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■--第5章用のスレ
++ ぷにくん (なんと!オリカ製作委員から会場推薦状が!)…92回          

さて、コウガさんのスレに番外編を投下してしまったので、こちらで第5章を進行させていきたいと思います。では、キャラ投下。

名前:プロヴィデンス(シルバー)
種族:機獣(鎧羅族)
パワー:12
必殺技:ドラグーンラッシュ
データ:「機獣の天帝」の異名で外部の者達から恐れられている存在。その異名の通り、機獣の中では最強クラスの実力を持っている。実はフォビドゥンの父。
ライバル:ボルスダー
プロヴィデンス
「戦とは生きる者の業なのだよフォビドゥン。覚えておくといい。」
暫く活動を停止させていたボーダーが魔王の下で再び動き出す・・・。

名前:クラウド(ノーマル)
種族:精霊(飛天族)
パワー:5
必殺技:スチームボンバー
データ:交星族の移民精霊の1人で、雲を司る。基本的に穏やかな性格で、晴れている日はいつも空を飛んでいるという。
パートナー:フォビドゥン
クラウド
「今日はお天気が悪くてやだなあ。」
ウエハーマン
「クラウドとフォビドゥンは同級生らしいゾ!」

名前:ボルスダー(シルバー)
種族:?
パワー:10
必殺技:ダークストーム
データ:冥府との戦いの最中は息を潜めていたが、冥府が封印されてから50年の時を経て再び動き出した!
ライバル:プロヴィデンス
ボルスダー
「さあ、いよいよ時は来た!」
ボルスダーは別次元にて新たな主を得たようだ・・・。
(219.160.143.126).. 2006年02月23日 20:29   No.135001

++ ぷにくん (なんと!オリカ製作委員から会場推薦状が!)…93回       
交星族狂信者さんのレスで決めました。5章は交星族編の続編という事で!ストーリーは後ほど。頑張っていきたいと思います!二大巨匠なんて言ってますし、尚更期待に応えられるよう頑張らなければ!!それでは〜。
(219.160.143.126).. 2006年02月23日 20:34   No.135002
++ ぷにくん (なんと!オリカ製作委員から会場推薦状が!)…94回       
ボルスダーについて追記です。

ボルスダーは、ボーダーDが転生した姿。主となりうる存在を求めて大宇宙を彷徨っていた。それは永久のものとなる筈だった。だが、出会った。魔王と。絶対的な力を持つ魔王と。そして彼は魔王により転生した。ボルスダーという名の殺戮の修羅へと・・・。

(125.170.143.23).. 2006年02月24日 17:21   No.135003
++ 飛天王コウガ (オリカの才能がUP!)…37回       
<ストーリー 第1章>


事の始まりは中央王国の結界が揺らいだ事に始まる。


「・・・ふぁ〜あ,平和になってからサイガ様の護衛してるにしても全然危険がなかったからなぁ〜・・・。
 ・・・ソウガ,めっさ暇だべ?」
「姉御,お訛り出てます・・・;;」
「! ご,ごめん;;」

中央王国,異世界の間。
かつてマステリオン達皇魔族が通った異世界への扉のある部屋はこう名付けられたのだ。
皇魔族の敗残兵達はみな此処から魔界へ急いで帰ったという。
しかしながら,コウガには平和ボケしていながらもあの時取り憑いたナルシスの言葉が頭から離れない。

「・・・あのナルシスって言う人,一体何だったんだろう・・・」

そう物思いにふけって毎日を過ごしながら,5ヵ月程が過ぎた。


「コウガ,ソウガ,話がある」
サイガから直接コウガ達に呼び出しが掛かった。

「・・・皇帝護衛コウガ,此処に」
「同じくソウガ,此処に」
「して・・・どのようなご用件で?」
「それがだな・・・この頃私の持つ聖龍石が不穏なまでに鈍い光を放つようになってきたのだ。
 マステリオンの邪悪な魂が放つ物だとは思うのだが,何か嫌な予感がする。
 どちらかが私の部屋で聖龍石の様子を伺って貰えぬだろうか・・・」

サイガの頼みは意外な内容だった。
聖龍石から放たれる鈍い光,そこから何か嫌な予感がするとサイガは確かに言った。
コウガも,高まった予知能力によりその予感に等しい不安がよぎる。

「・・・俺がおそばに参りましょう」
「ソウガ!? ・・・いいのか?」
「姉御の方が力あるんですし,異世界の間は姉貴がいればきっと安心ッスよ。
 ・・・大丈夫,サイガ様は俺がお守り致します!」
「・・・信じて,いいんだな!
 解った,サイガ様の方は頼むぞ」

こうしてソウガと別れたコウガであったが,その5日後に不安と予感は見事に的中してしまう・・・。

(219.169.212.198).. 2006年02月24日 17:55   No.135004
++ ぷにくん (なんと!オリカ製作委員から会場推薦状が!)…95回       
コウガさんも参加し始めたようですし、そろそろストーリーいきますー。では、どうぞ。

      <ストーリー第2部>
サイガの依頼を受け、聖龍石の観察を始めたソウガ。あれから5日経過したが、これといった変化は無し。しかし、平和な日々は、ある男によって終わりを告げた・・・。
「フハハハ!貴様1人とは、真に好都合だ!にっくきソウガよ!!」
突如ソウガの前に現れた男。いや、性格には機獣に近い。全身鋼鉄のアーマーに覆われている。
「何故俺の名前を知っている!?お前に会った記憶は無い筈だ!」
「貴様には無くとも、私にはある!そしてサイガよ!お前にはわかるだろう、ボーダーの生まれ変わりだと言えば!!」
「!!貴様、また聖龍石を狙って来たのか!」
「その通り!!そこに眠る魔王の魂は、すでに復活する準備ができている!現に、こうして私がこのボルスダーに転生させているのだからな!!」
「マステリオンが、お前を転生させた!?」
「そうだ!そして転生させる代わりに聖龍石を強奪、いや破壊するように言われたのだ!さあ、覚悟はいいな?お前達2人を蹴散らし、聖龍石を破壊してくれるわああ!!」
ボルスダーは力を解放した。その瞬間、凄まじいオーラが発生した。全力の攻撃の前に、ソウガもサイガもなすすべなく敗れた・・・。
「ククク、これで魔王も転生するのだ!よーく見ておけ!新たな魔王の姿を!!」
ボルスダーが聖龍石を破壊すると、封印されていたマステリオンの魂が亡霊のような感じで現れ、そして姿を消したのだった・・・。

(125.170.143.23).. 2006年02月24日 18:21   No.135005
++ ぷにくん (なんと!オリカ製作委員から会場推薦状が!)…96回       
キャラ投下です。ストーリー第3部はコウガさんに任せてみようと思います。少々展開をどうするかで迷い始めているので・・・。

名前:召喚忍者クロマド(ノーマル)
種族:交星族&聖龍族
パワー:6
必殺技:転生黙示録
データ:5ヶ月前に聖龍地域に移住した忍者精霊で、危機感知能力と召喚能力に優れている。忍者としても召喚師としても活躍できる。
パートナー:クロス
クロマド
「頭よ、世界は再び混迷を極めるのか・・・?」
ウエハーマン
「クロスは交星族の忍者集団『霞之衆』(かすみのしゅう)のリーダー(頭)らしいゾ!」

名前:グレスト(特殊ノーマル)
種族:交星族&鎧羅族
パワー:10
必殺技:プラネタクロー
データ:鎧羅地域に定着したマリンが「獅子の霊」によって転生した姿。凄まじい攻撃力でポラリスを護衛・援護する。
パートナー:鎧羅王ポラリス
グレスト
「ファルスト、俺達の新しい力でマステリオンをギャフンといわせてやろうぜ!」
ボルスダー襲撃事件の数週間前、マリンとリーフは獅子と隼の霊により新たな姿を手に入れた。

名前:ナイト(特殊ノーマル)
種族:交星族&獣牙族
パワー:8
必殺技:ウィップスラッシャー
データ:5ヶ月前に獣牙地域に移住した精霊剣士で、真紅の鎧と水色の剣・盾が特徴的。剣は鞭のようにしなる特殊型。プロヴィデンスの部下の1人。
パートナー:プロヴィデンス
ナイト
「プロヴィデンスさん、私も協力しましょう!」
プロヴィデンスはマステリオン転生に備えて信頼を置く部下や仲間を招集した・・・。

名前:ファルスト(ノーマル)
種族:交星族&飛天族
パワー:10
必殺技:テイルブレード
データ:飛天地域に定着したリーフが「隼の霊」によって転生した姿。目にもとまらぬスピードでアレックスを援護する。
パートナー:飛天王アレックス
ファルスト
「マステリオン、しぶといなぁ・・・。」
ウエハーマン
「ファルストは交星族の歴史と内部情報に詳しいらしいゾ!」

(125.170.143.23).. 2006年02月25日 21:34   No.135006
++ ぷにくん (なんと!オリカ製作委員から会場推薦状が!)…98回       
前章でスティスをもっと活躍させる事を忘れていた馬鹿な自分がいました。そーゆうわけで、スティスとそれに絡むキャラを投下。

名前:陰謀星スティス(ホロ)
種族:?
パワー:18
必殺技:ダークネスホール
データ:放浪の旅をしていた時にボルスダーと出会い、魔王の部下になる事で同意した。魔王の魂によりパワーアップ!
ライバル:対極剣ソウセン
スティス
「さて、魔王の下で何をしてやろうか・・・。」
スティスは魔界で魔王の転生の為の準備をしていたが、何かひらめいたようだ・・・。

名前:暴走兵士グランプラー(ノーマル)
種族:?
パワー:5
必殺技:ゴーゴーバンブル
データ:ボルスダーやスティスが結成しようとしている部族の突撃兵を担う魔物。勇猛ではあるが、まともな指揮ができないのが欠点。
パートナー:ボルスダー
グランプラー
「ガアアアアア!」
ウエハーマン
「グランプラーはボルスダーの命令しか聞かないらしいゾ!」

名前:対極剣ソウセン(ホロ)
種族:聖龍族
パワー:18
必殺技:炎水裁断(えんすいさいだん)
データ:かつてはライセンの弟子でもあった聖龍族の戦士。炎と水といった対となる属性を同時に攻撃に利用できるという類い希な能力を持つ。
ライバル:陰謀星スティス
ソウセン
「魔王が甦るだって・・・!?」
ボルスダー襲撃事件の翌日、各部族に事件の報告書が送られた。

(125.170.143.23).. 2006年02月26日 16:04   No.135007
++ 飛天王コウガ (オリカの才能がUP!)…39回       
<第3部>

そして同刻,コウガの見守っていたい世界の扉にも異変が現れ始める。

「・・・歪みが酷くなってる・・・!!」

ぽっかりと空いた異空間への穴のような扉は激しく渦巻いていたのだ。
暗黒の波動が全てを飲み込むような感じがしたのか,コウガは薄くではあるが恐怖感を覚えた。

「・・・ソウガに何かあったのかも・・・!」

その言を発した瞬間,扉から凄まじいまでの突風が吹き荒れる。

「!? な,なんだ!?」

そして,扉から一人深くフードを被った紺色のローブの人物が現れたのだ。

「・・・何者だ・・・!!」
「・・・マステリオン,欲望に満ちた魔皇は何処にいる・・・」
「サイガ様を襲いに来た訳じゃないのか・・・?」
「我が目的はマステリオンとの取引だ・・・」
「・・・それならこのフロアの奥の奥にある皇帝の寝室に行け,其処にある聖龍石にマステリオンの魂は封印されている・・・」
「・・・」

コウガの前に現れた謎の人物はマステリオンとの取引が目的だと言ったが,コウガには其処に一筋の不安がよぎった。
コウガが場所を教えると,謎の人物は突如として姿を消した。


「・・・アイツ,一体何が目的なんだ・・・??」


そして皇室の間に謎の人物は足を踏み入れた。

「・・・魔皇・・・マステリオンか・・・」
「・・・その声,デストールか・・・久方ぶりだな」
「約束通り地上4部族の一般民衆の魂,頂きに参った・・・」

そう,この謎の人物こそマステリオンと何らかの関わりのある魔皇デストールだったのだ。
デストールの企みとは,一体何なのか・・・。


名前:デストール
パワー:?
種族:皇魔族(SP)
必殺技:×
データ:異世界への扉から突如として現れた謎の人物。マステリオンとは旧知の仲らしい。
ライバル:×

デストール
「輪廻転生を繰り返し,永遠に生き続ける魂・・・。
 私が眠りにつかせてやろう・・・」
デストールはマステリオンとの接触後に呪文を唱えだした。それは地上4部族の王と王の子息,次世代の王を残し全ての魂を吸い取る為の物であった。

(219.169.212.198).. 2006年02月26日 17:11   No.135008
++ ぷにくん (なんと!オリカ製作委員から会場推薦状が!)…99回       
ストーリー第4部
デストールとマステリオンの接触は中央王国の監視をしていたクロマドに危機感を植え付けた。
「あのローブの者・・・、まさか?」
そしてマステリオンの魂が消えると、デストールは謎の呪文を唱え始めた。クロマドにはその呪文に聞き覚えがあった。
「これは・・・!やらせるワケにはいかぬ!」
クロマドは召喚呪文を唱えた。そして召喚されたのは、交星族に伝わる伝説の精霊である「獅子の霊」と「隼の霊」だった。2体の精霊は真っ向からデストールに攻撃を仕掛けた。
「何!?こんな奴らがいるとは聞いていないぞ、あの飛天の騎士め、はかったなああ!!」
デストールは呪文を唱えるのを中止し撤退した。
「ご苦労、戻っていいぞ」
クロマドは2体を帽子に戻すと、鎧羅地域へと赴いた。

「なに、それは本当かクロマドよ!」
「はい、確かにローブの男は滅亡呪文を唱えました。よってデストールと見て間違いありません」
クロマドの報告を受け、プロヴィデンスは戦慄した。
「もしもマステリオンが転生でもしようものなら世界は再び危険に晒される!急がねば・・・!」
プロヴィデンスは通信機のマイクを掴んだ。
「我が部下、及び同胞に告ぐ!今再び魔王が動き出そうとしている!我らは何としてもそれを阻止しなければならない!!至急鎧羅地域に集結したまえ!!」
地上4部族の地域に移住した彼の部下や交星族の同胞に召集令を出したのだ。
「フォビドゥン、至急作戦会議を始める!準備するのだ!」
「ラジャー!」
こうして、プロヴィデンスを筆頭に交星族の臨時作戦会議が開かれるのであった・・・。

(125.170.143.23).. 2006年02月26日 19:33   No.135009
++ キラー (オリカ初心者)…1回       
交星族にいまだかつてない脅威が迫る!!


名前:ポイズンスライム(ノーマル)
種族:原生モンスター
パワー:1
必殺技:猛毒ガス
データ:謎の存在によって交星族の領域全土に大量に送り込まれたモンスター。知能も戦闘能力も低いが、交星族に対してのみ有害な超猛毒ガスを常に体中から放っている。

パートナー:?
ポイズンスライム
「フシュルルルルル!」

ウエハーマン
「交星族の血を引く者がポイズンスライムのガスを僅かでも吸い込むと強さに関係なく一瞬にして死に至るゾ!」


      ストーリー

交星族の領域全土にまんべんなく投下されたポイズンスライムの猛毒ガスによって交星族の民は次々と倒れ、一夜のうちに一人残らず絶滅してしまった・・・。
スライムは一体誰が送り込んだのか?
そして絶滅してしまった交星族の未来は!?

(68.87.66.100).. 2006年02月27日 12:44   No.135010
++ ぷにくん (オリカ王子)…100回       
あ、あの騒動のスレが消えてますね。
ていうか、なんか新キャラによってギャース!な状態になってますが・・・。ええい、それを打破するキャラを君臨させれば良いこと!

名前:精霊王アルファディオス(ホロ)
種族:交星神
パワー:?
必殺技:ホーリーデストラクション
データ:大宇宙に点在する精霊達をまとめる統括者。交星族の領域を別世界を通して守護しているが、その戦闘力は前代未聞だという。
パートナー:精霊
アルファディオス
「おのれ、精霊達の領域を侵す事、は断じて許さぬぞ!!」
アルファディオスは空間を越えて相手を殲滅する技と死者をも蘇らせる技を持っているという。

       ストーリー(特別編)
フォビドゥン達の知らない間に、交星族は一時的に絶滅状態にあった。しかし、この状況を打破する者がいた。それは、交星族を別世界から監視・守護している存在であるアルファディオス。精霊の王でもある彼は、ポイズンスライムの群れの襲来を知ると、すぐさま動き出した。動き出したとは言っても、わざわざ別世界から出るまでもなかった。何故なら、彼の技は空間を越えて炸裂するのだ。ましてや戦闘力は皆無に等しいポイズンスライム相手にその場からすら動く必要は無い。彼は手に持つ巨大な剣を何も無い空間に向けて振りかざした。すると、なんと突如大量のポイズンスライムが消滅したのである。それを数回繰り返すと、ポイズンスライムは交星地域から跡形もなく消滅した。そして、今度はどこからともなく緑の光が現れた。その光が当たると、なんと息絶えた筈の民達が次々と復活していくではないか!この光には、死者をも蘇らせる力があるのだ。
「おお、精霊王様が助けてくれたらしい!」
他の民達と同じように復活したスターは、アルファディオスに感謝すると同時に技術局一同に早急に対ポイズンスライム用の護身アイテムの作成を命じるのであった・・・。

アルファディオスの元ネタがわかった人は、きっとデュエリストです。デュエリストならばきっと知っている筈です。かなり有名ですから。


(125.170.143.23).. 2006年02月27日 18:19   No.135011
++ リミット (オリカ初心者)…2回       
話に合うかわかんないんですが、使えそうだったら使ってください。

名前:戦謳神(せんおうしん)エターナル
Power:3(統率力は19)
種族:? 
必殺技:アーマゲドンソング
データ:二体の機獣「ミーティア」を引き連れ、歌魔法で闘う歌姫。彼女が歌っている最中は音波の壁が発生し、彼女が傷つく事は無い。彼女の歌魔法は歌えば歌うほど、より大きな破壊をもたらす。
パートナー:ミーティア
エターナル
「それは、あなた自身が決めることですわ。」
つぶやき:彼女の歌には、歌っている間中、人の心を操ることができるものがあるゾ!

名前:ミーティア
Power:15
種族:機獣 
必殺技:ルナティックバースト
データ:この世に二体存在する破壊のみを目的とされる機獣。全身火器の塊であり、その破壊力は絶対で、瞬間的に一帯を焦土とする。
パートナー:戦謳神エターナル
ミーティア
「全て打ち落とす!!」
つぶやき:ミーティアはエターナルの歌で壊れない造りになっているゾ!

ぷにくんさんにネタを合わせてみました。やたらとデータが長いですが、よろしくお願いします。

どうでもいいことですが、ルナティックは「月」ではなく「気違い」に近い意味で使っています。

(220.220.245.13).. 2006年02月28日 01:56   No.135012
++ ぷにくん (オリカ王子)…101回       
さーて、またまたガン○ム関連が元ネタと思われるオリカがきたので、早速活用法を考えておきますねー。投下ありがとうございます。っていうかオリカへのコメント。
<戦謳神エターナル>
歌姫。それはあのラ○ス嬢ですね?ところで、統率力は20ではなく19ですか。なんか中途半端ではありますが、凄い方である事だけはわかりました。ああ、エター○○を思い出します・・・。
<ミーティア>
全身火器!まさに護衛に相応しいです。2体というと、あのコンビとの合体シーンを連想させますねー。実際、元ネタでは何度も合体してるわけですけどね、いやはや。強いデス。ところで、ルナティックは「気違い」って・・・!?恐ろしい機獣ですね、まったく。
こんな感じのコメントではありましたが、いかがでしたか?ではでは。

(125.170.143.23).. 2006年02月28日 17:34   No.135013
++ ぷにくん (オリカ王子)…102回       
コメントの後はオリカ投下。

名前:サザビー(シルバー)
種族:機獣(交星族)
パワー:12
必殺技:彗星特攻
データ:「赤い彗星」の異名で恐れられている屈強な戦士。重厚な見た目とは裏腹に、高い機動性を誇る。プロヴィデンスの先輩でもある。
パートナー:アカツキ
サザビー
「ふっ、認めたくないものだな、歌姫の力は!」
サザビーはエターナルとミーティアコンビの出現を察知し、プロヴィデンスの下へ赴いた。

名前:ナスカ(ノーマル)
種族:精霊(鎧羅族)
パワー:7
必殺技:トリプルアロー
データ:プロヴィデンスの部下で、戦艦への変身が可能。だが、戦艦に変身する事は殆どない。シャイな性格。
パートナー:プロヴィデンス
ナスカ
「エターナルかあ・・・。」
ウエハーマン
「ナスカとエターナルはクラスメイトだったらしいゾ!」

名前:シラヌイ(シルバー)
種族:機獣(飛天族)
パワー:12
必殺技:ミラーライフル
データ:ファルストの同僚で、黄金の体と桁外れの機動力から「金色の隼」という異名で恐れられている。かなり楽観的だが、責任感も強い。
パートナー:ファルスト
シラヌイ
「よう、真紅の隼さん!お久しぶり。」
シラヌイの黄金の体には、フォビドゥン同様のエネルギー反射能力が備わっている。

ちなみに、「真紅の隼」とはファルストの事。翼と尻尾、ヘッドバイザーの部分が紅色だからなんです。

(125.170.143.23).. 2006年02月28日 18:12   No.135014
++ ぷにくん (オリカ王子)…103回       
今日はストーリー投下。

   ストーリー第5部
プロヴィデンスが移住した同胞達を招集している頃、飛天地域ではコウガの子孫レンガがファルストから魔王について教えてもらっていた。
「ファルストさん、魔王は一体どこへ?」
「おそらくは中央王国の地下にいるのではないかと。付け加えれば、魔王は復活する為のエネルギーを蓄えているハズ。時間はそう長くは残されていないだろう」
「どうやって対処すればいいのか、教えてくれないか?」
「僕の愚論でいいのなら、教えてもいいけど」
「是非とも!頼む」
「そもそも、マステリオンの魂を消滅させてしまえばいい話なんだ。でも、皇魔族との決戦の時はアレックス達にそこまでの力が無かった。だから現在に至る。つまり膨大なエネルギーを一点に集中させれば魔王の魂でもオダブツだろうけど、それ程の力を集められるかが最大の問題であり、課題でもあるんだ」
「なるほど、人手不足というわけか」
「その通り!今すぐ実力者達を集め、復活する前に魔王の魂を消滅させる準備が必要なんだ。さーて、どうすれば効率よく集められるか」
「簡単じゃないのか?」
「ところがどっこい、そう簡単にはいかないんだよ。ハンパじゃないエネルギーが必要になるからそれこそ将軍クラスの人でもないと」
「そうか、今回も一筋縄ではいかないわけだな」
「うーん、またまたコウガの力を借りる事になるのかな〜、でもそこまでお世話になるわけにもいかないしねぇ・・・」
「困ったな・・・」
そこへ一際陽気な声が。
「よう、真紅の隼さん。お悩みかい?」
「おお、シラヌイ!!いいところへ来てくれた!君の力添えがあるとかなーりありがたいんだけどなー」
ファルストの同僚であるシラヌイ。彼は機獣の中でもトップクラスの実力を持っており、その黄金の体とファルストにも負けない機動力から「金色の隼」の異名でライバル達から恐れられている紛れもない実力者である。
「貴君が金色の隼か。俺の名はレンガ。よろしく頼む」
「俺はシラヌイ。世間ではアカツキと呼ばれる時もある。よろしく」
果たして、魔王復活までに対策を打てるのか!?

(125.170.143.23).. 2006年03月01日 21:23   No.135015
++ ぷにくん (オリカ王子)…104回       
       ストーリー第6部
一方、デストールは魔界にて新たな仲間を得ていた。それは、エターナルとミーティアコンビ。
「いつ地上に攻めるかは、とっくに決まっているさ。問題は、貴女達が参戦してくれるかどうか、この一つなのだ」
「私達を戦線に出すかどうかは、貴方自身が決める事ですわ」
「なるほど、では、参加願おうか」
「わかりました」
エターナルはミーティアと魔物を引き連れ、地上へと進撃するのだった。

その頃、鎧羅地域ではプロヴィデンス主催の交星族臨時作戦会議が開かれていた。
「諸君、今の我々の驚異は魔王と歌姫。特に歌姫エターナルの歌魔法の威力は桁外れだ!」
「しかし、一度歌い出したら音壁で攻撃はシャットアウトされてしまうから対処法が無い」
「ならば、戦わずして勝てばいいのだ。フォビドゥン、例のプランを」
「ほいほい、ポチっとな」
大型モニターにプランの説明が映し出される。
「おお、これならあの歌を封じられるかも」
「ふふ、上手く誘き出せればどうという事でもあるまい。音の隠された欠点だ」
「これはまさに交星族専門の作戦ですな!」
「では、聞かせてもらおう。この作戦に同意する者は起立してくれ」
そう言うと、出席者全てが起立した。
「満場一致により、明日このプランを実行する事に決定したよ!では、各自作業準備!」
フォビドゥンのかけ声で全員がそれぞれの持ち場へ散らばった。果たして、エターナルの歌魔法を封じる作戦とはいかに!?

その頃、飛天地域でもマステリオン消滅作戦に備えてファルストが城内に残っている移民交星族を招集していた。その中には、当然実力者もいた。
「みんな、よーく聞くんだ。今現在、僕達は再び魔王マステリオン復活の危機に直面している!そこで、魔王の魂を復活前に消滅させる為に君達の協力が必要だ!誰か我こそはという実力者はいないか!?」
「ファルスト、今更何を言ってるんだ。俺達交星族にとって、魔王は絶対倒すと誓った敵。そいつを相手に、名乗りを上げない奴がいるかよ。な、みんな!」
「シラヌイ・・・、そうだったね!今こそ魔王を完全に滅ぼすんだ!」
そして、周囲から新たな誓いをこめた大歓声が轟くのだった。

(125.170.143.23).. 2006年03月02日 20:35   No.135016
++ リミット (オリカ初心者)…3回       
コメントありがとうございます!
ストーリーにも早速入れてもらえて、感謝感激です!!
フリー○ムやジャ○ティス(と思われる)キャラが悪役路線だったので、それに沿ってみました。
20でないのは、さすがに20はやばいかなって思ったからです。種族はわかんないんで、あやふやに・・・。
元ネタだいじょうぶか!?(今更)

ついでに投下します。

名前:M(エム)
種族:クローン
パワー:3(統率力17)
必殺技:サーペントソング(16ビート)
データ:エターナルの影武者として創られたクローン。本物と比べてやや能力が低いが、音波の塊を撃ち出すことができる。普段は「エターナル」と呼ばれていて、「M」という名前を知るものはごく少数。

「わたし、役に立ちたいんです!」
つぶやき:表舞台に立つエターナルは、たいていMらしいゾ!

名前:ミーティア・レプリカ コードARAZ
種族:機兵
パワー:13
必殺技:インフェルノベルト
データ:ミーティアを基に作られた機兵。性能は本物に劣るが、それでも十分な破壊力を持つ。もう一体のレプリカとの性能差は無い。
台詞:「排除スル」
つぶやき:人(でいいのか?)の手によって創られたものなので、本物ほど耐久力が無いのが悩みだゾ!

名前:ミーティア・レプリカ コードNARSA
種族:機兵
パワー:13
必殺技:インフェルノベルト
データ:ミーティアを基に作られた機兵。性能は本物に劣るが、それでも十分な破壊力を持つ。もう一体のレプリカとの性能差は無い。
台詞:「リミッターヲ解除スル」
つぶやき:一度暴走すると手が付けられなくなるらしいゾ!

下の二体のデータが使い回しになりました、スイマセン。orz
とりあえず、三人(?)とも、普段は本物の変わりになってるってことで・・・。

(220.220.217.251).. 2006年03月03日 01:57   No.135017
++ ぷにくん (オリカ王子)…105回       
>リミットさん
クローン&レプリカ!アイディア投下ありがとうゴザイマス。早速使わせていただきます。レプリカなら使い回しになるのは当然ですので、気になさらずに。

     ストーリー第7部
翌日、プロヴィデンス達は特殊精鋭部隊として、宇宙で待機していた。
「フォビドゥン、そろそろか?」
「そうだね、時間は計画通りにいくなら今ぐらいしかないよ」
「よし、フォビドゥンとブリッツはそれぞれの部隊と共に迎撃用意!ナスカ、君はアサルト部隊を率いてエターナルを誘き出すんだ」
「了解。ホントは気が引けるけど、プロヴィデンスさんの命令なら仕方ない」
しぶしぶながらもナスカはアサルト部隊(武装した精霊や機獣数百体で編成された部隊)を率いて地上へと降下した。

一方、地上へと進撃を開始したエターナルとミーティアはナスカ部隊を発見すると、すぐさま攻撃を開始した。
「降伏するか、滅びるか。選ぶのは貴方達です」
「降伏する気は無いけど、滅びる気も無いよ!」
ナスカはすぐに踵を返し、エターナルがナスカ部隊を追跡する。そして、宇宙に出ると、フォビドゥン部隊とブリッツ部隊が一斉に砲撃を開始。ミーティアも迎撃するが、さすがに戦力差がありすぎる。次第にプロヴィデンス部隊の方へと押されていく。そして、プロヴィデンスが不適な笑みを浮かべ、言った。
「さて、ここが貴様の墓場だ!」
その言葉を合図に、フォビドゥン・ブリッツ・ナスカの部隊がエターナル達を包囲した。
「ここで皆滅びなさい!」
エターナルが必殺技の構えをとった。しかし、必殺技が発動する事は無かった。
「音波の塊が出ない!?」
「フッ、ここが宇宙、真空空間である事を忘れていたようだな!」
そう、宇宙空間は真空空間である。だから、空気を伝って破壊力を生む音波系の技は全て封じられるのである。プロヴィデンスは音の特徴を逆手にとった作戦を考えていたのだ。
「さあ、覚悟はいいな!?一斉攻撃!!」
凄まじい閃光がエターナルとミーティアに襲いかかった。そして、跡形もなく消滅したのだった。だが、その直後プロヴィデンス達を破滅の閃光が襲った。
「な、なんだと!?」
後ろを見ると、なんとエターナルとミーティアがいたのだ。
「今貴方達が倒したのは、私達のクローンとレプリカです。まんまと騙されましたね」
「くっ、なんてこったい!父さん、このままじゃ全滅も時間の問題だよ!」
「仕方ない、退却だ!」
「逃がしませんわ。ミーティア、1人残らず撃ち落としてしまいなさい」
ミーティア2体が一斉放火しようとしたその時、まるで流星の如く颯爽とある機獣が現れた。その機獣とは一体!?

(125.170.143.23).. 2006年03月03日 14:59   No.135018
++ ぷにくん (オリカ王子)…107回       
      ストーリー第8部
流星の如く颯爽と現れた機獣。それは、「赤い彗星」の異名を持つサザビーだ。現れるやいなやイキナリ背中から遠隔操作兵器「ファンネル」を発進させ、エターナルとミーティアに奇襲攻撃を仕掛ける。流石に他の機獣の三倍は強いとまで噂されるだけあり、ミーティアですら劣性を強いられた。エターナルが慌てたのも無理はない。
「な、何故この事を知っていたのです!?貴方はスターロン星にいた筈・・・!」
「フッ、認めたくないものだな。このような作戦を平気で行う程愚かだったとはな!」
「赤い彗星」の参戦により落ち着きを取り戻したプロヴィデンス達もミーティア撃破に全力を尽くしていた。もちろん、打倒エターナルを達成する事も忘れてはいない。
「さーて、今度こそ覚悟しな!もうクローンやレプリカは無いだろう!くらえ!」
フォビドゥンの合図で一斉放火、エターナルもミーティアも流石にこれは耐えきれず散っていくのであった・・・。
「サザビー先輩、どうしてこの作戦を知っていたのだ?」
「フフフ、実はカラミティから連絡を受けていたのだよ。幸せ者だな、頼もしい腹心を何人も持っているのだから」
「サザビー先輩はこれからどうするんですか?」
「フォビドゥンか、私は魔王との戦いに参加しようと思う。この星の機獣達の手助けをしたい」
「おお、それはかなり嬉しいですよ!ねえ、父さん!」
「ああ、是非とも頼む!」
「決まりだな!」
こうして、「赤い彗星」という頼もしい仲間が増えたのだった・・・。

一方、レンガ達もまたシラヌイや多数の精霊達の増援を受けた事により魔王との決戦が近い事を確信していた。レンガは不安が頭から離れなかったが、ファルストとシラヌイが励ます。
「何をそこまで心配してるんだ。魔王は確かに怖いけど、怖がってたら始まらないんだよ」
「だから、元気出せ。な?」
「あ、ああ・・・。ありがとう」
そこへシラヌイの部下から報告がきた。
「シラヌイ殿、ソウセン殿から手紙を預かってきました!」
「へえ、そういやアイツも魔王退治に協力してくれるって言ってたな。どれどれ」
シラヌイは部下から渡された手紙を読み、数秒後ご機嫌そうに言った。
「喜べ!ソウセンはすでにグレスト達と合流したらしいぜ!早くこっちも出た方がいいんじゃないか?」
「そうだな、準備も整ったわけだし、行くか!」
魔王との決戦は近い!

(125.170.143.23).. 2006年03月04日 20:33   No.135019
++ 飛天王コウガ (オリカの才能がUP!)…40回       
第9部

そしてその報を持って会議をしていたコウガの元へ,レンガは急いで駆け込んだ。

「かあさーーーーーーん!!」

どげしっっ

「・・・っつぁ〜・・・;;
 レンガ・・・扉の開け閉めぐらいもう少し静かにしろよ・・・」

しかし勢いよく開け放たれた扉は見事にコウガの後頭部を直撃したのであった(笑

「そう言う風にマナーの徹底指導している場合じゃないんだ!
 ソウセンさん達が動き出したんだよ!
 それにもう交星族の軍と合流したって言うし・・・!」
「なっ・・・なぬーーーっっ!?」

驚愕の表情を見せるコウガ。
その焦り具合にアレックスも呆れ果てる。

「そんなに驚く事かなぁ・・・。
 とにかくレンガ,報告有難う。
 僕らの方も方針が今固まったところだったんだ」
「しっかり聞いとけ,レンガ。
 俺たち皇魔族に伝わる伝承で,『魂集め封ぜりし者現る時,異世界に希望の光差しけり』という一説を思い出したんだ。
 実は数日前に聖龍族領地の方へ真っ直ぐ光の帯が降りたのを見た奴が居てな,それでもしかしたらって思ったんだ!
 だから聖龍族領地に行って,その光の差した辺りに行けば,何か掴めるかも知れないって事で満場一致。
 それでこれから聖龍族領地へ出発する事に決まったんだ!
 とにかくレンガ,急いで準備してくれ!!」

そう,コウガの仲間でありマステリオンとの戦乱の最中魔力で聖龍族に化けて逃げ込んだ皇魔族の青年ユウガとその義理の弟であるコクガが皇魔族に伝わる伝承を聞かせてくれたお陰で,デストール撃退への一歩を踏み出せそうだという見解が示されたのだ。
それでコウガ達は満場一致でこれから聖龍族領地の光が降りた場所へ向かう事にしたのである。
それも,レンガが報を持って駆け込んでくるほんの1分程前に。

こうして,『希望の光』の正体を突き止めるべく,コウガ達は聖龍族領地へ赴くのであった。


「・・・此処が聖龍族の領地?
 本当にこんな荒んだ場所がそうだったのかな・・・?
 デストールに魂を抜き取られる前は,どんな世界だったんだろう・・・」

その頃,廃墟と化した聖龍族領地の一つの村に一人,青年がたたずんでいた。
その青年は背に金の柄を持つ剣を背負い,金色のプロテクターを纏った黒髪の青年であった。
そしてその青年の後には,半径1mほどの浅いクレーターが出来ていた・・・。

(219.169.212.198).. 2006年03月04日 21:01   No.135020
++ ぷにくん (オリカ王子)…108回       
      ストーリー第9部
アレックス達が聖龍地域へと赴いていた頃、ファルスト達は先行部隊として中央王国に来ていた。
「この激しい邪気、魔王が目覚めかけてる?」
「おいおい、そりゃ勘弁してほしいぜ。復活すると大抵パワーアップしてやがるからな」
ファルストとシラヌイはグチをこぼしつつグレスト達を探していた。中央王国で合流するように電報を送っていたのだ。
「やあ、金色と真紅の隼。久しぶりだな」
「おお、サザビーじゃんか!お久しぶり」
プロヴィデンス達もまた丁度中央王国に到着していたようである。
「お先に攻め込むか?」
「いや、ここはアレックス達が到着するまで待った方がいい。戦力は万全にしとかないと」
「そうだな。・・・って、ん?なんだ、あのローブの者は」
「ああ、アイツはデストール・・・って、テメエこのやろ!ここで会ったが百年目!!覚悟しろ怪しい妖術師め!!」
グレストが目にもとまらぬ早技でデストールを捕まえた。
「さあ、奪った魂をとっとと返してもらおうか。ええ!?」
「ヒ、ヒヒ・・・。もう遅い。魔王は間もなく復活するぞ!ヒーヒッヒ!」
突如邪気が増大し、宮殿から闇の鎧を身にまとった邪悪の化身が現れた。
「まさか、もう復活したのか!?総員、戦闘態勢をとれ!」
そう、現れたのは復活した時に転生までして更なる力を手に入れた魔王マステリオン。しかし、まだ幻影のような感じである。
「ヒーヒッヒ。マステリオン様、今こそ奴らを始末しちゃってください!」
「その前に、やるべき事がある」
「へ?それは?」
「それは、貴様を取り込む事だ!貴様を喰らい、完全な体を手に入れるのだ。覚悟はいいな!?」
「ヒ、そんな馬鹿な!貴様、始めから我を取り込む為だけに手下にしたのだな!!」
「今更気づいても遅いわ!」
そして、マステリオンから無数の触手が現れ、デストールを捕らえた。その後、なんとデストールがマステリオンに溶け込んだのだ。
「フフフ、遂に、遂に時は来た。今こそ、お前達をまとめて我の栄養源にしてくれる!」
新たな姿を手に入れたマステリオンを見て、誰かが呆然と呟いた。
「まさか、あれはマスリクロン・・・?」

名前:破滅魔王マスリクロン(ホロ)
種族:皇魔族
パワー:50
必殺技:カオスティッククラッシュ
データ:無数の魂とデストールの肉体により破滅魔王へと転生を遂げたマステリオン。その戦闘力は前代未聞!!
ライバル:全種族
マスリクロン
「さあ、滅べ!我を封印した愚か者共よ!!」
マスリクロンを前に、再び全種族が団結し、魔王に牙をむく!!

(125.170.143.23).. 2006年03月05日 10:02   No.135021
++ ぷにくん (オリカ王子)…109回       
      ストーリー第10部
「どういう事だ!?」
プロヴィデンスが叫んだ。部下が慌てて答える。
「あれは、恐らく破滅魔王マスリクロン。降臨すれば世界は滅亡あるのみとまで云われる究極の魔王らしいです。凄まじいパワーを維持する為に生きた生命体を取り込むという、悪夢を具現化したとも言える化け物ですよ!」
「そんな化け物がいたとは!?とにかく、奴の好きにはさせん!総員、戦闘開始!!」
しかし、交星族部隊は戦闘開始後僅か一時間で壊滅してしまう。生き残っているのは、プロヴィデンスやサザビーなど、幹部以上の者のみだった。

一方、ボルスダーとスティスは中央王国の宮殿の内部にいた。
「待て!そんな事をしたらどうなるか分かってるのか、スティス!!」
「フン、元々お前達に協力してやる気なんて無かったのさ。あんなのに取り込まれるなんて、まっぴらゴメンだぜ馬鹿野郎」
そう言うと、宮殿の台座に設置されている剣を引き抜いた。それにはある紋章が刻まれていた。
「そ、それは飛天族の紋章じゃないか。お前にも扱えない代物だろう。何故引き抜いた?」
「もう俺には主がいない。ましてやマスリクロンに協力するなんざとんでもない。もう俺の陰謀は砕かれたって事が分かった以上、あの魔王を倒す以外に生き甲斐が無いんだよ!」
そしてスティスは剣を持って東へと駆け抜けていった。ボルスダーが慌てて追いかけるが・・・。スティスの目的とは?そして、飛天族の紋章が刻まれた謎の剣は誰の手に!?

(125.170.143.23).. 2006年03月05日 11:34   No.135022
++ 飛天王コウガ (オリカの才能がUP!)…41回       
第11部


そして,コウガ達は聖龍族領地へ到着。
その眼に飛び込んできたのは,荒れ果てた集落や街の姿と,其処に佇む青年とサイガの姿だけであった。

「・・・どうなってんだ・・・!?」
「一足遅かったみたいだな・・・。
 デストールの奴は一般民衆の魂を全部何処かに封印したんだ・・・」

その時,青年が振り向いてコウガ達を見やり,言を発する。

「その通り,僕はその魂を解放する為,天空の神から使わされた存在・・・」
「・・・伝承にあった『希望の光』ってのはお前の事だな・・・」
「・・・そうだ,僕は『魂の騎士』(ソウルブレイダー)アーク,君達の力を借りてマステリオン・・・いや,マスリクロンと闘い,魂を取り戻すように命ぜられた者だよ・・・」
「ソウル・・・ブレイダー・・・?」
「・・・成る程,地上の危機を救うには天空からの支援が必要であったという訳か・・・」
「それに天界の最高権威を握る事となった私の知らぬ間にそういった伝承が残され,更に今実現されているとは,驚きましたね・・・」
「・・・こうしている間にも,そのマスリクロンって奴は交星族の部隊と闘っているのかも・・・急がないと!」
「・・・アークって言ったな,一緒に中央都市まで来て貰おうか!」
「・・・それは僕が言うべき事だったけれどね・・・。
 まあいいや,手間は省けた。
 そちらの意志も僕を必要とするなら,喜んでいくよ」

こうして希望の光の正体であるアークを仲間に加え,コウガ達は一路中央都市へと急ぐのであった。


その頃,スティスの居た部屋に3人,何者かが侵入してきた。

「・・・聖龍族の紋章,これがあると言う事は,これをサイガに渡せばいいのか・・・」
「だとすればこの鎧羅の剣は俺が貰い受ければいいな」
「この獣牙の剣,俺が頂く!
 何しろ獲物が無くてちょいと困っていたもんだからなぁ!!」
「なら聖龍の剣は私が保有する事にしよう。
 ソル,セフィー,コウガの事を頼むぞ」
「任せておけ,兄貴共々しっかり守ってやっからよぉ!!」
「そっちも頼むぜ,アーク達に合わせる面も出来なきゃ承知しねぇぞ,リュウト!」
「・・・そうだな。
 では私は先に玉座の間へ急がせて貰う!」

(219.169.212.198).. 2006年03月05日 23:05   No.135023
++ ぷにくん (オリカ王子)…110回       
実は第10部には続きがあるのです。どうぞ。

      第10部・続き
「スティス!!裏切りは許さんぞ、覚悟!!」
「フン、貴様ごときに殺られる程甘くはないぞ」
スティスは必殺の構えをとった。そして闇の剣で空中に円を描いた。すると、なんと黒い穴が現れた!
「な、なに!?だんだん吸い込まれて・・・、うおおおおおお!!おのれスティスめええ!!」
「断末魔の叫びなど、地獄でいくらでも放つがいい」
黒い穴に吸い込まれるボルスダーをスティスは冷酷な目で見つめていた。
「頃合いだ。まずは貴様が滅べ、ボルスダー!」
「う、裏切り者めがあああああ・・・!!!」
そして穴が消滅すると、ボルスダーの姿はどこにも無かった。
「さて、急がないと。魔王を倒す為に、この剣をレンガとかいう者に託す!!」
スティスは中央王国の宮殿内部で引き抜いてきた謎の剣を握りしめた。そして、真っ直ぐにレンガのいる方向へ駆けていくのだった・・・。

(125.170.143.23).. 2006年03月05日 23:51   No.135024
++ 飛天王コウガ (オリカの才能がUP!)…42回       
第12部


「・・・もう容赦はしないぞ,マスリクロン・・・。
 私の父親を死の淵へ追いやり,母親に永遠の眠りを与えた罪,此処で償って貰うぞ・・・」

剣を持ったリュウトは玉座の間へ急いでいた。
そんなとき,彼はある場所で足を止めた。
大きな窓があるテラスに出たのだ,其処でリュウトはコウガ達の姿を眼にした。

「・・・コウガ!!」

大きな声を出し,コウガに呼びかけるリュウト。
すると案の定コウガはみなの足を止めさせ,リュウトの方を向く。

「・・・リュウトさん!!」
「間に合ったようだな,コウガ。
 しかし魔王は復活し,デストールと一体になって,今交星族の幹部等と闘っている最中だ!
 このままでは時間がない,急いでくれ!
 途中でスティスに会ったら,闘わずに話を聞いてやってくれ。
 レンガに渡したいものがあるそうだ!!」
「有難う御座います,リュウトさん!!」

そういってコウガ達は足早に城内へと駆け込んだ。
更にリュウトもそれを見て再び玉座の間へと走り出す。


「・・・なあコウガ」
「何さ,ゆーちゃん」
「・・・お前リュウトさんに恋してるだろw」
「!!! ちょ・・・バラしちゃ駄目ッしょ!!」
「ははは・・・こう言う時に限って賑やかになるね・・・」
「荒らしの前の静けさも無しか・・・」


こうしてコウガ達は城内の一角で案の定スティスと鉢合わせるのである・・・。

(219.169.212.198).. 2006年03月06日 17:14   No.135025
++ 飛天王コウガ (オリカの才能がUP!)…43回       
名前:皇魔騎士リュウト
パワー:11
種族:皇魔族+聖龍族(聖龍SP)
必殺技:翔龍連牙斬
データ:父親と母親をマステリオンに殺された過去を持っていた事が判明。中央都市で事の成り行きを見守っていたが,セフィー達を呼び寄せ魔王との決着を付けるべく立ち上がった!
ライバル:魔王マスリクロン

リュウト
「・・・もう容赦はしないぞ,マスリクロン・・・。
 私の父親を死の淵へ追いやり,母親に永遠の眠りを与えた罪,此処で償って貰うぞ・・・」
聖龍・飛天・鎧羅・獣牙の紋章が刻まれた剣。それぞれの剣は,何を意味するものなのか・・・。

(219.169.212.198).. 2006年03月06日 17:19   No.135026
++ ぷにくん (オリカ王子)…111回       
さーて、公式第1章(つまり第1〜4弾)が完結し、第2章へ向けて徐々にカードリストの情報が増えてきました。そして、交星族編第5章もクライマックス間近です!

      ストーリー第13部
「フッ、待っていたぞ。選ばれし剣士よ」
「スティス、リュウトから聞いた。俺に渡したいものがあるって?」
「ああ、この剣がそうだ。受け取れ、これはお前にしか扱えない代物だ!」
そう言うと、スティスは迷う事無く剣をレンガに渡した。
「それは、この中央王国の宮殿に伝わる『誓いの剣(ちかいのつるぎ)』だ。他の三本と一緒に使うことで闇を鎮める力を解き放つという。しかしあくまで剣に刻まれた紋章と同じ紋章の部族の下で生まれ、剣に選ばれた者が使った場合だ」
「そして、その力を引き出せるのがレンガであるというわけか」
「そういう事だ。剣はレンガを選んだ。だからこの剣はレンガにこそ相応しい」
「なるほど、ありがとう」
スティスはレンガの感謝の言葉を聞き終えると、真っ直ぐに魔王の下へと走り出した。レンガ達もそれに続く。

(125.170.143.23).. 2006年03月06日 19:44   No.135027
++ ぷにくん (オリカ王子)…112回       
一方、プロヴィデンス達は魔王の圧倒的な力の前に苦戦を強いられていた。
「強すぎる。レンガ達はまだか!?」
とその時、遂に選ばれし戦士達を含めたレンガ達の部隊が到着した。
「こ、これがあのマステリオンなのか!?まるで別人じゃないか!」
コウガ達が驚愕する。しかし、恐れている場合ではなかった。4人の戦士が魔王の前に立ちはだかったからだ。
「マスリクロン、今こそ貴様の最後だ!」
4人の戦士とは、レンガ・サイガ・リュウト・ソルである。皆誓いの剣を持っている。
「これで魔王は終わる。さあ、その剣を今こそ一つにするのだ!そうすれば勝利が見える」
サザビーの言葉に従い、4つの誓いの剣を掲げ、剣先をぶつけた。すると、4つの剣は一つの黄金に輝く大剣になったではないか。スティスが魔王に言い放った。
「マスリクロン!あんたはこの世界に存在しちゃいけない存在なんだ、とっとと闇の底へ消えてもらうぜ!」
「スティスか。貴様が誓いの剣を奴らに与えたところでもうどうにもならぬ。世界は滅びあるのみなのだ!」
「サザビー、それにみんな。あの黄金の剣を確実にヒットさせるには、まず魔王の動きを止めなきゃいけない。だから、最後の魔王への総攻撃だ!出せる技の全てをぶつけるんだ!」
シラヌイが仲間達に言い放つ。それに真っ先に答えたのは、フォビドゥンだ。
「もちろんだ。みんな、今こそあの魔王を叩きのめすんだ!僕の親愛なる友であるラミティーの、いや交星族の悲願を果たす為に!!」
交星族の悲願。それはラミティーの願いでもあるのだ。それを叶える前に散ったラミティーの無念を晴らす為に誓った、フォビドゥンの絶対目標。『破滅をもたらす魔王を滅ぼす』という彼の願いは幾度と無く周囲に奇跡を呼び込んだ。そして、今回も。今回の奇跡、それは誓いの剣の融合だ。4つの剣が一つとなり、『悲願の魔封剣(ひがんのまふうけん)』となったのだ。その力はまさに奇跡の産物。ただ振るうだけで魔王の鎧に亀裂が入った。スティスが助言を与える。
「その剣は持つ者によって異なる力を発揮する!試しにやってみるがいい!」
まずリョウトが剣を振るう。すると水の刀が飛び出し、マスリクロンを切り裂いた。続いてソルが剣を振ると、凄まじい突風が吹き荒れ、さらにマスリクロンの体を切り裂く。いわゆる『かまいたち』である。レンガの場合は炎熱の渦が放たれ、サイガの場合は電撃が放たれた。

(125.170.143.23).. 2006年03月06日 20:22   No.135028
++ ぷにくん (オリカ王子)…113回       
『悲願の魔封剣』とは、聖龍・獣牙・飛天・鎧羅の地上4部族の特性を全て合わせ持つ協調性の象徴なのである。そして、この剣を作ったのはなんとラミティーだった。かつて地上に訪れ、皇魔族との戦いが終結した頃に地上4部族の本来の在り方を思い描き、剣として具現化させた。ラミティーが生涯でただ一度だけ使った、究極の創造技『ドリーム・クライスタリーゼ』(夢の具現化)によって作られた平和への道しるべ、それこそが『悲願の魔封剣』なのだ。ちなみに、これはラミティーだけが知っている極秘事項である。
「さあ、今こそ僕らの一斉攻撃だ!」
フォビドゥンの合図で交星族部隊の生き残り達が魔王へ一斉に必殺技を叩きつけた。数々の強烈な技をくらい、マスリクロンはボロボロになっていた。しかし、まだ余力を残しているようだ。
「フ、フフ・・・。まだまだ終わらぬぞ、貴様らを地獄へ突き落とすまではなあ!!」
「ま、まだ倒れないのか!?」
魔王が反撃しようとしたその時、スティスが魔王の背中に取り付いた。しかも、完全に動きを封じている。
「おい、スティス!早く離れるんだ!さもないとお前まで巻き込む事になってしまう!」
しかし、スティスは魔王を離さない。
「俺にかまうな!魔王を倒すチャンスは今しか無い、早くしろ!!」
剣はレンガが持っている。つまり、攻撃するかどうかはレンガにかかっているのだ。
「・・・分かった。後悔しないんだな?」
「ああ、もともと俺にも魔王にも、この世界で生きる資格は無い。俺もこの世界の住人であるお前達に迷惑かけちまったからな、せめてもの罪滅ぼしさ。迷うな、恐れるな!魔王共々散れたなら本望よ!だから、やれ!!」
レンガは黙って剣を振り上げた。そして、
「うおおおおおおおおおおおお!!」
やるせない気持ちのこもった絶叫をして、剣を振り下ろした。剣は魔王とスティスの体を真っ二つにしたのだった。
その光景を見る者が1人。それは、皇魔族と地上4部族との決戦の後、行方をくらましたボーンマスターであった。怪しげな呪文を唱えると、魔王の魂は玉座の間にある聖龍石に閉じこめられたのであった・・・。
「終わったんだな、魔王との戦いは」
「いや、いつかきっと、また魔王は現れる」
「なんだって?」
ファルストの言葉に、レンガは疑いを持った。
「何故だ?さっき、確かに魔王の魂は消えたハズだ!」
「気づかなかっただろうが、魔王の魂は聖龍石に再び封印されたよ。ボーンマスターの妖術で!」
「ボーンマスターだって!?奴め、ここに来ていたのか・・・。くそっ!!」
「ま、こうなったら今度こそ魔王が復活しないように、つまりさっきの僕の発言を撤回できるように頑張って聖龍石を守護するしかないね!」

これは、皇魔族が敗れてから数年後の話である。この話を経て公式第2章へと進む(もちろん交星族編のみの話)のである・・・。

(125.170.143.23).. 2006年03月06日 21:04   No.135029
++ ぷにくん (オリカ王子)…114回       
いやはや、第13部(ラスト)がやたら長くなってしまいました。さて、これで交星族編第5章は完結です!5章のキャラアイディアを投下してくださったコウガさんやリミットさん、スティスのアイディアを投下してくれたアースラさん、ありがとうございます!また、特別編の制作をするきっかけとなったポイズンスライムのアイディアを投下してくれたキラーさんも、ありがとうございます!
ちなみに、第6章は公式第2章が発売されてからになると思います。その時は、『交星族リターンズ』という事で引き続きよろしくお願いします!それでは、公式第2章発売までの間は番外編をいくつかどうぞ。それでは、また!

(125.170.143.23).. 2006年03月06日 21:14   No.135030


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