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秋の天皇賞のビデオを何回か見直して、なぜこの進路かと疑問符がついたのと斜行に関連した事を考えて見ました。
直線向いたときのサムソン、内らちから4Mほどの外側に進路をとり4分目あたりを進路にとりました。この日の府中は急な雨上がりで、たしか内からの馬でも脚が伸びていました。 サムソンはまったく無駄のない内内を走っていたはず。
武は前日から馬場を一周して状態を確かめていたと報道もされていました。自身も実際の競馬でこの日は外にださずに内から追っていた姿を拝見しました。
結果的に、この4分目を走らせたことで第3者からはその下見が結果につながったと評価しました。ですが、その外は斜行として有力馬は大きく不利を被った訳です。
これには何かしらの勝負師としての感が働いたと私は考えます。
福永Jkは言ってます。
以前よりバルクは外に膨らむ癖があり、ヤネはそれを抑えるべきだと。
事前にわかりきっていたことだったと思われます。 これを競馬に生かすことか出来ないか。
これが今回の分かれ目では?と思いました。
仮に武がこの癖を見抜き、さらには内枠の6歳馬で着を狙いなら当然前にいくであることを。
直線に向くときにサムソンが空いた内らちを走ったならバルクは外に膨らむことがあったとしても、らちを走るサムソンと併せたはず。 そうなると、今回あったはずの外に膨らむ不利が消失するとともに非常に馬場のいい4分目から中心を差し馬が疾走するわけです。坂下で3馬身リードをしていたとしても、らち沿いを走る馬が外からきた馬に合わすことは無理です。差される可能性のほうが大きいわけです。そうなると、アグネスアークとカンパニーが合わせた状態でゴールまでいくところをさらに外からアドマイヤとポップロックがくる展開まで考えられます。 そうなると、サムソンはよもやの敗戦も十分に考えられる訳です。 バルク、エイシンの癖、展開、枠などを深謀遠慮すれば今回の本当の仕掛け人が見えた気がしました。
あくまでこれは私の脳内ドラマですので、フィクションで楽しんでください。ただ、ここまでを仮に行動に移していたとするなら武豊。恐るべし。
.. 2007年10月30日 23:54 No.450001
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