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オッホホホ!、T-SEXさん、又もや軍神広瀬中佐ですか。軍神なら私が提案した「田母神」で良いじゃないですか。米食民族の拠り所である”田圃の母なる神”でっせ。 しかし神を持ち出すのはオカルトですな。明治以降の外国との戦いは神風やら軍神やらと、矢鱈と「神」を持ち出しましたが、そんなものを真面に信じるのはオカルトに嵌まってるという事です。まぁ、「大日本帝国ハ万世一系ノ天皇之ヲ統治ス」などと宣って天皇を神格化したのは明治政府ですが、この万世一系思想もオカルトの典型です。つまり明治〜敗戦の間、日本はオカルト国家でした。
ところで、オカルト派に拠れば来年2012年12月22日に”現在の文明”が終わり”新たな文明”の時代にアセンション(ascension)するそうです。アセンションとは通常は「上昇」ですが、彼等は「キリストの昇天(the Ascension)」と同等に捉えて居ますな。 そもそも2012年12月22日とは紀元前に中米ユカタン半島に栄えたマヤ族の特殊な暦法に基づくもので、マヤの暦がその日で終焉するという終末思想ですな。彼等オカルト派は前世紀の終わりにノストラダムスの予言に基づくハルマゲドンを持ち出した事は未だ記憶に新しいでしょう。例のオウム真理教の地下鉄サリン事件もハルマゲドンの強迫観念と結び付いて居ました。 まぁ、終末思想というのは過去にも興り、日本では中世の末法思想、西欧では千年王国などですが、ハルマゲドンの次はアセンションという訳です。つまり2012年12月22日を区切りに4次元の世界から5次元の世界に「次元が上昇」するんだそうで、彼等はこれを、「キリスト磔刑死→復活→キリスト昇天」に擬えて「4次元の世界の終焉→5次元の世界への次元上昇」として居ます。空間(x、y、z軸)+時間(t軸)で4次元ですが、5次元目の独立軸は「心(特に霊)」なんだそうで、今から心の浄化や霊力の獲得を叫んで居ます。 ここで面白いのは、「このアセンションに乗れる人間(=5次元世界で生きられる)と乗れない人間(=4次元世界の終焉と共に死ぬ)に区分される」という考え方で、あの「ノアの方舟」の話とそっくり同じです。つまり霊力を獲得出来ない人間は来年の年末迄に死ぬという訳です。 長々とこんな話をしたのは、彼等の一部がアセンションの前には大規模な「創造的破壊」が起こると2年位前から言ってた事で、今回の東北太平洋沖地震はそれが的中したという訳です。すると津波に呑み込まれて死んだ人は方舟に乗れなかった人ということに成りますが、彼らに言わせると事前に津波を霊波でキャッチするのが霊力なんだそうです。 広瀬武夫中佐は「荒城の月」の豊後竹田の生まれだそうですが、私は今から豊後へ旅立ちます。天候が悪いですが、私の霊力で好天に変えて見せましょう!
.. 2011年05月24日 04:12 No.282001
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