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PCR検査がわずか1日1,500件のみ− 1日2万件の安倍首相の約束どうしたの? 連休中に熱が出たらどうなる?−ちゃんと検査してくれるのか? (たんぽぽ舎)
◎今年度の補正予算案(総額25兆6914億円)は、世間では安倍内閣への 不満は強いものの、「良いもの」と受け止められている。 ちょっと待て。予算の中味をみたが、国民が一番望んでいるPCR 検査費用は、びっくりしる程低い額。たった49億円だ。4月26日放送の NHK「日曜討論」での厚生労働省の答弁は、「49億円の予算は 55万件分のPCR検査の費用」だという。1日あたりに直すとわずか 1,500件である。 国民みんなが望んでいるのは希望者がすぐPCR検査を受けられる ことなのだ。 この連休中に熱が出たらどうなるのか、ちゃんと検査してくれるのか?
◎安倍首相は4月6日「PCR検査体制の1日2万件への倍増」を 表明したばかりではないか。それが全く違う。1日2万件どころか、 1日1,500件分の補正予算案だ。 ドイツや韓国でたくさんのPCR検査が実施できていて、それも あって、ドイツメルケル首相の支持率もうなぎのぼりで高く、韓国 文在寅首相も4月総選挙で歴史的圧勝をした。
◎PCR検査の拡大がなぜできないのか、なぜ超低額予算なのか、 厚労省と国立感染症研究所、ならびに安倍首相はちゃんと説明を。 私たちの要求は簡単明りょう。PCR検査を希望者がすぐ受けられる 体制を作れ。ずっと待たせるやり方やめよ。たらいまわしにするな。
◎4月30日発行の「日刊ゲンダイ」1面特集は「うらやましいPCR 議員優先」、2面は…「その議員西村康稔経済再生担当相がPCR 検査を受けていたことが発覚、“国民から怒りの声−ずるいぞ西村 大臣”−なぜPCR検査受けられた−上級国民優先なのか」の記事が 載っている。こういう情けないことが今後も起こる。 それを防ぐには、PCR検査の急速な大幅拡大だけだ。 安倍首相と厚生労働省は猛反省して。
.. 2020年05月01日 06:32 No.1915001
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