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「ふう〜」 いつものハイキングコースを久しぶりに歩くオレは久しぶりに安心した溜息をつくことができたような気がした。
「あなたは明日、普段通りに生活してればいい。」
オレの自分の口が開いているらしい。 なので、ついオレからこんな言葉をこぼしてしまった。
「あの・・・長門さん?」
長門は平然に答えた。
「大丈夫。なにも心配しなくていい。No problem(問題ない)」
あ〜オレはおとなしくしていろってことですか?そりゃもう、オレには超能力なんていったものはないですからね〜 なんて、嬉しいような悲しいような複雑な気持ちになっているうちに長門は消えてしまった。
「・・・はぁ〜」
と、まあ様々な疑問や謎が残っているわけなのだが、問題も一つ残っている。そうハルヒ達だ。修正されたとはいえ、いろいろと不安がある。まあ、会えば分かることだが。 早いうちにこのお天道様のような一点の曇りもない状態に戻りたい。
「って、ん?」
太陽の中心に黒点が見える。・・・まさか!? 未確認飛行物体がこちらに接近してくるにつれてオレの瞳孔も広がってゆく。
「・・・これはマジでヤバイ5秒前!?」
.. 2010年01月09日 01:54 No.603001
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