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密封袋詰めされた飴はお店屋さん「各店舗」に 車で回って卸売したり、仲卸が買っていくので 生産が追いつかないほどでした。 世相も古い時代から新しい時代への変わり目で もあり、物価もどんどん上がっていました。 市街地を少し離れると砂利道も各所に残ってい るという有様でした。 そんな道を自転車に飴を積んで「屋敷内に畑や 樹木を植えた広々とした庭のある農家」巡りを して売りに行く。すると、周辺農家の「おばさ ん」たちが集まって来て買ってくれるんです。 で、買ったばかりの飴を縁側で食べながら 「井戸端会議」ならぬ「お茶飲み会議」と なったりしておりました。 ふふ、おいどんは出された漬物を貰って食い ながらお茶を飲んで、話しに加わったりして また売る。稼ぐ。大儲けでした。
.. 2017年10月27日 10:35 No.3138007
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