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■--二つの司法判断
++ 山崎久隆 (社長)…528回          

高浜と川内、何が違うのか (上)
 |  「基準地震動」に信頼性なし
 |  「新規制基準」は安全を保証しない
 └──── (たんぽぽ舎)

◎ 4月14日、福井地裁は高浜原発について差し止めの仮処分決定を出した。これで高浜原発は異議審で決定が覆るか、判決により運転を認められるまで再稼働は出来なくなった。
 同じく司法判断が注目された川内原発の差止仮処分は、4月22日鹿児島地裁で、全く異なる「差し止め棄却の決定」がなされた。
 同じ原発の運転差し止めで、何が違ったのだろうか。

◎「新規制基準の評価」が違う

 原発の稼働は、規制委員会の新規制基準に適合しているとの決定がなければならない。この基準が、そもそも原発の安全確保に意味のある規制になっていることが重要だが、二つの裁判所の判断は真っ二つに分かれている。
 鹿児島地裁は、基準は厳しく、火山学者などの専門家も含めて十分な審理が尽くされたと認定した。「新規制基準は,国内外の最新の研究成果や調査結果等を踏まえ,多数の専門家によって構成される合議体において、相当期間・多数回にわたる検討・審議を行った上,一般からの意見募集とその検討を経て,専門的知見を有する原子力規制委員会によって策定された」
 一方、福井地裁は、同じ基準について「緩やかにすぎ,これに適合しても本件原発の安全性は確保されていない。新規制基準は合理性を欠くものである。そうである以上,その新規制基準に本件原発施設が適合するか否かについて判断するまでもなく債権者らが人格権を侵害される具体的危険性即ち被保全債権の存在が認められる。」と指摘している。
.. 2015年05月07日 08:00   No.908001

++ 山崎久隆 (社長)…529回       
 要は、3.11以前と以後の世界で、原子力安全行政は新たな地平を切り開いたのかどうか、東電福島第一原発事故の教訓を十分くみ取り、再発を許さない厳しさにまで昇華しているのか、が問われていた。それを満たすと見たのか、不十分と見たのかで結論は全く変わった。
 鹿児島地裁は、従来以上に多岐にわたる専門家を招集し、一般の意見も聞きと、幅広い知見に基づくことを強調している。しかし本当にそうなのか。既に、個別の判断について批判が続出している。そもそも「意見を聞く」とは何か。少なくても規制基準適合審査書に対して何万件もの一般からのパブコメを一蹴した規制委員会の姿勢に「意見を聞く」態度など無かった。さらに現在も行われている工事認可申請については、もはやパブコメをする気さえも無い。いや、出来ないのだ。
 なぜならば、工事認可申請書類は最初の提出でさえ2万頁以上の分量なのだが、主要な図や表組みは白抜きなので、意見を言う前に内容を知ることが出来ない。
 パブコメを行う際、中身不明の文書を見せられて意見を言えなどと、あり得ないだろう。だから工事認可申請は一切パブコメに掛けられない。しかし裁判所は、あろうことか規制基準適合審査結果の文書に対するパブコメまでも「意見を聞いた」ことにしてしまった。
 火山の専門家からも異論が噴出した。藤井火山予知連会長は、決定のあったその日に、火山学者の大勢の意見とかけ離れた決定であることを指摘し、あらためて原子力推進側の姿勢を批判している。
 一方、福井地裁の決定は、新規制基準そのものを細かく分析し、結局3.11以前と何ら変わらない議論の積み上げに過ぎないものと見極めている。
 権力者の力で押し切る姿勢が、最終的に原発震災を引き起こしたのだという反省に立脚して決定を書いたのが福井地裁ならば、鹿児島地裁は結局、独自の判断を避けて規制委員会側の見解を、さらに拡張して決定したと言わざるを得ない。

◎「地震の予測と影響」が違う、◎「最後は安全余裕に逃げるのみ」は(下)に。


.. 2015年05月07日 08:06   No.908002
++ ちゃうちゃううさぎ (幼稚園生)…1回       
あまりのすばらしさにメールしました
 |  先日(4月30日【TMM:No2473】)の記事
 |  祝!「高浜原発運転差し止め」
 |  4/29「ラブデモ」グループ・ありがとうパレード
 └──── (メールマガジン読者)

  こんばんは。いつも情報ありがとうございます。
 いままでデモには何度も参加していますが、たいていは「○○反対!」とか「○○やめろ!」とかいう言葉が多かったと思います。
 一緒に歩きながらこの言葉に違和感がありながらも、伝えるにはこれしかないのかなと思い、声をあげておりました。が、この記事を読み「ありがとう!」と声を上げられることは素敵だなと思いました。
 周りで聞いている人も「ありがとう」の言葉なら嫌なはずはありませんよね。「○○反対!」とか「○○やめろ!」はどちらかといえば、攻撃的で聞いていて嫌な感じがする方もいらっしゃると思いますが、「ありがとう」ならすんなりと心に入り込めます。
 暖かい気持ちになれます。こんな風なパレードだったら楽しそう。
 素敵な企画を考えた中田絵美さんに拍手です。それこそ感謝です。
 ありがとうございました。今度ぜひ一緒に歩きたいです。


.. 2015年05月07日 08:12   No.908003
++ 山田和明 (小学校中学年)…15回       
5/6脱原発久里浜パレード 街の真ん中の核燃料製造工場の停止めざして
 |  これまで水素による火災事故、被曝労働など
 |  数回のアクシデントがあった工場
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 5月6日、久里浜で初の脱原発パレードが行われた。たんぽぽ舎ボランティアで横須賀在住市原さんの呼びかけにより実現した。
 脱原発運動は党派の対立をこえてみんなで一緒に行ないたいと各団体に申し入れた。
 旗竿など立てずに歌や演奏などで、和気あいあいとパレードした。
 横須賀は、米軍の原子力空母や原子力潜水艦ではよく知られているが、実は街の真ん中に核燃料製造工場があることはあまり知られていない。1970年に竣工した(株)グローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパンは全国の40%を占める沸騰水型原子力発電所で使う核燃料集合体を製造してきた。あの放射能をまき散らした福島第一原発でも使用されていた。
 これまで、水素による火災事故、被曝労働など数回のアクシデントがあった。
このような危険極まりない工場の停止を実現するために、毎週月曜日15時から16時、工場裏門前で抗議行動を行っている。
 この日のパレードは、久里浜駅前の繁華街を通って、この工場までの約1時間。
小型トラックには2匹の山羊さんも、そして反原発の腹巻きしたわんちゃんなどユニークな参加組も。
 私たち、経産省前テントひろば、たんぽぽ舎有志も東京から駆けつけた。
最後に「もう作らないで核燃料」宣言を読み上げた。

.. 2015年05月08日 08:14   No.908004
++ 上岡直見 (小学校高学年)…21回       
平和・原発・貧困・差別など各分野から小異を超えて結集する
 |  企画は素晴らしい
 |  3万人というのだがこれは極めて厳しい数字であり
 |  自画自賛してはならない
 |  5・3憲法集会に参加して
 └──── [環境経済研究所(技術士事務所)]

◯ 首都圏の「5・3憲法集会」に参加した。平和・原発・貧困・差別など各分野から小異を超えて結集する企画は素晴らしく、会場の横浜市臨港パークは人で満杯となった。参加者が一斉に手を振るハイライトもありマスコミも好意的に伝えてくれた。しかしまだまだ鉢巻を締め直さなければならないのではないだろうか。主催者側の発表で3万人というのだが、これは極めて厳しい数字であり自画自賛してはならないと思う。
 というのは、沖縄の集団自決教科書問題で11万人集まった記録がある。これに対し右翼のゴミ文化人が悪意的に再推計をしてせいぜい2万人だと言った。
 たとえそれを採用するとしても、首都圏で3万人とは何だと沖縄の人に怒られるのではないだろうか。当日の横浜で行楽の人出は30万人くらいだという。
◯ 東京の山手線内では平日1日に600万人くらいの人が出入りする。それに対して1万の桁ではまだまだ政権を揺るがすには心もとない。
 憲法集会ではやはり組織の動員が目立ち、不特定多数の市民は少ないと感じられた。私自身も事前に「今年の憲法集会はどこかな」と自分からさがしてようやく開催要項がわかった状態であり、たんぽぽ舎はともかく、他にいくつも加入している市民運動のメーリングリストや市民団体のホームページでは直接には情報が回っていなかった。マスコミも事前の取り上げは弱かった。広報に一層の工夫が必要だと思った。


.. 2015年05月11日 10:54   No.908005
++ 内海 (幼稚園生)…1回       
新・8番目の「東京電力への抗議ハガキ」を取り組もう!
 |  毎月11日、怒りの抗議ハガキを東電に出そう!
 └──── 〈たんぽぽ舎ハガキチーム 内海・柳田・横田〉

◎東電福島第一原発事故は終わっていない。東電は、過酷事故後4年経っても放射能汚染水を止める事が出来ず、毎日起きている汚染水の垂れ流しを隠蔽し、根本的な対策を取ろうともせず海を放射能まみれにし続けている。しかも汚染水濃度を低めて海洋放出を漁民たちに説得するとは、漁民を愚弄するな!と言いたい。
 汚染水対策はお金を出し惜しみ、場当たり的な対策を弄じて後手にまわるばかり。この汚染水対策を根本的に解決しない限り、廃炉作業は一歩も進まない。未だに溶けた核燃料の実態が掴めず、ロボットを投じても失敗を重ねるばかり。

◎子供の甲状腺ガンは増え続け、福島の若者や妊婦さん、親たちの不安はいかばかりか。東電は、故郷を追われ避難生活を強いられている福島県民12万人の苦衷を踏みにじり、補償・賠償を値切り、被ばく労働者の過酷な労働環境・条件も改善しないまま、原発現場から熟練労働者が減り続けている深刻な事態を放置して、柏崎刈羽原発の再稼働に動き出した。

◎このような世界に類をみない東電の犯罪性が不当にも司法で裁かれず、一切の責任をとろうともせず、倒産もしないという「現実」は、九州電力や関西電力の再稼働の動きに拍車をかけている。
 全国の原発再稼働を許さないために、東電が責任を取るまでとことん追及していこう!
 2011年3月11日の東電福島第一原発事故を、東電に忘れさせないために、そして私たちも忘れていない事を示すために、毎月11日、抗議のハガキを集中して出そう!
 ハガキ3枚+抗議の宛先等のチラシ1枚=1セット200円

◎問合せ&申し込み先;ハガキセットの郵送をご希望の方は、たんぽぽ舎へお申込み下さい。可能な限りメールでお申し込みの上、先にお振込をお願い致します。
・たんぽぽ舎 〒101-0061 東京都千代田区三崎町2-6-2ダイナミックビル5階
       TEL 03-3238-9035 FAX 03-3238-0797
・郵便振込番号 00180-1-403856 加入者名 たんぽぽ舎
 通信欄に「東京電力への抗議ハガキ代金」と記入し、ハガキ代金+送料100円
 (7セット以上の送料は別途ご相談下さい)をお振込み下さい。


.. 2015年05月11日 11:15   No.908006
++ 天野惠一 (小学校低学年)…7回       
原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会である!
 |  院内公開ヒアリングで明らかに
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク事務局)
人民新聞掲載済み(2015/4/29)

◎ 福島原発事故の原因について、まったく調査できないまま(内部がどうなっているか、落ちた核燃料がどうなっているのかすら、まったくわからない状態で)、「新規制基準」なるものをつくりだした原子力規制委員会。その「規制委」のゴ―サインで、川内原発(1・2号機)の再稼働への動きは着々と進められている。今は1号機の工事計画が認可され、3月30日には1号機の使用前検査が着手された(保安規定も提出目前)。
◎ こうした状況下で、私たちは昨年12月と今年の2月に、原子力規制委員会のスタッフを呼び出し、議員会館内、公開交渉(ヒアリング)を開催して、どれだけ「規制」の内実が、住民の安全(命)を無視したものでしかないかを、より具体的に明らかにする作業を積み上げてきた。特に2月の時は、九州電力が提出し、「規制委」が公開している「工事計画資料」なるものは、黒枠白抜きマスキングだらけで、事実上解読不可能なデータにすぎない事実を具体的に示し、問い詰めた。さらに工事が認可される、はるか以前から先行工事が大々的になされているという、何のための工事「認可(チェック)」制度であるのか、まったく理解できないような実態についても、問いただした。
 「規制委」のスタッフの対応は、典型的な官僚答弁で、問題にされている中心の問い(批判)に対応せず、自分たちが答えやすい周辺の関連問題に対応をズラし、お役所の抽象言語を散りばめて、紋切り型に、わかったような答えを示す、という腹立たしいばかりの応対であった。
 それでも私たちは、問い続け、批判の言葉をぶつけ続けた。スタッフ側の、そのインチキ答弁の姿勢自体が、科学技術的知見に基づく、原発利権から第三者である透明性を原則の、住民の生活と安全のための「規制委」というタテマエとは裏腹の機関。
 まったく、原発再稼働へ向かう、電力会社(資本)と安倍自民党政権にコントロールされた、再稼働を(あの福島大惨事の後に)正当化してみせるための機関である事実を、あからさまに示していたからである。
 この「交渉」を通して、川内原発再稼働審査が、すでに終了しているかのごときムードが、マスコミ報道などを通してつくりだされているが、終了などしておらず、この工事計画審査プロセスこそが、「審査」の本番でなければならないのに、そうなっていないことが大問題であるという事実に私たちも気付かされた。
 そして、この操作と隠蔽の手口のあくどさという点では、原子力規制委員会は、かつての福島事故後悪名をとどろかせた「原子力安全・保安委」とまったく変わらない、原子力利権に群がる<ムラ>の組織に過ぎない。いやそれより悪化している(自称専門家)集団である、という思いを私たちは強めた。
 だとすれば、「審査」プロセスへのマスコミや人々の関心を引き出し、規制委=「再稼働推進委」の実態を明らかにし続ける活動を、私たちは、さらに持続しなければと考え、4月21日に、あらためての対規制委院内ヒアリングを準備しだした。

.. 2015年05月11日 11:48   No.908007
++ 天野惠一 (小学校低学年)…8回       
◎ そこに、4月14日の「高浜原発3・4号機の運転差し止めを命じる仮処分決定」(福井地裁)が飛び込んできた。それは「新規制基準は合理性を欠く」とストレートに原子力規制委員会がまったく「規制」などしていない事実を明言した。私たちが具体的に批判してきた事実に即した司法判断であった。
 この「決定」に勇気づけられながら、私たちは4月21日の院内ヒアリングに向かった(出てきた規制委スタッフは8人)。
 まず、データの隠蔽(重要な数字の白抜きマスキング)については、より詳細に、その大量のマスキング部分を示しながら、一つ一つ問い詰めた。この点については、ノラリクラリと問題点をかわし、営利企業の秘密の防衛のために必要で問題なし(自分たちにはデータがわかっているのだから)、という対応に変化はなかった。公開の原則の「例外」というが、これでは「例外」が原則になっているではないかという私たちの批判に答え、少しでもデータを明らかにしようという姿勢は示されなかった。ただ、このやりとりを通して、マスキングは電力会社の要請によるものだが、「規制委」側は、それを無条件に認め、OKしている実態が、前回よりスッキリと私たちに明白に認知された。会場では参加者から「電力会社のイヌで恥ずかしくないのか」という怒りの声が飛んだ。
 「基準地震動」のつくりかた自体への批判(基準自体がデータの操作の産物)。さらに新基準にあわせたハードの部分の工事が、まともに行われていないのではという批判。この批判は「福井地裁」の「決定」をも踏まえ、執拗になされたが、アアイエバコウイウ的対応以外はなされなかった。さらに、検証していたが対応できないことは明らかなので、それ自体を隠していた「テロ対策」についての質問も、はぐらかしただけ。
◎ 福井地裁の「決定」に対し田中俊一規制委委員長は、その決定は、「規制委」は当事者ではないからと、いい加減にかわしながら、「事実誤認がいっぱい」とその「決定」の影響を、抑えるためのデマゴギッシュな政治的発言を記者会見でしていた。田中発言の方が「事実」を捻じ曲げていることは、言うまでもないが、「再稼働推進委員会」の委員長の言葉としては当然のものなのだろう。規制委の個々のスタッフにも、その委員長の精神は、よく共有されていると、この交渉を通して、私たちは強く実感した。
 それでも、いやそれだからこそ、私たちは、さらに公開交渉(ヒアリング)を持ち続けようと決意している。


.. 2015年05月11日 11:56   No.908008
++ 成瀬伊佐夫 (小学校低学年)…6回       
ドイツでは裁判所は1960年代から民主化された
 |  「自由で独立した裁判官でなければ国民の権利は守れない」
 |  「裁判所は市民のサービス機関でなければならない」
 |  市民生活に密着
 |  ナチス時代の反省から「本人の承諾なくして転勤は無い」
 └──── (無職)公務員定年退職

 ドイツ法律家反核協会会長・ダイゼロート高裁裁判官は、
「ドイツの裁判官たちの社会活動、政治活動は活発。裁判官が政治的活動をすることと司法権を行使することは全く別の問題です。これは裁判官の市民的自由を活かしている行動です」
「裁判官は市民と同じように言論の自由という権利を持って、自由に発言したり自分の意思を表示します。何の圧力も受けません。」
「団結権もありますから好きなように組織を作りまた組織に入ることもできます。市民とまったく同等です。」
「なぜ組合に入っているかというと、働く人達と同じ立場にあるからです。」
「裁判官は他の職業と同様に国民にサービスを提供しているのです。」
「裁判官は公正で勇気ある判断をするためにも普通の市民生活、市民運動、政治に積極的に関わるべきだと思います。」
「裁判官にとって最も重要な任務は社会的、経済的強者から弱者を守ることです。」と語る。
 ボランティアで、ドイツの高校で「表現の自由」についての授業を行う裁判官。
事例は「校内で反核バッジをつけて先生に注意された生徒」についてである。
 裁判官と検察官の反核デモ・核配備反対の裁判官署名広告・アメリカ基地前に裁判官、検察官たちが座り込み。
 市民として当たり前の権利がすべて保障されているのがドイツの裁判官だ。
日本(の裁判官)は官僚機構の一部として完全に取り込まれている。


.. 2015年05月13日 07:58   No.908009
++ にしざきやよい (小学校中学年)…18回       
マンネリ気味の今日この頃、シュウマイ弁当で、パワー充填!
 |  決意しっぱなしですが、ハマっ子もがんばるざんす
 |  5月8日第148回官邸前・国会前抗議行動報告
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 今日もいい天気の抗議日和でございます。
 今日は、わたくし所用の為、たんぽぽ舎に行けず、関電前から途中参加。10人位でしたが元気に抗議。しかし、時のたつのは早いですなこの前まで、関電前終わると暗くなって挨拶もこんばんは≠セったのが、今は明るい日差しで、まだこんにちは≠ナも良いくらい。時は、移るのに、霞ヶ関の方々の頭の中の時は、過去に遡るばかり。未来を考える官僚は、いないのでしょうか?
 ま、人には、頼らない、自分で出来る事するしかないと、分かってるはずなのに、愚痴ですな。さてグジグジ言っててもしょうがない、がんばって、今日も抗議、コウギ!
 ひとしきりビラ撒き終わって、さあ、腹ごしらえいつもならたんぽぽ舎で食べて来るんだけど、今日は途中参加の為、食べる時間無かったもんね。駅中で買ったシュウマイ弁当を外務省前で寄せ書きの支度してる、Uさんを尻目に、ガツガツと喰らう、ウマイ!やっぱ、ハマっ子、シュウマイ弁当は、まさにソウルフードだね。
 と、交差点を渡って、Yさんが来た、「腹ごしらえ済んだら、5/13の九電、東電抗議と5/15の関電前の宣伝してよ」と言う、どうもスピーチは、苦手なんだな、上がっちゃうし、日付けなんかすぐ間違うし、数字、苦手なんだヨォと思いつつ、出来る事しようと決意の手前、仕方ない満腹になったし、いっちょ行きますか。
 国会前に着くと、勇ましいHさんのスピーチ中だ福島第一原発作業者の、危険な作業状況が改善されないなら、作業止めて皆んな現場を引き上げてしまえばいい。そしたらどんな事になるか≠ンたいな事言ってた。考えるだに恐ろしい、世界が終わってしまうよね。それ程重要な人達が、ないがしろにされている。
 私、頭では解ってるつもりでも、いつもは忘れてる。私の毎日何事も無く暮らす日常と同時に、福島第一原発では、被曝労働が行われている。
 いったいこれから何千、何万の人を犠牲に事故処理をするのだろう。世界では、いったいどれほどの人が核の犠牲になっているのだろう。
 Hさんの激しいコールが、国会前に響く。響く。私も、やっぱ出来る事やるしかないね。



.. 2015年05月13日 08:04   No.908010


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