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パブコメにもかけずに「リラッキング貯蔵」を容認する | 原子力規制委員会 | さすがに再稼働推進委員会、情けは電力会社の為なり | 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その211 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)
原子力規制委員会は10月23日の定例会議で、九州電力の玄海 3,4号炉のリラッキングの容認をパブコメ無しで決めた。 (<議題1:九州電力株式会社玄海原子力発電所3号炉及び4号炉の 発電用原子炉設置変更許可申請書に関する審査の結果の案の取りまとめ について(案)−使用済燃料貯蔵設備の貯蔵能力の変更、蒸気発生器 保管庫の共用等−>
会議では、玄海3号炉の使用済燃料貯蔵設備の貯蔵能力及び貯蔵 設備を変更(リラッキング)して、貯蔵能力を「現状1,050体のところを 1,672体に増強」、何と5割増し、することを説明。5人の委員がそれを 良しと認めた。
それでも、石渡委員がリラッキングを認めるのは初めてなので パブコメにかけるべきと主張したが、5人で採決してパブコメすら かけないことを確認した。とうとう、規制委がリラッキングOKを 認めたのだ。
リラッキングについては、本シリーズ「その123 2017年1月31日 玄海が稼働したらリラッキングも許す?〜微妙にリラッキングを容認 していく田中委員長〜」に書いたように、田中俊一前委員長ですら 「やめるべき」と言っていたのだ。 再稼働推進委員会が、パブコメをも省略して核のゴミ問題を抑え込む ために地域住民に危険を強要したのだ。 もう誰も驚かないかも知れないが…。
一方、10月の更田委員長記者会見から、他にも次のようなひどい 規制行政が行われつつあることが分かる https://www.nsr.go.jp/nra/kaiken/index.html#section1
.. 2019年11月07日 06:26 No.1775009
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