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日本ではG1レースに、ぶっつけで本番に行く馬はいないだろう。(菊のサクラスターオーと有馬のトウカイテイオーはあくまで例外) 凱旋門賞も、ぶっつけで勝ったのは怪物シーバードと2連覇したタンティ−エーム位で、はるか前。ディープも菊や春天を使うときは当然トライアルを使う。 それなのに何故、前哨戦のフォア賞を使わなかったのだろう。今だに理解に苦しむ。あのとき超スローの競馬を体験していれば、本番の凱旋賞は違った戦法になったはず。後ろからの本来の競馬をしてたかも知れない。(10月3日付けの日刊スポーツ) 明らかにあのレースはディープは気負っていた。余分なエネルギーを道中使ってしまった。それで直線いつもの伸びを欠いた。一回でも深い芝のレースを経験していればと思う。 まったくもって凱旋門賞のレースは、今思い出してもかえすがえすも残念である。 それでも(ぶっつけ)で勝てるといった「驕り」が関係者にあったのか。59.5キロ、深い芝、いくらディープでも。 一部、来年も挑戦ということがいわれているが、今年のように良馬場になる保障はない。それに強力3歳が出てきて、なおかつ他頭数になるとチャンスは少なくなる。 理想を言えば、エルコンドルパサーのように長期遠征を敢行し、確実に勝てるG1をねらう手もあるが、おそらく実現しないだろう。
.. 2006年10月04日 22:56 No.65001
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