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審査長期化 認定率も低下 原発関連死1232人に 福島 1年で184人増加 本紙集計
東京電力福島第一原発事故で避難を迫られ体調が悪化して死亡した事例などを、本紙が独自に「原発関連死」と定義し、福島県内の市町村に該当数を取材したところ、昨年3月の調査から1年間で184人増え、総数は少なくとも1232人になったことが分かった。事故から間もなく4年になるが、被害は拡大を続けている。 市町村は、東日本大震災の直接の犠牲者だけでなく、避難生活を続ける中での死亡なども「震災関連死」と認定し、災害弔慰金(最高500万円)を支給している。ただ時間の経過とともに、死亡と震災との関係が分からず申請が認められない例も増加。認定率は2012年末までの81.4%が、14年は63.7%と2割近く下がった。 震災関連死のうち、本紙の集計で原発関連死の該当者がいたのは、1市増えて16市町村になった。大震災と原発事故の影響で今も、福島県民11万8000人が県内外で避難生活を送る。市町村による震災関連死の認定数も増え続け、9日現在で1884人。このうちの65%が原発関連死に相当する。(後略) (3月10日1面より抜粋)
.. 2015年03月11日 10:47 No.884002
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