「取り出したばかりの核燃料は大きな崩壊熱を出すため、『ドライキャスク』 に移す前に5〜6年はプールで冷やす必要があります。しかし、幸いにも今は、 ほとんどの原発が停止して6年以上プールで燃料が冷却されている状態。今がチ ャンスです…」(中略) しかし、この「ドライキャスク貯蔵」も、あくまで応急措置だ。最終的に原発 を止めない限りは、大事故の危険性は永遠になくなることはないと強調する。 (中略) 「日本に原発なんて、あってはいけないんです」 (THE BIG ISSUE JAPAN 日本版327号 2018年1月15日より抜粋)
この「耐震重要度分類の矛盾」については吉田昌郎元福島第一原発所長も次の ように述べている。「シビアアクシデント上は、MUW(注:Make Up Water System 補給水系)だとか、FP(消防用水ポンプ)を最終注水手段として、何 でもいいから炉に注水するようにしましょうという概念はいいんですけれども、 設計している側に、本当にそれを最終的に注水ラインとして使うんだという意思 があるんだとすると、耐震クラスをAクラスにするでしょう。それ以外のライン が全部耐震クラスAだし、電源も二重化しているようなラインが全部つぶれて、 一番弱いFPと、MUWは今回なかったわけですけれども、そういうものを最後 に当てにしないといけない事象というのは一体何か、私にはよくわからないで す。」