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| しびらっこく(注)応援してください | 再稼働反対の声をあげ続けることが大事 └──── (伊方原発50km圏内住民有志の会)
今日10月9日、愛媛県議会で伊方原発3号機の再稼働に賛成する請願が賛成多数で採択されました。 愛媛県議会議事堂前では、朝8時30分から市民たち100名ほどが集まって、福島第一原発の事故が収束していないのに、放射性廃棄物の処理をどうするかも決まっていないのに、住民の反対の声が多いのに、避難もできないのに、選挙では「(再稼働については)どちらともいえない」と答えた議員が6割以上なのに……再稼働はやめてください!と次々とマイクを持ってアピールを続けました。県内外からたくさん報道陣がつめかけていました。 偶然隣り合ったご年配の女性が「確実に変わってきてはいるんだけれど。声は広がっているのに。」とおっしゃられ、声をあげ続けること、なんだと思いました。 傍聴で議事堂内に入られる皆さんを激励、送り出したあと、県庁前では座り込みやBGM音楽を流してのアピールが続きました。 本会議の様子を、どなたかが往来でライブで流して聞こえるようにして下さっているのはありがたかったです。 通り一遍の議事進行を聞きながら、私は今回、県庁前で愛媛県庁職員や通りかかる皆さんに伊方町でのアンケート結果のカラーチラシを手渡していました。 県庁も議事堂もゲートを半ば閉じて出入りを制限していたのですが、受け取りはよかったです。ゲートの中から「一枚ください」と出てこられたり(一枚と言わず差し上げました)、手渡そうとすると「持っています」と抱えていたファイルをあけて見せて下さった方がおられたのにはびっくりしました。 伊方町で反対が多いと聞いて「多いんですか?」「多いんです。」「多いんですか?!」と何度も聞き返してこられた往来の女性、話し込んでいかれる男性の方もおられました。 10月11日(日)には伊方集会、11月1日(日)には松山市堀之内城山公園での1万人集会です。やっぱり声をあげ続けることだな、と実感した1日です。 手続きだけで中味がからっぽな再稼働、絶対にNO! 全国の皆さん、ぜひ、伊方原発を止め続けるために、これからもしびらっこく(注)応援してください。
※事故情報編集部:注=「しびらっこく」は、「しぶとく」という意味らしい です。福島および仙台地方の方言らしく、 「しびらっこく がんばっぺ!」(しぶとく頑張ろう!) というように使われるようです。
.. 2015年10月15日 08:58 No.967001
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