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「再稼働説明会を」 九電応じず
九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働を前に、九電に説明会を求める動きが鹿児島県内の市町議会で広がっている。これまでに陳情を採択するなどして意思表明をした議会は6つ。今後も増える可能性があるが、九電は開催要請に応じていない。 今年3月、再稼働に反対する市民団体が、原発の周辺市町村の住民に九電への説明会要請を呼び掛け、31市町村で賛同した人たちが議会に陳情した。 3月議会では、原発から30キロ圏内の出水(いずみ)市と、それより少し外側の伊佐市、約90キロ南東の肝付(きもつき)町、海を隔てた南種子(みなみたね)町や屋久島町の計5市町議会が、陳情採択や議員提案の議決の形で説明会を求めた。 6月にも30キロ圏内の日置(ひおき)市議会が陳情を採択。これらの他に5つの議会で審議が続いている。いずれも審議の中で、議員から「事業者が住民の不安を除くために説明を尽くすのは当然だ」などの声が上がった。 (後略) (6月26日1面より抜粋)
.. 2015年06月29日 08:18 No.928001
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