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『リレー小説参加作品「無理」』作者♡ちゅるやん
「実験ですよ。」 !? なんのためにだ。というか、こんなとこで実験したいやつがいるのか? そいつは俺の頭の中が見えたのか、口を開いた。 「それは教えられない。我々が言えるのはそこまで。」 長門だった。……というか、おい。そこの俺。何とか言えよ。仮にも同じ行動を共にしてきたやつだろ? それともおまえも状況を理解してないのか? そこまで似せんでもいいだろ。 もういい。とりあえず元の世界にもどしてくれ。そこにいる俺と朝比奈さんは無理だろうが、後の3人なら何とか出来るだろう。 「それは無理です。」 古泉、おまえも俺の頭の中が見えるのか。まあちっとは役に立つが。って無理じゃねーだろ。勝手にこっちに呼んどいてそれはどういうことだ。 「帰り方を教えろ。知ってるんだろ。」 俺は古泉をこれでもかというほど睨(にら)んでみた。当然朝比奈さんはおびえてハルヒの後ろにかくれてしまった。 「しかたがないですねえ。まぁヒントだけなら教えても良いでしょう。」
(♠綿ポンに続く♠)
.. 2009年10月15日 19:52 No.527001
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