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■--北米で「セミ入りアイスクリーム」売り切れ
++ エルニーニョ深沢          

 やぁ、T-SEXさん。前回話題のアングロサクソンの米国で最近面白いニュースが在りました。ミズーリ州では今年セミ(蝉)が大発生する”当たり年”らしく、同州コロンビアのアイスクリーム販売店が「セミ入りアイスクリーム」を販売したら、”店の予想に反して”初回製造分が数時間以内に売り切れたそうです。
 何でも従業員が店の裏庭でセミを捕獲し、羽を取って煮た後でミルクチョコレートと砂糖を塗し、アイスクリームに練り込んだ商品らしい。
 ところが地元衛生当局は「セミの[適切な調理法などの]食品基準は無い」との見解を示したので、この販売店は製造を断念。セミは13年周期で大量発生するので同店入り口の張り紙には「セミ入りアイスクリーム、2024年迄品切れ」と書かれて居るという話です。
 このセミは北米に居るジュウサンネンゼミ(十三年蝉)ですね、ジュウシチネンゼミ(十七年蝉)というのも居ます。日本のセミも土中で数年過ごします。土中から這い出して成虫(=所謂「セミ」)に成って鳴く期間は僅か10〜15日位でっせ。
 カナダやアメリカの一部ではセミ食文化が在るのは前から知ってましたが、ミズーリ州が該当地域かどうか覚えてませんので、今度図書館に行った時に調べてみます。先住民のインディアンが食ってましたが、一部の現代人も食ってます。この「セミ入りアイスクリーム」が何個位売れたのか知りませんが、美容や健康に良いとでも思ってるのか、それとも味が旨いのか。私は焼鳥の方が良いですな。
 中国ではセミの幼虫を数個串刺しにして焼いて売ってます、焼蝉ですな。中国では漢方の冬虫夏草の一種のセミタケ(蝉茸)が有名で、私も持ってまっせ。ところが、私は不思議とセミの鳴き声を中国で聞いたことが無い。ドイツは寒冷なのでセミが居ないみたいですが、本当に学術的に一種も居ないのかどうか、?ですな。日本でも北海道や東北にエゾゼミ(蝦夷蝉)が居ますから。

 ところで、君が住んでる県の元知事が吉本興業入りしたそうでっせ。芸名は「松沢しげふみ」だそうで、所謂一つの”文化人”、つまりマスメディアの”便利屋”へ転向です。

 もう一つ別な話題。福島の避難所で県外の支援団体が提供した鶏肉料理を食べた69人が食中毒を発症したらしいですな、いやはや。
 ユッケ食中毒は腸管出血性大腸菌O111、富山の焼肉店の食中毒はO157、ドイツでも腸管出血性大腸菌O104に感染して2000人以上に上り死者は20人以上です。O104について世界保健機関(WHO)は6月2日に「これ迄の感染例で確認されたことが無い菌だ」として新種の可能性を示唆しました。その感染源が「豆もやし」とかで、何年か前の日本の「カイワレダイコン」の”濡れ衣”騒動を思い出しますな。
 今年は食中毒の”当たり年”みたいです。焼鳥屋で鶏の刺身を注文したら「今は例のユッケ食中毒事件で生肉は出せないんです」と言われました。
 今年の放射能汚染で数年後には異常に大きいエゾゼミが発生するかも。
.. 2011年06月18日 10:03   No.290001



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