働に躍起です。もし、次の原発重大事故が若狭で起これば、100 km 圏内にある京都府、滋賀県の全域、大阪府のかなりの部分、1,450万人の水源・琵琶湖が汚染されかねません。福島事故では、50 km 離れた飯舘村も全村避難でした。このことを考え合わせれば、若狭の原発事故では、数百万人が避難を強いられ、故郷を失う 可能性があります。被曝なしでの避難は、到底不可能で、事故対策費は数百兆円を超えるとも考えられます。そうなれば、国の経済は疲弊し、国民の生活が蹂躙されます。 原発を運転すれば、長期にわたる保管や困難を極める処理(現在は有効な処理法はない)に膨大な費用(現時点で、予測不能)を要する使用済み核燃料や放射性廃棄物が蓄積し、人々に大きな負担を強いることは自明です。