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東電の情報隠しは許せない! | 放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな! | −第23回東電解体!東電本店合同抗議の報告− └──── (たんぽぽ舎ボランティア)
○東京都心では連日猛暑日の記録(6日連続)を更新し、九州電力川内原発1号機の再稼働(原子炉起動)が8月11日に迫る中、8月5日(水)、午後5時半から6時半まで、再稼働阻止全国ネット主催の「川内原発再稼働やめろ!」九州電力東京支社抗議行動(JR有楽町駅:有楽町電気ビル前)が行われた。参加者は、約100人。 ○引き続き、午後7時から、東京電力本店前で「東京電力は福島原発事故の責任をとれ!東電の情報隠しは許せない!放射能汚染水止めろ!柏崎刈羽原発再稼働するな!」のコールが鳴り響いた。呼びかけは、「経産省前テントひろば」と「たんぽぽ舎」であり、122の賛同団体と共に、第23回東電本店合同抗議行動が行われた。参加者は約130人。 ○先日、福島原発告訴団の粘り強い努力が実り、東京電力:勝俣元会長、武黒元副社長、武藤元副社長の3人に対する強制起訴が検察審査会で決まったとの朗報がもたらされた。3人の東電元幹部の起訴は当然であり、今後の闘い、運動が一層重要になって来るとの共通認識のもと、東電本店合同抗議が開始された。 オープニングコールの後、東電福島原発事故のため双葉町から避難を余儀なくされている亀屋さんから、東京電力の不誠実な対応(地元地権者の同意も得ずに、中間貯蔵施設を推進するなど)、避難している住民の間で甲状腺がん、白血病などの重篤な疾患が頻発している状況などの報告があり、勝俣元会長は全財産をなげうって、被害者に謝罪・賠償しろとの訴えがなされた。 続いて、日本音楽協議会による「音楽での抗議」が行われ、「替え歌:ろくでなし」など4曲が夜空に響いた。 情勢報告として、山崎さん(たんぽぽ舎)から、3人の東電元幹部の強制起訴が決まったことを受け、1990年頃から2011年の東電福島原発事故までの、東電元幹部の不誠実な対応に関して詳しい説明があった。更に、今回の検察審査会の強制起訴決定は、東電元幹部のみならず、柏崎刈羽原発再稼働を目指す現在の東電役員、並びに川内原発再稼働を実施する九電役員も、過酷事故を起こした場合には起訴されることを意味するとの発言があった。 その後、脱被ばく実現ネット(旧名:福島疎開裁判)など6団体から、アピール、関連イベント告知があった。 最後に、ドンパン節(川内原発バージョン)を全員で歌って、抗議行動を締めくくり、午後8時に終了。 また、カンパが36,517円寄せられました。ご支援、ありがとうございます。
☆抗議参加者の声 自民党安倍政権は東電福島原発事故での被害者救済や事故原因解明も十分できていない中、川内原発の再稼働を推進している。私たちは、国民の生命や財産を脅かす原発再稼働や身勝手な憲法解釈での戦争法案に反対し、戦後70年にわたり築きあげてきた平和な日本を自民党安倍政権から守るために、そして安倍首相を退陣させるまで、抗議の声を上げ続けたい。
☆次回の東電本店合同抗議は、2015年9月2日(水) :午後7時〜8時 場所:東京電力本店前(東京都千代田区内幸町) JR・地下鉄新橋駅徒歩5分、地下鉄三田線内幸町駅徒歩3分 東電本店前に、ぜひ多くの参加をお願いします。引き続き賛同団体を募集中!
.. 2015年08月10日 08:03 No.944001
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