【必読※迷惑書き込みの対処方法をまとめました。】

石原莞爾関係の掲示板

Name
Email
ホームページ
Title    
メッセージ
( タグの使用不可 )
Backcolor
Forecolor
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用


[ 3141 - 3160 件を表示 ]
<< 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 >>

■--年次改革要望書
++ 伝 (高校生)…58回          

よく知らないが「日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書」が2001年から毎年出されているようである。これはかどをたてて言えば対日××ヶ条要求ということになる。あくまで要望なのだが、日本国政府が要望どおりにすれば結果的に要求と同じことだ。国民の多くは、こういうものが出されていることを知っていないし、知ったとしても大半の人はめんどうくさくって読んでいないだろう。要望書におけるアメリカの思し召しやいかん。どうも、アメリカの都合をのべるから、その通りにして日本のことは、困らないように自分で考えてくれと言っているようにも感じられる。アメリカの言うとおりにしていると、共倒れになるおそれがないか。
.. 2007年08月07日 22:19   No.99001

++ タク (課長)…158回       
米国に何度も郵政民営化の改革を突きつけられた日本国の喫緊の課題のひとつをクリアしたい小泉さんは郵政民営化に賛成か、反対かデメリットを公表せずに解散総選挙を行ったのですね。小泉さん自身の作り出す独特の説明は、女性や若者を魅了しました。小泉さん自身が納得し、それ以外の説得を受け付けないからこそ、議論も噛み合わないのです。小泉さんはこれまでにないほどの不思議な政治家でした。

何をやるにも若者と女性の支持を得られるのですが、それが、国民にとっては不利益になっているのです。小泉さんの答弁の雰囲気では、何となく良さそうと思わせながら、その実体が見えませんでした。自衛隊の派遣の時でも反対するときも賛成するときも180度考えを転向しても若者と女性は小泉さんを支持しました。形が定まっていないものに具体的に解説を加えながら、熱弁を奮い納得させます。ここに論理矛盾をつく余地があるのだが、小泉さんの不思議な雰囲気に摘まれ、何時の間にか小泉パフォーマンスで終わってしまうのです。

感性を引き付ける魅力ある人間なのでしょうね。まさに小泉マジックです。郵政民営化は、小泉マジックの世界で展開されていると言っても過言ではありません。何となく、民営化は必要ですが、その理由やデメリットは自らの口で丁寧に系統だって話すことはありません。事実、郵政には一円の税金もかけていないし、民営化された場合、政府は400億の赤字が出る事も解っているのです。国民の大事な800億もお金が外資に流れていくのです。

.. 2007年08月09日 08:16   No.99002
++ 六 (中学生)…32回       
今の日本の郵政民営化は、前門の虎後門の狼の状態と思われます。前門に虎を防いで後門に狼をすすめるという中国の言葉です。経済でいうと、借金800兆円にしてしまった勢力?が前門の虎です。後門の狼というのはカジノ経済の立役者の外資の勢力?です。この想像はあたらずといえども遠からずだろうと思っています。
.. 2007年08月10日 22:18   No.99003
++ タク (課長)…159回       
何と言っても、経済の足を引っ張っている大きな要因は、政府部門の肥大化です。国と地方の借金は合わせて800兆円です。これを削減する為に、政府をスリム化して無駄遣いをしないようにしなければいけません。そこで行財政改革が必要になってきます。同時に、無駄遣いが財政投融資。これは郵便貯金や簡易保険などがもとになっているお金でこれを使って、採算を無視した特殊法人経営の赤字を埋めたり、無駄な高速道路をつくったりしているのです。100万円を使用したら100万円以上の付加価格を出すようにしなければ経済は発展しないのですが、100万円を投資しても1円にもならないのでは、大赤字です。これに投資をする財政投融資を何とかしなければならないのです。

.. 2007年08月11日 07:42   No.99004

■--戦争学
++ 伝 (高校生)…57回          

「戦争学概論」という本を図書館でかりてきて、ぱらぱらと見た。政治家には戦争学は必要だろう。戦争が現実におこなわれているからである。現実を見ないで政治はできない。しかし生兵法は大疵のもとともいうから、誰から、どのように学ぶかも考えないといけない。中国の民衆には王道の考え方が根柢にあるかもしれないが、中国共産党は覇権主義らしい。アメリカもレトリックを除けば、覇権主義だ。日本はうまくたちまわるのは、たぶん両国よりは下だろうから、至誠一貫でいけばよい。
.. 2007年08月03日 21:24   No.98001

++ タク (課長)…157回       
この状況が進むとアメリカ・イギリスが世界への支配力を誇示できるのであろうか。アメリカ・イギリスの海洋国家とロシア・中国の大陸国家。冷戦時代は地政学的な戦略は、アメリカやイギリスの戦略が主流でありましたが、ブッシュ大統領によるイラクへの侵略戦争という米国単独覇権主義のやり過ぎにより、英米中心の体制が自滅していったように思えます。侵略戦争に加担している日本国の行く末はどうなるのであろうか。

日本国政府は、英米中心主義に最後まで飼い犬になるつもりで、世界の多極化を出来る限り阻止する方針で、ロシア・中国・北朝鮮までも繋がる鉄道の計画には冷淡でした。だが、6カ国会議で米国が北朝鮮に譲歩すると、拉致問題だけを理由にして北朝鮮へ圧力をかけている日本に対する近隣諸国の冷たい視線が強くなりました。安倍総理はブッシュ大統領に会いに行きましたが、従軍慰安婦の問題を切り出され苦しい状態に追い込まれてしまいました。米国にも見放されているのだから、日本は、米国にばかり頼らない外交を歩み始めなければならないと思うのです。

.. 2007年08月04日 08:00   No.98002

■--素朴な疑問
++ 六 (中学生)…31回          

中国への米の輸出を始めた(再開)が、米の値段は庶民が食べる米の20倍だという。これでは、中国では日本米はぜいたく品だ。米は日本人の主食だし、中国でも主食に近いだろう。それが、こんなに差があるというのは、日本米が美味、優良ということのみに原因があるのではない。日本農家のたすけになるかしらんが、現在のような状況で米を輸出するのは、どこか納得できないものがある。また、前にバリ島に行ったとき、米の値段を聞いて日本とくらべて安いのに驚いた。もっとも、それくらい安くないと、所得も少ないのだ。しかし、生活の質は所得ではかれないものも多い。
.. 2007年08月02日 21:21   No.97001

++ タク (課長)…156回       
日本人はダイエット中のために主食のご飯を減らす努力をしていますが、ご飯は腹もちがいいし、食べ過ぎを防いでくれます。さらに体内の脂肪を燃焼させるにはある程度の炭水化物が不可欠です。特に、玄米や胚芽米は白米よりも栄養素を豊富に含み腹もちが良いです。

ご飯は日本人にとって最適の主食であり、食生活の土台です。ご飯を必要以上に控えると体に必要な栄養素が不足し、それを補給しようとして異常な食欲が湧いてしまいます。お腹も早くすくので、菓子類などに手を伸ばす結果にもなりがちなのです。

しかし、最近は中国と聞くと危ない食べ物と連想してしまいます。

.. 2007年08月03日 08:05   No.97002

■--中学生の経済学
++ 伝 (高校生)…52回          

経済学を勉強しようと思うのだが、あまり学問的にやっている時間がないし、専門家になるわけでもないから、要領よくやりたいと思っているが、中学生が考えるようなところから、考えていくのも一つの方法だろう。今日本国の政府が発行したお金が1000兆円だと仮定する。流通している商品は同じで政府が、十年間にさらに1000兆円の紙幣を増刷して、市場?に出したとする。すると物価は二倍になる。しかし所得も二倍になっている。こういう形の変動はよくない変動だろう。
.. 2007年06月26日 22:16   No.88001

++ 六 (小学校高学年)…29回       
アメリカの対外債務は2005年8月現在で七兆八千五百億ドルという。そのときの増え方のペースだと現在では九兆ドルにせまっているのでないかと思う。日本は世界最大の債権国だというから、その相当部分が日本に対する債務だろう。ところが日本は八百兆円の借金があるという。それは大部分政府が国民に対して借金しているのだ。日本は国家破産に近づいているというが、世界最大の債権国が国家破産するというのだから、おかしな構造といわざるを得ない。この構造は日本だけで変えることができないから、やっかいだ。素人が心配しても具体案がでるわけではないが、大体の認識は気がついた国民はしておかねばならない。
.. 2007年07月16日 21:36   No.88002
++ タク (課長)…151回       
当時のアメリカ政府にはお金がなく、財政難の状態だった。クリントン政権が4年間でためた財政黒字を、ブッシュ政権は就任以来の2年間で全部食いつぶしてしまったのです。アメリカ連邦政府の国債発行残高は6兆4000億ドルで、アメリカのGDPと同額だったのです。国債発行の増加は財政赤字を増やし、長期的に経済の足を引っ張り続けるので、ブッシュ大統領と同じ共和党が多数派を占めていた米議会でさえ、発行上限の引き上げには反対意見が多かった。ちなみに、国債発行残高は、GDP額の60%程度なら健全財政であるとされています。我々の日本国はGDPの120%で、かつてアメリカは日本の財政赤字を批判していたのです(笑)

.. 2007年07月17日 08:02   No.88003
++ 伝 (高校生)…56回       
1994年クリントン大統領のとき、それまで、1ドル5,72人民元だったのを、1ドル8,72人民元にしたという。ドルペッグ制?とか言ってだいたい人民元をドルに連動させた。これが、2005年まで続いたらしい。
たとえば、1個200円のりんごが中国では1人民元で買えたとする。交換レートはいま1元16円くらいだから、輸送料がどれくらいかかるかしれないが、50円で売ったって、いいもうけだろう。たとえば日本で20000円の自転車を中国でうろうとすると、1250人民元以下では売れない。そんな値段を口にしたら、日本人は馬鹿じゃないかと言われるだろう。たぶん300人民元以下で、あるいはもっとずっと安く買えるだろう。いろんな品物を比較するとよいが、今の時点で経済を共通のものにするのがよいか悪いかしらないが、円と人民元の交換レートは不自然に操作されている感じがする。だんだんかわっていくだろう。中学生の経済学では、そう考えられる。

.. 2007年07月23日 21:26   No.88004
++ タク (課長)…154回       
我が国は外交や経済も日本優位という幻想は捨去ったほうが賢明ですね。現実には、中国は、人民元は米国の基軸通貨ドルを驚かすぐらいの力をつけていますし、防衛上でも米軍が中国を牽制していると幻想することも楽観的な考えだと思います。アメリカに忠実な我が国に、自由に利用出来る米軍基地を置き、その維持管理費を日本が負担してくれるという好都合なシチュエーションは、アメリカの利益を確保しているのだからと考えるのは甘いかも知れません。

.. 2007年07月24日 08:27   No.88005

■--(無題)
++ 木下靖夫 (幼稚園生)…1回          

石原莞爾平和思想研究会さま

私こと、石原平和研会員の木下靖夫と申します。次のことニ付きましてお尋ねします。
毎年8月14日か15日ごろに国柱会で行われます「石原莞爾追悼忌」の今年の具体的日程が決まりましたらお知らせください。私も今年は参列したいと目下検討中でございます。(最終的参列の確定は8月に入らないとわかりませんが。)
.. 2007年07月22日 17:49   No.95001

++ タク (課長)…153回       
こんにちは
今年も8月15日の午前中から夕方まで行う予定となっております。
ご検討くださるようお願い申し上げます。

.. 2007年07月23日 08:33   No.95002

■--大本営発表
++ 伝六 (高校生)…63回          

戦時中、戦争のニュースは大本営発表ということで報道する。勝った勝ったというのだけれど、実は負けているのだ。まけていることを国民はしらされていなかった。さすがに昭和十九年あたりには国民も大本営発表に不審の目をむけるようになったらしい。真実を知っているのは戦場で戦っている兵士と軍の上層部だけで、政治家も知らない者がおおかった。こんな話もある。鈴木貫太郎大将が、連合艦隊司令長官の古賀大将がなくなったことをきいて、いつなくなったのかと聞いたら、海軍大臣の嶋田大将は、軍の機密事項だから教えられないと言ったという。鈴木貫太郎は俺は海軍大将だぞ、嶋田はけしからんやつだと怒ったとかいうが、それはもっともだろう。ごく仲間うちだけで、秘密にして、知っておくべき人にも、真実を告げない。国民は健忘症か。親方日の丸がだめなことは、大本営発表でわかっているではないか。しかし、そういうことを許したのは結局国民に智恵と勇気がなかったのだ。今の国民も過去の経験に学ぶことがないと同じことをくりかえすだろう。
.. 2007年07月11日 21:35   No.93001

++ タク (平社員)…147回       
戦時中の政府や大本営発表に踊らされた苦い経験を思い出すとこでしょうね。真実が覆い隠され反対意見は圧力で押さえ込まれ、イラク報道の大部分でも、米国が関連した通信社などのニュースソースデータでした。そこには無辜の民の苦痛の叫びは聞こえてこない。だが、昨今はインターネットが普及して国民の正しい判断その大役を演じているのですね。
BSE問題がブッシュ大統領の圧力により、米国産牛肉に限り安全のための全頭検査はなくなりました。吉野家牛丼に群がる若者を放送して世論操作している。多くの情報を開示して戴きたい。この日本国では宣伝は独占でも多様化しても、いずれも両刃の剣なのです。

.. 2007年07月12日 08:28   No.93002
++ 伝 (高校生)…55回       
日本の政策は、親方アメリカのごとくに思えます。親ガメこけたら皆こけたで、アメリカがこけたら日本が一番にこけるのではないか。もっとも親ガメというたとえは適当でない。外務省をやめたある人が本を書いて、その本のなかで、たしか日本が攻撃されたときに、アメリカははたして日本をまもってくれるのかと考えることはアメリカに対して失礼だから、そういうことは考えないというのが外務省だという意味のことを書いてあった。それやこれや考えると愛国心がいちばん必要なのは政治家官僚だろう。しかし官僚も国民だから、結局国民の愛国心かな。愛国心の中身についての議論は別問題として。
.. 2007年07月12日 22:13   No.93003
++ 伝六 (高校生)…64回       
三十年ほど前に買った小野田寛郎の「わがルバン島の三十年戦争」を開いて、部分的に読んだ。大半の本は整理したのだが、のこっているところをみると、何かとっておきたいと感じたのかもしれない。小野田氏は終戦後も「東亜共栄連邦」とアメリカが戦いつづけていると信じていたらしい。ラジオでニュースも聞いていたが、謀略のニュースだと考えることが多かったようだ。発見者の鈴木紀夫青年とのやりとりは真剣そのものだけに、漫画になりそうなおかしさがある。何かというと謀略を疑うのだから。しかし、一方我々は世界の情勢をどれだけ正確に認識しているといえるだろうかと考えさせられた。小野田さんは自然塾などを開いて今なお活動されている。
.. 2007年07月13日 20:54   No.93004
++ タク (平社員)…148回       
アメリカが日本の基地を日本の国民の血税で移動させるという話もまとまってきています。本来なら、その削減に奔走すべき立場の外務省が、一所懸命に在日アメリカ軍の必要性を説いているのです。これはもはや、アメリカのポチでしょう。

北朝鮮による拉致被害者の救済問題への外務省のこれまでの取り組みも、「不作為の犯罪」と言うべきです。北朝鮮との関係を正常化する問題を担当する、特命大使のポストが置かれたのは1990年です。以来この大使の重要な使命の1つは、拉致被害者の救済であったはずです。しかし歴代のこのポストの大使は、ほとんど開かれることのない北朝鮮との交渉をひたすら待つだけで、百何万円の月給をもらい続けてきたのです。何年ぶりかで再開された交渉に臨んだT大使は、交渉の前日まで出勤せず、交渉の直前に担当官からレクチャーを受けただけで交渉に臨んだのです。これはもう、拉致被害者加家族に対する裏切り行為以外の何者でもないのでは。

北朝鮮は、日本全土を射程に収めるノドンミサイル約200発を日本に向けて配備しています。アメリカが軍事行動にとれば、米軍基地を抱える日本が北朝鮮の直接の攻撃対象になることは間違えないでしょう。そうなれば、原子力発電所や重要施設を狙ったテロリストの攻撃もありえます。逆に、ネオコンのアメリカが、北朝鮮を攻撃してしまえば、いずれの場合も日本にとっては最悪のシナリオなのです。

.. 2007年07月14日 09:37   No.93005
++ タク (平社員)…149回       
また、その2年前の昭和47年にはグアム島で、日本兵の横井庄一氏が見つかりましたね。彼らは戦争の終結ががわからず、上官が任務終了を伝えて軍刀を返却したのをみて何とも表現できない不思議な気持ちで胸を打たれてしまいました。

フィリピンといえば、ルソン島での「バターン死の後進」は歴史の教科書に登場する有名な出来事ですが、真実は違います。アメリカ・フィリピン軍が降伏したとき、日本軍は降参した捕虜7万余人を、炎天下の中、十分な水も食糧も与えずに、収容所まで徒歩で移動させ多くの死者がでた。アメリカはこれを国際法違反の残虐な「死の後進」と非難して、日本兵を死刑にしたのです。

この移送で多くの死者が発生したのは、日本軍が計画的な行為や怠慢によるものだとアメリカは指摘しましたが実はそうではなかったのです。捕虜をバターン半島にそのまま放置していたら食糧も不足しており、マラリヤが多発していたから、捕虜を移送したのは適切な措置だったのです。マラリヤを治療する薬は少なく、日本兵自体にも多数のマラリヤ患者が発生していたのです。日本軍は徒歩移動が当たり前ですが、アメリカ・フィリピン軍では車両移動が当たり前だったため、徒歩行進によって受けた苦痛は日本側にはわからないことでした。また、日本軍から支給される味噌汁や牛蒡を木の根っこだと食べない捕虜もおり、栄養失調で倒れる原因となったと言います。最善と信じて行なわれた行為が悲惨な結果をもたらしてしまったのも事実なのです。

.. 2007年07月14日 10:04   No.93006
++ そのまんま西 (幼稚園生)…4回       
お久しぶりです。
「バターン死の行進」はおっしゃるとおり恣意的制裁の典型例ですね。
こんなウソが教科書に掲載されていることが間違いであることに国民や政府が早々に気付くべきです。

私は本間雅晴中将を思い起します。
良識派かつ純粋過ぎる本間将軍はバターン戦の後に予備役となった訳です、「死の行進」をもって戦犯として起訴され処刑されました。
マッカーサーの復讐劇といわれてます。
その処刑は幸い(?)にも軍服・銃殺でしたが、刑の執行日時はマニラ戦を号令した同日時です。
やはり、復讐なのですが<軍服・銃殺>での刑の執行は石原将軍と満州時代に一悶着のあった、今村均大将(本間中将とは軍部内で無二の親友)の働き掛けがあったことに疑いは無いと思います。

それにしても本間将軍の奥様である富士子夫人の裁判の証言には毎度のことですが、こみ上げて来る感動と苦痛を感じます。

私も日本男児として女房からの評価は、かくありたいと思います。
無理っぽいですが、頑張ります。

.. 2007年07月14日 15:15   No.93007
++ タク (課長)…150回       
1942年、フィリピン・ルソン島のバターン半島に立て篭もっていたアメリカ・フィリピン軍が降伏したとき、日本軍は降参した捕虜7万余人を、炎天下の中、十分な水も食糧も与えずに、収容所まで徒歩で移動させ多くの死者がでました。アメリカはこれを国際法違反の残虐な「死の後進」と非難して、戦後、日本の最高指揮官だった第十四軍司令官本間雅晴中将、輸送作戦を指揮した河根良賢少称、平野庫太郎大佐を死刑に処したのです。

捕虜の移送は50キロ徒歩で列車が走っているサンフェルナンドに向かい、そこからカパスというところまで40キロの距離を列車で移動して、オドンネル収容所まで13キロをまた徒歩で向かうというものです。この間、栄養失調、マラリヤ、赤痢などによる衰弱、炎天下の長期間歩行による疲労などが原因で、アメリカ兵では約600人、フィリピン兵では約10000人が死亡しました。また、収容所でもアメリカ兵約1600人、フィリピン兵役16000人の死者が発生しました。

フィリピン占領後も、治安の乱れや交通の混乱などにより、食糧輸送はうまくいかずにその結果、肉、野菜、水の不足は深刻な問題で、栄養面で大きな影響を及ぼしたが、行進中は日本兵も捕虜と同じ食事をしていたのです。

ただ、日本軍の捕虜に対する扱いは過酷なものだったのは確かだと思います。待遇を要求する捕虜に、「捕虜のくせに生意気だ」、栄養失調、病気のために行進に遅れる者達にも、「怠けるな」と殴打したという証言があります。だが、このような行為も、命令により組織的に行なわれたものではなく戦争に於いて、最善と信じて行なわれた行為が悲惨な結果をもたらしてしまったのも事実なのです。

.. 2007年07月15日 07:49   No.93008

■--国防
++ 伝 (高校生)…54回          

国防とは石原莞爾の定義では国策の防衛である。国民を防衛することは、あたりまえのことで、そのあたりまえのことが、おろそかになっていたから拉致問題がでてきた。今防衛省があるが、自衛隊はおそらくアメリカの指揮下で戦うために存在しているのであろう。アメリカの安全保障戦略の下で戦うというのは、しっかりしないと、アメリカの国策の防衛をおこなうことになりかねないのではないかと危惧する。アメリカが人類全体の幸福のために戦うなら、アメリカの指揮下に入るもよい。しかし、アメリカのエゴイズムで戦うなら、その指揮下に入るべきでない。国民はぼんやりしていられない。
.. 2007年07月03日 22:00   No.90001

++ タク (平社員)…144回       
石原莞爾の右翼ぎらいは、荒木大将の「竹槍三十万本」式な神がかった精神主義に反対して、あくまで科学の力を尊重していた性格がそうさせたのかも知れません。石原莞爾は盧溝橋事件が突発すると、すぐ不拡大方針を主張して、あくまで事件の拡大防止に努力しました。中国における小競り合いよりもこれから着手しようとしている国防計画の方が大切であったのです。

石原莞爾は、軍部の中国に対する恫喝を笑っていました。「弱い犬ほど大きな声でほえるよ。強い犬は黙っている。」石原莞爾は国防計画第一主義であり、それ故に満州国第一主義でもあったのですね。

.. 2007年07月04日 18:24   No.90002
++ 六 (小学校高学年)…27回       
石原莞爾の世界最終戦争論は、日蓮聖人の「前代未聞の大闘じょう一閻浮提におこるべし」のことばが、みちびきとなって、独得の戦争史の研究から得た結論らしい。ひとたび大戦争を経過しなければ、恒久平和に人類は到達しえないということは真に悲しむべき運命であるとの心情をもって、最終戦争に勝利をおさめる準備をおこなった。石原莞爾の師の田中智学は、戦争は三段階をへて絶対平和の時代に至ると考えた。未来には、まず国際戦争で国家と国家が戦争する。次には人種戦争となり、最後に思想戦争となる。思想戦争は洋の東西によらず、人種によらず、思想上世界を二分して戦争がおこると考えていたらしい。戦争と平和については、観念的認識でなく、現実の正確な認識が先ずなくてはならない。次に人類の将来に対する展望をもって行動することが必要である。人間の世界に永久に戦争はなくならないというような、お先真っ暗な考えで戦争学をやってはいけないと考える。
.. 2007年07月08日 10:15   No.90003
++ タク (平社員)…145回       
「世界最終戦争論」には天才的なひらめきを感じさせるところがあるのは事実ですが、科学的根拠があるわけでなく、戦略的発想と宗教的ドグマから得たようなものでした。最終戦争という発想は、石原莞爾が1923年の関東大震災の知らせをベルリンで聞いたとき、「此度ノ地震ハ地涌ノ大菩薩、再ビ世ニ出現シ給ウベキ兆ナリ、ソノ御出現ノ地ハ東京。・・・世界大戦争ハイヨイヨ二、三十年年後ニ切迫シタルヲ示ス」との啓示を得たことにあるともいわれている。(『石原莞爾選集』第三巻、石原莞爾平和思想研究会顧問・仁科悟郎教授解説)。石原莞爾は日蓮宗の宗教グループ国柱会に属していたから、その中には多くの石原信者がいたことは事実で、現在も国柱会の行事に参加すると私の目からも明らかですね。

.. 2007年07月09日 08:17   No.90004

■--常温核融合実験
++ 伝六 (高校生)…62回          

水野氏の常温核融合の本をみると、アメリカ中心の新研究プロジェクトをたちあげる動きもあるそうだ。二年前の本だから、すでにたちあげているかもしれない。近代では科学技術すぐ軍事的応用がかんがえられるから、日本では人類の福祉につながる研究をしてもらいたい。といっても世界では、常温核融合の研究者はすでに一時代を築いた高齢の研究者の割合が比較的多いという。企業でも研究しているらしいが、研究成果には金がかかっているから、発表しないなんてのもあるかもしれない。どうも海のものとも山のものともしれないという域ではなくなっているらしいので、実験的研究に力をいれてほしいものだ。
.. 2007年07月06日 21:14   No.91001


■--軍備と政治
++ 伝六 (高校生)…61回          

孔子の弟子の子貢が政治のことをおたずねした。孔子は「食を足し、兵を足し、民之を信ず」といわれた。孔子の時代は軍備なしではすぐに亡ぼされてしまう恐れのある時代であった。子貢がどうしてもやむをえずに捨てるなら、この三つのなかでどれを先にしますか。」先生は「兵を去らん(軍備を捨てる)」といわれた。「どうしてもやむを得ずして捨てるなら、あとふたつのどちらを先にしますか。」曰く「食を去らん。古(いにしえ)より皆死あり、民信なくんば立たず」。「食」と「信」のいずれをとるかは、現代では「食」派が多いであろう。しかし、そんなことは考えたこともない人がほとんどだろう。軍備が必要か、同時にどのような軍備が有効かつ必要かを国民としても考えるべきである。
.. 2007年06月30日 21:01   No.89001

++ タク (平社員)…141回       
殺し合いをなくすには、人間同士の激しい論争を何倍にも強めるべきだと考えています。我々が「命」の次に求めているのは「自由」ではないでしょうか。人間の本心は、気ままに生きたいのだと思います。自由は底知れず深遠な命題です。孔子の「心の欲する所に従って矩を踰えず」という境地や、老子の「無為自然」には、その深遠な自由があります。しかし、現世の我々は、深遠な自由をつかみ人里離れて暮らす仙人にはなれませんが、文明を謳歌満喫しつつ自由に振舞いたいのです。その人たちの「平和」と「自由」を保障するのはエネルギーです。食物も、あらゆる意味での環境も、そして労働が関わる時間もみな、エネルギーに依存しています。自由な存在を許す地球を我々は望んでいるのではないでのでしょうか。
.. 2007年07月01日 17:19   No.89002

■--覇道国家
++ 伝 (中学生)…49回          

中国では江沢民の時だったか、蒙古の侵略を偉業として評価したらしい。岳飛、文天祥は英雄から除外されたという。岳飛については私はしらないが、文天祥は正気の歌等読んだことがある。今は日本でも知らない人が大半だろうが、維新の志士などは、「正気の歌」のことは詩にも歌っている。教育がこうでは、中共は近い将来武力侵攻をおこさないか心配である。心構えはしておいたほうがよい。
.. 2007年06月17日 19:02   No.86001

++ タク7 (幼稚園生)…1回       
中国共産党は自己保身のための反日教育を施しています。江沢民前主席を中心として人民解放軍幹部の自己保身のために、間違った歴史認識で徹底した「反日教育」を行っているのです。独裁者の保身や私利私欲のために、国民が知らずして、戦争を含む危機に陥ることを絶えず懸念します。情報が制約されている中国国民は可哀想です。中国指導者が行っている反日政策が、自己保身なのは明白であり、日中が友好になる60年を無駄に浪費したことは許せません。これは、日本国民はもとより、中国国民にとっても、大きな損失だと思うのです。近い将来武力侵攻がとても心配です。
.. 2007年06月18日 06:00   No.86002
++ 六 (小学校高学年)…26回       
尖閣列島あたりで石油が出るということがわかってから、中国は自分達の領土だと言い出した。ほしくなったら邪が非でも(ぜがひでも)自分のものとしようとするのは悪人の持ち前だが、国際間では軍事力のある国家はしばしば悪人のようなふるまいをする。中国は今は石油がほしいし、ますますほしくなるだろうから、指導者によっては、軍事的な行動にでる危険性があると考えるのが、ふつうでないだろうか。残念ながら、国家間の信義のレベルはまだ低いのである。2004年だかにアメリカ政府は尖閣列島は安保条約が適用されるというようなことを言ったが、それは2004年の見解で、安保条約そのものは、日本のどこかの領土が攻撃をうけても、アメリカ軍がまもるという約束をしていない。ブッシュ大統領は、日本に対する攻撃はアメリカに対する攻撃とみなすと言ったけれど、大統領がかわれば、またかわる。アメリカをねらうミサイルを日本はうちおとすことができるかというような議論をしている状態では、尖閣列島が占領されても、アメリカが動かなくても文句はいえまい。もっともアメリカは、はじめから日本をまもるときはアメリカのためにまもるので、義によってまもるのではないが。話はとぶが、石原莞爾は国防とは国策の防衛であると言った。今まではアメリカのいうとおりにするのが国策であった感がする。これからは日本自身の国策をもたねばならない。国策を破壊しようという者からは防衛しなければならない。世界平和のための国策である。
.. 2007年06月18日 21:38   No.86003
++ タク (平社員)…136回       
実際に尖閣諸島は無人島で開発したのは日本人です。しかも、大正9年に、中国の漁民が遭難をしてそれを日本人が助けたことに対する感謝状が中国から出されています。中国の感謝状にははっきりと、「日本帝国沖縄県八重山郡尖閣列島内和洋島にて」と書かれているのです。

だが、中国は昔の古文書に出てくるものを主張の根拠としています。確かに尖閣諸島の名前は出てくるのですが、中国人がこれらの島に上陸したという記録は一度も出て来ないのです。また、台湾も領有の根拠としておる西太后の文章というのがあります。これは日本が尖閣諸島を領有する閣議決定をする明治28年の2年前につくられた文だとして、当時の清朝、つまり中国が尖閣諸島の領有意思をもっていたというものです。しかしこの西太后の文は偽者だと、当の中国の権威ある研究者・呉天頴が断定しているのです。(下條正男「知っていますか、日本の島々」自由国民社刊より)

さらに中国側は、「尖閣諸島は台湾に付属した地域である」と主張しています。台湾は中国の一部だと中国は主張しているから、その台湾に付属する地域はすなわち中国に属する、という理屈です。だがなぜ「台湾に附属する」としたのかというと、昭和33年、中国は自国の領海を、3カイリから12カイリに変更すると宣言したのだが、その宣言のなかに「尖閣諸島」の名は入っていなかったのです。台湾には入っていたので、それで「台湾に附属する」と言わないと、自分が言ったことの整合性がつかなかったのです。

中国がようやく尖閣諸島を「自分の国の領土だ」と明記したのは、なんと平成4年の領海法でのことです。結局「石油があるかもしれないぞ」ということになって、あわてて自分の領土だと言い出したのです。この点では、台湾は最近、随分と主張が合理性をもってきています。李登輝という、前の台湾の中華民国総統は、「尖閣諸島の領土は沖縄に所属しており、結局日本の領土である。中国がいくら領土権を主張しても証拠がない」(沖縄タイムス2002年9月24日朝刊)ということまで言っているのです。他国から助けてもらっていないで自国の領土ぐらい自分のものですと主張してくれよ腰抜け日本政府!!

.. 2007年06月19日 08:27   No.86004
++ 伝 (高校生)…50回       
昭和三十五年の安保条約改定では、十年を経過すると、どちらの国も条約を破棄の通告をしていいことを十条だかに入れてある。通告してから一年間の有効期間がある。アメリカは条約を破棄しても自国の安全保障上問題はない。ただ日本が負担していた費用の分が負担になる。日本の方は安全保障上現在では問題ができる。殺されても何されても非暴力不服従の精神的強さがあれば、戦力なしでいくのもひとつの選択だが、そんな強靭な精神を持っている人は例外的な人だ。アメリカが安保条約の破棄を通告してきた時のことを日本人は考えておくべきだと思う。
.. 2007年06月19日 22:04   No.86005
++ タク (平社員)…137回       
日本はアメリカに戦争に敗れてから、アメリカの作った憲法を押し付けられ戦争を放棄した。やはり、武器の力の差でねじ伏せられてしまっている。またイラク法ではむりやり自民党は法案を通そうとしている。感情論でいけばアメリカ側にも感情論があるわけで、日本政府は安全のためにはアメリカ政府に媚を売るしかないのでしょう。感情論のだけでは絶対に片のつかない問題である。
ガンジーのように非暴力を貫けば、国民が大虐殺されます。戦うことを選べば、自国の兵士や相手国の民間人がたくさん死にます。政府の決定権のある人は、選択肢が間違った結果を生む場合でも、選ばなければならないときがある。国の責任者は、国民を守る義務がある。侵略されても戦わないといっているのではないのです。自衛隊を派遣せずに、中立な立場で平和的解決を模索して欲しいと思うのです。

.. 2007年06月20日 06:06   No.86006
++ 伝 (高校生)…51回       
破棄というのは、ちょっと意味がちがうので、条文を引用しておきます。第十条「・・・この条約が十年間効力を存続した後は、いずれの締約国も、他方の締約国に対しこの条約の終了を通告することができ、その場合には、この条約は、そのような通告が行われた後一年で終了する。」条文が作成されてから、もう五十年近くなります。米ソ冷戦もおわったし、締約時と状況がかわっている。アメリカの軍事戦略では兵器等の進歩で日本の基地を必要としなくなっているという。軍事的機密事項以外は、これからどうしていこうとしているかを政府は国民にあきらかに知らせてもらいたい。
.. 2007年06月20日 20:14   No.86007
++ タク (平社員)…140回       
現在の日本は経済大国になりました。貿易収支の黒字では世界第一にもなりました。アメリカから憎悪の対象にもなりました。今日の黒字の礎は、25年におこった朝鮮戦争です。朝鮮戦争は「特需景気」として日本の経済界を潤しました。だが、それはアメリカ軍の基地として日本にドルが落ちただけなのか。

敗戦によって徹底的に打ちのめされた日本が今日のように立ち直り、「経済大国」に成長したのは世界の驚異であり、日本国民自身にとってもその原因がよくつかめていません。これまで出た評論を読んでも、一口でよくこれを説明し得たものはなかったように思えます。

現在の日本の経済繁栄は、昔のように原材料を外国から買って国内で製品化し(第二次生産)それを輸出するのではなく、電子工学関係のような先端技術のトランジスターからはじまり半導体にいたるまで、もともとはアメリカ生れのもの、それを日本が技術を導入して現在はアメリカを脅かすまでになったのです。

だが、いきなりそうなったのではなく、その中間に、朝鮮戦争で日本がアメリカ軍の「補給基地」であったことを考えれば、極めて自然にわかります。戦争は先端技術を駆使します。研究したものを実験に使用します。米軍の「補給基地」化した日本の電気関係の産業は、その修理、部品の下請け工場となり、米軍の機具や武器を思うままに研究することができたのです。ジープの修理から自動車工業が発達しました。電機工場の技術者のなかには敗戦前の陸海軍の技術士官もいたのです。

.. 2007年06月28日 07:31   No.86008

■--満州事変前史
++ 伝六 (高校生)…58回          

資料を紹介します。
昭和三年一月、満鉄社員の大羽時男が、奉天近郊の農村の村長の家に立ち寄った時のこと、
「正面の机の上に祭壇があって、・・・よく見ると、祭壇に貼ってあるのは乃木大将の肖像画である。大羽は不思議に思って、
「御主人、これは乃木大将ではありませんか」
「そうです。乃木大将は、今は神様です。(中略)初めは、村々に軍医を派遣し、病人を救ってくれました。軍医もまた、非常に親切でした。(中略)それから、道路と排水路をつくることを教えてくれました。今、その辺にある水田は、その時に出来ました。それよりも農民が一番喜んだのは、日本軍の軍紀が厳粛であったことです。兵隊は卵一つ鶏一つ、無料で奪る者がありません。元より婦女子に手を出す者なんか、ありません。神兵だと村人は崇めました。日本軍のお蔭で匪賊は寄り付きません。盗人も出ません。官吏も悪いことは出来ません。(中略)全く平和で安全な王道楽土でありました。私は、今でも神様だと信じております。ですから、こうして朝夕拝んでいるのです。」(山口重次「満洲建国と民族協和思想の原点」を勝岡寛次「抹殺された大東亜戦争」より孫引き)
.. 2007年06月10日 11:20   No.85001

++ タク (平社員)…134回       
石原莞爾が若かった頃、日露戦争の話を聞く為に乃木将軍の屋敷を訪ねました。その時、石原莞爾は誰の紹介状も持っていかなかった。時間があれば間違いなく会ってくれるという確信が、あったのです。門をくぐり、玄関で案内を乞うと、乃木大将本人が現れて気軽に屋敷に上げてくれました。その時の石原莞爾のエピソードとして、乃木大将に父親の年齢を尋ねられ思い出せないので咄嗟に「約60歳です」と答えて、叱られたと言います。

日露戦争での補給戦について質問すると、乃木将軍は地図を出して丁寧に教えてくれた。「乃木の戦下手」は、陸軍の内部では有名でした。何しろ西南戦争では軍旗を奪われています。その後の旅順攻略から、失敗ばかり続きましたから。

だが、乃木大将は多くの方から崇拝されていました。前線の砲火をくぐった下士官たちが、口汚く幕僚たちの判断ミスをなじる一方で、乃木大将に対しては、尊敬を向けていたのです。しかもその畏敬の念は、軍事的才能によるものではないのは確かでした。

.. 2007年06月11日 19:20   No.85002
++ 伝六 (高校生)…59回       
石原莞爾は乃木大将に会ったのですか。すると、二十二歳以前ですね。紹介なしで会いにいくのもすごいけど、紹介なしで会う乃木大将もえらいと思いますね。石原莞爾も若い時には親の年齢を答えられなかったのですかね。後年の彼からは想像できないですが、我々?なみですね。引用をつづけます。
「大羽が思索にふけっているのを気にして王老人が、「(中略)私は日本を信じておりますから、日本のために尽くします。ところが、私が親日だ漢奸だと言って、張作リン政府は私を二年間監獄に入れました。(中略)税は五倍に増した上に紙幣を濫発して大豆を農民からとりあげる。ロシア人よりもまだ性質が悪い。日本人がロシア人を追い払ったように、張作リンや胡子(フーズ)どもを追い払って、あの時のような王道楽土にしてくれないかと、乃木の神様にお祈りしています。」」
日露戦争以後は多くの心無い日本人が満洲に行ったようで、それが排日運動の一因となったようですが、日本が再び起って張を追い出し、満洲の地に王道楽土を建設してくれることを待望している人々があった。王道楽土建設の歴史的な流れが満洲の地にもあったのです。そして石原莞爾等は道をつくったけれど、後任は道に迷ってしまった。先人の努力と先人の失敗を鑑みて、王道楽土の建設に着手する時はいつになるか。

.. 2007年06月11日 21:30   No.85003
++ タク (平社員)…135回       
日本の国家が乃木大将を必要としていました。乃木大将の戦のような犠牲ナシに、近代日本が成立し得ないということを、幼年学校時代の石原莞爾は必要である、と理解していました。軍事的才能の欠如によるために、旅順要塞攻略では、無意味に大量の兵士を殺した、と云われているのです。

大事なことは、当時の日本人が乃木大将を許しただけでなく、尊敬して信仰し、このような指揮官が存在してくれたことを慶び、涙を流した、というのです。そして、その涙のために乃木大将は夫婦で殉死せざるをえなかったと思うのです。

乃木希典は、長州藩の革命グループの吉田松陰をめぐるサークルに生まれました。そのために乃木大将が、新政府で重要な役割を果たすことははじめから約束されていたのです。その役割が軍事であったことが必然であったのかも知れません。だが、決して才能に恵まれたとはいえない分野に生涯を捧げる事になった乃木大将は、自らもひたすらに精神的な存在へと育つしかなかったのですね。

対外的な影響を鑑みると、日露戦争は日本人のイメージを決定したところがあります。アメリカ人の従軍記者ウォシュバーンが、「乃木」という乃木希典の本を書いたり、農学者の新渡戸稲造が英文で「武士道」がイギリスでベストセラーになったり、このとき流布したサムライとしての日本人のイメージはかなり大きいと思います。

.. 2007年06月12日 06:19   No.85004

■--歴史認識
++ 伝六 (高校生)…56回          

2002年のブッシュドクトリンの序文は「20世紀の自由(リバティ)と全体主義(トータリタリアニズム)の大きな戦いは自由(フリーダム)の諸勢力にとっての決定的勝利でおわった・・・」という文ではじまっている。これはどちらかというと連合国にとっての美辞麗句である。第一、カイロ宣言では三大同盟国(米英支)は日本の侵略を罰するために戦争をしているのだと言っている。そして太平洋戦争に人種戦争の要素があったことは、なくなったイギリスの歴史家ソーンも言っている。歴史認識は事実をもとにしなければならない。事実を無視したり、捏造したりしてイデオロギー的に歪曲するのは罪悪である。
.. 2007年05月30日 21:30   No.82001

++ タク (大学院生)…128回       
昔は真のエリートと言う人が大勢いたと言います。文学、哲学、歴史、芸術、科学といった、教養を身につけてその教養を背景として、圧倒的な大局観や、総合判断力を持っていたのです。旧制中学や、志を同じにした思想団体は、こうした意味でのエリート養成機関でした。戦後日本国を統治したGHQの最大の課題は、真っ先に旧制中学や危ない石原莞爾率いる東亜連盟などを潰してしまったのです。

この措置は、ハーグ条約に違反するものです。大がかりな検閲によって言論の自由さえ封殺されました。洗脳のための教育を密かに実施していたアメリカにとって、これくらいは朝飯前だったのです。憲法や教育基本法の洗脳は同様に違反です。現在は旧制中学および思想団体を潰したアメリカの思惑通り、60年後の現在、基本教育では真の歴史認識を禁じられている中では真のエリートが日本からいなくなり、国家は弱体化しています。戦後の萎縮した歩みを打開し未来の子ども達が誇りを持てるような教育基本法改正は民意が反映される事を望みます。

.. 2007年05月31日 06:04   No.82002
++ 伝 (中学生)…47回       
私は教育基本法の改正にはあまり期待していません。高校の教師をやったことがありますが、現場のどこが教育基本法の精神かと思いましたね。あの条文は頭の中で考えた理想としか、その時は、思えなかった。理念としては「個人の価値をたっとび」というところが、戦前あまりに個人的なことが無視されていたらしいので、いいところかなと思うけれど、これが今度はあまりに公的なものを無視することになってきたから、愛郷心をいれようとかで、現場に、たいして影響はないと思われます。国家論が必要ですね。アメリカなどは、普通の国家でないという人があります。アメリカは、どこから、誰が入り込んで、何をしてもいい冒険家の天国という一面があり、一方、ベトナム戦争の時は、外国人の留学生にも突然召集令状がまいこんだそうです。一年アメリカに住めば召集されてしまうのだとか。「何をしてもいい権利を持つかわりに、とんだ義務を不意に背負わされるかもしれない」という感想をいう人がありますが、アメリカのある断面をあらわす言葉でしょう。こういう国家は人間の巣です。巣国です。悪い意味で言っているのでありません。日本のような国が国家であった。国の体(法)があるのです。とくに若いころには人はアメリカ的なものにあこがれる人も多いけれど、そのうち、アメリカ人がさびしくなって、巣国でなく、国家にしようということになるかもしれません。そのときの手本が日本であるようにしたいけれど、さてどうなることか。
.. 2007年06月02日 09:46   No.82003
++ タク (平社員)…130回       
苛めよる自殺や教育現場の混乱に教育実態の荒廃など教育制度の機能不全の多くの問題を抱えて、教育基本法の改正が現実問題の要求である事は国民の一致するところです。教育基本法改正には、苛めによる自殺や必修科目の単位不足と言う事件の連鎖が後押ししている事もあります。

教育基本法は「国家の将来を決する教育の憲法」という概念だという点を認識しておかなければなりません。この権威は主権者である国民の真実の歴史認識により成立させ、政府に権威を、曲げさせない為にも根源的な様々な原因究明を行う事を忘れてはいけません。

「やらせ」などの不正事件の解明と本質的な追求は、再発させないものです。実行犯と影で操っている黒幕の犯人に責任をとらせる事が権威の回復を図る上で大切な事だと思います。少なくとも、「やらせ」の問題は国民が納得する公正な処理を示す事があって始めて、教育基本法改正の権威の回復が図られ、その正当性を付す事が出来るのだと思うのです。

.. 2007年06月02日 19:13   No.82004
++ 伝 (中学生)…48回       
まとまりのないことをかきちらすと誤解されるだけかもしれないし、益がないかもしれないけれど、断片を引用しておきます。内村鑑三の「代表的日本人」に、「しかし、組織は徳の代用を為し得ないものだるといふことを、我々は一人残らず、而も断乎として、信じようではないか。然りそれ許りではない、徳の存在する(著者圏点をするの二字に付す)時には、組織は妨げにこそなれ、助けにはならないのである。「進歩した機構」は、盗人を縛る役にこそ立て、聖人の助けにはならない。」というようなことを書いています。私の言わんとすることと文脈がちがうし、また全部賛成するわけではありませんが、教育は人格的感化なくしてありえない。教育は人類の教師というべき人にまかせることができたら申し分なし。そういう人は常にはいない。話がそれたけれど、憲法というのは政治の話でよくつかわれるから、憲法に従属する教育基本法ならそれは政治教育の面でしょう。わたしのかんがえている教育はそうではありません。「僕が或る種の人間とその能力とを救いたいと思ったら、またその人間を形成する原理を救わなければならない。」(サンテグジュペリ「戦う操縦士」)。私自身にも形がつかめていなものの話をしているのだから、読む人はよけいわかりませんね。
.. 2007年06月02日 21:08   No.82005
++ タク (平社員)…133回       
日本人の道徳の高さについては、戦国の終わりから安土桃山時代にかけて我が国を訪れた宣教師をはじめとする人々が、異口同音に驚きの声を上げていたと言います。これは明治になっても同じで、明治初年に来日し、貝塚を発見したアメリカの生物学者モースは、日本人の優雅と温厚に感銘し、「なぜ日本人が我々を南蛮人と呼んだかが、段々判って来る」と書きました。モースはさらにこう書きます。「日本に数ヶ月も滞在していると、どんな外国人でも、自分の国では道徳的教訓として重荷となっている善徳や品性を、日本人が生まれながらに持っているということに気づく。最も貧しい人々でさえ持っている」と。

昭和の初め頃までに日本に長期滞在した外国人の多くは、同様のことを記しています。逆に、日本からアメリカへ行ったキリスト教の内村鑑三や新渡戸稲造は、故国の道徳の高さに打たれました。道徳の高さを測る尺度はありませんが、過去千年間の各国を何らかの方法で比較することができたら、おそらく日本人がダントツで一番だと思われます。この、日本人のDNAに染みついている道徳心が、戦後マインドコントロールされ、最近では市場経済によりはびこった金銭至上主義に、徹底的に痛めつけられています。諸外国に合わせず、高い道徳心という国柄を保つこと、そのために美しい情緒を取り戻し真の独立国になることが大事な事だと思うのです。

.. 2007年06月06日 08:06   No.82006

■--教育基本法
++ 伝六 (高校生)…57回          

教育基本法は歴史的には占領政策の一環として成立したものである。占領政策の大きな目的は「日本国ガ再ビ米国の脅威トナラザルヲ確実ニスル」ことであるから、もっともらしいことを言っていても日本人としては要注意のところがある。知っている人は知っているが、終戦の詔勅には「朕は国体を護持しえて」とあり、「国体の精華」の発揚を国民に対して希望された。文部省では国体護持を念頭に、過去の非を反省して新日本の教育を考えていこうとしたが、当然のことにGHQの反対にあった。教育勅語との関連にしぼっていうと、終戦となって以後、前田文相は教育勅語を尊重する立ち場をとるべきことを強調した。昭和二十一年一月十三日、前田文相は公職追放処分をうけた。安倍文相も教育勅語は否定しなかった。教育基本法を発案した田中耕太郎も、徳教としての教育勅語を否定するつもりはなかった。教育勅語との関連について文部相調査局で作成した「第九十二帝国議会に於ける予想質問答弁書」では「教育勅語は日本国憲法前文第一項後段によって排除さるべきものではないか」の想定質問に対して「憲法前文最後の「これ」とはいわゆる民主主義の政治の原理であり、事柄は政治に関するものであり、教育勅語は道徳、教育に関するものであるから、教育勅語は「これに反する」詔勅に入らない。のみならず、形式的にいっても教育勅語には国務大臣の副署なく、詔勅の形式になっているのではなく単に天皇の御言葉であるからむしろこの前文とは無関係なものというべきである」という答えを用意した。これは正しい見解である。しかし、この答弁は使われなかったらしい。昭和天皇もこのようなかんがえであられたようだが、それについては長くなるから引用しない。高橋文部大臣は帝国議会では不得要領の答弁をしているが、個人的には「私も教育勅語とこの教育基本法との間に矛盾と称すべきものはないのではないかと考えておるのであります」と発言している。ところが昭和二十三年の国会で教育勅語の排除(衆議院)失効確認(参議院)の決議がおこなわれた。これによって教育基本法は教育勅語を否定したものととらえられることになったのである。これはそのときの国会議員が阿呆であったのでなく(アホであったかないかは勿論私はしらない)GHQのさしがねである。どう考えるにしても歴史的事実はあきらかにすべきである。
.. 2007年06月04日 20:53   No.84001

++ タク (平社員)…132回       
昔は真のエリートと言う人が大勢いたと言います。文学、哲学、歴史、芸術、科学といった、教養を身につけてその教養を背景として、圧倒的な大局観や、総合判断力を持っていたのです。旧制中学や、志を同じにした思想団体は、こうした意味でのエリート養成機関でした。戦後日本国を統治したGHQの最大の課題は、真っ先に旧制中学や危ない石原莞爾率いる東亜連盟などを潰してしまったのです。

この措置は、ハーグ条約に違反するものです。大がかりな検閲によって言論の自由さえ封殺されました。洗脳のための教育を密かに実施していたアメリカにとって、これくらいは朝飯前だったのです。憲法や教育基本法の洗脳は同様に違反です。現在は旧制中学および思想団体を潰したアメリカの思惑通り、60年後の現在、基本教育では真の歴史認識を禁じられている中では真のエリートが日本からいなくなり、国家は弱体化しています。戦後の萎縮した歩みを打開し未来の子ども達が誇りを持てるような教育基本法改正は民意が反映される事を望みます。

.. 2007年06月05日 06:36   No.84002

■--中国の農民
++ 伝 (中学生)…45回          

中国では「農村戸口」とよばれる戸籍をもつ者が農民と定められている。都市に住む者、あるいは農村に住む役人は「城鎮戸口」をもつ。農民は社会主義制度の下に都市住民が享受している年金、医療保険、失業保険、最低生活保障などの社会保障がうけられない。都市部の人口4億人、農民の人口9億人。末端の役人ほど農民に対する態度がひどく、都市住民は農民を外地人とよんで、低く見ているそうだ。共産党の幹部のことを一部で?シンキとよんでいるという。新貴(新貴族)と書くのだろう。おかげさまで我々は豊かになったという人は周囲の困窮をどれだけ感じ認識することができるだろうか。漸進的改革が必要である。そういうことを意見することは内政干渉ではない。ただ意見しただけでは、たいしてありがたくないだろうから、実行可能なことから日本もやるとよい。
.. 2007年05月25日 20:50   No.81001

++ 六 (小学校高学年)…25回       
昔のシナ軍閥に人民はいいようにせられた。その関係は映画「七人の侍」の野武士と村民の関係とそうちがうものではなかったであろう。ちがうのは軍閥はいちおう政治をおこなったことと、七人の侍はいなかったこと。昔ほどとは思わないが人民解放軍とは名ばかりで、軍閥化しているところがあるのでないかと懸念される。もっとも現在の中国については何もたしかな情報をもたないから、まちがっていたらごめんなさいだ。
.. 2007年06月01日 20:45   No.81002
++ タク (大学院生)…129回       
広い意味で国というのは国民、領土、政府が備わっているものだといえますが、しかし、強い国が認めなければ認めてもらえないということですね。中国共産党は何年か前に「反国家分裂法」という法律を制定して「もし独立を企てようとしたら、武力で鎮圧してもよい」ということを法律に明記したのです。明らかに台湾を意識して、台湾が自立した国家になるなどと言ったら、中国人民解放軍が台湾に攻めこむということです。恐ろしいことです。

.. 2007年06月02日 08:07   No.81003

■--中国と台湾
++ 伝六 (高校生)…55回          

2005年3月中共は反国家分裂法を制定した。台湾の中国からの分離の動きがある場合は非平和的手段その他の措置で国家主権と領土保全を守らないといけないというのだ。それで、もし中共が非平和的手段に出た場合、国連は非難できても介入できない。国と国でないという主張を国連はみとめているから、戦争ではなくて国内の騒乱ということになるであろう。アメリカは介入を声明している。ところが、人民解放軍の朱成虎将軍(少将、国防大学防務学院院長)は雑誌のインタビューで「アメリカが介入の構えをみせた場合、中国は核兵器でアメリカを先制攻撃しなければならなくなる」とか言ったという。雑誌というのがウオールストリートジャーナルとかフィナンシャルタイムズだから、ちょっとある面からはうさんくさい?感じがするが、わずかであったとしても核戦争の危険があることはいえる。反国家分裂法によれば、武力攻撃の時は、「国務院と中央軍事委員会が決定と実施手配を行い、適時に全国人民代表大会常務委員会に報告する」となっているから、ごくひとにぎりのものが、何千万の人が死ぬかもしれないことを決定するのだ。彼らが何を考えているのかよくわからないのが困るところだ。
.. 2007年05月20日 21:33   No.79001

++ タク (大学院生)…123回       
アメリカと中国共産党が戦闘状態になれば戦場となるのは日本国ではないでしょうか。当面の目標ならはっきりしています。これは「二度と大戦争を起こさない。核戦争に巻き込まれない」ということですね。核戦争が起きれば、何もかも終わりです。地球を守る為にもどうにかしてこれを防がねばならないでしょう。論理や合理だけでは戦争は防げません。日本人の持っている美しい情緒や形が、石原莞爾平和思想研究会に集い戦争を阻止する有力な手だてとなれば素晴らしいことです。

日本の神聖なる使命とはなんでしょうか。卑怯を憎む心があれば、弱小国に侵攻することをためらいます。思いやりの情があれば、女、子供、老人しかいない街に大空襲を加えたり、原爆を落としたりするのをためらいます。占領した敗戦国の文化、伝統、歴史を粉々にしてしまうようなこともためらうでしょう。

.. 2007年05月21日 06:09   No.79002
++ おかけん (小学校低学年)…5回       
上海万博が終わったら、どうなることやら。
その頃には、日本国も集団的自衛権が法制化しているだろうからね。

米国が、台湾独立宣言を誘導し中共人民解放軍は台湾及び日本国を攻撃。米中戦争勃発。日本国も集団的自衛権を法的根拠に参戦。
米国が勝利し、中国大陸を5分割して合衆国のような形にし、ドルの支配下に置く。
米国の、あるシンクタンクはこのようなシナリオを考えているとか。

.. 2007年05月23日 00:14   No.79003
++ タク (大学院生)…124回       
おかけん、この間はお疲れ様でした。今週は総会です。(笑)日本や米国、台湾では、中国の強大化を恐れて、中国共産党体制が崩壊すればよいと考えている方々がいます。米国は既に、中東などで自国の脅威になりそうな国に民主化しろとと圧力をかけ、その体制を崩壊させてしまう戦略を30年も前から行っており、中国共産党に対しても、香港や中国大陸の民主化活動家を支援して、中国共産党を不安定化させようとする戦略を行っているのです。

この影響を受けた、台湾の独立派達は中国が民主化することを望んでいます。台湾に住む人々は日本語が得意で「中国はもう直ぐ崩壊する」「中国共産党政権は民に地獄を味わわせている。早く民主化した方が中国人は幸せになれる」と主張する本を書いて日本で出版しています。台湾独立派の中には、日本を好きな人が多いので、これらの行動は善意で行っているのでしょう。

おかけんと議論していた、河野先生は先週、亡くなってしまったので寂しくなりますね。

.. 2007年05月23日 06:24   No.79004
++ おかけん (小学校低学年)…6回       
直接、お会いできたら色々とご指導いただけたでしょう。
永久平和という最終到達点は同じですから。

.. 2007年05月24日 00:11   No.79005
++ タク (大学院生)…125回       
そうですね。
きっと、おかけんを見守っていることでしょう。

万博が終わったあとのこんなシナリオがあります。『2009年7月―。中国が日本にミサイルを撃ち込み、尖閣諸島への攻撃を開始。アメリカの新大統領は日米安保条約の発動を拒み、日本を支援しないと言明。必然的に日中戦争へと進展する』

こんな悪夢のような政治的シナリオが、『ショーダウン』という書がありますね。

.. 2007年05月24日 08:09   No.79006
++ マサ (小学校低学年)…6回       
台湾に関してはおかけんさんと同意見です。

2年前、独立派、親日派の代表的な人物の、奇美集団(漢字が違うかもです)の許文龍元会長が一転して中共指示、中台統一支持を表明し姿をけしました。これはほぼ間違いなく中共からの圧力と何らかの脅しが入ったのでしょう。これだけではなく、最近の中共による独立派の切り崩しはいよいよ露骨になってきてます。

今度の台湾総統選挙も、国民党が勝てば統一へ大きく傾く反面、独立派の抵抗により内乱の様になってしまう可能性がありますし、民進党が勝っても国民党は選挙に不正があったとか言って、同じ様に内乱となってしまうかもしれません。そこに中共が介入する。そんな図式が思い浮かんでなりません。そういう意味でもデッドラインは上海万博後辺なんですよね。

最も怖いのは上海万博後の景気の行き詰まりから端を発する中国経済の崩壊でしょうか。国営銀行の天文学的な数字の不良債権残高や、格差による政情不安(暴動件数は非公式な物を含め年数千件)、資本の外資への極端な偏重など、景気の良い話と同じくらいヤバい話があります。それらを解決?する最終手段として台湾併合が上げられているようですね。

いずれにせよ、ここ数年くらいで極東情勢は緊張期に入ると思います。うがった言い方をすれば、最近の国防に関する政府の政策(防衛省昇格、集団的自衛権の法整備等)はそれを見越しての事なのでしょうかねぇ。

ちなみに僕が一番怖いのは、北朝鮮と中国の同時侵攻です。戦略的にそれをやられるのが一番怖いと思います。

.. 2007年05月24日 08:32   No.79007
++ タク (大学院生)…126回       
日本や米国、台湾では、中国の強大化を恐れて、中国共産党体制が崩壊すればよいと考えている方々がいます。米国は既に、中東などで自国の脅威になりそうな国に民主化しろとと圧力をかけ、その体制を崩壊させてしまう戦略を30年も前から行っており、中国共産党に対しても、香港や中国大陸の民主化活動家を支援して、中国共産党を不安定化させようとする戦略を行っているのです。

この影響を受けた、台湾の独立派達は中国が民主化することを望んでいます。台湾に住む人々は日本語が得意で「中国はもう直ぐ崩壊する」「中国共産党政権は民に地獄を味わわせている。早く民主化した方が中国人は幸せになれる」と主張する本を書いて日本で出版しています。台湾独立派の中には、日本を好きな人が多いので、これらの行動は善意で行っているのでしょう。

中国共産党の独裁政治が崩壊しても、日本や台湾にとって都合のよい状態になるとは限りません。独裁政治が崩壊して民主化したが、カリスマ的な政治家が突然現れて、中国を再統合するために、更なる反日感情や反台湾感情をむき出しにして、日本や台湾の製品を中国市場から完全に締め出すかもしれません。中国が混乱して、経済が悪化したら、中国の民も、共産党独裁下の方が幸せだったと語る方も出てくるでしょう。

.. 2007年05月26日 10:42   No.79008
++ 伝 (中学生)…46回       
台湾には親日の人が多かった(今のところは過去形でなく多い)のは、中国の軍隊がひどかったからということが大きいようです。同胞だと思っていたのが、日本人よりずっとひどいことをする。そして政策的にも一時ひどい目にあっています。アメリカが民主化を言っているのは、中国のためにではなく、アメリカのためです。台湾の人はそれを知っていると思います。理論で国を治めることはできない。実力ある人による政府が構成できなければ、絵にかいた餅。しかし、政治において主義とするところは検討をしなければならない。アメリカの主義で人類を幸福に導くことはできない。21世紀はアメリカ化の時代ではないと思うけれど、今はアメリカ化が進行しつつある時かもしれない。また学者の認めるアメリカの民主主義の理想と実際の民主主義がどう機能しているかは随分ちがう。現実的な勢力がどう動いているかは正確に認識しなければならない。
.. 2007年05月27日 09:29   No.79009
++ タク (大学院生)…127回       
台湾は75年間、日本の1部でした。多くの日本人が何世代もそこで生きていました。台湾には、かなりの日本国民の血税と個人資金が投じられてきました。蓄財投資家としてではなく、現地に根を下ろして働いていたのです。それがすべて没収されたのです。しかも、現地住民は台湾の将来を決めるにあたって、いささかも参加の場を与えられなかったのです。日本人はもとより、現地住民の生活など顧みることなく、台湾はあっさりと蒋介石政権に引き渡されたのです。蒋介石は国民党の経営を不満とする現地の抗議行動を「平定する」ため軍隊を送り込んだのです。そして台湾人虐殺事件が起きたのですよね。
.. 2007年05月27日 12:10   No.79010

■--常温核融合
++ 伝六 (中学生)…47回          

政治家は、化石燃料によるエネルギーは二酸化炭素を排出するし、石油もやがてなくなるから、原子力は必要だという。政治家の言うのはうけうりだから、しかたない?としても、科学評論家などが、原子力発電が必要などというのはいかがなものか。北海道大学大学院の水野教授が「常温核融合プロジェクト」という記事をネットに掲載している。直接ではないにしてもエネルギー問題の解決に有望だと思う。個人的には確信した、十年後になるか三十年後になるかしれないが、きっと実用化できる。原子力発電所よりは危険のすくないものができる。原子力行政にたずさわる人よ、発電所の廃棄物を埋める施設をあらたにつくるのはやめよ。地元でいやがるものをつくるな。できるならば、政府が常温核融合研究プロジェクトをたちあげるべきである。民間の金のある人は利を生む投資にはならないが、人類のために金をだしてくれ。
.. 2007年03月16日 20:57   No.58001

++ 伝 (小学校高学年)…25回       
水野教授によれば、常温核融合は本来の核融合とはちがう、水素核と自由電子が関わる機構として説明できるという。この反応を応用すると、放射性廃棄物を根本的になくせる可能性があるという。これはおそらく原理的に可能であるということだろうから、技術的にはあるいはむつかしいかもしれない。しかし原理的にできるものなら、あとは工夫次第だ。くさいものにふた式で地中にうめこまなくても、安定元素にしてしまうことができるなら、当然そのほうがよい。そういう研究をするように奨励してほしものだ。
.. 2007年03月17日 12:06   No.58002
++ 六 (小学校中学年)…14回       
原子力発電をできるだけ長くつづけたいなら、高速増殖炉をつくるのは当然の流れであろうが、科学技術が現在の内容であるとして、四十年後の計画をたてるということになると、無理がくることは誰でもわかっているだろう。現在をもとにして未来を設計するのでなく、未来が現在を規定するという発想であるべきでないだろうか。言うは易く行うは難し。しかし、科学については責任にしばられた発想でなく自由な発想が必要でないだろうか。
.. 2007年03月17日 21:53   No.58003
++ 山崎久隆 (小学校中学年)…12回       
 4月20日、経済産業省はこれまでに明らかになった電力会社の不祥事に関し、事実上何の処分もなく、行政指導だけで済ますことを発表した。度重なる事故隠
し、そこには日本初の臨界事故隠しまで含まれ、世界でも例を見ない制御棒多数脱落の構造欠陥も露呈した事故に対しても、わずかな改善により欠陥原子炉の運転継続を認めるといった犯罪的な決定もおこなった。
 その背景は、20日付の甘利明経産大臣のコメントに露骨に現れている。「何より、原子力発電は、二酸化炭素を排出せず、供給安定性も優れていることから、
我が国のエネルギー政策上並びに地球環境保全上、原子力を推進していくことは極めて大切です。このような観点からも、しっかりと安全を確保して、国民の皆
様とともに、世界で一番安全で安心な原子力立国を構築していきたいと思います。」(4月20日付「発電設備の総点検に関する評価と今後の対応について・経済産業大臣甘利明」より)
 つまり、電力に対しては「安全を確保せよ」と通り一遍の当たり前のことをただ言うだけなのに対し、国民に対しては「原子力立国の構築」を押しつけ、それ
への疑問すら認めない姿勢を示し、それもこれも「二酸化炭素対策と安定供給」のためだと強弁しているのである。「はじめに原発ありき」は、「はじめに軍部
ありき」で政府の不拡大方針を無視して侵略を続けた軍部を追認し続け敗戦にまで突き進んだ戦前と同じ発想である。こういうものを翼賛体制という。いまや
「原発翼賛体制」は政府のみならずあちこちに侵入している。これもまた反動的な政治のもたらした「負の連鎖」だ。おりしも六ヶ所村の再処理工場で、耐震計
算を誤っていたうえそれを11年間も隠し続けてきたことが明るみに出ている。原子力産業の隅々まで破綻産業化しつつある現実に、国はまだお墨付きを与えるの
は、共同共謀関係であるからに他ならないのだ。それが4月20日に改めて露骨な形で示された。

.. 2007年04月25日 08:06   No.58004
++ 山崎久隆 (小学校中学年)…13回       
制御棒脱落は、日本の原発でも海外の原発でも繰り返し発生し、臨界に達していたものもあった。米原子力規制委員会(NRC)は1988年にそれを警告してい
た。しかし日本の電力はもちろん、国もメーカーもいっさいそれを無視し続けた。
おそらく日本では起こりえないという「奢り」のためであろう。
 米国やスウェーデンの事例は、制御棒の操作を伴う「停止余裕試験」や「摩擦抵抗試験」で、引き抜き操作を誤り別の制御棒を抜いたり、多数の制御棒を操作
したり、引き抜き防止装置をブロックしていたり、スクラム装置を止めていたりしたというケースである。日本の場合はそういう試験の前段階でおこなわれる、
現場のバルブ操作に失敗し、誰も引き抜きの意図がないときに勝手に抜け落ちたのだから、むしろもっと深刻であった。しかしNRCの「情報通知88-12」
と呼ばれる警告文書は、無視されてきたのである。

.. 2007年04月27日 08:19   No.58005
++ 伝 (中学生)…36回       
ブッシュ大統領になって、アメリカの原子力発電が再開されることになったらしい。そして世界的にも原子力発電所建設の動きになった。石油の需要と供給からも、地球温暖化の問題からも原子力発電が必要だということだが、それは前からわかっている。原子力発電所の事故から、原子力発電に疑問ができて中止になったと考えていたが、事故をおこさない見通しがったたのだろうか。邪推をすれば、原子力発電所でできるプルトニウムを核兵器につかえば、エネルギーと軍備とセットになって経済的なのではないか。邪推であることを願う。
.. 2007年04月27日 20:56   No.58006
++ 山崎久隆 (小学校中学年)…14回       
制御棒脱落は「改良型」と呼ばれる柏崎刈羽原発6号機でも発生した。まだ営業運転に入る前の1996年6月10日定格出力で試運転中に自動出力制御装置の試験中に、205本の制御棒のうち4本が半分以上の位置まで抜けている。
 ABWRは、従来のものが水圧駆動のみであるのに対し、電動駆動装置を追加したので制御棒の挿入失敗や落下は起こらないとしていた原発である。しかしそれでも制御棒が脱落した。
ABWRでも制御棒が脱落するというのは、もはや構造欠陥であることの証明に他ならない。
 また、福島第一原発4号機は1998年2月22日、定期検査中の原子炉圧力容器耐圧試験中、圧力が上がりすぎて逃がし弁が開き、急激な減圧が起きた際に、137本中34本の制御棒が15センチほど落下した。燃料があったが、落ちた距離が少ないために臨界にはならなかったというが、34本もの制御棒が同時に落ちるのは極めて危険だ。

.. 2007年04月27日 21:00   No.58007
++ たんぽぽ舎 (小学校中学年)…10回       
六ヶ所再処理工場の稼働を中止せよ

5月23日(水)の月例行動の案内

再処理を止めたい! 首都圏市民のつどい(数団体で構成、たんぱぽ舎も参加)
では、’04年末から、毎月の第4水曜日の夕方、経済産業省別館、原子力安全・保安院の前で、「(青森)六ヶ所再処理工場の稼働を中止せよ」の抗議・要求行動をおこなっています。

今回で30回近くになります。5月23日(水)6.30~7.00です。短時間ですが、申入文、抗議文を経産省へ手渡し、職員や通行人へビラを配布して、
「再処理工場の廃止」を訴える行動日です。多くの方の参加を期待します。

.. 2007年05月22日 08:09   No.58008

■--ブッシュ・ドクトリン
++ 伝六 (高校生)…54回          

2002年9月17日の「アメリカ合衆国の国家安全保障戦略」はブッシュ・ドクトリンとよばれている。それはシンクタンクPNAC(米国の新世紀プロジェクト)の考え方が土台となっているらしい。イラク戦争はこのブッシュ主義にのっとって行われたわけである。ブッシュ主義の見本がイラク戦争というわけである。来年もし民主党の大統領になったとしても、このブッシュ主義は継続する。勿論覇道であって、米国と同等またはそれ以上の力をもとうとする存在を許さないと言っている。しかし、それでおとなしくひっこんでいる者ばかりではないから、ブッシュ主義には戦争の危険がある。実に容易ならざる時代に我々は生きて居る。
.. 2007年05月14日 21:56   No.77001

++ タク (大学院生)…119回       
「アメリカ合衆国の国家安全保障戦略」の新戦略の1つは、先制攻撃と小型核開発が国際法に違反する可能性を指摘されていることです。従来の国際法の解釈では、先制攻撃は相手国が陸軍、海軍、空軍などを動員して明らかに攻撃準備を始め、危険が迫った場合にのみ許されるという解釈が一般化しています。これに対して、国家安全保障戦略報告書はこの解釈は現在の状況に当てはまらないとの主張です。テロリストやならず者国家は通常の手段で攻撃するのではない。姿を見せず、旅客機など文明の利器を悪用し、自分の生命をかえりみることもしない。そこで新戦略では「彼らの目的や、攻撃する能力から、危険度を判断」して、先制攻撃を加えると主張しています。

国家安全保障戦略報告書は、米国は世界最強の軍事力と経済力、政治的影響力を持っていると自認しています。しかし、この力だけで安全保障の目的が達成できるわけではない。テロとの戦いでは、拠点を攻撃し、組織への資金の流れを止め、活動家を逮捕訴追するために多くの国の協力が必要でした、その協力取り付けに成功したのは、各国がテロという共通の脅威を認識し、米国の呼びかけに答えたからでしたね。

.. 2007年05月15日 06:14   No.77002
++ 伝 (中学生)…43回       
ナカコ・O・ザック氏が「日本とアメリカ二つの正義」という本で、こんなことを言ってる。「アメリカ文明はWASP優先の考え方に立っている。そこに、キリスト教徒よりも自分達の方が上等だと信じ込むユダヤ教系の金力・権力が重なっている。アメリカはそういう二重構造をもった国だ。この、キリスト教的・ユダヤ教的考え方が、「世界的傾向」として広まってしまっている。この考え方からすれば、中国、アラブ、日本、ロシアその他の宗教をもつ国民はみんな部外者となる。WASP以外は、ユダヤ系、カソリック系までが仲間。それ以外は、「クラブに入れてあげられない、サヨナラ」という態度が彼らのもの。・・・・(中略)誰が、いつ、どういう理由で、ユダヤ系やキリスト教徒が、それも白人系の彼らが、人間世界で第一級の存在などと決定したのか。しかも、彼らはなぜそれを信じ、他の人種に対する偏見を持ち続け、そういう不公平で非人間的・非人道的・非道徳的な狭量さに固執しているのか。白人キリスト教徒とユダヤ系が最上級人間だと信じ、それ以外の人間をみな「自分たちよりは下・・・」と見下げる。そんな不合理で偏見に満ちた考え方で世界を運営し、支配して貰っては迷惑千万だ。」この本が書かれたのはほぼ十年前だが、世界はその時とあまり変わっていないと思う。しかしある意味で「このキリスト教的ユダヤ教的考え方」を日本人も中国人も相当数の人がもっているところがあるのでないか。特に中国だ。短い文章では御解が生じるけれど、私はそう思う。世界の現実を知らなければならない。
.. 2007年05月18日 20:23   No.77003
++ タク (大学院生)…121回       
イスラエルとアメリカは同盟国です。パレスチナとの和平交渉にも必ず米国が何故か顔を出します。アメリカにはたくさんのユダヤ人がいて、様々な企業・マスコミ・官僚など、重要なポストには必ずといっていいほどユダヤ系の方が支配して影響力をもっています。流石に、迫害を受けても世界に散らばってヘブライ語聖書の記述にある、カナンの地、パレスチナへ、イスラエルを建国してしまうだけのことはあります。生きるという事を祖先から身体に叩き込まれているのでしょう。また、あの地域にはキリスト教・イスラム教・ユダヤ教発祥の地がこの広い世界の中、2キロ以内に存在しています。クリスチャンが多い米国にとってはあの聖地を大切にしようと思う気持ちがあるのでしょう。イスラエルの人々にとっては、米国はお父さんみたいなものなのだが、クリスチャンは宗教的にはユダヤ教徒をあまり好みません。イエス・キリストを十字架にかけたのはユダヤ人だからですね。

.. 2007年05月19日 08:14   No.77004
++ 伝 (中学生)…44回       
にわか仕込みの知識ですが、JudeoーChristianという人々があって、ユダヤ教・キリスト教に共通の信条、教義を認めるそうです。ナカコ氏によれば、judeoーchristian principleが世界的傾向としてひろまってしまっているというのです。またユダヤ系がマスコミ・政治を支配しているというのがアメリカの現実だそうです。もちろんユダヤ人といっても皆同じ考えではないでしょうが、今の支配的ユダヤ系は四海兄弟の考え方をしていないと考えられます。もう少し勉強しないといい加減なことを書きちらしてもいけないから、やめます。
.. 2007年05月19日 21:10   No.77005
++ タク (大学院生)…122回       
アメリカにはユダヤ系アメリカ人がいますよね。様々な企業・マスコミ・官僚など、重要なポストには必ずといっていいほどユダヤ系の方が支配しています。流石に、神に撰ばれた民であり、迫害を受けても世界に散らばって生活をしているだけのことはあります。アメリカでは、ユダヤ系アメリカ人の力が強固のため、イラクがクウェートに侵攻したといって多国籍軍の先頭にたって攻撃を始めました、アメリカは、イスラエルのパレスチナ占領をも黙認しています。貧困に喘ぐアラブの人々を救済しないで、ユダヤ人だけが贅沢な暮らしをしているのでは、テロは続くでしょう。アメリカは正義には見えないのですが・・・・・
アラブの人々から、日本人を見ると、悪い印象はなくむしろ好感を持っていたようです。イスラムを巻き込んでの戦争となると、とんでもない第三次世界大戦になってしまうのではないのかと懸念しています。日本はこういう時にこそ、戦争に荷担せず、平和的解決を模索するよう努力していただきたいのです。

.. 2007年05月20日 08:48   No.77006

■--アメリカ宗
++ 伝 (中学生)…42回          

あめりか国民は小学校から「星条旗への忠誠の誓い」を暗誦する。「私はアメリカ合衆国の国旗に対して、そして国旗が象徴する共和国、すなわち、全国民に自由と正義をもたらし、神の下で一体不可分である国に対して忠誠を誓います」。ところで、どこの国でも世間体を気にせず?主張する人がいるのだが、八歳の娘が公立学校でこの宣誓をさせられているのは違憲だと訴えた。ところが変わった?裁判官がいて、この誓いが公立学校で行われることは、政教分離の原則に照らして合衆国憲法に違反するという判決が、2002年6月26日サンフランシスコの連邦控訴裁判所から下された。この判決は全米を怒りと興奮の渦にまきこんだそうである。連邦控訴裁はあまりの反発に一日で判決の効力を停止したという。どうもここらはアメリカ宗かなと思う。リンカーンの格調高い演説「・・・・またこの国家をして、神のもとに、あたらしく自由の誕生をなさしめるため、そして人民の、人民による、人民のための、政治を地上から絶滅させないため、であります。」を思い出す。が、現実のその実行はしばしば格調が低い。これもどこも同じことかもしれないが。
.. 2007年05月16日 21:55   No.78001

++ タク (大学院生)…120回       
米国ブッシュ政権が新安全保障戦略で「自由と正義」を掲げて戦うという。そのため、先制攻撃とミサイル防衛が手段であるそうです。米国が超大国の力をふるってミサイル防衛網を地球上に張りめぐらし、先制攻撃でならず者を押さえ込む、世界の警察官と言うべき姿が現実味をおびています。この星条旗に、同盟国や友好国を率いて、テロリストやならず者国家と対決するというのですよね。
お見舞いに行った時はとても元気だった方が昨日、召されました。ご本人と親族の希望により、しばらく伏せてほしいとのことでした。詳しく話せなくて申し訳ございません。

.. 2007年05月17日 06:02   No.78002

■--民主主義
++ 伝 (中学生)…39回          

20世紀に民主主義が世界的思潮になったとき、イギリスの誰だったか、世界の学者が一同に集まって民主主義の定義をしようという提案をしたが、結局そのような会合はもたれなかった。だから、民主主義といっても、言っている人によって、そうとうちがいのあることがあろう。北朝鮮などは朝鮮民主主義人民共和国と言っているので、民主主義の制度のつもりなのであろう。中華人民共和国は民主主義を標榜していないが、共和国と名乗っている。共和国にもいろいろある。
.. 2007年05月01日 22:04   No.73001

++ タク (大学院生)…109回       
現在の憲法の核となるイデオロギーは、民主主義と人権思想です。この2つは同じもので、制度に注目すれば民主主義、内容に注目すれば人権思想で、どちらも200年前のフランス革命から有しています。

民主主義・人権思想の他に平和主義を挙げる人もいましょうが、これは多分に政策的に便宜的なものです。現に、憲法第9条は自衛隊によってなしくずし的に空洞化し、それでもなお自衛隊の極端な肥大化に対するヘッジとして機能しています。自衛隊は軍隊であるにもかかわらず、「自衛」の範囲に止まっています。航空自衛隊は爆撃機を所持で来ません。陸上自衛隊は中長距離ミサイルを所持で来ません。海上自衛隊は航空母艦や戦艦を所持で来ません。「自衛」の範囲は、国際情勢の変化に応じて変えていますが、劇的な変化はないのが現実的でしょう。

.. 2007年05月02日 08:17   No.73002
++ 六 (小学校高学年)…20回       
民主主義を保証するのも、民主主義を否定するのも、今のところ国家です。民主主義というものを国民の一般的考え方をもとにして政策がおこなわれるということだと、今の中共はちがいますね。共産党が政府をつくっているけれど、国民の大半は共産党員ではない。そうなると、おそらく共産党員でない人の権利は共産党員の人にくらべて制限されるでしょう。今のままの状態では、中共は
長くは続かないでしょう。先日新聞で、農民が苦心してつくりあげた農地をとりあげていることが報道されていましたが、よその国のことながら、憤りを感じます。まさにノー政です。こういうのは何主義なのだろう。もっとも日本も昔、満洲で満洲人の開拓した土地をとりあげるようなこともしたらしいですが。

.. 2007年05月02日 20:20   No.73003
++ タク (大学院生)…110回       
中国では反日デモが起きます。それは国民が行うのではなく共産党員でしょう。「愛国無罪」といってバカ騒ぎをしていますが、あれは本当の愛国心ではありません。同じデモでも、平成元年4月に起きた、天安門事件で起きた学生デモのほうがよほど国のことを思っていたのです。殺されるかもしれないと思いながらも、中国共産党に歯向かい、人民解放軍の戦車に轢かれ、殺されもしました。

それは「国をよくしたい」と行動していたのです。最近の反日デモは、「俺たちは愛国デモをしているのだから、何をしても罪にならないぞ」という甘えが見えます。中国の若者も、本当に国のことを思うのであれば、この点を深く考えて頂きたい。国をよくするも悪くするも、その国を構成している国民なのですから。これは日本の若者にも言える事ですね。

.. 2007年05月03日 06:22   No.73004
++ 伝 (中学生)…40回       
日本の今の政治はアメリカによって動かされているところが、かなりあるから、アメリカの政治についても知らないといけない。本でよんだくらいでは判らないけれど、読まないよりはましだろうから、ほんの少し読んでみた。アメリカは二大政党制で、概念的に分類すると、自由と競争の共和党、平等と公平の民主党らしい。ところが、共和党はリンカーンにはじまる。リンカーンのころの自由は、奴隷解放を意味したのではなかろうか。自由州と奴隷を認める州の間で南北戦争がおこった。アメリカの初代大統領ワシントンも奴隷制度を廃止したいと考えていた。ここらはアメリカの良識と考えていいのだろう。平等というのが、いつから民主党のスローガンか知らないが、はじめは平等ということから黒人を除外していた。一方自由のほうも人民の自由から、企業活動の自由になってしまった面もあった。現在では、共和党は社会的地位が高い人や白人に支持者が多いという。非白人は民主党支持が多いという。黒人のオバマ氏が民主党の大統領候補に立候補するというのは、歴史を考えると、興味深いことである。
.. 2007年05月04日 21:10   No.73005
++ タク (大学院生)…111回       
パリ講和会議の時に、日本が真剣に訴えた「人種平等法案」が否決されています。黒人や日本からの移民を差別していたアメリカや、植民地を抱え込んでいたイギリスやフランス・オーストラリアなど白人が反対したのです。白人の間の平等なら良いのですが、アジアやアフリカの人々との平等には反対ということです。残念な事です。唯一の白人ではない黄色人種でありながら一等国である日本は深く落胆しました。これは天皇陛下の日譚にも残されていますが、来る第二次世界大戦への遠因となったのです。

人種差別を行い、植民地支配を続けるために、帝国主義は本当にいけない事として認識していながら利益を求め続けた。日本が降伏して第二次世界大戦が終わってからも、イギリスやフランスは、何とか植民地支配を維持しようと努力を重ねていました。だが、それは出来ませんでした。日本人の心の底にはアジアの解放があり、植民地であった諸国が今度の戦争の後に独立を獲得したことに依って、日本人の願いは達せられました。

.. 2007年05月05日 07:02   No.73006
++ 六 (小学校高学年)…21回       
小泉八雲は「西欧の自由競争がこんにちのような比較的思いやりのあるものになるまでには、どんな経験をへてこなければならなかったかということを、われわれはとかく忘れがちだが、今は自由競争というものが戦争のように没義道な冷酷なものになりうるということにだれもが気づいている。」と書いているが、今はファンドなどに仁義なき戦いをしかけてくるものがあるようだ。なかなか迷惑な世の中になってくるかもしれないが、いかにして敵から利益を得るかという見地にたてば、必ずしも悪くない。しかし、それは敵に勝利してこその話である。
.. 2007年05月05日 17:46   No.73007
++ タク (大学院生)…114回       
欧米ではCSR(CORPORATE SOCIAL RESPONSIBILITY)の考え方があり、日本では雪印や三菱自動車などの社会性を逸脱した国民をバカにした企業行為を目のあたりにして注目された概念です。CSRの考え方は、短期的な利益を追求するあまり、法律を平気で逸脱した行為を行ったり、環境で言えば自然破壊を行ったり、安全性を考えていないものを誤魔化して消費者を騙す行為に警鐘を鳴らしています。CSRは、会社の成長は社会と共にあると言う考えです。利益ばかりを追求する反社会的な行為を繰り返す企業は許しませんというものです。

会社が社会的責任を果たすということは、会社の成長にとって欠かせないと思うのです。実際に、欧米では社会的責任を果たしている会社に積極的に投資する社会的責任投資ファンドが登場して、市場で大きな地位を占めています。会社のCSRへの取り組みは日本でも必要でしょう。その取り組みが従業員の安全な職場を確保に繋がるのだと思うのです。


.. 2007年05月06日 16:36   No.73008
++ 六 (小学校高学年)…24回       
ハーンの「日本ー一つの試論」から引用します。「この国民が西洋流の自由政体を布くのに、いかに不用意であったかという証拠は、初期の地方選挙や、第一回の議会の歴史を見ればわかる。あれほど多くの人命を失わせたあの猛烈な選挙戦にも、じつは個人的な遺恨は何一つなかったのだ。また外人をたまげさせたあの乱暴な議会討論にも、個人的な敵意は何一つなかったのである。政争は、じつは個人同士の間にはなく、派閥同士の利益、党同士の利益にあったのであって、各派閥や各党の党員は、新しい政治を一種の新しい戦争ーつまり、総裁のために戦う忠義(loyalty)の戦いー正当とか正義とか、そういう抽象的観念に干渉されない戦争と心得たのであった。一国の国民が忠義というものを、主義よりも人に関係づけてつねに考え慣れてきたとすると、-つまり忠義というものを結果はどうなろうと頓着しない自己犠牲の義務を含むものだと考えてきたとすると、そういう国民が議会政治に初めて行う実験に、西欧人がいう意味のフェアプレーの理解が何一つあらわれていなかったのは当然の話である。」・・・人命を失った選挙戦とは何だろうと思うが、こういうことは、ハーンの本でかえって知ったので、ポピュラーな歴史の本にはかいていないのでなかろうか。明治時代の草創期には議会制民主主義は外形だけだった面が多かったのだろう。今も残滓がありそうに思う。
.. 2007年05月12日 17:29   No.73009
++ タク (大学院生)…118回       
虫の音に対する日本人の感性については、ラフカディオ・ハーンの「虫の演奏家」という随筆で触れています。日本人は虫の音を音楽として聴くと言います。欧米においては稀にみる詩人だけに限られた感性を、日本ではごく普通の庶民でさえ、当たり前に持っているのです。秋になって遠くから鈴虫の声が聞こえてくると、心を洗われ、秋の憂愁に心を静ませます。このようなことが古代から日常的に行われているのですよね。

ハーンは証拠としていくつもの和歌を引用しています。例えば万葉集の歌で「庭草に村雨降りてコオロギの鳴く声聞けば秋づきにけり」。古今集から「秋の野に道もまどひぬまつ虫の声するかたに宿やからまし」などです。ちなみに、虫の音を楽しむという事は、欧米にはもちろんのこと中国や韓国にもないそうです。

.. 2007年05月13日 08:59   No.73010

■--盲点
++ 伝 (中学生)…41回          

「天皇陛下とマッカーサー」という前に買った本をパラパラと見ていたら、こんなことが書いてあった。「(2.26事件の反乱軍鎮圧で・・・筆者注)台頭したのは「米英を討て」と主張する梅津美治郎や石原莞爾ら新統制派だった。歴史は不思議だ。南進派の巨頭・梅津が、敗戦後、ミズーリ号上で降将としてマッカーサーの前に城下の盟をし叩頭したのだから・・・」これにはあきれてしまった。石原は米英を討てなどとは言わない。最終戦争でアメリカと戦うことになると想像したのだ。もしシナ事変を解決できていれば、数十年後にはアメリカと戦うことになったかもしれない。しかし歴史はそういう展開にならなかった。それはさておき、菊池久著のこの本は二十余年前に発刊されているから、そのころはジャーナリストは石原莞爾に対してこの程度の認識しかないのがふつうだったのかもしれない。
.. 2007年05月08日 20:26   No.75001

++ タク (大学院生)…116回       
梅津美治郎は好戦的な人間のような気がします。盧溝橋事件が突発した時、陸軍中央では石原莞爾作戦部長が不拡大を唱え、平和解決でいこうと蒋介石も思っていたのに。ところが、陸軍省では梅津美治郎陸軍次官が拡大を唱えるのですよね。一挙に数個師団を派兵して、蒋介石が率いる国民党軍にガツンと一撃を食らわす。そうすれば日本に有利な形での休戦協定ができるだろうと考えたのです。

.. 2007年05月09日 06:39   No.75002
++ 六 (小学校高学年)…23回       
これは、まだ確認していないが、重光葵は「昭和の動乱」のなかで石原将軍が、事件鎮圧に向かった将兵に反乱を煽動する演説をしたなどと書いているそうである。同時代の偉大な人物のことは、なかなかわからないということかもしれない。石原莞爾というのは驚くべき人物であると私は思っている。その偉大さはほれこめばわかる。しかし俗にいうあばたもえくぼということはあるかもしれない。
.. 2007年05月10日 20:44   No.75003
++ タク (大学院生)…117回       
当時陸軍省では軍事課長である田中新一という軍人、参謀本部では石原莞爾の下にいる武藤章という軍人、二人とも二葉会のメンバーなのですが、この二人がもっとも強硬に派兵を唱えたのですね。梅津陸軍次官も田中や武藤と組んだので、石原莞爾の不拡大の意見は少数意見となるのです。石原莞爾は、「華北に軍隊なんぞ送ったら、あの広大な中国ではナポレオンがモスクワで味わったと同じような泥沼戦争になる、だから軍隊は絶対出しちゃいかん」と言うのです。ところが、派兵を主張する者の中には「国民党軍が100万であろうが、日本兵を見ただけで中国兵は逃げるのだから、とにかくここは軍隊を送って脅かしておけばいい」などと、楽観視するのがいるのですね。

.. 2007年05月12日 07:00   No.75004

<< 151 152 153 154 155 156 157 158 159 160 161 162 >>


No: PASS:
※Noは、日付の後ろについている「No.XXXX」の英数字になります。
もっと書き込み隊 Created by Tacky
Arranged by Nazca