返信


■--シャバは地獄、塀の中は天国
++ エルニーニョ深沢          

 T-SEXさん、元旦から”お仕事”でっか?!、精が出ますなあ。私も嘗ては貴君と同業者でしたから解りますが、私は5月の連休や世間的夏休みは殆ど常にシステム入れ替えの現調(=現地調整のこと。私の現役時代は頻繁に使われた言葉ですが、IME漢字変換に無い)で休んだことが無く、又年末は大晦日の昼過ぎ迄仕事したことも数多く有りましたが、正月三箇日だけは絶対に仕事しませんでしたよ、例え周りがしても。
 今はコンビニなどが方々に在り食い物の調達に困りませんが、当時は食堂は何処も休みで飯(めし)食う所が無かった。ご存知の様に私は制御系システムを遣ってたので現調は辺鄙な場所の工場、当然工場は休業 −休業だからシステムの入れ替えを行う− で社員食堂なども休み。だから正月だけは革命的に拒否しました。
 日比谷公園の「年越し派遣村」が大繁盛らしいですが、周辺の企業に正月出勤してる連中が派遣難民に紛れて”炊き出し”の飯を食いに来てる可能性が有りますな、オッホッホ!
 まぁ、仕事に精出した後は精付けて、何処ぞのフーゾクで”精”をハナテンして下さい。と言いたい所ですが元旦から”精”をハナテン出来る店有るんでっか?、その道に詳しいT-SEXさん。

 ところで私は零細業者でしたが根が”革命的”なもんで派遣は1回もしませんでしたね、独立してからは。前から言ってた様に派遣労働は限り無く奴隷に近いのです。派遣先の担当者がアホでも年下でも、此奴の言う事聴かされる訳です。そして私が片手間に遣ってた人材派遣は現代の”奴隷商人”です。本当の仕事は請負、つまり受託して自分の工房や事務所で行うものです。私はこの原則に則って請負仕事しかしませんでした。
 Windows が普及して八百屋のオバサンでもパソコン使うように成ったので私は隠居しました、高度な専門性が失われましたから興味を失った訳です。
 今、80年代後半 −つまりバブル崩壊前の好景気− の時に私が宣った「エルニーニョのオメッキー語録(ElNino's Omecky Proverb)」を紐解くと我乍ら良い事を言ってますね。
 曰く

    人材と人手は違う
    人を使える者のみが人材だ、人手は交換可能な部品
    人材には金を出せ、人手は扱き使え
    企業は人を創らない
    人は天下の回りもの、不況時に金は回らない
    企業が綺麗事を言い出したので、新興宗教が急成長

などなどです。オウム真理教がパソコンショップで儲けてたのもこの頃、新興宗教諸派が所謂”健康食品”を信者に高額で売り出したのもこの頃です。「健康の商品化」はバブル崩壊後に失業者を鼠講組織に組み入れて大いに発展し”医薬部外品”が溢れましたよ。今の派遣難民もアム○○イか何かで鼠商人するしか無いでしょう。
 今の不況のどん底でこれを読み返すと実に「金言」ですな、惚れ惚れする言葉です。流石オレという感じですな。

 してみると、犬がどうとかで11月に元厚生事務次官を襲撃し自首した犯人は、シャバで食えない家も無い今の状況を見越して居たのかも知れませんな。何しろ塀の中では衣食住は国家が無償で保証して呉れますからな。風呂だって入れる。塀の中の”住み込み”も悪く無い所か難民よりマシですぞ、ブワッハッハッハ!!
.. 2009年01月02日 19:13   No.113001



▼返信フォームです▼
お名前
Email
ホームページ    
メッセージ
( タグの使用不可 )
文字色
アイコン   ICON list   Password 修正・削除に使用