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■--東京電力は福島原発事故の責任をとれ!
++ 渡辺秀之 (高校生)…61回          

東電の情報隠しは許せない!
 |  放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!
 |  1/6第28回東電解体!東電本店合同抗議の報告
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

○新春1月6日(水)、午後5時30分から6時20分まで、再稼働阻止全国ネット主催の「高浜原発3,4号機再稼働阻止!」関西電力東京支社抗議行動(富国生命ビル前:メトロ内幸町駅A7出口すぐ)が行われた。参加者は、約90人。
○引き続き、午後6時30分から、東京電力本店前で「東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!」のコールが鳴り響いた。呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、123の賛同団体と共に、第28回東電本店合同抗議行動が行われた。参加者は約150人。
○オープニングコールの後、東電福島第一原発の事故収束作業に携わった元作業員の池田さんから、事故収束作業現場の劣悪な作業環境や待遇についての実情報告がなされた。東京電力は、事故収束作業の環境改善や作業員の待遇改善を再優先で対応すべきであり、柏崎刈羽原発の再稼働に向ける資金を、福島事故収束に使って欲しいと訴えられた。
 続いて、日本音楽協議会による「音楽での抗議」が行われ、歌声が夜空に響いた。
 更に、情勢報告として、柳田さん(たんぽぽ舎)から、東電福島原発事故で避難を余儀なくされている被害者の仮設住宅の劣悪な状況、今年4月からの電力自由化への戦略、柏崎刈羽原発再稼働に向けた東電の「命より、自社の黒字を優先する体質」への批判、川内原発・高浜原発・伊方原発と続く再稼働の拠り所である「事故の責任を取らない東京電力」への継続的な責任追及の重要性などの発言があった。
 その後、脱被ばく実現ネットなど8団体から、アピール、関連イベント告知があった。
 最後に、ドンパン節(柏崎刈羽バージョン)を全員で歌って抗議行動を締めくくり、午後7時40分に終了。終了後、17名の有志による懇親交流会が、近隣の居酒屋でなごやかに開催された。

○2015年1月〜11月 会計報告(本抗議行動は、皆様のカンパにより支えられております)
・収入:繰越金30,816円、カンパ378,457円、特別収入2,004円  計411,277円
・支出:紙代・印刷代226,795円、マイク・横断幕等機材費55,238円、会議室代・タクシー代等運営費76,890円   計358,923円
・差引収支:52,354円
★次回の東電本店合同抗議は、2016年2月3日(水)午後6時30分から7時30分
 場所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町)
    JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分
 東電本店前に、ぜひ多くの参加をお願いします。引き続き賛同団体を募集中!

.. 2016年01月12日 08:04   No.998001

++ にしざきやよい (中学生)…49回       
.“ちっともおめでたくないよ”って声が四方から飛んできそうで
 |  今まで声を上げる事のなかった人も、言い始めてる
 |  12月25日第177回金曜官邸前・国会前抗議行動の報告
 └────  (たんぽぽ舎ボランティア)

 新年のご挨拶と、安倍劇場と、チョコっと金曜日官邸前報告。何はともあれ、今年もよろしくです。
 新年あけましておめでとうございます。な〜んて、“ちっともおめでたくないよ”って声が四方から飛んできそうでございますが、ま、お決まりのご挨拶、そこはご容赦。
 原稿を書こう書こうと思いつつ年を越してしまいまして、イロイロ起こり、ついでに昨日は、北朝鮮の水爆実験のニュースが大きく報道されましたね。放射性物質は検出されなかったって、ネットニュースには書いてあったけど、どこをどう調べたんだか、キチンと調べたら発表出来ない事山盛りだったりして。
 アメリカさんは水爆成功は認めてないみたいだけど。昨日のテレビで、安倍首相が核不拡散に照らしてどーのこーのとのたまってましたが、テレビ見ながら、チャンチャラおっかしくて、ヘソで茶沸かしちゃう始末ですよ。インドへの原発輸出は、どーなのよ、平和利用なんてお為ごかしは、もう通じませんぜ。 オマケにさっき電車のテレビニュースで、アメリカは日本をあらゆる手段で守るってオバマさんが言ったって、日本語にする時チャンと訳してるのかね。都合のいい様に訳しちゃいないでしょうね。もっとも、アメリカさんも自国の利益に照らしてのことだから、そこはよっく国民がわかってないとね。 それより、自国の外交努力をもっとしようよ!ジャイアン頼みでいいの?ま、だから、集団的自衛権は必要だって言いたいんでしょうけどね。今年も安倍ちゃん劇場は、我が家の団欒に話題を提供してくれるようです。
 さて、昨年最後の官邸前・国会前は、高浜原発運転差し止めが覆されると言う残念な終わりでしたが、ま、想定内の事だったからそうがっかりもせず、それぞれ出来る事して行くしかないねって、確認し合う雰囲気でしたね。暖かかったせいかちょっと人数も多め。
 川内原発の再稼働、高浜原発の判決、規制委の再稼働前のめりで、原発マフィアは、「事故前に逆戻り」だけど。事故前は原発反対で、毎週毎週こんなに人が集まる何て思わなかったんじゃないかな。今まで声を上げる事のなかった人も、言い始めてる。現にマンガと昼寝とカラオケが大好きで、メンドークサイ事が嫌な上に三日坊主の私が、毎週来てる上に、曲がりなりにも報告原稿を書いちゃたりするんだから、オドロキですよ。
 官邸前・国会前・希望のエリアでは、沢山の人に会って、色んな事教えて貰いました。資料も沢山貰いました。読み切れなかった物も多数(ゴメンナサイm(__)m)、忘れちゃった情報も多数(ホントにゴメンナサイm(__)m)。
 又、教えて下さいねって、ちょっとずうずうしいですか?
 兎に角、今年もよろしくお願い致しますって事で。
 今年も官邸前抗議でお逢いしましょう\(^o^)/


.. 2016年01月12日 08:30   No.998002
++ 石垣敏夫 (小学校中学年)…14回       
政府が原発推進にこだわる理由「核兵器をつくるための技術的な能力と
 |  いうものを保持し続けたいというのが一番の動機なのです」
 |  『第156回小出裕章ジャーナル』より
 └──── (さいたま市)

☆今、この時にそれぞれの人が戦争を防ぐために何ができるかということを考えながら、やはり声をあげる、黙っていてはいけないということが大切なんだろうと、私は思います。
暴力以外出来ることは何でもやりましょう、
野党統一候補の推薦、「戦争法」賛成議員の落選運動、マスコミの過ちを批判し、真実を知らせる、放映は良いものは褒め、問題あれば抗議する、カンパをする、集会・デモに参加する、「安保法制」違憲訴訟等の原告となる、闘争現地へ支援参加、裁判を傍聴する、ゼッケン・「アベ政治を許さない」等をつけて行動する、ミニコミ、クチコミを行う、街頭宣伝に参加する、仲間を批判するときは直接述べ陰で言わない、「戦争法」反対等のポスターを広める、戦争体験者のお話を聞く、貧困非正規雇用等の実態を知る、戦地や避難民・被害者のお話を聞く、戦争の本質を知る、メール・フェースブック・ツイッターを活用する等々でしょう。

政府が原発推進にこだわる理由「核兵器をつくるための技術的な能力というものを保持し続けたいというのが一番の動機なのです」
〜第156回小出裕章ジャーナル   2016年01月02日

湯浅誠:
 今日は、『原発と戦争』というテーマでお話を伺います。小出さんは、去年の9月、毎日新聞出版から『原発と戦争を推し進める愚かな国、日本』という本を出されました。その本にも書かれてますが、日本政府が原発推進にこんなにもこだわる、そして止めない、その理由は何だと思われてますか?


.. 2016年01月12日 08:59   No.998003
++ 石垣敏夫 (小学校中学年)…15回       
小出さん:
 はい。リスナーの皆さんは、この日本という国は平和国家で戦争なんかしないと思っていらっしゃったかもしれませんが、それは今、安倍政権の下で次々と壊されて、海外に派兵をするというようなところまできてしまっています。そして、まさか核兵器なんか持たないだろうと、日本の多くの方が思ってきたはずだと思うのですが、実はそれが初めから間違いなのです。
 日本国政府は、国会でこれまでも何度も何度も答弁していますけれども、自衛のための戦力は憲法が認めていると、その範囲であるなら、核兵器であろうと通常兵器であろうと、それを持つことは憲法は禁じていないというのが、日本政府の一貫した公式見解だったのです。
 つまり核兵器は日本という国で持てると、それが日本国政府の見解だった、そして多くの日本人の人達は、日本は原子力平和利用であって、平和利用三原則もあるので核兵器などつくらないだろうと、そのようにたぶん思ってきたと思うのですが、それもまた実は違っていたのです。
 日本というこの国は、もともと原子力というものを発電の道具として考えていたのではなくて、平和利用と言いながら、原子力発電をやることで原爆材料であるプルトニウムを手にしたいという、そういう目的のために今日までずっと原子力をやってきたのです。
 もうすでに、原子力発電というのが膨大な危険を抱えているということは、福島第一原子力発電所の事故で分かっているわけですし、原子力が経済的にもペイしないということももちろんわかっていて、電力自由化という今の時代に電力会社自身が国が何か援助してくれなければ、もう原子力ができないというようなことを言っているわけです。
 それでもなおかつ、進めると日本国政府は言ってるわけで、なぜなのかと言えば、それは原爆材料であるプルトニウムをずっと保持していたい、そして核兵器をつくるための技術的な能力というものを保持し続けたいというのが一番の動機なのです。

.. 2016年01月12日 09:07   No.998004
++ 上岡直見 (中学生)…35回       
.【電気自動車(EV)に注意】
 |  EV/PHVは福島第一原発事故前から原発との組み合わせで
 |  構築されてきたエネルギーモデル
 └──── 〔環境経済研究所(技術士事務所)〕

  経産省は電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)の購入補助金を1回の充電で走れる距離が長い車種ほど優遇する制度を4月から実施の予定と報道された。これは要するに電気をたくさん使うほど優遇されるということだ。 そもそもEV/PHVは東電福島第一原発事故前から原発との組み合わせで構築されてきたエネルギーモデルであり、あらゆることを東電福島第一原発事故前に戻そうとする動きの一環である。
 計算してみるとわかるが、自動車は数が多いだけにリニア新幹線などとは比べ物にならない電力需要を作り出す。
  自動車は主に昼間走って夜間に充電するというパターンから、原発の維持にうってつけである。
  電力会社と一体になって放射能をばらまいてきた経産省が、自動車に限って環境重視のわけがないだろう。


.. 2016年01月13日 07:59   No.998005
++ 井出 (幼稚園生)…1回       
伊方原発ゲート前行動より緊急連絡
 |  これまで以上に根性据えてゲート前に参加
 └────  (愛媛県)

  愛媛の井出です。本日(1月11日)午前10時より定例の伊方原発ゲート前で座り込み行動が行われた。私は少し遅刻して行ったのだがちょっと驚いた。私たちが座り込みをしているのにゲートが開いている。
 今までこのようなことは初めて。四電の想定外の集会に際して開いていたことはあったが、すぐに閉められていた。が、今日は開いたまま。そして車両の通行もそのままなされていた。これまでは私たちに遠慮していた、ということではないだろうか。
 再稼働が近づき、その遠慮の態度を脱ぎ捨て臨戦態勢に入った、ということではないだろうか。さらに、四電からの通報によるものであろう、警察車両が来て、公道上を占拠するのは道路交通法違反だから速やかに撤去せよ、と再三にわたり通告。こちらからも数人がマイクアピールで反論。
 やがて撮影班が3人?で到着。撮影している様子なので抗議。パトカーから2人警察官が降りてきて代表は誰か?速やかに撤去せよ、と通告があったが、私たちは代表は居ない、退去する気もない、と通告。
 すると、マイクロバスに数人の警察官が乗ってパトカーの後ろについた。これは降りては来ず待機していた。
 ついに伊方原発ゲート前も臨戦態勢に入らざるを得なくなるだろう。来月の座り込みは今回以上に締め付けが強化されることだろう。
  従って私たちも、これまで以上に根性据えてゲート前に参加せざるを得なくなるだろう。
 高浜原発再稼働も緊迫、秒読みだが、伊方にも各地からの応援、また、お知恵を拝借したいと思います。どうぞよろしくお願いします。



.. 2016年01月13日 08:13   No.998006
++ 木村雅英 (大学院生)…126回       
使用済み核燃料貯蔵の危険を放置して再稼働させる原子力規制委員会
 |  〜高密度で使用済み燃料を入れたプールが危険〜
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その78
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

  川内に続いて高浜3,4号機は既に使用前検査中、周辺住民の理解を得ぬまま再稼働を推進する原子力規制委員会。
 実はおよそ2万トンの使用済み核燃料が各原発敷地と六ヶ所再処理工場の使用済み核燃料プールに保管されている。燃料プールには原子炉内の数倍の燃料が入っており、密閉性の格納容器と異なり、プールは大量の長寿命放射性核種セシウム137を放出しうる。さらに、原発再稼働の1年後に炉心から取り出されてプールに移される燃料は、ずっと熱くなる。福島第一原発事故時の4号機で爆発が起こりプールの核燃料が大気にさらされることを心配したことを思いだせば、この危険は認識できる。
 原子力規制委員会がこの問題を軽視あるいは隠して再稼働を推進してきたことを、エドウィン・ライマン(憂慮する科学者同盟)が岩波「科学12月号」の「日本における使用済み燃料貯蔵の安全性とセキュリティ」で示している。以下にピックアップする。
○市民が関心を持ち続けなければならない脅威―規制当局が十分な注意を払っていない脅威―がある。稠密な形(高密度)で使用済み燃料を入れたプールの危険性である。
○たとえば、大きな地震やテロ攻撃によってプールのステンレス製の内張りが引き裂かれると、わずか数時間の内にプールの冷却水が完全に流れ出してしまう可能性がある。
○使用済み燃料プール火災のリスクに影響を与えるもう一つの要因は、使用済み燃料を高稠密化ラックに詰め込むことである。リスクを低減するには、燃料を稠密プールから敷地内乾式貯蔵キャスクあるいは敷地外の集中乾式貯蔵施設に移さないといけない。
○原子力規制委員会は、原子力発電所に対し、低密度の使用済み燃料プール形態にすることをできるだけ早く〜望ましくは再稼働前に〜義務づけるべきである。
○フクシマの教訓から「多重防護」を組み入れることが極めて重要である。原子力規制委員会はパッシブな方法で事故およびテロリスト攻撃からのリスクを減らすことのできる追加的多重防護措置の検討を無視してきている。
 ここでも、「国民」の命と健康と環境を守るべき原子力規制委員会が実は再稼働推進組織であることを示している。


.. 2016年01月13日 08:19   No.998007
++ 林 (幼稚園生)…1回       
電力の自由化をどう使うか
 |  原発を動かす電力会社はNOという意見を突きつけられる機会
 └────  (岐阜市)

  電力自由化は、浜岡原発を再稼働しようとしている中部電力ではない、自然エネルギ−の電力を販売する会社にしようと思っていましたが、広瀬さんの書かれたのを読んで、中部電力が浜岡を再稼働させたら契約破棄しますと言うことをはっきり言って続けた方がいいのかとも思えました。
 電力自由化に向けて、いろんな電力会社が、新契約プランをだしてくる、消費者は、自分にあったプランを見極め悪質な会社に騙されないようにと、テレビでも言っているがじっさい、この自由化で、どういう会社が、環境に優しい電力を販売してくれるのか、情報が乏しいです。
  中部電力地域の電力会社を調べてみましたが。数十社の会社があり、さてどこがどういう電力か、やはり一つ一つ調べなければいけないんですね
 原発を動かす電力会社はNOという意見を突きつけられる機会と思い、どうしたら実行できるのか、具体的な方法を教えていただきたいです。


.. 2016年01月13日 08:34   No.998008
++ 藤原丸子 (幼稚園生)…1回       
伊方町の住民は原発再稼働をどう考えているか  連載その1
 |  原発の城下町(愛媛県伊方町)を一軒一軒歩きました
 |  一軒一軒から聞いた住民からの声を一部紹介
 |  伊方原発再稼働に反対53.2%、賛成26.2%
 |  伊方町住民へハガキアンケート3591戸に配布、回答1427戸
 └──── (愛媛県八幡浜市)

○Aさん(90歳台・女性)

 初めての面談。急に訪問したので、びっくりしておられた。とても優しい語り口。主旨を言うと、「そうですか」と答えられるけど、曖昧な口調。
「それよりも私の俳句を見てほしい」と。その前日にもらったという表彰状。
「ウワーすごいですね、良かったですね」」と私までそのお元気さに感心する。だって90歳だ。
そして最後に「ごめんなさいな、孫が原発に行きよるけん、ちょっと反対はできんなあ」「それは無理ないですよ」と言いながら人との出会いをほこほこした思いで感謝し、辞去した。

○Bさん(70歳台・男性)

 限界集落のような空家の多い地区。海岸に一軒家のようなお宅にお邪魔した。なかなか出て来られない。しばらくして男性が奥からぼつぼつ出られた。主旨を言うと「そうかな、わしも反対で」と言われる。嬉しいなあと話が弾む。若い時、万博の工事で忙しくしていたことを楽しそうにその頃の話を喋られる。
日本の高度経済成長の頃をなつかしそうに、ご自分の輝いていた時を思い出しているのだろう。
今は体も不自由で買い物もままならないとのこと。一人暮らしの寂しさを感じる。もっと喋る機会があったら、喜ばれるだろうにとつくづく思った。

○Cさん(40歳台・男性)

 原発に近いこの集落はお年寄りが多いけど、新しい若い人たちの家もちらほらとある。子どもの履物もあるそんなお宅。玄関に見えたのは40歳代の男性。ちょっと苦手かなと少し構えて主旨を言うと、「ウン、ウン」と頷いて聞いて下さる。最後に言いにくそうに「実は原発に働いています」と。
「ごめんなさい、それだったら無理ですね」と私の方が慌ててしまった。「いいえ」と優しい顔で応対して下さった。こんな風に逆な立場でも穏やかな会話が大切だと痛感した。 

.. 2016年01月14日 08:15   No.998009
++ 内藤みちる (幼稚園生)…2回       
死の工場「もんじゅ」プルトニウムは核兵器の材料である
 |  ―「大阪軍縮協によるパンフ」
 |  「高速増殖炉“もんじゅ”どこが危険?なにが問題?」を読んで
 └────  (たんぽぽ舎ボランティア)

 この本の著者は小林圭二さんです。発行年はわかりませんが、1990年代前半と思われます。小林さんは高速増殖炉の危険性を4つにまとめています。

1.高速増殖炉は暴走しやすい。
2.危険物のナトリウムが使われている。
3.猛毒のプルトニウムが燃料。核兵器の材料でもある。
4.地震に弱い。

 強く感じるのは「高速増殖炉は構造上の矛盾を抱えている」ということです。
その1 液体の矛盾
 減速材としてのナトリウムと水蒸気を発生させる水とは相性が悪い。というか悪すぎる。
その2 構造物の矛盾
 熱に強くしたい場合は金属を薄くすればよい。外力(代表的なものは地震)に強くしたい場合は金属を厚くすればよい。厚くて薄い金属が必要である。
その3 蒸気発生器の矛盾
 ナトリウムと水が隣り合っているので、安全を第一に考えれば細管を厚くする。熱に強くしたいなら細管を薄くする。ここでも厚くて薄い金属が必要である。

 「数々の矛盾や事故や膨大な経費にもかかわらず、動かしたいのはなぜか。」という疑問が当然浮かびます。
 「プルトニウムは核兵器の材料でもある」に納得します。「もんじゅ」には長崎原爆50個以上のプルトニウムと劣化ウランが入れられます。
 薄気味悪くぞっとしますがこれが現実です。原発を作るより原爆を作るほうが簡単なので、いつ核兵器に転用されてもおかしくない状態です。
 今すぐ廃炉を決めるべきです。



.. 2016年01月14日 08:24   No.998010


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