疑問ではないですがいろいろな事を解説します。・「」…の中に書いているのは僕が考えた解説用の題名です。 ・「TVシリーズ「きかんしゃトーマス」シーズン0 隠された歴史」…TVシリーズ「きかんしゃトーマスとなかまたち」は1984年にテレビ放映を開始しましたがそれ以前にも「きかんしゃトーマス」はTVデビューを果たそうとしていたのです。 1953年5月、イギリスの国営放送局「BBC」が「The Railway series」(邦題;汽車の絵本)の出版社に一通の手紙を送りました。その手紙に記されていた事は「我々はウィルバート・オードリー氏が執筆した「The Three Railway」(邦題;3だいの機関車)から2話の物語を抜粋し、6月14日と28日にTVアニメーションとしてTV放映しようと検討しています。」との「The Railway series」TV化を提案した内容でした。他にも「放映権料を1分あたり1.00ポンド支払う」、「アニメーションを放送尺10分に収める為に物語の内容を脚色するかもしれない」といった事も書かれていたようです。またBBC側は「できるだけ絵本の機関車に似た「OOゲージ」と呼ばれる鉄道模型を鉄道模型専門会社「ホーンビィ」より取り寄せ、番組で使用する。」と説示しますが「但し、模型の機関車は“極力”イラストの機関車に“似た”ものを採用するが“完全に同じ”わけではない」という中釈が加えられていました。当時「The Railway series」の編集者であったエリック・マリオット氏は完璧主義者のオードリー牧師が「出来るだけ似せる」という事に反発する可能性があると予測し、彼はBBC側に「こちらで模型を改造するので、出版社にその模型を配送してほしい」と要請。そこでBBC側はとりあえずホーンビィ社製鉄道模型(商品名「Three Duchess of Althol locomotives with tender」)を取り寄せ出版社に配送。BBC側はロンドンの「BBC Lime Grove スタジオ」で6月10日水曜に行われるリハーサルまでに模型の改造を完了させ当日にスタジオまで模型を持参してくるようにとエリック氏に告げます。エリック氏は、オードリー牧師が納得のいくように模型を改造します。模型の改造にはオードリー牧師と共にソドー島立体模型地図を制作したP.Rウイックハム氏を中心に行われました。リハーサル当日エリック氏な改造済みの模型と“鉄道の音”が入ったレコードを持ってロンドンに向かいスタジオに入るやいなや鉄道模型とレコードをスタッフに渡し、彼はレコードから番組の音響効果に必要な音を抽出して欲しいと頼みます。やがて14日の第1回放送では「The Three Reilway Engines」に収録されている「The Sad story of Henry(邦題;なさけないヘンリー)」が映像化されることに決定。ところが放送形態がなんと“生放送”。カメラ操作、模型のコントロール、更には雨の演出、音楽、音響効果、ナレーションが全て生で行わなければなりません。そして6月14日、ついに第1回放送がスタート。牧師は、当時のことをこのように想起しています。
解説をしてましたが僕も疑問に思った事があります。 シャイニング・タイム駅は設定上イギリスにあるのかアメリカにあるのか分かりません。ソドー島の事を考えるとイギリスにあるように見えますが、シャイニングタイム駅の由来はアメリカで放送されていた「shining time station」なのでアメリカなのかと思う時もあり、どちらかわかりません。もう一つ疑問。 実在する機関車ステップニーに顔がある訳は?ステップニーは、ブルーベル鉄道で働く機関車です。実際でもブルーベル鉄道で働いています。しかしここである疑問が…。ウィルバート・オードリー氏が執筆した絵本ではタリスリン鉄道の機関車、シティー・オブ・トルーロ(TVシリーズではセレブリティ)は実車に配慮して煙室扉に顔がありません(クリストファー氏からはマラードやアイアン•デュークなどの実在の機関車にも顔がありますが)。どうしても顔が何故あるかわかりません。誰か教えて下さい。