脱原発は口先だけの野田首相、国連演説のまちがい ○ 野田首相は国連に行って「脱原発」宣言をするのかと思ったら、原発の売り込みを強調していた。首相が、国の内外で言うことがちぐはぐなのは今に始まったことでもないが、これほどひどいのもめずらしい。 脱原発を進める国が、仮に「世界一安全な原発」に出来たからと言って、やめてしまう原発を売り込むなど、信義にももとる行為だ。ということは「脱原発は口先だけ」と解釈するほかはなかろう。 ○ まだ原発震災さえ終わっていない そうはいっても、今世界中で動いている約430基の原発を、より安全にするためには日本の技術が役に立つという向きもあろう。しかし、それ以前に日本が売り込む資格など無い。 原発震災で世界に例を見ない3機同時メルトダウンを引き起こした責任をまず取る必要がある。まだ賠償さえはじまってすらいない。原因究明どころか収束さえ出来ていない。放射能は放出され続けている。日本の技術はまず福島原発震災の収束に全力を投入すべきであり、売り込みに費やす時間も資金もあるはずが無い。そんなものがあるのだったら直ちに福島に投入すべきだ。しかもこれは数年で済む話では無いのだ。 ○ 売り込む資格もないくせに 4月4日、原子力安全条約の再検討会合においてIAEAの天野之弥事務局長は冒頭演説を行い、日本での原発事故の発生を受け「原子力に対する一般市民の信頼を取り戻すためには、安全基準の厳守と完全な透明性が欠かせない」と述べた。 はっきり言って、原子力を推進している国に「完全な透明性」などあったためしがない。日本は今となっては、その中でも最悪の国である。その国が欠陥原発を他国に売り渡そうとするなど、悪夢以外の何物でも無い。 私は東電と20年以上にわたり対話してきたが、ことあるごとに情報は「黒塗り」であった。別に東電に限ったことではない。国の原子力行政もまた、「黒塗り」の連続で、安全基準に関わる重要情報や経済性をめぐってはまともな情報は今もって公開されていない。東電の黒塗り手順書公開はつい半月前のことだ。 何処でも良いから、原発の収支明細(一年間の原発稼働に伴う収入と経費)を明らかにしたところが一つでもあっただろうか。 ○ 原発はエネルギー源ではない…原発導入の動機は、「核兵器に近づくこと」 どの国であろうと原発を導入する動機は、ひとえに核兵器に近づくこと、そして国家のステータスを上げること。国民の生活などは念頭にさえない。 本当に電気が必要なのだったら、ガスタービン火力を導入する方が遙かに早道だし、低コストだ。ベトナムなど天然ガスや石油など資源は豊富で、電力生産のため、いまさら原発を導入する必要など無いのだから。 成長戦略の名の下に、原子力産業に莫大な資金を流す目的で、原発輸出という「ニーズ」を作り上げた結果、いまさら止めるわけにも行かないと、そんなことをまだやっていられるほど政府には危機感が無いらしい。これでは福島原発震災は何度でも繰り返すだろう。
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.. 2011年09月25日 08:21 No.330001
++ さはしやよい (幼稚園生)…1回
自然エネルギーにも”?”をつけよう 自然エネルギーのマイナスな点いくつか。 今ある火力・水力で電気は足りるのだ 9/19・5万人デモに参加して-感想 ○ 千駄ヶ谷駅下車して改札口を出るまでに15分程かかり、嬉しい悲鳴をあげながら、その間にチャッカリとチラシ配りをしました。やっとこさっとこ会場に着いた途端、目に飛び込んできたのが、多くの幟旗や横断幕に書かれた”脱原発! 自然エネルギーへ”の文字です。”100%自然エネルギーへ”のプラカードには、腰を抜かさんばかりにびっくり! ○ 「原発は安心・安全・クリーン」という宣伝文句に疑問を持たなかった多くの人がいたことも、恐ろしい原発が54基も建ってしまった要因の一つだと思います。今、私が一番恐れているのは、同じキャッチフレーズで宣伝報道されている “太陽光・風力発電”が、すごい勢いで建設されていることです。太陽・風、それ自体は、もちろん“安心・安全・クリーン”です。しかし、それらを電気に変えるために何が必要なのか、しっかりと考えてください。 ○ 広大な土地、膨大な資源を使う装置、装置を作るために使用する大量の電気が必要です。その資源の中には、レアアースというものがありますが、その採掘現場では、放射線被曝や化学薬品による健康被害で、多くの人が苦しみ亡くなっています。風車の低周波、太陽光発電の電磁波による健康被害も出ています。 “今ある火力・水力で電気は足りる”と反原発運動をしてきた人々までもが、自然エネルギーを何故押し進めるのか理解に苦しみます。 ○ 気がついた時には、自然破壊も健康被害も進み、修復不可能な事態になっていたなどという、原発と同じ愚を繰り返さぬよう、代替エネルギーについて、ひとりひとりが自分で考え、ゆっくりと時間をかけて話し合いましょう。 未来の子どもたちに、電気は余っていても、安全に住める場所も、安全な食べ物もない地球など残さぬように! 次のデモでは、”自然エネルギーへ”の文字が減っていることを祈ります。
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.. 2011年09月25日 08:50 No.330002
++ ゆうき (幼稚園生)…1回
今日は。最近、メルマガを取り始めました。 興味深く読んでいます。 我儘を言わせて頂くと、読むスピードが、凄く遅い私は、面白いから全部読みたいけれど、時間的に、辛いものがあって、焦りながら、読んでいます。 所で、 ★1.デモ警備警官は多すぎ それへの税金はムダ使い 都知事はデモ警官への税金支出をやめよ 私も同感です。私は、Aコースで行きましたが、一番後ろではありませんでしたが、代々木公園に着いた時は、スッカリ暗くなっていました。 デモの途中、警察の妨害に待たされること度々で、精神的にとても疲れました。 時間も、アンナにかかるのでは、参加を諦める人も出てくるでしょう。 これも、彼らが、狙うことの一つかもしれないと、思ってしまいます。 あなたが書いていらっしゃる様に、私も、これは、表現の自由に対する妨害だと思い、国民の側に立った発想の出来ない警察、ひいては国に、ハラが、凄く立ちます。共感をしたので、勝手な事を、書かせて貰いました。 お元気で。これからも、楽しみに、読んでいきます。
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.. 2011年09月25日 09:04 No.330003
++ 幸田晋作 (幼稚園生)…1回
九州電力で原発を作った代表的な社員が、3/11原発惨事を見て 自問して、今「脱原発」へ変わった。 原発が緑豊かな街作りに支障を来すようになった、と実感 ○九州電力が建設した、全ての原子力発電所に関わり、地元対策の最前線に立った元社員が、自問の日々を送っている。 「原子力は日本の命綱」と信じていたが、東京電力福島第一原発の事故は、仕事に捧げた28年間の自負を根底から揺さぶった。 一住民として「脱原発」に向け動き出した。 鹿児島県薩摩川内市の川内原発から6キロの峰山地区に住む徳田勝章さん(73)。 ○1956年入社。76年以降、発電所の立地業務に携わってきた。住民への説明や理解取り付けを担う「立地屋」一筋だ。97年に川内原発次長(副所長)で定年を迎え、2004年まで嘱託社員として3号機増設計画が軌道に乗るのを見届けた。 反対派の元住民が当時を振り返る。各種集会に現れ、社内の「技術屋」から得た知識を元に、とうとうと安全性を説く「九電の顔」。それが徳田さんだった。 安全神話を信じていた。「スリーマイルやチェルノブイリのような事故は日本では起きない」と確信。だが、3月11日の震災と原発事故で、あっさり覆された。 ○「反対派が言っていたことが、現実に起きた」7月には九電の「やらせメール」 問題が発覚。官民挙げての世論操作を「小手先のやり方だ。住民目線に立ち、不安に向き合う姿勢がない」と批判。自身が自治組織の長を務める峰山地区は緑豊かな田園地帯。自然環境の魅力で定住促進を目指すが、福島の事故後、土地取得 寸前だった2家族が心変わりしたという。 「(原発が)街づくりに支障を来たすようになった」と徳田さは嘆く。事故直後、安全対策の徹底や3号機増設「凍結」を1人で要望書にまとめ、原発10キロ圏の自治組織の賛同を得て市長に提出した。 「再生可能エネルギーへの切り替えを、お題目でなく、確実に進めなければ」。 それを言い続けることが、原発立地を進めた自分の「最後の責任」だと感じている。朝日新聞西日本版(2011年9月24日)30面に掲載を要約 「宮崎県」
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.. 2011年09月25日 09:34 No.330004
++ 石山正子 (幼稚園生)…1回
9/25世田谷集会のご案内 タイトル:『原子力発電と人権・差別』-切り捨てられるアメリカ先住民- 講 師:鎌田 遵(大学非常勤講師) 石山徳子(明治大学准教授) 日 時:9月25日(日)13:30から16:30 会 場:北沢タウンホール第1集会室(TEL 03-5478-8006) 東京都世田谷区北沢2-8-18 下北沢駅南口から徒歩4分 主 催:女は戦争への道を許さない世田谷集会 連 絡 先:TEL FAX 03-3300-3627
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.. 2011年09月25日 09:51 No.330005
++ 山崎 久隆 (幼稚園生)…4回
除染の限界を見極めよう −福島市渡利地区の空間線量を測定して 文字通りの「除染」は全くできていない 9月30日には「避難準備地域」が解除されると言うが、その前提には除染により被曝線量を低減させることがある。しかし現実にはそう簡単にはいかないことが明らかになってきている。ここに紹介するのは、「国際環境NGO FoE Japan」「福島老朽原発を考える会」が神戸大学の山内知也教授に依頼した福島市渡利地区の除染効果に関する調査報告書の「まとめ」だが、現実の厳しさが突きつけられた結果になった。 除染さえすれば戻れる。これが今福島県各地で行われているが、結果が伴わないケースもあり、その場合は依然として危険だということも知らなければならない。無理な場合は諦める、そういう決断も必要だ。県や国はこの現実をどう捉えているのか。依然として見えてこない。 「放射能汚染レベル調査結果報告書:渡利地区における除染の限界」より まとめ: 福島市渡利地区の空間線量を計測した。 ・6月の調査で見つかった 40,000Bq/kgを超える汚染土壌が堆積していた道路の側溝はそのまま放置されていた。堆積した土壌表面の線量は6月の 7.7μSv/hから22μSv/hに、11μSv/hから23μSv/hに上昇していた。降雨と乾燥とによる天然の濃縮作用が継続している。 ・住宅の内部で天井に近いところで、あるいは1階よりも2階のほうが空間線量の高いケースが認められたが、これらはコンクリート瓦等の屋根材料の表面に放射性セシウムが強く付着し、高圧水洗浄等では取れなくなっていることに起因することが判明した。学童保育が行われているような建物でもこのような屋根の汚染が認められた。 ・渡利小学校通学路除染モデル事業が8月24日に実施されたが、報告された測定結果によれば、各地点空間線量は平均して「除染」前の68%にしか下がっていない。除染作業の実態は側溝に溜まった泥を除去したということであって、コンクリートやアスファルトの汚染はそのままである。道路に面した住宅のコンクリートブロック塀や土壌の汚染もそのままである。一般に、除染は広い範囲で実施しなければその効果は見込めない。今回の計測において通学路の直ぐ側の地表で20μSv/hに及ぶ土壌の汚染があった。除染というからには天然のバックグラウンド・レベルである0.05μSv/hに達するかどうかでその効果が評価されるべきで ある。「除染」の限界が示されたと見るべきである。
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.. 2011年09月26日 11:11 No.330006
++ 山崎久隆 (大学院生)…108回
・薬師町内の計測を行ったところ、国が詳細調査を行った地域から外された地点で高い汚染が認められた。ある住宅の庭では1m高さで2.7μSv/h、50cm高さで4.8μSv/h、地表で20μSv/hの汚染が認められた。これは南相馬市の子ども・妊婦の指定基準(50cm高さで2.0μSv/h)をゆうに超えている。 ・渡利地区では、地表 1cm高さでの線量が異常に高い値を示す箇所が随所に見られる。この地区全体の土壌汚染に起因すると思われる。土壌汚染の程度については、特定避難勧奨地点の検討項目になっていないが、チェルノブイリの教訓に学び、空気の汚染にも直接関係する土壌汚染の程度について、避難勧奨の判断に反映させるべきである。 ・文字通りの「除染」は全く出来ていない。Cs-134の半減期は2年、Cs-137のそれは30年である。したがって、この汚染は容易には消えず、人の人生の長さに相当する。そのような土地に無防備な住民を住まわせてよいとはとうてい考えられない。 神戸大学大学院海事科学研究科教授 山内 知也
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.. 2011年09月26日 11:30 No.330007
++ たんぽぽ舎 (社長)…372回
.「町民の望みと差」 東電賠償 双葉町長が批判 東電の賠償の在り方が間違い 東電が誠意ある態度を見せなければ交渉を中断する 福島第一原発事故を受け、埼玉県加須市の旧騎西高校に役場機能ごと避難している福島県双葉町の井戸川克隆町長は二十二日、原発事故の賠償について「一般常識的な補償協議では考えられないような、一方的な経緯と手順で進められている」と述べ、国や東京電力に対し賠償範囲や手続きの改善を求める考えを示した。同市で開かれた町議会の一般質問に答えた。 東電は十五日から、同校で町民に対する個別の賠償説明会を実施。手続きの煩雑さや補償内容に町民から苦情が相次ぎ、井戸川町長は十七日、東電に説明会の中断を要請。十八日以降、説明会は行われていない。 井戸川町長は「原発事故が収束していない状態で、被災者のストレスを単純査定し同意させるような補償交渉は、町民の望む道筋とは乖離している」と批判。「東電の賠償の在り方が間違っており、誠意のある態度を見せなければ中断の姿勢は変えない」としている。 (東京新聞9月23日より抜粋) 「黒塗り」手順書 東電が再び提出を拒否 東京電力は二十二日、衆院科学技術・イノベーション推進特別委員会から開示を求められた全電源喪失など過酷事故(シビアアクシデント)の対策手順書について、あらためて提出を拒んだ。これを受け、経済産業省原子力安全・保安院は 東電に対し、電気事業法に基づいて手順書の一部を提出するよう求める方針だ。 東電はこれまでも手順書の中身を黒塗りにするなど、委員会への開示を拒み続けている。保安院の深野弘行院長は二十二日の会見で「あそこまで黒塗りすることはやや疑問だ。何が困るのかちゃんと評価すべきだ」と批判。手順書のどの部分が事故調査に必要かを精査した上で、東電に報告徴収を行う。 (東京新聞9月23日より抜粋)
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.. 2011年09月26日 11:45 No.330008
++ たんぽぽ舎 (社長)…373回
原発ストレステスト 再稼働へ“アリバイ” 「結果 どうにでもできる」専門家、お手盛り批判 酷暑の下、節電に力を合わせ、6万人規模の脱原発集会も成功した。それでも、政府と電力各社は着々と原発再稼働への準備を進めている。その手順で重視されているのが、ストレステスト(耐性評価)と国際原子力機関(IAEA)による再評価だ。実効性がありそうに聞こえるが、下地になるべき福島原発事故の原因すら判明していない。「アリバイづくり」という酷評も聞こえる。 (小倉貞俊、上田千秋) ○野田佳彦首相は二十二日、国際社会に事実上の“再稼働宣言”をする。国連本部で開かれる「原発の安全性と核の安全保障に関するハイレベル会合」で「安全でより信頼性の高い原子カエネルギーの確保は引き続き必要だ」と訴える予定だ。 全国五十四基の原発のうち、現在稼働しているのは十一基。政府は停止中の原発の再稼働に向けて、二次にわたるストレステストを実施し、その結果を原子力安全・保安院が評価、原子力安全委員会が確認するという手順を打ち出している。 ○最終的には地元自治体の同意が必要だが、すでに定期検査中の原発十五基が一次評価に入ったとみられ、一部は年内の再稼働を目指している。 まずストレステストとほどういうものなのか。これは実際に原発に衝撃を加えるのでほなく、コンピューター上でシミュレートする方式だ。(中略) ただ、「結果いかんで稼働する、しないを判断するねけではない。あくまで住民に安全性を理解してもらうための材料」(保安院)だという。 ○一方、専門家の間では効果に懐疑的な見方が広がっている。元日本原子力研究所研究員で技術評論家の桜井淳氏は「テストは原発の危険性を測るより、安全性を示すことが前提なので、最初から結果は見えている」といぶかる。 「地震の揺れや津波の高さについて、厳し数次を前提に調べると思えない。 『ぎりぎり大丈夫だった』という結果を出してくるのだろう」 京都大原子炉実研所の小出裕章助教も「シミーレートするといっても、原発の構造が変わるではない。数値を動かすだけなら、結果はどうにでもできる。甘い設定をすれば甘い結果になるだけのこと。そもそも事故は予測できないからこそ起こるのであって、人が予測したうえでは意味はない。『安全だ』と表明したいだけのお手盛りの検査だ」と語る。 さらに桜井氏は欧州合(EU)が六月から始めた同テストの設定を日本でも参考にしている点に疑問を呈す。「大きな地震や津波がほぼない欧州と日本では、状況が全然導う。EUの権威に乗って、国民が納得する客観性を求めただけでは」
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.. 2011年09月26日 12:21 No.330009
++ たんぽぽ舎 (社長)…374回
「地震影響 過小評価の歴史」 黒塗り手順書 東電の本気度「?」 IAEA「お墨付き」も疑問 ○今回、ストレステストなどが出てきた根幹には福島原発事故がある。これで従来の「安全神話」は吹き飛んだ。だとすれば、新たな安全性の検証も福島事故の原因に基づかねばならない。 ところが、いまも事故の原因ははっきりしていない。同社は事故原因を「想定外」の津波による電源喪失と言い張っている。しかし、津波以前に「地震による配管などの損傷が原因では」という指摘が相次いでいる。 「事故原因があいまいなまま、ストレステストをしても全く意味がない。まずは原因の究明をしてほしい」。こう語気を強めるのほ原子炉格納容器の設計に携わってきた後藤政志氏だ。「電力会社ほこれまでずっと地震の影響を小さく見積もってきた歴史がある。ここで真剣にやらないと、また同じことが起きる」 同氏ほこの間、事故原因を追究する衆院科学技術イノベーション推進特別委員会の作業に、技術アドバイザーの一人として協力してきた。 その解明作業に不可欠な情報どして、同委員会は東電に対し、過酷事故が起きた際の運転操作手順書を求めたが、東電側はほぼ黒塗りの形で提出した。このことについて、後藤氏は「『安全性を全く考えていない』と失望した。国会の求めに応じないということは、国民全体をばかにしているということ」と話し、ストレステストへの“本気度”も疑問視する。(中略) ○一方、政府はストレステストの結果をIAEAに提出する。保安院と安全委に加え、国際機関の 「お墨付き」を獲得しようという狙いだ。(中略) 桜井氏は「IAEAは米国の操る糸によって動く、いわば『原発推進機関』。 原発行政の首を絞めるようなことはしないだろう。IAEAに太鼓判を押されたからといって、安全の証明にはならない」と強調する。 前出の小出助教も「原発事故の犯人ははっきりと言えぼ、国と東電。その犯人を原発推進のIAEAが評価するという構図は、犯罪者同士のなれ合い以外の何者でもない」と厳しく批判する。 ストレステストもIAEAのお墨付きも、国民を納得させるものにはなりそつもない。桜井氏は「そんなことよりも、先ににやるべき事がある」と言う。それほ保安院と安全委の代わりに新設が検討されている原子力安全庁を、抜本的につくり替えることだと説く。 「従来、原発推進一辺倒だったメシバーは外し、原子力必うから距離を保てる人や原発批判派を登用すべきだ。それが実現できなげれば、真の安全性確立ほほど遠い」 (東京新聞9月21日より抜粋)
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.. 2011年09月26日 13:09 No.330010
++ 柳田 真 (大学生)…78回
海(東京湾)に浮かぶ2つの米軍原子炉、撤退せよ 危険、地震・津波に危ない 9月25日3周年行動に参加 ・9月25日(日)朝10:00過ぎ、米原子力空母(ジョージ・ワシントン)横須賀基地母港化3周年抗議、空母配備撤回を求める9.25神奈川集会が開かれました。主催は神奈川平和運動センターと三浦半島地区労。 たんぽぽ舎は、東京湾に浮かぶ2つの原子炉の危険性、米原子力空母撤退せよ行動の意義が大きいと考え、この3年間原子力(核)空母を重視して取り組んできました。今年は反原発自治体議員・市民連盟と共同で集会参加を呼びかけ、9.19集会でも6,000組の呼びかけチラシを配布し、当日は東電前アクションと共に40数人で参加しました。(午前の集会全体は1,800人、午後の集会は4,500人) ・会場入口でたんぽぽ舎作成の合同セットビラ1,000枚を10人余で配布、空母NOの横断幕とのぼり旗を数本並べて。 ビラの内容は イ.原発再稼働を阻止しよう―学習会・デモの日程 ロ.原発やめよう意見広告のお願い文 ハ.反原発議員・市民連盟のビラ ニ.スペースたんぽぽの紹介
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.. 2011年09月27日 08:29 No.330011
++ 柳田 真 (大学生)…79回
集会は平和運動関係いくつかの挨拶と沖縄山城博浩氏の訴え、厚木爆音反対訴訟団、55基の原発を撤退させよう(社民党福島党首)など。デモはヴェルニー公園を出てNTT横須賀局前まで。5列縦隊で長い隊列が続きました。たんぽぽ舎の隊列は前段の働きかけとメルマガ(5,000通)で呼び掛けた成果もあり、40数名もの参加者で、いくつものデモ隊列の中でもひときわ目立ち、「空母はいらない!」のノボリ旗を立て、太鼓や楽器を鳴らし、横断幕を5枚通行者へ示しつつ、元気にコールしながら行進しました。東電前アクションの若い人たちが中心で替え歌なども賑やか。 米軍基地前では一際大きくコールしました。解散値では50名弱で独自の総括集会。山城保男横須賀市議の挨拶、たんぽぽ舎ボランティアのK子さんの9.23反差別デモでの警察の不当弾圧でのA君逮捕とその救援カンパの訴え、柳田から今日の2つの見学コースの案内などをして終了。 ・お昼はお蕎麦屋さんの2Fで交流会。参加者33名。地元の山城保男横須賀市議の案内でお蕎麦屋さんの広い2Fで昼食。料理ができるまでの時間を活用して各参加者からいくつものインフォメーション案内がされました。橘さん(10.1集会の案内)、山本さん(11.13NODU集会の案内)、柳田(9.30東海村臨界事故追悼集会の案内)、川上さん(座間の行動ほか)、山城さん(世田谷区長を呼んでの脱原発集会の報告書)、Tさん(ワンコイン上映会10/6(木)・20(木)の案内)、その他。 ・2つの見学をしました。4台の車に分乗して出発。(10人、8人、8人、4人乗り、計30人。数人あぶれた方ゴメンなさい。地元のM子さん母子、山城市議、Yさん、Kさんの車と運転に感謝します。) 初めに横須賀軍港を一望できる山の上に登り、平和船団の人から資料集を元に丁寧な説明を受ける。日本の軍艦が何隻も並んでいてビックリ。ここから米空母がイラクへ出動し、人々の頭上に爆弾(劣化ウラン弾も)の雨を降らせたとのこと。 次にGNFJ(グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン(株)=核燃料加工工場)を門の外から見る。高い塀と鉄条網。二重の扉(入口付近)。東芝・日立・GEの三者の出資による会社で、主にBWR原発用の核燃料、MOX燃料を つくる会社。神奈川にこんな危険な会社があることを初めて知った人が多かった(工場から半径1km以内に一般住宅や県立高校なども隣接する)。 午後6:00解散。 ☆当日は早朝から夕方まで有意義で、新しい仲間との交流も、2つの見学もできる楽しい1日でした。当日の内容はTさんがビデオに撮っていますので、10月1日(土)夕方のスペースたんぽぽの集会で上映予定。
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.. 2011年09月27日 08:40 No.330012
++ 柳田 真 (大学生)…80回
9月19日さよなら原発6万人集会に参加して 東海第二原発廃炉の署名集めをしました 東海村 相沢清子 〇福島第一原発事故により、被災地を離れてあちこち何度も移動しながら、不安な日々を生きている福島の人たちの苦しみ悲しみ、将来に対する不安を思うとどうしていいか分からなくなってしまいます。ひどく心が痛みます。 食べ物は汚染されていないか、飲み物は大丈夫か、体外、体内被曝の危険はないのか、子供達の未来はどうなるのか、目には見えない放射能の事を思い、3月11日以来、私達は落ち着かない毎日を過ごしています。 〇3月11日東海第二原発も地震と津波で甚大被害の一歩手前、間一髪でした。 危ういところで難を逃れたことを後で知り、ぞっとしました。 福島と同じようなことになれば30キロ圏内に人口100万人も住んでいるので逃げるところはありません。33年も運転している古くて危険な原発はもう廃炉以外に選択の道はないと、東海第二原発の再稼働中止と廃炉を求める署名を集めようと実行委員会を立ち上げ、署名活動を始めました。 東海駅、水戸駅、日立駅、大甕(おおみか)駅と常磐線の各駅で署名活動をし、多くの人達に原発の危険性を訴えて来ました。講演会に集まってくる人達にも署名の呼びかけをして来ました。 〇 9月19日のさよなら原発集会(明治公園)にも参加し、署名集めをし、多くの賛同を頂き、沢山の署名を集めました。その日は6万人も集まり、私達は会場に入れませんでしたので大江健三郎さんたち呼びかけ人の挨拶などは聴くことは 出来ませんでしたが、全国から人類の将来を心配する沢山の人達、あらゆる生物と共存する「持続可能で平和な社会」を願うたくさんの人達が集い、行動出来たことは大きな意義があったと思います。 実行委員会で準備にあたられたそれぞれの人達のご苦労に感謝しながらパレードにも参加し、有意義な一日でした。少し元気が出て来ました。 (注)当日の署名数(東海第二原発の再稼働中止と廃炉を求める署名)は東海村の人達(9名)が集めた1600筆、応援(たんぽぽ舎など)の署名部隊で集めた400筆以上、合計2000筆を超えました。有難うございました。
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.. 2011年09月27日 09:05 No.330013
++ たんぽぽ舎 (社長)…375回
冊子『放射能から子孫を守りたい』のご紹介 放射汚染は、遺伝子を傷つけ、後世に被害を与えます。 しかし、遺伝学は、25年ほど前から遺伝子工学になり、今の遺伝子専門家は、人の遺伝のことがわかりません。だから、放射能汚染に対して声を上げていないのです。 そこで、これ以上の被害者を出さないために、放射能の遺伝毒性の原理をわかりやすく説明した『放射能から子孫を守りたい』を緊急発行しました。 なお、冊子ご購入の場合は以下の価格になります。 1冊〜19冊…・・… 200 円 ×冊数+送料200 円 20 冊…………… 4,000 円 (送料無料) 100 冊………… 10,000 円 (1冊が100 円に) 発行元:NPO法人食品と暮らしの安全基金 「地震と原発事故情報その183」の★2に対する 佐賀大学の豊島さんのご質問への回答です ご質問 『たんぽぽ舎御中 佐賀大学の豊島です.2点,質問とコメントです. 風車の低周波、太陽光発電の電磁波による健康被害も出ています。 「太陽光発電の電磁波による健康被害」とは何でしょうか? 例を挙げてもらえませんか.』 (注)コメントは、別の個人記事へのことなので省略致しました。 回答 さはしやよい 「太陽光発電の電磁波による健康被害」の例 京都府のAさんは、勤務先に44万kwの太陽光発電装置が設置されてから「脳がしめつけられるような感じ」など身体に変調を来たし、悪化していったそうです。 その後、北里研究所病院で「電磁波過敏症付帯による自律神経失調症」と診断された、との事です。 福岡県のBさんは、自宅の屋根に太陽光発電(5kw弱)を設置してから頭痛や動悸に悩まされ、結局、装置を撤去したそうです。その後、少しずつ回復しているが、電磁波に過敏な状態はまだ続いているということです。 出典:加藤やす子「危ないオール電化住宅」(増補改訂版)緑風出版
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.. 2011年09月27日 09:19 No.330014
++ たんぽぽ舎 (社長)…376回
福島県相馬市「原発さえなければ」自殺男性 壁に心の叫び 酪農家 悲劇の語り部 講演に奔走「風化させぬ」 東電・国への怒り代弁 ○東日本大震災の発生から三カ月後の六月十一日、福島県相馬市で五十代の男性酪農家が自ら命を絶っているのが発見された。≪原発さえなければと思ます≫ (原文ママ)。借金して建てて間もない堆肥舎のベニヤ板の壁には、悲痛な叫びがチョークで書き付けられていた。今も、原発事故の放射能汚染禍と風評被害などに苦しむ酪農仲間は、何を思うのか。(中略) ○東京電力福島第一原発から約五十キロ、相馬市の山深い集落で、約三十頭の乳牛を育てていたAさん。六月十四日に営まれた葬儀には、隣の伊達市や飯館村など市内外の同業者が大勢駆けつけた。フィリピン人の妻、小学生と幼稚園児の息 子二人の打ちひしがれた姿が参列者の涙を誘った。(中略)十年以上の付き合いという伊達市の酪農家、菅野伸一さん(五二)がAさんと最後に話したのは、同月九日。牧草の刈り入れを手伝ってもらうことになっていた。「朝、電話してきて『いろいろあって行けなくなった』と言うんだ。その時はふだんの彼のような気がしたんだけども」堆肥舎で首をつっているAさんが発見されたのは、その翌々日の十一日。壁には≪2011 6/10≫の記述とともに、こんなメッセージが残されていた。≪原発さえなければ≫(中略)「原発のせいで、何もかもおかしくなった。原発さえなければ、家族そろった人並みの生活がおらにだってできたんだ」「この先どうなるのか、酪農家はみな不安感にさいなまれている」。 相馬市で家族と牧場を経営する女性はやり切れない思いを語る。「彼は何も悪くなかった。原発さえなければ、と思っているのは彼だけじゃない」 ○「自分の村のことで精いっぱいで、彼の相談に乗ってやれなかった。今も悔やんでいる」(中略)プロジェクターを使って壁に投影されていた画像は、Aさんの書き残したメッセージだった。長谷川さんもAさんの仲間だった。(中略) 「自分たちの体験を広く知ってもらうべきではないかとぼんやり考えていたが、迷いもあった。彼の死によって、決意が固まった。メッセージは一連の出来事を伝えてくれという彼の願いだと受け止めた」≪残った酪農家は原発に負けないで頑張てください≫≪仕事をする気力をなくしました≫とAさんが堆肥舎の壁に残したメッセージを読み上げる。(中略)Aさんはじめ酪農家の代表として、生の声で体験を語り続けることが今の自分に課せられた使命だと考えている。「飯館村は75%が山で、除染は簡単ではない。正直、戻るのは難しいと思う」と長谷川さんは唇をかむ。「風化するのを待っている人たちもいるだろう。でもそうはさせない。とんでもない事故が起きて福島県民が悲惨な目に遭ったことを忘れてもらうわけにはいかない。そのためなら、しばらく無職でいいんです」 ○【デスクメモ】失職し居場所もなく自己否定に走る自死者は多い。≪原発で手足ちぎられ酪農家≫の辞世の句で「早い賠償さえあれば」と悔やまれる。(呂) (2011.9.26「原発さえなければ」東京新聞より抜粋)
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.. 2011年09月27日 09:37 No.330015