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│ 工場の直下に断層−地震で崩壊−原発30基分の災害! │ 2兆円をはるかに超える費用、完工延長はなんと19回! └──── (たんぽぽ舎)
まだ続く「再処理工場」の危険性
日本原燃が青森県六ヶ所村に建設中の再処理工場に関し9月5日に「完工を一年延期」と発表した。もともと1993年着工、1997年完工予定が、とんでもないトラブル続きで延期に延期を重ねて19回目。永久に完成しない施設と化して莫大な税金と電気代を食いつぶしてきた。これまでにつぎ込まれた金額は2兆円を遙かに超える。実際に今後いくら掛かるかは算定も出来ないだろう。 この直前までは2012年10月完工としていたのだが、今年1月にアクティブ試験を再開しようとして、またしてもトラブルに見舞われ、結局はガラス固化体の製造試験が再開されたのは6月、結局10月の完工など今年のはじめっから不可能なことは十分わかっていたことで、今さら何の発表かと思う。 それよりも、まだ建設を続けていることのほうが遙かに大問題で、3,344トン(BWR1,683トン、PWR1,661トン)、13,586体(BWR9,714体、PWR3,872体)の使用済燃料を持ち込み続け、これまでに1,103体、320トン余りを処理しているが、この再処理工場に存在する放射性廃棄物の危険性は、原発30基分以上にも相当する。(以上の再処理数値等は、いずれも日本原燃ホームページ アクティブ試験結果報告等より。) 日本中の17箇所の原発では、これに加えて14,170トンの使用済燃料が貯蔵されている。合計17,193トン(2011年9月末現在・電事連)。 全体の問題として捉え直すほか無い。もちろん青森県内で保管する謂われの無いものだ。
核のゴミ作りに1300億円
もう一つ、到底容認出来ない施設を日本原燃は建設中だ。MOX(プルトニウム燃料)製造施設「J−MOX」だ。プルサーマル計画のための燃料製造施設に1300億円を投じて建設予定であり、現在敷地掘削作業中だ。こんな施設は直ちに中止しなければならない。プルトニウム燃料を使う原発で今動いているものは一つも無い。 これまでの計画では、福島第一3号、高浜3号、伊方3号、玄海3号がプルトニウム燃料を入れて起動したが、福島第一3号は水素爆発で破壊され廃炉になり、 その他も運転ができる状態では無い。(ストレステストも終わっていない) さらに英仏のプルトニウムが優先的にMOX加工されることになるが、原発そのものが廃止される可能性がある中で、仮にプルトニウム燃料を作っても単なる核のゴミになるだけのことだ。莫大な費用を掛けて核のゴミ作りをすることになる。
.. 2012年10月04日 11:23 No.429001
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++ 山崎久隆 (部長)…221回
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地震で崩壊する再処理工場
六ヶ所再処理工場の真下に断層が走っていることも深刻な問題だ。動いていなくても使用済燃料プールや高レベル放射性廃液貯蔵施設など、致命的な施設がたくさんある。謎の水漏れを続けた巨大なプールの直下が地震により地盤崩壊が起きれば、たちまち底抜け事故になるだろう。冷却できなくなった使用済燃料は、水面から露出すればたちまち燃料の崩壊熱で燃えあがる(ジルコニウム−水蒸気反応)。この状態では致死的な放射線が周囲を覆い尽くすので、近寄って消火するなど不可能だ。どうやってもう一度水没させることが出来るか、想像もつかない。それに失敗すれば原発30基分の災害になる。 高レベル廃液タンクが破壊されれば、さらに重大な汚染が施設内に広がる。 そのまま放置したら環境中に流出する。人が近づいて処理出来ないのは、こちらも同じだ。 こんな施設が、日本有数の海溝型地震を起こす太平洋岸に立地していること自体、世界的大事件だろう。 何もしなくても安全維持管理のためだけに年間1,100億円もかかっている(2012年5月9日内閣府「新大綱策定会議(第18回)資料」第1−3号より)とんでもない施設。一刻も早く、再処理工場の建設中止と、使用済燃料を含む高レベル廃棄物の「安全化処理」を急がなければならない。
突如「国家安全保障」が原発推進の理由に
「ナイとアーミテージ」とは、ジョセフ・ナイとリチャード・アーミテージのことで、ジャパン・ハンドラーなどと呼ばれる人物だ。日本に対して繰り返し「集団的自衛権の行使」「改憲」(もちろん9条改憲)を迫ってきた人物で、日 本の歴代内閣と官僚は彼らの提言をまるで「神託」のごとくに実現してきた経過がある。 「原子力政策の憲法」と称されることもある「原子力基本法」。この法律がある時突然書き換えられていたら・・・それは、まるで悪夢のような出来事だ。
.. 2012年10月04日 11:29 No.429002
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++ 山崎久隆 (部長)…222回
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原子力基本法には「自主・民主・公開」の原則が謳われ、さらに「原子力は平和利用に限る」という平和利用条項を定めている。核兵器開発を防ぐ国内法の縛りそのものである。日本が原子力開発に踏み出す際、多くの科学者が核武装を懸念し、なんとか道を絶っておこうとして作った法律だ。なお、「非核三原則」は法令ではない。国是などといっても放棄することに法的制約などはない。だからこそ歴代自民党内閣は法制化を断固拒否してきた。しかし原子力基本法は違う。 日本が世界最大級の核燃料サイクル施設を有し、容易に核兵器開発に転用できる「ウラン濃縮工場」「高速増殖炉」「再処理工場」などといった「機微技術」を大量に保有・開発し続けてこれたのは、米国の支援と、国際的には核拡散防止 条約(NPT)とIAEA条約を遵守することを約束し、国内法では原子力基本法を始めとした規制法令を整備してきたからだ。そうでなかったらとっくにどこかの国に爆撃されていたかも知れない。 その「憲法」が、誰の目にも触れないままに、「こっそりと書き換えられていた」のだ。 6月20日に成立した「原子力規制委員会設置法」の付則(法令の実施時期等付随的事項を定めた規定)の中に「原子力基本法」の第二条「目的」を書き換える規定が忍び込ませてある。 「我が国の安全保障に資する」これがこっそりと押し込まれた言葉だ。 一般に「国家安全保障」とは、軍事力による国家防衛(戦略)のことを指すことが多く、ナショナル・セキュリティと英訳される。 原子力規制庁設置法の改定で、突如「国家安全保障」を原子力開発の目的に「ねじ込んだ」のは、米国の差し金であったのだろうか。それというのも、米国の保守系シンクタンク「戦略国際問題研究所・CSIS」が、対日提言の第三弾を発表した際に、原発を国家安全保障上の重要な構成要素としているからだ。
.. 2012年10月04日 11:36 No.429003
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++ 山崎久隆 (部長)…223回
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米シンクタンクの危険な原子力政策への提言
8月15日(米国東部時間)に公表されたレポート「米日同盟」(戦略国際問題研究所)に、原発を再起動し、原子力開発推進に「復帰」するよう日本に対して「提言」したのは、冒頭に述べたジョセフ・ナイとリチャード・アーミテージ。 そう、過去何度も日本の安全保障政策に対して「提言」を述べ、日本をコントロールしてきた人物の、第三の「提言」だ。 主要な論点は「日米戦略と同盟強化」にあるが、原発についても重大なことを書いている。 「原子力開発は、日本の包括的安全保障に欠かせない要素を構成する。」これが結論部分だ。もちろん前段に書いていることを総合すれば、まさに「包括的安全保障」つまりエネルギー安全保障も機微技術の安全保障も含むと捉えられる。 言葉の上で日本の核武装能力に言及することなどあり得ない。しかし結論部分には中国の原子力計画とロシア、韓国、フランスの台頭などで、日米が後れを取ることを懸念し、日米同盟を背景に、協力関係をますます強化するように主張して いる。このような主張に日本のリモート内閣が、ずるずると引きずられて原発再稼働など許してはならない。普天間・オスプレイ問題と同様、米国のために日本の原子力政策は存在してきたし、今も存在している部分を無視してはいけない。 このレポートが公表されてわずか2日たった17日の読売は、社説でレポートの概要を掲載した。このような提言が来たからちゃんと読んでおけと言わんばかりの社説だ。「米有識者提言 幅広い協力重ねて同盟深化を(8月17日付・読売社説)」というタイトルに続く一文を読んで、この新聞は米国の機関誌かと思った。 「中国の台頭や北朝鮮の核開発など、アジアは依然、多くの不安定要因を抱えている。地域の平和を維持するため、日米同盟が果たすべき役割は今後も大きいことを自覚したい。」 全体で1,000字の社説で、読売の「解説」はたったこれだけ。あとは全部要約だった。「米国の指示が出たぞ」と言わんばかりの書きぶりだ。
.. 2012年10月04日 11:43 No.429004
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++ 長尾 (幼稚園生)…1回
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.「再稼働の嵐がやってくる、備えよう」、まったくその通り! │ 違法人事のまま発足した原子力規制委員会は、再稼働のため。 └────(メルマガ読者)
いつもメールニュースをありがとうございます。 「再稼働の嵐がやってくる、備えよう」という記事、まったくその通りだと思います。そもそも、原子力規制委員会設置法第3条には、「原子力利用における安全の確保を図ること」を任務とするという文言が含まれています。原子力を「利 用」しなければ存在意義のない委員会なのです。 そして、保安院、安全委の廃止と同時に何やら緊急性があるかのように違法人事のまま発足しましたが、大飯3・4以外に稼働している原発のないこの時期に急いで規制委が仕事をしなければならないとすれば、それは再稼働のためにほかな りません(規制委に仮に存在意義があるとすれば、大飯3・4を止めることしかありません)。 違法人事については、別に人事が違法であり、規制委成立の無効の確認を求めるというような裁判闘争を期待していますが(ごめんなさい、自分から始めることはできないもので)、規制委員会というものが法的に推進委員会だということ も押さえておくことが大切なのではないかと思います。 その通りといいながら蛇足を付け加えましたが、これからもメールニュースを期待しております。どうも失礼いたしました。
.. 2012年10月04日 11:51 No.429005
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++ 広瀬 隆 (小学校中学年)…14回
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みんな集まれ!!10月5日(金) | 電車に飛び乗れ!首相官邸前に… 私も参加できます └──── (作家)
○今月は、第三次「ゴミ箱内閣」〜“国民に関係ない閣”が発足した。 大間原発の建設が再開され、みな怒り狂ってるぜ。首相官邸前に駆けつけよう。 家から出て、声を出そう。叫べ。 このまま見てたら、すまないぜ。日本がなくなる!! 滅亡だ。
○“行く先は地獄”のブタ野郎・野田佳彦・・・ 解散・総選挙で国民の意思を確認する勇気がない・・・日本一の意気地なし・・ ・腰抜け。日本政治史上でサイテーの弱虫だ。 こいつが、国民の前から尻尾を巻いて官邸に逃げ込んで、いまだに肥えた首相面をぶら下げて、隠れてる。 外に出れば、罵詈雑言を浴びてひとたまりもない奴・・・断末魔の党内だけでボス面をし、非力な内弁慶が国民全員から馬鹿にされ、哀れな醜態をさらす。 こんな頼りない奴が、いつまで日本に巣喰ってるんだ!!
○こんなゴミ野郎を相手にするのは、これまたマスゴミの番記者ばかり。 野田佳彦がやったことと言えば、大飯原発の再稼働で、国民の怒りを爆発させたこと・・・だけじゃないぜ。消費税増税を企む“振り込め詐欺師”の親分。 TPPで日本農業の壊滅を目論み、沖縄県民を足で踏みにじって平然としていやがるアメリカの奴隷・・・乞食野郎。
○文部科学大臣に返り咲いた田中真紀子とは、父の代から柏崎刈羽原発に巣くってきた「原発利権」の相続人だ。 その昔、1994年〜95年に高速増殖炉「もんじゅ」が試運転を開始した時の科学技術庁長官・原子力委員長が田中真紀子だ。当時、さる議員が真紀子に、「広瀬さんに会って、高速増殖炉の危険性についてきちんと話を聞きなさい」と説得し たところ、「あの人は厳しいですね。では、5分だけ時間をつくります」と真紀子が了承した。こういう不真面目な大臣なので、「5分とは何ごとだ。人を馬鹿にするんじゃない」と返事をして、こちらが断った。 それからほどなく、年末には、「もんじゅ」が火を噴いて、大事故を起こした。 この科学技術庁(当時の原子力庁)が、文部省と合体して生まれたのが、現在の文部科学省だ。そのボスの座にまた、田中真紀子が返り咲き、再び原発利権を握ったというわけだ。 こういう歴史が、日本の新聞に書かれているか!! 何も書いてない。それが、このおそろしい国、日本だ。
.. 2012年10月04日 13:13 No.429006
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++ 山崎久隆 (部長)…225回
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経団連のような原発マフィア団体は解散せよ │ 原発利権の集合体が牛耳る経済界など要らない
「千年に一度の津波に耐えているのはすばらしいこと。原子力行政はもっと胸を張るべきだ」(昨年3/17北海道新聞)放射能をまき散らし、人々が各地を逃げ回っているさなかの2011年3月16日に、この言葉を発したのは米倉経団連会長。続いて4月7日には「関東大震災の数十倍の規模にのぼることも考慮すれば東電だけに責任を負わせるべきではなく、国が(主導して)損害賠償に対 応すべきだ」(毎日新聞)とも発言。 原倍法の免責は適用されないことさえ認識できない経営者。国による東電支援とは税金の投入に他ならず、国民負担をもって償えと言うに等しい。だったら法人税を上げるのかと問われればそれは拒否するだろう。 こんな愚か者達が日本の産業界を牛耳り、原子力マフィアの動力源になっている。これだけでも原子力を延命させてはならない理由になろうというもの。 危険きわまりない核をもてあそぶ(利潤追求の道具にする)経団連会長のような存在がある限り、原発の再稼働は第2、第3のフクシマを引き起こすだけだ。 この経団連にノーを突きつけたのはグリーンピース・ジャパン。 今週のお知らせより抜粋。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 脱原発は「国益を損ねる」として原発ゼロ政策に反発している経団連。 しかし実際には、原発依存をやめ、省エネ・自然エネルギー中心へと舵を切る政策次第で、電力供給を犠牲にすることなく新しい産業や雇用をつくり、エネルギー自給率引き上げによって国内で循環するお金を増やし、さらに中長期的な電力コストも低減できます。 このことは、グリーンピースの『自然エネルギー革命シナリオ』をはじめ、研究・実例が既に数多く紹介されています。 そこで、グリーンピースでは9月25日に経団連・米倉弘昌会長宛てに、今一番求められている企業の社会的責任を問う書簡を送りました。 大きな政治力を持つという経団連ですが、昨年の原発事故以降、脱原発を求める市民の力は、今や政治を動かすまでに膨らんでいます。 経団連の中でも、はっきりとエネルギー政策に対して意思表明をしたのは全133団体中わずかに33団体。経済界も決して一枚岩ではないのです。 そしてその経済界を支えているのは、消費者である市民の皆さまなのです。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
.. 2012年10月06日 09:05 No.429007
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++ 布施哲也 (小学校低学年)…9回
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再稼働阻止は市民と議員の運動で - 自治体力は連続講座から │ 10月16日(火)上原ひろ子さん講演会 └────(反原発自治体議員・市民連盟)
大飯原発再稼働は地元のおおい町と福井県が了解したからだというが、この「地元」は曲者で、電力会社や国から公然・非公然の多額のカネを受け取ってきたので、そのカネに縛られて思考停止状態となっている。でも、それほど恩恵を受けて来なかった周辺自治体は様相が違う。 緊急時防護措置区域を30キロ圏に拡するそうだが、そうなると、関係する自治体は格段に増えるし、その発言力も強くなる。 私たちは、自治体に関わる連続講座を実施するとともに、周辺自治体とその議会への要請を実行します。講師は、脱原発首長会議の結成に大きな役割を果たした元国立市長の上原ひろ子さんと、静岡県湖西市長の三上元さんです。また、川俣町山木屋地区の子どもたちを受け入れている、地元出身の門馬ひで子さん(羽村市議)の講演も計画しています。
※ 上原ひろ子さん講演会 10月16日(火)午後6時45分から ※ 会場「スペースたんぽぽ」(千代田区区三崎町2-6-2ダイナミックビル4F) ※ 主催 反原発自治体議員・市民連盟(布施哲也)
.. 2012年10月06日 09:18 No.429008
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++ 矢嶋理恵 (幼稚園生)…1回
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.〜東電と渡り合う方法〜 │ 電気料金値上げに対する抵抗の意見交換会で聞いたいろいろな方法 └────( たんぽぽ舎ボランティア)
先日、たんぽぽ舎で「電気料金値上げに対する抵抗」として、電気料金不払いの意見交換会がありました。前から不払いの話は聞いていたけれど、電気が止まってしまうのが怖くて、私はなかなか踏み切れずに自動引落のままでいたのですが、ここでは本当に様々な方法が紹介されました。 1円だけ不払い。537円の不払い分を537枚の振込用紙で払う、太陽光発電の分を払わない、そのうえ、1円過払いというのも。よく考えつくなぁ〜〜というくらい面白い抵抗がありました。不払いだと、1円でも期限を過ぎたら電気は止まるそうです。全くスリリングな生活しているものだなぁと思いました。逆に過払いだと、東電も困ってしまうようで、集金に来いと言ったらくる そうです。まぁやってみないとわかりません。 ちなみに9月だったか、不払いしても電気は止まらないという記事が流れましたが、上意下達していないそうで、やっぱり止まるとか。あてにならないものですね。 いずれにしても自動引落にしていたのでは、何も言わないいいお客さんで終わってしまうそうです。何か言いたかったら、まず振込用紙にすること。しかも電信じゃなくて、窓口支払いにして、通信欄をフルに活用しようと。そのための振込用紙を作ってきた方もいました。これは活用したいな。 東電に手間をかけさせるのもひとつですが、不払いあるいは過払いという行動を通して、東電になにを訴えたいか、それが一番重要だそうです。自分の目的をちゃんとおさえて、本末転倒しないようにということでした。 そうそう、不払いしていると、100ワットにするぞ、という脅しがあるそうです。工事の人がきて、裸電球を取り付けていくのだとか。なんか可笑しくなりました。 さて、これを聞いた次の日、居ても立ってもいられなくなり、旦那に「振込にするよ!」と宣言して東電に電話したのでした。まだまだこれからです。
.. 2012年10月06日 09:33 No.429009
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++ 木田 (幼稚園生)…1回
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原発難民 第2のフクシマを起こしたら手遅れ │ フクイチ収束に40年かかり、作業従事者はあと4年で被曝上限 │ そのうえ原発が次々と稼働したら、誰がその仕事をするのか! └──── (原発難民・水戸在住)
私たち福島県民は、みなさんのように抗議も要請もすることなく、ある日突然、わずかばかりの身の回り品を持っただけで、住み慣れた土地を追われることになりました。 一年半が経ち、世間の関心は薄れ、信じられないことですが、フクイチは収束したと思ってる人はいるし、街頭インタビューでは、若者の「かわいそうとは思うけど、そんな話はもう聞きたくない」という声に、言葉をなくします。 三ヶ月に一度の一時立ち入りで目にするのは、人の背丈ほどの「セイタカアワダチソウ」に占領された田畑に、ガラスは破られ、商品を略奪されたコンビニ、歩く人の居ない道には、痩せて皮のたるんだ牛の群れ。 我が家に入れば、カビだらけの廊下に冷蔵庫の中の物のすえた臭い。ソファーに座って、かつては家族で過ごした日々を思い、そんな暮らしがもう戻らない現実を思い知らされます。 カレンダーは去年の三月のままで、震災当日の欄には、息子の字で、「課長の送別会」と書かれてありました。余震で崩れた家具や荷物を片付け、「また来るからね」と我が家に声を掛けて、滞在時の被爆量を測るスクリーニングに向か います。 住む場所を追われた私たちは、わずかな損害賠償と、期限つきの給料補償のために、「原発難民は金が貰えていいな」と言われ、仮設住宅や借り上げ住宅に引きこもりになった人たちは、昼間から酒を飲んでるとか、パチンコ屋は原発難民 の車ばかりと言われます。 原発で働いていた人たちは、東電や国の後始末のために、収束作業や除染に駆り出され、鼻血や血尿を出しながら、「俺たちがやらなければ誰がやるんだ」と、被爆し続けています。若い女性も、低線量の汚染物(防護服やマスクなど)の処 理作業をしています。そこへ我が子を送り出す母親たちは、「まるで第二次世界対戦末期の、特攻隊を送り出した母親の気持ちだ」とこぼしているそうです。 交付金を貰い、原発を引き受けるということは、そこに住む人が責任まで取らなければいけないのでしょうか。 被災地への同情は、やがて薄れ、報道も真実は告げず、県は汚染された土地 に戻そうとする国の言いなりで、さらに、爆発を免れた被災地にある、第二原発を動かそうとする東電の動きを知りながら抗議もしません。 直接の被害はなかったと、放射線管理区域に当たる高線量の区域であっても、避難もさせず、暮らすことを強いられている住民たちが、子どもを守りたいと声をあげても、風評被害を気にして反発する人がいます。汚染状況によって考え方も異なり、補償があるないで県民がひとつになれず分断されています。私たちには、福井県で原発に何かが起こったときの姿が見えます。苦悩が想像できます。 荒れ果てていく様子が見えます。 県や国は絶対に責任は取りません。どうか、第二の福島にはならないでください。どうすれば福井のみなさんに原発に関心を持ってもらえるか、なぜ原発はまちがいなのか、むずかしい理屈よりも、今の福島を話せば考えていただけるかと 思い、長文メールさせていただきました。 フクイチ収束には40年かかります。毎日被爆しながら作業に従事している人たちは、あと4年で被爆線量がいっぱいになると言われています。全国の原発が次々と稼働したら、誰がその仕事をするのでしょうか。
.. 2012年10月07日 08:06 No.429010
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++ 堀内美鈴 (幼稚園生)…4回
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四国・伊方原発の20km圏を一軒一軒チラシを配って歩いて │ どの方も原発に何かあったら不安な思い。 │ 小さな集会でもいいからこの町で。 └──── (原発さよなら四国ネットワーク)
今日、伊方から20km圏にある自治体の長浜町と大洲市にチラシまきに行きました。たんぽぽ舎メルマガ(10月6日付)の木田さんの文章も少し印刷して、山本宗補さんの写真集も持って行きました。迷路のような路地裏に入り込み、す ぐにはポストがどこかも分からず、右往左往。うろうろしているうちにどこに配布したかも分からなくなりかかり…ながらも、道を歩いている方、庭仕事や家事にいそしんでおられる方々、軒先に座っておられた方々には声をかけてチラシを手渡しました。どのかたも、原発に何かあったら不安な思いを抱えておられました。福島原発事故に対する東電や国、県の無責任な対応は、四国電力もいっしょだろう、ということも、おばあちゃんたちはとっくにお見通しでした。そんな中に、私が一軒一軒チラシを入れて回るのを遠巻きに見ていた男性がおられました。
ようやくその方の家の前に来て、声をかけてチラシを手渡した時、「最初に電気がきたころは、四国電力が山奥まで電線を引いていった。そんなことはなかなかできるもんじゃない。それしか仕方なかった面もあるけんね。ただ、あなたの言いよる事はそのとおりなんよ。ほんとそうなんじゃけど、福島の事はほとんど分からない。みんな忘れかかっとる。チラシを配るのもいいかもしれんけど、読まん人は読まん。」と言われました。私は木田さんのメールの印刷を渡して「これを読んでください。胸がつぶれる思いです。ぜひ、読んでください。私は政党にも属さず、電力会社からお金をもらって活動しているわけでもありません。3・11のとき、ほんとうにこのままじゃ駄目だと思って、出来る事を始めた市民の一人です。」と言いました。すると「小さな集会でもいいから、ここでも講演とかやってくれたらいいのに。」と言ってくださいました。
「原発の恐ろしさ、事故の現実は、ほとんど届いていない。だからみんな聞かなければいけないんじゃないか」これが、私が今日訪ねた大洲市の住民の方にいただいた声です。わたしはその方に「ぜひ考えたいです。そのときは、集会の案内チラシを届けに参ります。ありがとうございます。」といって、しっかり握手をしました。本当に、行ってよかった、と思います。これからもチラシ配布は続けていきます。こんなふうに一人一人と声を交わしながら、力を合わせて伊方を廃炉にしていければと願っています。
注:旧長浜町は人口7000人、海岸沿いの町。2005年に合併で大洲市になった。 大 洲市は人口4万7000人
.. 2012年10月09日 09:00 No.429011
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