昨日、石研の臨時幹部会&忘年会が10名の出席を得て、東京・市ヶ谷の私学会館で午後2時から開かれました。 今回の会合は、新年度の活動方針に向けての各自の意見を集約して、大体の方向性を決めようというものでした。当日、決まったことは以下のような事柄です。 @新活動方針を策定するに当たっては、8年前に私どもが武田邦太郎先生(元参議院議員、享年99歳)に生前インタビューしていた「平成革新論への一考察」があるので、熟読して各自「私案」の参考に供してもらうこと。 A武田先生の「忘れ得ぬ人々」の原稿3回目は『永久平和』誌に来年の1月に載せてシリーズが終了すること。 Bそれ以降の特集は、ドイツから帰国されたハンブルグ大学客員教授の仁科悟朗先生(79歳)の原稿「日本とドイツから『永久平和』を考える ――災害と今日の我々」を載せること。 C4月発行の『永久平和』誌に仁科先生の第一回目の原稿が載った翌月5月の総会当日に、仁科先生の記念講演会を行なうこと(日時、場所は来年に決定)。 D『永久平和』誌には幅広く、会員の活動や意見を載せること。そのための広報活動を行なうこと。 以上のほか、細かい意見も出されましたが、省略させて頂きます。 当日は、近現代史研究家の野村乙二朗先生(83歳)から、現在、研究されている東亜連盟協会の有力な活動家だった渕上辰雄氏(享年72歳)の内容紹介と「史料紹介 渕上辰雄の宣撫班『派遣日記』」の提供(第四回から六回分)がありました。「満洲事変は日中戦争ではない」との時代考証のお話は、「全くその通り!」と共感できるものでした。 また、日本ヨーガ学会の会長・田原豊道氏(87歳)からは、ご自分が訳された著書『道』(2006年刊)の紹介と著書の贈呈がありました。著者のナルチゾ・カバッツォラ氏は、北海道の中標津(なかしべつ)カトリック教会の神父で、イタリア人です。推薦の言葉に、昭和11年(1936年)の2・26事件で暗殺された渡辺錠太郎・教育総監(大将、享年61歳)の娘・和子さんの言葉も載っています。目次だけ添付します。田原先生の宗派を超えた取り組みには、脱帽です。 前回ご紹介した青森県の原子昭三氏(享年86歳)ですが、私が「沢山の著書を出されている先生のことですから、石原将軍の文章も是非お願いします」と言ったところ、「とてもじゃないが、畏れ多くて書けないよ」とおっしゃっていました。 前回のメールに『永久平和』の巻頭言と編集後記のPDF添付を忘れましたので、今回お送りします。 なお、ワシントン在住の繆斌(ミョウヒン)のお孫さん、繆亮(ミョウリョウ)氏(46歳)から本日、PDF全頁を送った返礼として下記のような文面が送られてきました。 島田守康様, Thank you very much for sending me this latest edition of 『永久平和』 magazine in PDF format. I have been enjoying your daily e-mails, I really appreciate that my Japanese friends remember my grandfather’s effort to end war in 1945. I am doing well, just very busy with the work and kids, I have been considering writing about my family from my own point of view, just feel difficult to get it started. Sincerely Leon (^-^)M・S
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.. 2013年10月30日 10:06 No.634007