動などにも関わ
      る。「ちいさい、おおきい」編集代表。育児書から絵本まで著書多数。「子供たちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」にて
      福島の子ども健康相談。)
  会 場:「スペースたんぽぽ」
  参加費:お一人様1000円 (会場代、資料代、講師謝礼などを含みます)
      保育の有無は関係なく一律です
  参加方法:予約制です。(定員100名)
    詳しくはこちら→ ブログ こちら
    保育のお申し込みはこちら→ こちら

.. 2011年11月29日 10:47   No.349018
++ たんぽぽ舎 (社長)…489回       
 ホ.12/13報告会−チェルノブイリ原発事故現地を視察して
  日 時:12月10日(土)18:30開場 19:00から21:00
      チェルノブイリ原発事故現地を視察して−
      平林祐子(都留文科大学)さんの帰国報告
  会 場:「スペースたんぽぽ」 参加費:500円
  共 催:たんぽぽ舎、東電前アクション

 ヘ.12/15ワンコイン上映会
  日 時:12月15日(木)開場18:00 18:30より21:00
上映タイトル…「肥田舜太郎講演DVD」予定
  会 場:「スペースたんぽぽ」 資料代等:500円

 ト.12/17反原発なにかしたい人・会議
  日 時:12月17日(土)18:30より21:00
      何かしたいけど何をしたらいいかわからない人と、したいことはあるけど何かの事情で始められない人…大集合
  会 場:「スペースたんぽぽ」 参加費:500円

 チ.12/22放射能と食の安全について
  日 時:12月22日(木)18:30開場 19:00から21:00
      「放射能と食の安全について」−
      ヒバク=自然+外部被曝+内部被曝−
  お 話:槌田博さん(放射能汚染食品測定室)
  会 場:「スペースたんぽぽ」 参加費:1000円

 リ.12/3、12/10、12/17『優しく心と体を強くするヨーガ教室』
   土曜日の10:00から12:00で開催します。費用:1500円
  講 師:河野秀海先生(インド中央政府科学技術省公認ヨーガ・セラピスト)
  会 場:「スペースたんぽぽ」
  詳細・ご予約は こちら
  随時ご予約受付中

 ヌ.12/10「がんばろう!さようなら原発1000万署名」集会とパレード
  日 時:12月10日(土)13:30から
  会 場:日比谷野外音楽堂

 ル.12/11原発再稼働やめよう行動
   すべての原発と再処理工場を即時停止せよ!
  日 時:12月11日(日)13:00日比谷公園中幸門(日比谷図書館裏)集合、
      14:00からデモ 電力各社へ申し入れ、経産省本館へ
  主 催:11.11-12.11再稼働反対全国アクション

.. 2011年11月29日 10:54   No.349019
++ たんぽぽ舎 (社長)…490回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内2つ

  イ.12/3「東京フクシマ会議」

   日 程: 2011年12月3日(土)
   第一部:13時〜16時20分 広瀬隆(作家)、森田省一(福島県双葉町)、
                長谷川健一(福島県飯舘村)
    第二部:17時〜20時「ポストフクシマをどう生きるのか?」
   場 所:全電通ホール( 東京都千代田区神田駿河台3−6)
   参加費:第一部1,500円、第二部1,000円、通し2,000円
   定 員:500名
   電話または、下記ホームページからお申し込みください。
予約受付完了後、1週間以内に店頭または下記郵便振替口座にて料金をお支払い下さい。
なお、1週間を超える場合は、改めてお申込みをお願いいたします。
・キャンセルされる場合は、ご連絡いただきますようお願いいたします。
・入金後はキャンセル及び返金には応じかねますので、ご了承下さい。
振込先 :郵便振替口座 00140-6-367207加入者名 :Gaiaの通販
※郵便振替口座でお支払いの場合、振込用紙の控えが、チケットとなりますので、
当日必ずご持参下さい。
※備考欄に「12/3 イベント代」と記載していただきますようお願いします。
お問合わせ:GAIA お茶の水店 03-3219-4865(担当:清水)
      こちら

  ロ.12/3稼働中の全原発の即時停止!
    2012年を全原発廃炉の年に!
    NO NUKES! ALL ST☆R DEM 第2弾!

 ◆日時:2011年12月3日(土) 雨天決行
 ◆時間:集会1部 13:00〜 デモ 14:00〜 集会2部 15:00〜17:00
 ◆集合場所:代々木公園けやき並木
       最寄駅→JR 渋谷駅・原宿駅(徒歩10分)
 ◆主催:NO NUKES MORE HEARTS
 ◆協力:LOFT PROJECT
 ◆協力参加:TwitNoNukes / エネルギーシフトパレード
  お問い合わせ:12.3●nonukesallstardemo.com
          (●を@に差し替えて送信ください)

.. 2011年11月29日 11:04   No.349020
++ ピープルズ・プラン研究所 (小学校低学年)…8回       
全国から電力会社・経産省を包囲しよう!再稼働反対12・11デモ
 12月11日(日)
   午前10時より、経産省前テントひろばで座り込み!
    ※千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」A12a出口すぐ
   午後1時:日比谷公園中幸門(日比谷図書館裏)に集合、集会開始
    ※千代田線・日比谷線「霞ヶ関駅」C1出口より200m
    <原発現地からの発言などを予定>
   午後2時:デモ出発
    ※プラカード、鳴り物などの持ち寄り歓迎
 12月12日(月)
   午前:交流会(弁護士会館:予定)
   午後1時30分〜3時(予定)
     :経産省要請・院内集会
 【呼びかけ】11・11−12・11再稼働反対!
       全国アクション実行委員会
 [連絡先]ピープルズ・プラン研究所
      (TEL) 03-6424-5748 (FAX) 03-6424-5749
      
      たんぽぽ舎(連絡先は末尾に)
 【ウェブサイト】こちら
 【ツイッター】@1111nonukes

.. 2011年11月30日 10:45   No.349021
++ 高橋幸子 (幼稚園生)…1回       
テント日誌 11/27(日)
未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動
―― 経産省前テントひろば 78日目 ――

11月27日(日)、好天の休日とあってテントはファミリーの来訪者が多く、終日賑わう。
ゆったりした穏やかな時間が流れる。
テント内ではバッテリーなどの電源関係がセッティングされ、照明等に向けた準備が進む。
 3/11以降(いや昨年から)、週末の街頭情宣活動を続けている長岩さんが数寄屋橋での
情宣を終えて、女性シンガーを伴ってテントにきて、テント前でミニライブ。
夜、福島から椎名千恵子さんが、12/1からのとつきとおかのテント村行動のための下見
にやってくる。根城となる第二テントの用意が調えられているのを見て感激の様子。 呼びかけビラができているので、簡単に紹介しておきます。(ビラはテントにあります。)
 
未来を孕む女たちのとつきとおかのテント村行動
生活時間 H22,12,1〜H23,9,11のとつきとおか
AM10:00〜PM3:00
(原則として上記。夜や夕方の企画も随時)
 ◎再び繋がります。続けます。・・・縫う、唄う、踊る、書く、描く、紡ぐ・・・
◎テント村で熱く語ります。
◎とつきとおか、いのちを守に、いのちを張ります。
経産省テント村行動へご参加下さい。どなたでも!!!
原発いらない福島の女たち 世話人:椎名千恵子
呼びかけ人  大賀あや、黒田節子、千脇美和、佐藤幸子、佐々木慶子、武藤類子、森園かずえ、人見やよい

事務局  高橋幸子

.. 2011年11月30日 11:03   No.349022
++ たんぽぽ舎 (社長)…491回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内
苫小牧市役所前で瓦礫受け入れ反対のデモをします。
 12月1日朝9時から苫小牧市役所前で、市長と議員向けに瓦礫受け入れ反対デモを行います。 苫小牧市役所前に集合。
( 搬出前基準は100ベクレル/kgということは焼却すると濃縮され3300ベクレル/kg これを一般廃棄物とあつかってよいとのこと。
埋めたてはもちろん製品としてのリサイクルもOK。
環境省のガイドラインを読むとフライパンも入っている。)
参加出来る方よろしくお願いします。


新聞・雑誌から
イ.原発事故指針改定での安全委の問題点―「防災圏拡大」を黙殺した。「福島」で不備が露呈した

 国が一九九九年と二000年に防災指針を改定した際、意見募集(パブリックコメント)で、原発事故に備えた防災対策の重点区域(EPZ)の拡大を求める意見が相次いだのに、原子力安全委員会が退けていたことが分かった。福島第一原発事故では重点区域を越えて放射性物質が拡散し、住民が避難をするなど、指針の不備が露呈。安全委の判断の甘さがあらためて浮かび上がった。
(2011.11.26.の東京新聞より抜粋)

.. 2011年11月30日 11:44   No.349023
++ たんぽぽ舎 (社長)…492回       
ロ.電力購入東電離れ―管内過半数の自治体が新規事業者を利用検討予想以上のコスト減も。しかし進まぬ市場自由化参入を阻む「発送電一体」の制度―高額なペナルティー壁に

○東京電力管内の386市区町村のうち、60市区町村が東電以外の小売事業者から電力を買い、東日本大震災を機に新たに158市区町村が一部の施設で使う電力を東電以外からの調達に切り替えることを検討していることが25日、毎日新聞の調べで分かった。自治体では、従来、コストよりも安定供給を優先する傾向が強かったが、今夏の電力不足を受け、大手電力以外からの購入を探る動きが広がったとみられる。ただ、電力小売事業者は育っておらず、潜在需要の増加に対応しきれない課題も浮かぶ。自治体が検討する新たな購入先は、特定
規模電気事業者(PPS=Power Producer & Suppliier)。00年に導入された「電力自由化」の後、新規参入した電気の小売業者だ。
○(略)すでにPPSから調達している自治体は東京都、神奈川、千葉、埼玉、群馬県の計60自治体で、158自治体が「今後、PPSからの購入を検討する」と回答した。(略)PPSに切り替えた自治体に電気料金の削減効果を尋ねると、東電から購入していた時期と比べて3〜30%程度低下していた。大手に頼ってきた電力供給の在り方に疑問を持つ大口顧客が増える一方で、PPSは「大手
の壁」に伸び悩んでおり、潜在需要に応えきれない「需給のミスマッチ」が続いている。背景には「電力自由化」の形骸化という電力業界の構造が透けて見える。(略)PPSや既存の電力会社が電力を売買する日本卸電力取引所(JEPX)は、業者間で売買が成立した電気の送電を東電の送電線に頼っている。「送電網使用停止」については東電との間で取り交わされた「約款」に定められており、JEPXに拒否権はない。だが、東電の送電網が使えなければ、PPSは契約先に電気を届けることはできない。結局、JEPXは5月31日まで東京市場の閉鎖を余儀なくされた。
○(略)日本では90年代半ば以降、海外より割高な電気料金に対する不満が強まり、自由化に向けた制度改革が本格化した。00年には電力の小売り自由化が実現し、契約電力量が2000kw以上の大工場や百貨店などを対象にPPSが自由に電気を販売できるようになった。契約電力の規制は、04年に500kw以上、05年に50kw以上に引き下げられ、同年「自由に」電気を売買できるJEPXも開設された。これで外見上は競争環境が整ったように見えたが、実際には思うように競争はすすんでいない。経済産業省によると、PPSは今年10月現在、商社やガス会社など計46社あるが、実際に電気の小売りを手掛けているPPSは27社で、残りは「開店休業」状態だ。PPSの販売電力量は自
由化対象となる電力の約3・5%しかなく、電力市場では事実上、電力大手10社の独占体制が続いている。取引所の関係者は「市場は送電線を持つ大手に支配されている。大手から送電部門を切り離す発送電分離がない限り、大手とPPSは対等な競争ができない」と指摘する。また、PSから撤退した企業の幹部は「大手は大手同士で価格をすり合わせ、需要家に圧力をかけて我々の商談
を壊しに来る」と憤る。(2011.11.26.毎日新聞より抜粋)

.. 2011年11月30日 11:59   No.349024
++ 大竹 (幼稚園生)…1回       
〜お母さんお父さんのための保育付き講座〜第6回目
闘う小児科医!!”ワハハ先生”に聞く、
『放射線と子どもの健康』山田真さん講演会

 はじめて出会う小児科の本といえば山田真さんです。まっすぐで熱い生き方、ワハハ先生の言葉に励まされ支えられて子育てをしてきた方は数多いと思います。福島原発の至上最悪な事故により放射能で汚染された大地、空気、海、食べ物・・・。日本の子供たち、福島の子供たちを救わねばと闘う小児科医、山田真さんが立ち上がりました!「原発事故と子供の健康」を真剣に考え、事故後福島にも何度も足を運び、今後の子供たちの将来を考え行動しているからこそ出てくる魂の言葉を・・・。ぜひ、聞きにきて下さい。現実を知ることから、始まります。

日時・・2011年12月10日土曜日
13:30開場 14:00開演〜15:30
場所・・・『スペースたんぽぽ』(水道橋)
講師・・・山田 真さん

 東京大学医学部卒業、梅村こども診療所勤務、八王子中央診療所理事長、「障害児を普通学校へ全国連絡会」世話人、医療被害者、公害闘争運動などにも関わる。「ちいさい、おおきい」編集代表。育児書から絵本まで著書多数。「子供たちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク」にて福島の子ども健康相談。

参加費・・・1000円 
申込み方法・・・予約制です。(定員100名) 

 『たんぽぽ舎:お母さんお父さんの為の保育付き講座』ブログのメールフォームよりお申込下さい。こちら
ご予約の際は、お名前、ご連絡先、参加人数、保育ご希望の方はお子様のお名前、年齢、人数、アレルギーの有無をご記入下さい。ネット環境のない方は、たんぽぽ舎までFAX、電話、ハガキにてお申込下さい。
保育…今回は会場と定員の都合で別室保育を予定しておりますが、参加人数により同室保育に切り替えることもあります。おやつは用意いたしません。必要な方はご持参下さい。         
※予約に限りがあります。お早めにご予約して頂ける様宜しくお願い致します。
(講座スタッフ 大竹)

.. 2011年11月30日 13:06   No.349025

■--TPPとは何か
++ 伝六 (大学院生)…129回          

TPPというのは、transpacific partnershipの略である。トランスパシフィックを環太平洋としているが、不適当の訳である。太平洋横断提携といったほうがよい。ちなみにtransatlanticは大西洋横断の意味で、大西洋の向こう岸で、アメリカからはヨーロッパを意味し、ヨーロッパからはアメリカを意味するが、トランスアトランティックといえばアメリカ人のことらしい。transAndeanというと、アンデス山脈の向こう側という意味だ。パートナーシップというのは、パートナーの状態をいう。パートナーというのは、ビジネスでは利益とリスクをともにして行動する者という意味らしい。パートナーになるのなら、何を共にするのかよくわかっていないといけない。リスクがよくわかっていないといけない。
.. 2011年11月05日 20:38   No.343001

++ 伝 (大学院生)…127回       
TPP交渉の発端?となったのはP4協定にあるということだ。P4というのは、シンガポール、NZ,チリ、ブルネイの四国で協定の名称はTrans-pacific Strategic Economic Partnership Agreement というのだそうだ。頭文字をとるならば、TPSEPAであって、TPPではない。EPA(economic partnership agreement)経済連携協定とはひと味ちがうのか、strategic戦略的という語を入れている。
このP4に米国、豪州、ペルー、ベトナムが加わって、目下TPPの交渉中だという。TPPを環太平洋パートナーシップ協定として報道しているが、協定ということはagreementであろう。いずれagreementに達するのだが、まだそれは確定していない。TPP交渉が行われているということである。その行われている交渉に、日本が俺も入れてくれという形で入るということなのか?(形として言っているので実質は入れと言われているのであろうが)。今TPPという言葉をきいただけでは、トランスパシフィック パートナーシップと聞いただけでは、半分暗号のようなものである。

.. 2011年11月08日 10:46   No.343002
++ タク (社長)…354回       
TPP賛成派は、TPP参加を第二の開国と言います。反対派はそれを亡国の外交と言います。どちらの言い分があるのでしょうが、関税問題は、外交問題であり多国間の経済問題なのでしょうから経済戦争です。

参加すれば、農業をはじめとして、関税や規制で守られている業界は被害を受けることでしょう。
だが、放射能汚染が進んでいる日本国でこれから先、農業は大丈夫なのであろうか。

カリフォルニア米やタイ米は食べたくないという方もいるのでしょうが、内部被曝のことを考えればコシヒカリを食べていると危ないかもと考える方もいるのではないでしょうか。

単純な話で申し訳ありませんが、参加しないというのであれば、時間がかかっても個別間の交渉を粘り強く続けることです。

TPP交渉を一つの経済戦争と捉えれば、植民地にならないようすることです。それを行える基盤は、日本人としての高度な精神性と文化的価値観や倫理観だと信じています。

.. 2011年11月17日 18:51   No.343003
++ 六 (大学院生)…122回       
P4協定になく、TPP協定の交渉で追加された分野に「サービス(金融)」、「投資」、「労働」の分野があります。これらはもはや貿易の問題ではない。投資問題等はよくわからないけれど、スチールパートナーがどうのこうのという問題があったのは記憶している。米国流投資ルールを押しつけられると、結局はげたかファンドにやられるようなことがまたおこるのではないか。・・・TPP加盟国の義務は他の加盟国にも強制される。そして、交渉に参加しなければ、協定の内容はわからない。いったん交渉に参加して、協定に参加しないことはマナー?違反である。どうもこれらはほんとうらしいので、TPP交渉というのは、俗にいうとヤバイと思わなければならない。・・・物品の交易に関税なしというのは将来そうすべきだと思うが、金融、投資、労働で各国共通ルール(いつ変更するかわからない)をつくろうというのは、おおいに問題がある。
.. 2011年11月20日 11:34   No.343004
++ 伝 (大学院生)…128回       
アメリカでは、TPPはTotal Poverty Program (against 99%)であるとデモをしている人々がある。1%の多国籍企業のためを考えているのがTPPであると。そういう危惧をいだいている人々がある。企業には有能な人もいるだろうが、企業の利益をはかる点で有能であるから、一般の人にはたのもしいとは言えない。経団連が動いて愛媛県西条市で住友化学が、農業経営に参入して、もうかる農業をやるという。そう聞くと心配なのは、住友化学はモンサントと提携している。遺伝子組み換え作物を栽培する用意をしているのでないかと。アメリカではすでに85パーセントだったか、遺伝子組み換え大豆である。今の日本政府の姿勢では、流通するのは大半が遺伝子組み替え大豆ということになってしまいそうである。遺伝子組み換え食品の安全性については、十分な検証がなされていない。学識経験者が安全安心を言っても、でたらめであることは痛感している。これは本当のことを言っていると直感できる学者等の言うことを信じるほうがより安全である。しかし真実を見る眼がくもっていないかという反省は必要であるが、でたらめについては見分けるのは必ずしも困難ではない。詭弁になれた人に真実を認識してもらうのはむつかしい。アメリカ国民の多数が気づくというのはむつかしいらしい。日本国民の気づきが必要だと思う。
.. 2011年11月25日 20:17   No.343005

■--11月末から12月に5つの原発が停止(点検)になる
++ 柳田真 (小学校高学年)…23回          

関西電力3基(高浜2号、美浜2号、大飯2号)、
   九州電力2基(玄海1号、4号)、
   稼働原発は6基(10%)のみ、全原発停止は目の前に迫った
あなたの参加-行動が原発震災を防ぐ力


(1)11月末から12月に5つの原発が停止(定期検査入り)する。関西電力の3基(高浜2号、美浜2号、大飯3号)と九州電力の2基(玄海1号、4号)である。日本の原発54基のうち、48基もが地震、津波事故や定期検査で停止するわけだ。これは全原発の約90%に当たる。残りの10%=1割の原発で日本の電気は今も大丈夫であり、その上、まだ余裕ありなのである。推進派の言う、“原発がなければ、日本の電気はもたない=不足する”といっていたあの大嘘はどこへ消えたのか。キチンと「説明責任」を果たしてほしい。真実は原発無しで電気は大丈夫なのである。

(2)定期検査の原発を来年早々稼働させようという経産省、電力会社の陰の工作が着々とやられている。福島原発事故の原因も解明されず、気象庁がM7台の余震、地震発生(阪神淡路大震災はM7.3、6600人死亡)を警告しているにもかかわらず、だ。「まず先に稼働ありき」で、机上のコンピューターテスト(ストレステスト)をやったことを口実に、危険な原発を動かそうとする。懲りない人々=原子力村に、私たちは怒る。

原発=大惨事が心配。稼働中の原発を停止せよ、原発の再稼働をするな。
青森の六ケ所再処理工場を即時閉鎖せよ。
この一点にむかって、全力を傾注しよう。
その運動の巨大な前進基地=経産省前テントを全力で防衛し、原発廃止の拠点としよう。
12月11日(日)の「日比谷公園−電力会社各社申し入れ−経産省包囲」の大きなう
ねりを作り出そう(11月21日記)
.. 2011年11月23日 08:10   No.348001

++ たんぽぽ舎 (社長)…473回       
<テント日誌 11/21(月)>
テントを結ぶ人々・テントに結ばれる人々
 ― 経産省前テントひろば 72日目 ―
   “民衆の脱原発ひろば”として守り育てることは私たちの責任

◎ 11月21日 晴れ。昨日の暖かさに比してぐんと気温が低下。日射しのあるうちはさほど感じないが、日が落ちるとめっきり寒くなってくる。
 昨夜から関西生コンの組合員4名が泊まり込んだ。現在日本の最強の闘う労働組合で、 今年の賃上げ分を全て東北の被災地の協同復興支援に回したことで知られている。
 マレーシアで反貧困のoccupy運動をやっておられる方でテントを来訪。
 昼には福島の佐藤幸子さんがやって来た。あの「福島の女たちの座り込み行動」の中心メンバーの1人である。あの時以来の何度目かの来訪である。11/13の福岡の16000人の行動に参加して、その帰りに大阪に立ち寄った後の来訪
という。(いったん福島に戻った後だったかも・・・。ともかく脱原発のために精力的に全国を駆けめぐっておられる。)
 ぷくぷくえほんカレンダーを置いていかれる。大阪のぷくぷくの会(障がい者がみんなと共に働く会)発行の心温まるカレンダーです。テントで取り扱っています。
 テントはこうして全国の、世界の多くの人々と結ばれていく。
◎ 福島の佐々木慶子さんの県議選応援に駆けつけていた女性達の間で、12月1日より 十月十日(とつきとおか)のテントでの座り込みをするという話が持ち上がっているという。
10/23の「脱原発をめざす女たちの会」のキックオフ集会で呼びかける予定だという。凄いことを考えるものだ、と唸らされる。その時には是非、呼応と支援・連帯をお願いしたい。
 私事であるが、膝の変形性なんとかや風邪気味ということもあって暫く泊まり込みは回避していたので、2週間ぶりの泊まり込みとなった。深夜の不寝番をする。テント内の気温は10度を割っている。さすがに寒気が足下から伝わってく
る。いよいよ防寒対策をしっかり考えねばと感じる。防寒着等の差し入れは相次いでいる。
◎ テントを気遣い、そこに自らの意志や思いを託し、さりげない行為を重ねながら、公然とは見えない連帯を築いている人々が沢山いるのだ、そういう人々によってテントは支えられているのだと痛感させられる。そういう人々の思いや希望を常に頭に置きながら、テントひろばを”民衆の脱原発ひろば”として守り育てることは私たちの責任であるのだろう。

.. 2011年11月23日 08:18   No.348002
++ たんぽぽ舎 (社長)…474回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内3つ

 イ.11/26肥田舜太郎先生講演会
   「子どもたちを放射能汚染から守るために大切なこと」

 日 時:11月26日(土)10〜11:30(受付9:30〜)
 場 所:浦和コミュニティセンター10F 多目的ホール
     JR浦和駅東口下車徒歩1分・さいたま市浦和区東高砂町11-1
講 師:肥田舜太郎先生(全日本民医連顧問、日本被団協原爆被害者
中央相談所理事長、1917年広島県生まれ。広島で軍医として
勤務中に被爆。 以後66年にわたって、ヒバクシャ治療に
携わってきた。埼玉県在住。)
参加費:1000円(当日受付にて支払)高校生以下無料
定 員:400名
お申し込み:こちら
メール:kodomosukoyakasaitama@yahoo.co.jp

  *自己責任の元でのお子さま同伴OKです。(託児はありません)
主 催:5年後10年後こどもたちが健やかに育つ会・埼玉(さいたま・越谷・春日部)
     私たちは子どもたちの健康で安全な未来を願う親たちの集まりです。
     自治体との交渉、講演会、勉強会、情報交換会を行っています。

 ロ.11/27「『チェルノブイリの祈り』とトークセッション」

 福島の復興を主に文化面でサポートしようとするNPO法人「ふくしま支援・人と文化ネットワーク」がいよいよ始動します。
 この間、「新版・はだしのゲン」や「チェルノブイリの祈り」などの作品を通して一貫して反核・反原発を訴えてきた神田香織の講談と、福島で除染活動や地域再建を担う方々によるトークセッションがあります。
 ■《ふくしまの今を考える
   ─神田香織講談「チェルノブイリの祈り」とトークセッション》
 日時:11月27(日)13:30〜16:30(開場13:00)
 会場:新宿・全労済会館/スペース・ゼロ
 内容:第一部●講談「チェルノブイリの祈り」神田香織
    第二部●トークセッション「ふくしまの現在を語る」
    パネリスト
    ・阿部 光裕 (福島復興プロジェクト「花に願いを」代表)
    ・松崎 康弘 (いわきいきいき食彩館委員会代表)
    ・神田 香織 (当NPO理事長・講談師)

 ★詳しくは、こちら
 ★ただいま、ホームページから参加申込みを受け付けています。
  こちら

 ハ.11/27柳田真講演会
 
 3月11日に発生した東日本大震災は、福島第一原子力発電所の事故を引き起こしました。半年たっても影響が残っている原発事故の問題を考えるための講演会です。
たんぽぽ舎から柳田真氏を招いて講演を行っていただきます。

 日 時:11月27日(日)午後2時から
 場 所:秩父市福祉女性会館(秩父市野坂町)
  西武鉄道西武秩父駅より徒歩3分くらい

     参加をご希望の方は、秩父地区労までfaxで連絡を
     いただくとありがたいです。
 連絡先:0494-22-1847(電話、fax、同じですが不在の場合があります)

.. 2011年11月23日 10:11   No.348003
++ 鈴木泰彦 (幼稚園生)…1回       
菅原文太さん脱原発を語る―東京新聞11月21日
   危険な物はやめよう 事故後の日本、なぜ変わらない?

東京新聞11月21日(月)で菅原文太さん(俳優)が「原発なくても十分やっていける」と脱原発を語っています。菅原発言の小見出しの記事部分を紹介します。(本文は別の機会に抜粋して紹介予定)

・危険な物はやめないと
・事故後の日本なぜ変わらない?
・暮らしの原点に立ち返って
・縁が深い東北、放射能に心痛む
・経済成長より大切なものがある

【人】菅原文太(すがわら・ぶんた)
1933年8月、宮城県生まれ。58年、新東宝入社。松竹、東映などで多数の映画に出演し、シリーズ化された「仁義なき戦い」「トラック野郎」は大ヒットした。山梨県北杜市で遊休農地を借りて農業生産法人を設立、有機農業に取り組む。都会か
ら農山漁村への移住を手伝うNPO法人「ふるさと回帰支援センター」顧問も務める。

【序文】菅原文太さん脱原発を語る
 「生活様式を変えなくても、みんなが使っていない電気を消すくらいで、原発がなくても十分やっていけるんじゃないの」。そう話すのは、俳優の菅原文太さん(78)だ。数々の映画やテレビドラマで確固たる地位を築いた゜国民的俳優゜は、山梨県で無農薬の有機農業にいそしむ毎日。南アルプスを望む豊かな自然のもとで、脱原発への率直な思いを語ってもらった。


『優しく心と体を強くするヨーガ教室』

  当面、土曜日の10:00から12:00で開催します。
  11/26、12/3、12/10、12/17、12/24
  随時ご予約受付中
 講師:河野秀海先生(インド中央政府科学技術省公認ヨーガ・セラピスト)
 会場:「スペースたんぽぽ」
 詳細・ご予約は こちら
 費用:1500円


〔たんぽぽ舎よりお願い〕

  山谷労働者への支援物資送付については、下記日程でお願い致します。
  支援物資の保管場所の関係上、受付期間を厳守下さい。

  受付け期間
  物 資:12月5日(月)〜12月14日(水)到着分まで

  送付先:〒101‐0061東京都千代田区三崎町2−6−2 タ゛イナミックヒ゛ル5F
         「たんぽぽ舎」支援物資担当宛 (tel 03‐3238‐9035)

  現金カンパ:12月1日(木)から12月14日(水)まで受け付けます。
    現金カンパは郵便振込みでお願いします。
口座番号:00180−1−403856 加入者名:たんぽぽ舎
[山谷支援カンパ]と明記して下さい。

.. 2011年11月23日 11:13   No.348004
++ 広瀬 隆 (小学校低学年)…7回       
原発破局を阻止せよ! 本震と余震で危機一髪の事態
   −六ヶ所再処理工場即時閉鎖と全土の原発即時廃炉を急げ
日本人が生き残るために、何を第一になすべきか。われわれが、すぐに手をつけて解決しなければならないことは、何よりも、次の放射能事故による日本の絶望的な破滅を食い止めるための、「六ヶ所再処理工場の即時閉鎖」である。
そして、高速増殖炉もんじゅの後始末を含めた「全土の原発の廃炉断行」である。(略)
 青森県下北半島の付け根にある六ヶ所再処理工場は、原爆材料となるプルトニウムを生産する化学工場である。原子力プラントの一つではあっても、爆発しやすい液体を大量に使って、きわめてデリケートな化学処理をしながら、溶解した成分を、「高レベル放射性廃液」と「プルトニウム」と「ウラン」に分離する化学プラントである。ちょっとしたミスによって、たとえ地震が襲わなく
とも、大爆発するおそろしい工場なのだ。この再処理工場には、日本全土の原子力発電所から、最も危険な使用済み核燃料と呼ばれる放射能のかたまり、「高レベル放射性廃棄物(死の灰)が集められてきた。この放射性廃棄物こそ、現在、日本全土に飛び散って、食品に侵入し、汚泥や瓦礫となって、我々の生活を脅かしている放射性物質のかたまりである。その再処理工場が、つい3年ほ
ど前、2008年末に再処理が不能になるという異常事態になって、工場内の巨大な3000トンプールが、死の灰でほぼ満杯、2827トンに達している。ここで、われわれに恐怖を与えるのは、運転を停止していた福島第一原発4号機で3月15日に、使用済み核燃料1331体と、新燃料204体、合計1535体が貯蔵されていた燃料プールが、電源喪失のため過熱して水素爆発を起こしたことである。
それに対して、六ヶ所再処理工場にある使用済み核燃料は、1998年以来、2011年まで13年間にわたって全国の54基の原発から集めたとてつもない量の放射能である。4号機のほぼ10倍なのだ。(略)
 東京電力が隠そうとし、絶対に知られたくないのは、六ヶ所再処理工場の危険性である。この使用済み核燃料とは別に、240立方メートルという大量の高レべル放射性廃液が、六ヶ所タンクに貯蔵されている。この廃液は、全国に降り積もった放射性物質とは、危険性のレベルがまったく違う。液体であるため、絶えず冷却し続けなければならない超危険な物体であるため、もし冷却用のパ
イプが地震で破断したり、津波による停電が起こったりすれば、たちまち沸騰して爆発する大事故となる。そのほんの一部が漏れただけで、北海道から東北地方の全域が廃墟になるほどの大惨事になることが分かっている。なぜこのように不安定で危険な液体がタンクに保管されているかといえば、再処理工場を運転する日本原燃が、この液体をガラスと混ぜて個体にし、安全に保管する計
画だったが、そのガラス固化に完全に失敗したため、再処理が行き詰まってまったく操業不能に陥り、仕方なくそうなっているのである。(略)
 日本人は、ノンビリしすぎていないか。報道界は、日本人生き残りの可能性について、急いで国民規模の議論を始めなければならない。何をしているんだ!(2011.11.22.『週刊朝日12.2号―原発破局を阻止せよ!』より抜粋)

.. 2011年11月24日 08:04   No.348005
++ M (幼稚園生)…1回       
テント日誌 11/22(火)
直接的対話のススメ&不要になった毛布ご寄付のお願い
  − 経産省前テント座り込み73日目 −

 今日は後の方から報告します。それぞれ男女用のテントには泊りがあったのですが不寝番をしてくれるメンバーがいます。私は寝てしまいました。不寝番をしていただいた人にはお礼をいいます。日中は穏やかで温かくともやはり夜は冷え込みます。いろいろと防寒具の差し入れもあり寝袋も温かいのですが、それでも深夜は冷えます。寒さで目の覚める事も時折あります。それでこれは
お願いですが、不要になった毛布を寄付していただけないでしようか。宛先は郵便番号100−0013千代田区1−3−1経産省前テントで届きます。


 最近の特徴として夕方からテントを訪れる人が増えています。会社帰りの人が多いのでしようか。テントの中ではいろいろの話がなされ、結構盛り上がります。老人たちの昔自慢風の話も少なくないのですがそれはそれでいいのでしよう。また女性の訪問者も多くなってきています。男だけだと自然に宴会風になるのですが、女性の参加が増えるとこれも変わってきます。面白いものです
ね。秋の夜長にこういう場所があるのはいいですね。今はネットという場所での対話が増えてはいるのでしようがこういう直接的な会話はいいのでしよう。
直接民主主義といいますがそれも直接的な対話から始まるのでしよう。
 外国の方の訪問も増えています。世界的な占拠運動の広がりもあるのでしよう。世界的に有名(?)なカメラマンも来て写真を撮ります。外国の雑誌や新聞で「日本の占拠運動」として紹介されるのでしようか。これは私のいない時の事ですが、ある外国の方がここに全学連いるのですかとたずねたそうです。
そこにいた人はなんて答えたのか(?) 私は歴史と言うのはこんな風に伝わっていくのかという感想を持ちました。
 あるジャーナリストは経産省で開かれた枝野大臣の記者会見の模様を伝えてくれました。彼は放射能許容量の質問に対して「20ミリシーベルトを超えないようにしたい」の一点張りであったとのことです。現行の法律では1ミリシーベルトが基準値ですが放射能汚染の現実がとっくにこれを超えていることを認めざるをえなくなっているのです。法治国家を強調するのなら現行の法律との関係について答えるべきでしよう。そこは避けて勝手に修正した20ミリシーベルトしか言わないのは無責任ですね。「子供たちの20ミリシーベルト」問題に本気で応える気があるのか疑問のあるところです。
 11月25日(金)は「原子力損害賠償紛争審議会」が開催されるそうです。
また、自主避難の方の賠償の範囲も決まりそうとのことです。午後二時から文部科学省の前でのアピール行動が提起されています。テントの近くですのでテントにお寄りの方は参加してください。(M)

.. 2011年11月24日 08:35   No.348006
++ たんぽぽ舎 (社長)…475回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内3つ
イ.源八おじさんの原子力映画ガイド その3

ワンコイン上映会で『もんじゅ西村裁判』上映決定!
11月24日(木)19:00〜21:00

源八おじさん

〇『もんじゅ西村裁判』上映決定!
 スペースたんぽぽで好評開催中の「ワンコイン上映会」。11月24日(木)19:00からは、「もんじゅスペシャル」です。高速増殖炉「もんじゅ」に関連する基礎映像から、最新のニュースまで、まさに今話題の「もんじゅ」を知ることができる充実したラインナップですが、中でも必見なのは『もんじゅ西村裁判』
(約25分)です。
 1995年12月8日、高速増殖「もんじゅ」で冷却材のナトリウムが漏れる事故が発生。事故の規模を小さく見せるために、動燃(現在の日本原子力研究開発機構)は、事故の様子を撮影したビデオを隠蔽しようとしました。しかし、そのビデオの存在が発覚し、動燃はマスコミからのバッシングを受けます。その渦中で、社内調査を担当していた総務部次長の西村成生さんが、謎の死を遂げます。遺書があったことから、警察は自殺と断定。以後、マスコミによる動燃追及は沈静化したのでした。
 西村成生さんの死に疑念を抱いた妻、西村トシ子さんは、真相を探っていきます。警察発表では、ホテル8階から飛び降り、頭蓋骨骨折による即死とされているのに、遺体のレントゲン写真には全く骨折の様子はなし。しかも筋肉の状態から、即死ではないこともわかりました。遺書には他人の筆跡が書き加えられていて、そもそも遺書としての信憑性も疑わしい。さらに遺体の深部体温から計算した死亡推定時刻は、成生さんが飛び降り自殺したとされるホテルにチェックインする時間より前。宿帳も公開されず、ホテルにチェックインしたという証拠もまるでないのでした。
 まさに「日本の黒い闇」に立ち向かう西村トシ子さんと支援者たち。この複雑怪奇な事件のあらましをわかりやすく描いたのが『もんじゅ西村裁判』です。
DVDも好評発売中ですが、原告の西村トシ子さんも会場にお越しになるこの機会に、大スクリーンでご覧になってみてはいかがでしょうか。

.. 2011年11月24日 09:24   No.348007
++ たんぽぽ舎 (社長)…476回       
ロ.原発撤廃・ストップ憲法審査会! 憲法96条“改正”を許さない
  11月25日

(開会・開始時間) 11月25日(金)18時開場 18時30分開会
(開催場所)文京区民センター3A
      最寄り駅 都営三田・大江戸線春日駅A2出口2分

<プログラム>
○ 映像で見る大震災・福島第一原発
  解説と話 田中三彦さん
      (サイエンスライター 福島第1原発4号機設計関与)
○ 福島・南相馬からの訴え
  国分富夫さん(現在南会津町で避難者の会を結成して活動中)
○ 呼びかけ人3氏から
  内田雅敏(弁護士)
   原発・震災と日本国憲法(第13条の視点で)
  山口正紀(ジャーナリスト)
   緊迫する憲法情勢(憲法審査会始動・「憲法96条改悪」の動向など)
  二瓶久勝(元国鉄闘争共闘会議議長)
   原発と労働組合(国鉄闘争を発展させる労働運動を)

主催 「国民投票法の撤廃を求める実行委員会」第8次集会
〒113−0033 東京都文京区本郷3−29−10 飯島ビル2F
TEL 03−5802−3809 FAX03−5802−3806
E−mail: kaiken_no@yahoo.co.jp
こちら

ハ.エントロピー学会・関西セミナー 原発問題・連続講座
 「温暖化言説は原発推進のため ‐マンハッタン計画から福島事故まで‐」
対談の骨子:二酸化炭素による地球温暖化の脅威という言説は、原発推進のためだ。IPCC(気候変動に関する政府間パネル)のパチャウリ議長の発言などからそのことは明らかだが、まだその認識は進んでいない。この講座では、対談形式で原発推進論の歴史的起源を探る。

<対談>
中尾ハジメ氏(京都精華大学) vs室田武氏(同志社大学)

【日時】 2011年11月26日(土)14時〜16時30分
【会場】 同志社大学新町校地「尋真館」6号室
     京都市営地下鉄「今出川」駅より北西方向に徒歩約7分。
【参加費】会員・非会員同額/予約不要 一般:500円 学生・大学院生:無料
     (会員以外の皆様の参加も歓迎します。)
【主催】エントロピー学会・関西セミナー ホームページ:こちら
 エントロピー学会 ホームページ:こちら
【お問い合わせ先】同志社大学経済学部 和田喜彦
 yowada@mail.doshisha.ac.jp
 電話Fax:075-251-3582

.. 2011年11月24日 09:41   No.348008
++ たんぽぽ舎 (社長)…477回       
福島原発事故にかかわる市原市「生涯学習講座」(11月19日)のウソとひどさについて

 はじめてお便りします。市原市の船井汎彦(ふないひろひこ 
hirohiko-funai-inaba@viola.ocn.ne.jp)と言います。いつも貴重な情報の数々、ありがとうございます。

 さて、下記にありますように、11月19日、市内の公民館で原発関連の講演会(生涯学習講座)がありましたので、報告します。
 公民館(市原市)が主催した福島原発事故関係の初めての企画でしたが、その内容は、かの「ミスター100ミリシーベルト」こと山下俊一教授顔負けの内容でした。

 なお、市原市の放射能線量は文科省・県発表(地上1m)で0.04μSv/hから0.07μSv/h前後ですが、やはりホットスポットがあります。(NHKは、測定の高さ位置をふせたまま、いまだに地上高7mの値。何回も文書で是正を要請しましたが、現在まで黙殺されています)。

 また本日(11月23日)の千葉日報によると「市内教育施設で28施設520箇所中92地点が除染実施の市の基準値 0.23μSv/h」を超えました。そのうち集水枡の土砂表面1cmで2.29μSv/hの報道です。一部の箇所では除染後も値が下がらず、現在も立ち入り禁止の措置がとられています。

 11月19日、市内の姉崎公民館で講演会(生涯学習講座) 「東京電力福島第1原子力発電所事故と放射線の人体への影響について」があった。60名ほどの参加があった。
 この講師(今年の3月まで原子力安全委員会技術参与の西郷正雄氏)は「放射能被曝は、100ミリシーベルト/年以下では安全であり、健康への影響は
ありません」と発言した。他にも「放射能の胎児の感受性は大人の3倍」「赤ちゃんには大人と同じ食材を使える」などなど、唖然とするような内容の発言が数多くあり、質疑応答では、ウソの指摘と抗議の意を発言した。

 100ミリシーベルト/年といえば、単純に1年間の時間数(8760時間)で割ると、約11マイクロシーベルト/時間と、驚くべき線量である。子どもたちにとってはなおさらである。

 無責任でウソの内容を含む講演を行い、事故の収束の見通しすらまったくたっていないというのに、放射能や原発の安全神話を全国に振りまくというのなら、まさに犯罪的と言わざるを得ない。このような講師を選んだ市・教育委員会や市長の責任も重大である。市への要請も行なっていきたい。

.. 2011年11月25日 13:42   No.348009
++ たんぽぽ舎 (社長)…478回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内4つ

イ.「とちぎ国際有機農業映画祭2011 原発特集」
日時:11月26日(土)10時〜18時
会場:栃木県佐野市中央公民館
佐野市金井上町2519
上映作品:『山のかなた』
『子どもたちを放射能から守れ』
『源八おじさんとタマ』
『隠された被曝労働』
『みえないばくだん』
『ミツバチの羽音と地球の回転』
作品上映後、16時30分より鎌仲ひとみ氏講演「放射能汚染をどう生き抜くか」
入場料:前売り 1200円 再入場可
当日  1500円
席に限りがあります。前売りで完売した場合は、
当日券の販売は行いませんので、早めにご購入ください。
託児あり(有料一人500円・要予約)
お問い合わせ:とちぎ国際有機農業映画祭実行委員会(セーフティショップまなべ)
        メール s-manabe@cello.ocn.ne.jp
        電話   0283−22−8261
        ファクス 0283−21−6935

ロ.映画&トークの集い
 ドキュメンタリー2011年度アカデミー賞ノミネート作品『ポスター・ガール』。

 平和運動と労働運動の結びつきをとらえた『IVAW 明日へのあゆみ』との2本立て。

【日時】12月3日(土)14:00-16:30 ※開場14:00
【場所】スペースたんぽぽ (水道橋徒歩5分)
【参加費】1000円
【作品紹介】
(1)『ポスター・ガール』※2011年アカデミー賞 短編ドキュメンタリー部門ノミネート作品
(監督:Sara Nesson、制作:A Portrayal Films Production、37分)
(2)『IVAW 明日へのあゆみ』
(監督:木村修、制作:マブイ・シネコープ、35分)

 どちらも戦争によって人間性を奪われた兵士たちが、人間性を取り戻す闘いを描いた作品です。彼らの熱いメッセージに耳を傾け、語り合うひとときをご一緒しませんか。

皆様の参加をお待ちしております。

【申込・問合せ】阿部(042−346−3298)平日19:00以降

ハ.今中哲二連続講演会 宮城→福島→栃木(12/4 〜12/6)のご案内

長年チェルノブイリの被害などの研究をされている、京都大学原子炉実験所の今中哲二さんに連続講演会をして頂くことになりました。

テーマは各会場とも「放射能汚染のリスクを自分で考える−5年後、10年後を見据えて−」

宮城県
【日時】12月4日(日)13:30〜16:30
【場所】舘矢間まちづくりセンター大集会室(宮城県丸森町)
【入場料】無料
【内容】13:00開場   13:30基調講演。後援後質疑。
    16:30小会場に移動し交流会があります。

主催:子どもたちを放射能から守るみやぎネットワーク
   こちら

.. 2011年11月25日 14:02   No.348010
++ たんぽぽ舎 (社長)…479回       
福島県
【日時】12月5日(月)13:00〜17:00
【場所】川俣町中央公民館ホール(福島県川俣町)
【入場料】無料
【内容】12:30開場 13:00基調講演。後援後質疑。 16:00分科会

主催:地域通貨どうもなぃ
共催:子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
   子どもを放射能から守る会

【日時】12月5日(月)18:30〜20:30
【場所】郡山市労働福祉会館大ホール(福島県郡山市)
【入場料】無料
【内容】18:00開場 18:30基調講演。後援後質疑。
主催:子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク
   こちら

栃木県
【日時】12月6日(火)13:30〜17:30
【場所】黒磯文化会館小ホール(栃木県那須塩原市)
【入場料】700円 
【内容】13:00開場 13:30一部:基調講演 
「放射能汚染のリスクを自分で考える −5年後、10年後を見据えて−」
15:00二部:現地活動報告会
 (1)「汚染状況《那須を希望の砦にしよう》の活動を通して」
  藤村靖之氏(非電化工房主宰)
 (2)「農地の除染の可能性 菜種、向日葵、大豆プロジェクト」
  稲葉光圀氏(民間稲作研究所理事長)
16:30三部:パネルディスカッション
 「わたしたちの健康を守るために、どのように放射能と付き合っていくか」
 パネラー
今中哲二氏、藤村靖之氏、稲葉光圀氏、荒川朋子氏(アジア学院副校長)
ファシリテーター山口敦史(アジア学院職員、みちのく応援隊)
主催:今中哲二講演会実行委員会那須
   こちら

ニ.三鷹 いのちと平和映画祭

  12月10日(土) 12時開場 12時半開演〜18時
   会場  沙羅舎 三鷹市 下連雀3−1−24
        電話・FAX 0422−21−8617
      (会場の問い合わせのみ)− 三鷹駅南口 多摩川上水沿いに6分)

  内容 上映 「隠された被爆労働者」24分
イギリスチャンネル4 1995年
        「源八おじさんとタマ」  15分
  中村徹 監督 2011年
     ――休憩――
     上映 「脱原発いのちの闘争」 100分
  西山正啓 監督 2011年
     ――休憩――
     ―――― TALK イベント ――――
    * 原発・震災・チベット
語り手  西山正浩 ドキュメンタリー映画監督
増子理香 つながろう!放射能から避難したママネット
@東京 代表
         大谷 寿一 海外取材多数 チベット自主映画 監督

     上映 チベットの誇り 天に一番近い英雄「ケサル大王」
 2011年 120分

  料金  ¥1,500 
  申し込み TEL 0422-47-6639 FAX 0422-48-5072
               (やさい村 11時〜18時)
  12月 7日 申し込み締めきり


.. 2011年11月25日 14:22   No.348011
++ 柳田 (幼稚園生)…3回       
短信―朝刊と夕刊、東京新聞の健闘
経産省前テントにもっと多くの人々を

イ.原稿が多く寄せられて、うれしい悲鳴をあげています。
  その際は1回の分量を多くしすぎないため、朝刊と夕刊に分けて1日2回送ります。

ロ.東京新聞の報道が健闘しています。(毎日新聞もいくつか)
  東京新聞23日の朝刊は、紹介したい記事が5つプラスαも載っています。
  その見出しのみ紹介。

1面は 電気料金―広告費など転嫁認めず。
    経産省有識者会議が原価改善へ合意(遅まきながら朗報です)

2面は 東電発表に異論続出―海洋汚染を再計算
    東電発表は3月分入れず「少なすぎ」だ
    国内外の研究者―過去最悪(最大)の海洋汚染になる可能性

26面は チェルノブイリの子ども―内部被ばくの危険今でも―ロシア医師が警鐘 臓器からセシウム―福島は国際的調査を

26〜27面は 「原発輸出」現地ベトナムでは―福島の実情知らされず
       住民「大した被害なかったと・・・」建設地は豊かな漁場

29面(社会面)は 東大原子力が反省の嵐―推進一転 シンポで再考
         「教員も変わらないと」

ハ.たんぽぽ舎では、原発廃止運動の大きな前進基地(拠点)となってきている経産省前テントの要請にこたえて、もっと多くの人にテント前へ来てもらいたい(1ヶ月の計画表)、テントでミニ講演、ミニ上映会、ミニ音楽会を開いたり、また、男女比で男性が多いので、多くの女性にもテントに参加してもらおうと企画中。24日(木)のたんぽぽ会議で具体化を決めます。

.. 2011年11月25日 14:39   No.348012

■--(無題)
++ 岡田恵美子 (幼稚園生)…1回          

.「第8回劣化ウラン兵器禁止を求める国際行動デー」集会の報告
     劣化ウラン兵器廃止の運動と脱・反原発の運動との結合を!

 岡田恵美子(劣化ウラン兵器禁止・市民ネットワーク事務局)

1 主催者挨拶(事務局 柳田)
2 基調報告 (事務局 稲月)
3 講演

(1) 豊田直巳氏の見たフクシマとイラク
−原発の放射能と劣化ウランのヒバクャ
 フォトジャーナリストの豊田直巳氏は、1999年から取材を開始したイラクの写真及び原発事故一ヶ月後にフクシマ入りし、そこで見た生々しい現地の様子など写真を交えて紹介しました。
 豊田氏は、「フクシマの避難区域にいた住人の方が、雨樋の下にたまった水が500ミリシーベルトもあることを知らされ、近づかない方がよいと言われ、驚いた際に言った『目に見えない戦争と戦っているみたいだ』『震災という天災は止められなくても(放射能という)戦争は止められるのに』という言葉が印象的でした」と話されました。その他、2004年に起きたスマトラ地震
後、アチェが救援を渋った原因が、過去にあったアチェの虐殺、村焼き払いなどを隠蔽することであったとのショッキングな話もありました。また、自殺に追い込まれた相馬市のある酪農家の話では、自殺場所の壁に書かれた「原発さえなければと思います。…仕事をする気がなくなりました」という文字に、フクシマの深刻な実態が垣間見えた気がしました。
 「アラブの子どもたちと仲良くする会」イラク支部長のアリード氏は、1993年から、イラクの子どもたちの支援をしているが、1991年の米軍による劣化ウラン弾の使用以降、ファルージャの女性たちが、劣化ウランの被害を恐れて出産を控えている実態などを話されました。

(2)山崎久隆氏−劣化ウラン兵器と福島原発最新情報
 「劣化ウラン研究会」代表の山崎久隆氏は、最初に、劣化ウランについて、体内侵入方法から内部被曝への移行などについて話した後、原発事故によるフクシマの放射線の実態、それに伴う内部被曝の危険性などについて、膨大なデータとともに説明しました。
 山崎氏の話の中で、内部被曝のリスク係数というのは、ガンになる確率とされている現在の基準では、実際ガンにはならなくても免疫力低下による前ガン状態はカウントされず、実際の内部被曝のリスク係数は、もっと高いというお話に驚きました。
 最後に、全世界で核実験が行われていた時代と比較しても、現在の日本、特に東京以北の放射能量はかなり高いというお話に戦慄が走りました。

4 医療救援カンパアピール
 医療救援カンパを呼びかけたところ、42,000円のカンパが集まり、「劣化ウラン兵器禁止市民ネットワーク」の医療カンパ会計の支出と併せて、92,000円のカンパを会場でワリード氏に手渡しました。

5 賛同団体からのアピールが次の7人の方からありました
○「たんぽぽ舎」 坂東さん
○「原発を考える品川の女たち」 小川さん
○「劣化ウラン廃絶みなとネットワーク」 宮口さん
○「原発・核燃とめようかい」 福島さん
○「もんじゅ西村裁判を支援する会」 西村さん
○「ストップ原発&再処理工場・意見広告の会」 岩田さん
○「経産省前テントひろば」 原田さん

 3月11日に起きた原発事故は、われわれ「劣化ウラン兵器禁止ネットワーク」の活動にもあらたな出発点となりました。

『核のゴミ=劣化ウラン』

 劣化ウラン兵器廃止の運動と脱・反原発の運動とを結合させ、ともに戦っていかなければならないと再認識した集会でした。
.. 2011年11月21日 11:10   No.347001

++ 冨塚 元夫 (幼稚園生)…1回       
福島の子どもを守ろう−野菜カフェ
     −「経産省前テントひろば」の会話から

                              
○11月3日と4日、「原発いらない全国の女たち」経産省座り込み連動アクションの応援に行きました。いろいろの方のお話を聞くことが出来ました。北海道、山形、福島、栃木、長野、千葉、埼玉、東京、大阪、佐賀、沖縄、etc.全国各地から参加していました。

○北海道の女性(山口さん)は夏休みに一か月福島の子ども200人ほどをサマーキャンプに招待したそうです。この子供たちはこの一か月だけ野外でのびのび遊べたのですが、いまは外で遊べません。
 札幌の「結び場」の女性(ミカミさん)は福島の母子500人ほど疎開・避難のお手伝いをしています。福島に残っているのは、おじいさん、おばあさん、お父さんが多いですが、その人たちが今日来てました。郡山に残っているおばあさんは、会津にいる孫に会えなくてさびしいと言っていました。

○11月4日は福島から10人ほど参加しました。武藤類子さんはお母さんを連れてきました。この日も感動的なスピーチを聞かせてくれました。若い曹洞宗のお坊さんも参加しました。
 デモでは日本山妙法寺の何時もの御坊さんと一緒に「南無妙法蓮華経」を合唱していました。この若い御坊様はお寺を離れて、奥様・子どもを避難させて、一人で雲水のように県内でお勤めしているそうです。私の家(田村市)も曹洞宗です。

○11月3日には佐藤幸子さんと話しました。5人の子どもを山形に避難させて、子供ふくしまの活動をしています。前日は子どもを二人連れてきました。
この日は一人でした。連日のように「福島からの報告」、レーバーネットTV出演、集会での連帯あいさつ、etc.の予定があります。11月15日には東京外国人記者クラブの共同記者会見がありました。他の共同会見者は肥田舜太郎医師、大石又七氏、梅田隆亮氏、竹野内真理さんでした。

○佐藤幸子さんは「原発いらない福島の女たち」座り込みアクションのときに「野菜カフェ開店にあたって」というビラを配布しました。現代の食品は添加物や農薬などすでに化学物質を多々含んでいますが、さらに放射能に汚染されるとその相乗効果が出て毒性が増します。避難できないたくさんの子どもたちは、福島産のコメ、野菜、牛乳を給食でも家でも食べなければならないので、内部被曝が日々蓄積します。福島の子どもたちに農薬・放射能のない食品を届けようとする生産者団体の協力で、「野菜カフェ」という農産物集配所が開設されました。生産者団体は全国にまたがっているようです。

○この方々に十分お支払できないかもしれないと佐藤さんは心配しています。
「野菜カフェ」の設立・運営資金に是非ご協力お願いいたします。
カンパ送付先は下記のとおりです。

ゆうちょ銀行
名義 いのちのせんたくひろば
番号 02210−6−94422 

なお12月1日からは下記の口座にお願いいたします。
ゆうちょ銀行
名義 野菜カフェはもる
番号 02270−3−118444

.. 2011年11月21日 11:38   No.347002
++ QUEMA (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 11/18>
     世界史の現在が脈動するテントの一日
        ―― 経産省前テントひろば 69日目 ――

 昨17日、テント広場全体会議の波紋は、激しく、静かに、拡がりつつある。会議であきらかになるのは、同一性より、個性的(主体的)闘争姿勢の独自性のようだった。

 10時過ぎて、霞が関経産省前テントを訪ねた、小生には、坐る椅子とてない。全体会議は闘争勢力の拡大が目的であってみれば、好調な結果だ。たんぽぽ舎のH氏は、右翼や公安警察を圧倒するには、全然、テント防衛の人間が足りないといきりたっていたようだったが。

 誰にも挨拶せず第3テントで寝る。右翼は、神風が放射能被ばくしていることとテントの主人公が70代を超える人々が少なくないことに圧倒されていたというのが、小生の子守唄だった。

 午前10時、イラクからIFCサミール・アディル議長がテントを訪れる。
新聞記者の前で、会見がもたれるのだった。テントで待機していた渕上氏と固い握手。渕上氏は、「日本とおんなじですね」と唇をかみしめる。広島・長崎・第五福竜丸・福島第一原発工場事故とアメリカの覇権主義と武器商人に翻弄される日本とイラクがCIAなどの工作によって多大な犠牲を払わされていることの同一性のことだろうか? 記者会見でアディル氏は「福島第一事故もイラクへの米軍攻撃も、政府が人民・民衆に真実をつたえられぬところは、まったく、かわりありません」と明言した。「日本国憲法9条をイラクが獲得するためには、大変な努力を要することは分かっていますが、非暴力・反宗派主義・人民・市民主義をもって闘ってゆきます。イラクの主要都市の工場での闘争は衰えることなくつづいています」と語り、経産省への要請書を提出するぎりぎりの時間まで冷静に、インタビューに応じてくださった。夜には第2テントで歓迎なべパーティ!
 テントには、辺野古のテント村から安次冨浩さんも訪ねてこられた。歴史的邂逅は、魂の質の次元にもある。貧しいテントではあるが、ここには、世界史の現在が脈動している。この次元は、官憲も札束も極右も冒せはしない!沖縄の人達は年明けには訪米団を派遣する予定でいるという。800万円の経費のためのカンパ運動が始まっている。 安次冨浩さんのところへ、『伊達判決を
生かす会共同代表』土屋源太郎さんが来訪。土屋さんは80近い年齢にもかかわらず、すでに何回かテントでの泊まり込みをされている。泊まり込みの最長老。
 辺野古の基地建設反対運動テントは7年目を迎え、2770日目をむかえたそうである。原発再稼働を断固許さない経産省前テント広場は、辺野古の環境評価表提出拒否闘争と連帯の絆を強めた。グローバルな福島第一原発の放射能漏洩の世界規模の破壊性は、辺野古周辺の自然環境調査の名目による、サンゴ礁破壊、ジュゴンの来れる生態系破壊と共犯関係にある。戦争とは最高の自然
破壊であるとの宇井純博士の警告は、権力の耳にはとどかないようである。しかし、世界の良心は、鉛の箱の中にいるわけではないだろう!       

                      ( 文責 QUEMA記 )

.. 2011年11月21日 12:00   No.347003
++ 島田和子 (幼稚園生)…2回       
唱歌『ふるさと』の大合唱によせて
     我々の故郷を、命をこれ以上は奪われたくないと−心の叫び


 11月11日は雨と寒さで、人間の鎖がどうなるかと危ぶまれた中、予想を上回る1400人が集まり、皆、雨も寒さも吹き飛ばす勢いで、鎖をつなぎ、多いに盛り上がった。そんな中、最後に『ふるさと』をたんぽぽ舎のみんなで経産省を囲みながら大合唱できたことはとってもうれしく、感謝に堪えません。

 できたら、ここで『ふるさと』の歌について少し述べさせて頂きたいと思う。歌の発表は大正3年、第一次世界大戦開戦の年だ。富国強兵論は軽工業から重工業へと転換し、人々は故郷を離れ、都市へ移住していった。作詞者である高野辰之は故郷を失った人々の『心のふるさと』を歌ったとも言われる。

 それから、第2次世界大戦、敗戦、高度成長、バブル期を経て、日本の自然風景は様変わりした。

 経済功利主義の中で壊されたきた日本の自然。

 それも、この便利さを享受する為だったのだから、仕方がないと思っていた。正直に言うと、深く考えもしなかった。

 しかし、311を経て、私の中で大きく変わった。

 山は蒼きふるさと、水は清きゆるさとを失っただけではない、今や人の命さえも見捨てられようとしている。福島の人たちの命は功利主義の中で軽んじられ、見捨てられようとしているのだ。国は大企業の利益を国民の命より優先した。壊されていく自然と一緒に私達の命、子供や孫の未来も経済功利主義の前では邪魔にされ、自然と一緒に捨てられようとしている。

 もう、理屈ではない。

 富国強兵論も所得倍増論も原発安全論も今となっては空々しいだけだ。

 直感がこれらは私達の為では決してなかったと看破したのだ。
我々の故郷を、命をこれ以上は奪われたくないと心が叫びだしたのである。

 私は『ふるさと』を歌う事で、未だこの恐ろしい事実を見ようとしない人達の心を揺さぶりたいと思う。

   音楽隊有志ふるさとを歌う会 島田和子

.. 2011年11月21日 12:12   No.347004
++ たんぽぽ舎 (社長)…467回       
11.15「低線量被曝の時代を生き抜く」参加して出会った
     〜原発の労働災害認定問題〜梅田隆亮さんを支援したい!

○たんぽぽ舎の勉強会に、初めて参加しました。
 ただ日々の子育てに追われるだけの自分は3.11以前には、タンポポ舎の存在すら知りませんでしたから・・。

○肥田舜太郎さんのお話、さすがに迫力ありました。圧倒されました。事実を語る人の言葉は、衝撃力がありますね。

○それにも増して。原発労働者の梅田隆亮さんのお話に打ちのめされました。
 炉心を素手で作業させる電力外会社、何なんでしょう!ものすごく腹が立ちました。ご自身も、ぶらぶら病のような症状に苦しまれているのですね。

○じつはお帰りになられる途中、偶然ご一緒になり駅までいろいろ話をさせてもらいました。「今日の肥田先生のお話を聞いて、ぜんぶ自分の症状とそのまま同じことを言われていて驚いた」とおっしゃってました。
 ぶらぶら病がでるときは、本当にお辛いらしいですね。そんな時のために持ち歩いてる、という錠剤のお薬も見せてくださいました。とても感じの良い方でした。駅で手を振って別れるとき、泣きそうになりました。
(最近、涙もろい)
 心臓もやられてるし、ほんとうに身体に気をつけて長生きされて、多くを発信してほしいと思いました。たんぽぽ舎での支援などある際には、ぜひ参加したと思いました。
 年内にも、原発労働では初の心筋梗塞の労災認定の最終判断が出るようですね。
 注目していきたいと思います。

.. 2011年11月21日 13:26   No.347005
++ たんぽぽ舎 (社長)…468回       
11月15日「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原発」記者会見から

[編集部より]
 さる11月15日、スペースたんぽぽで行われた講演会「低線量被曝の時代を生き抜く」に先だってで開かれた「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原発」記者会見(主催:低線量被曝者の会・場所:千代田区有楽町の日本外国特派員協会)での各スピーカーの発言骨子(予め用意された発言内容)を数回にわたって紹介していきます。
 肥田舜太郎の発言骨子は本紙11月17日付け「地震と原発事故情報 その237」で掲載済みですので、大石又七氏の発言骨子からの掲載となります。

 ※低線量被曝者の会


 五七年前に起きたビキニ事件こそ福島原発大事故の「原点」
 ビキニ事件を賠償もせず−その見返りに水面下で原発を要求

          ビキニ水爆実験被爆者 元第五福竜丸乗組員 大石又七

○福島原発大事故は今から五七年前に起きたビキニ事件の原点にさかのぼって考えなければ正しい答えは出てこないと思っています。
 誰がなぜ、危険な原発を地震大国である日本に導入したか、そこが一番重要なところだと思います。
 1954年、私は元第五福竜丸という漁船の乗組員で、アメリカが広島に投下した原爆の約一〇〇〇倍という巨大な水爆実験に遭遇した被爆者です。
 その爆発で起きた『死の灰』を日本に持ち帰ったことから太平洋や大気圏が強力な放射能で汚染されていることが分かり大事件に発展していった、これがビキニ事件です。
 後に残された資料からいろいろなことが分かってきました。
 一九四六年から一九五八年にかけてアメリカ軍だけでも、このビキニとエニウエトク環礁を使って六七回の大気圏核実験を行ない、合わせて一〇〇メガトンの核爆発を繰り返しました。この一〇〇メガトンの爆発は、なんと広島型原爆を毎日一個ずつ一八年間落とし続けた量というから驚きです。

.. 2011年11月21日 13:42   No.347006
++ たんぽぽ舎 (社長)…469回       
○水爆は巨大な爆発威力だけではありません。爆発と同時に二七種類もの恐ろしい放射能を撒き散らします。それらの放射能は半減期が何十年、何万年というもので人間の体内に入り込み、染色体を傷つけながら体の内側から攻撃するという内部被曝を起こしていました。
 染色体を傷つければ死産や奇形児の原因を作りだし、子孫へと繋がっていきます。半減期の長い放射能が食物連鎖や風などに乗って地球上を漂い、誰のどこに取り付くかは現在の科学や医学では計り知ることは出来ません。これが見えない放射能の恐ろしいところです。貴方もすでに被爆者になっているかもしれません。

○東日本大地震と津波が福島原発を破壊し放射能が今襲い掛かっています。
 私は言いたいです、当時、核、放射能の恐ろしさをあれほど教え警告したのに日米政府は事件を握りつぶし隠しました。
 その結果どうなりましたか。核兵器も広島型原爆よりずっと威力を持つようになり、二万三〇〇〇発の核弾頭が実弾となって出来上がり、人類を脅かしています。この重要な意味を持つビキニ事件を賠償もせず、わずかな見舞金、責任も核実験も容認してその見返りに水面下で原発を要求したのです。

 この人たちにこそ重大な責任があるのではないでしょうか。

 ビキニ事件は過去の終わった事件ではありません。あのときから始まった事件です。それなのに誰の口からもビキニ事件という言葉が出てきません。
 当時アメリカは自由諸国にウランを提供し、軍事ブロックを築こうとしてCIAの職員を読売という大きなメディアを目標に打診してきました。これを知った読売新聞社主の正力松太郎氏は、日本中が核実験反対で燃え盛っている矛先を変え、原子力の平和利用といって自分の持つメディアをフルに使って、原発導入の宣伝を大々的に行ないます。政界では中曽根康弘代議士が青年将校な
どと言われながら危険を伴う原発をアメリカの意向に沿って先頭に立ち、ビキニ事件の三日後に二億三千五〇〇万円の原子力予算を国会で通過させます。

 原発を日本に導入した経緯を知れば今起こっている大事故の責任、賠償の方向性も見えてくるはずです。

.. 2011年11月21日 13:51   No.347007
++ たんぽぽ舎 (社長)…470回       
.「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原発」記者会見・傍聴記
     78社中1社のみ、真実を書かないマスコミ−肥田舜太郎氏
     明かされるビキニ被曝の真実−大石又七氏

○11月15日(火)午後3時〜4時 有楽町の外国人記者クラブで「ノーモア・ヒバクシャ・ノーモア・原発」記者会見が開かれました。

 スピーカーは下記の方々でした。

肥田舜太郎:医師、広島被曝者
大石又七 :核実験被曝者、元第五福竜丸船員
梅田隆亮 :元原発労働者
佐藤幸子 :子供たちを放射能から守る福島ネットワーク世話人
竹野内真理:低線量被曝者の会共同代表

 この記者会見は、千葉県の実家(ホットスポットの某市)から赤ちゃんを連れて沖縄に避難している竹野内さんが、ほかの人々に呼びかけて急遽設定されました。
 竹野内さんは、肥田医師をはじめ、大石又七さん、梅田隆亮さんという代表的な被曝者が日本のマスコミに取り上げられない現実を打破しようと、外国人記者クラブで記者会見を行ったものです。

○肥田先生については、私は11月5日にさいたま市で開かれた「第22回核戦争に反対し、核兵器の廃絶を求める医師・医学者の集い」での記念シンポジウムに参加して、先生の講演を聞きました。広島で体験されたことは、11月15日夜にスペースたんぽぽで開かれた講演会でもお話しされましたので、たんぽぽ舎メルマガとこれから発売されるDVDをご参照下さい。

 私が唖然としたお話は、「今年福島の原発事故のあと78社のマスコミからインタビューを受けたが、岩波の『世界』以外はどこも書かなかった」ということです。日本のマスコミが真実を伝えない、嘘を平気で伝えることは徐々に知れ渡ってきましたが、このひどさはなんでしょうか。

 肥田先生は94歳ですが、少しでも人々に知られていない重要な事実を知ってもらおうと、インタビューや講演依頼にはできるだけ応じているのです。
そのようにして応じたインタビューを活字にしないのは、なぜでしょうか。
新聞社のトップマネジメントが東電・政府・財界に都合の悪い記事は差し止めるからでしょうか。

○私は昨年11月20日アジア記者クラブ定例会で「ビキニ水爆実験57年目の真実『わしも死の海におった』」という映画を見て、山下正寿さんの講演を聞きました。山下さんは高知県の高校の教師をしていた1985年から教え子たちと一緒に、地域のビキニ水爆被災船調査に取り組み、隠されてきた事実を明らかにしました。

 1954年ビキニ環礁水爆実験で被ばくしたのは、第五福竜丸だけではなく高知県で270隻、日本全国で856隻が被曝していたことが明らかになりました。数千人の被ばく漁民は米軍と日本政府に口封じされたのです。被ばく後遺症に苦しむ多くのもと漁民は、多くの広島・長崎の被爆者と同じように、救済されず・差別されてきたのです。

 大石又七さんは長い間マスコミを避けてきましたが、ビキニ被曝の事実を自分が伝えないで誰が伝えるのだと決心して発言されています。
 この日外国人記者から大石さんに質問がありました。
 「第五福竜丸の乗組員は死の灰をあびて体調が悪くなったため焼津港に帰ろうとしたが、SOS無線を打たないで静かに自力で帰ったが、その理由はSOSを打つと米軍にその存在を知られて沈没させられる危険性があったから、という話を聞きましたが本当ですか?」という質問でした。
 大石さんの答えは「そうです。無線長の久保山愛吉さんが元軍人でSOSを打つのはやばいと判断したのです」という答えでした。

.. 2011年11月21日 13:58   No.347008
++ たんぽぽ舎 (社長)…471回       
○梅田隆亮さんは1979年に島根原発と敦賀原発で働いた被曝労働者です。
無防備で働いたため鼻血と全身倦怠(ぶらぶら病)に悩まされました。2000年には心筋梗塞を発症しました。労災申請しても却下され続けています。

 写真家の樋口健二さんが写真集や著書「原発被曝列島」、「アジアの原発と被曝労働者」で伝えていますが、何十万という原発被曝労働者のなかで労災が認められたのは数人だけで、多くの人が癌のみならず種々の病気に苦しんでいます。樋口健二さんはワシントンポストやBBCなど外国の大手マスコミに大きく取り上げられましたが、日本の大手マスコミは取り上げません。

○日本中のお母さんは子供を守るために奮闘しています。

 福島県三春町のお話ですが、三春の各家庭では、お母さんは「逃げる、食べない」という。おじいさんは「逃げない、食べる」という。お父さんはお母さんの味方をする。おばあさんはどうしようかおろおろする。給食を食べさせないために、弁当を持たせると、子供はクラスで村八分になる。そのストレスで子どもが病気になる、とお母さんは責められる。こうして家庭の亀裂が深ま
り、離婚が増えているそうです。

 おかあさんはどうしたらよいのでしょうか。この悩みからお母さんを救おうと立ちあがり、全国のおかあさんのネットワークを作ろうとしているのが、佐藤幸子さんや竹野内真理さんです。

 マスコミは「内部被曝は限度以下、福島原発周辺、京大などが推計」(11月15日朝日新聞)と言っています。原発周辺の住民が食事や呼吸で吸い込むセシウムを体内に取り込んだ結果、被曝量がどのくらいになるか調べた結果、最大に見積もって計0.16シーベルトだそうです。どのような計算をしたのか不明ですが、先日食品安全委員会が使ったようなICRPのベクレル/シーベル
ト換算式を使ったのでしょう。

 概算でシーベルト=ベクレル×2×10のマイナス8乗という式で10月28日の東京新聞にも出ていますが、一つの仮説です。政府が内部被曝は外部被曝の十分の一以下だという根拠のようです。したがって安全だという「科学的根拠」ですが、こうした御用学者の科学的根拠は歴史的に何度も事実によって覆されてきました。

 「曰く、チェルノブイリで死亡した子供は数千人で甲状腺がんだけだ」しかし事実は、数十万のこどもが死亡し、まだまだ多くの子どもがいろいろな病気で苦しんでいます。2011年9月17日発行の「チェルノブイリのこどもたち」によりますと、ベラルーシの慈善団体「困難のなかの子どもたちへ希望を」会員の内訳は、下記のようになっています。

 ・甲状腺ガン      8-17歳 21人
 ・脳腫瘍        7-17歳 36人
 ・目の腫瘍       7-17歳 21人
 ・肝臓ガン       6-17歳 19人
 ・腎臓ガン       3-17歳 21人
 ・白血病、その他血液病 9-17歳 52人
 ・その他病名12       計51人

○記者会見後開場外で各スピーカーに多くの記者や一般人から個別の質問がありました。肥田さん、大石さん、梅田さんは高齢でもあり、夜にはスペースたんぽぽでの講演会もありますので、早く移動してほしいと思ってあせっていましたが皆さん元気でした。

 夜の講演会の様子は別のたんぽぽ舎のメルマガやDVDをご参照下さい。

.. 2011年11月21日 14:06   No.347009
++ 木村 (幼稚園生)…1回       
.「浜岡原発の永久停止を」100万筆署名提出院内集会 聴講報告
     〜元原発設計者・技術者たちの提言〜
     今のやり方はマンションの建築偽装と同じ
     どれだけ綿密に設計しても「残余のリスク」が残る


 偶然通りかかって院内集会に参加し、興味深い話を聞いたので一部を紹介します。

 国会議員への報告会
 日時:2011年11月17日16時〜18時
 場所:衆議院第2議員会館多目的ホール
 主催:原発震災を防ぐ全国署名連絡会

 2004年から取り組まれた「一刻も早く浜岡原発の永久停止の決断を!」
と訴える署名が100万筆に達し、同日に経済産業省に提出された。その報告の後、3人の元原発設計者・技術者が丁寧に浜岡原発、福島原発について説明した。

○渡辺敦雄(元東芝・原子力事業本部)
 浜岡原発には使用済み核燃料が6243本あり広島原発の5万個分に相当する。
中部電力が建設している防波堤は1000億円の無駄遣いである。浜岡原発はMarkT型原子炉格納容器であり圧力抑制プールが地震で破壊される可能性が高い。
 浜岡原発の真下から室戸岬(高知県)に延びる長さ400キロの巨大な活断層が存在する可能性がある。耐震設計とは、岩盤の揺れ(振動加速度)への対策であり、岩盤のずれ(例えば、立っていて片足の床が約7m下に落ちる状態)は考慮していない。

○後藤政志(元東芝・原子炉格納容器設計者)
 福島原発事故は津波でなく地震で損傷があった。MarkTは欠陥原発で格納容器の容量が小さい。今回の事故で地震による格納容器の脆弱性が証明された。
電源喪失とか水の供給とか対策を検討しているが、事故が起こったらプラント全体を設計し直さないといけない、確実でないものをいくら追加しても安全ではない。本来は地震動を3倍にして耐震設計しないといけないのに、今のやり方はマンションの建築偽装と同じだ。どれだけ綿密に設計しても「残余のリスク」が残る。2001年にスロッシングによる格納容器の爆発実験を実施して
いる(動画紹介)。

(注)残余のリスク
 地震についてまだ不明なことが多いなかで、電力会社は経済的に見合う耐震設計をする。このため、原発の設計時に前提とした地震の揺れより大きな揺れに襲われて、大量の放射性物質が外部に漏れ、住民が被曝するような災害が起こる可能性は必ず残る。残余のリスクは、災害の大きさと、それが起きる確率などによって示される。    ( 2006-05-31 朝日新聞 夕刊 3総合 )

.. 2011年11月21日 14:34   No.347010
++ 木村 (幼稚園生)…2回       
○小倉志郎(元東芝・原子力事業本部)
 耐震設計において実質的な判定基準が無い。2009年の「安全研究フォーラム2009」において、地震学者達は、2006年に改定された「耐震指針」による基準地震動を超える地震が今後起きないとは言えない、
 統計的な地震発生確率もデータが少なすぎて算出できない、と言明した。すなわち、開催時点で耐震性の判定基準が無いことが判明している。動的機器の機能維持の定量的判定基準は無い。例えば配管設備は、高温と高圧に耐える必要があるが、がちがちに押さえると熱変形に弱くなり、地震動が大きくなると設計が非常に厳しくなる。

 さらに、3人への質疑で次の回答があった。
 ストレステストは、政治的に出たもので、外からのつまみ食いにひとしく、テストでプラントの弱点部分が分かるが、クライテリア(判定条件)が無い。確率で物を言う限り残余のリスクは必ず残る。これで良いなんて、アンデルセンの「裸の王様」だ。
 福島原発事故対策における作業労働者の被曝と労働者の供給が心配されるが、被曝労働の基準を適正(例えば年間5mSv)にして多くの労働者に仕事を供給すれば良い。除染後の放射性物質はガラス化すれば数千年は散らばらない。ただ、六ヶ所村ではガラス製造装置の一機が故障して目処が立っていない。

 最後に村田光平顧問(元駐スイス大使)が挨拶した。福島原発事故について関係者の責任が重い、倫理の欠如で、輸出するなんてとんでもない。津波対策だけで原発を再開しようとするのはおかしい。浜岡に関しては牧之原市で市長も市議会も反対のメッセージを出し、近隣への影響が認識されてきて脱原発の大きな運動につながる、スイスとの連携も考えたい。

 技術的に分かり易い説明を聞き、そうは言っても福島原発事故がありながら再稼動しようとしたり原発輸出しようとするのは倫理の欠如としか言いようがないことが良く分かる、良い集会だった。
 集会参加は議員数名とその他約30名と少なく、私も直前まで開催を知らなかったが開催情報があまり流れていなかったようでもったいなかった。

                            (文責:木村)

.. 2011年11月21日 14:46   No.347011
++ 山崎 久隆 (小学校低学年)…6回       
ついにRETFの「最後」か・・・
     福島原発震災と核武装
     菅首相による「脱原発」宣言で、一番慌てたのは核武装派

               たんぽぽ舎 劣化ウラン研究会 

○核武装計画阻止運動

 1994年以来、高速炉開発が核兵器開発の基幹システムであり、特に「もんじゅ」(槌田敦さんは偽もんじゅと呼ぶ)「常陽」の「ブランケット燃料体」を再処理する施設、RETFリサイクル機器試験施設こそがその中核施設だと警告してきたことが報われ、解体される日が来る・・・。
と思ったのですが、記事には核兵器の「か」の字も出てきていないし、単なる無駄遣いの文脈で語られているだけ。どうしてこんなにもメディアの皆さんは現実がわからないのだろうかと、嘆かわしく思うのだが・・・。
 それでもRETFを「検討をした」というは百分の一歩くらいは前進か。
 グリーンピースのレポート「不法なプルトニウム同盟」は1994年に発表された。私は、その翻訳の一端に関わったことから、その後の核兵器開発阻止の取り組みを市民運動の仲間とすることになった。
 その後日本の市民運動で「核武装を憂慮する会」というグループが作られ、国会議員への要請行動などが行われ、それを引き継ぐように(直接団体として引き継いだとというわけではないが)「核開発に反対する会」のメンバーで「隠して核そうする日本」(影書房)という本を、槌田敦、藤田祐幸、井上澄夫、中島哲演、望月彰、渡辺寿子、原田裕史、柳田真(敬称略)と私が分業で
書いた。
 それらの中で、高速炉計画が日本の核武装計画の隠れ蓑であり、詳細なデータと証拠で歴代政権(政治家)のみならず官僚機構や原子力ムラによって作り上げられてきた核武装計画を暴き、批判した。
 黒鉛炉を使って簡単な核爆弾を製造するという、佐藤栄作の核武装計画は、近代においては高純度プルトニウムを使う高速炉計画と三重水素を大量に使うITER、核融合炉計画の合体で、水爆製造が可能になるはずだったが、ITERが日本から「取り上げられ」たことでトリチウムを大量に使う水爆製造は困難になった。しかし高純度プルトニウムを使えば小形原爆を量産できると、方向性
を高速炉の運転強行とRETFの建設に絞っていく。
 あんなぼろぼろの「もんじゅ」、電力の建てる予定の後継炉は「もんじゅ」型にならないことは確実で、一日5500万円も無駄食いするうえ、電力会社も高速炉計画どころでは無くなっているというのに、どんな経済的利益もあるはずがないのだが、唯一無二の「核武装」がある限り撤退はあり得ない・・・というのがもんじゅとRETFがまだ「生き残っていた」理由だった。

.. 2011年11月21日 15:01   No.347012
++ 山崎 久隆 (小学校低学年)…7回       
○福島原発震災と核武装

 さて、ここにきて福島原発震災、その後菅首相による「脱原発」宣言で、一番慌てたのは核武装派であり、突如「隠れて」ではなく「公然と」核武装を主張し出す者たちが現れ始める。ただし、核武装にも大きく二種類あり、「核武装を「しない」ための核武装能力(なぜかこれを核抑止力というらしい。そんな定義は今まで聞いたことが無いが)」が必要というものと、直ちに商業用原
子力開発を中止して「核武装に踏み切れ」派がいる。このへんはもうちょっとしてから整理して紹介しよう。(実は未だに彼らの主張の内容がどう違うのかよく分からないのだ(^_^;)突然言い出す者が多いため、脈絡がはっきりしない。技術的な裏付けが曖昧、対米政策、対IAEA政策上の検討が無い、そもそも核武装の定義づけが曖昧、などなど)
 とはいえ、RETFが永久閉鎖になるのならば、少なくても核武装の「可能性」は大きく減衰する。用法としては間違っているが、「潜在的核抑止力」なるものも葬ることができるだろう。

※記事情報
日本経済新聞11月14日
「もんじゅ関連支出1兆円超。830億円の施設使われず・検査院が指摘」

.. 2011年11月21日 15:17   No.347013
++ テント住人R (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 11/19(金)>
     雨の中、沈み込んだ霞ヶ関
       ―― 経産省前テントひろば 70日目 ――

 本日(11月19日)は一日中雨でした。ありきたりの印象で言えばまるで地球が日本の不幸を嘆き、人間の愚かさを哀れんでいるような、陰々滅々とした雨に人も街も沈み込んだ一日であったような日でした。

 先日、新右翼と称する人物がテントへ来て「経産省に申し入れをしてきた。申し入れの内容は『平時であれば許可なく国の土地にテント設置をすれば違法であるかも知れないが、非常時においては云々。彼らのテントの物理的撤去は謹んで貰いたい……』……」「う〜ん……」

 それからは他の右翼諸君がテントに参上することもなくなった。まだ、さして日も経っていないし、雨降りのこともあり恒常的な事であるかどうかは断言できないが……。

 雨がきついさなかソーラーシステムもお休み。蓄電池に蓄えはない。雨でショートの恐れもあり発電機もお休み。テントの中は懐中電灯の光だけで薄闇のなか。それでも昼夜を分かたず座り込みは続く。

 ご苦労様。明日は晴れるそうですよ。

                      ( 文責 テント住人R )

.. 2011年11月21日 15:32   No.347014
++ たんぽぽ舎 (社長)…472回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内

 イ.大阪・学習集会「原発・被ばく労働と健康被害」

学習集会「原発・被ばく労働と健康被害」
日 時:11月29日(火) 午後6時30分
場 所:エルおおさか5階 研修室2
こちら
講 師:振津かつみ さん
    (兵庫医科大学、チェルノブイリ・ヒバクシャ救援関西)
資料代:500円
主 催:コミュニティ・ユニオン関西ネットワーク
連絡先:ユニオンおおさか(06-6575-3133)

 福島第一原発事故の収束作業、除染作業をはじめとする高汚染地域での労働、がれきや下水処理に関わる労働、働くことによる被ばくは拡散し続け、今後、長期にわたって働く者の健康をむしばんでいきます。労働相談と個人加盟を特徴とするユニオンとして、今何ができるのか、何に備えていかなければならないのかを考えます。 
20年間チェルノブイリ救援活動に取り組まれてきた振津先生に、経験と現状をもとにお話いただきます。


 ロ.亀戸・ミニ授業 放射線──基本のキから身の守り方まで

 「セーブキッズ江東放射能からこどもを守る会」は、6月に江東区のおかあさん、おとうさんを中心に結成されたグループです。これまで、江東区に対する陳情、請願、行政交渉、署名などを行ってきました。
 8月からはじめた署名も集約をおえ、一段落。
 そこで、基本に立ち返り、放射線についてのキを学ぼうということで「学習会」を企画しました。

タイトル:ミニ授業 放射線──基本のキから身の守り方まで
講 師:小沢洋一(仮説実験授業研究会)
日 時:2011年12月4日 午後1時30分開講
   (午後1時15分開場)終了予定午後4時
資料代:800円
会 場:亀戸文化センター第二研修室
    (JR総武線亀戸駅北口徒歩2分カメリアプラザ5階)
主 催:セーブキッズ・江東 放射能からこどもを守る会
問い合わせ先:花村(090-9134-1816)こちら
お子様連れの参加大歓迎

.. 2011年11月21日 15:41   No.347015

■--もんじゅツアー2011のお知らせ
++ 原田 (幼稚園生)…4回          

もんじゅツアー2011のお知らせ 12月3日(土)、4日(日)
福井県敦賀市へ

 12月3日11:00〜12:00敦賀市のもんじゅが一望できる白木海岸で「2011もんじゅを廃炉へ!全国集会」主催の集会に参加、原子力研究開発機構へ申し入れ。
 午後13:00〜敦賀市内のプラザ万象で「もんじゅ廃炉を求める全国集会」講演は前福島県知事の佐藤栄佐久さん("フクシマ原発の真実"プルサーマル凍結、欺瞞の原子力政策を衝く)、弁護士の海渡雄一さん("核燃料サイクルの終焉"どれもが半端、もんじゅ・六ヶ所再処理・プルサーマルの現状)、元京大原子炉実験所講師の小林圭二さん("再、再開はもっとあぶない傷だらけの「もんじゅ」"初歩的設計ミスの見過ごしを繰り返す旧動燃体質)。その後敦賀駅前まで市中行進。

 12月3日午前06:26東京発ひかり501号 新大阪行の自由席に乗ります。東京駅
 東海道新幹線16番ホーム5号車付近に6:15までに集合してください。

乗車券 7670円
新幹線特急券 4410円
在来線特急券 360円(新幹線と同時に購入の場合)
バス 1500円
------------------------------
計 13940円

宿泊される方は上記金額に5500円追加となります。

 お申し込みはたんぽぽ舎まで、FAXまたはEメールで。氏名、年齢、性別、住所、電話番号を明記の上、「もんじゅツアー申込」としてください。
FAX番号:03-3238-0797

担当:原田
.. 2011年11月17日 08:34   No.346001

++ たんぽぽ舎 (社長)…459回       
.「まもなく大地震が来る」週刊現代 2011.11.14

あらゆるデータが示す「まもなく大地震が来る」
研究者たちが声をそろえる、その場所 −房総沖・関東が危ない


ズバリ房総沖
 M9という超巨大地震のエネルギーは、簡単に消えてなくならない。1000年に一度の地震が、別の1000年に一度を誘発する。それが、有史以前から揺れ続ける島、日本列島の逃れられない現実だ。「これから起きるであろう地震は、3・11の"余震"と考えるべきではありません。別の地震の"本震"が、これから来ると考えなければならない。3月11日の東日本大震災の震源は海洋でしたが、あまりに地震の規模が巨大だったため、その影響は日本列島内陸部の断層にまで影響を及ぼしています。今後は海が震源域になる海溝型のM8級地震だけでなく、内陸部での直下型地震にも注意が必要になってきます」(元北海道大学地震火山研究観測センター長で武蔵野学院大学特任教授の島村英紀氏)(略)前
出・島村氏はこう解説する。「津波で20万人以上の死者を出した2004年のスマトラ島沖の大地震の時にも、3ヶ月後に隣接した場所へと震源が移り、再びM8級の大地震が起きました。3・11の大地震も、隣接する茨城沖〜房総沖に震源が移って再び大地震が起きても、なんら不思議はないということです」

 次は房総沖と関東が危ない―。研究者たちは、そう口を揃えている。琉球大学理学部の木村政昭名誉教授もこう指摘する。「3月の地震により、三陸沖ではプレート同士の接触面のストレス(歪み)が解消されましたが、代わりにその南側にプレッシャーがかかっている状態です。3・11の大地震が起きた東北沖の日本海溝は、南に向かって伊豆小笠原海溝と繋がっています。この周辺から
房総沖にかけて、"地震の目"と言うべき、大地震が発生しやすい場所ができてしまっている」

地震エコーが増え始めた

 この「房総沖」の巨大地震については、あらゆるデータが"黄色信号"を発していると言って過言ではない。たとえば、防災科学技術研究所が公表した調査結果によれば、最近、房総沖のプレート境界面で、プレートがゆっくりと滑りを起こす「スロースリップ」現象が起きているという。本来この現象は約6年間隔で発生していたが、この10月に、前回から4年2カ月という短いインターバルで観測された。発生間隔が短くなったのは東日本大震災の影響とみられるが、これは、次に関東地方を襲う大地震が起きるまでの間隔が、短くなっ
たことを指している可能性がある。(略)また、房総沖は長く地震が起きていない「空白域」のひとつでもある。前回、房総沖で巨大地震が起きた記録は、1677年の「延宝房総沖地震」(M8級と推定)までさかのぼらねばならない。この約330年前の地震では大津波も発生した。現在の福島県から千葉県の沿岸部に、最大10mという東日本大震災並みの津波が押し寄せ、大きな被害を出したとの記録が残っている。筑波大学の八木勇治准教授(個体地球物理学)の研究では、この330年の間に、再びM8後半レベルの地震を起こすほどの"プレートの歪み"が溜まっている可能性があるという。(略)一方、同じく前出の木村氏は、以前から房総沖大地震の発生時期を、2012年±3年」と予測していたという。
つまり2009年から2015年までに、ここで地震が発生する可能性が高いということだ。(略)もともと、首都直下型地震の発生確率は、政府の地震調査委員会によって「30年以内に70%」と試算されていた。この確率が、東日本大震災の影響でさらに高まったと見られている。
(『週刊現代』2011.11.26.号より抜粋)

.. 2011年11月17日 09:33   No.346002
++ たんぽぽ舎 (社長)…460回       
肥田舜太郎(広島原爆被爆医師)氏の発言−低線量被曝の時代を生き抜く

◯1945年8月、私は広島陸軍病院に勤務していました。6日朝は6キロ離れた村に深夜往診をして幸い原爆の直爆死を免れました。
 それから65年間、私は多くの被爆者を診察してきました。直爆を受けた人々の死は壮絶でした。火傷や外傷とともに、発熱、紫斑、目、鼻、口、陰部を含む体中からの出血の急性原爆症で死んでいったのです。
 しかし、医師である私にさらに強烈なショックをもたらしたのは、あとから入市した人々が似たような症状を呈して死んでいった姿でした。
 以来私は、生涯、不明の病気で苦しんだ、放射性物質を体内に取込んだ内部被曝者を数多く診察しており、彼らこそ核の時代の最大の被害者だと感じてきました。

◯ところがマッカーサー将軍が、原爆被害を米軍の軍事機密に指定し、被爆者には「喋るな、書き残すな」と命じ、医師、学者には被害の研究を禁止して、違反者は重罪に処すと宣言したため、占領下の7年間、被爆者は放置されたままにされました。
 さらに、1949年に廣島と長崎に設置されたABCC(後の放射線影響協会)が、「内部被曝は放射線が微量で、人体には全く無害」と強力に宣伝したため、「だるさ」を訴える内部被曝者の慢性症状「ブラブラ病」は神経症状とされ、中には仮病とまで言われて、被爆者の苦しみをさらに広げました。

◯私は原発労働者の中にも、ぶらぶら病の症状を呈した患者を診たことがあります。電力会社は今までたびたび放射線の放出を伴った原発事故の直後に「健康に影響がない」と発表してきました。医師でもないのに電力会社の責任者がなぜそのようなことが言えるのか。真面目に言っているとしたら茶番です。
 今回の福島原発事故でも、労働者三人が亡くなっていますが、電力会社は放射能との因果関係を否定しています。どのような根拠で否定できるのでしょうか。
 実際私の元には、数百人の相談者が既に来ており、鼻血、下痢、発熱、甲状腺の腫れ、紫斑の出ている子どもも出ています。福島や東北地方はもちろん、東京を含む関東、遠くは山梨県や静岡県からの相談もあります。
 子供さんに放射線被害の初期症状がでた福島や関東平野の母親は、これから、どう生きたらよいのか深刻に悩んでいます。放射能は自分の家族だけの安全を許しません。
 人類にとって唯一の生き延びる道は原爆、原発を全廃することだけです。ありがとうございます。

◇(編集部より)
 この文章は、11月15日の記者会見(午後)の時に配布された肥田(ひだ)さんの文章です。夕方からの「スペースたんぽぽ」での講演内容と同趣旨ですので、参加されなかった方のために掲載しました。
 なお、11月15日の講演での4人の発言(肥田舜太郎さん、竹野内真理さん、佐藤幸子さん、梅田隆亮さん)の内容を含んだDVDは、10日ほどで完成する予定です。ご希望の方はたんぽぽ舎あてご連絡下さい。
(DVD1枚1000円、送料1枚80円、合計1080円)

.. 2011年11月18日 06:48   No.346003
++ たんぽぽ舎 (社長)…462回       
.―複眼単眼―
   「原発住民投票」の提唱者の民主主義観の底の浅さ

 「原発国民投票」を呼びかけていた「みんなで決めよう『原発』国民投票」(今井一事務局長)が突然、東京や大阪での「原発住民投票」運動を呼びかけ始めた。
 今井氏たちは、今年六月末、この原発国民投票運動の構想として、「私たちが要請している『原発』国民投票法の制定を立法府に受け入れさせるべく、二〇一一年十一月十一日までに『原発』国民投票の実施を求める『請求人』を百十一万人、本会の活動に賛同しサポートしてくれる『賛同人』を十一万人獲得するという(語呂合わせのような)目標」を掲げ、運動を始めた。しかし、間もなく、目標期限が来るのに達成率は一%程度に過ぎない。
 そこで今度は「原発『住民』投票」を東京都、大阪市などで行うことを呼びかけている。今井氏の説明によれば、「原発は、立地先だけの問題ではなく、消費地の問題であるということを多くの国民に理解してもらう。主権者が、消費地の人間が、自身で決定して責任を取ることを実現させよう。
 そのことによって同志、仲間の輪を飛躍的に広げていく可能性を見出せる。この機会を逃すと、国民投票運動は、近々、尻すぼみになって運動が滞り、結果として、署名やカンパを頂戴した大勢の方を裏切ることになる」という。「みんなで決めよう」「私たちの未来は、政治家に委ねず、自分で決めよう」ということを強調し、直接民主制の重要性をいう。このコピーに、あまり深く考えないまま乗っている人びともいる。
 しかし、この今井氏の「国民投票」や民主主義に対する立場には、かつてナチスの台頭を許したドイツの「ワイマールの悲劇」の例を挙げるまでもなく、重大な落とし穴がある。「一票投票」「国民投票」は無前提的に「善」ではない経験
を民主主義の歴史は持っている。

.. 2011年11月18日 07:14   No.346004
++ たんぽぽ舎 (社長)…463回       
 第一に、東京電力福島第一原子力発電所が未曾有の事故を起こし、立地地元の福島県民をはじめ、近隣住民に多大な被害を与えているのに、電力「大消費地」の東京都民・大阪市民にたいして、原発賛成でも、反対でもない立場を強調して
「原発稼働か、廃止か」を提起し、選ばせるという運動の思想は、原発の問題をまったく理解していない底の浅い提起だ。まさに原発とは都市に象徴される弱肉強食の資本主義がこうした過疎地(辺境)に立地を押しつけて、弱者が原発を受
け入れざるを得ないような構造の下で、存在してきた。
 東京都民に福島県民を犠牲にする「原発稼働」を投票で選択する「権利」などない。「辺境」を犠牲にした「都市」の電力の浪費はやめなくてはならない。
「辺境」にあぐらをかいて、繁栄を謳歌する「民主主義」は、かつて奴隷制のうえに特権市民の「民主主義」を展開したギリシャの民主主義のレベルの思想だ。

 第二に、地方自治法の規定に基づく住民投票条例制定の直接請求に必要な「有権者数の五〇分の一」の署名を集めても、条例制定がその議会で否決されたら、それは元の黙阿弥だ。
 原発維持論者の石原慎太郎都知事のもとで、都議会では民主、自民、公明各党が圧倒的な議席数を占めている。これらの人びとが、いまのままで脱原発を選択する可能性のある原発住民投票条例制定賛成にまわることはありえない。

 第三に、いかなる住民投票条例が議会で作られるのかの問題だ。今回、今井氏たちが発表した「条例案」は、この間の「憲法国民投票」や「原発国民投票」での論争を経て、他の重要な問題が残る(住民投票運動期間、若ものの将来を左右
する原発問題で意思表示する権利の年齢は一六歳でいいのか、テレビ・ラジオ・新聞の有料広告などマスメディアでの宣伝の公平性をいかに保障するか、などなど)とはいえ、最低投票率が設定されたことや、投票権者の「国籍」問題、「年齢」などでは従来の今井氏らの主張より、一定の「前進」が見られる。しかし、現在の東京都議会、大阪市議会がこうした市民の要求する条例案を支持し、その条例制定が実現可能だと考えるのか。例えば投票権者の「国籍」の問題(永住外国人など)で、世論が盛り上がっていないもとでは、民主党の大半の議員や自民党の議員の条例の拒否の理由になるのは明らかだ。

 第四に、このような「実現不可能」な運動に多くの市民活動家のエネルギーを投入し、浪費することは、脱原発運動に亀裂を持ち込むことになる恐れがあり、問題が大きい。いま、緊急に必要なことは、被災地の子どもたちをはじめ住民の救援を優先させつつ、脱原発の世論を盛り上げながら、ひとつひとつ、原発立地や周辺自治体に確実に脱原発の橋頭堡を作っていく運動だ。福島県議会につづいて、浜岡での牧ノ原市議会や焼津市長の永久停止要求や、東海での村長の脱原発宣言、上関での建設計画の中止の運動などなど、ひとつひとつ民衆の運動で脱原発を実現するための橋頭堡を作っていくことだ。いま、全国各地で無数に取り組まれている大小の集会やデモ・パレードなど、れらが世論を作っていく。これらこそが脱原発の実現と民主主義をたたかいとっていくことに連なる。(T)
       「人民新報」2011年11月15日号・第1283号(統合376号)より
        (注):「人民新報」編集部の了解を得て掲載

.. 2011年11月18日 07:40   No.346005
++ たんぽぽ舎 (社長)…464回       
山谷労働者に温かな支援物資を届けよう。
    荒川、堅川などの河川敷の野宿者のテントが強制撤去されています。
    命を守り、凍死者を防ぐ「年末助け合い運動」にご協力下さい。

受付け期間
  物 資:12月5日(月)到着分〜12月14日(水)到着分まで
  送付先:〒101‐0061東京都千代田区三崎町2−6−2 タ゛イナミックヒ゛ル5F
      「たんぽぽ舎」支援物資担当宛 (tel 03‐3238‐9035)
  現 金:12月1日(木)から12月14日(水)まで受け付けます。
      * 現金カンパは郵便振込みでお願いします。
  口座番号:00180−1−403856 加入者名:たんぽぽ舎
      [山谷支援カンパ]と明記して下さい。
◎都労連交流会の仲間から始まった支援活動に「たんぽぽ舎」も加わり。今 回で30回目になります。今年も皆様方の心温まるご協力をお願いします。
◎「3.11大震災」後、家族を亡くし仕事を失った人々は未だに復興の希望を見出せず、地域社会の崩壊も始まっています。
 又、欧州各国の財政危機は世界的な不況をもたらし、貧困と差別の拡大は益々激しくなっており、国の財政が破綻する事態すら引き起こしています。
◎雇用状況の悪化は日々仕事を探さなければならない労働者にとっては極めて深刻な影響をもたらしていますが、国、行政機関の対応は居住テントを撤去するなど生存権すら奪う対応を行ってきています。
◎たんぽぽ舎は職を失った多くの人々が福島原発を始め、全国の原発の下請け労働者として被曝労働に借り出される懸念がある事態に際し、例年以上の支援行動を呼びかけるしだいです。山谷労働者福祉会館では年末緊急支援として「共同炊事」が実施されますが、衣類、毛布、お米などの物資が大量に必要になります。1枚の毛布で一人の命が守られます。皆様の支援をお待ちしております。

送ってほしいもの 
 特に必要なもの
[毛布 防寒着 お米 現金]
 通年的に必要なもの
[米券 調味料 インスタントコーヒー お茶 粉末ミルク 野菜(要事前連
 絡)]
[作業着 下着 ズボン 靴下 軍手 靴]
[テント 寝袋 タオル 石鹸 洗剤 歯ブラシ かばん テレホンカード]
 * 以下のものは需要がありませんので送って頂かないようお願いします。
  (背広 ワイシャツ 子供用、女性用衣類 どてら かいまき 食器)

【たんぽぽ舎から支援スタッフ募集のお願い】
 12月5日から14日までたんぽぽ舎に送られてくる支援物資の整理をお手伝いして下さるスタッフを募集しています。
 作業内容[宅配便で送られてきた荷物の点検、仕分け、差出人の記帳、電話]
 * 次回、スタッフ会議を11月30日18時30分よりたんぽぽ舎で行います。
   ぜひご参加願います。(当日、出席できなくとも協力可能な方はご連絡下さい)

.. 2011年11月20日 07:54   No.346006
++ 柿沼 (幼稚園生)…1回       
イ.茨城県・「美しい地球を子どもたちに」〜大震災と原発事故の真相〜

議題:「美しい地球を子どもたちに」〜大震災と原発事故の真相〜
講師:NPO法人ネットワーク「地球村」代表高木善之氏
日時:11月20日(日)13:00〜16:30
場所:古河福祉の森会館
   茨城県古河市新久田271-1
会費:1,000円(前売り)、1,500円(当日)
主催:かきくけこどもハウス 柿沼(かきぬま)
連絡:090−5500−6537(柿沼)
   070−6921−4271(横田)



 ロ.国分寺・【連続講座 原発に頼らない電力のしくみ No.1】

【連続講座 原発に頼らない電力のしくみ No.1】

 脱原発の一歩として“脱東電”と発送電分離を進めましょう。ぜひあなたの市町村や事業者の電力を、独占電力会社からPPS(特定規模電気事業者)に契約変更するよう、働きかけて下さい!なぜPPSは割安なのか、発送電分離とは何か、電力自由化はこれからどうなる?PPS事業者のお話を聞き、公正で安全な電力のしくみを考えます。

2011年12月3日(土)14:00〜16:30  
国分寺労政会館(JR中央線国分寺駅南口下車5分)
テーマ:PPSから見た電力自由化の実態と発送電分離
講 師:谷口直行 さん(株式会社エネット経営企画部)
聞き手:大沢ゆたかさん(立川市議) 資料代 500円 
主 催 発送電分離プロジェクト準備会 

.. 2011年11月20日 09:31   No.346007
++ たんぽぽ舎 (社長)…465回       
除染費ピンハネ批判
     原発事故「身内処理」 原子力機構 モデル事業を再委託
 賠償審にも”ムラ”の影 委員2人に利益相反の疑い

○東京電力福島原発事故から約8カ月。「のど元過ぎれば…」といわんばかりに原子力ムラによる事故処理が進んでいる。役所用語の羅列も、読み直せば「ピンハネ」「利益相反」といった疑惑が見え隠れする。そもそもムラが祭った安全神話が崩れた以上、除染や賠償問題は第三者に委ねられて当然なはずだ。だが、現実には「身内でうやむや」というムラの空気が色濃く漂っている。

○「除染事業はなぜ日本原子力研究開発機構(原子力機構)に一度委託して、(企業などに)再委託するのか。これをやると機構に三十数億円のお金が落ちる。民主党が批判していた中抜き、ピンハネそのものでは」
 今月一日の衆院本会議各党代表質問。みんなの党の渡辺喜美代表は、国の除染事業に迫った。再委託は事業仕分けでいさめられた経緯がある。
 文部科学省所管の独立行政法人・原子力機構は2005年、日本の原子力研究をけん引してきた日本原子力研究所と核燃料サイクル開発機構が統合して発足した。サイクル機構の前身は高速増殖原型炉「もんじゅ」事故の不手際などで解体された旧動燃。「原子力ムラの本丸」だが、除染事業の中核を担っている。
渡辺氏が問題視したのは、原子力機構が約百十九億円で内閣府から委託された「除染実証業務」。渡辺氏が文科省に確認したところ、警戒区域、計画的避難区域の十二市町村でのモデル実証事業は、相場では七十二億円程度だが、予算上は九十二億円も積んでいた。
 この差額二十億円と、一般管理費五億円や人件費六億五千万円など計三十七億五千万円が「ピンハネ」疑惑の対象だ。(略)
 
○「人件費などの名目で、中間団体にカネを落とすのが中抜きだ」と反論する。渡辺氏は原子力機構の役員についても「天下りを拡大させるつもりか」と指弾した。理事七人のうち、二人が文科省と経済産業省出身、一人が文科省からの現役出向。この十月には、会計検査員出身者が公募で監事に就任した。
「会計処理で後ろめたいことがあると、検査院OBに天下りポストを提供することがある」(略)
 渡辺氏は「原子力関連予算が削られることは明らかなので、除染事業にシフトして、お取りつぶしや大幅縮小を免れようと云う魂胆だ。天下り組織の活用を画策するとは、いかにも役人が考えそうなアイデア。除染事業は民間主導が一番いい」と言い切った。

.. 2011年11月20日 10:04   No.346008
++ たんぽぽ舎 (社長)…466回       
○政府の原子力損害賠償紛争審査会にも、“原子力ムラ”の影がある。(略)
審査会の九人の委員のうち二人が「日本エネルギー法研究所」から百二十万円の報酬を受けていた。同研究所は原子力損害賠償などに関する研究者でつくる民間機関。中立が建前だが、各電力会社が出資する財団法人「電力中央研究所」から研究委託を受けているほか、東電社員もスタッフとして派遣されている。つまり、中立性を保てない「利益相反」の疑いがある。(略)

○賠償問題に取り組む久保木亮介弁護士は「例えば、賠償対象では政府が綱引きした避難区域のみを前提とし、区域外からの自主避難者は除かれた」と批判する。反原発市民団体「たんぽぽ舎」の柳田真代表も「賠償額を左右する紛争審査会は、東電という企業にとっては主戦場だ。それだけに東電が(審査会に)影響を及ぼしていると疑われても仕方がないだろう」と話す。

○九州電力のやらせメール問題では、公正さを強調して第三者委員会を設けた。委員会報告書は古川康・佐賀県知事の関与を認定したが、九電側は国に提出した最終報告書でこの点を無視した。
 ただ四委員のうち、社会心理学者の一人は委員会報告書の一部で「組織風土は良好」とする調査結果をまとめており、この部分は九電の最終報告書に添付された。
 元委員長の郷原信郎弁護士は「社員アンケートを基にした、。その調査で「九電は素晴らしい」…(略)証拠を廃棄した原子力発電本部の風土も『良好』というのだから…」と振り返る。(略)

○原子力安全委員会では十一日からホームページで、専門審査会委員の経歴の公開を始めた。原子力委員会の審議会に新たに加わった原子力資料情報室の伴英幸共同代表は「(略)原発関連の公的な会議にも、脱原発派のメンバーが加わり始めている。それでも圧倒的に少ない。半分は批判派にしてゆかねば」と語る。「逆に公正というポーズづくりに利用されかねない」(柳田氏)危険が
伴っているといえる。

           (東京新聞『こちら特報部』11月16日より抜粋)

.. 2011年11月20日 10:26   No.346009

■--続、臨界の可能性
++ 山崎久隆 (大学院生)…118回          

福島原発震災は既に「地球被曝」に達している
    
                         
 11月3日になり、東電は臨界の可能性を否定し、検出されたキセノン135などの短寿命核分裂生成物はキュリウムの自発核分裂により生成されたものとの見解を明らかにした。だからどうしたというのが感想だ。

 臨界ならば核分裂により生成されるキセノンの濃度が1万倍ほど高いはず、という程度の話で、核分裂が「臨界状態にある」か「自発核分裂であるか」の違いであって、核分裂反応そのものは起きている。もちろん10,000分の1ならば安全、というわけでは無い。

 臨界問題は最初から、冷温停止が完了するかどうかの文脈で語られているのがそもそもおかしい。冷温停止というのは核燃料の温度が摂氏100度以下になることを言うのだが、そもそも健全な燃料集合体と原子炉についての概念であり、溶け崩れて圧力容器の外に飛びだしているウランなどの固まりを指して言うべき概念ではない。

○中性子線の発散

 圧力容器や格納容器が健全では無いということは、常に水が抜ける、あるいは蒸発するなどで無くなってしまう可能性が飛躍的に高いので、いつでも100度以上の温度に上がってしまう恐れがある。冷温停止状態を維持すべき工学的安全設備が無いのに、年内冷温停止という目標だけが勝手に付けられている。

 はっきり言ってメディアの無知につけ込んでいるだけじゃないか。

 彼らの主観的(恣意的とも言う)な冷温停止達成のためには、崩壊熱の徐熱曲線が滞りなく下がっていなければならないわけだが、臨界状態になったとしたら、あっという間に温度が急上昇し、さらに大量の核分裂生成物が追加放出されるので、冷温停止どころか避難区域が拡大しかねないことになる。

 「臨界状態」という言葉で思い起こすのは、東海村のJCO臨界事故だ。

 容器に密着するようにしていた作業員2人は大量の中性子線を浴びて亡くなった。その核分裂は、わずか1ミリグラムのウラン235によるものとされている。

 福島第一の各原子炉にはトン単位でウラン、プルトニウムが存在している。
その数百万分の1(1キログラムのウランやプルトニウムが臨界に達したらJCOの100万倍に相当する)でJCOが再現される。もちろん炉心に人が居るわけではないが、原子炉圧力容器の底が抜け、格納容器も破壊され、コンクリート建屋もぼろぼろで、最も遮蔽能力の高い水からも露出している可能性のある溶融燃料が臨界になれば、温度上昇もさることながら、大量の中性子線
が敷地内に発散する危険性があるのだ。
.. 2011年11月15日 16:10   No.345001

++ 山崎久隆 (大学院生)…119回       
○事実上チェルノブイリと同じ

 臨界とは、中性子が周辺から飛んできて、ウランやプルトニウムが捕獲し核分裂反応が連鎖的に起きている状態を言う。自発核核分裂とは、外から中性子が衝突して捕獲されなくても、質量の大きい不安定なキュリウムやアメリシウムやカリフォルニウムなどが自分で核分裂することを言う。

 どっちも核分裂を起こしていることに変わりは無く、その際には中性子線をはじめとする放射線と核分裂生成物を生じる。違いは量の多さだけだ。(もうちょっと違いはあるが大した影響は無いので割愛)

 久しぶりにテレビに出てきた原子力ムラの住人の炉物理学者は「自発核分裂は常に原子炉では起きている現象」などと言うが、普通の原子炉と福島第一の溶融原子炉を一緒くたに論じている。呆れたものだ。それならばJCO臨界事故も「臨界は原子炉で普通に起きていることだから問題ない」というのだろうかこの人たちは。

 要は、遮蔽があるか、コントロールできているかいないか、核分裂反応が何処で起きているか、なのだ。

 実際にはコントロールは全く不可能だ。溶融した燃料を全部回収しない限り、キュリウムもアメリシウムも常に自発核分裂を続けている。止めようがない。中性子の捕獲による核分裂ではないので、中性子を吸収する能力があるホウ酸も効かない。

 何処で起きているかもわかっていない。圧力容器の中に限定されるのだったらまだしも、格納容器あるいはそのさらに下となれば、実質的に遮蔽不能だ。
高分子化合物(樹脂など)を大量に含む冷却水を投入して表面を固めるか、ホウ酸を土嚢にして回りじゅうに積み上げあるかくらいしか対策は無い。自発核分裂自体は大量の熱は出さないが、核分裂生成物は出てくるし、中性子線も出てくる。キセノンだけで無く半減期が極めて短いヨウ素の同位体や食品汚染で問題になったヨウ素131も出る。対策は極めて難しい。密封すれば冷却でき
ず、冷却しようとすれば汚染物が出てしまう。

 自発核分裂であっても程度の問題であり、とりわけ原発で作業をしている人々にとっては極めて危険なことには変わりが無い。

 そのことを定量的に解説したテレビは11月3日以後も皆無だった。

○収束の見通し無し〜「地球被曝」に達した福島原発震災

 何処からでも良いから、収束できる能力のある人を呼んできて欲しい。

 世界はとっくに怒り始めている。日本への円高攻勢も無関係とは言えないのだろう。ソ連が崩壊した原因もちゃんと考えた方が良い。東欧諸国が一斉に反旗を翻したのは何故か。チェルノブイリ原発事故で被害を受けた国の立場から福島原発震災を見る必要な段階になっている。チェルノブイリ原発事故は「地球被曝」だった。今回の福島原発震災も既に「地球被曝」に達しているのだ。

.. 2011年11月15日 16:17   No.345002
++ Y・T (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 11/11(金)>
     雨の中、1300人で経産省包囲「人間の鎖」完成
        ―― 経産省前テントひろば 62日目 ――

11月11日、今日は朝から冷たい雨が降り続く。誰もが今日の夕刻からのアクションを気遣っている。淡々とした時間が過ぎていく。
 午後3時半頃から続々と人が集まりはじめる。4時にはテント前は雨の中人だかりでいっぱいに。そしてそこから新橋、有楽町、虎ノ門、東電前、文科省前へとビラまき情宣に繰り出していく。霞ヶ関一帯に、宣伝カーで訴える声がアチコチから聞こえてくる。
 5時半ともなると、もう待ちきれないかのように、テント前で集会が始まり、人だかりができ、千葉や神奈川の人達が居住地での放射能問題を訴える。
実行委員会で用意された首から提げるプラカードを配り歩く。正門前はもう郵政の前まで人が並んでいる。
 6時過ぎて正門前の集会が始まる頃には、もう半分以上包囲の列が並び、さらに地下鉄の出口からはひっきりなしに人が上がってきて列に加わっていく。何人もの発言、山本太郎さんの挨拶や制服向上委員会の歌唱があり、いよいよ7時5分に手を結び合っての人間の鎖!完全に繋がった!人々の力で経産省の邪な動きを封じこめ、全原発の停止ー廃炉へ!
雨の中、9月11日に引き続いて、1300名の人々による人間の鎖の大成功!テントは丁度2ヶ月である。感慨もひとしお、というところ。
 警視庁のレッカー車の出動には、瞬時、撤去への出動か、との危惧もよぎったが、ほどなく退散していき、あとは2つのテントで大交流会。遅くまで話はつきない・・・。
                    (文責 Y・T)

.. 2011年11月15日 16:37   No.345003
++ 坂本 (幼稚園生)…1回       
東海第2原発の再稼動中止と廃炉を求める署名

 11・8 東海第2原発の再稼動中止と廃炉を求める
 署名簿提出行動取り組み行われる
第1次提出、51,435筆に込められた熱い想い

                     脱原発ネットワーク茨城 

 11月8日、第1次(中間)の「署名簿」提出が20団体、60人で行われました。
 この行動は東海第2原発の稼動中止と廃炉を求める実行委員会 相沢一正さんと新日本婦人の会茨城県本部 間宮孝子さんの2陣営と木戸田四郎、田村武夫の11名の茨城大学名誉教授団で行われ、脱原発ネットワーク茨城のメンバーは、つくば・土浦からバスをチャーターして17名の参加となりました。

 第1次の署名簿総筆数は 51,435筆(内実行委員は41,329筆)でした。

 5万人以上の熱い想いにもかかわらず、橋本昌知事は出てこずに代行で原子力安全課の課長の受け取りとなり、多少の不満感は残ったものの、翌日の地方新聞にも掲載され、手ごたえも感じております。

 第2次は2012年1月、第3次最終は4月の予定です。

 引き続き、ご協力を宜しくお願い致します。


 ロ 富山市で12/11「頑張ろう!さようなら原発1000万署名」集会

 たんほぽ舎・メルマガご担当者さま

 脱原発へのご奮闘、大変おつかれさまです。
 さて、下記のように、富山市で12/11「頑張ろう!さようなら原発1000万署名」集会(仮称)」全国アクションの一貫としての講演会がありますので、ご案内いたします
(メルマガにご掲載いただければ、と思います)。

●「志賀とフクシマを結ぶつどい―子や孫の命を守るために」富山集会
*12月11日(日)1330〜1630 
*写真展示 「フクシマ・ゴーストタウン」「写真で見る電力会社の歴史」 

*講師
  ・志賀原発現地から 多名賀哲也さん
   (元能登原発差し止め訴訟原告団事務局長)   
  ・フクシマ現地ルポ  根津進司さん
   (ジャーナリスト『フクシマ・ゴーストタウン』の著者)
・東京、神奈川の子ども達も被曝している
   首都圏から避難するお母さんの報告

*場所 富山市湊・サンフォルテ研修室・資料代千円。

.. 2011年11月15日 16:54   No.345004
++ たんぽぽ舎 (社長)…450回       
<テント日誌 11/12>
     波乱と緊迫の一日/経産省・警察・右翼との対峙
     ―― 経産省前テントひろば 63日目 ――

 11/11キャンドル包囲「人間の鎖」から一夜明けた12日は、経産省・警察・右翼が「テントに襲いかかる」とでもいう程の波乱と緊迫の一日だった。

 午前11時、経産省役人9名が、制服警官30名・私服20名同行でテントに来て、 宣言後、敷地と道路の境界のポストを上げチェーンバリカーで囲う。「人間の鎖」で包囲された経産省が、テントを鉄の鎖で封じ込めようとしてるかのように。設置理由の説明要求にも一切応じず、チェーンに「居座り座り込み禁止」の紙をベタベタをつり下げる。その間全部で30分弱。このときの様子を、街カフェTVのFさんが放映。
 午後からはこの報を聞いた人々が続々とテントを訪れる。平日にもかかわらず50名に達する。鎖には「原発いらない」のポスターが貼り巡らされている。

 午後5時半頃、真言密教のお坊さん(女性)が呼びかけてできたグループ、「混沌の首」の8人が訪れ、記帳・カンパの後、原発・放射能から人々を守るという趣旨の祈り(踊り?)を捧げる。その後石橋上人がこのお坊さんと話し込み、共鳴し合うところが多かったそうな。「宗教共闘」の成立か?!

 午後8時過ぎに、右翼と警察がテントに襲来。右翼は大宮と川崎の2団体、30名程。

 警察は制服・公安合わせて50名程。右翼と公安数名がテント内に侵入。テント前は右翼と警察が固めて外から近づけないような状態に。この緊迫した状態は2時間近く続く。午後10時頃漸く退散。その頃には急遽駆けつけた仲間の人々も40名程に。

 いつものことながら、右翼は原発についての知識も考えもなく、ただただテントは要らない、撤去しろの一点張りで、議論にならない。情報によれば、右翼の「テントは迷惑だ」焚きつけるように言ったのは経産省消費経済政策課長補佐の山村直弘なる人物だとのこと。

 これからも繰り返されるであろうことを思い、明日からの態勢を考えよう。

.. 2011年11月16日 06:10   No.345005
++ たんぽぽ舎 (社長)…452回       
たんぽぽ舎の2つの行事のお誘い

 イ.11/29(火)第4回「原発を廃止にするアイデア提案会」
  
  あなたの意見・アイデアをもちよろう・討論会
  助言者:山崎久隆さん(たんぽぽ舎副代表)

  日 時:11月29日(火)18:30開場 19:00から21:00まで
  会 場:「スペースたんぽぽ」
  参加費:500円  討議素材を用意します
  担 当:柳田 真、橘 優子


 ロ.12/3(土)から4(日)「もんじゅ」反対ツアー 参加者募集

  ◎「もんじゅ」1日5500万円の税金のムダ使いやめよ−
   そのお金を震災復興へまわせ
   原爆用のプルトニウムを作れる「もんじゅ」原子炉を廃止へ
  ◎ツアー申し込みは、たんぽぽ舎「もんじゅ」担当まで
   交通手段は、新幹線を予定。乗用車で往復するコースも検討中。
   詳しいことは、後ほどお知らせいたします。

.. 2011年11月16日 08:13   No.345006
++ Y・T (幼稚園生)…2回       
<テント日誌 11/13(日)>
穏やかな休日 激励の波が続々と
―経産省前テントひろば 64日目―

 11月13日、昨日に続いて好天の小春日和り。今日の日誌はやはり昨夜の続きから始めねばなるまい。
 昨夜の右翼・警察の襲来時をiphoneの動画で実況放映したひまわりさんの映像は、1000名のアクセスがあったという。深夜に千葉から車で駆けつけた30代の夫妻は1万円のカンパを置いていった。夜明け頃には六本木で飲んでいるときツイッターで知ったという若い人達が駆けつけてきた。そして午前から午後にかけてテントを訪れた人は100名を超える。
夜はテント前に30人以上の人達が集い、議論をしたり歌を歌ったり、ギターを弾いたりと遅くまで交流が続いた。
 こんなにも多くの人がテントを守ろうとしている。福島の女達の想い、魂が刻まれたテントひろばに繋がりながら、脱原発への運動を広げていこうとしている。
テントに集う人達が多くなればなるだけ、右翼や権力は手出しをできなくなるだろう。
 経産省は明日にも、植栽を置くなどの新たな行動に打って出るかもしれない。
12日にそう言い残していったそうだ。テント運営会議は急遽、14日午前10時をメドに結集を呼びかけている。そして経産省にあの鎖を撤去するよう申し入れる予定である。国有地という公共空間を私物化しているのは経産省である。例えば、あのトラブル停止中であった玄海4号をなんのテストもなしに、九電や佐賀県知事のヤラセ構造そのままに住民の意思を全く無視して再稼働させた、そのお墨付きを与えた経産省こそ、原子力村による私物化を推進している。
 それに抗してテントひろばは益々多くの人々の意志と想いをつなげ、表現していく場として、公共空間としての実を備えてきている。
経産省は退け!テントひろば存続しなければならない!人々のために。
                             (文責 Y・T)

.. 2011年11月16日 08:23   No.345007
++ たんぽぽ舎 (社長)…453回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内4つ

 イ.11/19川根眞也先生講演会

  「子ども達を放射能から守ろう〜内部被ばくを避けるために」

 ☆日 時 11月19日(土)13時30分〜15時30分(受付13時15分〜)
           講演会の後に質疑応答の時間もとります
☆場 所 かながわ県民センター301号室(定員90名)
☆参加費 500円(大人1名)
(なお、保育の準備はありません)

☆主 催 川根先生講演会準備委員会 


 ロ.11/19どうする東京都内で〜震災と原発の廃棄物処理〜
           廃棄物処分場問題全国ネットワーク
                  共同代表 藤原寿和

   日 時:11月19日(土) 13:30〜16:00
   資料代:500円
   会 場:たんぽぽ舎5F
     〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
      
 5月に下水処理汚泥の焼却灰から高濃度の放射能が、7月には一般廃棄物の焼却灰からも放射能が検出、自治体の通常業務に大きな影響が出はじめました。
放射能汚染された廃棄物焼却による汚染拡散の不安や疑問の声が出ています。
東京都は11月3日 都民の声を聞くことなく岩手県宮古市の災害廃棄物1万1000トンの受け入れを開始しました。
 日本の人口の十分の一が暮らす大都会東京、震災と原発の廃棄物処理による土壌、水、大気の汚染。都民の不安と責任。
 まず現状を知り、叡智を結集せねばとの思いの集会です。
 ぜひ、お誘い合わせ ご参加下さい。

 共 催:止めよう!ダイオキシン汚染 東日本ネット (連絡先03-3982-1498)
 水銀汚染検証市民委員会(連絡先 03-3915-1612)


 ハ.11/22<講演会のお知らせ>

   ドイツ「緑の党」連邦議会議員ジルビア・コッティング=ウールさんを
   招いて〜緑の政党から発信!「脱・原発」

 日 時:11月22日(火)18:30〜20:30(開場18:00)
 会 場:柏中央公民館4階 集会室1・2
     (柏市柏5-8-12 04-7164-1811 JR・東武線柏駅東口より徒歩10分
      柏市役所隣の教育福祉会館と同じビル)
 講 師:ジルビア・コッティング=ウール氏(ドイツ「緑の党」連邦議会議員)

〜市民の力強い運動とそれを議会に持ち込む政党があれば脱原発は実現できます。〜(3.11震災後 5月の日本訪問での発言より)

 資料代:500円 高校生以下無料
 主 催:みどり千葉
 協 力:みどりの未来

<お問い合わせ>みどり千葉 共同代表 武笠紀子 090-9365-9608


 ニ.11/23「種の会」学習会

 チェルノブイリ事故以来24年間、原発の危険性を指摘し、原発のない社会を築く提言をし続け、食品の放射能汚染を測り続けてきたたんぽぽ舎の山崎さんにお出で頂き学習会を開催します。
 これまで明らかになってきた事実を、チェルノブイリで起こったことに照らしてみたとき福島では、日本ではどんなことが起こると考えられるのか。それを可能な限り防ぐにはどうしたらいいのか。私たちには何が出来るのかを考えていきたいと思います。

 「放射能被害に立ち向かう」…チェルノブイリ・福島・脱原発…

 講師 たんぽぽ舎 山崎久隆さん
 日時 11月23日 1時45分〜4時45分
 場所 北浦和公民館 北浦和駅東口から徒歩10分
  (中仙道を大宮方面に進み二つ目の信号を右折直進)
主催 種の会 連絡先 佐藤みつ子 washiko-m@jcom.home.ne.jp

.. 2011年11月16日 08:57   No.345008
++ たんぽぽ舎 (社長)…454回       
田中正造語録から考えるフクシマ。
   国策被害「足尾」と酷似、見えない毒・情報隠し
   「民を殺すは国家を殺すなり」
   「真の文明は山を荒さず 川を荒さず 村を破らず 人を殺さざるべし」
   反原発の哲学者「経済より倫理必要」

 東京電力福島原発事故後、足尾銅山鉱毒事件の展示施設に足を運ぶ人が増えているという。鉱毒と放射能の違いはあれ、それを撒いた加害企業は政府と親密で、被害住民は塗炭の苦しみを強いられた。1世紀以上の時間を隔てながらも、両者は酷似している。足尾事件で闘いの先頭に立った政治家、田中正造は命を賭けて政府を糾弾した。その言葉と歩みはいま、私たちに何を伝えるのか。
 「己の愚を知れば即ち愚にあらず、己の愚なることを知らなければ是が真の愚である。民を殺すは国家を殺すなり、法を蔑にするは国家を蔑にするなり、人が自ら国を殺すのである」(「田中正造之生涯」=大空社より。原文は旧字)足尾鉱毒事件を告発した政治家田中正造は一九〇〇(明治三十三)年二月十七日、衆議院でこう大演説をぶった。その四日前、鉱毒被害に苦しむ農民たち約二千五百人が警官隊と群馬県佐貫村(現在の明和町)で衝突。この「川俣事件」について、政府に抗議した。〇一年に議員を辞職し、被害住民救済を訴えるため、明治天皇に直訴を試みたが、失敗。その後も渡良瀬川の洪水防止を名目とした遊水地建設の反対活動を続けたが、一三年に七十一歳の生涯を閉じた。
 当時、政府が鉱毒被害封じ込めを図ったのは銅生産が「国策」だったため。
 原子力発電を国策として推進し、大事故後も再稼働方針を揺るがさない現代と共通する。「世の中に訴へても感じないと云ふのは、一つは此問題が無経験問題であり又た目に見えないからと云ふ不幸もございませう」(同)「先づ鉱毒で植物が枯れる。魚が取れぬ。人の生命が縮まる」「銅山に毒があれば動植物に害を与へると云ふことは古来学者の定論で、農商務の官吏が皆正直でさへあれば其れで宜しいのである」「銅山の毒が何に障るかと云ふ位の事は分かり切つて居るのに、農商務省が分からぬと云ふは不思議千万」(同)この言葉はすべての情報を開示していない現在の原子力安全・保安院や東電にも当てはまる。(略)
 閉山した足尾銅山周辺では、いまも少量の鉱毒が流出し続けている。今年三月十三日、地元紙に一つの記事が載った。栃木県日光市にある古河機械金属足尾事業所の源五郎沢堆積場が、東日本大震災の地震の余波とみられる地滑りで崩れ渡良瀬川に有害物質が流入したという記事だ。(略)

.. 2011年11月16日 09:25   No.345009
++ たんぽぽ舎 (社長)…455回       
 NPO法人・足尾鉱毒事件田中正造記念館の島野薫理事は「堆積場や千二百キロに及ぶ廃坑の坑道からも、有害物質が流れ続けている。足尾銅山の公害は、いまだに終わっていない」と話す。田中正造の研究を続ける熊本大の小松裕教授(日本近代史・思想史)は「足尾鉱毒事件と今回の原発事故の構図があまりにも似ていて、本当にびっくりした」と語る。約百年前の正造の言葉を伝えたくて、九月に「真の文明は人を殺さず」(小学館)を出版した。(略)
 政府方針の裏付けしかしない”御用学者”たちもいた。足尾鉱毒事件では「銅山から出るのだから銅中毒に違いない」という説が主流だった。その中で、帝国大学医科大学(現在の東大医学部)の林春雄助教授がただ一人、「複合汚染」を疑った。(略)
 ところが、林助教授は複合汚染説を提唱した直後、文部省(当時)にドイツ留学を命じられた。(略)
 北海道で反原発活動を続ける哲学者、花崎皋平さんは「日本社会における倫理観の欠如」を問題の背景とみる。「唯一の行動規範は経済による欲望の充足。欲望のまま、科学技術で何でもやっていいと国策で突き進み、足尾鉱毒事件や福島原発事故を引き起こした」原発は半減期が数万年もの放射性物質を生む。放射性廃棄物の処理技術は確立していない。潜在的な核武装でもある―。ドイツ政府は宗教者が加わった「倫理委員会」でこうした論議を重ね、脱原発にかじを切った。
「現段階では、人間には原子力は扱えない。いくら技術があってもクローン人間をつくってよいのかという話と同じで、倫理的な観点が必要」と花崎さんは話し、正造の残した言葉を引いた。
 「真の文明は山を荒さず 川を荒さず 村を破らず 人を殺さざるべし」(田中正造の日記)(2011.11.9東京新聞『こちら特報部』より抜粋)

.. 2011年11月16日 10:12   No.345010
++ たんぽぽ舎 (社長)…456回       
事故後の福島第一原発敷地の初公開−息をのむ異様な光景
     吉田所長「高線量、まだ危険」
     「もう死ぬ」数度思った、安定したのは7、8月

○13日(日)の新聞は福島第一原発の事故後の敷地内初公開の記事を一斉報道した。
原発事故の被害の巨大さ、生々しさの一部を表している。報道記事の要点を紹介します。
                               編集部)

(以下は生々しい事故の傷跡を示す報道写真)
こちら

こちら

○政府は十二日、東京電力福島第一原発の敷地内を、三月の事故発生後初めて報道陣に公開した。
 人の笑みが消えた警戒区域、外壁が吹き飛び、いまでも崩落が続く原子炉建屋…。顔を覆うマスクを装着し、防護服をまとい完全防備した記者が見たのは、思わず息をのむ異様な光景だった。

○収束作業の指揮を執る吉田昌郎(まさお)所長が現地で初めて取材に応じ、「炉は最も重要な冷却が進んでおり、安定しているが、放射線量が高いなど環境は今も厳しい」との認識を示した。
 吉田所長は福島県民と国民に対し、「心よりおわび申し上げたい」と陳謝した上で、「今、働いている人はほとんどが福島の人。私も十四年ここに住んでおり、なんとかしたいと思っている」と述べた。

○事故発生当時を振り返り、「次がどうなるか想像もつかない中でできうる限りやった。『死ぬだろう』と思うことが数度あった」。2号機に冷却水を入れられなかった三月半ばには「コントロール不能になって終わりかなと感じた」という。
 当面の課題として放射線量の高さを挙げ、「敷地内はまだ危険な状態」との認識を示した上で、次第に作業員の被ばく線量が増えていく状況に、「人繰りが頭の痛いところだ」と語った。

○報道陣は、細野豪志原発事故担当相の現地視察に同行する名目で原発敷地内に入った。
 敷地内の滞在時間は三時間余りで、防護服や全面マスクを着用。1〜4号機を中心に、車内から見て回った。ただ取材場所や撮影は厳しく制限された。国は「核物質の安全や記者を被ばくから守ることを考えた」と制限の理由を説明している。

.. 2011年11月16日 10:30   No.345011
++ Y・T (幼稚園生)…3回       
<テント日誌 11/14(月)>
     経産省の姑息な小細工 女性達のカエレコールに囲まれて
       ―― 経産省前テントひろば 65日目 ――

 11月14日、晴れ、夜は小雨模様。

 週明けのこの日、予期していたように経産省は新たな策動に打って出た。9時半頃、経産省の職員だか下請けの作業員だか5〜6人が警備課長に引き連れられて登場。私服刑事10名程が見守っている。いつものように「不法占拠の撤去」を伝えると同時に、バリカーの補強を始める。

 垂れ下がっていたチェーンを張り直し、黒と黄の縞模様の横棒をくくりつけ、バリカーが下がらないように鍵をかける。作業員は何を聞かれても「経産省の指示に従ってやってる」の1点張り。

 当初、20人程であったこちら側は、10時頃になると昨夜の日誌を見てということで続々増え、40人程に膨れあがる。なんとその7〜8割が女性。テント受付・入り口付近への横棒取り付けには女性達が座ったまま抵抗。取り囲んでいる40名の人達の中からは期せずしてカエレコール。経産省はそれ以上の作業を諦め撤収した。

 11時半頃に、テントひろばへの妨害行為を止めるようにという「緊急の申し入れ」を経産省前テントひろば名で提出。また、個人で経産省に抗議文や要望書を提出した人も。

 経産省は右翼に叱咤されての姑息な小細工など止めるべきである!

 昼間、女性達が真ん中のテントでカフェを開店。カレーやコーヒーをご馳走に。夜には鍋を囲んで 盛り上がる。

 午後1時過ぎに大口弁護士が来訪。大衆的活動を強化することや弁護団体制を形成すること等を打ち合わせする。夕方には一ノ瀬弁護士が来訪。

 今日もテントに集まった人は常時20名、合計100名を超える。寝袋、毛布の差し入れあり。寒くなるこれからへの気遣いに感謝。

 吉報あり。11/13福岡1万人行動への参加者は15000人。集まったカンパは500万円とのこと。

 あの玄海4号再稼働をみて、九州は怒りに燃え上がっているに違いない。
 昨日の日誌で経産省は国有地を私物化していると書いたが、少し付け加えておきたい。経産省・電力会社ー原子力村はこの国を私物化し、人々の命・生活・地域社会を弄び、危険に晒しているのだと。

 そして全国から怒りの炎は燃え上がりつつあると。
                       ( 文責 Y・T)

.. 2011年11月16日 11:12   No.345012
++ たんぽぽ舎 (社長)…457回       
GNF-J(神奈川県横須賀市)から東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)へ
核燃料輸送− 危険な輸送に反対!

 11/16 03:00、神奈川県横須賀市にあるグローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンから東京電力柏崎刈羽原発まで核燃料が輸送されました。午前3:00
日立物流4台、3:25 日立物流3台、3:50 上組4台でした。

 今回は要員の関係で「追っかけ」が出来ませんでした。通例であれば、横浜横須賀道路→保土ヶ谷バイパス→東名高速→首都高→関越自動車道と運ばれます。追いかけた経験はありませんが、最終的に北陸自動車道経由で柏崎刈羽原発まで運ばれるでしょう。

 核燃料輸送の経路や予定は警察には知らされますが、消防には知らされません。一般車両がひしめく日本の高速道路を核燃料輸送車が通行する危険性は計り知れません。原発が稼働する限り、核燃料輸送が行われ続けます。是非原発を止めましょう。

.. 2011年11月17日 08:25   No.345013
++ テント住人R (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 11/15(火)> 穏やかな中にも見え隠れするKKU
三位一体 ―― 経産省前テントひろば 66日目 ――

 小春日和というのだろうか。テント広場に穏やかな陽がさしている。
 テント前の歩道には急を聞き駆けつけた20名程度のテントに集う人の列があった。 テントと集う人々との間には12日に設置され、14日に補強されたバリガと鎖が横たわっていた。みんなそれを気にする風でもなく、歓談する人、前を見据える人等屈託がなかった。今日も真ん中のテントではカフェが開かれ、テントに集う人は100名を超えた。福島二本松出身だという在東京の中年女性と話し込む。
 
 このところ、右翼の訪問が増えている。毎回違う県の違う団体であるが発言は決まって、「不法占拠している経産省(国)の土地からテントを撤収しろ」というのが骨子になっている。以前にも右翼はテント前の国会通りや桜田通りを街宣車で通り過ぎた。時には7,8台の車を連ねていることすらあった。しかし、どの街宣車も「原発反対、東京電力、経産省は原因をあきらかにし、早く被災民の補償を実行しろ」というもので我々の主張とさして変わらなかった。
 不思議にこの右翼の情宣活動には制服警官隊、私服、公安の姿は少なかった。
しかし今は違う。右翼の到着と同時に50人前後の制服、公安、私服の警官隊が集合する。時には右翼よりも早く来る。

 正午過ぎ、丸の内警察の警備課長、課長代理を筆頭に16名の警官隊がテントの周辺を囲んだ。
 いつもより少ない体制だがこの体制は右翼7〜8名の参上を予測させる。テント側は全員バリガの前に立った。体制を取っている間に警備課長に訊いた。
「右翼と警察はいつも同じ頃に来ますね」 警備課長は応えて言った。「話し合っているわけではないですよ。情報に基づき、警察独自の判断で出動します」
この警備課長の会話に違和感を感じる人もいるだろう。警備課長はあることを切っ掛けにこのような話し方をするようになった。

 それはさておき、待てど暮らせど(本当は来て欲しくないのだが)右翼は来ない。1時間後に車尾に日章旗と旭日旗をはためかした小型ジープが音量を絞ったアジを流しながら通り過ぎた。警官隊は撤収した。私達は呆気にとられた。
 午後3時45分、軽のバン型警察車輌がテントの前に回転灯をつけたまま駐車した。「すわっ、右翼の襲来か……」と緊張する。軽の街宣車が1台来て「不法占拠はモラルに反する」と声を出し続ける。しかし、車上の二人は車を降りることなく去っていった。
 
 5日に経産省にトイレを借りに行って逮捕された某氏が釈放された。私達はささやかな釈放祝いをした。某氏は、「涙は心の汗だ」と言いながら、私達の本当にささやかな釈放祝いを喜んでくれた。
 大阪でも、関西電力前で若者達が120時間座り込み行動を始めた。数十人が支援に駆けつけているという。テントも立ててない中で、今夜は4人が泊まり込むそうだ。今後の展開に注目したい。頑張れ!と心の中で叫びながら。
 
 夜半、風雨がつよくなった。テントが風にはためき大きな音をたてる。強風がテント内を襲う。寒い。寝ずの番をしている小生とMr.Uはその寒さに震える。これから益々寒くなる。平均72歳(推測)のテント人には辛い冬がくる。精神力と信念で乗り切るだろうが防寒対策を考えるのも悪いことではない。
(文責・テント住人R)

.. 2011年11月17日 08:55   No.345014
++ たんぽぽ舎 (社長)…458回       
知人、友人76名にメルマガを転送して − メルマガ読者 Y

 先週11日(金)霞ヶ関周辺でのビラまきと『人間の鎖』で経産省包囲に参加した、報告と、その模様が掲載されている、◆地震と原発事故情報その231◆と当日配布した、原発なしで電気は足りる(データが証明)を添付して、知人、友人、76名に転送しましたところ、今日16日(水)現在12名より返信がありまして、3・11以降『原発』に対する考えが、変わりましたとの声が全てでした。

(私は『原発維持』と言いにくいのかも、知れませんが?)

 とにかく、政府、東電の『真実の隠蔽・嘘とデタラメ』が明らかになって来ている、証拠と思われます。(大メディヤを除く皆さんの運動の賜物と思っております)今後も微力ながら、全原発停止まで『反原発運動』に参加していくつもりです。

メルマガ読者からの講演会・集会のご案内2つ
イ.反戦と抵抗のフェスタ2011 がんばれねーよ、ニッポン
ロ.さよなら原発品川アクション 講演会part2のお知らせ

イ.反戦と抵抗のフェスタ2011 がんばれねーよ、ニッポン

 お上も下々も、右も左も「がんばろう」? 「日本はひとつ」じゃない!
ずっと異常事態だったでしょ? 3.11にはじまったことじゃない!

日時 11月23日(水・休日) 午後1時開始予定 
場所 千駄ヶ谷区民会館(JR原宿駅徒歩10分)
こちら

基調よびかけ(紙幅の都合により省略)

反戦と抵抗のフェスタ2011 実行委員会
といあわせ war_resisters_fes11 あっとまーく yahoo.co.jp 
ブログ こちら

ヘルプページ: こちら
グループページ: こちら
グループ管理者: mailto:occupy_meti-owner@yahoogroups.jp

ロ.さよなら原発品川アクション 講演会part2のお知らせ

脱原発社会をめざして!

日 時:11月27日(日)開場13:00 開会13:30〜16:30
会 場:品川区立荏原第5地域センター 第1集会室
    (品川区二葉1−3−37/TEL 03−3785−2000
東急大井町線下神明駅徒歩5分)

テーマ:脱原発社会をめざして

講 師:山崎久隆氏(たんぽぽ舎)
     ○福島原発の今
     ○原発は本当に安全で安いのか
     ○自然エネルギー利用の現状と将来
     ○自然エネルギーの利用を妨げるもの

☆コーヒーブレイク〜お楽しみコーナー
☆参加者によるフリートーク
☆資料代 500円

主 催:さよなら原発品川アクション

連絡・問合せ先
〒142-0043 品川区二葉1−8−6 平和共同事務所気付 

.. 2011年11月17日 09:16   No.345015
++ ひまわり (幼稚園生)…1回       
<テント日誌 11/16(水)>
広がりを見せる「みんなの反原発ひろば」
― 経産省前テントひろば 67日目 ―

今日の経産省前テントひろばは、平和な一日でした。
寒さの厳しい朝にかかわらず、9時過ぎから座り込みを始める人がおり、ひとり、またひとりと増えていきました。
お昼ころには7人くらいが座り込んでいました。

愛知から来た男性は用事のついでに寄ってくださり、お菓子の差し入れも。反原発のステッカーを置いていってくださいました。

日中は、毛布や手袋の差し入れも頂き、大変ありがたかったです。
寒さが厳しさを増す中、風雨に弱いテントをいかに補強し、宿泊や集会を快適に行うことができるかが課題です。

午後18時ころには、東京電力本社前にて「TEPCO kills US」というテーマで、反原発パフォーマンスをしたアーティストの方々(主催は、「原発いらない全国の女たち」座り込みアクションで、絵を描くパフォーマンスをした増山麗奈さん)
がテントひろばの座り込みに加わり、ますますにぎやかになりました。
この日は、栃木や茨城、東京から兵庫に避難されている方、医療関係の方がいた関係で、放射能の危険性について率直な意見交換が行われました。
また、個人的に東海村の村長に手紙を送った方が、村長からの返事を読み上げ、村長に対する支持を呼びかけました。

夜は、飲食物の差し入れが多くあり、その場に集まった20人ほどのみなさんで分け合い、思い思いに語り合いました。

ここが霞が関の真ん中で、日々権力と闘争している最前線の拠点であるということを一瞬忘れそうなほど、穏やかな時間でした。
しかし、テントひろばに集まる方々は、テントひろばの存在意義を強く認識されており、口々に持続させたいとおっしゃっていました。
また、どうやって原発を止めればいいのか、どうやって生きていけばいいのか、穏やかな交流の中で、真剣に話し合っているのです。

人の輪は確実に広がっています。「反原発のみんなのひろば」である経産省テントひろばは、まさに「みんなのひろば」になりつつあります。(文責 ひまわり)

.. 2011年11月18日 06:58   No.345016
++ たんぽぽ舎 (社長)…461回       
メルマガ読者からの講演会・集会のご案内

 脱原発1000万人署名の推進を目的に、鎌田慧(さとし)さんの講演会が実現しました。

日 時:11月29日(火)18:30〜
会 場:船橋市勤労市民センター

※鎌田慧さんは青森県弘前市出身。青森県立弘前高等学校卒業後に上京し、零細工場で働く。ガリ版印刷の会社を退社した後、早稲田大学第一文学部露文科に入学。大学卒業後、業界紙(鉄鋼新聞社)記者を経てフリーライターとなる。トヨタ本社工場の季節労働者の実態を自身の経験から描いた『自動車絶望工場』以来、一貫して社会の中で虐げられた側に立って、現地を足で巡ってルポルタージュを書き続けている方です。
 原発関係でも著作が多く、さようなら原発1000万人署名の呼びかけ人です。

400人の会場をいっぱいにしましょう。
お誘いあわせてご来場ください。  市民ネットワークふなばし

.. 2011年11月18日 07:05   No.345017
++ Y・T (幼稚園生)…4回       
<テント日誌 11/17(木)>
     テントは着実に霞ヶ関の内部にも浸透
       ―― 経産省前テントひろば 68日目 ――

 11月17日、小春日和。この天候に似て、テントは穏やかな一日であった。
 朝9時半より、反対側の保安院前で、浜岡原発の運転停止を求めて署名活動をしてきた。「原発震災を防ぐ全国連絡会」が、百万人署名を達成してそれを首相・経産相に提出すべく行動を行った。
 2004年から開始されたこの署名活動は11月9日現在で100万1726筆となったそうである。会は浜岡原発の永久停止に向け、新たに廃炉作業での雇用確保などを提言している。(中日新聞より)

 午後、メンバーの1人である静岡の方が、テントを訪問。歓談する。

 午後7時からテント全体会議。40名前後の参加者で、緊張感のある真剣な議論。その一端は近日中に表明される予定。  

 このところ、霞ヶ関の官庁に勤務する職員のテント訪問が増えてきている。
とくに女性。受付で記帳し、カンパをしていく。官僚が君臨するその足下からも反=脱原発の気運が静かに広がっていくのだろうか。テントは池に投げ込まれた石になっているのかも。先日の11/11アクションでも、経産相の職員であることを宣言してキャンドル包囲の列に加わった人もいた。

 テントでは、霞ヶ関〜虎ノ門〜新橋方面での宣伝活動を強めていくことも検討されている。

 是非、テントに集うことの一つとして参加をお願いしておきたい。

                         ( 文責 Y・T )

.. 2011年11月20日 09:08   No.345018

■--キャンドル包囲「人間の鎖」アクション
++ ピープルズ・プラン研究所 (小学校低学年)…7回          

11・11 たそがれの経産省 キャンドル包囲「人間の鎖」アクション

ウソと“やらせ”を駆使して「安全神話」をつくり上げ、東電福島第一原発事故を引き起こした最大の責任官庁である経済産業省と原子力安全・保安院。事故は収束せず、放射能汚染は拡大し、今なお、子どもや労働者を含む多くの人々が被ばくを強いられ続けています。

事故原因は未解明であり、安全指針も失効(2〜3年後に改定)し、原発の安全を保証するものは何ひとつないにも関わらず、電力会社と経産省・保安院は「ストレステスト」という名のアリバイテストによる再稼働(無免許運転!)に動いています。

9・11の「人間の鎖」行動の成功を引き継いで、再び経産省・保安院をキャンドルを掲げて取り囲み、再稼働の中止と全原発停止、さらには「自主」避難者への賠償など「避難の権利」の確立を求めます。

全54基中、稼働中の原発はわずか11基に過ぎません。「原発なしでも大丈夫」な日本はすぐそこまで来ています。再稼働を止めて、脱原発へ!11・11「人間の鎖」アクションにぜひご参加ください。

【「私は囲みます!」参加宣言者を急募中!】 第1次目標:1000人アクション参加者を募っています。1周900mの包囲めざして鎖を延ばしていくイメージで、名乗りをあげてください。メッセージもどうぞ。
(もちろん、事前表明がなくても当日の参加は歓迎!)
            ↓
ぜひ登録してください。メッセージもお寄せください。
 ☆登録はこちらから ⇒ こちら

≪2011年11月11日(金) 午後6時〜7時30分 ≫

◆ 午後6時 経済産業省本館正門前に集合
(「霞ヶ関駅」:千代田線・日比谷線A12出口すぐ、
        丸の内線A5出口200m)
 正門前にてアピール後、人間の鎖行動(1周約900mを包囲)へ

【発言】脱原発運動の現場から、県外避難者など
【歌】制服向上委員会
【経産省周囲の各面での集会・パフォーマンスも】

※午後4時〜5時30分(予定)に霞ヶ関周辺で街頭・駅頭アピール
(チラシまきなど)も行います。午後4時に経産省前テントひろば
(正門脇)に集合してください。

・キャンドル、ペンライト、懐中電灯などを持参してください。
プラカード、鳴り物、パフォーマンスなどの持ち寄りも歓迎。

【呼びかけ】11・11−12・11再稼働反対!全国アクション実行委員会
[連絡先]ピープルズ・プラン研究所
   (TEL) 03-6424-5748 (FAX) 03-6424-5749
.. 2011年11月07日 11:07   No.344001

++ 乱 鬼龍 (幼稚園生)…1回       
テントから視えるこの国この時代
   11月11日経済産業省を取り囲む人間の鎖行動に参加して

                     乱 鬼龍(川柳作家)

 11月11日は、あいにくの雨でもあり、平日の夕方からということもあり、人の集まりは、どうだろうかと思って、仕事を終え急ぎかけつけたが、PM6時、6時半、7時―と時間がたつにつれて、どんどん人が集まってきて、結果的には1300人と私の思っていたことを大幅に上まわる大結集だったと思う。しかもとても参加意欲の高い人々ばかりであった。
 これは、福島そして全国の女性たちの連続する行動、テントを撤去せよと連日のように押しかけてくる右翼及び警察権力の攻撃、といったことが重なり合って、多くの人々が強い関心をもち、自分も参加したり、参加して意思表示をしなけれ
ばという熱い想いを抱いて、続々と結集してきた結果であると思う。
 この結集の力を、さらに前進させるためにも私たちはテントを維持し、ここを結集軸として福島をはじめとする全国の人々と連帯し、戦いを継続し、発展させよう。
    "常在戦場テントに集う心意気"

.. 2011年11月15日 13:50   No.344002
++ 柳田真 (小学校高学年)…22回       
11月11日経産省を包む人間のくさり報告
   前段活動で"原発なしで電気は足りる"ビラ2500枚を配布し、
   宣伝カーでも周知活動
                           
イ.11月11日(金)の経産省を囲む人間のくさり(第2回)は成功できたと思う。
1300人の参加は前回(9/11)と同じだが、雨の中の参加であること(1〜2割は減るのが普通。たんぽぽ舎にも雨天は中止か?の問い合わせ電話あり)、なによりも強い参加意欲+原発廃止の意欲を持った人々の自主参加である点が大きい。
たんぽぽ舎も全力で参加をよびかけ貢献できた。

2 11日(金)の午後6:00の人間のくさりの前段に1時間余りにわたり40人(8班×5人)で、ビラまきとマイク宣伝活動をおこなった。(あわせて宣伝カー数台で走りまわりアピールした)ビラの中味は原発なしで電気は足りる―公開データが証明=全国電力設備データは原発54基がゼロでも電気は大丈夫を示しているという図表と説明文。(もう片面は経産省テントの闘いの歴史と11月〜12月アクションの掲載)
 全国の発電設備は2億8172万kwあります。(火力・水力・自家発電・原子力の4つ)
ここから原発54基分=4896万kwをぬいて、2億3276万kwあります。2010年の10社の最大電力は1億7775万kwです。かなりの余力があります。
原発なし(ゼロ)で、"電気は十分足りる"のです。
 地震・余震が心配。今動いている11基を止めて。定検後の再稼働反対!原発大惨事を心配しなくてすむ社会へ、宣伝活動は有楽町駅(2班10人)新橋駅(2班10人)東電前(1班)日比谷公
園周辺(1班)経産省や文科省周辺(1班)など。計8班が大型マイクを使い、手製のノボリを立てビラをまいた。

.. 2011年11月15日 14:11   No.344003
++ 唐木 (幼稚園生)…3回       
.◎デモは初めての母と共に参加して◎ 
   11.11 たそがれの経産省キャンドル包囲
   「人間の鎖」アクション感想
                  たんぽぽ舎 ボランティア

 まずは冷たい雨が降り注ぐ悪天候の中、参加者のみなさん本当におつかれさまでした!
 山本太郎さんや制服向上委員会の登壇もあり1,300人もの参加で大成功に終わりました。
 今回の人間の鎖は2回目であり、経産省テントが誕生した9.11行動の成功を引き継いでいます。また12.11までの「再稼働反対!全国アクション」へのスタートでもあります。
 経産省と保安院が入った官庁をキャンドルやペンライトで取り囲む「たそがれのアクション」でした。私たちは再稼働の中止と全原発停止、さらには自主避難者への賠償など、避難の権利の確立を求めました。
 昼間、雨は止む気配がなく平日の夜ということもあり、経産省一周を囲めないかもしれないという心配の声もありました。しかしそれは参加者一人一人が自分が行かなければ!と足を運ぶ理由になったようです。前回同様、無事に手と手を繋いだ人間の鎖が完成しました。
 私は今回初めて抗議行動に母を連れて行きました。原発なんていらないという気持ちがあっても今までただ見守っていた母。野田政権の原発推進、日に日に強まる権力側の弾圧を娘から聞きようやく参加しました。彼女の一番の感想は参加
者のみなさんの姿に頭が下がるということ。こんなに冷たい雨の中、こんなに多くの人が行動していることに衝撃を受けていました。自分はすっかり年老いた身であり、雨の日にレインコートで立つ立場ではないと勝手に錯覚していたのに、もっと大先輩が若い人たちと参加しているという事にただ驚いていました。それを見せられただけでも娘の私には満足でした。いくら家族に原発の話をしても分かってもらえない人がたくさんいて、私もここまで来るのに8ヶ月かかりました。
 アクション自体は前回よりもバージョンアップして、参加者が楽しめる工夫がたくさんありました。マイクアピールが隅々まで聞こえるように数カ所で行われたり、待機している間、退屈しないようにとドラム隊が演奏して回ったり、鎖が完成した瞬間も参加者が同時に知ることができました。
 みんな雨に濡れない事より繋いだ手を少しでも長くアピールすることを優先。レインコートを着た人もキャンドルやペンライトを照らそうと、かじかんだ手を外に掲げていました。
 私たちの繋いだ手と手はとても温かく、人との繋がりを肌で感じることができました。参加者の首に提げられた紙のバナーはこの日びしょ濡れで私たちの勲章となりました。

.. 2011年11月15日 14:52   No.344004
++ 園良太 (小学校低学年)…7回       
.「脱原発の鎖経産省囲む」

「脱原発」を目指す市民団体のメンバーらによるデモが11日、東京霞が関の経済産業省周辺であった。約千三百人が1周九百メートルの同省を囲んで手をつなぎ、「人間の鎖」を作って原子力発電所の再稼働中止や停止を訴えた。
 市民団体などでつくる「再稼働反対!全国アクション実行委員会」が呼びかけた。福島第一原発事故から八か月のこの日、午後六時過ぎから雨の中を市民らが続々と集まり、キャンドルを点灯した。
小学六年の女児の母は「事故が収束していないのに、他の原発を再稼働するなんて正気ではない」と話した。(東京新聞11月12日朝刊掲載を抜粋)

11月11日〜12月11日『原発再稼働反対月間@
   経産省前テント』が始まります。

 経産省前人間の鎖包囲を皮切りに、『原発再稼働反対月間@経産省前テント』
がスタートします。僕は13日のAPEC本番の日米首脳会談の原発輸出や沖縄辺
野古への基地移設に反対します。他の仲間は原発再稼働へのストレートな反対やTPPにも反対します。みなさまも自分のテーマでの表現をぜひお願いします!
朝でも昼でも夜でも、いつも誰かが座り込みしている状態にできれば、その上に色んなデモ、集会、ライブや上映会を組み合わせられるはずです。日曜以降もみなさんの座り込みと表現アピールをお願いします。

.. 2011年11月15日 15:09   No.344005
++ たんぽぽ舎 (社長)…448回       
11月18日(金)第8回 役立つ反原発基本講座
     「PPSから反原発を考える」
     電力会社の電気は買わない−反原発とPPS

○経産省もPPS
 自治体や企業の高圧利用者(50kW以上)が利用する電気は、電力会社(一般電気事業者)以外の特定規模電気事業者(PPS:Power Product Supplier)から自由に購入できます。
 電気の消費量全体の63%を占める利用者が、PPSから購入できます。現在の普及率は3%ほどで、それほど例は多くありませんが、自治体、経済産業省などの政府機関、そして民間で購入を実行しています。
 購入方法は簡単で、特別な設備は必要としません。そして、実際に購入している例からは、電気料金が10%前後か、あるいはそれ以上安くなっています。
 電力の自由化は世界の趨勢ですが、日本ではなかなか実現しませんでした。でも、少し風穴が開いたようです。

○PPSは経費削減
 PPSの電気を多くの自治体で購入し、経費を削減させましょう。電力会社の電気は、原発由来が含まれています。原発でないPPSの電気、そして自然エネルギーによるものならばベストです。
 さあ、なぜPPSは普及しないのでしょうか、妨げるものは何で、誰なのでしょうか、そして、どうすればいいのでしょうか。

(反原発自治体議員・市民連盟 発行 反原発パンフ(1)『電力会社から電気を買わない方法』より)


11月18日(金)
18:00分 開場/18:30分 開会
参加費 1000円(資料代含)
会 場 スペースたんぽぽ(議員・市民連盟入居のビルの4階)
話す人 大沢 豊(立川市議)
    布施哲也(議員・市民連盟)
主 催 反原発自治体議員・市民連盟

立川市は電力会社から電気を買いません。
経産省も、資源エネルギー庁も、文部科学省も、原発推進省庁は原子力発電所の電気は、買いません、使いません。
原発−PPS=発送電の分離発送電の分離は廃炉への一歩

.. 2011年11月15日 16:03   No.344006
++ たんぽぽ舎 (社長)…449回       
.「11.11たそがれの経産省キャンドル包囲『人間の鎖』アクション」
   の大成功を
   「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!12.11デモ(仮)」
   につなげよう!!

○花金、しかも雨と言う最悪のコンディションの中、9.11を大きく上回る熱気と質をもって、「11.11たそがれの経産省キャンドル包囲『人間の鎖』アクション」は成功理に、しかも警察権力に一指も触れさせぬ形で打ち抜かれました。

○9.19を過ぎれば福島原発震災に対する国民の怒りも収まるだろうと高を括っていたかどうかは判らないが、この日示された人々の怒りとその持続性は経産省をして度肝を抜かせた事は確実でしょう。事実その翌日、経産省は警官50名以上を従えて、あろうことか福島原発震災に怒れる人々の共有財産である「経産省前テントひろば」の敷地と道路の境界のポストを上げチェーンバリ
カーで囲み「テントひろば」を鉄の鎖で封じ込めようとしたのです。あたかも「人間の鎖」で包囲された経産省のその報復であるかのように。

○経産省、そして各電力資本はこうした高まる人々の「反原発」の声にも関わらず、決して停止中原子炉の再稼働を諦めようとしません。そうであるならば、私達は11.11の更に数倍の大きな声をもって、経産省そして各電力資本に対して、原発立地の人々との固い連携をもって私達の怒りの継続性とその質的高まりを示し、停止中の原発の再稼働を絶対に許さないという意思を示め
そうではありませんか!

○「11.11たそがれの経産省キャンドル包囲『人間の鎖』アクション」に集まられた皆さん、そして諸事情から参加できずもネットや様々な形で支援していただいた皆さん。次月12月には「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!
12.11デモ(仮)」に文字通り全国から集まりましょう!

「全国から電力会社・経産省を包囲しよう!12.11デモ(仮)」(予定)

☆12月11日(日) 午後1時、東京・日比谷公園に集合、集会開始
☆午後2時、デモ出発。東京電力を始め、日比谷、有楽町、東京駅、大手町に散在する各電力会社までデモ−包囲
☆4時半頃、経産省を包囲デモ
☆翌日、各省庁・電力会社に対して省庁交渉及び申入れ行動を行う

※上記スケジュールは、あくまでも予定です。詳細が決まり次第報告いたします。

.. 2011年11月16日 06:00   No.344007
++ たんぽぽ舎 (社長)…451回       
原発ゴミ地層処分は、技術も未完(トイレなきマンション)
     廃棄物封じの候補地は白紙
     福島原発廃炉は30年以上、前例のない難事業

○岐阜県瑞浪市の山中にある日本原子力研究開発機構の「瑞浪超深地層研究所」。ここでは深く穴を掘り、岩盤の強さや地下水の成分、流れを調べている。使用済み核燃料など高レベルの放射能を持つ核廃棄物を地下深くに長期間保存する「地層処分」の技術開発が目的である。(略)

○本物の核廃棄物を使って実験するわけにもいかず、十分なデータが取れないのが現状だ。高レベル廃棄物は、法律で地下三百メートル以上の深さに、飛散や流出を防ぐ手だてを講じた上で最終処分することが決まっている。ただ、法制定から十年以上たってもその実例はない。(略)処分の手だてを持たないゆえに、原発は「トイレのないマンション」に例えられる。

○廃炉では、問題はさらに深刻だ。(略)日本で唯一、廃炉を成し遂げた茨城県東海村の動力試験炉(JPDR)の例では、がれきなどの低レベル廃棄物千六百七十トンは元の敷地の地下に埋めた。だが、解体した炉など二千百トンは、三十三センチもの厚みがある遮蔽容器やドラム缶に詰め、専用の倉庫で眠ったままだ。原子炉などは地層処分が求められる高レベル廃棄物ではないが、
それでも行き場がない。「三十年以上要する」(原子力委員会)という福島第一原発の廃炉。それは間違いなく、前例のない難事業となる。炉心が溶融したり、建屋が爆発で吹き飛んだりした炉が四つ。使用済み核燃料は三千百八体。

○汚染された瓦礫は、回収されたものだけでコンテナ九百個分にも上る。原子炉を解体する段になると、今度は溶け落ちた核燃料と制御棒など炉内構造物が混ざった「核のゴミ」との闘いが始まる。それぞれが、がれきとは桁違いの放射能にまみれ、現行法が想定していない廃棄物だ。地層処分の技術確立は道半ば、候補地は白紙。そんな中でどうやってゴールにたどりつくのか。先は見え
ないが、それでも道を探し出さなければ、事故は終わらない。(略)

                   (東京新聞11月10日より抜粋)

.. 2011年11月16日 06:16   No.344008

■--30キロ圏内の住民の合意をとれ
++ 山崎 久隆 (小学校低学年)…5回          

玄海原発4号機の運転再開をしてはならない追加の理由
   設置許可は無効、やらせ問題も未解決、30キロ圏内の住民の合意をとれ

                       

 11月2日に行われた院内集会で採択された要請書にある、玄海原発の「運転再開をしてはならない4つの理由」に付け加えて、さらにいくつかの理由を示しておきます。ただし、これは私の個人的見解ですので念のため。集会参加者で合意しているというわけではありません。

 ●まず、そもそも論●

 玄海原発がどのような理由で止まろうとも、いったん運転を停止した原発が再開するにあたり、まず政府自らが決めたルールを守らねばならない。
 3.11原発震災を受け、ありとあらゆる安全規制行政が機能せず、原子炉を溶融させ大量の放射能を発散、拡散させた「原子炉等規制法違反事件」を引き起こした当事者の一人である行政が考えた「茶番に過ぎない」とはいえ、また規制当局が主観的に作ったにすぎなくても、あるいは内容がお手盛りで到底安全に寄与しないとしても、そうであってもストレステストを経なければ再起動などしてはならないはずだ。これは「最後の矜持」というべきものだ。
 あれはいい、これはだめ、今回の原発震災を受け手の規制当局の姿勢は、場当たり、無法、いいかげん、住民の神経の逆なで、あらゆるデタラメさが蔓延している。行政の公平性(フェアネス)も、規制当局の規範性(コンプライアンス)も、大きく崩れてしまい、これでは何が正しいか誰にも分からなくなっている。
当事者でさえ。
 これでは、いかなる安全行政も成り立たない。
ストレステスト自体が現行の原子力規制行政の法の外にあるので、運用も恣意的にされているとしたら、そんなものに従う者は誰もいない。早晩、電力や産業側が原子力村の「専門家」を動員して巻き返しに掛かるだろうが、その際に玄海原発で行った恣意的運用が、安全側に立とうとする原子力規制当局の意思を破壊する。(もっとも、そんな高尚な者が今の原子力規制当局に居れば、の話だが)

 ●設置許可は無効●

 3.11により失われたものがもう一つある。それは防災対策だ。
 原子炉設置許可の段階で行われた地震や津波防災の考え方が、全くダメだったと言うことだ。
 ストレステストのテーマにもなっているのだが、福島第一を襲った地震や津波の規模や打撃力の評価が全くなっていなかったことが明らかになった。
 これは他の原発であっても全部そうなるだろう。福島だけがダメであとはOKなどということはあり得ない。なぜならば、地震津波対策の基本思想が全部同じだからだ。
 ありえるのは「偶然、たまたま」大きな地震を受けたのに揺れが小さかった、津波が低かったという「可能性」だけだ。つまり原発の安全規制そのものがギャンブルと化しているのだ。設置許可の段階までさかのぼり、その妥当性を問い直すことが、廃炉にしないならば絶対に必要なことなのに、運転を続けながら検証するなどと、欠陥風洞試験を行っていたことが分かった旅客機を定期路線で運航しながら強度試験をやり直すようなものだ。もちろん世界中でそんな恐ろしいことが許される国は存在しない。
.. 2011年11月05日 06:45   No.342001

++ 山崎 久隆  (幼稚園生)…1回       
 ●やらせ問題の解決も無し●

 誰が辞任するかとか、知事が指示したかしないかとか、そんなことは些末なことだ。九州電力のみならず、規制当局であるはずの国も加わって、原発の新増設
からプルサーマル強行などさまざまなシーンで、世論誘導どころか、世論のねつ造さえ行われていた。今、運転をして良いかどうか、世論操作せずに率直に聞いたらどうなるか。とても怖くて聞けないから依然として同じ穴の狢の県知事、町長に了解を取ったことにする。何処をどう反省しているのか、といば、もはや開き直っているのだ。
 九州電力が設置した「はずの」第三者委員会郷原委員長は、さすがにこのデタラメさに猛然と抵抗し、県知事と九州電力の報告書否定を批判している。
 運転再開どころか、県と電力と国の規制当局の信頼性に重大な疑義がある時に、これらがよってたかって運転再開を認める、実行するなど、どうやってもあり得
ないだろう。一言でいうならば「恥ずかしくは無いのか」。

 ●動かすなら少なくても30キロ圏内の住民の同意を取れ●

 現在、原発周辺自治体は10キロ以遠30キロ以内の範囲で頭を抱えているか、または、我が意を得たりと対策本部を作るなどの動きになっているだろう。10キロ圏外はいままで埒外に置かれ、どんな危機感を表明しても無視され続けてきた。
東京都内の市区町村でも浜岡原発の安全性を問う議会決議なども何度もなされてきたが、まともな回答は一つも無かった。
 浜岡原発の廃炉を求める決議や意見表明は牧之原市や焼津市からも上がっている。もはや全国が当事者なのだが、とりあえず原子力安全委も認めざるを得なくなっている30キロ圏内EPZ(緊急時計画区域)に少しでも掛かる自治体は、今すぐ原発の安全体制について発言をする権利を持っている。
 玄海原発の再起動についても、同様に少なくても30キロ圏内の住民同意を取り付けてからだろう。具体的には、福岡県糸島市、佐賀県唐津市、伊万里市、長崎県松浦市、佐世保市、平戸市、壱岐市だ。これらの自治体が住民の意思を聞き、防災体制を議論することが先決だ。
 今後何処の原発だろうが、「そんなことは常識」にしていかなければならない。

.. 2011年11月05日 06:55   No.342002
++ たんぽぽ舎 (社長)…442回       
九電玄海4号 ドタバタ再稼働
   地元「唐突」波紋広がる。燃料節約と言うが…やらせ問題棚上げ
   既成事実つくりたい? 批判の経産相なぜ容認?
   周辺市に連絡なし 慎重意見を無視

◯ 作業ミスで自動停止していた九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)4号機は1日、ほぼ1カ月ぶいに運転を再開し、4日には通常運転に戻る見通しだ。東京電力福島第一原発事故後、止まっていた原発が動くのは初めて。しかも、やらせメール問題が決着していない中での再稼働には、原発反対派ばかりか賛成派も疑問符をつける。”唐突”な再稼働に振り回された地元を歩いた。(略)
◯ 九電玄海4号機のトラブルは、タービンを回した蒸気を冷やして水に戻す「復水器」の補修作業中に起きたが、誤った手順書にのっとって作業をしたことによる「人為ミス」が原因だ。定期検査で停止した他の原発は、再稼働するためにはストレステスト(耐性評価)を受けねばならない。トラブルで止まった4号機の場合は、これにあてはまらないため、経済産業省原子力安全・保安院が「再稼働は事業者(九電)の判断で行う」とゴーサインを出したのだ。4号機は十二月中旬には、定期検査が予定されており、再稼働したとしても一カ月あまり後にはまた止めなくてはならない。それでもあえてこの時期に動かした意図をいぶかる声が地元でも少なくない。(略)

◯ 九電が、予想していた反対派の抗議や非難に加えて、周辺自治体の不興を買ってまで再稼働を急いだのは、たとえ一カ月でも原発を動かすことで、火力発電用の燃料費を節約しコストを削減するためとみられている。「そういう側面もあるが、とにかく『福島後に止まった原発を動かした』という既成事実をつくりたかったのではないか」と推測するのは、「脱原発ネットワーク・九州」の深江守代表。原発の再稼働を一つでも認めさせれば、他の原発も動かしやすくなる。4
号機の運転再開はその足掛かりというわけだ。「九電は、やらせ問題で世間の糾弾の矢面に立たされたが、最近は何とかしのげると踏んでいる節がある。推進派にとって好材料を提供することで、会長や社長は『われわれがいれば全面的な運
転再開は可能だ』と力を誇示したつもりでいるのだろう」

◯ 玄海原発4号機の再稼働に、各地で反発する声が響いた。地元・佐賀の「玄海原発プルサーマル裁判の会」は、二日午前、佐賀県庁を訪れ「地元住民の意思を無視している」として、運転再開中止を訴える要請書を古川康知事宛てに提出。
石丸初美代表は東京の参院議員会館で会見し、「九電は何が何でも動かそうということがさきにある。住民無視の強行だ」と怒った。さらに再稼働を容認した枝野幸男経済産業相に矛先を向け「やらせ問題で九電はうそをつくのが平気な企業
だと分かった。信頼は既に失っている。枝野さんんも(九電を)批判していたはずなのに、言っていたことと、やってることが違う」と批判した。全国百五十の市民団体は連名で、運転再開を停止するよう求める要請書を枝野経産相の事務所などに提出した。また九電東京支社の前では、八十人が「玄海原発を止めろ」などと声を上げたほか、福岡市の本店にも市民ら七十人が集まり、運転停止を求める真部利応社長宛の要請書を手渡した。(2011/11/4『こちら特報部』東京新聞より抜粋)

.. 2011年11月05日 08:31   No.342003
++ たんぽぽ舎 (社長)…443回       
東京湾に浮かぶ2つの原子炉
   マグニチュード7の地震の可能性(30年以内に)
   原子力空母の横須賀基地を視察

 「なにもこの日に限って降らなくとも」と恨めしく思いながら、横須賀市追浜の榎戸バースから小さなボートに10人が乗り込む。10月5日午後1時半。L版のビニール・レインコートを着、その上にライフジャケット。船長は横須賀市議の
山城保男さん。退職者の会の91歳になる佐藤敏昭会長以下8人。それに解説者の市川平さん。
 雨の中を出港。幸い風はない。それでもスピードが出ると雨は横殴りになり、顔に雨が滴る。最初は海上自衛隊横須賀基地を一巡。現役の軍艦を眼前に見ることなど滅多にない。巨大な鉄の塊だが、専用バースの風景に収まってしまう。それだけ軍港は広いのだ。
* 本番の米軍基地に入る直前、海自の監視艇が猛スピードで接近し、何か叫んでいる。これ以上近づくな!という警告らしい。まさか体当たりをする訳はないが、その危険を感じさせる。まさに威嚇である。
 原子力空母母港化反対運動の活動家でベテラン解説者の市川さんは少しも動ぜず、「今日は反対運動じゃない。案内しているだけだ」とハンドマイクで反論。
さらに引き返せと求める監視艇に向かって「市の管理する海にいて、何故いけないんだ。一回りしたら帰るから」と取り合わず、そのまま運航を続ける。
 監視艇は諦めたように引き下がり、気がつくと、代わりに海上保安庁の小型巡視艇がついてくる。「あれはデモの脇に立つ警官のようなものです」と市川さん。
 横須賀の米海軍基地を母港とする艦船は11隻。原子力空母ジョージ・ワシントン(G・W)を軸に揚陸指揮艦ブルーリッジ、イージス巡洋艦2隻、イージス駆逐艦6隻、ミサイル駆逐艦1隻。全部いたらさぞ圧巻だろうが、残念?なことに
G・Wは9月中旬に急拠、アジア方面に出動し、随行艦とともに不在だった。
* 視察終了後、場所を市の産業会館に移して、呉東正彦弁護士の話を聞く。原子力空母の母港化反対運動の中心人物だ。
 G・Wには60万キロワットの原子炉2基が積まれている。横須賀市内には4つの大きな活断層が走る。基地内には原子炉冷却用の純水プラントがある。M6〜7の大地震が30年以内に起きる可能性が高い。原子炉事故が起きたら、三浦半島全域が致死被害となる。
 呉東弁護士らは、地方自治法が定める港湾管理権を武器に、軍港湾施設の新増設に反対するため、原子力空母反対派の市長選に関わり、当選させてきたが、反対派だったはずの市長は当選した後腰が重くなり、空母受け入れのための増設は
どんどん進んだ。国からの強い圧力だ。
 次に取り組んだのが「原子力空母の是非を問う住民投票」。2回やって5万票を集めたが敗北。また、施設の増設差し止め訴訟もやってきたが10回敗北。今、最高裁で争っている。福島原発事故後、女性や各種の運動体が独自の反対運動を始め、地域に広がっている。
 原子力空母の出す放射性廃棄物に対し、基地で働く全駐労は就労を拒否しているが、基地に関わる住友重機の下請け、孫請け、その関連零細企業労働者は拒否しきれない。課題は尽きないが、息の長い戦いだ。知恵を出して闘い続けるしか
ない。呉東弁護士は悲観していない。 (吉原 節夫)
          (週刊新社会11月1日号より、了解を得て全文転載です)

.. 2011年11月05日 09:46   No.342004
++ たんぽぽ舎 (社長)…444回       
メルマガ読者からの学習・講演・デモのご案内3つ

 イ.11/5デモ・南相馬市役所前集合

 日 時:2011年11月5日(土)11:00
場 所:南相馬市役所前集合
主 催:フクシマの命と未来を放射能から守る会
呼び掛け人:小武海三郎、志賀道廣、小澤洋一、名畑昭一、岡田弘行、
      中野目健一
目 的:脱原発・子供を放射能から守る・被害者救援他

*デモ終了後、参加者の意見を集約すべく、また会の拡大に向けた懇談会を
開催予定です。折り込み広告はまだ未完成のため完成次第お送りします。
拡散宜しくお願いします。福島県南相馬市 志賀道廣

 ※編集部より、11/5の案内でしたが掲載が遅くなりました。
  申し訳ありませんでした。

 ロ.11/5ワークショップのご案内です

 みなさま、こんにちは!東電前アクションのワークショップチームです。
 私たちは、7月から月に1回、脱原発に向けてのワークショップを開いて、どうしたら効果的に脱原発に向かうかアイディアを出し合っています。
 次回のワークショップは、11月5日(土)の13:30から
 会場は、「パフスペース」
 (地下鉄東西線早稲田駅馬場下口2か3bから徒歩2分フェニックスビル3F )
        
 テーマは「みんなで作ろうデモグッズ!」です。
 手作りのプラカードや楽器、パペットをみんなで作ってみましょう!!!
 なお、参加者全員でハンドペイントの横断幕を作る予定です。

 下記のメールアドレスまで参加申し込みのメールをお願いします。
 飛び入りでもOKです。 件名:「第4回ワークショップ参加希望」
 本文:お名前、作りたいもの、などを記載の上、送信してください。
【持ってきてほしいもの】
参加費500円+αのお気持ち
 みなさまのご参加を心よりお待ちしています。

 ハ.11/19どうする 東京都内で〜震災と原発の廃棄物処理〜
           廃棄物処分場問題全国ネットワーク
                  共同代表 藤原寿和

   日 時:11月19日(土) 13:30〜16:00
   資料代:500円
   会 場:たんぽぽ舎5F
     〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5F
       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
      

 5月に下水処理汚泥の焼却灰から高濃度の放射能が、7月には一般廃棄物の焼却灰からも放射能が検出、自治体の通常業務に大きな影響が出はじめました。
放射能汚染された廃棄物焼却による汚染拡散の不安や疑問の声が出ています。
東京都は11月3日 都民の声を聞くことなく岩手県宮古市の災害廃棄物1万1000トンの受け入れを開始しました。
 日本の人口の十分の一が暮らす大都会東京、震災と原発の廃棄物処理による土壌、水、大気の汚染。都民の不安と責任。
 まず現状を知り、叡智を結集せねばとの思いの集会です。
 ぜひ、お誘い合わせ ご参加下さい。

共 催:止めよう!ダイオキシン汚染 東日本ネット (連絡先03-3982-1498)
水銀汚染検証市民委員会(連絡先 03-3915-1612)

.. 2011年11月05日 11:10   No.342005
++ 山崎久隆 (大学院生)…117回       
大飯原発3号機のストレステスト
茶番以外のなにものでもなし 新知見も取り入れず

たんぽぽ舎

○ 茶番以外のなにものでもなし

2011年10月27日、ストレステスト第一弾として関西電力大飯原発3号機の「一次評価結果」が公表された。全体で600ページを超える文章量だが、実態は薄っぺらいものでしかない。
詳細な分析は今後行うとして、一通り読んでみて感じたことは「茶番劇」。
特にすごいのは津波についてだ。もともと3.11福島第一原発震災を受けての「緊急対応」として『福島第一発電所の設計津波高さが平成14年評価値(5.5m)に対し、実際は15m(その差9.5m)であったことから、大飯発電所の平成14年の評価値(1.9m)に9.5mを足した11.4mまで、緊急安全対策としてのシール施工を実施済み。』これにどんな根拠があるというのだろうか。
福島第一原発(以下フクイチという)と同じ津波波源域に面しているというのならまだしも、地理的にも津波波源の地帯構造も全く関係のない若狭湾の原発で、フクイチの津波波高の差分データにどんな意味があるというのか。論外を通り越して考え方が壊れている。
さらにフクイチの想定津波高と到達津波遡上高の差分を取り、その値を他の原発に当てはめるということは、相対的に想定津波波高が低い方が解析後の遡上高も低くなるので、低い方が結果的に有利になる(裕度が上がる)という結果になる。
本来とは真逆の結果になるわけでそんな解析は聞いたことがない。もっとも、11.4mに実際には何の意味も無い。最初に津波に襲われることになる海岸の海水ポンプについてモーター下端の高さが4.65mしかないことに、今回の解析でも違いは無い。津波により一番最初に最終ヒートシンク(崩壊熱の捨て場)が、このポンプの損傷で使用不能になることから明らかだからだ。
ところが海水ポンプ使用不能の対策が「電動補助給水ポンプまたはタービン駆動補助給水ポンプにより、2次系からの原子炉冷却を継続する」などと、その前に基準地震動Ssのわずか1.8倍程度で使用不能となってしまう程度の脆弱な冷却システムでの危機回避を想定し、海水ポンプ使用不能でも冷温停止出来ることになっている。こんなことはフクイチでも失敗しているので、震災経験の共有になっていない。そのうえ驚くことに「最終ヒートシンク喪失から燃料の重大な損傷までの事象の過程において、地震、津波等の外部事象による設備への影響は考慮しない。」のだそうだ。何処がストレステストなのか、これでは従来の欠陥安全解析と何ら変わりが無い。
イベントツリー図(73Pの図5-(5)-5 )では、失敗したら炉心損傷に至ると読み取れるので、それを読み取れと言うことらしい。

.. 2011年11月05日 20:19   No.342006
++ 山崎久隆  (幼稚園生)…1回       
○ 繰り返された津波想定の欠陥

「大飯発電所 設計津波高さに関する算定根拠説明資料」によると、津波波源域については、主に原発に影響を与えた津波は日本海中部地震(1983年5月26日秋田県能代市沖!)だという。若狭湾で起きる地震や、太平洋側のプレート境界の動きで起きる海底活断層の地震により誘発される内陸巨大地震による山体崩壊など、若狭湾に十数メートルの津波を引き起こした可能性のある原因は何ら考慮されていない。
歴史地震については、文献調査として『1.羽鳥徳太郎(1984):日本海の歴史津波、2.国立天文台(2009):理科年表、3.宇佐美龍夫(2003):最新版日本被害地震総覧、4.羽鳥徳太郎(2010):歴史津波からみた若狭湾岸の津波の挙動歴史地震第25号、5.渡辺偉夫(1998):日本被害津波総覧、6.気象庁(2007):平成19年8月 地震・火山月報(防災編)、第1号』を引用したとしているが、これらはいずれも一次資料ではなく「若狭湾に津波被害があったとは書かれていない」研究者の調査報告である。著者や機関の解であってイコール歴史的事実ではない。例えば1586年の天正地震時に若狭湾で巨大な津波が発生したこと
を記述した歴史資料として、研究者ならば誰もが知る「京都吉田社の神主、吉田兼見の日記、兼見卿記」や宣教師のルイス・フロイスの書いた「日本史」など多くの一次資料にある若狭湾の津波被害に関する記述は全て「信頼性が無い」として切り捨てているが、その根拠は「内陸地震とされている天正地震が若狭湾で津波を引き起こすとは考えられない」という、仮定に仮定を重ねた「見解」だけなのだ。
内陸地震であっても震源域が海底に及べば地形変状により津波は起きるし、地震に伴う巨大な山体崩壊などが起きればその影響で津波は発生する。そんな例は世界にいくつもあるし、1792年の雲仙普賢岳噴火に伴う山体崩壊(ただし直接の噴火が原因かどうかは分かっていない)で対岸の熊本県でも5mの津波被害を被った「島原大変肥後迷惑」はあまりに有名。地震津波では無い巨大津波の例としては、もう一つ1741年の渡島西部大津波は対岸の渡島大島の噴火に伴う山体崩壊によるものとの調査報告(島村英紀:2005)がある。地震による山体崩壊の例は、1958年7月9日に米国アラスカ州リツヤ湾で発生した遡上高524mが史上最高とされている。M7.7の地震に伴って発生した山体崩壊が原因だが、リアス式海岸の湾は奥行き12キロ、幅3キロであり、湾内の海水が外に逃げられない構造だったことが巨大津波に発展した理由だった。では同様にリアス式海
岸が発達している若狭湾はどうだろうか。小浜市のある小浜湾と大飯原発のある大島半島の間は幅約12キロ奥行き約7キロだ。形状として湾口が狭く湾内の水が逃げにくい構造であることはよく似ている。若狭地域においても過去に山体崩壊があったことが知られている。京都と福井県境の舞鶴市と高浜町の間にある青葉山は、正確な年代は不明ながら大規模山体崩壊を過去に経験している。しかもその崩壊し流出した岩石の「流れ山」の先には現在は高浜原発が建っている。


.. 2011年11月05日 20:28   No.342007
++ 山崎久隆  (幼稚園生)…2回       
○ 新知見も取り入れず

太平洋側で起きる巨大プレート境界地震は、日本列島を横断する方向にも大きな応力場を形成し、日本海側と太平洋側を繋ぐ構造線に大きな活動が起きるひずみを発生させる。その結果、日本では最も多い東西圧縮応力場で起きる逆断層型では無く、地震を起こす可能性はほとんど無いとされてきた、引っ張り応力場で起きる正断層型の大きな地震を起こすことを考慮しなければならないという知見が、今回東日本太平洋沖地震の後に誘発されて起きた、福島県いわき市の井戸沢断層や湯ノ岳断層地震でわかったことだ。ならば、動かないと考えている正断層は、この種の特殊な環境において活動する断層であり、その際に大きな地盤変状が生ずると考えなければならない。これについては敦賀原発ともんじゅの直下にある敦賀断層周辺の破砕帯が、そのような状況下で大きな地震に伴い活動するのではないかと考えられる。大飯原発の付近にもそういう動き方をする断層群があるのではないか、そういう視点で再調査をすべきであろう。
また、このストレステストでは津波そのものの破壊力を事実上何にも考慮していない。建屋を水密構造にしたときに津波の破壊力を考慮したかのような記載になっているが、その具体例はない。

○ 無視される津波の脅威

フクイチと異なり、若狭湾口にある大飯原発は、周辺に大量の危険物貯蔵施設がある。大飯原発にも重油とみられる、大きなタンクが湾口に面して4基ある。これが流されれば原発敷地は大規模火災になる。さらに大量の船舶が航行している若狭湾に十数メートルの津波が襲えば、コントロールを失った数万トン規模のタンカーやフェリーなどの船舶が大飯原発にぶつかってくる事態も考えなければならないだろう。気仙沼や宮古の海がどうなったか、十数メートルの津波に襲われることの真の恐怖はフクイチではなく気仙沼市にある。

○ 無視される警告

地震断層の再調査についても、このストレステストに関しては何一つされていない。
「大飯発電所の基準地震動Ss」の添付 5-(1)-2の図は、2009年に公表された「耐震安全性評価の中間報告書」(追補版)と全く同じだった。
例えば熊川断層は陸域の断層だが、さしたる根拠も無く海側のFo−A、B断層との連動はしないことになっている。全部同時に動けば優にM8クラスになりそうな、大飯原発の目の前の断層だ。熊川断層も、想定M7.4程度の揺れを起こす断層だとされているが、これとFo−A、B断層と連動させないことで、開放基板面の揺れは700ガルに止まっている。これを大きく超えることは想定外なのだ。
これらの断層が連動して大きな地震につながるという警告は、既に東洋大学渡辺満久教授、神戸大学石橋克彦名誉教授から出されている。それは今回も無視された。

.. 2011年11月05日 20:53   No.342008
++ 山崎久隆  (幼稚園生)…3回       
○ 最も脆弱な部分が最も重要な装置

この2009年の基準地震動Ssの評価文書(バックチェック中間報告書)に書かれていた応力と許容値の最小比は「一次冷却管」の1.90だが、今回のストレステストではタービン駆動給水ポンプの「1.81」など、厳しい方向に若干
変化したものがある。このポンプは先の最終ヒートシンク(核燃料崩壊熱の冷却経路)喪失時に唯一のヒートシンク(冷却装置)とされているポンプなので、一番脆弱な部分が一番重要な設備という実態である。他にも1.81またはそれ以下という最低の値になっているものに、ホウ酸ポンプ(原子炉後備停止系統の重要設備)、余熱除去ポ
ンプ(冷温停止に重要な設備)、高圧注入ポンプ(ECCSに重要な設備)、格納容器スプレイポンプ(格納容器保護のための重要ポンプ)などがあり、地震によりこれらが全て使用不能になる危険性がある。これを共通要因事故という。この場合、深層防護が機能して安全側に推移するかどうかが問われることになるのだが、そもそも共通要因事故を想定していないのだからどうしようもない。
1.81以下などというのは、安全余裕はほとんどないから、応力解析条件よりも耐力が落ちる経年劣化や想定の誤りによる応力集中点の変化や地震と同時に発生する落下物の衝突など別の要因の応力が追加で加われば、簡単に超えてしまう。
許容値と解析値が3以下(安全余裕3倍以下)の装置類は全て地震に耐えられないだろうとみるのが妥当な評価だ。

○ 電源喪失の対策も不十分

電源設備対策(全交流電源喪失対策)も、呆れるほど「何もない」。電源車など緊急対策で追加配備した設備をつなぎ込むカ所を新設したという程度で、それが電力供給できるから、緊急時対策用冷却装置の運転時間が延び、安全裕度が20
倍までに高まるとしてるが、そんな単純なわけがない。
地震で所内電源設備が全損し、電源回復が実質的に間に合わなかったフクイチのケースは教訓にすらなっておらず、開放基板面700ガルを超える揺れ、ということは地上ないし電源設備の構造物上では1000ガルを遙かに超える揺れに襲われることで起きるはずの、所内変圧器の開閉器を含む電源系統に損傷無しなどあり得ない。少なくても所内開閉所を含む系統は全部使用不能としなければ、ストレステストの解析にならない。電源車はメルトダウン前にフクイチにも到着していたのに、系統に繋ぎ込むこともできず、使用できなかったという事実すら考慮されていないという信じがたいストーリーには言葉もない。
地震動の解析も、その前提となる想定地震も、津波の想定も全部失格。こんなわかりやすい落第答案を出した関電の姿勢は徹底して批判されるべきだが、そういう視点での報道は今回も見られなかった。

[編集部より]
山崎久隆氏が文中で指ししめしている「大飯原発3号機のストレステスト」の報告書本文、及び添付文書は以下のサイトからPDFファイルでダウンロードできます。

・発電用原子炉施設の安全性に関する総合的評価(一次評価)に係る報告書の提出について(関西電力株式会社大飯発電所3号機)
・担 当:原子力安全・保安院 原子力安全技術基盤課
・公表日:平成23年10月28日(金)

.. 2011年11月05日 21:11   No.342009
++ たんぽぽ舎 (社長)…445回       
東京電力巡り株主代表訴訟へ
歴代の経営陣に対し、合わせて1兆1000億円余りを返還要求

 3月の福島第一原子力発電所の事故で、東京電力が巨額の損失を出したのは、経営陣が安全対策を怠ってきたためだとして、東京電力の株主およそ30人が歴代の経営陣に対し、合わせて1兆1000億円余りを返還するよう求める株主代表訴訟を目指すことになりました。
 提訴を目指しているのは、東京電力の株主およそ30人です。これらの株主は「3月の福島第一原発の事故は東京電力の歴代の経営陣が地震や津波などの安全対策を怠ってきたために起きた」と主張して、過去20年余りの間に役員を務めたおよそ60人を対象に、総額で1兆1000億円余りを会社に返還するよう求めることにしています。1兆1000億円という額は、東京電力がことし8月に明らかにした原発事故による損失の見込み額だということで、会社側が求めに応じない場合、株主代表訴訟を起こすことにしています。株主代表訴訟になれば、1兆円を超える請求額は国内では過去最高になるということです。株主の1人は「経営陣はこれまで、『原発は安全だ』と繰り返してきたが、その結果、取り返しのつかない事故が起きてしまった。株主総会でも原発の危険性に対する指摘を受け止めてこなかったので、司法の場で責任を追及していきたい」と話していました。これについて東京電力は「まだ内容を把握していないので、コメントできない」としています。

.. 2011年11月05日 21:23   No.342010
++ たんぽぽ舎 (社長)…446回       
○マルマガ「地震と原発事故情報」読者の皆さん、とりわけ首都圏在住中の読者のみなさんに強く、強く訴えます。
 来る11月11日に首都東京で予定される「11.11たそがれの経産省キャンドル包囲!「人間の鎖」アクション」に、反・脱原発を希求する全ての読者のみなさんが、全ての力を合わせて集うことを訴えます。

○九州電力は11月1日の未明をもって、地元そして東京・全国の抗議の声を無視抹殺して、復水器の異常により停止中であった玄海4号機の再稼働を強行した。原子力安全・保安院の九電の「事故推定要因と対策は『概ね妥当』」というその一文のみを根拠として。即日行われた九電に対する抗議行動に対しても「保安院が安全と言った」の一点張りで、全く抗議を寄せ付けません。
 そもそも九電は「ヤラセ問題」において第三者委員会が指摘する佐賀県知事の関与を否定した報告書を提出し、それに対し枝野経産相による露骨な不快感の表明と、その報告書の再提出を求められていたその最中にです。
 更に九電同様、「やらせ問題」に揺れる北海道電力も又、「やらせ問題」に対し「問題無し」と開き直りの姿勢を示し、一見すると監督官庁である経産省及び原子力安全・保安院を見下し、自らの保身と利益追求に遮二無二に突き進んでいるかのように見えます。
 又、関西電力は大飯原発3号機のストレステストの報告書を既に経産省及び原子力安全・保安院に提出し、早ければ来年、年明けの再稼働を目指しています。

○それだけではありません。現野田首相は31日ベトナム首相と会談し、原発輸出再開へ向けたゴーサインを出しました。
 野田政権は曲がりなりにも「脱原発の方向性を示唆した前菅政権とは打って変わり、1)停止中原子炉の再稼働、2)原発輸出の再開、3)建設中あるいは計画中の原発の新規増設と、就任早々に国連で行った「原発安全性を世界最高水準へ」と、世論調査によれば何らかの形で、原発依存社会からの脱却を願う7割以上の国民世論をを敵に回して、更なる「原発大国」への道を突き進も
うとしています。
 勿論野田首相とて、国連演説を挟んで行われた約2000名による9・11経産省を取り囲む「人間の鎖」第一波行動、そして6万人の参加をもって開かれた9・19「脱原発5万人集会」、こうした国内原発反対運動の盛り上がりに驚愕し、帰国後は一転、「原発依存からの脱却」の道を歩むかの様なポーズをとり続けました。
しかし、その実態は先にも見たように徹頭徹尾、欺瞞でしかありません。

.. 2011年11月07日 10:54   No.342011
++ たんぽぽ舎 (社長)…447回       
○枝野経産相の強い不快感表明にも関わらず(これ自体、たんなるポーズの可能性もありますが)、各電力会社がそれを公然と足蹴にし再稼働に向けて遮二無二に突き進めるのも、先の野田首相の路線、そしてそれを背後で操る電力資本・プラントメーカー・経産省等の原発利権帝国の強力な後ろ盾があることの証左に他なりません。
 菅前首相が鳴り物入りで、突然と導入された「ストレステスト」、その最初の報告である大飯原発3号機の「ストレステスト」の報告なる物は既に本紙(「地震と事故情報」11月5日付き222号)で、明らかにしたように「茶番以外のなにものものでもな」く、只々、現状を追認したものでしかありません。
 それもその筈、その報告書を精査・検査する処の原子力安全・保安院からして、「ストレステスト」の評価に対して何一つ針も基準も待ちえず、完全に各電力会社が今後報告する各「ストレステスト」の報告書を見てから考えるという、お手盛り状態であることがこの間の対政府交渉によって明らかにされているのです(本紙、10月16日月197号)。
 こうした各電力会社と経産省及び原子力安全・保安院の癒着、あるいは一体となった原発拡大路線によって、先の野田首相の露骨な原発推進路線は可能となっているのです。

○勿論、こうした各電力資本・プラントメーカー・経産省等の原発利権帝国にも弱点がないわけではありません。9・11−9・19に持たれた、ある意味60年安保闘争以来の一大国民運動としての高揚を見せた、日本における反=脱原発、このさらなる拡大は彼らをして震撼たらしめたに違いありません。早くもTPP問題を巡って党内の綻びを見せ始めた野田政権、こうした野田政権に対して9・11直後から開始された若者のハンガーストライキ、そして経産省前のテント広場の闘い、更には10月27日を皮切りに開始された福島の女性を始めとし、そして全国の女性へと受け継がれた経産省前での座り込み闘争を目前にしながらも、9・19集会の盛り上がりを目の当たりにした政府=警察権力は、そうした運動への不当な弾圧が更に火に油を注ぎかねない状況を危惧し、9・11新宿デモへのあの大弾圧(12名の不当逮捕、不起訴)にも関わらず、経産省前の闘いには一指も触れる事が出来ませんでした。

.. 2011年11月07日 10:59   No.342012

■--経産省前テントひろば日誌
++ 淵上太郎 (幼稚園生)…1回          

・その1 10月30日(日)の報告

                        
◯ 今日から、経産省前テントひろばで「福島の女たちに続け、原発いらない全国の女たちアクション」がはじまった。
 午前8時にはスタッフたちが集まって、全国から集まって来る女性を受け入れる準備に忙しくとびまわる。比較的良い天気になりそうだが、午後から雨もという天気予報。それでも例年になく暖かな日が続くので、座り込みや泊まり込みには助かる。
 さまざまなバナーの飾り付けや座り込みのための椅子の準備・配置など。もちろん受付のためのテーブルや署名用紙の用意など、東京の霞ヶ関という慣れない場所での準備でとまどうこともたくさんあるにちがいない。だが、前日までの「福島の女たち」の実績と遺産がある。「全国の女たち」はこれを引き継いで更に継続し繋がっていこうとしている。私たちも要請されたりしたことを中心に手を貸して、あっという間にスタートの10時となる。
◯ 茨城のYさんの司会でキックオフしたテント前集会がむこう7日間の座り込みのキックオフとなった。集会は福島に帰らずに残った佐藤さんや、京都からのアイリーンさんや北海道のYさん、東京の木村さんなどの発言とともに、合唱やフラダンスも行われ昼前には100人以上の人々がこの座り込みに集まった。社民党の福島党首、山本太郎さんや湯川れい子さんも駆けつけ、発言。経産省前の小さな広場は女性たち特有の和やかな雰囲気のなかにも粘り強く闘う強靱かつ柔軟な意志が通っている。
◯ 午後からあいにくの雨となり、テント内にあった20本ばかりの傘を提供したが、もちろん足りないので、90リットルの大きなゴミ袋(乱鬼龍さん提供)の真ん中をくりぬいて雨バージョンに。午後からはアイリーンさんが周辺を歩きながら参加者の生の声を聞いているうちに小雨。
31日は11時30分から経産省別館側(原子力安全・保安院)でランチタイム・アピールと記者会見が行われる。

写真1:自身の詩『ほんとうのしあわせ』を歌う福島幸子さん(1645)
写真2:詩『ほんとうのしあわせ』(1640)
写真3:路上のフラダンス
写真4:山本太郎さん(1670、足元の毛糸の玉は福島の女たちから引き継がれた指編みの紐)
写真5:アイリーンさんのインタビュー

(写真も5点寄せられていますが、メールマガジンには載せられません。
 紙媒体のニュースでごらん下さい。)
.. 2011年11月01日 09:50   No.341001

++ 島田和子 (幼稚園生)…1回       
繋がった、繋がった、女達が繋がった、経産省で繋がった
   デモ史を塗り替える女たちの座り込みデモとなった

 たぶん霞ヶ関の風景がこれほど変わっとことは無かっただろう。デモが過去にもあったとはいえ、暗い色の服を着た男達が大半のデモだ。それが、今回は、女達のカラフルな、着物姿あり、割烹着あり、手作りキルトの横断幕で、毛糸の指
網をしながらの、デモ史を塗り替える女達の座り込みデモとなった。
 女達がとうとう立ち上がったのだ。もう、男に頼っていたのでは、間に合わない、子供を、命を守れない、という切羽詰まった決死の思いで福島の女達がまず立ち上がったのだった。そして、それに呼応した東京の女達がサポートに馳せ参じ、いつもは先頭に立つ男性陣が今回は裏方に回る事を快く承諾して、目立たぬよう女性達を守りにまわってくれた。
 実は私のデモデビューは9月11日である。その日、新宿で若い人のグループが大勢逮捕された事を知り、ネットで映像を確かめた。どう見ても不当逮捕だ。
 私の中に怒りが沸き上がり、『ふるさと』を歌うデモが頭に浮かんだ。この童謡を歌っているだけの者を捕まえられるなら、やってごらん!の思いだった。
 27日には偶然にも群馬からアコーディオンをもって『ふるさと』を歌いにきたグループと出会い、合同で、歌い歩き、28日には別館の出入り口で昼休みで出入りする経産省職員に福島の佐々木さんの肝いりで『ふるさと』大合唱を浴びせることができた。
 そして、最終日の29日、日比谷公園で最後の挨拶のあとに福島の武藤類子さんが皆で大合唱を呼びかけ、インディアンフルートの先導で曲が始まると、自然にあちこちから歌が始まり、それにつられ自然にその場の全員での大合唱となった。この場の雰囲気は福島も東京も女性も男性も、ふるさとを、命を守ろうという思いでひとつになったと思う。ふるさとを奪われた福島の人、子供を被爆から守りたい人、山河より利権優先に憤る人、それぞれの『ふるさと』への思いが交錯して、飛び交い、一つに収斂され、エネルギーとなった。歌う事で繋がったのだ。後でこの場の雰囲気を『ビルマの竪琴』を彷彿したという人もいた。
 私自身は今回、武藤類子さんを始め、福島の女性達の器の大きさ、真剣さを痛いほど思い知った。東京側の勝手な面も全て受け止めてくれた彼女達の人間力はすごかったと思う。そして、子供達を放射能から守る福島ネットワークの椎名千
恵子さんの作られた替え歌が今回のデモの趣旨を言い表しているので最後にご紹介したいと思う。(ひらいた ひらいたの節で)

繋がった、繋がった、女達が繋がった、経産省で繋がった、繋がったと思ったらいつの間にか輪になった

しぼんだ、しぼんだ、日本の原発しぼんだ、世界の原発しぼんだ、しぼんだと思ったらいつの間にか無くなった

開いた、開いた、何の花が開いた、命の花が開いた、命の花が開いた、開いたと思ったら、世界中に飛び立った

たんぽぽ舎 合唱隊 内『ふるさと』を歌うデモの会    

.. 2011年11月01日 10:04   No.341002
++ 貝瀬友美 (幼稚園生)…1回       
原発いらない福島の女たち〜100人の座り込み〜<怒 福島隊>
   三人の福島の女性と意見交換しました。その要点の紹介

                      たんぽぽ舎 
◯ 10月27日〜29日、福島県の女性たちによる経済産業省前での座り込み抗議の幕が開いた。私は10時半頃霞が関駅に到着し、テントのある方に向かうと今日のために参加している人々がすでに大勢いました。テントで受付をして、目に飛び込んできたのは何本も立ち並ぶ『怒 福島隊』ののぼり旗と人々の列でした。晴天の太陽光に反射した大段幕のうねりが鮮やかに経済産業省を包囲していました。
 少ししてからそれぞれ福島県の女性や、参加者からのスピーチの波があり、その後私たちは、群馬県の女性たちと合同で民謡の<ふるさと>を歌いながら経産省を取り囲んでいる人々を廻るとふたりの外国の男性が、持っている楽器で<ふるさと>を演奏しそれに合わせてその場にいた人たちと合唱しました。

◯ 午後は<ふるさと>を歌っている時に出会ったマダムのような女性と福島県在中の女性を探し、三春町から2人と、福島市から1人の三人の福島の女性と意見交換しました。三春町は福島第一原発から50キロのところに位置し、現在の平均の放射線量は0.2μSv/h〜と、やや高めであり、福島原発寄りは0.8μSv/hあるといいます。
 三春町では、一ヶ月前から一週間に一回、野菜、果物、お米など一品を無料で放射能測定する機関が設置され、きのこ、ビワの葉のセシウム濃度が高いとおっしゃいました。
また、葛尾村と富岡町は、三春町に小中学校を設立したとおっしゃいました。
 三春町は3月15日、40才以下の住民にヨウ素剤を配布したことで翌日全国紙はヨウ素剤の人体への影響について批判的だったが、町はよくやった、と少しだけ安堵したように褒めていました。三春町から座り込みにきた女性の一人は、ダム
の仕事に従事され、ダム湖の水が汚染されていないか心配だとおっしゃいました。
 福島市から抗議に来られた女性は、通学路沿いのある住民の家の塀に生えたコケから、40μSv/hが測定され、行政がその後測定し、ほぼ同数値が計測されたため、その場所を写真に撮り原子力損害賠償支援機構に申請し、50万円の賠償金が支払われると伺いました。福島市の女性のご自宅の庭に草むしりした後の枯れ草を集積した位置では線量が高かったとおっしゃいました。
 新聞や行政などからどこを除染すればいいとかの情報源がなく、行政は地域の状況を把握しているのか?何を考えているのか分からない。行政からの情報が全くないので結局自分達で除染するしかない、とおっしゃいました。

◯ 福島県内で100mSvまでは安全と宣言した山下教授については、最初は難しい言葉や聞き慣れない用語に、弱く「安全」の言葉が聞きたくて信じた。でも、今は山下出ていけ!という感じ。とおっしゃいました。
 一日目の座り込みの最後、東電本店の所有地を国が全部買い取って、その土地に汚染焼却灰や汚染土壌等の放射性廃棄物を保管する永久貯蔵管理施設を設置するべきだとおっしゃいました。

.. 2011年11月01日 10:19   No.341003
++ 柳田 真 (大学生)…90回       
.「九電 玄海4号 週内にも再稼働」に反対する保安院評価受け、地元理解を得ずにやる不当性
トラブル停止原発で初の再稼働を阻止しよう

○私たちは福島原発大惨事以降、「地震・余震が心配だ―運転中の原発を停止せよ、定期点検後の原発の再稼働反対!」を主目標に活動してきました。ところが今回、原子力安全保安院は姑息なやり方をしてきました。あの「ヤラセメール」で居直っている九州電力の玄海4号を再稼働の1号(突破口)にしようとしました。「地元=県・市・町=了解をえずにやる」先例づくりです。枝
野大臣発言の趣旨にも反する行動です。トラブルのなかった原発の再稼働も反対なのに、トラブった原発の再稼働を1番にもってくるなんて、市民の感覚からいって許せません。九電玄海4号の再稼働を全国の力で反対し、阻止しよう。
                               
○九州電力は三十一日、復水器の異常で十月四日に自動停止した玄海原発(佐賀県玄海町)4号機を、今週中にも再稼働する方針を明らかにした。経済産業省原子力安全・保安院が三十一日、九電による原因調査と再発防止策を妥当と判断したのを受け、県と町に「再稼働は事業者(九電)の判断で行う」との意向を伝えた。十二月中旬の定期検査入り前にいったん再稼働したい考えだが、地元の意向を確認しない形の再稼働方針に反発の声も上がっている。(略)同県議会の徳光清孝県議(社民)は「原発事故で不安が広がり、やらせ問題で九電の信頼性が失われている中、県民の気持ちを無視した再稼働は絶対に許されない」と反発。
                      東京新聞11月1日より抜粋

.. 2011年11月02日 10:15   No.341004
++ たんぽぽ舎 (社長)…435回       
11月2日『今すぐ脱原発!院内集会』と
     玄海原発再稼働反対の九電前抗議に集まろう!

 ○玄海原発4号機 運転再開へ準備(11月1日、NHK)
 
[転送・転載歓迎/重複失礼]

【11/2院内集会】 今すぐ脱原発!〜
          「運転再開をすべきでない」4つの理由
【日 時】 11月2日(水)12:15〜15:00(予定)
 ※12:15〜12:45に、玄海原発4号機について緊急記者会見を行います。
 ※11:50よりロビーにて通行証を配布します。
【会 場】 参議院議員会館 B107会議室(最寄:永田町、国会議事堂前)

【玄海4号の運転再開反対!九電東京支社前・緊急アピール行動】
 11月2日(水) 17時30分より
 九州電力東京支社前(JR有楽町駅日比谷口すぐ、ビックカメラ側)       
 [千代田区有楽町1−7−1、電気ビル:7階に九電東京支社]


【11/2院内集会】
     今すぐ脱原発!〜「運転再開をすべきでない」4つの理由

 エネルギー政策見直し議論の中で、「運転再開をしなければ電力不足、電気料金が上がる」として、運転再開を前提とする方針が固められつつあります。
 経済産業省も野田首相も、「地元の理解を得て」再稼動を進めていく、としています。しかし福島原発事故が起きて以来、規制行政の体制も、安全指針も、原子力安全確保の前提は根底から崩れています。
 人々の生活、健康、社会、環境、地域、経済、あらゆる側面で長期にわたる原発事故被害を、当事国として体験している日本で、今、原発の運転再開を議論できる状況ではありません。
 本集会では、今すぐ脱原発が自明である4つの理由について整理し、特にストレステスト結果提出第一号の大飯3号機、復水器異常で自動停止していた玄海4号機の運転再開をめぐる状況、対応について、具体的に議論します。

【日 時】 11月2日(水)12:15〜15:00(予定)
      ※12:15〜12:45に、玄海原発4号機について緊急記者会見を行います。
      ※11:50よりロビーにて通行証を配布します。

【会 場】 参議院議員会館B107会議室(最寄:永田町、国会議事堂前)

【内 容】(以下予定、変更の可能性あり)
  0)運転再開問題をめぐる現状の確認
         (大飯3号機、玄海4号機をめぐる最新状況ほか)
1)原子力安全行政の破綻
    2)「原発を動かさないと電気料金が上がる」のウソ
    3)「原発を動かさないと電力が不足する」のウソ
     4)地元の安全管理体制の破綻
     
【資料代】500円
【主 催】eシフト
【共 催】FoE Japan、グリーン・アクション、原子力資料情報室、気候ネット
ワーク、環境エネルギー政策研究所、SHUT泊、花とハーブの里、ソーラーエネルギー教育協会、大地を守る会、福島原発事故緊急会議、美浜・大飯・高浜原発に反対する大阪の会、原水爆禁止日本国民会議、たんぽぽ舎、玄海原発プルサーマル裁判の会

.. 2011年11月02日 10:38   No.341005
++ 源八おじさん (幼稚園生)…4回       
源八おじさんの原子力映画ガイド その2
     福島原発事故は想定外ではない!

                             
 待望の『源八おじさんとタマ』最新作(6作目)、ついに完成・上映!
 原発問題を考える11月の上映会のご紹介(3ヶ所−文京、千代田、栃木)

 脱力系反原発アニメーション『源八おじさんとタマ』は、昨年から今年の2月にかけて5本制作され、ユーチューブで公開されました。当初はアクセス数も少なかったのですが、震災後、原発を津波が襲うことを予言したとしてネットで話題になり、急激にアクセス数を伸ばしました。その『源八おじさんとタマ』の新作がようやく完成し、上映されることになりました。
 6作目となる新作のテーマは、「福島原発事故は想定外ではない」。実は、

6月に一回、完成して、東京平和映画祭でも上映されたのですが、作品の出来が悪く、評判もよくありませんでした。作者としても納得がいかなかったので、作り直すことにしました。出来が悪かった理由は、作者に迷いがあったからだと思います。『源八おじさんとタマ』シリーズは、ゆるい感じで反原発を語るということで、肩の力を抜いて気楽に作っていたのですが、震災で状況は一変しました。事態は予想以上に深刻となり、実際に被災している人たちがたくさんいるのに、ふざけたアニメを作ることは不謹慎のように感じたのです。

 『源八おじさんとタマ』を作りはじめた動機は、原発に関心がない方に、わかりやすく問題を伝えるということでした。原発の問題を知ってもらえさえすれば、きっとみんな原発に反対するだろうと思っていたのです。ところが震災後、現実にこれだけ大きな被害が発生し、未だに収束もしていないのに、「それでも原発は必要」と思考停止してしまっている日本人の姿を見て、絶望的な
ものを感じました。もう『源八おじさんとタマ』が伝えるべきことなんて、何もないのではないかと思いました。そんな気持で作ったのですから、出来が悪くて当然だったと思います。

 あれから数か月、悩み続け、ようやく作者の迷いが消えました。たとえ不謹慎と言われようとも、言うべきことは言う覚悟を決めました。作者としても納得がいく作品が完成しましたので、ぜひ多くの方にご覧いただきたいと思っております。

.. 2011年11月02日 10:48   No.341006
++ 源八おじさん (小学校低学年)…5回       
 『源八おじさんとタマ』の最新作は、11月に3箇所で上映されることが決定していますので、以下にご案内いたします。

〇「映像から原発問題を考える」
日時:11月2日(水)18:45〜21:15
場所:HOWS(本郷文化フォーラムワーカーズスクール)
文京区本郷3−38−10 さかえビル2階 小川町企画内
上映作品:『原発切抜帖』(1982年/45分/土本典昭監督)
『源八おじさんとタマ』
解説:木下昌明(映画評論家)
新田進(小川町シネクラブ)
受講料一般:1500円
お問い合わせ:03−5804−1656

※『源八おじさんとタマ』はもちろん前座で、メイン上映は『原発切抜帖』です。記録映画の巨匠、土本典昭監督が、長年切り抜きを続けてきた新聞記事のスクラップブックから原子力発電所や政府の姿勢を読み説いたドキュメンタリーの傑作です。小沢昭一の軽妙な語りと新聞記事だけで構成するという斬新な手法が話題となりました。

〇「ワンコイン上映会」
日時:11月10日(木)18:30開場、19:00開会
場所:スペースたんぽぽ
上映作品:『源八おじさんとタマ』
『原発銀座』
『最新デモ映像』(他)
入場料:500円
お問い合わせ:たんぽぽ舎

※『源八おじさんとタマ』はもちろん前座で、メイン上映は『原発銀座』です。被ばく労働の実態を鋭く捉えた必見映像です。その他にもいろいろな作品が上映されるようです。このボリュームでワンコインは魅力です。

 以上です。『源八おじさんとタマ』の新作は、しばらくユーチューブにはアップしません。今、無料で公開してしまうと、お金を払って上映会に来てくださる方に申し訳ないと思うからです。なので、早くご覧になりたい方という
は、上記上映会場へお越しください。12月には「三鷹いのちと平和映画祭」での上映も決定しました。また、集会、上映会等で『源八おじさんとタマ』を上映されたい方は、たんぽぽ舎までご一報ください。

【編集部より】
 栃木県での上映会の詳細に関しては後日報告いたします。

.. 2011年11月02日 10:58   No.341007
++ たんぽぽ舎 (社長)…436回       
日越合意反対! 女性ら「撤回を」
     輸出すべきは「原発の痛み」。
     ベトナムへの原発輸出反対!
     官邸前で抗議 6592人分署名提出

 ベトナムのグエン・タン・ズン首相と野田佳彦首相が会談した31日、原発輸出に反対する女性たちが官邸前で抗議した。「輸出すべきは福島の痛みで得た貴重な学びで、断じて原発ではない」と訴え、野田首相らに輸出合意の撤回を求める要請書を提出した。
 官民一体で海外に原発を売り込むのは、ベトナムが「第一号」と目されていたが、福島第一原発事故で”安全神話”が崩壊。国民の反感は大きく、輸出に必要な原子力協定の国会承認も延期されていた。今回の日越首脳会談で、昨年十月に基本合意した原発輸出の方針があらためて確認された。経済産業省前で福島の女性たちが「子どもを守ってほしい」と行った座り込みに呼応し、三十
日からは北海道から九州まで各地から集まった女性たちが座り込みを引き継いだ。この女性たちが、日越首脳会談に合わせて「原発輸出」の見直しを求める要請書をまとめ、急きょ集めた六千五百九十二人分の署名とともに野田首相や枝野幸男経産省、玄葉光一郎外相らに提出。ベトナムでは現在、日本の税金で現地調査が行われており、要請書では原発輸出をめぐるこうした出費を「税金
の無駄遣い」と批判している。(略)
                      東京新聞11月1日より抜粋


たんぽぽ舎・食品放射能測定室からのお願い

 食品・水などの放射能汚染の検査の依頼については午後2:00〜午後9:00にお問合せ等お願いいたします。(午前中は測定依頼の受付等は担当者の関係でやっておりませんのでご了承下さい)
 食品の放射能測定はセシウム(134、137)、ヨー素が中心です。3ベクレルから測定できる装置です。(2台)チェルノブイリ事故以降、24年間ずっと測定活動を続けています。

.. 2011年11月02日 11:08   No.341008
++ たんぽぽ舎 (社長)…437回       
福島第一2号機で再臨界の可能性
     緊急時避難準備区域も含めて、安全のために退避すべき事態

○11月2日、東電が2号機の建屋内の気体を分析した結果、キセノン133と135を検出した「可能性がある」との発表をした。との報道が一斉に流れた。東電は既に核分裂反応を抑えるホウ酸水を冷却水に混ぜて投入しており、かなりの確度で再臨界が起きているものと思われる。

○ところが報道はほとんどベタ記事、再臨界という言葉も使っていない。核分裂が起きたことは間違いなさそうなのだが、それが連鎖的に継続する臨界状態にあるかどうかは、判断不能ということらしい。

○再臨界で爆発的に放射性物質が拡散する可能性は低いと思われるが、このように制御不能な状態で溶融燃料が臨界状態になるとしたら、到底接近など出来ないし、遮蔽の無い状態で臨界に達し、そこからの中性子線に被曝すればJCO臨界事故と同じ重大被曝事故を引き起こす。そんな場所に入っての作業など出来ない。さらに2号機は格納容器が破壊されているため、1、3号機よりも
遮蔽、密閉性が損なわれており、条件が悪い。放射性物質は容易に外に出てしまう。再臨界を引き起こす可能性が7ヶ月以上たった今でも依然として残っていることが、今回の原発災害の深刻さを表している。

○周辺住民の帰還どころか、緊急時避難準備区域も含めて、安全のために退避すべき事態であろう。


2号機 局所臨界か
     福島第一 キセノン?検出「1・3号機でも可能性」

○福島第一原発の事故で東京電力は二日、最新の計測データから2号機で核分裂が連続する「臨界」が局所的に起きた可能性が高いと発表した。核分裂を抑えるホウ酸水を2号機の原子炉格納容器に注水した。(略)

○一日に採取した格納容器内の気体から、微量の放射性キセノン133と同135とみられる核種が検出された。どちらにも自然界には存在せず、核分裂に伴って生成されるため、臨界状態の証拠とされる。(略)

○臨界状態になるのは一定量のウラン燃料とウラン燃料の間に、反応を維持する役割を果たす水が入っているときだ。京都大原子炉実験所の山本俊弘准教授(原子炉物理)は「核燃料ペレットが崩れ落ちて固まっているような場所があれば、ペレットの隙間に水が入って臨界の条件がそろうことも考えられる」と指摘する。(略)

○京大原子炉実験所の三沢毅教授は「炉内で燃料がどんな形状になっているのか分からないので(臨界の)原因が分かりにくい。1号機や3号機でも起こり得る。それが心配だ」と話す。(略)
                    東京新聞11月2日夕刊より抜粋

.. 2011年11月03日 11:49   No.341009
++ 蔵屋敷 有紀 (幼稚園生)…1回       
テントひろば日記 「恕(じょ)福島」から
     10/31(月)【原発いらない女たち 2日目】 
     【経産省テントひろば51日目】

                             

 原発いらない福島の女たち」に「原発いらない全国の女たち」が続いた。

 最近、福島みずほさんが、経産省前テントひろばの風景に溶け込んでいる。
山本太郎さん、温川れい子さん達、著名人の方々も激励にいらして、原発いらない!と経産省前に集まった面々は大きな一体感と共にある。日曜の朝9時から開始された座り込みは、「デモはちょっと」と言う方も「座っているだけなら」と参加してくださり、編み物や縫い物をしながらおしゃべりをして始終和やかな雰囲気でした。27日からたくさんのお差し入れがあり、特に甘いもの
は食べきれず、ダンボールに入れて誰でもつまめるようにしましたが、今もお店が開けそうです。しょっぱいものが食べたくなり、また、栄養を考えると糖質の大量摂取は控えるべきであり、お手製のから揚げをいただいた際には、たいへんありがたかったです。

 31日を時間の経過と共に振り返ってみよう。座り込みは09:00から開始された。「原発いらない全国の女たち」は昼時に出入りする役人に狙いを定めてランチタイムアピールをした。経済産業省は別館が飲食店街に近いため、11:30に移動してトラメガで声を上げるのだ。チラシを受け取ってくれるひと、少数の、応援の言葉を返してくれるひと、無視して足早に過ぎるほとんどのひと、反応はさまざまだが、訴えることを諦めてはならない。

 夕方は官邸前で開催される日本とベトナムの首脳会談に合わせて、原発輸出反対のアピールをしました。女性を中心に50人ほど集まり、官邸前の交差点に横断幕を持って抗議活動。日本語で「原発反対!」と声を上げた後、同じくベトナム語で「「ファンドイハッニャン!」と続けたのは、18:00頃、通過したベトナム首相に聞こえたでしょうか。制服の警察官が10名ほど立会い、私服の公安のひとびともいて随分警戒されているなと感じるものの、帰宅中の通行人はあっけないほど無関心に見えました。翌11月1日の東京新聞には写真付きの記事がありました。しかし撮影していたNHKは映像を仕舞い込んだようです。私たち「原発いらない!」側が感じている放射能汚染に対する危機感と、感じていないようにみえる世の中の多くのひとびとの意識の格差を、どう
したら小さく出来るのか。放射能は危険であり、現実の危険を認めない姿勢は未来を失うと、わかって欲しい。「原発いらない福島の女たち」の座り込みとデモで掲げられたのぼりに大きく「恕」とあった。自他への愛と尊重とともにありたい。「北風と太陽」の北風ではダメだ。攻撃するのではなく、歩み寄り、ことばをつくそう。怒りに酔うのではなく、怒りを原動力にして、社会を変えたい。過去と他人は変えられない。自分は変わる。自分が変われば周囲も変わる。一人ひとりが変われば、やがて社会が変わる。死ぬ前に後悔しないように、息抜きしながら、粘り強く「原発いらない!」を貫きたい。

 経産省前のテントは全ての原発が廃炉になるまで在り続けます。お差し入れは 郵便番号100-8901 東京都千代田区霞が関1-3-1 経済産業省気付 テントまで

.. 2011年11月03日 12:11   No.341010
++ たんぽぽ舎 (社長)…438回       
メルマガ読者からの講演・デモのお知らせ

 レイバーネットTV第22号は特集「福島の女たちのたたかい」

 感動的だった経産省前の福島の女たちの3日間座りこみ行動。11月3日のレイバーネットTVでは、佐藤幸子さん、佐々木慶子さんを福島からお招きし、いま一番訴えたいことを存分に語っていただきます。

日時 2011年11月3日(木曜日) 20:00〜21:30
 *特集は20時20分〜21時10分の予定。
配信スタジオ バンブー(地下鉄「新宿三丁目」駅近く)
キャスター  松元ちえ 土屋トカチ
【特集:福島の女たちのたたかい】20.20ごろから
 ゲスト=佐藤幸子・佐々木慶子(経産省前座りこみ呼びかけ人)
 福島から100名以上、県外から連日500名以上の女性たちが参加し、「子どもを守れ」「原発を停止しろ」と経済産業省に訴えた。女たちの怒りと願いと訴えを届けます。
【原発御用大賞】
 いよいよ原発御用大賞コンテストの候補者発表。視聴者から集められた御用候補の投票がはじまります。
 連 絡 先 レイバーネットTV 090−9975−0848(松元)


セシウム「放出量 推計の3倍」
   福島第一 欧州チーム指摘、検証へ
   セシウムの海洋流出量
     「東電発表の20倍」

 セシウム「放出量 推計の3倍」
 福島第一 欧州チーム指摘、検証へ

【ワシントン=共同】東京電力福島第一原発事故に伴う放射性セシウムの放出量は、日本の原子力安全委員会による推計の3倍近くに達し、チェルノブイリ原発事故の4割を超すとの論文をノルウェーの研究者らが27日までにまとめた。大気物理学の専門誌に投稿され、結果が妥当かどうか専門家らが検証している。

 研究チームは、日本国内のデータや、核実験を監視するために世界中に設置された観測網を利用し、事故発生から4月20日までに大気中に放出されたセシウム137は約3万6千テラベクレル(テラは1兆)と推計。原子力安全委員会は8月、全ての放射性物質57万テラベクレルのうち約1万1千テラベクレルをセシウム137が占めると推計しており、これを大幅に上回った。チェルノブイリの放出量は8万5千テラベクレル。

 放出量の19%が国内に、残りの大部分は海に落ちたとみている。また、日本政府の見方とは異なり、4号機の使用済み燃料プールから大量の放射性物質が漏れたとの見解を示した。その理由として、4号機に放水を始めた直後から、放射性物質の量が大幅に減ったことを挙げた。

 同原発を津波が襲う前から、放射性キセノンが漏れていた証拠があると強調。地震の揺れで原発の放射性物質を閉じ込める機能が壊れた可能性を指摘した。
                   東京新聞10月28日夕刊より抜粋

.. 2011年11月03日 12:53   No.341011
++ たんぽぽ舎 (社長)…439回       
 セシウムの海洋流出量
 「東電発表の20倍」

【パリ=時事】フランス政府系の放射線防護原子力安全研究所(IRSN)は27日、東京電力福島第一原発事故後の3月21日から7月半ばまでに海に流出した放射性セシウム137の総量は2.71京ベクレル(1京は1兆の1万倍)で、東京電力が6月に発表した推計値の20倍に達すると推定した調査報告書を公表した。

 単独の事故によるものとしては過去最大規模という。このうち82%は事故が起きた原子炉を冷やすための放水によって4月8日までに流れ出たとされる。
 福島原発付近の海水のセシウム濃度は、3月末から4月上旬に1リットル当たり数万ベクレルに達したが、4月11日から減少し始め、7月半ばには検知限度の1リットル当たり5ベクレルを下回った。

 報告書は、海流で放射能濃度が薄まることを考慮し、沿岸部での測定結果から、今年秋以降には海洋生物への影響が小さくなると予想。ただ、沿岸部は汚染された土壌を通過して放射性物質が海に流れ込むため、海水の汚染が続く可能性があると警告した。
                   東京新聞10月28日夕刊より抜粋

.. 2011年11月03日 13:16   No.341012
++ 玄海原発プルサーマル裁判の会 (幼稚園生)…1回       
.【11/2院内集会】 今すぐ脱原発!〜「運転再開をすべきでない」
     にて、九州電力玄海原発4号機の運転再開問題に対して要請書を
     枝野経済産業大臣らに提出

 昨日開かれた「今すぐ脱原発!〜『運転再開をすべきでない』」において、九州電力玄海原発4号機の運転再開問題に対して確認され、枝野経済産業大臣ら宛に提出された要請書の全文を紹介します。

2011年11月2日

経済産業大臣    枝野幸男様
佐賀県知事     古川康様
玄海町長      岸本英雄様
九州電力社長    眞部利應様
九州電力東京支社長 野口俊郎様

             ― 要請書 ―

玄海原発4号の運転再開停止を!
地元住民を無視した運転再開の強行は許されない!

 九州電力は10月31日、事故で停止中の玄海原発4号の運転再開を表明しました。原子力安全・保安院は同日、「九州電力(株)玄海原子力発電所4号の原子炉自動停止に関する原因と対策に係る報告に対する確認結果について」を発表し、九州電力の事故推定原因と対策は「概ね妥当」と結論づけました。
さらに、「運転再開は事業者判断」として、運転再開を容認しています。
 しかし、福島第一原発事故の深刻な被害がいまだ続き、原子力「安全」行政も、「安全」管理確保も破綻している状況の中です。トラブルによる停止であったなか、そして、地元住民の意思を全く無視した運転再開は、認められるものではありません。
 私たちは以下の理由から、玄海4号の運転再開を停止するよう強く要請します。

.. 2011年11月04日 13:06   No.341013
++ 玄海原発プルサーマル裁判の会 (幼稚園生)…2回       
             ◆要請理由◆

1.10月4日に起きた玄海原発4号の原子炉自動停止は、単なる「人為ミス」ではなく、経済性を最優先にする九州電力の強行運転の姿勢がもたらした事故であり、この点の根本的な反省と対策がなされていない(※)。
2.九州電力は、今回は地元首長の同意さえも必要ないと言っている。また地元住民の反対の声が多くあげられている中でこの声を無視してはならない。
3.九州電力は、「やらせ問題」において、九州電力の第三者委員会が指摘する佐賀県知事の関与を否定した報告書を経産大臣に提出した。これについて経済産業大臣から求められている報告書の再提出がいまだなされていない。
4.福島第一原子力発電所事故によって、原子力安全指針の破綻、原子力安全行政の破綻が明らかとなっている。体制の見直しがなされていない中、原子力安全・保安院が運転再開の許可を与える資格はない。
5.福島第一原子力発電所事故は、原発立地自治体だけでなく、周辺何十キロにも深刻な被害をもたらし、日本全体に大きな衝撃を与えている。運転再開の問題は、佐賀県だけではなく、九州全体、そして日本全体の問題である。

※10月4日に起きた玄海原発4号の原子炉自動停止は、これまで定期検査で運転停止中に行ってきた検査を運転中に行い、検査の手順を停止中と同じ手順でやったために、復水器の真空度が異常となりタービンが停止し、原子炉も自動停止したものだった。より重要な機器で同様のことが起きれば、作業員の被ばく、大事故につながる。しかし、九州電力の事故報告書(10月21日付)
でも、保安院の「確認結果について」でも、このような経済性を最優先させたことに起因したという、本質的な問題にはいっさいふれず、単なる「人為ミス」として軽く扱っている。また、最も肝心な「組織的な要因を含めた根本的な原因分析を行い、必要な対策を取る」ことは、今後の課題としてしまっている。

◆連絡先
玄海原発プルサーマル裁判の会
 tel:0952-37-9212
eシフト(脱原発・新しいエネルギー政策を実現する会)
 tel:03-6907-7217

 連名団体名は割愛いたします。。

.. 2011年11月04日 13:18   No.341014
++ かえる先生 (幼稚園生)…1回       
11.2九州電力東京支社への抗議行動
     九州電力は「保安院が安全だといったから大丈夫」との一点張り

                     東電前アクション

○原子力安全・保安院は、10月31日、玄海原発4号炉の再稼働を認め、それを受けて九州電力は10月4日に自動停止した同炉を「 概ね妥当 」として、地元住民・周辺自治体・周辺住民の意向を聞かずに、翌1日23時に再稼働を始めてしまった。
 翌2日の午前9時、福岡に避難している私の友人のTwitter の呟きで、九電本社での抗議行動の報を知った 。
 福島第1原発の再臨界・核分裂という大変なニュースが流れてくる中、14時過ぎには、九電本社に80名の抗議者が要請文(※1)を次々に読み上げるという報が流れて来る。
 これに連動する東京での闘いが有楽町駅前、有楽町電気ビル・九州電力東京支社にて行われた。17時にはもうすでに100名の抗議者が集まっていた。
 17時過ぎ、九州電力東京支社へ向けた要請書(※2)が読み上げられる。

○代表3名のみが同ビル7階にある、九州電力東京支社に直接要請書を提出しに行く。丸の内署がそれ以上入れさせない。原発いらない全国の女たちは「あなたがたも私たち同様被曝しているはずなのに、なぜ厳しい警備をするのでしょうか?本当に取り締まるべきは九州電力のはずではないのでしょうか?」と怒りのスピーチを行う。
 やがて、3名の代表が戻ってきて要請の結果が報告された。そこでは、九州電力が、最悪のブラック企業である現実が明らかとなった。
 私たちの懸念に対し、九電側は明確な返答を避けるか、あるいは保安院が安全だといったから大丈夫との一点張りだった。住民の要望という点に関しては、50万kw以上多の大口の顧客じゃないから問題にならない、というというふざけた内容だった。企業の社会的責任からしてもおかしな内容という批判で発言のまとめとした。この後も遅くまで抗議は続けられた。

(※1)
経産大臣 枝野幸男さま

2011年11月2日0時 福岡市 怒髪天を衝く会  田中靖枝 

.. 2011年11月04日 13:47   No.341015
++ かえる先生 (幼稚園生)…2回       
〜〜緊急要請〜〜

玄海4号機再稼働をとめて下さい!

原発大災害が西日本で起ったら日本は滅びます。
命をかけて、福岡市民は佐賀市民と共に苦闘しています。
原発を運転するなら100%の安全を求めます。

10月4日人為ミスで自動停止した玄海4号機は九電の利益優先体質を如実に現しています。
「人為ミス」で止まったと新聞報道されました。私達にも九電はそう説明しましたが、本当は人為ミスとは言えません。
これまで定検中、つまり運転停止している状態で実施していた作業を、今回初めて運転中にするように切り替えたためです。運転停止中の作業手順をそのまま運転中の作業に適用したために起こった事故です。
作業手順のミスというより、それ以前の、運転を停止せずに作業をさせた事が原因です。

美浜3号でも運転中に作業員を働かせたために多数の死者が出たことがあったと聞いています。九電はこれを教訓にしないばかりか経営改善の為に積極的にこの危険な手法を取り入れたのです。

保安院は九電が「今後、組織的な要因を含めた根本的な原因分析を行い、必要な対策をとることとしている」から「おおむね良好」と評価しました。
「組織的な根本原因」というなら、まず、やらせメール問題があります。
まだ何も進んでいません。だからこそ苦肉の策で(推進院)保安院は ”おおむね”と甘い評価を下したのでしょう。50キロPPZの住民から見ると怒髪天を衝くとんでもない評価です。

「組織的な根本原因」を取り除く計画が実施されるまで、経産大臣として運転停止を命じて下さい。保安院に「対策をたてる」というだけで通過できる甘い検問制度をやめるように、指導して下さい。

こんな切実な願いを踏みにじって九電は1日深夜11時に4号機を再稼働させました。
使用済み核燃料を再び生産し始めたのです。六ヶ所村の置き場はもはや満杯。
そして再処理は絶望的なのにも関わらず!

原子力政策は現在見直しに入っています。その結論は原子力からの撤退以外にあり得ません。

枝野大臣の英断を求めます。

(※2)★1.で報告した「要請文」です。

.. 2011年11月04日 14:01   No.341016
++ たんぽぽ舎 (社長)…440回       
脱原発とうかい塾の活動
     ●講演会「原発がなくても電力は確保できる」が開かれました

 さる7月31日、市民エネルギー研究所代表・安藤多恵子さんによる表記の講演会が舟石川コミセンを会場に開かれました。参加者は50名余で、活発な質疑も交わされました。安藤さんは、「夏場の最大電力はピークカット対策で」十分対応できる、「問題は原発中心のムダな電力需要を拡大してきたツケ」なのだとした上で、詳細なデータをもとに原発がなくても大丈夫と主張しました。以下、東京電力を主としてとりあげ、論点を箇条書きにします。

 1.2008年度末の東電の発電設備は7,676万kw、原発を除くと5,857万kw、この年の夏場ピーク需要は5,891万kw。不足34万kwだが、実は企業の自家発電からも購入している。いわゆる埋蔵電力だが、(1)その自家発電量は223億kwh、全電源設備の3分の1は関東にあるので東電が購入できる電力は60億kwh台にのぼる。その外に(2)電力自由化によって特定規模電気事業者からも購入できる。

 2.2011年東電の原発は1731万kw、現在停止中の原発1240万kw、稼働中491万kw。88万kw購入している東海第2原発も停止。東電の全発電設備量は6266万kwで、稼働中の柏崎刈羽原発を除くと5775万kw。今夏の東電の発電設備量は約5500〜5700万kw、全原発を停止しても間に合う。

東電需要5500万kwを超える夏場の最大電力は数日・数時間、この対応に原発は必要ない。ピークカット対策で間に合う。夏のピークを押し上げているのは家庭の甲子園野球観戦のエアコン使用のためではなく「業務用」。ピークカットは「業務用」の問題。

ゴールデンウィークの電力使用量は激減、いかに電力を使ってもらうかは電力会社にとって大きな課題、これは原発を電源の中心に使う限り起こる問題。原発は簡単に止められないからだ。火力・水力は需要に応じて容易に調整できる。

ドイツは州ごとに夏休みが異なる。学校、会社全部一緒。混み合うことがないから快適な休みだという。日本では議論はあったが実現してない。

日本は電気に頼りすぎ、この10年間家庭用電力需要が著しく上昇、IHやオール電化でいまや電力使用の半分が家庭用になっている。電気をメインにしない生活を無理なく作ることを考えよう。

原発は直ぐ止めて欲しい。いきなり全部廃炉は無理。計画廃炉により失業対策にもなる。「後始末産業」の位置づけ必要。

電力の地域独占体制の廃止、発電送配電の分離、そして分散型電源とスマートグリッドの整備、電力の自由化の徹底、が課題。電力需要が6000万kwを超えるという時代は過ぎ去った。

           (出典 相沢一正ニュース 2011年21号より)

※【編集部より】
来る11月8日、市民エネルギー研究所代表・安藤多恵子さんによる講演会「原発なくても電気は確保できる」がスペースたんぽぽにて開催されます。
日時:11月8日 (火), 開場17:30 講演18:00〜 21:30
場所:スペースたんぽぽ
会費:1000円
説明:今夏、東電データ等を分析しての結論は原発不要!
   2012年4月、全原発の停止。廃炉へ
講師:安藤多恵子氏(市民エネルギー研究所)

.. 2011年11月04日 14:07   No.341017
++ たんぽぽ舎 (社長)…441回       
メルマガ読者からの講演・デモの御案内

 イ.東電福島原発公害 〜除染キャンペーンと避難移住に対する補償〜

∞――――――――――――――――――――――∞
        東電福島原発公害
 〜除染キャンペーンと避難移住に対する補償〜
∞――――――――――――――――――――――∞

 いま放射能汚染地域対策として「除染」による一大キャンペーンを張られています。市街地も農地も山も森も、除染をすれば元にもどるといわんばかりに。

 除染後、元通りの地で本当に安心して生活できるのか。さらなる被ばくを強いることにならないか。避難や移住に対する補償をうやむやにしたままおこなわれているこの除染キャンペーンは、帰りたいという住民の願いを逆手にとった卑劣なやり方に思えてなりません。

 また、原発事故によって失業した人たちを除染作業に駆り出すことにより日雇い仕事を与えようという意図があるとすれば、政府の除染対策はあまりにも被災地住民の人権を無視するもの。

 國學院大學経済学部教授の菅井益郎さんを講師にお招きし、「七位一体の原発推進構造」や損害賠償のあり方にもふれながら、放射能公害の様相を呈してきた福島原発事故対策の問題点について考えます。

日 時: 11月9日(水)18:45〜21:00(開場18:15)

会 場: 大竹財団会議室
     (東京都中央区京橋1-1-5セントラルビル11階)

講 師: 菅井益郎さん(國學院大學教授、市民エネ研)

参加費: 一般=500円、大竹財団会員・学生=無料

主 催: 財団法人大竹財団 Tel 03-3272-3900

<お問い合わせ>
財団法人大竹財団 Tel 03-3272-3900


 ロ.「原発撤廃・ストップ憲法審査会!
     憲法96条改正≠許さない11・25集会」呼びかけ!

<緊急呼びかけ> 
客観的事実を直視しよう! 憲法審査会始動に断固抗議します。

 私たちは、国民投票法に反対・撤廃させる壊憲・改憲阻止の闘いを七年間、八次にわたる集会を軸に街頭宣伝等に取り組んでいます。ぜひ多くの方の参加を呼びかけます。

 原発撤廃・ストップ憲法審査会!
 憲法96条改正≠許さない11・25(金)集会 

資料代:500円 
時 間:18時 開場 18時30分 開会
場 所:文京区民センター3A 
最寄り駅 都営三田・大江戸線春日駅A2出口2分

<プログラム>
○映像で見る大震災・福島第一原発 
 解説と話 田中三彦さん (福島第1原発4号機設計関与)
○福島・南相馬からの訴え 
 国分富夫さん(現在南会津町で避難者の会を結成して活動中)
○呼びかけ人3氏から 
 内田雅敏=原発・震災と日本国憲法 
 山口正紀=緊迫する憲法情勢 
 二瓶久勝=原発と労働組合
○平和のうた 11・25うたチーム
○集会に賛同していただける方は1口1000円、
 団体の場合3口以上の賛同金にご協力を。
○呼びかけ人内田雅敏/二瓶久勝/山口正紀

主催 「国民投票法の撤廃を求める実行委員会」第8次集会 
事務局 新田進
〒113−0033
東京都文京区本郷3−29−10 飯島ビル2F
 03−5802−3809 FAX03−5802−3806 


【編集部より】「地震と原発事故情報 その220」記事訂正のお知らせ

 昨日発行の「地震と原発事故情報 その220」掲載の記事「★1.福島第一2号機で再臨界の可能性−緊急時避難準備区域も含めて、安全のために退避すべき事態」において記者名「山崎隆久」の記載が抜け落ちていました。
 ここの謹んでお詫びと記事の追加・修正の報告をさせていただきます。

.. 2011年11月04日 14:24   No.341018

■--(無題)
++ 柳田 真 (小学校低学年)…6回          

.「怒・恕(じょ)福島隊」ののぼり旗が何本もひるがえる
   2日目、経産省周辺は福島の女性と支援者で一杯、
   警察多数+右翼カー6台の妨害行動も

1.2日目の経産省周辺(3つのテント周辺)は福島原発事故に怒る福島の女性たちと支援の女性・男性で一杯でした(朝10:00-15:00)。
怒福島隊(いかり)と恕福島隊(恕=読み方はじょ、意味はゆるす)の文字の大きな白い旗が何本もひるがえり、その周辺にたくさんのノボリ旗・横断まくが林立
していました。たんぽぽ舎もヨコまく数本と、のぼり旗をもって参加しました。

2.2日目は福島の皆さんのスピーチと記者会見、女性議員訪問(参議院)と渡利地区院内集会傍聴がありました(そろぞれの今後の報告が期待されます)。
参加者の多数は昼休み前、経産省別館前へ移動し行動しました。福島の佐々木さんの司会で、経産省職員や原子力保安委員へ届けとばかりに、昼休みの出入りの職員を狙って、「ふるさとを返せ!」「ふくしまを返せ!」「こどもを守れ!」「大人の責任だ!」「原発いらない!」「原発やめて!」
とのシュプレヒコールが経産省前をこだましました。
さらに何人かのアピールの後、みんなで「ふるさと(うさぎおいしかの山♪…)
も合唱しました(島田さんたちのよびかけで)。更にたんぽぽ舎(柳田)も発言しました。

1時すぎ〜3時まではテント(3つ)の前で多彩な人々のアピールがありました(メモをしていないので正確に報告できません)。
又、警察官の姿が昨日に比べて非常に多くなり(警察カーも多数)ました。
2時すぎには右翼カーが6台、列をつらねて来て、座り込み中の人々を口汚く車のマイクでののしっていきました。『原発は憲法違反−憲法25条生存権違反』
とかかれたプラカードをすぐに掲げて機敏に右翼カーにさし示した人もいました。
この報告文は2日目の全体像の一部分の感想です。今後、多くの人の報告記事を望みます。
.. 2011年10月29日 07:58   No.340001

++ 宮口高枝 (幼稚園生)…1回       
ついに… 女たちは立ち上がりそして座り込む!−
   経産省前テントでの行動・感想
                 さよなら原発・みなと 

◯ 原発いらない福島の女たちが今日(10月27日)10時から霞が関の経産省正面玄関前に座り込みを始めた。東京近隣の多くの女性たちが脇を固めその数約700名。
私もシンボルカラーの黄色を身につけ黄色の横断幕の端を持つ。それには「今日の原発より明日の子どもの命が大切!」と書いてある。入れ替わり立ち替わりカメラやビデオをまわしながら映像を撮る人が行きかい、歩道はちょっとしたパフォーマンス広場。私たち「さよなら原発みなと」の旗とゼッケンをつけて座った場所の横にはテントが2つ並ぶ。手前のテントは9月19日から原発再稼動阻止を求めて24時間座り込みを続けているのは「9条改憲阻止」の会。もう46日目になる。
◯ その横にもうひとつ、今日「女たちのテント」が加わった。女たちがハンドマイクを次々に持ち訴えた。美しい声で歌で静かに訴える人、替え歌で原発いらないを訴える人、さまざま。そんな中、11月11日の経産省を人間の鎖で取り
囲む行動などに使うマフラーを毛糸の指あみで作る講習会をやっているので参加してほしいとのアナウンスが流れた。それからは毛糸を指に巻いて作るマフラー作りに精を出す女たちが行きつ戻りつする。私も座り込みの間、2本の長い長いマフラーを編んでしまった。左隣は(福島の女たち)が陣取り、お昼時には編みかごからなべを取り出し味噌汁まで作って体の中から暖まっている。実に頼もしい。私たちの前には、初老で足にはレッグウォーマーをして帽子をかぶった小柄なおばちゃんが首にかけた看板を道行く人に示しながら、笑顔で音楽に合わせて小気味よく体を動かし脱原発を訴える。その姿のチャーミングなこと。そんな様々な姿を見ながら、私もあのように年を重ねて信じる行動を続けたいと思った。
◯ 今後の2週間は経産省前の座り込み現場から目が離せない。少しの時間でも座り込みの現場に足を運ぼうではないか!!

☆10月27日夕方に寄せられた原稿ですが、事故情報を編集し終わった後なので、1日遅れの発信になりました。
☆東京新聞10月28日(金)は朝刊の「こちら特報部」欄で、経産省前座り込みのもようが前日の夕刊よりも詳しく報道されています。ご参照ください。(事故情報編集部)

.. 2011年10月29日 08:24   No.340002
++ たんぽぽ舎 (社長)…429回       
.「原発を廃炉に」届け!女性の声
   福島在住者ら 経産省前で座り込み
   「経済より命」、子どもたちを守りたい

○福島県の女性たちが立ち上がった。東京電力福島第一原発事故に抗議するため27日、東京・霞が関の経済産業省前で座り込みを始め、「原発を止めてください」「子どもたちを守ろう」と声を上げた。今も放射線の被害に苦しむ女性たちの声
は、官僚や政治家に届くのか。

○女性たちは同県在住、出身の女性有志でつくる団体「原発いらない福島の女たち」のメンバー。(略)座り込みが始まった直後、連絡世話人の大賀あや子さんらが経産省を訪れ、原発の廃炉や子どもたちの避難と補償、電源三法の廃止などの要請書を担当者に手渡した。(略)主催者によると、この日座り込みに参加しようと集まったのは県内から約六十五人、県外から約七百三十五人にも上った。
経産省前にはテントが設置され、受付を終えた女性たちはプラカードや手作りの横断幕を掲げ、それぞれに「原発反対」を訴えた。福島市から朝駆けつけた佐藤早苗さん(五一)は「学校の除染は進んだが、それ以外の場所や住宅はまだまだこれから。しかも校庭の除染をした時には、土が舞い上がったためか周囲の放射線量は増えた。まずは妊婦や子どもを安全な場所に避難させるほうが先だと思う」と、政府や自治体の対応に不満を訴えた。(略)座り込みは二十九日までの三日間。この間、女性たちは毛糸を使った「指編み」で一本のロープを作り、最終日に経産省を取り囲む予定という。(2011.10.28東京新聞「こちら特報部」より抜粋)

.. 2011年10月29日 08:34   No.340003
++ 千葉・珠巳 (幼稚園生)…1回       
東海第二原発廃炉を求める署名を県知事へ届けたい−
   「まず茨城から脱原発!」の精神でがんばる
   脱原発ネットワーク茨城 第4回定例会に参加して

                     (茨城県出身)

 10月23日(日) 19:00より、つくば市市民活動センターにおいて行われました脱原発ネットワーク茨城の定例会に参加して来ました。
 内容は主にイベントなどへの参加報告、県や自治体へのアプローチ、常総生協が主導となって行う東海第二原発差し止め訴訟の件、東海第二原発廃炉を求める署名の件などでした。
中でも今、大きく動いているのは東海第二原発廃炉署名です。
 たんぽぽ舎の皆様にも力強いご支援を頂きまして、本当に有難う御座います。
皆様の温かい御支援・御協力を受け、地元茨城でも本気を出して取り組み、茨城県知事へ提出の第一弾を11月8日(火)に予定しています。
当初は代表者のみで粛々と手渡す予定でしたが、
仲間の『県庁の中に入れずともいいから、とにかく参加したい!!見届けたい!』
との熱い想いに脱原発ネットワーク茨城は地元からバスツアーを組んで希望者全員が水戸にある県庁へ直参致します。
 茨城の仲間も怒りや悲しみを抱えながらも、とにかく子供や未来を守りたいと必死で取り組んでいます。
 今後も『まず茨城から脱原発!』精神で脱原発を願う全ての方々と連帯し、活動を広げていきたいと思っています。
今後は12月11日に、つくばでデモも予定しています。
詳細が決まり次第、お知らせ致しますので、どうぞ宜しくお願い致します。

.. 2011年10月29日 21:19   No.340004
++ 林真利子 (幼稚園生)…1回       
永平寺「脱原発」への期待と不満 中村徹氏の記事について

                     在ドイツ 

 たんぽぽ舎の皆様 いつもメルマガをありがとうございます。
中村徹氏 永平寺「脱原発」への期待と不満 をよませていただきました。
全く同感です。私はドイツに住んでおりますが、今回5万人デモに会わせて、日本に帰国し、デモに参加しました。
 その際、不思議だったのが、仏教界からの参加を見かけなかった事です。原発の状況がここまできた以上、原発反対を表現しない、ということは賛成を意味します。
 国や市から受ける援助金への手前でしょうか、あるいはたんに社会的な言論をつつしんでいるつもりなのでしょうか。しかしこのような態度こそが、日本の仏教の空洞化、葬式仏教化に拍車をかけていると思います。
 仏教界の積極的な原発問題への意思表示を望みます。それがしいては日本の仏教界への信頼が取り返せ、また若い人々の共感を得る事につながると思います。
 ドイツでデモに参加すると必ずといっていいほどあらゆる教会のグループを目にします。ここでは彼らは社会的な発言をすることに躊躇しません。
仏教に親近感を持つ者として、日本の仏教界の自由な発言と意思表示を望みます。

.. 2011年10月29日 21:42   No.340005
++ たんぽぽ舎 (社長)…430回       
.「想定外多すぎる」 元原発技術者ら 東電報告書を批判
   地震で配管が破損した可能性大きい−津波だけが原因でない

○東電福島原発事故で、元原発技術者らが二十六日、衆院第二議員会館での勉強会で原発事故の原因について発言した。地震による配管破損の可能性を指摘し、津波被害を強調する国や東電の報告書を批判した。
 国や東電による公開資料を分析し、事故原因を検証したのは、いずれも元原発エンジニアで、福島第一原発の設計にも携わったサイエンスライターの田中三彦、高専特任教授の渡辺敦雄、後藤政志の三氏。国も東電もこれまで公表した報告書
などでは、事故原因を想定外の津波とし、地震については「安全上重要な設備は機能を保持できる状態だったと考えられる」としている。

○しかし、田中氏は非常時に原子炉を冷やす非常用復水器系が格納容器内の配管のどこかで破損した可能性を指摘。「格納容器の中がどうなってるかは今後も長く分からないまま。津波説も地震説も物証のなさでは等しいが、なぜか地震による配管破断の可能性が排除され、津波対策をすれば原発を運転できるかのように進もうとしている」と批判した。

○渡辺氏は「地震を想定していない米国製の原子炉だけに、配管破断と地震が同時に起こることを試算していない」と強調。配管が壊れた状況で余振が続くケースは「想定外」で、さらに圧力制御室内で水が揺れる力も加算されていないと指
摘。福島第一原発の1〜5号機で使われている「マークT」型の格納容器は配管が破損すると被害が拡大しやすく、国内には同タイプのものが他に十基ある点を懸念した。(略)(2011.10.27東京新聞「こちら特報部」より抜粋)

.. 2011年10月29日 22:05   No.340006
++ 冨塚元夫 (幼稚園生)…1回       
政府の回答は全くひどいもの、福島から来たかいがない
   政府交渉・渡利の子どもたちを放射能から守ろう・
   10/28参議院議員会館
                たんぽぽ舎ボランティア 

◯ 13時半から始まった政府との交渉が約1時間オーバーして終わりましたが、全くひどいものでした。
政府側は原子力災害対策本部(中身は経産省)、文科省、原子力安全委員会。
主催者は、渡利の子どもたちを守る会、子供たちを放射能から守る福島ネットワーク、福島老朽原発を考える会、国際環境NGO FoE Japan

◯ 主催者の要求は、「渡利周辺の特定避難勧奨地点について、世帯ごとではなく、地区全体として指定すること」ですが、政府の回答は全体どころかいまだに1世帯も指定していません。年間20mSVを超えた2世帯も指定を見送ったのです
が、その理由は、この2地点は地域の端にあり、また避難勧奨地区に設定しても避難しない意向があるからというものです。
 政府は「年間20mSv」を子ども・妊婦の区別もつけず避難権利の基準にしているのみならず、年間20mSVを超える世帯にも指定さえしない傲慢ぶりです。政府が測定したのは全世帯の10分の1ほどで、「1mの高さで毎時3μSV」程度以上という硬直した基準です。
 住民と神戸大学山内教授は地表1cmや50cmでも測定し、国の調査外において3μSV/h以上の場所を多数みつけています。
 チェルノブイリの避難ゾーンと比較して、移住の義務ゾーンより汚染のひどい特定規則ゾーンに当たる土壌汚染の場所が4か所あります。
 事後集会でも渡利の住民から発言あり「毎日自分で測っているが、5.8μSv/hとか4.8μSV/hとか発見して福島市の環境課に電話すると、そのような苦情が一日何百件もあり対応できない」と言われたそうです。

◯ 国は避難勧奨指定はせず「除染をしっかりやります」というだけです。ところが、渡利地区の除染はいつやるのか全く予定は立っていません。
 大波地区を先に除染するのですが、この地区でさえ除染に数か月かかり、しかも放射能ゴミの仮置き場が決まらないので何時始まるか未定なのです。
除染しても渡利地区は山に囲まれているので、一度除染しても雨ふり風吹くと元のレベルに戻るのです。
 主催者の要求、国は放射能汚染度を再調査すべきに対し、役人は除染の前後で調査すると答えました。せめて除染が終わるまで、子供妊婦が疎開できるように避難指定すべきです。
 南相馬市では、2μSv/h以上で勧奨地点に指定されています。なぜ福島に同じ条件が適用されないか、役人の説明は出鱈目です。
 とにかく1mの高さで毎時3μSV(年20mSv)」が国の基準ですと繰り返すのみで、この基準自体が5月2日の交渉でくずれ、文科省は年1mSVを目指すといったのは忘れたようです。
 渡利から来た人たちは、こんな答弁では来たかいがない、国は何も進歩してない、結局これまでやってきたように個人で判断するしかないのか、と言ってました。一時的にも子供だけ学童疎開させてはどうかという提案がありましたが、ク
ラス内で親同士で意見が分かれていて、学童疎開も難しい状態です。年間20mSVなど子どもにも妊婦にも問題ないという親もいるのです。あの山下教授の呪いはまだ死んではいなかった!

.. 2011年10月29日 22:41   No.340007
++ 山崎久隆 (大学院生)…116回       
除染をするならば避難が先
除染すべき場所に人が住んでいることが異常なこと
                          

 何のために除染をするのか。是非国に聞いてみたいところだ。安全上問題があるから除染を行うのだろう。なのに、その対象地域に子どもも妊婦もそのまま住んでいて良いという理屈が分からない。除染というものを全く理解していないか、
敢えて言えば「気休め」にしか思っていないからだろう。
 放射性物質に汚染されていることが分かれば、当然除染を行うことになるわけだが、原子力関連施設で行う方法を知っていれば、今行われている除染方法が如何にいい加減か分かる。

 ●まず、除染すべき場所を調べていない。
 何故除染するのかと言えば放射性物質があるからだが、どのような放射性物質が、何処を汚染し、その濃度はどの程度で、汚染の形態はスポット状か線状か面
状か、などがまず調べられていなければ除染そものを実行できないはずだ。除染したところよりも遙かに高い汚染場所があるのにそちらが放置された、などということがあれば無意味どころか有害な作業を行ったことになってしまう。しかし現実に校庭の土壌を除去したら屋根や雨樋の下のほうが高かったなどという事態が起きているという。

 ●除染作業は厳重な作業員保護が行われていない
 テレビで見る限り、雨合羽を着てマスクをしていれば良い方。中には半袖のTシャツに半ズボン、マスク無しで高圧洗浄機を使っているなどという状況。
まるで被曝管理がされていない。さらに子どもまで参加してのどぶさらい。何のために除染をしているのか分かっているとは思えない。
 専門業者とまでいわないが(とうてい言えない状況)、除染活動をするメンバーを厳選し、教育し、作業管理者には少なくても放射線管理のノウハウを持つ(できれば放射線取扱主任者の有資格者)をあてるくらいはすべきだろう。

 ●除染する以上、退避が先
 一体何のために除染するのか、放射線障害を防止するためであろう。ならば、その作業中に一般市民がその場に居ること自体違法だ。汚染を除去すべき場所なのだから、除去が終わるまでは退避するのが常識だ。特に作業従事するはずのない子どもや妊婦は絶対にそばに居てはならない。除染活動をする場合も、しない場合も、汚染を確認した場所からは退避が原則である。除染するレベルにある以上、立ち入りは法的に規制されるべきであり、いかなる観点から見ても避難をする権利は住民側にある。もちろん補償は東電が行う。
 その場所がどういう地域であろうと同じだ。法的に放射線管理区域に指定されるレベルである外部被曝で実効線量が3ヶ月で1.3ミリシーベルト(約0.6マイクロシーベルト/時)以上、表面線量で40ベクレル/平方センチ(40万ベクレル/平方メートル)のところは何県何市であろうが関係ない。
 除染すべき場所に住むことが異常なことだという前提で物事は議論し、進めるべきなのだ。結果がそうなっていることを正常だと錯覚している今の状況は、極めて危険だと言うことを繰り返し主張したい。

.. 2011年10月29日 23:00   No.340008
++ たんぽぽ舎 (社長)…431回       
.「さようなら原発1000万人アクション」の
   今後の行動予定・再稼働阻止を中心にして(12月から2012年3月)

 ◆12月10日土曜日 日比谷野外音楽堂 午後集会とデモ。
          収容人員は4000人。ただし会場外にも公園あり、倍は可能。

 ◆2012年2月12日休日 代々木公園イベント広場とケヤキ並木 集会とデモ。
   公園通路にあふれて3万人。
   原発のある県を中心に集会・抗議を呼びかける。
   代々木は関東中心に。

 ◆3月10日土曜日 室内 講演または音楽。

 ◆3月11日日曜日 福島市内で大集会。都内からバスで参加ほか。

 ◆3月24日土曜日 日比谷野外音楽堂 午後集会とデモ。


「9.19 明治公園6万人集会」についてのメモ(意見)
           反原発自治体議員・市民連盟
1.大きな意義

 原水禁のみなさんなどが主催して開催された「9.19/6万人集会」は、会場及び周辺を人が埋め尽くしました。その光景は圧巻で、国民の反原発の盛り上がりを示しました。主催者発表は6万人ですが、千駄ヶ谷駅周辺、及び周辺の道路等
の状況から、発表以上の参加者があったと推察されます。同行動は海外にも影響を与えたはずです。呼びかけ人、並びに、計画の立案・実行にあたられた各位に感謝します。

2.改善点・要望

イ.「今後の方針」をもっと具体的に打ち出していただきたい。
 同集会では、今後の方針として来年3月24日に集会を開催すること。そして、「1000万人署名」の継続を打ち出しています。せっかくの盛り上がったこの気運を活用するべきです。来年3月までの間に、大きな行動を起こすことを提案しま
す。会場の確保をはじめ困難は承知していますが、検討をしていただきたい。

ロ.会場の音響設備の問題。
 小さなスピーカーしか用意しておらず、スピーカーの前方にしか聞こえませんでした。せっかくの発言を、臨場感を持って聞けなかったことには残念です。経費の問題があると考えますが、一考を要する問題です。

ハ.出発時点での大幅な遅れに対する説明。
 デモの出発が当初の予定より2時間以上も遅れましたが、デモ責任者からの説明がほしかった。

ニ.「警察の過剰規制」への抗議。
 警察がデモに対し過剰な規制を行っています。デモ隊が出る時も規制して、隊列をずたずたに切る行動に出ていたことに対して、しっかり抗議する必要があります。

ホ.『総括と方針』の大衆的な討論の場がほしい。
 集会とデモの成功を確認し、今後の行動に活かすために必要と考えます。
                               以上

 ☆このメモ(意見文)は、「さようなら原発1000万人アクション」の10月会議
  出席者全員へ配られたものです。「9.19明治公園6万人集会の総括と今後」
  に役立ててください。

.. 2011年10月30日 09:32   No.340009
++ たんぽぽ舎 (社長)…432回       
「食品と暮らしの安全」11月号−読みごたえあり

 その主要な内容を紹介します

 ・太平洋に汚染が…
 ・昆布、ワカメ−放射能汚染の少ないものを選ぶには
 ・カキ、貝類、海老−放射能汚染の少ないものを選ぶには
 ・放射能汚染のないカニは?−ズワイガニ、タラバガニ、他
 ・福島を離れた有機農家−「子孫のために」と、福島県から長野県へ移住した
  丹野さんに聞く−
 ・2割以上が放射能汚染米−福島県で出荷始まる−汚染米は米焼酎の原料に
 ・和食ランチのミネラルは?
 ・アメリカ−遺伝子組み換え作物に異変
 定 価:1050円
 連絡先:338-0003 埼玉県さいたま市中央区本町東2-4-18
  TEL 048-851-1212 FAX 048-851-1214
NPO法人 食品と暮らしの安全基金

.. 2011年10月30日 10:27   No.340010
++ たんぽぽ舎 (社長)…433回       
全国緊急アクション☆
     福島の女たちに続け 参加者大募集
     「もう、黙ってはいられない!」
     全国の女たちは立ち上がり、そして座り込む

と き:10月30日〜11月5日(9〜18時)雨天決行
    お昼休みだけでも、一日でも、1週間の参加でもOK
ところ:霞が関、経産省前(東京都千代田区霞が関1丁目3−1)
    ※東京メトロ霞が関駅(A12a出口)徒歩1分

○9月22日、ニューヨークの国連首脳会談で、野田総理が「世界一安全な原発をつくります」と宣言したその外で、「福島の子どもたちを守れないで、原発の安全を言うのは卑怯。福島の人々の苦しみを無駄にしないでください。世界の原発を止めて下さい!」と国連前でアピールした女たちが、帰りの飛行機のなかで、相談しました。「福島のおんなたちに続いて、全国の女たちの座りこみをやろう!」

○放射線量が未だ高いにもかかわらず、政府は9月30日、福島第一原発事故を受けて指定されていた「緊急時避難準備区域」を5か月ぶりに解除しました。一方、10月3日には、日本チェルノブイリ連帯基金(JCF)と信州大学病院が、福島県内の子ども130人を対象に今夏行った健康調査で、10人(7.7%)の甲状腺機能の変化がみられ、経過観測が必要と診断されたことを報告しました。「目に見えない放射能が飛び交う戦場に、子どもたちを置いていてはいけない!」「原発はもう真っ平!」という福島の女たちが立ち上がりました。10月27日から29日まで経済産業省で座りこみます。
 その思いを受け止め、全国から私たちも立ち上がりました。

.. 2011年10月31日 11:03   No.340011
++ 山崎 隆久 (幼稚園生)…1回       
工業用線源の不法投棄か
     世田谷区八幡山でまた見つかった放射性物質

                              
 世田谷区八幡山でまた見つかった放射性物質は、文部科学省がスペクトルメータで測定しても放射線源を同定できなかったという。しかしコンクリートやアスファルトを通しても毎時170マイクロシーベルト(0.17ミリシーベルト/時)の強力な放射線を出し続けていることから、発生源は工業用線源のコバルト60(半減期5.3年)の可能性が高い。
 ただし数カ所ホットスポットがあることから、線源が複数か、あるいは線源が破砕して敷地内に飛び散って埋まっていることも考えられる。
 コバルト60やイリジウム192という放射線源は、医療用の他、非破壊検査や殺菌用のγ線を発生させる線源として使われるが、国内でおよそ4800カ所の事業所が使用許可を受けている。(アイソトープ協会2005年)大量のγ線を出して周辺被曝が問題になるため、管理は厳重にしなければならないが、世界で線源に起因する被曝事故は繰り返し起きている。
日本においては、報告されている限り次のような状況だ。
--------------------------------------------------------------------
 放射線障害防止法に関係する事例では、放射性物質、特に密封線源の紛失が最も多い。そのうち約1/3は、表1で括弧内に示したように、放射性物質を回収している。
 発見されずに終ったものは、ガスクロマトグラフ検出器用のニッケル−63線源10個、医療用のラジウム−226線源20個、コバルト−60線源27個が、その大部分である。そのほかは、ストロンチウム−90線源31個が海中落下したままになったほか、セシウム−137線源2個、カリフォルニウム−252線源1個、トリチウム(三重水素)線源1個などが発見されずに終っ
ている。
「放射性物質及び放射線の関係する事故・トラブルについて」平成14年7月(原子力安全委員会放射線障害防止基本専門部会)より
こちら
---------------------------------------------------------------------
 世界でもコバルト60やセシウム137の線源により被曝事故が起きており、2001年までにIAEAに報告された事例で、中でも1983年に台湾で起きたコバルト60線源事件ではマンションの鉄筋にコバルト60が混入し、マンションの住民全体が高線量被曝するという事件に発展した。大量の鉄筋が汚染されたため、180棟1,600戸の汚染が確認され中国商銀社員寮などは取り壊されたが、現在も一部のマンションには混入したままになっている。
 世田谷区の事件は、未届線源(法令施行前の未届線源や盗難、未届け譲渡などによる違法移転)か否かにかかわらず放射線障害防止法(線源の種類によっては原子炉等規制法)に違反して不法投棄ないし紛失していたと考えられる。
 原発事故以外にも身近に放射性物質があり、知らないうちに被曝を受けているところがあるだろうと考え、詳細に調べる必要がある。
 今回も市民からの通報で発見した。調査無くして安全はない。

.. 2011年10月31日 12:12   No.340012
++ 横関彩子 (小学校低学年)…7回       
脱原発ドキュメンタリー映画 [桃 色のジャンヌ・ダルク]上映会
     アート茶話会「311後を生きる私たち」

                               
2011年11月5日 (土) 午後2時〜
場所:スペース・たんぽぽ 入場料:1000円
東京都千代田区三崎町2−6−2ダイ ナミックビル4階 
ゲスト/鵜飼邦彦監督 増山麗奈(画家・いのちを守るお母さん全国ネット)
藤波心(14歳アイドル・脱原発のジャンヌ・ダルク) 白井愛子(歌手) 
主催…いのちを守るお母さん全国ネットワーク

090-2990-0707(担当 横関)

 映画「桃色のジャンヌ・ダルク」は“戦争や原発よりエロス!”をテーマに8年間パフォーマンスを続けてきた桃色ゲリラ・代表で画家の増山麗奈を追いかけた ドキュメンタリー映画です。(増山麗奈役を演じた女優の神楽坂恵と結婚が決まった国際映画賞総なめの園子音監督も「面白すぎるだろ!」と絶賛!園監督・神楽坂恵 んを引き寄せた愛のキューピット映画!?)
 アーティスト・女性としての本能から4年前から「放射能漏れするな!孫の代まで美味しいお魚 が食べ たい!」と柏崎刈羽原発や六ヶ所で原発に警告を発してきた増山は、東日本震災以後、「いのちを守るお母さん全国ネットワーク」を立ち上げ、全国のお母さんたちをつなげ、子ども達を放射能から守る活動を行っています。上映後、鵜飼監督や“脱原発のジャンヌ・ダルク”藤波心さんをゲスト にむかえ、311後を希望をもって生きるために今何を すればいいのかをテーマに語り、主題歌を歌う白井愛子のコンサートと増山のライブペイントを行います。楽しいひとときをお楽しみ下さい。

.. 2011年10月31日 12:26   No.340013
++ みつはし (幼稚園生)…1回       
.『原発いらない福島の女たち100人の座り込み』最終日に参加して

                           神奈川 みつはし

10/29(土)『原発いらない福島の女たち100人の座り込み』に参加してきました。最終日は座り込みではなく「記者会見−デモ−人間の鎖−クローング集会」というスケジュールでした。

 座り込みに備えて寒さ対策万全で強い日差しの中、日比谷公園から神田までのデモはキツかったです。神田から経産省前に戻る電車の中、偶然目の前に『さよなら原発』のスピーチを行った武藤類子さんがいらっしゃって驚き、感激!
 経産省前に戻ってからはすぐに指編みの毛糸のロープにつかまりながら『人間の鎖』に挑戦、2時30分に包囲成功!やったぁ〜!『座り込み』の女たちがこつこつと毛糸のロープを全長1000メートル?も凄い!(私も編みたかったな・・・)
 最後は日比谷公園で集会ですが、園内に入れず(他のX団体が使用中で)公園前の交差点で待っている間は歩道でミニ集会の状態に。
 クロージング集会では最後に『原発いらない福島の女たち100人の座り込み』のメンバーから『全国の女たち座り込み行動』のメンバーに毛糸の鎖(巨大な塊でとても重そう)のバトンタッチを行いました。
 『経産省前テントひろば』は9.11から始まり10/27−29『福島の女たち』へそして10/30−11/5『全国の女たち』へと繋がり、テントも三つになり凄いです!これからも脱原発に向けてとても重要な拠点になっていることが分かります。

 脱原発実現する日まで『経産省前テントひろば』を『全国の男たち女たちの砦として』大切に守り存続させて行きたいと思います。

.. 2011年10月31日 12:35   No.340014
++ たんぽぽ舎 (社長)…434回       
11月の「スペースたんぽぽ」で開催される講演会などのご案内

イ.11月8日(火)18:00開場 18:45開会  資料代等1000円
原発なくとも電気は確保できる
  今夏、東電データを等を分析しての結論は原発不要
  2012年4月、全原発の停止・廃炉へ(原発ゼロに)カラー資料用意 
講師:安藤多恵子さん(市民エネルギー研究所)

ロ.11月10日(木)18:00開場 19:00〜21:00 資料代等500円
  ワンコイン上映会
  源八おじさん最新作、原発銀座、最新デモ映像、他

ハ.11月13日(日)13:00開場 13:30〜17:00 資料代等1000円
ウラン兵器禁止を求める国際行動デー
  講師:豊田直巳さん・山崎久隆さん

ニ.11月15日(火)18:30開場 18:45開会 資料代等1000円
低線量被曝の時代を生き抜く
  講師:肥田舜太郎さん・竹野内真理さん

ホ.11月18日(金)18:00開場 18:30〜21:00 資料代等1000
「シンポジウムPPSから反原発を考える」
  「電気料金を安くする方法について」
  講師:大沢豊(立川市議)・布施哲也(代表)
主催:反原発自治体議員・市民連盟

ヘ.11月24日(木)18:00開場 19:00〜21:00 資料代等500円
ワンコイン上映会
  「もんじゅ」スペシャル、最新デモ映像、他

      ☆11月のデモ、行動のご案内☆

イ.11月6日(日)13:00集合 14:00デモへ 東電抗議デモ
        「ストップ柏崎原発、福島に補償を」
 集合:常盤橋公園(東京駅から5分)
 主催:東電前アクション

ロ.11月11日(金)18:00集合〜19:30まで
      人間の鎖で経産省を包囲しよう(第2回)
        経産省テントひろば前集合
  16:00〜17:30ビラ撒き 18:00〜18:30集会〜人間の鎖〜19:30まで
  1000人の輪で包囲しよう!
 主催:11・11-12・11再稼働反対!全国アクション実行委員会

.. 2011年11月01日 09:18   No.340015

■--経産省本館前に来てください!
++ 橘 優子 (幼稚園生)…2回          

10月27、28、29日午前10時より来れる方は、どなたでも
   経産省本館前に来てください!!
                         
   10月27(木)〜29日(土)「福島の女たち」
   10月30日(日)〜11月5日(土)「全国の女たち」
   経産省前女子会は、なんと10日間ぶっ通しです!

       応援は、どなたでも、大歓迎です!!

 10月23日、上野での集会・デモの後で、経産省前共同テントで原発いらない福島の女たちのメンバー2名を迎えて、15人ほどで話し合いを持ちました。福島からのエントリーは、車椅子使用者2名を含め、100名を突破しているとのこと、宿泊先は、いまのところ確保できているが、9.11から10日間行われた若者たちのハンストへの経産省の嫌がらせなどを思うと、応援の人は多いほど良いということです。
 行動の予定は、3日間共に午前10時から午後3時(15時)まで座り込みです。交渉や院内集会で途中に抜けるメンバーもいて、とりわけ、初日の始まりの時間帯はたくさんの人に来ていただきたいということ。
 首都圏からの支援の相談の集まりを25日(火)夜7時からたんぽぽ舎の4階「スペースたんぽぽ」で盛況に行いました。
 経産省の本館は、地下鉄霞が関駅のA11出口の前です。地下鉄からのエレベーターで上がってきてたら、目の前は共同テント、にぎやかなのぼり旗の並ぶテントを24時間、10月24日で43日間、残暑の晩夏を超え、台風の日も、冷え込む日も守ってきた仲間たちに感謝!!
.. 2011年10月26日 13:21   No.339001

++ 島田 (幼稚園生)…1回       
経産省を原発いらない福島の女達100人と一緒に『ふるさと』の歌で
囲ってみませんか!

うさぎ追いしかの山
 この歌の詩に、メロディーに、込められている思いは、脱原発の志と重なっています。これを経産省前で皆で大合唱しませんか!
女性大歓迎! 男性も、もちろん大歓迎! 
27日、28日、29日10:00から17:00まで多数が歌いたくなったときに歌っておりますが、特にここ一番は、
*27日、28日15:00以降、日暮れまでです、夕暮れ時の経産省職員と霞ヶ関の歩行者に聞かせましょう!
*29日13:00から銀座水谷公園から日比谷公園デモも!

全員でバンダナ、スカーフ、はちまき、手ぬぐい等、(何色でもOK)をしたいので、ぜひ何か持ってきて下さるとありがたいです。
夕方いらっしゃる方はペンライトも!
『ふるさと』を歌うデモ 呼びかけ人 島田 070-6514-5991

.. 2011年10月26日 13:54   No.339002
++ 中村徹 (幼稚園生)…4回       
永平寺「脱原発」への期待と不満
   「もんじゅ」命名責任を反省するなら、今後具体的に
   何の行動をするのか、示してほしい
                     (保育士)

 曹洞宗大本山永平寺が、11月2日、原発の是非を問うシンポジウム、「いのちを慈しむ〜原発を選ばないという生き方」を開催するというニュースがありました。放射性廃棄物やDNAを破壊する放射線は、子孫への負の遺産となるので、原発は命を長い時間の視座に置く仏教の教えと相反するとし、「今の生活を見直すきっかけにしてほしい」と呼び掛けられています。国内に約15,000のお寺と約800万人の信徒を抱える曹洞宗の大本山である永平寺が、「原発は仏教の教えと相反する」と宣言したことは、大きな影響力があると思います。これはもちろん歓迎すべきことで、喜ばしいことではあるのですが、私はちょっと物足りなくも思っています。
 まず、第一に、遅すぎるということです。「原発は仏教の教えと相反する」ということは、もっと早くわかっていたと思います。原発推進派の言う「安心・安全・必要」に騙されていたのでしょうか。日々厳しい修行を積み、悟りの道を歩んでいる永平寺が、そんなバレバレのウソに騙されていたとは到底思えません。
仏教の根幹をなす考え方は、「諸行無常」です。森羅万象は生々流転し、留まることはない。永遠の存在などないということです。ところが人間は、永遠の存在があると錯覚し、それに執着します。例えば「夢のエネルギー」を騙っている原子力発電がそうです。仏教は、その執着を戒める側であるはずなのです。百歩譲って、バレバレのウソに騙されていたとしても、福島第一原発事故で、それがウソであったことはわかったはずです。あれから半年以上も経っています。中学生
アイドルの藤波心が声を上げ、制服向上委員会も後に続いているのに、本来であれば真っ先に声を上げるべき永平寺が、今頃になって「脱原発」を語り始めるというのは、あまりにも遅いのではないでしょうか。

.. 2011年10月26日 14:13   No.339003
++ 中村徹 (小学校低学年)…5回       
 第二に、永平寺と原発の、これまでのかかわりを明らかにして欲しいということです。永平寺のある福井県は、原発銀座とも呼ばれる原発密集地をかかえています。当然のことながら、永平寺も原発とは深いかかわりがあったのでしょう。
新型転換炉「ふげん」、高速増殖原型炉「もんじゅ」の名前は、いずれも菩薩の名前に由来していて、これらの命名には永平寺がかかわっていたそうです。ニュースによると永平寺の布教部長のコメントとして、「原発に対する認識が足りなかった私たちの責任は重く、間違いだった」と反省し、「懺悔することから始めたい」と戒められています。どのような懺悔がされるのか、今の段階ではわかりませんが、永平寺が原発推進にかかわっていたという事実には、巨大な責任があります。曹洞宗800万人信徒だけでなく、日本の仏教界全体に大きな影響力があったと思います。私の宗派は浄土真宗(本願寺派)ですが、曹洞宗に対しては尊敬の念を持っています。だからこそ許せない気持ちです。永平寺は、「ふげん」、「もんじゅ」の命名料としていくら受け取ったのか、金額を明らかにする必要があると思います。宗教法人の場合、お金の流れが不明瞭になりがちなのですが、本当に反省しているならば、そして本気で原発に反対するのであれば、受け取った金額を明らかにし、全額返済すべきではないでしょうか。それが困難だとしたら、簡単には返せないほどの巨額な金額だったのだろうと思います。 そして、これまでの対応の遅れも、原発が御得意様だったからなのではないかと穿った見方をしてしまいます。
 11月2日、私は福井県まで行ってシンポジウムに参加することはできませんが、そういう部分がきちんと説明されることを望んでいます。そして、大切なのは、1回だけのシンポジウムで問題をうやむやにするのではなく、今後、日本の仏教
界のリーダーとして「脱原発」への具体的な行動を続けて欲しいと思っています。

.. 2011年10月26日 14:21   No.339004
++ たんぽぽ舎 (社長)…425回       
メルマガ読者からの学習会・講演会等のお知らせ2つ

イ.原発のない世界をめざして  ピアノと朗読の夕べ

     「ことばおと平和」の会
    ピアノ:谷百合子さん(札幌市)
    朗 読:駒井秀子さん(石狩市)

日 時:10月27日(木)18:00〜20:30
場 所:東京YWCA2階
(JR,地下鉄とも、御茶ノ水駅下車。南へ下り、大通りを挟んで
山の上ホテルと反対側の道に曲がり、2軒目。)
参加費:500円

 10月27日〜29日、福島の女性たちがやってきて経済産業省前で座り込みます
 (10:00〜15:00)。
そこに各地から支援の人々がやってきます。北海道から谷さんと駒井さんというピアノと朗読で脱原発・平和の活動をしてきた2人も参加します。
 せっかくですからみなさんご一緒に交流ができたらいいと、急きょ企画しました。素敵な夕べをお楽しみください。

◆谷百合子さんのプロフィール:ミュージックセラピスト。反原発と六ケ所の核燃反対と基地問題にかかわってきている。北海道電力の株主総会で16年間、反原発提案を続けた。意志強固でしなやかな闘う女性。
◆駒井秀子さんのプロフィール:石狩市民講座『萌木』共同代表。女性史研究者。
元高校教師、現在は札幌の短大の非常勤講師(国語と『源氏物語』)。市民講座でも『源氏物語』の講師。現在、『北海道子ども史年表』に取り組んでいる。

 2人は「ことばおと平和」という会を作って、ピアノと朗読の会を続けています。
呼びかけ:基地はいらない!女たちの実行委員会、
     ピース・ニュース ほか有志
連絡先:090-9318-2059(加藤)、kk-kame8@hotmail.co.jp


ロ.「原発さよならデモ@浦和」

  日時:10月29日(土)15時半集合 16時デモ出発
  集合:JR浦和駅東口ロータリー

デモコース概略:浦和駅東口・ロータリー→パルコを一週→西口に抜けて中山道を右折し直進→ヨーカドー通りを右折し直進→駅西口・ロータリー(伊勢丹前)→県庁通りを直進→各政党県本部・県庁を通過→県庁駐車場付近で流れ解散。
約1時間のなだらかなコースです。
デモ後は300円程度のカンパで野外懇親会も予定しています。

「原発さよなら」「食品の安全基準値の強化」「福島の支援」を訴えていきます。
地元の方がお子さん連れで・ご家族で参加できる地域密着型デモを目指しています。
プラカード・のぼり(上記趣旨に合ったものをお願いします)、鳴り物大歓迎。
海なし県・埼玉からも「原発いらない」の声を上げましょう!

.. 2011年10月26日 14:31   No.339005
++ 柳田 真 (幼稚園生)…1回       
経産省テントの大きな意義・みんな参加しよう。10月27日から10日間、福島と全国の女性たちに連帯。ここが山場だ。原発再稼働を阻止しよう

 その1:経産省テントが47日目を迎えた。10月25日には女性用テントも設置されて、2つのテントが並ぶ様は迫力がある。経産省前テントはこの間大きく発展してきた。
当初は10日間のハンスト若者4人を支援し抜いた。その後、さらにたたかい続け、東京圏の運動の1つの軸になってきた。10月27日から10日間は福島と全国の女性を迎える大拠点になりつつある。そのため、10月20日(木)と25日(火)の2回テント会議が大勢の参加で開かれて、"テントを共同で運営していく”体制がみんなの総意で決まった。テント参加の層と厚みが飛躍的に増大した。
 その2:10月27日(木)ー29日(土)の3日間(福島の女性たち中心)と、10月30日(日)ー11月5日(土)の7日間(全国の女性たち+男性)の計10日間は山場です。
東京圏の私たちは全力で福島と全国の女性たちの諸活動に連帯して支えてガンバロー!原発推進行政の中枢・経産省と政府・東電を攻めよう。
 その3:電力会社と経産省は原発再稼働の時を着々と狙い、準備してきています。11月11日
(金)夕方には「たそがれの経産省を人間の鎖で包囲しよう、第2波行動」が準備されています。
10月27日(木)から11月11日(金)までの2週間強を原発廃止ー再稼働阻止をめざす山場として、創意工夫でガンバロー!(10月26日22時記)

.. 2011年10月28日 21:28   No.339006
++ 山口泰子 (幼稚園生)…1回       
10月29日「原発いらない福島の女たち」のデモ訂正
 たんぽぽ舎さま 

 すみませんが29日の福島の女たちのデモの集合場所などの訂正をお願いします。
私が23日の集会で発表したのが悪かったのです。
たんぽぽ舎のお知らせは読んでいる方が多いと思いますので、
よろしくお願いします。
eppでもお知らせしましたが下記の通りです。

集合12:00 出発12:30 日比谷公園中幸門 →東電前→銀座→東京駅前→常盤公園
13時過ぎに到着予定

お手数かけます。


.. 2011年10月28日 21:33   No.339007
++ 川根眞也 (幼稚園生)…1回       
10月29日第1回内部被ばくを考える市民研究会総会のお知らせ

イ.第1回 内部被ばくを考える市民研究会総会(メルマガ読者より)
日時:10月29日(土)18:45〜20:45
会場:浦和コミュニティーセンター第15集会室(さいたま市浦和区東高砂町11-1 
パルコ9階)
・報告「福島第一原発事故ー広がる食品の放射能汚染
    イラク、アフガニスタンの劣化ウラン弾の被害と来るべき未来」川根眞也
   「国民保護条例に見る、福島から住民を逃がさないやり方」堀本純生
・参加者からの討論
「これくらいの放射能は安全です」「健康に影響ありません」という放射線の専門家のうそは入りません。内部被ばくについて、自主的に学習し、周りの方々に広めていくための会、「内部被ばくを考える市民研究会」の第1回総会を開きます。参加費は500円。

             内部被ばくを考える市民研究会 事務局 

.. 2011年10月28日 22:08   No.339008
++ たんぽぽ舎 (社長)…426回       
11月5日東電前アクションの第4回ワークショップのお知らせ

「さーあ、みんなで考えよう!脱原発への道」 〜みんなで作ろうデモグッズ!編〜 突然ですが、みなさんは脱原発のデモに参加したことがありますか?
今回はそれぞれの脱原発の想いを表現するために、デモで使えるグッズを作りたいと思います。
自分たちで作ったプラカードや楽器を持ってデモに参加するとよりいっそう熱い思いを込めて声をあげることができそうですね!!
今回もいくつかのチームに分かれて制作してもらおうかと思っています。
4つのチームを用意するので、作りたいものを選んで参加してください。
1.プラカードを作ろう
キャッチ―な言葉やデザインを自分たちで考えてプラカードを作ります。
シュプレヒコールにも役立つ短いメッセージやキャラクターができるといいですね。
2.手作り楽器を作ろう身の回りにあるものを使って楽器を作ります。
デモでみんなを盛り上げる替え歌なども一緒に作れたらいいですね。
3.パペットを作ろう
4.横断幕を作ろう
みんなで巨大横断幕を作ります。デモの中でも目立つこと請け合いです。
なお、参加者全員でハンドペイントの横断幕を作る予定ですので、お楽しみに☆☆☆

日時:11月5日(土)13:30〜(16:30終了予定)終了後、希望者での交流会も予定しています。
場所:レンタルスペースPAF/SPACE ※今回はスペースたんぽぽではありません!
地下鉄東西線早稲田駅馬場下口2か3bから徒歩2分
地図:
【参加申し込み方法】
下記のメールアドレスまで参加申し込みのメールをお願いします。
件名:「第4回ワークショップ参加希望」
本文:お名前、1〜3の中で作りたいもの、脱原発への意気込みや最近の脱原発アクションの動きに関して思うところなどを記載の上、送信してください。
★できあがったものは、翌11月6日の「〜もうアッタマにきた!〜 ふざけんな東電!11.6デモ
今すぐ止めよう!柏崎刈羽原発 再稼働・賠償逃れ・労働者使い捨て・料金値上げを許さない!」
で使いましょう、東電前を通って何と経産省正門前でゴールします!

.. 2011年10月28日 22:35   No.339009
++ たんぽぽ舎 (社長)…427回       
経産省前テントを中心に座り込み
   原発いらない福島の女たちと支援702人

◯10月27日(木)朝10時より午後3時まで経産省前は、テントを中心に700人を超える多彩な人々で大にぎわいでした。テントが「9条改憲止の人々」(男性多数)を中心に、9月11日以来、今日まで47日苦労の中で維持されてきて、そこを拠点にして福島の女性たちが“原発やめよ”諸行動を起こし、それを東京圏のみんな(男女)が支援した行動の第1日目でした。

◯朝10時からの集会は、佐藤幸子さんのあいさつ、武藤類子さんのメッセージ読み上げと今日
の日程紹介(経産省申し入れ30人)、(女性議員訪問10から15人)、佐々木けい子さん、服部良一議員のあいさつの4人。そのあと約5時間の座り込み中は、音楽あり、いくつものアピールあり…にぎやかでした。

◯参加者は、途中発表500人余、最終発表は702人(うち福島65人以上)
 (女性テントの掲示発表)(実数はこれ以上かも)

◯なお、3つめのテントの設営も始まりました。

◯明日28日(金)、29日(土)の2日間朝10時よりの経産省前座り込み行動。
 あなたも参加を!
 武藤さんたちが、あいさつの前後に、持っていた横断幕(今治パブテスト教会女有志)の文は「た
だちにすべての原発を廃炉に」という簡潔明瞭な文でした。 ( や )

◯なお、東京新聞10月27日夕刊の記事を紹介します

 『福島の女性ら「原発いらぬ」
  東京電力福島第一原発事故に抗議する福島県在住・出身の女性でつくる「原発いらない福島の
女たち」の座り込みが二十七日、東京・霞が関の経済産業省前でスタートした。二十九日まで計百
十一人が座り込んで抗議する。初日は約四十人が同省正門前に集合。「福島の空、海、大地を返せ」などのプラカードを掲げ、「子どもを守るために今私たちが立ち上がらなければ」と声を上げた。
川俣町出身で、山形県米沢市で避難生活中のNPO法人役員佐藤幸子さん(五三)は「原発を止めな
くては。世の中を変えるために声を出せるのは女です。この声を聞いた人には、私たちの思いを次
の人に伝えてほしい」と訴えた。』

.. 2011年10月29日 06:46   No.339010
++ 珠巳 (幼稚園生)…1回       
27日原発いらない福島の女たち 経産省前座り込み初日に参加して
   元気と勇気を分かち合える場所に出会った
                         千葉県 

 平日の10時からスタートとの事で人数が少ないかも…そうすると警察や警備員からの妨害に遭う
かもしれないと少し不安に思って地下鉄に乗りましたが、出口を出て完全に取り越し苦労だったと
思いました。
 朝から沢山の人が集まって、シンボルカラーの黄色が次々に目に飛び込んで来て眩いほどです。
 私は10時から13時半まで座り込みをしましたが、概ね600〜700人は居たと思います。
 お昼前になって、お弁当を忘れた事に気が付き、どうしようと思った瞬間、おにぎりを配ってくれる人、お菓子をくれる人…沢山の思い遣りを受けている自分が居ました。
 思いやりをお腹に詰めて、ふと頭に浮かんできた言葉は『此処に居る全ての人達は100人の不便を
満たす事よりも、たった1人の空腹を満たす事を尊いと思ってくれる人達なんだ』と、言うものでした。
 科学技術や文明がどんなに発達しても、最後、たった一人の空腹も満たせないのなら意味がありません。
 口に入るものは愛情の原点です。子供に安全な食事を与え、安心して温かい寝床に寝かせ、明日を夢見る。
 欲に塗れた社会の中でも、そんなささやかな日常を最も尊いとしてくれる人が、こんなに沢山居る事を誇りに思います。
 温かい仲間と繋がっていけば、望む社会を実現出来ると強く思いました。
元気と勇気と希望を分かち合える場所です。皆さんも是非参加して下さい!

.. 2011年10月29日 06:56   No.339011
++ 大和田 (幼稚園生)…1回       
女たちの座り込みが基地の軍事的機能を消滅させた、
   「グリーナムの女たち」上映会に参加して
                      たんぽぽ舎会員 

 10月20日「グリーナムの女たち」の上映会に参加しました。‘80年代の映画ですが、現時点で観ても新鮮で、元気づけられる映画でした。
 これまで社会的に弱者と見なされ、保護されるべき存在であった女性達が立ち上がり、自然発生的に座り込みをし、18年という長い歳月をかけてとうとう基地の軍事的機能を消滅させます。何度も警官によってひきづられ、逮捕され、裁判、あるいは強制退去させられます。それでも彼女たちは諦めず、微笑み、歌を口ずさんで応戦します。どんな圧力に対しても屈せず、歌やダンスによって応戦、ルールを決めたり、リーダーが統率するのではなく、お互いに協力し助け合う、それこそが支配する側の脅威になったことでしょう。
 この運動がもたらした効果とそのやり方は歴史的な意義があり、今もなお、あらゆる運動のあり方にヒントを与えてくれると思います。この映画を女性と男性という単純な対立と見なすのではなく、原発労働者と電力会社、あるいは市民と権力を有する側など、差別問題や、貧困の問題として捉えることもできると思います。是非男性にも観ていただきたいです。

 ◎編集部のつぶやき:経産省前テントの闘い−男たちから始まり福島の女・
           全国の女へつづく−の近未来を暗示しているのかも…

.. 2011年10月29日 07:10   No.339012
++ 村上達也 (幼稚園生)…1回       
繁栄は一炊の夢だった―「東海第二」廃炉を(オピニオン−
   原発と自治体とカネ)
   原発「廃止」実現後も放射能ゴミの処理ほか、
   やること・研究することがたくさんある

        (茨城県東海村長)      実は東海村の日本原子力発電東海第二原発も、東京電力福島第一原発で起きた「全電源喪失」の寸前でした。地震の影響で外部電源がすべてダウン。非常用発電機でポンプを動かして原子炉を冷却しましたが、1時間後に押し寄せた津波があと70センチ高ければ、海水は防波堤を乗り越えて、すべての冷却機能が失われていたかもしれません。
 2週間後にその事実を知り、背筋が凍る思いをしました。東海第二の場合、20キロ圏内に75万人、30キロ圏内には100万人の人が住んでおり、県庁所在地の水戸市も含まれます。細野豪志原発相に「選択肢として東海第二の廃炉ということも考えるべきではないか」と問題提起したのは、こうした事情があったからです。(中略)しかし、今後の世界は「脱原発依存」が主流となるでしょう。いつまでも原発マネーに頼ってはいられない。日本最初の「原子の火」がともった東海村は原子力と55年の歴史を共有し、原子力が文化として定着しています。これをどう地域づくりに生かすかが重要です。現在、村では原子力に関する科学・技術や人材を総合的に集積する「原子力センター構想」を策定中です。
 「脱原発」の場合も、廃炉や放射性廃棄物の処理、原発事故後の環境修復など様々な技術や人材が必要になります。そのための基盤研究、人材育成を担う構想です。世界屈指の大強度陽子加速器施設もあり、海外からも多くの研究者や学生が訪れ、欧米の科学研究都市に匹敵する条件がある。持続性の高い発展が期待できます。福島のような事故が起こればなにもかも失ってしまう。原発による繁栄は一炊の夢にすぎません。目を覚まして、持続可能な地域経済をつくるべきです。
(聞き手・山口栄二 朝日新聞2011.10.26「原発と自治体とカネ−オピニオン」より抜粋)

.. 2011年10月29日 07:27   No.339013
++ たんぽぽ舎 (社長)…428回       
脱原発うねり日本に届け−映画監督、研究者が上映会や講演へ

◯(前略)ドキュメント映画「チェルノブイリ・ハート」米国のマリアン・デレオ監督が今月28日に来日。「長崎国際平和映画フォーラム2011」に参加した後、11月1日午後5時、都内で開かれる特別上映会でトークイベントを行う。(中略)03年にアカデミー賞短編ドキュメンタリー部門を受賞した。
特別上映会は、ヒューマントラストシネマ渋谷で午後六時十分から。料金千三百円。全席指定。
入場券は、当該館窓口で、29日午前九時十五分より販売。
◯また、ドイツが脱原発に踏み切る上で大きな役割を果たしたゲルト・ヴィンター氏(ブレーメン大学ヨーロッパ環境法学研究所所長)も来日。十一月二十八日午後六時から、明治大学リバティーホールで講演。テーマは「ドイツの脱原発に果たした憲法の役割」。第二部のパネルディスカッションには広渡清吾(専修大教授、日本学術会議前会長)、海渡雄一(弁護士、浜岡原発訴訟弁護団)も参加。
講演会は無料で予約不要。問い合わせは第二東京弁護士会=(電03(3581)2257)
(10.26東京新聞より抜粋)


10月31日(月)の2つの催し・案内

イ.お母さんお父さんのための保育つき講座
  「分かりやすい放射能連続講座」(講師:原田裕史)
  (放射能?、食品は?、洗濯物は外に干しても大丈夫?などなど)

日 時:10月31日(月)10時開場10時半〜12時
場 所:スペースたんぽぽ
参加費:1000円(会場代、資料代、講師謝礼等)保育の有無は関係なく一律です

ロ.「人間の鎖」・第2波11月11日の意義・再稼働阻止・11/11の成功をめざして!みんなで
交流・討論会  助言者:山崎久隆さん

日 時:10月31日(月)18時30分より21時
会 場:スペースたんぽぽ  会場費:500円

.. 2011年10月29日 07:40   No.339014

■--原発止めよう!
++ 日下部信雄 (幼稚園生)…1回          

東電・東葛支社前デモ(10.11あれから7カ月)成功

 あの3月11日からちょうど7カ月目の10月11日(火)の午後2時、新興住宅街にある小さい駅東武野田線「新柏」駅前に、およそ60名が集まった。
30名を越えたら大成功だと、予測していたのだが、東京電力・東葛支社前デモの集会に集まってきたのは、集会だけで帰った人、デモのときに間に合った人、デモ終了後の「(マイクを使っての)立ち話」を見て参加した人などがあったので、60名ほどの参加者で、予想を越えた。
 この集会・デモの企画は、「たんぽぽ舎」の柳田真さんから、東電本店前の集会にならって、支社前デモをやってみてはどうか、という提案から始まった。
 東電本店前で行動している若者たちとも意見交換をしながら、私は「さて、どのように仲間に呼びかけようか」と考えていた。
 ご承知の通り、私が住む千葉県流山市をはじめ、松戸市・柏市・我孫子市・野田市・鎌ヶ谷市など(東葛地域といわれている)は、200キロも離れた福島原発から放出された放射性物質による汚染のホットスポットである。週刊誌が毎週のように報道する。
「有名になりたい」願望の強い市長もいて、柏市や松戸市・野田市など以上に有名になってしまった市もあった。喜んでいる場合ではないのだが。
 小さい子どもを持つ親など事態を心配する市民がさまざまな行動を始めていた。どこの自治体も反応は鈍かった。しかし、ごみ焼却灰に2万ベクレルとか7万ベクレルとかという高い数値がでて、最終処分場(埋立地)から受け入れを拒否されるなど、自治体行政そのものにも具体的な被害が出てきた。市内の放射性物質の線量測定や除染などにも経費がかかってきた。
 そこで、東葛地域の6市は、東電に対して、事故のために発生した経費と、焼却灰などの置き場などを求めた「緊急要求」を提出した。しかし、他人の住居地域に「核のゴミ」をまき散らしたのにもかかわらず、東電からは実質的な回答はいまだにない。自らの責任を取ろうとしない東電の不誠実な態度に私たちは憤りをより強くしている。
 東葛支社へのデモには大義がある。
 私たちは東電への強い怒りの気持ちを、東葛支社を通じてぶつけたい。そのために「抗議文」を突き付けなければならない。
 東武野田線「新柏」駅前という場所、平日の午後2時という時間帯は、勤め人は参加できない、小さい子どもを持つ母親も参加しにくい、という悪条件が重なっているのだが、東電東葛支社が開いていなければならない。
 それでも、人々は集まった。デモの声は住宅街に響いて行った。
 各地で、このような身近でできるデモを東電にぶつけていくことも必要なのではないだろうか。   「原発止めよう! 東葛の会」
.. 2011年10月25日 08:47   No.338001

++ たんぽぽ舎 (社長)…422回       
午前中開催!お母さんお父さんのための保育つき講座
   第4回(連続講座の1回目)
   「分かりやすい放射能連続講座」(講師:原田裕史)

日 時:10月31日(月)10時開場10時半〜12時
場 所:スペースたんぽぽ
参加費:1000円(会場代、資料代、講師謝礼等)保育の有無は関係なく一律です

 ご好評頂いている「保育つき講座」が、被曝が懸念される現在の生活から生じる疑問(洗濯物は外に干しても大丈夫?などなど)を講師の原田さんに伺う連続講座を開きます。今回は午前中の開催です(10/31・11/14)、ご参加は連続でなくても大丈夫です。
 小さなお子さんがいて最も被曝を心配しているのに、仲間に出会う機会の無い方ぜひぜひご参加ください、勿論子育てされている方に限らずご参加大歓迎です!
(会場の後ろで保育をする関係上、少々騒がしいことがありますが、ご理解いただけるようお願いします。)
 今回も講演後に希望される参加者の皆さんとスタッフでお話しする時間を設けます、会場近くのカフェランチなどになります。当日募りますのでご都合つく方は是非お顔を出して見てください。


主食のコメ 大丈夫!?
   安全宣言も消えぬ不安…「不検出指定の業者も」
   サンプル抽出調査基準に根強い批判 国は全袋検査の導入を
   超党派で議員立法へ 汚染米の流通を防ぐ

 東電福島原発事故による放射能汚染が懸念される主食のコメ。福島県二本松市では先月下旬、国の暫定規制値と同じ一キログラム当たり五百ベクレルの放射性セシウムが検出された。だが、それ以外に高濃度地点はなく、佐藤雄平同県知事は今月、「安全宣言」を出した。しかし、消費者の不安が拭い切れたとは言えない。地元では、不安の一因であるサンプル検査に代わる「全袋検査」を求める動きも出ている。
 【デスクメモ】原発事故の報道で、なぜもっと危険を伝えなかったのかという批判があった。パニックを避けるためという回答が多かった。だが、この答えは間違い。深刻な情報でもパニックは起きず、むしろ情報不足こそ騒ぎを招くとい
うのが、専門家らの常識だそうだ。食べ物では、同じ過ちを犯してはならない。
(2011.10.24東京新聞『こちら特報部』より抜粋、くわしくは記事をご覧ください)

.. 2011年10月25日 08:53   No.338002
++ たんぽぽ舎 (社長)…423回       
11/5夜「みんなでやり返そう!9.23弾圧と
   相次ぐデモ規制・不当逮捕を許さない」のお知らせ

日時:11月5日(土)17時30分開場 17時45分開始 21時終了予定
(その後は交流会です)
会場:「スペースたんぽぽ」(JR水道橋駅西口から徒歩5分。
東京都千代田区三崎町2−6−2ダイナミックビル4F)

主催:「差別・排外主義にNO! 9・23行動」救援会

第1部:今何が起きているのか、何が問題か
・「差別・排外主義にNO! 9・23行動」救援会と主催者の報告
・「不当逮捕と獄中体験」―「9.23行動」と、
反原発デモの弾圧当事者によるトーク
・「制度とのせめぎあいの中で」―大口昭彦弁護士、救援連絡センター
第2部:みんなではねかえそう! 会場全体で討論
・「デモと広場の自由」のための共同声明:平井玄さん、ほか。


メルマガ読者からの学習会・講演会等のお知らせ4つ

イ.「福島第一原発事故を考える国民集会」

 主催;食と農の再生会議
 日時;平成23年10月31日(月)13時〜17時30分
 会場;憲政記念会館
  (東京都千代田区永田町1−1−1、東京メトロ永田町駅から徒歩5分)

内容;基調講演1「福島原発事故の真相」前福島県知事 佐藤栄佐久氏
    基調講演2「内部被曝を避けなければならないワケ」
    健康情報研究センター代表 里見宏氏
    ※講演終了後 質疑応答・意見交換
 参加費;1,000円
問合せ先;食と農の再生会議 電話 0475-89-0590、
Fax 0247-89-3055 事務局長 下山久信

ロ.(1)ガレキ処理のニュースをご存知かと思いますが、自治体から環境省への回答期限が明日にせまり、 海外でガレキ拡散の反対署名が緊急に行われています。どうぞご協力と拡散をお願いいたします。

.. 2011年10月25日 09:04   No.338003
++ たんぽぽ舎 (社長)…424回       
 (2)記憶に強烈なJCO事故から12年、当時の住民600人余りが被曝とニュースに残っています。その後例えば原爆ぶらぶら病のような低線量被曝の症状は、訴えても、どの医者も尿検査もホール・ボデイーカウンター(体内被曝はこれだけが手段)も、緊急高線量被曝なら放医研などが診て処置なりするけれど、ちょうど原爆症認定の訴訟の例のように、多分に政治的に、厚生省がなかなか認めようとしない病気なんです。気の病だとして相手にしてもらえず、孤立しています。
 人間の被曝について、今年3.11以後の事態の中でも地域では、福島の都市部以外ではとても声高に語られなくて、病苦と生活苦に社会の締め出しと困苦を二重三重に抱えるとは、あまりに非人道的な状況ではありませんか?
 できれば出来るだけ早く、関東一円の低線量被曝をこれから皆にふりかかって来る問題として、救済の方法を始め、手当てを広げて行けるよう政策転換できないものでしょうか?
まず相談を受け入れる自治体の積極的窓口対応を進めて欲しいです。
退職組67歳より

ハ.「汚染がれき処理特措法」についてパブリックコメント募集中

環境省が「汚染がれき処理特措法」について国民の意見(パブリックコメント)
を募集しています。10/26(水)〆切です。

パブコメは「数」が勝負!


ニ.優しく心と体を強くするヨーガ教室
お知らせ!『優しく心と体を強くするヨーガ教室』 水曜日はキャンセルとなりました!
 水曜・土曜の講座ですが、水曜日は事情により当面延期とさせていただきます。
ご迷惑をおかけして大変申し訳ございません。
土曜日はお知らせどおり開講しておりますので、お気軽に起こし下さい。

〇日 時:毎週土曜日10:00〜12:00
〇場 所:スペースたんぽぽ
〇参加費:1500円(温かい飲み物付)
〇講 師:河野秀海先生
〇動きやすい服装でお越し下さい。

.. 2011年10月25日 09:12   No.338004

■--原発放射能−除染の限界 避難する権利
++ 山崎久隆 (大学院生)…112回          

被曝を避けることが重要  最大限尊重すべき人権
   原発事故の本質は放射性物質(死の灰)の拡散=人体への危険性
 

○ 生命維持は最も基本的な人権であり、その他の権利の何よりも尊重すべき権利だから、命の安全を守ることを目的とした放射線防護の考え方を基本としなければなりません。
 他と代替が可能な、または他と代替すべき経済的損失と天秤にかけることはしてはならないことです。
 避難する権利、移住する手段の提供、そのために必要な経済的支援は、条件無しで認めるべきなのです。その上での原状回復のための措置を考えることになります。その順番は逆では無いのです。
 個人の生命は憲法13条、25条に認められた権利であり、命への被害の発生は最優先で防止されなければなりません。
 放射性物質による人体への影響は、それがどれだけ少ない量であってもゼロでは無いとの考え方から、「実行可能な限り低く」抑えるようにとICRP国際放射線防護委員会の勧告でも指摘されています。
 原子力施設の危険性は、突き詰めればこの放射性物質が拡散されることにより及ぼされる人体への危険性ですから、行政庁が設置を許可した原子力施設に関して、そこから放出される放射性物質による健康影響をゼロに抑える義務が当然にしてあります。この大原則は、いささかもないがしろにしてはならないのです。
.. 2011年10月22日 12:35   No.337001

++ 山崎久隆 (大学院生)…113回       
○ 除染とは
 福島原発震災により放出された放射性物質は、おおむね岩手県南部から宮城県、福島県、茨城県、群馬県、栃木県、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県を汚染し、さらに新潟県、山形県、秋田県、長野県、静岡県の一部にもその爪痕を残しています。
 この中でも汚染がひどいのは福島県浜通りと中通りですが、特に30キロ圏外では飯館村、伊達市、福島市の一部を含む原発から北西方向の強力な放射能の流れが認められています。
これらの地域は、チェルノブイリ原発事故の際には旧ソ連政府により強制移住させられた地域に相当する放射能が残留しているところもあり、本来ならば退避をすべき地域に相当しますが、国が決めた暫定的避難線量、年間で20ミリシーベルトに達しないとして、ほとんど避難地域から外されています。
 そこで最近進められているのが汚染を取り除いて被曝線量を引き下げようという「除染」です。
 現在進められている除染は、大きく二通りに分けられます。
 まず、平均が毎時1マイクロシーベルトないしは年間1ミリシーベルトを下回る地域における、ホットスポットと呼ばれる比較的汚染の強い場所の除染活動です。これはほとんど東日本全域にわたって存在する可能性のあるもので、特に雨水が溜まる場所、塵などが吹き溜まる場所、普段から汚染物やゴミなどが溜まっている場所、雨樋、路地裏、屋根の下、高速道路や幹線道路沿いなどが相当します。
 このような汚染の除去は積極的に進めるべきで、特に子どもたちが遊ぶ公園や学校などの敷地については詳細な測定を行って除染すべきです。
 茨城、千葉、埼玉、東京、神奈川、群馬、栃木、新潟、山形、秋田、そして岩手などの都市部にはこういう地域が多いと思われます。宮城については一部に福島県内と同程度の高い地域があることと山林がかなり汚染されていることで、福島県と状況はさして変わらない恐
れがありますので、別に考える必要があると思われます。
 もう一つの除染はまさしく「町ぐるみ除染」とも言うべき様相を呈している福島県内各地で行われる除染です。除染にかかる費用の大半はおそらくここに投入されることになるでしょう。
 しかしながら、比較的小規模のホットスポットと異なり、こちらの除染は極めて困難な場合が多いのです。

.. 2011年10月22日 12:41   No.337002
++ 山崎久隆 (大学院生)…114回       
○ 大規模除染の効果
 大量の放射性物質が降り注いだため、地上のみならず家々の屋根はもとより、田畑山林、空き地や公共施設など「面」で汚染されている地域が大規模除染の対象になります。ほとんどの場合、年間被曝線量が1〜20ミリシーベルトに達し、時間線量も数マイクロシーベルトになります。しかもこの汚染地は、簡単な除染では下がりません。
 特に深刻なのは森に囲まれた住宅地や農地です。
 除染により放射線量が下がったとしても、数日ないし数ヶ月で元と変わらぬ線量に戻ってしまったり、場合によってはさらに高くなることさえあります。多くは森に降り注いだ放射性物質が木々の枝葉や地上の腐葉土に蓄積し、時間と共に流れ出してくると考えられます。
 山に続く農地だけで無く、広い農場なども除染は困難です。また、農業用水は山からの水に依存しますから、山岳地帯が汚染されていれば川の水に含まれる土壌成分はずっと汚染が続きます。そういうことを念頭に置いて行わなければ、目先の放射性物質を取り除くだけでは効果は上がらないことになります。
 屋根に手を付けないまま庭や玄関先の除染をしても、しばらくして屋根からの汚染で元に戻るように、山をそのままにしたり、河川の水源をそのままにしては下流域の除染はあまり効果が無いのです。
 ならば、どうすれば良いのか。除染と避難は対立させてはなりません。

○ 避難すべきは避難する
 除染をしている限りは避難できない。そんな決まりはありません。少なくても年間被曝線量が1mSvを超える恐れのある地域からは、子どもたちは避難をすべきですし、避難をした後を除染するようにすれば、二次被曝を避けることも出来ます。
 屋根などの除染に高圧放水を行えば、水と共に放射性物質も飛び散る恐れがあります。その真下を子どもたちが歩いているなどと言うことはあってはならないわけですから、除染をしながら避難もすることが必要です。また、一定以上の汚染が残ってしまう山林や農地は、除染そのもので被曝を多くしてしまうリスクを考えれば、しばらくは放置するほかないと思われます。そのような見極めをしながら、被爆を避けるための除染をすべきであり、闇雲で無理な除染行動は、かえって環境や健康に悪影響を与えかねないと思われます。

.. 2011年10月22日 18:51   No.337003
++ たんぽぽ舎 (社長)…416回       
高線量地点あちこち、避難区域指定 進まない福島市
   除染優先は納得できぬ 子ども救う選択肢を
   渡利地区説明会 憤る住民、東電の補償逃れ心配―
   汚染進行しているところも

○ 福島第一原発の事故は、県庁所在地で住宅が密集する福島市内にも高レベルの放射能汚染をもたらした。だが国は「除染の結果を待ってほしい」と繰り返すばかりで避難区域の指定に積極的な姿勢を見せない。「補償の見通しがなければ逃げることもできない」「人の命より経済活動を優先するのか」。八日、市内の渡利地区で開かれた住民説明会では、深夜まで怒りと落胆の声が渦巻いた。
○ 五時間続いた。八日午後七時に始まった福島市渡利地区の特定避難勧奨地点に関する住民説明会。体育館いっぱいに詰めかけた四百人以上の住民が、ひっきりなしに手をあげていた。地区の高線量を住民たちが知らされたのは四月下旬。その後、子どもたちは屋外活動を制限され、大人たちは町内の除染活動に黙って協力してきた。にもかかわらず、「特定勧奨地点の指定はなし」の説明に、住民たちは「納得できない」と口をそろえた。
○ 特定避難勧奨地点は被ばく線量が年間二○ミリシーベルトを超えそうなホットスポットを世帯単位で指定し、避難を支援する制度。渡利地区では八月下旬に指定に向けた詳細調査が始まった。地区には六千七百世帯(計一万六千五百人)が住むが、国は事前調査で線量が高かった千三十八世帯のみを調査対象とした。福島市が目安とする三・〇マイクロシーベルト以上の家が市内に二軒あったが、国は二軒には避難の意向がないとして、「避難ではなく除染を優先する」と指定を見送った。指定を受ければ、避難先の紹介などの行政支援が受けられる。東電から避難費用などの賠償もある。六月以降、調査が先行している南相馬市や伊達市、川内村では計二百四十五世帯が指定された。説明会では「地域全部を調べてほしい。
線量の高いところはいっぱいある」「南相馬市や伊達市では毎時三・〇マイクロシーベルト以下でも指定されている。なぜ福島市はダメなのか」ただす声が相次いだ。福島市の冨田光政策推進部長は「指定は国がするもので、市が口を差し挟むことではない」現地対策本部の佐藤暁氏は「年間二

.. 2011年10月22日 19:10   No.337004
++ たんぽぽ舎 (社長)…417回       
○ミリシーベルトであれば住むことにまずは問題はないが、指定しないと決めたわけではない。我慢しろと言うわけではないが、まずは線量を下げるために除染させてほしい」と繰り返した。あいまいな回答は、住民たちの不安をますますあおる。町内会に配布された線量計などで、生活環境のすみずみまで自らの手で調べている住民たちからは「ばかにしているのか」と怒りの声が続いた。「一○マイクロシーベルト以上で計器が振
り切れるポイントがあちこちにある」という声が相次いだ。たまりかねたように手をあげた高齢女性も「おたくの放射能は何マイクロですか、って挨拶してるんですよ。これまで生きててこんなの聞いたことがない」と嘆く。「おとなしい人ばかりで何も言わないと思って、
これじゃ弱い者いじめですよ」「九州電力の社員が線量を測っているのを見た。電力(会社)側のデータではないか」と調査方法への不信感をあらわにする住民も。(中略)母親たちは、子どもや妊婦がいる世帯に配慮がないことに失望した。「だれが子どもに二〇ミリシーベルトを浴びさせていいと決めたのか」と憤るのは、子どもたちを放射能から守る福島ネットワーク代表で、渡利地区在住の中手聖一さん。「国に出て行けと言われたくはない。私たちには住む権利がある。一方で、子どもが小さいので避難させてくれ、という家族もいる。どっちが先ではなく、両方を後押ししてほしい」と訴えた。なぜ福島市内に「避難区域」が認められないのか。参加していた男性は「都市部から子育て世帯がいなくなったら産業が立ちゆかず、税収も落ち込む。住民の安全よりも経済活動を優先しているせいだ」と憤る。「被ば
くデータを集める人体実験をしている」とまで言い切る父母も少なくない。事前に賠償申請の資料を取り寄せていた住民男性(四○)は、十月上旬に東電から「渡利地区は特定避難勧奨地点にならないので、申請資料は破棄してください」と言われた例を披歴した。(2011.10.10東京新聞『こちら特報部』より抜粋)

.. 2011年10月22日 19:38   No.337005
++ 山崎久隆 (大学院生)…115回       
福島の自主避難の権利を守ろう
   本来、国の責務は、1ミリシーベルトを超える地域は無条件で
   避難を認め、移転費用等全ての補償を東電にさせるべきなのだ。

                          

 高い汚染地帯が残る福島市などから自主避難をしたは良いが、何の保証も無いままでは生活は成り立たない。現在、区域外避難と呼ばれる「自主的」避難について、どれだけ 賠償範囲とするかの指針作りが、原子力損害賠償紛争審査会で議論されている。
 9月21
日の第14回原子力損害賠償紛争審査会では、自主的避難を「原発の爆発直後の避難(原発の爆発を恐れての避難、概ね4月22日まで)」「線量の高さによる避難(それ以降)」
の二つのカテゴリーにわけて議論がおこなわれているという。これまでの議論を見る限りでは、4月
22日以降の、汚染の広がりを知ったことで不安を感じ、避難を決断した人たちに対する賠償や補償は、盛り込まれない可能性もあるという。
 一方、「計画的避難区域」及び「特定避難勧奨地点」からの避難には、避難に要する費用や精神的な損害などの賠償が認められているものの、肝心の「特定避難勧奨地点」の指定が遅れている上、世帯ごとになされる指定では、コミュニティの分断をまねくなどの弊害があるため、ある一定の広がりを有する区域設定が必要との指摘もある。
 先日、福島市渡利・南向台地区において、「特定避難勧奨地点の指定見送り」という決定がされたこともあり、国の測定は、かなり限定的な範囲であり、市民団体が専門家に依頼して実施した
調査では、国が行った詳細調査の区域から外れた場所でも高い線量を示す箇所が点在している。
 本来、国の責務は、1ミリシーベルトを超える地域は無条件で避難を認め、移転費用等全ての補償を東電にさせるべきなのだ。それをしないことで、将来に大きな禍根を残す恐れがある。

.. 2011年10月22日 21:30   No.337006
++ テント・八木 (幼稚園生)…1回       
経産省前テント・運営会議開かる−テントを共同の力で維持する。
   福島−全国の女性の座り込みに連帯して闘う。

                       経産省前
 昨夜、たんぽぽ舎会議室を借りて、テント運営会議が開催されましたので、簡単に報告します。参加者は40名を超えていました。10/27からの行動を迎えて、参加者の意欲がとても感じられる会議だったと思います。とくに女性の参加が多く、発言も活発だったのが印象的です。
 途中の討論は省略して確認されたことを報告します。
・テントを脱原発の共同の民衆広場として維持、継続していく。(テント村への発展も展望しながら)
・維持については、賛同金やテント詰め(とくに泊まり込み)等を全員が可能な範囲で担っていく。
・10/27〜29・30〜11/5の10日間行動を全力で支え、ともにになっていくということで、この集まりを「10日間行動」首都圏実行委員会のようなものとしていく。
より具体的には
・全員が、テント詰め、泊まり込みローテーション表に自分の参加日を記入しました。
・福島の人達の要望に応えて、「女たちのテント」を設営する。そのための資金の一部とし
て全員が賛同金¥500を支払いました。
・MLを作成し、情報−連絡−意見が全員に即時伝わるようにする。
・その後3
つのプロジェクトチーム(a、福島−全国の女性を迎える受け皿づくり・世話役等の女性を中心としたチーム、b、テントの維持・管理を中心とするチーム、c、外部対策−メディア対策、議員対策、ネット発信、対権力関係−を中心とするチーム)に分かれ、詳細を検討。
・再度、10/25に全体会議を開催する。(19:00より「スペースたんぽぽ」を借りる)
 昨日都合で参加できなかった方も、10/25は是非ご参加下さい。(その際、ローテーション表への記入、賛同金の支払いをお願いします。)
 より詳しくはテントに来ていただいて、昨日の出席者より話をお聞き下さい。

.. 2011年10月22日 21:41   No.337007
++ たんぽぽ舎 (社長)…418回       
メールマガジン読者よりの情報提供

  富山市の県庁前噴水公園で、10月27、28、29日
  志賀原発反対の座り込みをします。


  経済産業省前の福島県女性の座り込みに連動して

北海道電力のやらせ−「道の関与」で対立
   第三者委は「内部メモに依頼の記述」あり(証拠)
   知事は「不適切な対応してない」というが……

◯ 北海道電力泊原発3号機のプルサーマル計画をめぐる「やらせ」問題で、北電の第三者委員会は同社の組織的関与に加え、道の関与も指摘した。これに対して道側は全面否定し、両者は真っ向から対立している。道は新たに検証委員会を設置し、道が「やらせ」に与えた影響などを調べる方針だが、調査結果によっては、高橋はるみ知事の責任問題に発展しかねない。
◯ 問題となっているのは、プルサーマル計画について、道が二〇〇八年六〜七月に実施した道民の意見募集。(略)第三者委の報告書は、(略)「反対意見が多いので、地元から反対派の主張を打ち消す意見もほしい」との趣旨の発言があったと指摘。道の関与を「否定しがたい」とした。(略)泊原発のシンポジウムなどの「やらせ」に、北電と国が関与していたことは明らかになっており、道も関与していたのではないかという疑惑はあった。(略)高橋知事の資金管理団体が、北電幹部から〇九年までの六年間で総額約三百万円の個人献金を受けていたことなどが明らかになり、「蜜月関係にある高橋知事と北電は、一体で原発を推進してきた」との見方がある。(略)道が設置する検証委員会は、弁護士や学者らが委員となる予定だが、実際の調査には道職員が当たる。北海学園大の本田宏教授(政治過程論)は「道の検証委員会は構成が客観的とは言えず、いったん道の内部調査で否定したことを再調査で明らかにできるのか疑問だ。ほとぼりが冷めるまでの時間かせぎのようにも見える」と話した。(2011.10.20東京新聞『こちら特報部』より抜粋)

.. 2011年10月22日 22:08   No.337008
++ たんぽぽ舎 (社長)…419回       
たんぽぽ舎代表・鈴木千津子さんが東京新聞に載りました。
   放射能測定25年鈴木千津子さんに聞く
   線量で食を選ぶ時代に
   デザイナーから市民団体代表へ

 1986年のチェルノブイリ原発事故以来、食品の放射性物質を測定し続けてきた女性がいる。反原発市民団体「たんぽぽ舎」の鈴木千津子共同代表(64)だ。福島原発事故以来、これまで1800以上の検体を測った。「正確な情報公開が風評被害を防ぐ。食品の放射性物質を測り、きちんと表示したうえで販売を」と訴える。
 上品にマニキュアした爪に、襟元の曲線が美しいスーツ。それもそのはず、鈴木さんはもともとデザイナー。十数年前まで、東京・銀座で服飾店を経営していた。
原発事故以来、週末も連日、測定作業を続ける。「労働基準法に完全に違反です」と笑うが、実際に過労で二回倒れた。帰宅するのは毎日、終電ぎりぎりだという。
 作業場は、東京都内にあるたんぽぽ舎の事務所。測定装置は「家がほしいわけでもないし、じゃあ買っちゃえって」と、チェルノブイリ原発事故が起きた時に、五百万円を出して購入した。
 同事故から十年ほどたつと、依頼された食品からほとんど放射性物質は検出されなくなった。それでも「ゼロという測定値を確認することに意味がある」と、黙々と測定作業を続けてきた。「私は学者でも技術者でもない。でも、継続した測定で監視ができる」
 まさか国内で、という今回の大事故。嵐のような日々が始まった。
各地から届く野菜や果物などを細かく刻んで容器に隙間なく詰め、機械に入れる。
短時間で簡易測定もできるが、規定通り2時間かけて測る。
 依頼者は生産者や小売店、個人。米や野菜、牛乳といった食品だけでなく、保育園の砂場の砂や田んぼの草まで多岐にわたる。原発事故直後の三月から四月にかけては、数百ベクレルのヨウ素やセシウムを検出することもあった。

 「最近はトマトやキュウリなど野菜からはほとんど検出されない。リンゴやナシなどの果実、木の実、レンコンなどは少ない量だが数値が出る。米は1キロあたり5ベクレルから10ベクレルくらいなので本当に微量」と鈴木さん。
 しかし、数値が低くなったからといって危険性がなくなったわけではないという。「これまでは付着した放射性物質を洗い流すことができた。しかし、野菜は今後、土壌などから本体が放射性物質を吸い込んでしまう。これは微量であっても洗い落とせない」
日本政府の基準は諸開国に比べて高い。たとえば魚のセシウムの暫定規制値は1キロ当たり500ベクレル。ロシアは130ベクレル、韓国は370ベクレルだ。同じ日本国内でも輸入品は370ベクレルという二重基準も解消されていない。

 何ベクレル以下なら「不検出」という表示になるのかも、自治体で基準が異なる。「不検出とあるのでゼロかと市の担当者に聞いたら、37ベクレルだと言われた。ちゃんと数値を教えてほしい」と駆け込んできた農業者もいた。
 放射性物質ゼロと確信できる食品は、少なくなりつつある。それならば、食品すべてに「何ベクレル」という測定値を表示して売るべきだというのが、鈴木さんの提案だ。
 「消費者が不安になるのは、放射性物質の値を知ることができないから。表示しないことで選択権を奪ってはいけない。カロリー計算と同様、たとえば『今日は野菜の数値が高いから、肉は低めのものを買おう』と考える。日本の食卓はそんな時代に突入したんです」
                          (2011年10月21日掲載)

.. 2011年10月24日 13:14   No.337009
++ たんぽぽ舎 (社長)…420回       
ドイツ緑の党「ヘーベル・ヘーンさんを囲んで」

 原発は、技術自体が制御できないだけでなく、行政も対応できない人知を超えたもの
 チェルノブイリを見て分かっているが、何十年も汚染を防ぐ作業を続けざるをえない
 「脱原発」はエネルギー政策だけの問題ではなく民主主義の問題である
                
                   東電前アクション  shige

○10月21日たんぽぽ舎にて開催された、ドイツ緑の党副代表の「べーへル・ヘーンさんを囲んで」に出席いたしました。いち早く脱原発実現の原動力となった、緑の党の中心的人物のお1人です。
 この貴重な機会をお作り頂きました、たんぽぽ舎の皆様、関係者の皆様には、大変感謝致しております。
 この囲む会は、1部.へーンさん紹介と福島訪問の感想2部.脱原発、ドイツの現状と闘いの提案3部.質問、コメント、質疑応答のプログラムで構成されていました。

○1部については、へーンさんは、8月に続く2度目の福島訪問であったため、より突っ込んだ分析や、東電の情報操作、賠償に至るまでのより深い洞察に基づく見解を述べられました。冒頭、へーンさんが述べられたのは、20Km、30km、40km圏と数字だけで単純に捉えることには大変な問題があると言う発言でした。そして、原発は、技術自体が制御できないだけでなく、行政も対応できない人知を超えたものであるということ、汚染土壌を穴に埋めているのは、移動でありベストとはいえないということをお話されました。また、チェルノブイリを見て分かっているが、何十年も汚染を防ぐ作業を続けざるをえないということ、人の分断、確かな情報の不在、東電の政治への関与、情報操作が行われているのだろう、そして、賠償の範囲についても、とても懸念を持っているといわれていました。また、子供ネットワークの方とお話をし、子供と成人は区別すべきとの見解を話さ
れました。団結、連帯は重要であり、フェイスブックなどネットでの連携は重要ですとおっしていました。

.. 2011年10月24日 13:41   No.337010
++ たんぽぽ舎 (社長)…421回       
○2部については、まず、「ドイツにおいては、17、18基の老朽化した原発を止めるべきとの市民合意は出来ていました。緑の党は25年間にわたる反原発運動を進めてきたし、幅広い市民運動をおこなってきました。」との言葉から始まりました。ドイツは、今年脱原発を決めました。実は、10年前電気会社とも契約を結び、既に脱原発を決めていました。しかし、2009年に保守派が政権を握り、全てが覆ってしまったのです。ところが、原発の稼動延長に国民の不満が大きくなり、10万人デモが起こる事となりました。更に、保守政権の反動政策に国民の反発が強まっていきました。そして、日本での3.11以降、ドイツ市民はその危機をつぶさに感じ取り、緑の党の大幅な躍進が加速し、バーデン・ビュルテンベルク州で、3月27日、独政治史上初の緑の党州首相が誕生しました。メルケル首相は危機感を強め、とうとう、緑の党の基本理念である「脱原発」を押し上げ、
国家における宣言となったわけです。何故、緑の党の「脱原発」が躍進の要になったのか、それは、自然エネルギーとの政策をペアで打ち出す事が出来たからというお話でした。
 べーへル・ヘーンさん自身は、市民運動から始まり、デモをやり、政治家になり、更にまた、デモで訴え、政権の一部に食い込み、農業環境大臣になった事や、ボトムアップによる市民運動の重要性を訴えていました。ネットを通じてボトム
アップの民主主義を進める事が重要であり、市民の国際ネットワークが、重要であるという言葉がとても印象的でした。また、「脱原発」はエネルギー政策だけの問題ではなく民主主義の問題であるともおっしゃられていました。

○最後にヘーンさんがおっしゃられた、脱原発の運動に送る、大事な締めの言葉を皆様に送ります。

 ◆世代を超えた
 ◆クリエイティブである
 ◆面白いもの
 ◆楽しいもの
 ◆今までに無い物
 ◆綺麗な物

 最後の締めとしては素晴しいお言葉で、この言葉によって更なる勇気を得る方が多数いらっしゃると思います。
この言葉をかみしめ、実践に繋げながら、楽しく積極的に、古いやり方にこだわらず、凝り固まった原理主義に陥らず、活動を拡げて脱原発と再生可能エネルギーの新しい本当の民主主義の時代を勝ち取っていきましょう。

.. 2011年10月24日 13:49   No.337011
++ 佐野けい子 (幼稚園生)…1回       
メルマガ読者からの依頼の集会・行事のお知らせ
(1)11/26(土)〜27(日)新潟巻原発予定地を訪ねるスタディツアーを呼びかけます。
巻原発建設の白紙撤回はどのような運動によって勝ち取られたのか?
運動を担った巻の皆さん。住民投票運動の中心で活動された笹口元町長のお話も聞けます!

1969年から35年もの間、国・東北電力と闘い、ついに原発建設を白紙撤回させた巻の人たち。
原発の建設予定地を訪ね、当時の運動について巻の皆さんからお話を伺います。
脱原発をめざす私たちにとって、貴重な体験、ツアーになることでしょう。

日 時:11/26(土)朝8時JR亀戸駅出発。27(日)18時帰着予定。
         全行程マイクロバスで移動。
          途中、観光も多少あり。
費 用:旅館代(2食)・交通費込み1万8千円。(定員25名)
問い合わせ、参加申し込み:携帯電話090-4364-7049。
締切10月30日、先着順。
主 催:市民の声・江東 TEL 03-3636-1031 FAX 03-3636-1033

(2)浜ネット 第3弾講演会
    広瀬隆・石橋克彦氏につづき
    河合弘之弁護士(浜岡原発を指揮する弁護
       団長・脱原発弁護団全国連絡会代表)講師
日 時:11月15日(火)
    18:30開演(18:00受付)
場 所:静岡労政会館6F大ホール(JR静岡駅より徒歩5分)
参加費(資料代:500円)
主 催:浜岡原発とめます本訴の会 
浜岡原発を考える静岡ネットワーク(浜ネット)
連絡先:TEL054-271-7302 Fax054-271-7339
 地元牧之原市議会が浜岡原発永久停止の決議。回りの市町首長も、県下に次々と廃炉停止決議、意見書提出が広がっている。とどめを刺すのはあと一歩だ!中電裁判は目下高京高裁で審理中。全国の原発訴訟を闘う弁護士の先頭にたつ河合弘之氏のホットなお話。是非ご参加を!事前申し込み不要。
            発信者 浜ネット 

.. 2011年10月24日 14:00   No.337012

<< 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 163 164 165 >>


No: PASS:
※Noは、日付の後ろについている「No.XXXX」の英数字になります。
もっと書き込み隊 Created by Tacky
Arranged by Nazca