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■--脱原発テント4年「戦い続ける」
++ 東京新聞 (社長)…1231回          


東日本大震災の発生から4年半の11日、東京・霞が関の経済産業省敷地内にテントを張っている脱原発派の市民団体が記者会見と抗議集会を開き、「私たちの地道で日常的な活動が原発再稼働にブレーキをかけてきた。あきらめず声を出し続ける」と訴えた。
この日でテント設置からも丸4年が経過。代表の淵上太郎さん(73) は「福島第一原発では溶け出した核燃料がそのままで近づくこともできないに、九州電力川内原発は再稼働された。私たちは何十年でも戦い続ける」とアピール。
 「原発いらない福島の女たち」メンバーの黒田節子さん(64)は「政府は避難指示を解除し、危険な所に帰れと迫っている。許せない」と語った。
 テントをめぐっては東京地裁が2月に国による強制撤去を認めたが、東京高裁は3月、撤去の強制執行を停止する決定を出した。
(9月12日より)

.. 2015年09月14日 08:44   No.959001

++ 東京新聞 (社長)…1232回       
中学生「怖い法案」 シールズ、国会前デモ【金曜日の声 脱原発+安保法案反対】

 安全保障関連法案と原発再稼働に反対する抗議行動が十一日夜、国会周辺であり、雨が時折強く降る中、「国民なめんな」「子どもを守れ!」と声を上げた。
 法案への抗議デモは「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」と、学生グループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」が主催。両親と参加しシールズのスピーチを初めて聞いた横浜市の男子中学生(14)は「政権を名指しで批判していて、勇気があると思った。戦争に巻き込まれる法案は怖い」と語った。
 首都圏反原発連合によるデモでは、長男(6つ)と来た東京都文京区の研究員菅谷幸子さん(41)が「また汚染水が漏れたんですよね。子どものため、放射線の危険性を多くのお母さんに伝えたい」。千葉県市川市の無職小田喜代八さん(70)は「事故直後、福島県郡山市に救援物資を届け、原発の恐ろしさを身をもって知った。川内原発再稼働はとんでもない」と話した。
(9月12日より)



.. 2015年09月14日 08:52   No.959002
++ 東京新聞 (社長)…1233回       
飯舘村で除染袋 川に流出 回収37袋 総数不明

 環境省は11日、記録的な大雨の影響で福島県飯舘村の河川が氾濫し、東京電力福島第一原発事故に伴う除染で出た汚染廃棄物が入った大型の除染袋が川に流出したと発表した。82袋を発見し37袋を回収したが、周辺一帯が冠水、道路が寸断されて調査できていない場所もあり、全体の流出数は把握できていない。回収した37袋はいずれも破損しておらず、中身の漏えいは確認されていない。
 環境省によると、流出したのは約1立方メートルの「フレコンバッグ」などと呼ばれる袋。付近の農地の除染で刈り取った草などが入っており、重さは一袋約200−300キロ。仮置き場に運ぶ前、一時的に新田川(にいだがわ)や比曽川の近くの水田に置いていたという。
       (9月12日より)


.. 2015年09月14日 09:03   No.959003
++ 朝日新聞 (社長)…458回       
安全で、一番安く、クリーン。これ、全部うそだ
  かつて推進した責任感じる。でも、ほっかむりしていいのか
  小泉元首相、原発を語る
  原発ゼロの実現 首相の決断一つ 政界復帰はない 国民運動続ける
  再稼働を「勝負時」と見たか
     (9月13日朝刊4面より見出しのみ)



.. 2015年09月15日 08:21   No.959004
++ DAYS JAPAN (幼稚園生)…1回       
避難計画不十分のなか強行 川内原発、再稼働へ
  川内原発「再稼働」の狂気
  真っ白な「工事計画認可申請書」  広瀬 隆

   前文略
  日本全土の原発は、福井県の大飯原発が止まってから、すでに2年近く「原発ゼロ」のまま、電気が充分に足りる静かな時を過ごしてきた。この2年とは、ただの時間の長さではない。東日本大震災後に、原子炉の「燃料棒を冷却した」期間である。つまり、ウランの核分裂後に発生する崩壊熱を、もはや原発の大事故が起こり得ない「安全な範囲」にまで小さくおさえることに、日本全土で成功したのだ! (中略)
 大事故の避難対策も無用であった。ヨウ素剤も無用であった。つまりこの4年間(川内原発1.2号機)は、ただ無為にすごした時間ではなく、きわめて貴重な時間であった。それを達成したのは、全国の人のたゆまぬ「再稼働反対」の活動の賜物であった。
 その原子炉に、新たに燃料棒を装荷して、またしても火をつけた、冒頭に掲げた名前の、狂気の人間たちがいるのだ。その瞬間、川内原発が、日本国内で最も危険な原発と変わったのである。 (中略)
  そもそも川内原発は、“わが国で最初に大地震の直撃を受けた原発”なのである。川内原発は不幸にして、愛媛県の伊方原発(再稼働2号候補)と共に、日本最大の活断層・中央構造線の上に建っているのだから、そもそもこんな場所にあることが間違いなのだ。 (中略)
  この原発の耐震性を検討してきたのは、原子力規制委員会である。だが、実質的には、その配下にある原子力規制庁の「官僚」たちが、九州電力の提出した書類を審査してきた。規制庁とは、その8割がフクシマ原発事故を引き起こしたあの悪質・無能な原子力安全・保安院のメンバーなのである。地震学についてほとんどド素人の人間たちが、川内原発の耐震性の審査をしてきたのだ。最近出された川内原発の「工事計画認可申請書」は、耐震性だけでなく、重要な部分が真っ白になって、黒枠で囲まれている。自分たちが検討したというデータさえ見せることができないほど、悪質無能な官僚集団である。ここまで悪質になった原子力行政を、なぜテレビと新聞が痛烈に批判しないのか?なぜ、報道界の人間が、それを傍観するだけで、平気で仕事をしたつもりになっているのか?
 九州の最南端にある原発だから、ここで大事故が起これば、日本特有の東に向かう風と海流によって、日本全土の陸と海が放射能を浴びて、たちまち壊滅するのである。 (中略)
  この原発を墓場に眠らせよう。われわれより先に……そして伊方原発の再稼働も総力で食い止めよう! (2015/9より抜粋)


.. 2015年09月16日 10:38   No.959005
++ 東京新聞 (社長)…1234回       
諦めるのはまだ早い   鎌田慧 (ルポライター)

  地獄の釜のふたがあくのは正月とお盆の16日と決まっているが、暦とは関係なく、安倍内閣が地獄の釜をひっくり返して百鬼夜行。善男善女を右往左往させている。
 原発の再稼働、辺野古埋め立ての再稼働、そして戦争の再稼働。この世の最悪がうごめいているのは、無知からきた自爆行為のせいだ。自民党総裁選でも対立候補ゼロの全員一致。党内にはアリの一穴を恐れる恐怖政治。絶対的権力は絶対的に崩壊する。
  昨夜も今日も明日も、国会前には人波が押し寄せる。正門と向かい合ってマイクを握るとき、いつも55年前、60年6月を思い起こす。安倍さんの祖父に対して「岸を倒せ」と20代のわたしたちは叫んでいた。
 岸首相も採決を強行して、民主主義を破壊したと批判された。その孫もやはり強行採決して「安倍はやめろ」と叫ばれ、民主主義の敵となった。
  しかし、わたしたちは、岸的、安倍的な政治を根絶できなかった。この55年間を空費してきた、との悔恨がある。戦場に出た自衛隊員が血まみれにしたり、血まみれになったりする愚を犯す時間が迫っている。また起きる原発事故に逃げ惑うひとびとが出る不安が強い。辺野古の海に、もうジュゴンはもどらないかもしれない。
  愚かな政治を許した罪は大きい。いまからでも間に合う。諦めるのはまだ早い。
      (9月15日29面「本音のコラム」より)


.. 2015年09月16日 10:46   No.959006
++ 東京新聞 (社長)…1235回       
地下水を海洋放出 福島第一
  サブドレン計画 東電、汚染水低減策

  東京電力は14日午前、福島第一原発の原子炉建屋周囲の井戸(サブドレン)からくみ上げて浄化した地下水を、海に放出する作業を始めた。高濃度汚染水がたまる建屋への地下水の流れ込みを大幅に減らす効果が期待されるが、海へ流す水がきちんと浄化されているかの監視など慎重な作業が求められる。
 この日に放出するのは、昨年8〜11月に試験的にくみ上げ、4つのタンク(計4千トン)で保管していたうちの約850トン。
 東電と第三者機関の検査で、放射性セシウムやベータ線を出す放射性物質が検出されず、トリチウムも自主的な基準値(1リットル当たり1500ベクレル)を下回る430〜460ベクレルだったという。
 福島第一では1日約300トンの地下水が建屋地下に流れ込み、汚染水の水かさを増やしている。東電は既に実施している100メートルほど山側の井戸からくみ上げる地下水バイパスのほか、今回のサブドレンからのくみ上げを加えることで、流れ込む地下水の量を半減できると期待している。
 ただ、サブドレンは水をくみ上げすぎると建屋内の汚染水が地下水の水位を上回り、外部に漏れ出す可能性がある。サブドレンは建屋近くにあり、汚染水が混入する恐れもある。 (9月15日夕刊2面より)


.. 2015年09月16日 10:53   No.959007
++ 東京新聞 (社長)…1236回       
元技術者「原発疑え」
  川内建設参加 安全神話復活に危機感 再稼働1ヵ月

  九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働から約1カ月が過ぎた。フル稼働への過程でトラブルが発覚した復水器を建設当時、取り付けた同市内の山下勝次さん(73)はやりきれない思いを抱く。福島原発事故で崩れたはずの“安全神話”が復活しつつあるからだ。「原発に絶対の安全はない」。そう訴え続けることが自分に課せられた使命だと信じる。
 再稼働後の先月28日、山下さんは同市役所にいた。「九電はなぜ、チェックしなかったんだ。安全意識がお粗末だ」。再稼働直後、蒸気を水に戻す復水器の配管に穴が開くトラブルが発生。反対派住民の先頭に立ち、荒い口調で職員に詰め寄った。復水器は自ら設置したものだった。
 プラントメーカーに勤務していた1982年。現場責任者として80人の技術者を束ね、1.2号機に計6基を据え付けた。 (中略)
 もともとは原発推進派。(中略)
 だが退職後、福島事故が発生した。安全神話を信じ切っていた自分に罪悪感を抱き、原発反対派の集会に足を運ぶようになった。(中略)
 元技術者、元原発推進派の立場で「皆さん、原発を疑って」と訴え続けている。
   (9月16日29面「話題の発掘」から抜粋)


.. 2015年09月17日 08:03   No.959008
++ 東京新聞 (社長)…1237回       
汚染水8回目流出 福島第一 排水溝あふれ

  東京電力福島第一原発で17、18の両日、建屋周辺の汚れた雨水などを集める排水溝の水が、堰を越えて外洋に流出した。暫定的な対策を講じた4月以降、確認されただけでも8回目となった。
 東電によると、福島第一では17日深夜から翌未明にかけ1時間当たり10ミリ前後のまとまった雨が降り続いた。溝の出口付近でせき止められた水は、8台のポンプでくみ上げ、専用港につながる別の溝に流し込んでいる。しかし、ポンプの能力が追いつかず、17日午後11時20分ごろから翌18日午前2時すぎまでの間、3回にわたり堰を越えて外洋にあふれ出た。流出量は不明という。
 大雨の際には、敷地の汚れた土砂も交じり、溝を流れる水の放射性セシウムなどの濃度は1リットル当たり数100ベクレルまで高くなる。法的に認められる放出基準の数倍に当たる。東電は抜本対策として、溝を専用港に接続する付け替え工事を進めているが、来年3月ごろまでかかる見通し。
   (9月18日夕刊8面より)


.. 2015年09月24日 08:18   No.959009
++ 毎日新聞 (課長)…170回       
仲畑流万能川柳 9月23日号より
   公明党みたいな妻でありがたい

1.安保法制(戦争)法案で、「平和の党の公明党」がその存在意義を根本から問われた。
 創価学会員からの公明党批判(平和の党のはずなのに、どこへいった?)もかなり出た。創価学会員が国会前の戦争法案反対集会にもあらわれた。新聞記事でも学会員の反対もちらほらみた。
 しかし、国会では終始一貫、自民党のいうがままの公明党、戦争法案賛成の公明党であった。
 
2.川柳はこれを皮肉って、公明党みたいな妻でありがたいとうたった。強烈だ。
 夫(自民党)のいうがままの妻(公明党)というイミの川柳で、タップリ皮肉がきいておもしろおかしい。今後、はやる(流行語になる)かもしれない。この表現は女性に悪いかな。
 「公明党みたいな弟でありがたい」という表現ではあまり風刺がきかないかな?! 
 ただ、この川柳は公明党に対する強力な批判の川柳であって、きっと後世に残る川柳の一つとなるだろう。
                   (斉藤)


.. 2015年09月25日 08:23   No.959010


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