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■--軍備と政治
++ 伝六 (高校生)…61回          

孔子の弟子の子貢が政治のことをおたずねした。孔子は「食を足し、兵を足し、民之を信ず」といわれた。孔子の時代は軍備なしではすぐに亡ぼされてしまう恐れのある時代であった。子貢がどうしてもやむをえずに捨てるなら、この三つのなかでどれを先にしますか。」先生は「兵を去らん(軍備を捨てる)」といわれた。「どうしてもやむを得ずして捨てるなら、あとふたつのどちらを先にしますか。」曰く「食を去らん。古(いにしえ)より皆死あり、民信なくんば立たず」。「食」と「信」のいずれをとるかは、現代では「食」派が多いであろう。しかし、そんなことは考えたこともない人がほとんどだろう。軍備が必要か、同時にどのような軍備が有効かつ必要かを国民としても考えるべきである。
.. 2007年06月30日 21:01   No.89001

++ タク (平社員)…141回       
殺し合いをなくすには、人間同士の激しい論争を何倍にも強めるべきだと考えています。我々が「命」の次に求めているのは「自由」ではないでしょうか。人間の本心は、気ままに生きたいのだと思います。自由は底知れず深遠な命題です。孔子の「心の欲する所に従って矩を踰えず」という境地や、老子の「無為自然」には、その深遠な自由があります。しかし、現世の我々は、深遠な自由をつかみ人里離れて暮らす仙人にはなれませんが、文明を謳歌満喫しつつ自由に振舞いたいのです。その人たちの「平和」と「自由」を保障するのはエネルギーです。食物も、あらゆる意味での環境も、そして労働が関わる時間もみな、エネルギーに依存しています。自由な存在を許す地球を我々は望んでいるのではないでのでしょうか。
.. 2007年07月01日 17:19   No.89002


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