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■--九電支社前集結
++ 東京新聞 (社長)…1203回          

◆「絶対あきらめない」
   東京・有楽町の九州電力東京支社が入るビルの前では11日夜、川内原発1号機の再稼働に反対する200人以上が集まり、抗議の声を上げた。
  「絶対あきらめない。原発をなくすため、息の長い戦いをしていく」。マイクを握って宣言した練馬区の会社員、橘優子さん(62)は、前日まで川内原発前での抗議活動にも参加。「ものすごい数の警備員だった。私たちが1000人集まっても2000人集まっても九電は再稼働を止めないことは分かっていたが、意思を示さなければと思った」実家は福島県二本松市で、帰省中に東京電力福島第一原発の事故が起きた。「鹿児島を福島の二の舞にしてはいけない」 (後略)
       (8月12日25面から抜粋)

.. 2015年08月13日 08:23   No.948001

++ 東京新聞 (社長)…1204回       
桜島噴火警戒レベル4 避難準備呼び掛け

  気象庁は15日、鹿児島県の桜島に噴火警報を出し、噴火警戒レベルを3(入山規制)から4(避難準備)に引き上げた。規模の大きな噴火が発生する可能性が高くなっており、県は災害対策本部を設置した。桜島を対象にした警戒レベル4は初めて。
 気象庁によると、15日午前7時ごろから桜島を震源とする地震が多発し、山体の膨張を示す地殻変動が大きくなっている。昭和火口や南岳山頂火口から3キロ以内に位置する鹿児島市の有村町、古里町では大きな噴石と火砕流に警戒が必要で避難準備を呼び掛けた。
   (8月15日夕刊1面より)


.. 2015年08月19日 11:51   No.948002
++ 東京新聞 (社長)…1205回       
円安物価高 個人消費 GDP年率1.6%マイナス 4〜6月期 3期ぶり減少
  伸びぬ賃金 家計苦しく

  内閣府が17日発表した2015年4〜6月期の国内総生産(GDP、季節調整値)の速報値は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0・4%減、この成長が一年続くと仮定した年率換算で1・6%減となり、3・4半期(9カ月)ぶりにマイナス成長に転じた。GDPの約6割を占める個人消費が冷え込んだことや、輸出が振るわなかったことが響いた。 (後略)
    (8月17日夕刊1面より抜粋)


.. 2015年08月19日 11:56   No.948003
++ 東京新聞 (社長)…1206回       
伊方原発の再稼働 反対51%賛成27% 地元住民アンケート

  愛媛県の市民団体「伊方原発50キロ圏内住民有志の会」は18日、四国電力伊方原発3号機(同県伊方町)の再稼働の賛否を問うアンケートを伊方町で実施し、反対は51%で、賛成の27%を大幅に上回ったと明らかにした。賛否を明らかにしなかったのは22%だった。
 同会によると、今年2〜8月、2488戸を訪問した。アンケートは対面か、留守の場合は回答用紙を郵送してもらって実施し、合計881戸から回答があった。
 伊方町には約4800世帯あるが、訪問した2488戸には空き家も含まれていたとみられる。また、トラブルを避けるため四電の社宅は訪問しなかった。
 アンケート結果は途中経過で、全戸を訪問した上で10月ごろにあらためて公表する。
  同会世話人で松山市の堀内美鈴さん(51)は「再稼働をめぐる地元同意の手続きが進んでいて、危機感から前倒しで公表した。町や県は結果を考慮して」と話した。 (8月19日2面より)


.. 2015年08月20日 08:44   No.948004
++ 東京新聞 (社長)…1207回       
ヘソのない話    鎌田 慧

  しらじらしいなぁ。安倍談話を読んでの感想だ。米軍と共に世界の戦争に参加する法案を強行採決した後に、日露戦争はアジア・アフリカのためだったと褒めそやす。どこに「積極的平和主義」の精神があるのだ。「断腸の念」とか「深い悔悟」など美辞麗句がてんこ盛り。全編これ被害者史観で、おのれの加害責任への反省がなく、言葉にヘソがない。相手に甘えて「寛容」を強調している。その舌の根も乾かぬうちに「子や孫、その先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と断言する。謝罪が十分かまだ足りないかを判断するのは、被害を受けた相手であって、時間がたったからもういいだろう、いつまで言うんだ、と反省と謝罪を値切って、寛容を押しつけるのは傲慢だ。
 この冗漫にして、のっぺらぼうな作文には、国会答弁でいつも「わたしが責任者」と見えを切っているわりには、文責者の決意と責任性がこめられていない。
 言葉としては「武力の威嚇や行使も(中略)二度と用いてはならない」とはある。が、憲法のように「永久に放棄する」とは明言しない。安倍さん、なにを言っても信用されないのは「平和」「安全」と言いながら、軍事予算は増やすは、軍備は増強するは、と衣の下のよろいが剥きだし、野望が丸見えだからだ。
   (ルポライター)   (8月18日「本音のコラム」より)


.. 2015年08月24日 08:39   No.948005
++ 東京新聞 (社長)…1208回       
制御棒なき社会     斎藤 美奈子

11日、九州電力川内原発1号機から核分裂反応を抑える制御棒が抜かれ、原子炉が起動した。
「制御棒が抜かれ」という表現がなんだか胸に突き刺さる.制御棒が抜かれた状態なのは川内原発だけじゃないものね。
 国会で「核兵器の輸送も法律上は可能」と答弁した中谷元・防衛相。同じく安保法制をめぐる講演で「法的安定性は関係ない」と語った礒崎陽輔首相補佐官。「戦争に行きたくないのは極端に利己的な考えだ」とツイートした自民党の武藤貴也衆院議員。みんな制御棒を抜かれた状態だ。
 広島の平和記念式典で自らの判断により「非核三原則」にふれず、安保法制に懸念を示す被爆者の声には耳を貸さず、答えに窮すると「私が総理大臣なんですから」で逃げようとする安倍晋三首相の制御棒も、だいぶ前から抜かれている。
 過去の過ちに学まず、わざわざ危険な道を選択する。自分で危険を選択しながら、安全性を強調し、国民の生命を守るためだと強弁する。そんなの誰が信じます?原発の再稼働も、安保法制の成立を急ぐのも、私には同じ構造に見える。
 原子炉のブレーキ役である制御棒にあたる権力の制御棒は、いうまでもなく日本国憲法だ。この制御棒のおかげで、日本は曲がりなりにも戦後70年を迎えることができた。この記録を私たちはいつまで更新できるだろうか。
(8月12日「本音のコラム」より)

.. 2015年08月24日 09:28   No.948006
++ 東京新聞 (社長)…1209回       
核のごみ 危うい最終処分 地震、火山、地下水、断層リスク
  埋設すれば「引き返せない」

  原発の使用済み核燃料から出る高レベル放射性廃棄物(核のごみ)。毒性が高く、最終処分場建設地が決まらない。政府は5月に処分場選定を公募方式から国が科学的に適性の高い「有望地」を示し、協力を求める国主導方式に転換した。これにより、10年前に核燃料サイクル開発機構(核燃機構)が情報公開訴訟に負けて開示した処分場候補地が、有望地として浮上する可能性も出てきた。そもそも地震国・日本で地下に核のごみを廃棄する地層処分の安全は確保できるのか。

不確実

  原発の危険性を指摘し続け、今春、定年退職して長野県松本市へ移り住んだ元京都大原子炉実験所助教の小出裕章さん(65)は地層処分に反対だ。
 「人の目が届かない地層処分は不確実性が高い。危険を察知しても引き返せない。こんな不可逆的な方法は今の段階でとるべきでない。中間貯蔵施設に保管し、私たちの目で監視し続けるしかない」
 さらに「絶対的安全なんてない。東海、東南海、南海地震は150〜200年の周期で起きる。処分場を造り、監視している間に地震が発生する危険がある。日本学術会議が3・11後に地層処分を考え直すよう原子力委員会に答申したが、政府は聞く耳を持たない」と批判する。
 小出さんは「日本は既に(原発で)広島に投下された原爆120万発に相当する放射能のごみを作ってしまった。これらは私たち世代の責任で何とかしなければならないが、これ以上増やさないためには原発をやめるしかない」と訴える。

88ヵ所

  核燃機構がひそかに調査していた処分場候補地を明らかにしたのは、岐阜県の市民団体「放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜」。代表の兼松秀代さん(67)=岐阜市=は「国の動きが強まれば、機構の調査報告書は必ず使われる」と警鐘を鳴らす。
 2005年1月に開示された処分場候補地は、9道府県の25カ所。同年3月には16道県の63カ所が追加開示された。いずれも1980年代の調査で、その後事故を起こした東京電力福島第一原発に近い福島県内の14カ所をはじめ、関東では茨城県内6カ所と栃木県内の1カ所が含まれている。 (後略)
    (8月19日3面「核心」より抜粋)


.. 2015年08月24日 10:52   No.948007
++ 東京新聞 (社長)…1210回       
若者ら「勝手に決めるな」
     (8月22日1面「金曜日の声」脱原発+安保法案反対より)

  安全保障関連法案と九州電力川内原発の再稼働に対する抗議行動が21日夜、国会周辺であった。合わせて約7500人(主催者発表)が集まり、安倍政権に向かい「勝手に決めるな」と声を上げた。
 法案への抗議は学生グループ「SEALDs(自由と民主主義のための学生緊急行動、シールズ)」の主催。午後7時半、メンバーの奥田愛基さん(23)が演台に立ち「僕たち(の反対デモ)を利己的だと批判した国会議員はお金の問題で離党した。僕たちよりよっぽど利己的じゃないですか」と訴えた。
 原発再稼働への抗議は首都圏反原発連合の呼びかけで午後6時半にスタート。双方の抗議をはしごした千葉県浦安市の主婦粟生美代子さん(67)は「これだけ大勢がノーと言っている。若い人たちの声をくみとれない国会議員は、民主主義とは何なのかということをもう一度考えてほしい」と話した。



.. 2015年08月25日 07:56   No.948008
++ 東京新聞 (社長)…1211回       
原発事故強制起訴 検察官役 3氏「全力尽くしたい」

  東京電力福島第一原発事故で、東京第五検察審査会の「起訴議決」に基づき、東電の勝俣恒久元会長(75)ら旧経営陣3人を強制起訴する検察官役の指定弁護士に決まった石田省三郎(68)ら3人が21日、東京・霞が関の司法記者クラブで会見し「大変な事件だが、全力を尽くしたい」と抱負を語った。
 他に指定弁護士に決まったのは、東電女性社員殺害事件で再審無罪が確定したネパール人男性の主任弁護人を務めた神山啓史弁護士(60)と、起訴議決を出した第五検審で審査員に法的なアドバイスをする審査補助員を務めた山内久光弁護士(51)。
 石田弁護士は「仮に時効が5年とすると、来年3月11日までには起訴しないといけない」と説明。補充捜査をするかどうかは未定とした。山内弁護士は「審査員が真摯に検討して出した結論を大事にし、法に忠実に取り組みたい」と述べた。
   (8月22日24面より)


.. 2015年08月25日 08:03   No.948009
++ 東京新聞 (社長)…1212回       
原発被災者支援縮小へ 国 意見公募 形だけ?
  規制庁お墨付き 反対拒む準備着々
  住民に寄り添う 自治体 独自予算で、検査費助成
  水差す東電、賠償支払わず

   東京電力福島第一原発事故で被災した人たちを幅広く支援する理念を定めた「子ども・被災者支援法」。今月末にも、この法に基づく基本方針改定の閣議決定があるが、理念に逆行する形で、今後の支援縮小が盛り込まれそうな状況だ。意見公募(パブリックコメント)では1000件超の声が寄せられたが、覆らないのか。住民が頼りにする地元自治体も声を上げるが…。 (後略)
     (8月24日「こちら特報部」より抜粋)


.. 2015年08月25日 08:43   No.948010


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