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■--伊方原発を止め続けるためにこれからも
++ 堀内美鈴 (小学校高学年)…22回          

 |  しびらっこく(注)応援してください
 |  再稼働反対の声をあげ続けることが大事
 └──── (伊方原発50km圏内住民有志の会)

  今日10月9日、愛媛県議会で伊方原発3号機の再稼働に賛成する請願が賛成多数で採択されました。
 愛媛県議会議事堂前では、朝8時30分から市民たち100名ほどが集まって、福島第一原発の事故が収束していないのに、放射性廃棄物の処理をどうするかも決まっていないのに、住民の反対の声が多いのに、避難もできないのに、選挙では「(再稼働については)どちらともいえない」と答えた議員が6割以上なのに……再稼働はやめてください!と次々とマイクを持ってアピールを続けました。県内外からたくさん報道陣がつめかけていました。
 偶然隣り合ったご年配の女性が「確実に変わってきてはいるんだけれど。声は広がっているのに。」とおっしゃられ、声をあげ続けること、なんだと思いました。
 傍聴で議事堂内に入られる皆さんを激励、送り出したあと、県庁前では座り込みやBGM音楽を流してのアピールが続きました。
 本会議の様子を、どなたかが往来でライブで流して聞こえるようにして下さっているのはありがたかったです。
 通り一遍の議事進行を聞きながら、私は今回、県庁前で愛媛県庁職員や通りかかる皆さんに伊方町でのアンケート結果のカラーチラシを手渡していました。
 県庁も議事堂もゲートを半ば閉じて出入りを制限していたのですが、受け取りはよかったです。ゲートの中から「一枚ください」と出てこられたり(一枚と言わず差し上げました)、手渡そうとすると「持っています」と抱えていたファイルをあけて見せて下さった方がおられたのにはびっくりしました。
 伊方町で反対が多いと聞いて「多いんですか?」「多いんです。」「多いんですか?!」と何度も聞き返してこられた往来の女性、話し込んでいかれる男性の方もおられました。
 10月11日(日)には伊方集会、11月1日(日)には松山市堀之内城山公園での1万人集会です。やっぱり声をあげ続けることだな、と実感した1日です。
 手続きだけで中味がからっぽな再稼働、絶対にNO!
 全国の皆さん、ぜひ、伊方原発を止め続けるために、これからもしびらっこく(注)応援してください。

※事故情報編集部:注=「しびらっこく」は、「しぶとく」という意味らしい
 です。福島および仙台地方の方言らしく、
 「しびらっこく がんばっぺ!」(しぶとく頑張ろう!)
 というように使われるようです。

.. 2015年10月15日 08:58   No.967001

++ 渡辺マリ (小学校中学年)…19回       
=未来への負の遺産−原発ゴミはどこへ行く?=
 |  10月14日(水)倉澤治雄さん講演会のお誘い (1)
 └────  (たんぽぽ舎ボランティア)

 「未来への負の遺産−原発ごみはどこへ行く?」
 日時:10月14日(水)19時より21時
 お話:倉澤治雄さん(科学ジャーナリスト、元日本テレビ報道局解説主幹)
 会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円

◯今後、続々廃炉を迎える日本の原発。再稼働の如何にかかわらず、放射性廃棄物の処分問題は、私たちの上に重くのしかかる。スリーマイル島、チェルノブイリ、フクシマの三大原発事故サイトそれに、オンカロ最終処分場、六ヶ所村、幌延からの生々しい現地報告を軸に、廃棄物処分の行く末を考える。(原発ごみはどこへ行く?より)。
◯倉澤さんとの出会い
 たんぽぽ舎で3回シリーズ「軍隊に入ればこの世は天国」で講演して下さった、加藤先生のメディア総研で「二つのマル秘〜再稼働」という大変な映像を見せてもらいました。私の知識不足。「こんなに凄いジャーナリストがいたのか、ビックリ!」でした。
 倉澤さんのお話を是非、皆さんにも聞いて頂きたいと思って、この講演を企画しました。1枚ビラ(受け取っていない方はごめんなさい)の写真より実際の方が「断然いい男」、だそうです(加藤先生談)。楽しみにしてくださいね。
◯倉澤さんのプロフィール
 1952年千葉県生まれ・東大教養学部卒・フランス国立ボルドー大学大学院物理化学博士課程修了、日本テレビ入社、社会部、政治部、経済部、外報部、北京支局長、経済部長、政治部長、解説主幹などを務める。2012年退職
◯著書:「われらチェルノブイリの虜囚」1987年、「原子力船“むつ”虚構の航跡」1988年、「原発爆発」2013年、「原発ごみはどこへ行く?」2014年
 その他多数
これを見てお分かりのように、あの東京電力福島第一原発事故のずっと前から原発に対する危機感を持って取材していたという事です。
◯NNNドキュメント「行くも地獄 戻るも地獄」でJCJ賞(日本ジャーナリスト会議)を受賞。
◯2011年11月、福島第一原発の内部が報道陣に公開された際、倉澤さん自身が防護服、防護マスクをつけ、原発内部を取材。
◯私たちが作り上げた「豊かさ」、「高度の文明」、木から石炭、石油、そして原発へ。私たちは貪欲に豊さを追い求め続けてきた。そして今やそのゴミに滅ぼされようとしている。衝撃的な映像と報告。倉澤さんと共に、考えてみませんか?
 お待ちしています。


.. 2015年10月15日 09:08   No.967002
++ 木村雅英 (大学院生)…114回       
田中委員長の「安全・安心」キャンペーンを許すな
 |  〜10月中旬の福島行を監視し、真実を伝えよう〜
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会!その68
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

 原子力規制委員会の田中委員長が10月14日から福島を歴訪する。
東電福島第一原発(イチエフ)事故対策を放っておいて、緩やかに過ぎ合理性を欠く「新規制基準」を作り、「違法」審査で異議申立を無視して川内原発の稼働を許し、高浜・伊方の設計変更許可を与え、福井地裁の決定を無視して高浜の審査を続けて使用前検査にまで漕ぎ着け、イチエフ事故加害者東電の柏崎刈羽原発の審査を優先して実施する原子力規制委員会だ。
今度は、福島の「安全・安心」キャンペーンをするつもりであろう。
 訪問予定はほぼ確定している。
(1)14日(水)に福島入り。15日、16日に首長(市町村長)と面会
(2)18日(日)に福島入り。19日に首長と面会
(3)21日(水)に福島入り。22日、23日に首長と面会
 避難指示が出た12市町村といわき市と伊達市を訪問する。いつどこの首長と会うかも決定しており、記者には公開されている。
訪問目的は次のとおり。
1 帰還住民にイチエフの現状を説明(促進)
2 「帰還に向けた安全・安心についての考え方」(閣議決定)による相談員制度と福島再生加速交付金1000億円の活用状況を知る
 記者会見で、住民と直接会わないか、仮設住宅に行かないか、会見は公開されるのかと尋ねられても、時間がタイトだとか言って逃げた。
 安倍首相のIOCコントロール・ブロック「嘘」発言をサポートした原子力規制委員会は、太平洋を汚し続けデブリの状態が分からず廃炉への道が全く見えない東電福島第一原発(イチエフ)を放っておき、年間100mSvで安全、年間20mSvで帰還、UPZ30km、屋内退避で安全などなどの、科学的でなく政治的な提言をしてずっとしてきた原子力規制委員会だ。「風評被害」という非科学的言葉を愛用する田中委員長が何をたくらんでいるか明白だ。
 メディアの前で、真の福島の声を田中委員長に伝え、被害を受けた地元住民が厳しく追及する、そんな場をつくって全国に報道させることができるといいと思う。注目し、監視し、声を上げたい。


.. 2015年10月15日 09:48   No.967003
++ 渡辺マリ (小学校高学年)…20回       
=未来への負の遺産−原発ゴミはどこへ行く?=
 |  10月14日(水)倉澤治雄さん講演会のお誘い・その2
 └────  (たんぽぽ舎ボランティア)

 「未来への負の遺産−原発ごみはどこへ行く?」
 日時:10月14日(水)19時より21時
 お話:倉澤治雄さん(科学ジャーナリスト、元日本テレビ報道局解説主幹)
 会場:「スペースたんぽぽ」(ダイナミックビル4F) 参加費:800円

 「原発推進」にしろ、「脱原発」にしろ、このまま「高レベル放射性廃棄物」の処分問題を先送りにすれば、後世の人たちは私たちを「犯罪的世代」と呼ぶだろう。では私たちが次の世代に残そうとしている負の遺産、放射性廃棄物はいまどうなっているのか、じっくり見つめてみたい。(原発ごみはどこへいく?より)
○「ヒト」の誕生
 地球は約46億年前誕生し、何億年という時をかけて有害な放射線を発する原子が安定して生命が繁栄する条件ができた。それでも岩石や宇宙線から、絶えず出る微量の放射線。それによってできた傷を治す能力のあるものだけが生き延びる事ができた。
 そして「僅か」数10万年前(一説では20万年前)に「ヒト」が誕生したと言われている。
○原子力を作った「ヒト」。
○日本の54基の原発
 1966年、日本初の商業用原子炉・東海発電所が営業運転に入り、以降この地震・津波・火山の日本列島に54基もの原発が建設されていく。
電力を使って豊かな生活を享受、「これが文明だ!」
○ケガレ
 東海原発稼働以来、放射能によって、日本列島は緩慢に「ケガレテ」いき、そして2011年3月15日決定的なダメージを受けた。
○秘かに進んでいた原子力帝国の陰謀
 東京電力福島第一原発事故の直後から原発再稼働への動きは秘かに、確実に蠢いていた。そして安倍政権となってからは声高に再稼働一直線へ突き進む。
○原発のゴミはどうする?
 安倍政権は原発を「ベースロード電源」と名付けた。という事は今後も電気と共に放射性廃棄物を延々と作り出すという事だ。
 高木毅復興相「被災地原発 基準適合なら再稼働」(10月8日東京新聞)
○最終処分地
 「政治判断や社会的支持」を得た、「安全な」「科学的有望地」ってどこ?
○100年?100万年?無限大?
 使用済み核燃料、高レベル放射性廃棄物を私たちはどうしたらよいのだろう。
○地球が46億年かけて作り出した生命
 「ヒト」だけでなくすべての生命の存在を危うくし地球を住めなくする場所にしてしまう。それが原発(エネルギー)、原爆(力)だ。
○映像とお話
 スリーマイル島、チェルノブイリ、フクシマの三大原発事故サイト、
それにオンカロ最終処分場、六ヶ所村、幌延から衝撃的な映像、そして報告です。
是非ご参加ください。



.. 2015年10月15日 09:56   No.967004
++ にしざきやよい (中学生)…38回       
秋晴れの抗議日和、消費カロリーをチェックしつつ、
 |  今日も関電前から官邸前・国会前へ
 |  10/9第167回金曜官邸前・国会前抗議行動の報告
 └────  (たんぽぽ舎ボランティア)

  ええ陽気になってきました。天高く腹肥ゆる秋。私のハラも日々成長してゆき、冬物が果たして着れるか、衣替えが恐ろしい今日この頃。
 関電前で、消費カロリーの高いコールは、無い物かしらんと頭をひねりつつ、再稼働反対、原発いらない、と叫び、10人に満たない行動でしたが、継続していきますよ。ここ関電前は、警備員さんもお待ちかねですからね。
  さて、2週間ぶりの官邸・国会前抗議です。歩道は銀杏が、前回よりも落ちていて、踏まないと歩けない様な所も。
 国会前まで行くと、シールズは無いはずなのに、若者が固まって5、6組、そばへ寄って行くと、石垣に座る人達に3、4人でインタビューしている模様、なぁんだ、抗議に来たんじゃ無いのかぁと思いつつ、興味を持ってくれるのは、良いこと、頑張ってね、の視線を送りつつ、「希望のエリア」へ。
  今日は、前回と違い快晴なので、ビラ配りも快適、この前は銀杏を伝って落ちて来た雨のせいで、首すじがかぶれて、痒かったぁ。今も銀杏の匂いに包まれてると、痒くなりそうなので、なるべく早く配り、退散することに。
 「希望のエリア」を外れると3人の女の子が固まって屈み込み何かしてる。覗いてみると、たんぽぽ舎のビラをスマホで撮影しているとこだった。振り返った彼女たちに、「今晩は〜、インタビューしてるのぉ?」と話しかけてみる。高校の授業で来ているそう、ついでにインタビューされて、写真も撮られてしまった。 で、良い機会なので、コチラも逆取材、「福島では、137人が甲状腺ガンで手術しているけど、どんな風に感じます?」の質問に、3人が知らなかったと答え、内部被曝と言う言葉も知らないと言うことに、少し驚き、「3・11の時は、どうでした?」の質問に、口を揃えて、「恐ろしかった、死ぬのかもと思った」と言って、1人は、「被曝の事も、事故直後はかなり気にしていた」とのこと。
 街で見かけるデモについてどう思うかも聞いてみた。「コワイです。でも、今は、国民の声を安倍さんとかが無視してるから、デモが起こっても仕方ないと思う」と言ってた。
 安保法案については、「法案の中身については、よくわからないけど、決め方が間違っていると思う」と1人が言うと後の2人も頷いていた。
  もっとイロイロ聞きたかったけど、質問力が無いもので、こんなトコでした。
  願わくば、彼らと彼らの仲間が、来年、よき選択をしてくれる事をいのりつつ、国会前をあとにいたしました。

.. 2015年10月15日 11:39   No.967005
++ 木村雅英 (大学院生)…115回       
行政不服審査法に基づく異議申立を無視して再稼働する原子力規制委員会
 |  −7件の異議申立を無視して川内原発を再稼動するな−
| 原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その69
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)
 
 安倍内閣が辺野古埋め立てに関して行政不服審査法を悪用しようとしている。防衛省が「私人」として行政不服審査法に基づいて沖縄県の辺野古埋め立て承認取り消しに対して不服請求し、同じ安倍政権の「身内」国交相が判断するそうだ。行政不服審査法の意図に反する防衛省「私人」請求と国交相「身内」判断が問題だ。
 逆に、原子力規制委員会は行政不服審査法に基づく本当の「私人」の異議申立を、全くの「身内」判断で無視し続けている。私たち(本当の「私人」)が行政不服審査法に基づいて川内原発再稼働適合性審査の「認可」に異議申立をし執行停止を申し立てたにもかかわらず、適合性審査「認可」を取り下げないばかりか、再稼働審査と使用前検査を続け、川内原発の再稼働を推進した。
 おまけに、何とこの異議申立の「審理」をするのは、適合性審査をしている「原子力規制庁 原子力規制部 安全規制管理官(PWR担当)付」だ。部屋を同じゅうする全くの「身内」だ。言わば、「審理」する裁判官が犯人の「身内」なのだ。異議申立について意見陳述した時に、聞き役がこの「身内」だったことに驚いた。
 案の定、残念ながら、原子力規制委員会は、異議申立の「審理」がどうなっているか明らかにせず、申立人に何ら連絡もせず、川内原発の再稼働を許してしまった。
 行政不服審査法に基づく、本当の「私人」による申し立てに対して、全くの「身内」が「審理」をして、結局申立を無視したのだ。
 10月14日(水)の原子力規制委員会定例会議では、この行政不服審査法に基づく異議申立については、今後原子力規制委員会に報告することもせず、いきなり規制委ホームページにアップすることを決めた。なるべく、ひっそりと異議申立を受け、ひっそりと「審理」するそぶりをし、ひっそりと申立却下をアップして、「国民」に知られず報道もさせない魂胆だ。
 原子力規制委員会の再稼働適合性審査については、既に11件(川内:7件、高浜:3件、伊方:1件)もの行政不服審査法に基づく異議申立が出されている。石橋克彦さんが「違法」だと訴え、山崎久隆さんが「白抜き偽装」「耐震偽装」だと訴え、広瀬隆さんや後藤政志さんや多くの専門家(「私人」)が申立人になって厳しく異議申立している。にもかかわらず、原子力規制委員会は「身内」で審理するそぶりをして、実際にはこれらの異議申立を完全無視して、原発の再稼働を推進し続けている。


.. 2015年10月16日 07:53   No.967006
++ 冨塚元夫 (大学生)…75回       
井筒高雄さんと伊勢崎賢治さんのお話しを聞き、井筒高雄さんの著書を読んで思ったこと
 |  - 安保法制成立によりPKOで自衛隊員が死亡する危険性が高まり、軍法のないことによる自衛隊員の「犬死」は憲法9条改正の世論を高めるのではないか?、いま世界が求めているのは非軍事的貢 |  献です。
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

(1)9月18日憲政記念会館で井筒高雄さんのお話を聞きました。彼は元自衛隊レンジャー隊員で、1992年POK法成立後、1993年海外派兵の任務遂行は容認できないとして3等陸曹で依願退職した。その理由を彼はこう説明します。自衛隊員は入隊にあたって「服務の宣誓」を行いますが、「日本を守るため、危険に対しては身を挺して国民の負託にこたえる。専守防衛に限って命を差し出す」という契約です。
 彼が契約した任務は、防衛出動、治安出動、災害派遣の3本柱でしたが、1992年成立のPKO協力法によって4番目の任務が生じ、武器を持って海外に派遣されるという契約外任務が生じます。この任務では戦闘に巻き込まれれば、殺した場合は帰国後刑事罰を受けることになり、殺された場合は軍人としての補償がされません。日本には軍法がないからです。これでは「犬死」になり、自衛隊員の命はあまりに軽いと思い、依願退職したのです。
 安保法案の集団的自衛権行使容認とPKO協力法の改定によって、「安全確保業務」と「駆け付け警護」、更に国連主導でない「国際連携平和安全活動」が加わりました。殺し、殺される危険性は飛躍的に増大しますが、「服務の宣誓」の見直しはされていません。

(2)井筒高雄さんが各界の専門家にインタビューをして書き上げた著書「安保法制の落とし穴」(2015年9月3日発行)を読んで私は次のように思いました。

 小林節さん、伊勢崎賢治さん、柳沢脇二さんたちは「自衛隊は必要だが、万が一攻められた時、純粋に自衛のため武力を行使する」という立場です。国際紛争を解決する手段としては行使しないということです。国の交戦権は認められないから、自衛隊は軍隊ではなく第二警察という解釈です。自衛隊は軍隊でないので軍法を制定していません。そのため、捕虜になっても捕虜としては扱われず、殺されても名誉の戦死とらず、犬死になります。自衛隊をぎりぎり合憲とするために海外で戦闘が起こらないように苦労して来た人達は、その苦労を無にする安保法案には大反対です。
 いままで死者が出なかったのが奇跡的と思われています。今後は死者が出ること必死です。名誉の戦死と認められない、遺族に対する補償も不十分となります。そうすると自衛隊を法律で軍隊にしなければならないという世論が高まりかねません。自衛隊を軍隊にするためには9条が邪魔だと政府が宣伝して改憲に向かうシナリオが見えて来ます。
 改憲のために無理やり安保法制を通して死者を出すことが戦略だったのではないかと思うのです。


.. 2015年10月16日 08:59   No.967007
++ 冨塚元夫 (大学生)…76回       
(3)新聞によりますと、安保法制にもとづいて自衛隊がより危険な任務を行うことが予想される国が南スーダンです。
 伊勢崎賢治さんによりますと、南スーダンのような民族・宗教対立が複雑な内戦国に軍隊を派遣しているのは主に周辺国です。そうした国々のほうが事情を知っており、また難民流入などの影響を受けるからです。
 ヨーロッパの国はおらず、先進国では韓国と日本だけです。20年前と違ってPKO部隊が中立を保ち戦闘を収めるのは不可能です。住民保護という新しい任務がありますが、住民保護のためどちらかの側に立って戦闘に入ると紛争の当事者になります。自衛隊は戦闘に巻き込まれ死者が出る前に南スーダンから撤退すべきです。
 アフガニスタンではアメリカは敗走しました。後方支援は民間会社に下請けに出しています。今や軍事力では解決できないことを多くの欧米諸国が知っており、民生安定政策を模索しています。イギリスもカナダもノルウェーも独自の民生安定政策を開発しています。安倍首相は20年前の認識しか持っていません。いまや武装した自衛隊を海外に送るニーズはありません。アメリカも対テロ戦争で失敗し、非軍事分野の重要性に気が付いています。この分野では実は日本は実績があり、ニーズにこたえられる能力があります。
また紛争の調停には非武装のほうが効果的です。
 こうした伊勢崎賢治さんの認識・主張はマスコミではほとんど伝えられていません。
 彼は東京外国語大学教授。国連PKO上級幹部として、東ティモールとシエラレオネの日本政府特別代表として、アフガニスタンで武装解除を指揮した国際紛争調停人です。

 日本はJICA海外協力隊の開発援助の実績があります。またアフガニスタンで治療もおこない、井戸も掘り、ついに半砂漠・砂漠の灌漑・緑地化で大きな成果をあげたペシャワール会の中村哲さんの偉業(1700HAの農地を作り65万人の難民を農民にした)もあります。
 こうした実績を国の政策として深化拡大することが日本の真の国際貢献だと思います。


.. 2015年10月16日 09:08   No.967008
++ 柳田 真 (大学生)…91回       
原発事故の時“政府が責任をもつ”は本当か?
 |  過去、原発事故の時、責任を持ったか?
 |  東電福島第一原発事故(2011年)の時はどうか?
 |  JCO事故(1999年)の時はどうか?
 └──── (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

1.10月15日、九州電力川内原発2号機が残念にも再稼働し、抗議の市民の声が報道された。その同じニュースで、経産大臣が鹿児島を訪問して、“原発事故発生のときは政府が責任をもちます”と発言していた。これは本当か?
 過去の原発事故の時、政府が責任をとったことはあったのか?−答えは「ない」だ。
 そもそも原発大惨事のとき、ろくに対応できず、責任もとらなかった(とれなかった)のが過去の大事故での実例(証拠)である。政府はウソをいうな−過去の事実に基づいて発言せよ。

2.2011年3月11日の東電福島第一原発事故をみてみよう。
 今も事故は収束できず、10万人以上がヒナン生活をしている現実。
東電福島第一原発事故では民主党の菅直人内閣が事故処理に当たった。が、ろくに対応できず、菅直人氏は、この大惨事で深く反省し、今は原発廃止を主張し、かつ実践している。8月、九電川内原発1号機再稼働の時、九州の現地で反対演説と行動をした。元自民党首相小泉氏も原発廃止を主張し、安倍首相へ「首相が決断すれば、原発は廃止できる」と迫っている。過去の責任は重いが、両人の現在の言動は「まっとう」だと思う。

3.もう1つ、1999年9月30日のJCO臨界ヒバク事故(茨城県)だ。自民党小渕首相のときだ。2人が死亡し、600人以上がヒバクし、30万人余が自宅待機した事故。当時の東海村村長はあちこちで述べている。「孤独な中で私1人で決断せねばならなかった。村民のヒナンの決断を。政府は全くあてにならなかった、情報もこず。政府は責任をもたなかった。政府を頼ってはダメ。信用してはダメ。政府は責任をもたない−」と。
 日本初の原子力事故で死者2名を出した事故で該当の村長・村上氏(自民党系村長の後継者だった人)が「政府はあてにならない」と、くり返しのべているのである。

4.旧ソ連チェルノブイリ原発事故(1989年4月26日)のことは、別の機会にのべたい。


.. 2015年10月19日 12:59   No.967009
++ 石垣敏夫 (小学校中学年)…12回       
フクシマ原発、原発再稼働阻止行動、テントひろば創設、
 |  集団的自衛権閣議決定、戦争法案反対12万人集会デモと
 |  民衆の闘いは進み、歴史は動いている
 |  10.8戦争法廃止、安倍内閣退陣、総がかり行動集会レポート
 └────  (さいたま市)

    (10月8日開催、文京シビック大ホール、1750名参加)
・九条は生きている。挫折感はない(総がかり行動世話人・高田健さん)
・米国はアフガンの病院を爆撃、戦争犯罪・人道の罪を続けている、今のままでは自衛隊も一緒になる(NGO非戦ネット・熊岡路矢さん)
・不当・不法な強行採決で悔しい。御礼と力不足をお詫びしたい、国会の内と外とが繋がった(民主党・福山哲郎さん)
・「米国に黙ってついていけば良い」これはヤクザの理論、共産党も変った、立憲主義破壊の為、選挙協力をする(共産党・田村智子さん)
・憲法5.3横浜集会で共同行動が取れ、誰もが参加できるようになり、今の状況を作り出している、参院選1人区は全野党協力で議席を(社民党・吉田忠智さん)
・40年ぶりに街頭集会デモに参加、今憲法の上に安倍政権が君臨、クーデター内閣である。
米国では研究費の1/3が軍事研究に使われている。私たちの行動に多数が賛同、今も動き始めている(安保法制に反対する学者の会・佐藤学さん)
・日弁連は、立憲主義を取り戻す、真理を求める学者と法治国家を守るために闘う(日本弁護士連合会憲法問題対策本部・山岸良太さん)
・原発反対も戦争法反対も女性の方が数が多い(女の平和実行委員会・杉浦ひとみさん)
・始めて街頭に出て議員会館の前でしゃべった、砂川判決を高村副総裁が利用したが、「一見極めて明白に違憲行為である」砂川判決は逆襲する(立憲デモクラシーの会・石川健治さん)
・国会の内と外があの国会包囲行動で初めて繋がった、これをこれからも続けて行く事だ。渋谷・新宿での集会等を続ける(シールズ・本間信和さん)
・靖国訴訟で違憲判決を下した裁判長は遺書を書いていた。今回の戦争法は差し止め訴訟を含め、伊藤真弁護士を筆頭に全都道府県で違憲訴訟の準備を進めている、ポツダム宣言10項:*は日本民衆の意思でもある(違憲訴訟を準備する弁護士から・内田雅敏さん)
・生きとし、生きる者と共感していく、安倍首相にはこれがない。創価学会も動いた(宗教者・渡辺多嘉加子さん)
・雨にも負けず、アベにも負けず(9条壊すな!街宣チーム・菱山南帆子さん)
・脱原発に限っていたが、戦争法案は一体としてやらなければと立ち上がった(脱原発女たちの会・土井登美江さん)
・戦争法と秘密保護法は一体、情報公開と公文書管理法で闘う(秘密法廃止へ!実行委員会・前田能成さん)
・辺野古基地阻止は戦争法反対と同根で、全島民の体を張っての闘いは知事と共に自公政権を追い込んでいる(沖縄一坪反戦地主会関東ブロック・木村辰彦さん)。
・アベ政権の手で教科書が改悪、子どもの人権の否定、戦争の担い手となるよう、子どもの教育が進んでいる。(安倍の教育政策NOネット・俵義文さん)
<行動提起> 戦争法廃案の闘いは選挙・違憲訴訟・国会包囲集会デモ等々を含めこれからも全力で進める。毎月19日を行動の日と決める(総がかり行動・福山真劫さん)


.. 2015年10月19日 13:07   No.967010


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