2013年9月、国際オリンピック委員会の総会がブエノスアイレスで 開催されていた。 総会では二回先の2020年のオリンピック開催地招致のためのプレゼン テーションも行われていた。ここに登場したのが、安倍晋三首相(当時) だった。「アンダーコントロール」発言は、この時に発せされた。 正確に見よう。発言は英語で、以下の文脈だった。 「Some may have concerns about Fukushima. Let me assure you, the situation is under control.」 直訳すれば… 「福島のことを心配している人もいるかもしれません。 保証しますが、状況は制御されています」
この間「安倍一強」体制が堅固で、安保法制の整備や二度の消費税率引き上げなど、短期政権では貧富差の差が激しくなるような課題を実行しました。首脳外交を得意とし、外務省から外交権限を奪って官邸外交を進め、世界を回って日本の存在感を高めました。「Japan is Back」「Buy my Abenomics」など、英語のフレーズも印象的でした。