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■--汚染水対策700億円 無駄に
++ 東京新聞 (社長)…1041回          

会計検査院指摘
  東電 除染装置不具合など

  東京電力が福島第一原発事故の汚染水対策に投入した一部の除染装置などが十分に機能せず、約700億円が無駄になっていたことが、会計検査院の調査で分かった。(中略)
 最も多額なのは、11年4月に仏アレバ社など6社と321億円で契約した除染装置。汚染水の放射性セシウムを薬剤で分離して濃度を下げる。だが処理効率が悪く、高濃度の汚泥が発生する問題もあり、3カ月動いただけだった。(後略)
  (3月24日より抜粋)


.. 2015年03月30日 08:31   No.889001

++ 東京新聞 (社長)…1042回       
脱原発テント 強制撤去停止 東京高裁決定

  東京・霞が関の経済産業省の敷地内にテントを設置して脱原発を訴えている市民グループが20日、テント前で記者会見し、国が立ち退きを求めた訴訟で、東京地裁が認めた国によるテントの強制撤去を、東京高裁が停止する決定を出したと明らかにした。
 一審東京地裁は2月、市民グループのメンバーらに撤去や使用料の支払いを命じ、判決確定前に国が強制執行できる仮執行宣言を付けた。メンバーらは控訴するとともに、執行停止を申し立て、高裁が18日に停止を決定した。
 グループの渕上太郎代表(72)は「決定を歓迎する。脱原発が実現できない以上、テントを続けていくしかない。断固として運動を進めていく」と話した。
  (3月21日より)


.. 2015年03月30日 08:36   No.889002
++ 東京新聞 (社長)…1043回       
国との闘争の最前線 抗議テント 攻防激化(上)(下は明日配信)
  【東京新聞・こちら特報部】2015年3月24日 (沖縄のテントと経産省前の脱原発テント)
 
 沖縄県名護市の米軍キャンプ・シュワブゲート前や、東京・霞が関の経済産業省前に設置されたテントは抗議の象徴だ。体を張っているのは、言わずと知れた辺野古新基地反対、そして脱原発を訴える人たち。安倍政権側は撤去を迫っているが、要するに不都合な声を封じ込めたいのだ。もとより辺野古ノーは沖縄の民意であり、脱原発は多くの国民の願いである。権力の喉元で抗(あらが)うのは、許される民主主義的な権利の行使ではないのか。 

 沖縄の民意 キャンプ・シュワブ前 新基地反対
 「座り込みの拠点 撤去許さない」

 23日午前、キャンプ・シユワプゲート前のテントで開かれた市民集会。米軍普天間飛行場(沖縄県宣野湾市)の辺野古移設計画の抗議行動を取りまとめる沖縄平和運動センターの山城博治議長は「テントは沖縄の政治決戦の象徴だ。強制撤去は受け入れられない」と声を張り上げた。
 折しも同日午後、辺野古移設阻止を公言する沖縄県の翁長雄志知事が、海上作業の一時停止を指示することを表明した。一報を聞いた山城議長は声を震わせた。「今日のことは(テント周辺での)座り込みがあったからこそだ」
 政府が海底ボーリング調査を強行する構えを見せた昨年7月、辺野古反対派は、キャンプ・シュワブゲート前の歩道にテントを張った。座り込みなどの活動拠点にするためである。
 年が明けると、キャンプ・シュワブに出入りする作業用車両が、座り込みの現場から約200メートルほど雛れた正門を使うようになった。これに伴ってテントを正門付近に移動させた。「ヘリ基地反対協議会」の安次富浩共同代表は「座り込みなどを通じて沖縄の民意を訴え続けるためには、強い日差しや雨風から身を守るテントは必要だ」と説く。
 国がテントを狙い撃ちにしてきたのは一カ月ほど前からだ。沖縄総合事務局北部国道事務所は2月19日、「通行の妨げになる」などと道路法を根拠に、テントの撤去を求める行政指導文書を反対派に示した。同月25日ごろからはテント前を巡回する監視活動を24時間態勢でスタートした。今月11日には、強制撤去に向けた最後通知を突き付けてきた。
 反対派は柔軟に対応している。テントは一回目の撤去通知が出た後、国道を挟んだ向かい側の緑地帯に移した。ほぼ毎日テントに足を運ぶ大城悟さん(51)=沖縄県西原町=は「緑地帯の前にも歩道があるが、歩行者を遮ってない。問題はないはずだ」と話す。反対派は飲料水などを置くテントのみ残し、別の場所を地権者から借りて活動拠点にする案も北部国道事務所に伝えたものの、受け入れられなかった。
 実は当局も一枚岩ではない。菅義偉官房長官は、テントの撤去要求について「法令に基づいて適切に対応するのは当然だ」と強気だが、テントの監視業務を強いられている国の機関の職員には不満が募っているようだ。
 沖縄総合事務局開発建設労働組合は、24時間の監視態勢の解除を総合事務局に申し入れている。組合の東浜邦章書記次長は「職員も同じ県民。対立に巻き込まれるのは心身とも負担が大きい」と強調する


.. 2015年03月30日 10:44   No.889003
++ 東京新聞 (社長)…1044回       
大間原発反対 署名14万人 函館市民ら経産省提出へ

 青森県大間町で電源開発(Jパワー)が建設中の大間原発をめぐり、津軽海峡を挟んだ対岸の北海道函館市で、市内の町内会をまとめる町会連合会が建設の差し止めを求める14万6184人分の署名を集めた。25日に経済産業省に提出する。
 連合会によると、署名集めは昨年12月に開始。市内の183の町内会が戸別訪問や街頭活動で集めた分が約9万5700人分に上る。函館市の人口は約27万人。 (中略)
 大間原発をめぐっては、函館市が昨年四月、国やJパワーを相手に建設中止などを求める訴訟を東京地裁に起こし、現在も裁判が続いている。 (後略)
(3月25日より抜粋)


.. 2015年03月30日 10:57   No.889004
++ 東京新聞 (社長)…1045回       
処分阻む放射性物質 増えすぎイノシシ 
 頭悩ます福島原発周辺自治体
 避難でハンター減少 「帰還に備え、調査・対策を」

 福島第一原発事故の避難指示区域周辺の自治体が、有害鳥獣として駆除したイノシシの処分に苦慮している。肉から基準値を超す放射性物質が検出されるようになり、食用にできなくなった。保管場所は不足し、埋設・焼却処分もスムーズに進まない。原発事故後、イノシシは増えているとの推計もあり、対策は厳しさを増している。
(3月22日より抜粋)


.. 2015年03月30日 11:04   No.889005
++ 週刊女性 (幼稚園生)…2回       
紹介:「週刊女性」に3・11特集記事

「週刊女性」3月24日号が、3,11特集(=グラビアと記事で26頁)を組んでいる。『美味しんぼ』騒動があぶり出した福島の現実という記事では、私たちの知り合いの森岡和惠さん(郡山市在住)木幡ますみさん(会津若松市の仮設住宅)、河合弘之弁護士などが登場して語っている。その中で注目する発言がいくつか出てくる。
国や電力会社は、コミュニティが崩壊してくれた方がいいんですよ。集団での強い要求を出してこないし、対策も簡単だから。(河合)
 おそろしいことばだ=コミュニティ(地域社会・共同体)崩壊を願うとは。原子力マフィアの意図の分析だ。
 詳しく読みたい方は、たんぽぽ舎資料コーナーに置いてありますのでどうぞ。(柳田真)

.. 2015年03月30日 11:11   No.889006
++ 東京新聞 (社長)…1046回       
国との闘争の最前線 抗議テント 攻防激化 (下)【・こちら特報部】より 2015年3月24日
   (沖縄のテントと経産省前の脱原発テント)

  脱原発の象徴 経産省前 再稼働反対 「全国の仲間の心のよりどころ」
  法運用を正す宿営型「市民運動」

 経産省前の脱原発テントをめぐる攻防の主戦場は法廷である。
 国は2013年3月、経産省前にテントを設営して脱原発や再稼働反対を訴えている市民団体の代表2人を相手取り、立ち退きなどを求めて東京地裁に提訴した。訴訟の判決は今年2月26日に同地裁であり、テントの徹去や土地使用料として約1140万円の支払いなどを命じた。代表2人は3月3目、判決を不服として控訴した。
 一審・東京地裁は、判決確定前でも判決内容を実行できる「仮執行宣言」を付けていたが、東京高裁は今月18日、テントの撤去の強制執行を停止する決定を出した。これを受けて20日にテント前で開いた記者会見では、弁護団団長の河合弘之弁護士が「テントは脱原発の運動の象徴。全国の仲間の心のよりどころだ。闘い抜こう」とげきを飛ばした。
 経産省前にテントが登場したのは、福島原発事故から半年後の11年9月11日。歩道に面した庁舎北西角の「ポケットパーク」(約89平方メートル) に3張りのテントが相次いで設置された。数人〜10数人が常駐し、ビラまきや請願活動などの拠点となっている。被告の1人である淵上太郎氏は「脱原発・再稼働反対運動を可視化する狙いがある」とカを込める。
 民主党政権は提訴に踏み切らなかったが、安倍政権は当初から強硬な姿勢をあらわにした。裁判では、国は国有地の不法占処と主張。一方、淵上氏は「テントは国の事務を妨げているわけではない。公共財産であるポケットパークの使用目的にも沿っている。歩行者が通る空間は確保されており、通行を妨げていない」と反論する。
 淵上氏ら被告側は、「主権者宿営権」という新たな権利の概念も提起している。弁護士の一瀬敬一郎弁護士は「誤った政策を強行する国に対して政策の修正や変更を求める意思を国民に広く伝えるため、緊急かつ一時的に公共空間に居続ける権利」と定義する。
 戦後の学生や労働者、市民の運動では、占拠する場所は大学や職場などが多く、公共空間に長期間、宿営する事例は目立たなかった。最近は、「宿営型の市民運動」は勢いを増している。それは辺野古や経産省前に限らない。
 九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働に反対する市民らも14年9月、市内の原発近くの海岸にテントを設営した。海岸は国有地で県が管理している。県への使用申請は拒まれた。市民側は、行政不服審査を申し立てつつテントを維持している。

.. 2015年03月30日 12:06   No.889007
++ 東京新聞 (社長)…1047回       
 公共空間に宿営して運動する権利が法的に確立されれば、市民運動における意義は大きい。「主権者宿営権が認められれば、辺野古など全国の宿営型の運動の追い風にもなる」(一瀬弁護士)
 宿営型の市民運動は、海外でも注目を浴びてている。中国では、香港の選挙制度の改善などを要求する市民らが昨年後半に中心街を占拠した。世界的な金融機関が集まる米ニューヨーク・ウォール街で11年に起きたオキュパイ(占拠)運動では、財界の金満体質を糾弾する市民らが近くの公園に野営した。
 専修大の内藤光博教授(憲法学)は「主権者宿営権のように、公共空間に宿営して運動する権利は、憲法21条が保障する集会の自由の1類型として認められるべきだ」と指摘する。「法律上の権利として容認する国はまだないかもしれないが、世界の市民運動の潮流の一つになっている。法律は現状に合わせて解釈していくのが妥当だ」
 高千穂大の五野井郁夫准教授(政治学)も「行政府の法の運用の仕方が常に正しいとは限らない。政府が法を乱用するのなら、主権者には政府が押し付けてくる法を正す権利がある。辺野古や経産省前などで繰り広げられるテント闘争は、好例といえる」と評した。

((( デスクメモ )))
 経産省前テントは、右翼とおぼしき集団にたびたび襲撃されている。「なんで占拠しているんだ」「とっとと出て行け」などの言い草は、安倍政権のそれと大差ない。国家格カが右翼を調子づかせていると言ったら言い過ぎだろうか。もちろん、テント側は一歩も引かない。暴力に屈せぬ大切さを教えてくれる。(圭)

.. 2015年03月30日 12:18   No.889008
++ 東京新聞 (社長)…1048回       
敦賀2号機「直下に活断層」報告了承 原子力規制委 東通は「可能性」

  原子力規制委員会は25日、日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県)の直下を走る断層を、将来動く可能性がある「活断層」とする評価書案を了承した。東北電力東通(ひがしどおり)原発(青森県)についても、敷地内に複数の活断層がある可能性を指摘する評価書案を了承した。(後略)
    (3月25日夕刊より抜粋)


.. 2015年03月30日 12:25   No.889009
++ 東京新聞 (社長)…1049回       
御嶽山噴火から半年 火山監視体制強化へ 中央防災会議 常時観測対象を増

 政府の中央防災会議は26日、火山防災対策見直しの報告をまとめた。国は常時観測対象の火山を3つ増やして50にするなど監視体制を強化。5段階の噴火警戒レベルのうち、最も低い1の説明を「平常」から「活火山であることに留意」と変更し、潜在的な危険に対する注意を促す。火山災害として戦後最悪の犠牲者を出し、27日で発生から半年を迎える御嶽山(長野、岐阜県)噴火を踏まえた対応で、政府は今国会に活動火山対策特別措置法改正案を提出する。(後略)
   (3月27日より抜粋)


.. 2015年03月30日 13:03   No.889010


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