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■--川内周辺6議会
++ 東京新聞 (社長)…1152回          

「再稼働説明会を」 九電応じず

  九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働を前に、九電に説明会を求める動きが鹿児島県内の市町議会で広がっている。これまでに陳情を採択するなどして意思表明をした議会は6つ。今後も増える可能性があるが、九電は開催要請に応じていない。
 今年3月、再稼働に反対する市民団体が、原発の周辺市町村の住民に九電への説明会要請を呼び掛け、31市町村で賛同した人たちが議会に陳情した。
 3月議会では、原発から30キロ圏内の出水(いずみ)市と、それより少し外側の伊佐市、約90キロ南東の肝付(きもつき)町、海を隔てた南種子(みなみたね)町や屋久島町の計5市町議会が、陳情採択や議員提案の議決の形で説明会を求めた。
 6月にも30キロ圏内の日置(ひおき)市議会が陳情を採択。これらの他に5つの議会で審議が続いている。いずれも審議の中で、議員から「事業者が住民の不安を除くために説明を尽くすのは当然だ」などの声が上がった。 (後略)
  (6月26日1面より抜粋)

.. 2015年06月29日 08:18   No.928001

++ 東京新聞 (社長)…1153回       
川内原発 屋久島も「不安」 鹿児島の市町議会 広がる説明会要請
  「250キロ圏危険」大飯差し止め判決 機に

  九州電力川内原発(鹿児島県)の再稼働が迫る中、九電に説明会開催を求める同県内の市町議会の動きは、遠く海を隔てた議会にも広がった。原発への不安の大きさを示している。今のところ九電は説明会には応じない方針だが、いったん原発で重大事故が起きれば、影響は遠くまで及ぶ。事業者としての姿勢が問われる。(後略) 
     (6月26日3面「核心」より抜粋)


.. 2015年06月29日 08:36   No.928002
++ 毎日新聞 (課長)…164回       
株主の「脱原発」提案 青森市、今年も賛成へ /青森

  東北電力の株主である青森市は、25日に開かれる同社の株主総会で、一部の株主による「脱原発」提案について、今年も賛成する方針を決めた。鹿内博市長は東日本大震災翌年の2012年から、同様の提案に賛成している。24日に議決権の行使を同社に通知した。
 今年の株主提案では、「原発は大量の放射能を放出する過酷事故を現実に引き起こす」とし、「原子力発電事業からの全面撤退」を求めるほか、電源構成比率で原子力と石炭火力の割合を引き下げ、再生可能エネルギーや液化天然ガス(LNG)火力を中心とした発電への移行を目指すというもの。
 鹿内市長は脱原発に関する株主提案の4議案に賛成の立場を示し、取材に対し「福島原発事故の教訓を踏まえると原発から撤退すべきだ。市でも原発への依存度を低減させるため、再生可能エネルギーを主体とする方針としているため」と説明している。
 青森市は11500株を保有。県内では弘前市、八戸市、東通村なども株を保有しているが、いずれも「脱原発」提案に賛成したことはない。
  (6月25日より)



.. 2015年06月29日 08:43   No.928003
++ 東京新聞 (社長)…1154回       
大手電力9社「脱原発」の提案否決 株主総会 再稼働方針を強調

  東京電力など原発を保有する大手電力9社は25日、一斉に株主総会を開いた。脱原発を目指す株主提案はすべて否決され、終了した。今夏に川内原発1号機の再稼働が予定される九州電力は「一日も早く」(瓜生道明社長)と説明するなど、各電力は再稼働を進める方針を強調し、安全性を強く懸念する株主の訴えと平行線をたどった。(後略)  (6月26日11面より抜粋)


.. 2015年06月29日 09:40   No.928004
++ 東京新聞 (社長)…1155回       
電力株主総会 脱原発の世論直視を

  原発の再稼働がこの夏に迫る中、電力会社が開いた株主総会では脱原発を求める株主の声が相次いだ。再稼働ありきの政府、電力会社は、鎮まることのない脱原発の世論を直視すべきだ。
 原発依存度が高く四年連続赤字の関西電力の総会では、株主が「原発の再稼働にすがるのは愚かな経営だ」「中長期の経営方針として脱原発を明確にすべきだ」と訴えた。
 中部電力でも株主が運転停止中の浜岡原発の廃炉を求めたが、会社側は「安定的なエネルギーの確保には原発の活用が不可欠だ」と反論。東京電力も含め、原発を保有する大手九社の総会は脱原発に絡む提案をすべて否決した。
 再稼働の見通しが立たない中で開かれた昨年の株主総会から1年。この間に政府は、2030年の原発の発電割合を20〜22%とするエネルギーミックス案を決定。安全が確認された原発は再稼働させる方針に基づいて、この夏に予定される九州電力・川内原発1号機に続き、関西電力や四国電力が早期の再稼働をめざしている。
 だがその一方で、いくつもの重要な変化があったことを指摘しておきたい。
  原発停止で火力発電用の液化天然ガス(LNG)などの輸入が急増し、「国富流出」の危機が声高に論じられた。しかし、昨年後半からの原油価格の急落、価格の安定ですっかり影をひそめている。
 節電意識は確実に定着し、今年の夏も原発ゼロで電力不足は避けられる見通しだ。太陽光発電では買い取り制度をめぐる混乱が起きたが、再生エネルギーに対する一般の理解は一段と深まっている。
 こうした変化の中、原発をめぐる世論はどうなっているのか。
  今月中旬の調査(日本世論調査会)をみると、再稼働に賛成が31%に対し、反対は63%に達している。新聞など各種の調査でも、再稼働に反対し、脱原発を求める世論が弱まる気配はない。
 電力各社による再稼働方針の根幹には、準国産エネルギーに位置付けている原発を一定程度確保しておきたいという政府のエネルギー安全保障政策がある。
  しかし世論は、福島第一原発の事故の反省から再稼働に反対し、政府に対しては中長期的に脱原発を実現する知恵と努力、エネルギー政策の転換を求めていることは明らかだ。
 政府も電力会社も、国民の声に耳を塞(ふさ)いではならない。
    (6月26日「社説」より)


.. 2015年06月30日 08:05   No.928005
++ 東京新聞 (社長)…1156回       
箱根山 警戒レベル上げ 入山規制の「3」に

 気象庁は30日、火山活動が活発化していた箱根山(神奈川県箱根町)の噴火警戒レベルを、これまでの2(火口周辺規制)から3(入山規制)に引き上げた。噴気が続いていた大涌谷でごく小規模な噴火が発生したとみられ、今後、大涌谷周辺の想定火口域から700メートル程度の範囲内に噴石を飛ばすような小規模な噴火を起こす可能性があるとして、警戒を呼び掛けた。
 気象庁によると、大涌谷で29日に新たに確認された噴気孔の周囲で、30日になって火山灰などが積もって盛り上がっている様子を確認した。ロープウエーの大涌谷駅付近でも火山灰が降ったという。
 箱根山では4月下旬から火山性地震が増加。今月29日には、地下のマグマや熱水などの動きと関連あるとされる火山性微動も初めて観測された。周辺で灰のような細かい粒が降ったことも確認されたが、気象庁は29日夜の段階では「噴火ではない」との見方を示していた。
 30日朝から昼にかけては、震度1〜3を観測する有感地震も続発していた。  (6月30日夕刊より)



.. 2015年07月01日 08:01   No.928006
++ 東京新聞 (社長)…1157回       
◆「原発避難で自殺」賠償命令 東電に2700万円 福島地裁2例目

 東京電力福島第一原発事故による避難が原因で自殺したとして、福島県浪江町の無職五十崎喜一さん=当時(67)=の遺族が、東電に約8700万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で福島地裁(潮見直之裁判長)は30日、事故と自殺の因果関係を認め、東電に約2700万円の賠償を命じた。
 判決は「原発事故で遭遇した過酷な経験が、最終的に自死に至らしめた」とした。原発事故と自殺の因果関係を認め、原告側が勝訴した判決は昨年8月の福島地裁判決に続き、2例目。
 東電は「判決内容を精査し真摯に対応していく」とのコメントを出した。  (後略)  (6月30日夕刊より抜粋)



.. 2015年07月01日 08:13   No.928007
++ 朝日新聞 (社長)…449回       
箱根山 ごく小規模噴火 警戒レベル3に引き上げ
               (6月30日夕刊より見出しのみ)


.. 2015年07月01日 08:20   No.928008
++ 東京新聞 (社長)…1158回       
箱根山噴火 大涌谷周辺 避難指示 半径1キロ 噴石の恐れ

  気象庁は30日、噴火警戒レベルを3(入山規制)に引き上げた神奈川県の箱根山について、約3キロ離れた箱根町内で降った火山灰や、大涌谷(おおわくだに)の40〜50メートルの範囲内で飛んだ30センチ程度の噴石を確認し、29日夜から30日の間にごく小規模な噴火が起きたと断定した。水蒸気噴火とみている。確認されている限りでは、12世紀後半〜13世紀以来の噴火という。 
 箱根町は噴火警戒レベル引き上げを受け、大涌谷の想定火口域から半径約1キロ内にある民家や保養所など計32棟の住民ら46人に避難指示を出し、全員の避難を確認した。これまでは半径300メートルを立ち入り規制としていた。(中略)
 気象庁は今後も小規模な再噴火が発生し、大涌谷から半径約1キロの範囲に大きな噴石が飛ぶ恐れがあるとして警戒を呼び掛けた。 (後略)
    (7月1日1面より抜粋)


.. 2015年07月02日 08:10   No.928009
++ 東京新聞 (社長)…1159回       
遅れた「噴火」判断 箱根山警戒レベル上げ 気象庁、降下物確認でも
  約800年ぶり「未知の段階」に

  噴火発生に伴って警戒レベルが3(入山規制)に引き上げられた箱根山(神奈川県箱根町)。ごく小規模とはいえ、箱根山の噴火は観測史上初めてだ。今後は「未知の段階」と専門家は指摘する。予断を許さない状況だが、いつ噴火したかが確定できないなど、気象庁の監視態勢の課題も浮かびあがる。(後略)
     (7月1日2面「核心」より抜粋)


.. 2015年07月02日 08:17   No.928010


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