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免許更新をしなかったようで。やっぱり事実上の引退ですね。地方の騎手が中央への道を開いたパイオニア的存在です。笠松時代は何といってもフェートノーザン。怪物的強さでした。中央ではキングカメハメハ。マイルCとダービーは身震いしました。あとはダイワスカーレット。独特の騎乗フォームは見ればすぐ彼とわかるものです。とかくいわれる岩田もこのスマートな騎乗を見習ってほしいです。 戸崎も入れ替わるように中央入りが濃厚のようです。ちょっと前にやめた吉田稔騎手は気の毒でした。
ここでいつも疑問に思うのが、中央と地方、両方に騎手免許制度があるということです。フリー化できないのだろうかといつも思います。中央の中堅騎手は乗鞍が少ない。しかも土日だけ。これでは腕は磨けない。又、地方のトップは中央でのるとか。せまい日本で制度が二つあるというのはまさに不合理。欧米では一流の馬や騎手がメジャーな競馬場に集まるようになって、自然と格差ができるようです。(例えばサンフランシスコでも競馬やってるが情報はない。ロスだけ。英仏でもローカルな競馬場がたくさんある) 地方にはへんに縄張り意識があって、よその騎手には、地元の馬にのせないという「不文律」があるとか。とくに大井。武、内田、岩田らがせっかく交流レースの日にきても、わずか1鞍だけで帰るというのも、もったいない話。(以前、公営新潟で交流レースを1日7レース組んだことがあった。こういう企画をどんどんやってほしい) それはそうと福山競馬は3月いっぱい廃止。残された騎手達はどうするのだろう。
.. 2013年01月30日 11:09 No.1144001
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