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やぁ、T-SEXさん。やはり「北天の女陰」はカシオペアですか。カシオペアは普通はW字形と言われてますが倒錯癖のT-SEXさんはM字と見た訳ですな。 ギリシャ神話のカシオペイアはエチオピア王ケフェウスの妃にしてアンドロメダの母、美を誇って海神ポセイドンの怒りに触れ、死後星座に成ったらしい。ケフェウス座もアンドロメダ座も在りまっせ。カシオペア座は日本では碇星とか山形星とか言いますな。 | W が碇、 Mが山形 という訳です。 では、次の問題として南斗六星と言われる射手座の「南天の女陰」を探してちょお。
君もやっとイスラム教に開眼した様ですな。そもそも世間の連中は現在の信者の数を以てキリスト教・仏教・イスラム教の三教を世界の三大宗教などと考えてるから宗教の本質を把握出来ないのです。貴君の理解通り、イスラム教はユダヤ教の言わば”子宗派”でキリスト教の”弟”です。聖地も戒律も聖日もユダヤ教を受け継いで居ます。 この事は▼「昆明の「清真」通り」▼の中で言っとるよ。 こちら
キリスト教はゾロアスター教の影響を受け世界宗教、つまり汎人種・汎民族に脱皮しましたがユダヤ教はユダヤ人の、イスラム教はアラブ人の民族宗教的要素を色濃く残して居ますな。因みにユダヤもアラブも遊牧民族です。 宗教はやはり教義や修行形態で理解すべきです。三大宗教と言う場合んは教義・修行形態の独立性、つまりx軸・y軸・z軸ですな、この基本軸に相当する宗教を念頭に置くべきです。すると今は殆ど廃れましたが古代に於いて他に先駆けて世界宗教に脱皮したゾロアスター教が一軸を担うのです。ユダヤ教・イスラム教はキリスト教の軸に射影出来る、即ちキリスト教の従属宗教です。 世界の教団宗教が勃興した直は大きく分けて2回在ります。第1回目は紀元前6世紀頃、第2回目が紀元後6世紀頃です。第1回目に属するのがユダヤ教(←それ以前から在るがバビロン捕囚で結束)、ゾロアスター教(←それ以前のペルシャ民族宗教を改革)、仏教(←それ以前のヒンドゥー諸派を統合)です。 第2回目に属するのが密教(←カーマ・スートラの影響を受けて誕生)、禅宗、イスラム教です。この2回の中間にイエス・キリストに依る”性教徒革命”が起き西暦紀元が始まったという訳です。因みにイエス誕生前に東方から遣って来た東方三賢人はゾロアスター教のマギ(司祭者、マジックの語源)とされて居ます。 つまりゾロアスターの改革が世界宗教の端緒です。その証拠に古代ペルシャ人が信仰した「光と盟約の神」ミトラ(或いはミスラ/ミシュラとも)が西伝してメシアに成り東伝して弥勒に成ったのです。何れも衆生救済、即ち救世主ですな。ゾロアスター教の天国への階段とユダヤ教のバベルの塔、仏教の須弥山も共通のイメージですな。尤も天への憧れは人間本来のものらしく、殷の霊台、エジプトのピラミッド、日本の神籬なども同類です。 異なる宗教間の類似ではキリストの母マリアと釈迦牟尼の母・摩耶夫人との音韻の近似です。「マリア」と「マヤ」、臭いと思いませんか、しかも両方とも”処女懐胎”でっせ。
ところで貴君の『工業熱力学』『水力学』『水力学大要』をずっと預かった儘です。
.. 2010年03月29日 05:55 No.202001
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