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昔から日本というのは、村社会というか、よそ者は入れないというような妙な「なわばり意識」というのがあって、それが地方競馬に根強く残っているということでしょうか。 武豊が交流レースにいくとき、それ以外のレースで地元の馬に、めったにのせなくなりました。とくに大井。交流レースが始まったころ、武豊が5つのレースにのったことがありましたが、騎手会から総スカン。地元の騎手にとっては、既得権益を荒らすなということでしょう。馬主がのせたいと思っても。 アメリカのように、レベルの高い地区は、自然と強い馬や巧い騎手が集まり、結果的にクラスわけになりますが、日本ではそうはならない。 所属地区でいくら勝っても、他の地区には自由に行き来できない。ひところのアンかつのように。 移籍した内田博騎手。当初は交流レース当日、地元の馬にもよく乗ってましたが、最近案の定少なくなりました。 ですから、「よそもの」の騎手は、地元にはのせないという不文律というか、暗黙のルールが、目に見えない形で今もって存在しているということでしょう。
.. 2009年02月20日 09:21 No.676003
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