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成る程、スポーツマンシップね。スポーツは本(もと)を正せば戦闘の模擬ですから戦争にも通じることは確かです。 但し、アングロサクソンがスポーツマンシップの字義通りに正々堂々と公明正大であるのはスポーツや戦争だけである、という点が君の視点からは抜けてまっせ。普段の生活では「騙される奴が悪い」の論理で個人主義丸出しです。だから訴訟社会に成って弁護士が多い。これにはキリスト教 −その元はユダヤ教ですが− の「契約」という考え方が大いに寄与して居ますが。彼等は生まれて洗礼を受けた時から「契約」という考え方が刷り込まれる訳です。日本人の弱点がそこに在る事も確かです。 だからアングロサクソンがスポーツ(←彼等のスポーツは殆ど団体協議)でスポーツマンシップの集団主義を学ぶ事は大いに結構なのです。スポーツも個人競技だったら全て個人プレーに成って仕舞うからです。 逆に日本人が剣道・柔道・弓道で個人主義を身に付けるのも大いに結構です。日本の社会は集団主義なので、団体競技のスポーツだと全て集団主義に成って仕舞います。
社会生活 スポーツ 欧米人 個人主義 集団主義 日本人 集団主義 個人主義
これでバランスが取れるのです。人間にはバランスが必要なのでっせ。この考えは以前からのもので、言わば私の持論ですな。
ところが明治以降の日本人は何でも欧米が進んでると思い込み最近では欧米型のサッカーを学校でも主たるスポーツにして居ますが、以上の様な観点からするとこれは宜しく無いのです。これでは全て集団主義に成って仕舞います。 今の若い世代や社会を担う中心であるべき30代に覇気が無いのは、全て集団主義に陥ってる所為だとも考えられます。この世代はサッカー世代とちゃいまっか? 君が言う様に集団として助け合う事は必要な事ですが、集団主義が悪い方に出ると”凭れ合い”や”事勿れ主義”に成り考え方が消極的に成りまっせ。
.. 2011年06月17日 05:45 No.288001
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