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続けての投稿、失礼致します。 新しい騎手、調教師登場の陰で、引退なさる方もいらっしゃいます。 とりわけ増沢末夫調教師の引退は、感慨深いものがあります。
「ますざわ」といえばなんといってもハイセイコー。もう、説明不要ですよね。彼とともにダービーに臨んだ時、増沢騎手は35歳(秋に36歳に)。岡部騎手のシンボリルドルフ、武豊騎手のディープインパクトの三冠も35歳でした。35歳というのは、人にとって一つのエポックなのかも知れません。
さすがにハイセイコーをリアルタイムで知らない世代にとっては、「増沢といえば福島」「逃げの増沢」が有名でしょうか。しかしダイナガリバーでダービーも制し、初の2000勝騎手となるなど、記録にも、記憶にも残る名騎手でした。 そういえば(勝たせてあげられなかったけど)オグリキャップにも乗っていましたね。ハイセイコー・オグリキャップの2頭のアイドルホースの手綱を取ったことは、大きな名誉です。 個人的にはユキノサンライズを応援していたので、その鞍上としての想い出も深まります。
調教師としても、ダイワテキサス初め「ダイワ軍団」の馬を多く育て上げました。老雄ユキノサンロイヤルもこの厩舎でしたね。もしダイワメジャーがいたら、GIタイトルをものにしていたかもしれません。 若いファンにとっては「マッキー」の所属厩舎としても有名だったでしょう。師の息子さんと結婚して、本当の「親子」になってしまいました。厩舎解散でフリーとなった「2代目・増沢騎手」は今後の動向に目が離せませんね。
増沢師、トウカイテイオーの松元省一師、その他の引退なさる皆様、本当にお疲れ様でした。そして数々の感動や想い出をありがとうございました。 増沢さんには、是非テレビに出演して、「さらばハイセイコー」を歌っていただきたいものです。
.. 2008年03月02日 21:33 No.502001
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