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土曜日のペルセウスS、何と除外馬が52頭。賞金を稼いでいる実績馬でも「除外権利」を持っていないと出られない。たとえば、G1勝ち馬のテスタマッタでも、このレースの出走決定順位は24位。 これは除外による「次走優先」と「出走馬決定賞金」を併用する為に起きる。つまり「権利持ち」が優先、その中で賞金順に優先順位が決定する。 このことについて日刊スポーツのコラムで馬主の西山氏がいつも述べているが、これでは公平な競馬が保てない。 レースを目標にして、馬を仕上げることが出来ない。何故なら、確実にそのレースに出れる保証はない。 除外を食うと、又仕上げ直しとなる。そして体調が狂ってしまう。その繰り返し。 中には出る気もないのに、除外の権利とりで、登録だけの馬もいる。それが間違って出走がかなうと、体調不十分のまま走ることになる。 我々、ファンとしては出馬表を見ただけでは、その辺の事情はわからない。 ですので、オープン特別、条件戦は手を出さないのが賢明のようだ。体調のよしあしはわからないし、安心して馬券は買えない。 JRAとしては、この問題について各方面から指摘されているが有効な策が見出せないようだ。 私見では、馬の飽和状態を緩和する為、7歳か8歳の定年制を主張する。それを過ぎたら地方。
そんなおり、ユキチャン、ユビキタス、ドンクールなどが南関東へ移籍した。 移籍して、交流重賞を狙う方が賢明だと思う。それらに続いて、ぞくぞく地方へ移籍して地方競馬を活性化してほしい。 ただでさえ地方は層が薄く、オープン馬が少ない。 競馬界をリードする大社台は、頭打ちのオープン馬を、どしどし地方へ移籍させ各地に分散させ地域を活性化したらどうだといいたい。 どうせダートで実績挙げても、今の生産者は種牡馬として評価しないのだろう。だったら地方で走った方が幸せである。
.. 2009年10月13日 22:18 No.804001
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