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こんにちは。 既に知っていたことですが、今日の競馬ブックのサイトでダイタクヘリオスが種牡馬を引退することが明らかにされました。 受胎能力の低下が主因だそうですが、もう21歳、仕方がないかな、と言う感じです。
ヘリオスには本当に泣かされました。もう語りつくされていると思うので多くは触れませんが、やはり印象的なのがダイイチルビーとの関係です。 それから個人的に印象に残っているのが、ミュージックタイムに敗れたNZT4歳Sです。
このときもヘリオスは1番人気に支持され、しかも単枠指定でした。ミュージックタイムは3番人気とはいえNijinsky産駒の芦毛で、鞍上は岡部騎手。「こいつは怖いかもしれない」という予感が現実のものとなったとき、たまたま上京中だった私の財布は帰りの汽車賃(古い表現ですね)しか残っていませんでした。
それでも最後まで、彼を恨めしいとは一度も思いませんでした。愛おしい、可愛いとすら思っていました。必死になって口を割って逃げるさまは絵になっていましたね。今ではなかなかこんな馬は見られません。
ダイイチルビーも、ミュージックタイムも星になってしまいました。主戦の岸騎手も鞭を置いて何年にもなります。幸い功労馬としてこれからも青森の山内牧場で余生を過ごせるとのこと。引退後は会っていませんが、機会があればぜひ青森へ足を運ぼうと思います。
お疲れ様、ダイタクヘリオス号。
.. 2008年09月18日 17:54 No.584001
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