(2)翌12日は、松戸の武笠さん、柘植さんに、「6.12被災者支援・エネルギーダイエット・アクションin松戸」に太鼓もっていらっしゃい、というお誘いを頂き、アイヌの歌「森も川も海も空も、ここはアイヌ民族の聖地。ダムなんか造るところじゃない」という梶田イフさんという方の「二風谷最後の砦」を皮切りに、地元のお母さんたちと、「竹田の子守歌」「四季」(観衆のリクエスト)「チューリップのアップリケ」「イマジン」を駅前に響かせた。前日、太鼓の名手たちのデモ行進が、常盤橋公園で終わろうとする時、へたりこむどころか、アフリカの舞踊をみごとに披露した女性がいた。こちらは、第二挺団、若い彼らに学ぶ。さらに、新宿駅では、集会場への階段を警官が規制し、「戒厳令かい?」と言う感じでいらいらさせられて、地上へ出たところ、朴 保バンドのみなさんにでくわした。桜木町のサウンド・デモで疾走するトラック上の演奏を終えたところ。 「東京・生活者ネットワーク」の編集長、加藤さんに呼ばれた、とのこと。なんとか朴さん一行は、街宣車に乗れた。「もんじゅ」“Who can save the world?”を歌ったのは、東電前と同じ。アメリカのフォーコーナーズ(ウラン採掘場あたり)で、「ひろしま」を歌った人のキャリアと実力は、合唱の渦を巻きおこした。「福島と周辺のこどもたちを助けねば!」というのが、フィナーレのメッセージだった。冷たい閉ざされた心に何を伝えても無駄。芸術・芸能の技能を借りたいのだ。さて、松戸駅頭では、武笠さんの家の近所からの土砂を、大小2台の放射線量測定器,ガイガーカウンターで、さりげなく、計測展示してもいた。数字は、積算量年間20mSvをこえている、と読めるものも! 反対の駅の出入り口では、東日本被災者支援千葉西部ネットワーク、「みどりのみらい」などの旗が掲示され、人目をひくぬいぐるみ、熱烈なスピーチ、マークシート方式のアンケ ート、各種活動家団体のチラシ配布など、熱心でかいがいしい。「たんぽぽ舎」の置きびらも200枚ほど、なにもいわぬのに手渡しして下さった。朝9時からのアンケート結果。この深刻な事態に、「安全対策を強化し、原発を続ける」は、わずか、56票、「どちらともいえない」、「原発をとめて・・」は、あわせて900票になんなんとする圧倒的多数を獲得。