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■--エリックを探して
++ MAME          

さて、31日に何で映画やらモネ展やら観ることになったのかというと、単純に夕方の新幹線しかとれなかったからです。丁度観たい映画があったのと、時間を潰すにしても、なるべくなら人波に揉まれて疲労するのは避けたかったので(病み上がりですし)コミケ3日目には行かずに、朝から渋谷のBunkamuraまで行ってみたというわけです。ちなみに大晦日だからなのか午前中だからなのか、ル・シネマはかなり空いていて、余裕を持って座ることができました。
.. 01月02日 05:02   No.450001

++ MAME       
で、実際観た映画が「エリックを探して」(公式サイトはこちら
こ、これは…サッカーファンなら四の五の言わずに絶対に観るべき!ケン・ローチ監督作品だからって構える必要はまるで無し!
お話としてはわりとシンプルで、ダメダメな日常生活を送る主人公・エリックの目の前に突然エリック・カントナが現れ人生のコーチングをしてくれるってヤツなのですが、面白いのがそのカントナはあくまで主人公の脳内イメージとしての幻のカントナなのに、演じているのはエリック・カントナ本人であるところ(笑)俳優としての実績があるだけのことはあって、カントナの演技はとても自然です。現役時代の映像や(若かりし日のギグスやベッカムもいる!)格言なんかをうまく使っていて、主人公の人生に絡めていっているところもよかった。
それで、ですね。私はカントナがどういう人かは知っていてもリアルタイムに観ていたわけじゃないし、マンUサポでもないからそれほど強い思い入れがあるとは言えないのだけど、それでもサッカーファンとして、また特定のチームを応援しているサポーターとして共感できる部分が多いためか、泣かせる場面でもないのに意味もなく泣けてしまって参りました。バスの中でサポ仲間たちが騒いでる場面とかで既に涙目なわけですよ。でもって前半部分での主人公のダメダメ具合が本気で鬱展開(ここはきっとケン・ローチならでは?)なあたりにザックリやられているがゆえに、後半のゴキゲンすぎる大逆転を持ってこられるともう、泣いていいやら笑っていいやら忙しくてワケが分からない状態に。
ケン・ローチ監督の過去作品における重々しさを評価している人にとっては、こういうハッピーな展開について賛否両論ありそうな感じではありますが(でも決して「軽く」はないと思うんですよ〜コレ「軽やか」ではあるけど)私はこの作品凄く好きです。あ、最初にもいいましたが、お話の大枠そのものはシンプル(というかベタ?)なので、サッカーに興味がなくても楽しめると思います。大枠はベタでシンプルだけど、ディティールに工夫をこらすことで平凡な作品にならずにすんでいるって感じでしょうか。いやー面白かったー。機会があればもういっぺん観たい!

.. 01月02日 05:05   No.450002
++ MAME       
そんでもって、映画を観終わってもまだ時間があまった感じだったのでミュージアムで「モネとジヴェルニーの画家たち」展を観てからお昼ご飯を食べて東京駅まで戻り、やっと帰路についたという次第。モネとモネに影響を受けたアメリカ印象派の画家たちの絵は素晴らしかったけど、Bunkamura内のカフェで食ったランチは量の割に高かった…外で食べれば良かったかなあ;

あと、帰りの新幹線が区間によっては雪の影響で遅れが出たりしてたっぽいんですが、名古屋までは特に問題なかったので助かったです。無事帰って来れました。紅白にもギリギリ間に合ってパフュームやら小林幸子やら観て年を越せました。

…と、とりあえずこんな感じで私の2010年は終了してのでありましたとさ。めでたしめでたし…(?)

.. 01月02日 05:06   No.450003


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