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60年以上前の話。真珠湾に停泊中の米艦隊に対する奇襲攻撃から始まった太平洋戦争。日本からアメリカに対する宣戦布告通知が、外務省職員がタイプライターに慣れていなかったため英訳、通知が遅れ開戦前の攻撃になってしまった、というのが通説になってますね。しかしそんな機械の扱い云々で重大な問題が出るような情けない役所なのかよと思ってましたが… 60年以上たった今も大して変わってない様子。 ハイ、毒物混入餃子の話です。最初の被害が12月下旬に発生、その内容を保険所やら厚生省やらに通知する初期段階で、ファックスの送信ミスにより伝達が遅れる。なんと情けない話か。ファックス常備じゃない自分にだって、コンビニから送って受信確認ぐらいするぞ。っつーか普通でしょ。そんな普通のことも出来ない程度なのか、役人ってのは。管理職の監督責任じゃないのかねえ。
この前NHKで消えた年金問題に取り組む厚生省職員の特集やってましたが、「入力時にミスが起きていたなどとは思ってもいなかった」などと堂々と発言してる管理職がいました。「自分は悪くない、当時現場で入力していた職員の怠慢だ」と堂々と。監督責任って言葉を知らんのだろうか、この馬鹿どもは。
責任者は責任を取るのがお仕事。責任を下に擦り付けるのが仕事では無いんだけども、その責任者の上の人間も同じような連中なんだろうな。そんなの見てたら「なんで自分が責任取らないといけないんだ馬鹿馬鹿しい」って思うのも当然。で、結果弱者に押し付けて終了。
自分、宗教ってモンにはかなり懐疑的です。しかし、ある程度の道徳というものを普及させる上では宗教って結構役に立ってると思ってます。日本人は宗教観が非常に薄く、今となっては普遍的な道徳観ってのも随分弱い。そんな中で欧米風のやり方、競争ばっか言ってるからこんなことになるんじゃねーかと感じる次第。
餃子の話、ほとんどしてないね。 今の捜査状況見てると、なんか雲行きが怪しくなってきましたね。日本にとって不利な方向に。メディアは責任取れるのかな?
.. 2008年02月04日 08:05 No.254001
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