|
やぁ、エルニーニョ氏。 オカルトや宗教は、氏の趣味に合わせてるだけでっせ。
それに比べ軍事研究は、わが人生そのものであることを否定しません。 軍事とは狭義には国家による暴力(=テロ)に関連した事柄ですが、広義には人が群れで行う争いに関連する全ての事柄を指し、これは人類の営みそのものです。 競争のない社会なんてないでっしゃろ? 「クルマが2台出来たときからレースは始まった」という言葉がありますが、「ヒトが2人産まれたときから戦争は始まった」のですよ。
で、具体的に何を研究しておるのかと言えば、先の大戦でのわが国の失敗や、彼の国での革命の行き詰まりです。 もちろんこれは、地上の楽園をつくる新世紀革命達成のためでっせ。
わが国の失敗は、当事者が大義(目的)を見失って保身に走る傾向にあったのではないかと思っています。 最終目的は敵を屈服させる「勝利」ですが、それが無理でも相手に勝ったと認めさせない「不敗」、さらに最悪「生存」でも次につながる勝利なのです。 ベトナムや北朝鮮は後者を選ぶことにより、諸国から米国と対等に扱われているのです。 それに比べわが国は植民地へ転落しました。 そこを反省せねばなりません。
わが国の指導者たちは、負けたときは「がんばったから許してよ」と言い、勝ったときは「こんなにうまく勝ったんだ」と自賛することばかり考えていました。 具体的には 「柔よく剛を制す」 「太刀風三寸にして身をかわす」 「少数精鋭」 「奇襲」 なんて言葉が大好きで、負けがこむと 「バンザイ突撃」 「特攻」 です。 源の義経から赤穂浪士、沖縄戦、さらに福島原発まで、その繰り返しでワンパターンですわな。
どうやらこれは、古代兵法書の誤まった解釈から来たのではないかというのが、最近のボクの研究テーマですわ。
.. 2011年06月04日 04:20 No.285001
|