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■--浜岡維持
++ 東京新聞 (社長)…1099回          

年1000億円 停止4年 消費者へ転嫁 中部電

  中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の3基が政府の要請で全面停止してから14日で丸4年を迎えた。この間、中部電力が再稼働を前提にした浜岡を維持するために年間1000億円規模、4年間で約4000億円の費用を投じていることが分かった。発電しなくても生じる巨額な原発の維持費は電気料金に上乗せされ、家庭や企業が負担している。
 一方、中部電力は供給力に余裕があり、5年連続して「浜岡抜き」で夏場を乗り切れる見通しだ。
 原発は配管や機器などの部品は1000万点を超えるとされ、いったん原発が完成すると、その補修や点検、除染などに毎年多額の費用がかかり、電力会社は毎年の企業決算で「原子力発電費」として計上している。(後略)
     (5月14日夕刊1面より抜粋)


.. 2015年05月16日 08:50   No.912001

++ 読売新聞 (小学校低学年)…9回       
もんじゅ点検漏れ「もう話をするのも嫌に」規制委

  日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県)で大量の機器点検漏れが見つかった問題で、原子力規制委員会は13日の定例会合で、原子力機構が再発防止策などをまとめた報告書について「信頼性に疑問を抱く」と指摘、見直しを求めた。 (中略)
 ところが、規制委が3月に保安検査を行った結果、冷却水を通す配管の劣化具合を点検する方法などが不適切だったことが判明。原子炉等規制法に基づく保安規定違反と認定した。
 規制委の田中俊一委員長はこの日の会合で、「もう話をするのも嫌になるくらい、いろいろな問題が起きている」と機構を非難した。
    (5月13日より抜粋)


.. 2015年05月16日 08:57   No.912002
++ 東京新聞 (社長)…1100回       
避難指示解除に向け住民懇談会 不信感 にじむ苦悩 福島・楢葉町民

  東京電力福島第一原発事故で全町避難をしている福島県楢葉町の避難指示解除に向け、国が開いた住民懇談会が10日、終了した。放射線や水道水への不安、生活環境の整備などを訴える町民の声には、国への不信感と、古里に帰れない苦悩がにじんだ。
 「第一原発は爆発しないと言うが、震災前も安全だと言っていた」「デブリ(溶融燃料)の取り出し方も決まらないのに帰れというのか」。原発の現状を説明する国の担当者に、町民からは厳しい意見が出た。(中略)
 「みんなが帰れるようにするのが、あなたたちの役目。解除はそれからだ。筋が違う」「無理やり帰して形だけ整えるのはやめてほしい」と迫った。(後略)
    (5月15日「こちら特報部」より抜粋)



.. 2015年05月16日 09:22   No.912003
++ 東京新聞 (社長)…1101回       
処分場計画 国が説明会 栃木 反対派は対抗シンポ

  東京電力福島第一原発事故で発生した指定廃棄物の処分場(長期管理施設)をめぐり、環境省は14日、処分場計画に理解を求めるためのフォーラムを宇都宮市で開いた。一方、昨年7月に栃木県の処分場候補地に選ばれた塩谷町でも、処分場計画に反対する住民団体が国に対抗する形でシンポジウムを開催した。
 環境省のフォーラムには約180人(主催者発表)が参加。(中略)
 質疑では「安全性をうたうデータばかり説明され、信頼できない」と国の姿勢を問う声が続出。(中略)
 一方、塩谷町でのシンポジウムは、環境省を上回る約1100人(主催者発表)が参加。見形和久町長は、昨年10月に約17万人に上る反対署名を環境省に提出した経緯に触れ「この思いを背負って対処しなければならない」と受け入れ拒否の姿勢を強調した。
      (5月15日より抜粋)



.. 2015年05月16日 09:33   No.912004
++ 東京新聞 (社長)…1102回       
福島事故 安全思い込み主因 IAEAが最終報告書

 【ウィーン=共同】国際原子力機関(IAEA)は14日、東京電力福島第一原発事故を総括する最終報告書の要約版をまとめ、同日、加盟国に配布したと発表した。報告書は非公開。発表によると、天野之弥(ゆきや)事務局長は報告書で、原発は安全との思い込みが東電をはじめ日本に広がっており、事故の主因になったと指摘、「政府の規制機関も疑わなかった」と批判した。(中略)
 第一原発は2011年3月の東日本大震災に伴う津波で全交流電源を喪失、1〜3号機で炉心溶融が起きた。報告書で天野氏は原発の設計や緊急事態への準備、大事故への対応の計画に欠点があり、大災害と同時に起きうる原発事故への十分な対策もなかったとした。また、規制に関する責任がさまざまな機関に分散され「どこに権限があるのか必ずしもはっきりしなかった」と規制制度の欠陥に言及した。
 天野氏は一方で、原発事故後に日本が原子力規制委員会を発足させ、責任の所在を明確化し、独立性を付与するなど規制制度を改革し、緊急時の対策を強化したと評価。他国でも原発の安全対策が進んだが、一層の安全強化を訴えた。
    (5月15日夕刊より抜粋)


.. 2015年05月16日 09:42   No.912005
++ 東京新聞 (社長)…1103回       
国民の声もっと聞いて【金曜日の声 官邸前】

 東京都世田谷区の自営業矢郷(やごう)恵子さん(67) 原発のことも集団的自衛権のことも、国民の半数近くが反対している。それなのに、国はきちんと国民の声を聞かず、強硬に意見を押し通している。不信感や腹立ちでいっぱいだ。
 東京都豊島区の無職鈴木昭さん(66) 福島へは震災後毎年足を運んでおり、先月中旬も行ってきた。感じたのは道路は造っているのに、人の住める作業が進んでいない。再稼働の問題を含め、国は被災者の声をもっと聞くべきだ。
※写真はピースサイクルの方たち:原発再稼働反対を訴え、自転車で走る人たち=国会正門前で
(5月16日より)


.. 2015年05月18日 08:14   No.912006
++ 東京新聞 (社長)…1104回       
福島第一原発の現状】1号機カバー解体開始

 東京電力福島第一原発では9−15日、1号機からの使用済み核燃料取り出しに向け、原子炉建屋に設置されていたカバーの解体が始まった。
 建屋上部には、水素爆発で崩落した屋根の骨組みやがれきが散乱している。放射性物質が周辺に飛ばないように、15日からカバーの天井に穴を開け、飛散防止剤をまく作業が始まった。カバー解体は来年秋ごろまでかかる予定。その後、無人重機を使ってがれきを撤去する。
 1〜4号機の山側では、凍らせた土の壁で建屋を囲み地下水の流入を食い止める凍土遮水壁の試験凍結が進む。東電が公表した地中の凍結管の温度データを見ると、温度が低下している地点もあるがばらつきが大きく、予定通りに凍って壁となるかどうかまだ分からない。
(5月16日より抜粋)

.. 2015年05月18日 08:23   No.912007
++ 毎日新聞 (課長)…161回       
311キロリレーデモ 鹿児島をスタート 27日、九電本店(福岡市)に到着予定

  九州電力川内原発の再稼働に反対する「ストップ再稼働!3・11鹿児島集会実行委員会」は16日、鹿児島市の照国神社をスタートし、再稼働反対を訴えながら九電本店(福岡市中央区)まで311キロを歩く「ストップ川内原発再稼働!311キロリレーデモ」を始めた。27日に九電本店前に到着の予定。
 出発式には約50人が参加した。実行委メンバーでリレーデモの責任者を務める岩下雅裕さん(65)は「自然を動かす力はないが、人間がやることは止めることができる」と述べた。実行委事務局長の向原祥隆さん(58)も「原発なしに平和に暮らす未来を開くデモ」と訴えた。
 実行委は、川内原発1号機の再稼働を目指す九電に住民説明会の開催などを申し入れてきたが、九電は応じる姿勢を見せていない。実行委は、市民が再稼働に反対している姿を目に見える形で示そうと、インド独立の指導者、ガンジーらが植民地政府による塩の専売への反対を訴えた「塩の行進」にならってリレーデモを企画した。
 リレーには、県内外から100人以上が参加の予定。飛び入り参加も可能。九電本店に到着後、27日午後3時から住民説明会開催などを九電に申し入れる。
 (5月17日より)


.. 2015年05月19日 08:28   No.912008
++ 東京新聞 (社長)…1105回       
米原子力空母離任 「横須賀 常に核の危険」 市民団体「母港」継続に抗議

  米海軍の原子力空母「ジョージ・ワシントン」(GW)が横須賀基地(神奈川県横須賀市)での任務を終え、18日、米国へ出港した。横須賀を拠点にしていた約6年8カ月の間には、大きな課題も残した。(中略)
 GWの後継に同型の原子力空母「ロナルド・レーガン」の配備を決定。横須賀市は「原子力空母の母港」の負担が続く。(中略)
 地元の抗議行動は午前8時、空母の停泊地点から約3キロ離れた深浦湾(横須賀市)から「ヨコスカ平和船団」のメンバーら11人が2隻のボートに分かれて出港。GWに近づき「GOOD BYE、CVNs(原子力空母)さよなら、空母の母港」と書いた横6m、縦1.1mの横断幕を掲げた。
 抗議船船長の市川平さん(68)は「単なる交代というが、2隻目を許せば永遠に原子力空母の母港になる。国内の原発は止まったが、横須賀では空母の原子炉が動いている」と話した。
 米軍基地での銃器体験を告発するなど、横須賀で基地問題に取り組む市民団体事務局長の新倉泰雄さん(63)は「住民の意思を無視して配備が強行された。市民は6年8カ月、常に原子力災害の危険にさらされた」と振り返る。
 秋には新しい空母がやって来る。「空母の母港」の現実は変わらない。「横須賀を戦地に行く拠点にしたくない。基地反対運動は各地でそれぞれ取り組んでいるが、これからは全国で連携する必要もある」
   (5月18日夕刊より抜粋)


.. 2015年05月19日 08:45   No.912009
++ 東京新聞 (社長)…1106回       
福島の子ども 5人がん確定 4人増 2巡目甲状腺検査

  東京電力福島第一原発事故による健康影響を調べる福島県の「県民健康調査」の検討委員会が18日、福島市で開かれた。子どもの甲状腺検査をめぐり、昨年4月からの2巡目検査でがんと確定した子どもが前回(今年2月)に報告された1人から4人増え5人に上った。
 がんの疑いは7人から10人となった。事故から3年までをめどとした1巡目検査では、ほとんどが「問題ない」とされていた。委員会後の記者会見で、星北斗座長は「現時点で多い、少ないと議論する段階にないが、放射線の影響とは考えにくい」との見解を示した。(中略)
 2巡目検査は2015年度まで実施予定で、これまで約14万8000人が検査を受けている。また1巡目で検査を受けた約30万人のうち、がんと診断が確定したのは98人、がんの疑いは13人に上ると報告された。
    (5月19日より抜粋)


.. 2015年05月20日 08:25   No.912010


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