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「リレー参加作品『動揺』」 作者♡紅
「なっ…あれは…」 「…ねぇキョン、あれ何?」 ハルヒは最初は何が起きたかわからない顔だったが段々おもしろい物を見るような顔になりやがった。 「あれは…でかいカマドウマだろ」 「そんなの見ればわかるわよ!」 俺が珍しくボケたのに怒りやがった。考える時間をよこせってんだよ。 「とりあえず逃げるぞ!」 今は逃げることを考えよう、なにせ俺には長門や古泉の様に戦う力のない一般人なんだよ。 くそ…逃げても逃げても追いかけてきやがる……ん?まてよ俺らはカマドウマから逃げ、追われてる…なぜ追いつかれない?もうかなり走ってるぞ。 そういや古泉は言っていた、ハルヒに力の存在を気づかせようとしている奴がいると、それじゃあハルヒには危害を加えないはず…ならば、 「っ!?ちょっとキョン何止まってるのよ!早く逃げるわよ!」 「まてハルヒ、俺に考えがある」 そう言うとハルヒは不満そうな顔をしながら止まった。 カマドウマは俺らが止まってるのに構わず突っ込んできやがった。 ぶつかったのに痛みはなく、そのかわり周りが白く染まった……
(☆★ムーラに続く☆★)
.. 2009年10月10日 04:19 No.521001
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