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■--川内テント通信
++ 三上拝 (幼稚園生)…1回          

.「強風の中、風船が飛んだ」
 └──── −2月10日−

○ 日本列島寒波真っ只中の日曜日(8日)久見崎海岸では、「風船飛ばそう」プロジェクト(4回目)が行われた。
 朝から小雨混じりの強風で開催は無理かと危ぶまれたが、それでも70人ほどの人が集まり決行。放たれた450個の風船は北西風に乗り矢のような早さで森を乗り越え東の空へ飛び去った。薩摩川内市から宮崎方向へ向かうコースだ。
○ 明日のことから
 明日(2月11日)は紀元節の祝日ですが、経産省前テントひろばでは14時から最首さんをお招きしての「話と座談」の会をやります。是非参加を。それに字準備などお手伝いをしてくださることが可能な人は13時30分ころまでにおいでください。
 現在、経産省前テントひろばでは「お話と座談」、全体としてトークと名付けられた会をやっています。これはゲストを招いての話と座談をやっているものです。テントが原発問題を考え論議し、そのことでつながっていく場であること展開していることです。それを目指してのことだといえます。現在まで、上原公子さんと渡辺一枝さんをお招きしてやりました、それぞれゲストの話もよかったのですが、そのあとの座談もよかったという声をいただいています。これからの予定です。
 2月11日(祝)午後2時から最首悟さん、2月13日(金)19時30分
小熊英二さん、2月16日(月)宮崎学さんと青木理さんを招いてのお話(対談を含む)と座談をやります。これは第一弾ということで、2月26日の動きをにらみながら、第二弾を準備しています。

.. 2015年02月12日 08:53   No.868001

++ I・K (中学生)…30回       
テント日誌2月11日(休)・12日(木)
 |  経産前テントひろば1260日 商業用原発停止513日
  「話と座談」は盛況のようだ
 

 今日は最首悟さんをお招きして「話と座談の会」があったので1時過ぎテントに行った。
着くともうMさんが第2テントの邪魔なものを外に出したりして準備をしていた。会とは別に今日は建国の日なので右翼がやってくるのではと心配して来てくれたYさんに手伝って頂いて会場作りをする。
 その後続々と参加者が集まってテントの中はすぐ満員になってしまった。
仕方なくたんぽぽ舎ボランティア姉妹、休日なのでと寄って下さったUさんなどと座り込む。
幸い右翼の街宣も通らず好天の中で楽しいひとときを過ごした。
3時半過ぎ休憩の後座談に入ったようですが、私は後片付けを託してテントを後にしました。
今日も三輪さんが撮影して下さいましたので以下で様子が見られます。
   https://www.youtube.com/watch?v=18eU7zqx9_4

◆宮崎のUさんからの贈り物が届いていた 2月12日から
葉書作戦「東京地裁民事第37部」村上裁判長らに当てて毎日葉書を出す。

 テントに着いたら宮崎のUさんから素敵な便りとカンパが届いていた。手紙には遠くからテントを心配して色々行動している事が書かれている。
1)葉書作戦「東京地裁民事第37部」村上裁判長らに当てて毎日葉書を出す。
 2月26日までに64枚になるそうです。すごい!裁判長、ちゃんと読んで呉れているかな?
2)困ったときの神頼みで「仮執行」にならないように神社にお参りもしているとのこと、
そして地元でも脱原発のため努力している様子、彼のテントへの思いは永年の脱原発への強い願いに他ならないのです。見習わなければと思います。
 今日は暖かくて太陽を背にして座るとぽかぽかして気持ちよかった。
でも話題は暗い事ばかり、憲法を破壊して戦争への道に進もうとし、お金のために原発再稼働に邁進する政治に私たちはどう立ち向かえば良いのか悲しくなる。
一寸落込んでいるとき、女性が来て名前も告げず、みかんや、お菓子をたくさん差し入れてくれその上カンパまで置いて行った。
テントを思ってくれる人が沢山いることで気を取り直す。
3時ごろ自転車で寄って下さった男性、東京の放射能汚染を心配して測定しているとか、テントのことも建った当時から関心を持ってくださった様で、M子さんと意気投合して長時間話して帰られた。
 夕方Kさんがニュース43号を増刷してきてチラシの組み合わせ作業を熱心に続ける中私は失礼した。


.. 2015年02月16日 12:41   No.868002
++ I・K (中学生)…31回       
テント日誌2月13日(金)
 |  経産省前テントひろば1252日商業用原発停止516日
 |  週刊金曜日にテントのことが掲載−豊田直己さん取材
 
○週刊金曜日にテントのことが掲載された。テントに着いたらすぐその話題。
私も先日定期購読を申し込んだばかり、まだ最新号は届いてなかったが…
テントに届いていたものを読んだ。
 2月5日鹿児島と福島の女たちのアクション雨の中のデモの後豊田直己さんがテントに寄って取材をして行った。
そのときの写真や古い写真まで掲載されていてびっくり!
彼がこれまでテントの写真をたくさん撮っていたのを知らなかった。
○今日の空は曇って今にも雪か雨になりそうで風は冷たくすごく寒かった。
でも金曜行動に行く人たちが寄って、カンパを入れて下さるのに感謝です。
 5時半からたんぽぽ舎やテントの人たちで関電前行動があった。
終了後たんぽぽ舎の柳田さんがテント前でスピーチをし、官邸前に向かって行った。脱原発の思いが伝わってきます。
○夜は小熊英二さん講師の話と座談があった。今回は第一テントでの開催だが、
盛況でした。私は昼間から座っていたので失礼して帰らせて頂いた。
 そのときの様子は今夜も三輪さんが撮影して下さったので以下で見られます。
たくさんの参加者だった様で良かった。
  https://www.youtube.com/watch?v=aLkPmAtbXxQ


.. 2015年02月17日 08:37   No.868003
++ I・K (中学生)…32回       
テント日誌2月15日(日)
 |  経産省前テントひろば1254日商業用原発停止518日
 |  若い人が辺野古のことを心配しているのはうれしい
 
○朝テントに着いたらもう群馬からTさんが来ていた。
時々寄って座ってくださる。そしてカンパも、感謝です。
 今日も昨日と同じ冷たい風が吹き寒かったけれど、気温は昨日より高く予報通り後には12度になる。
 12時過ぎMさん差し入れの蕗の薹の入ったまぜご飯のおにぎりやおかずをみんなで美味しく頂いた。

○丁度その頃官邸前方向から右翼のがなり声が響いてきていた。こっちに来なければ良いがと思っていたが、矢張りやって来てテント前の交差点に車を止めて罵声をあびせて行った。
 お決まりの「国有地を占拠するのをやめろ!」とか「汚いテント早く撤去しろ!」「そんなところで本なんか読んでいるんじゃねえ」などなど警官が来て信号が変わったから行くように促していたが、それより「テントを撤去するのが先だろう!」など警官に毒づいていたが、案外あっさり去っていたのでホッとする。

○暫らくしてポールを持った一団が信号待ちしていたので何かあるのですか?と尋ねたら官邸前で辺野古基地反対行動をすると言う。彼らは産経新聞に抗議してきた帰りだそうだ。
 曽野綾子がとんでもないコラムを載せたことはネットでも問題になっている。
一団の一人、彼女はカソリックなのですよね。ぼくもそうだったけれど、もうやめるとまで言っていた。カソリックの人がみんな彼女と同じ考えとは思えないので一寸行き過ぎとは思うけれど…
 若い人たちが辺野古のこと心配しているのは嬉しい。どう考えても安倍政権の強引な基地建設は許せないと私も思う。

○午後にはたんぽぽ舎のOさん、Y子さんも来てくれて一寸賑わった。
埼玉のKさんが庭で採れたみかんをたくさん持ってきてくれてマーマレードを作ったらなどの話をしていたら、マーマレード作りを研究しているヨーカンさんが現れてその話で盛り上がった。ヨーカンさんは「原発依存度低減に向けて廃炉を円滑に進めるための会計関連制度について(案)」に対するパブコメ募集の案内を持ってきた。電気事業の自由化の後も廃炉費用を消費者に押し付けようとしているらしいので皆で送りましょうと言う。パブコメは案件「620115002」
 昨日は八千代から水を運んで下さった方がいた。
そして今日もわざわざカンパをしに来てくださる方達がいて本当に感謝です。
12時から2時半までは太陽がテント前を照らしてくれるので少し暖かいけれど、2時半過ぎると途端に寒くなる。
3時になって第2テントのHさんも来てくれたので私はテントを後にした。

.. 2015年02月18日 08:37   No.868004
++ 柳田 真 (部長)…200回       
経産省前テントが危ない! テントを守ろう100人集会  2月22日(土)のお誘い
 |  2・26裁判で(東京地裁)、テント撤去判決を出させない!テント強制撤去反対!
 └──── (たんぽぽ舎)

 ☆日 時:2月22日(日)午後1:30-5:00 
☆会 場:スペースたんぽぽ (ダイナミックビル4F )   
☆参加費:800円(半分をテントへカンパ)
☆発言者
・原発現地から  鈴木卓馬(浜岡原発を考える静岡ネットワーク)
・沖縄から    毛利孝雄(沖縄大学地域研究所特別研究員)
・テント応援団  冨田杏二、自治体議員から(議員市民連盟)
・テントひろば  正清太一、渕上太郎
・たんぽぽ舎   沼倉 潤、柳田 真、横田朔子
・弁護士から   一瀬敬一郎
・テントを守ろうハガキ  内海洋子、
・参加者からみんなが発言、メッセージ紹介
共催:たんぽぽ舎  03-3238-9035
  :テント応援団 03-3812-4900


.. 2015年02月19日 08:12   No.868005
++ 柳田 真 (中学生)…49回       
.「経産省前テントひろば」が写真4頁で紹介
 |  みごたえあり、豊田直巳氏の写真と文
 └──── (たんぽぽ舎)

 週刊金曜日2月13日号で、フォトジャーナリストの豊田直巳氏が4頁にわたって、8枚の写真と文で『脱原発テントひろばを誰が潰すのか』を報告している。
 みごたえのある写真と文である。皆さん、ぜひごらん下さい。
 本文の一部を紹介します。
 「…東京・経済産業省前の「テントひろば」は4年目を迎えている。さまざまな人たちの交流の場となっているが、東京地裁の判決次第では強制撤去の恐れがある。泊を動かすな!東通を動かすな!浜岡動かすな!大飯動かすな!川内動かすな!−みぞれ混じりの冷たい雨のなか、声が響く。川内原発のある鹿児島や福島の女たちが2月5日、全国に50基以上ある原発の名を挙げながら霞が関の官庁街をデモ行進した。
 と、そのシュプレヒコールのトーンが突然、温かみと優しさのこもった声音に変わった。「ありがとう。テントありがとう」と。戦闘服姿で罵声を張り上げる「右翼」の褒め殺しででもない限り、「ありがとう」などと感謝の声が聞かれない界隈である。まして、10メートル先は原発事故の〔主犯〕でもある経済産業省だ。…」


.. 2015年02月23日 08:50   No.868006
++ 柳田 真 (高校生)…50回       
テントが危ない!「経産省前テントひろば」を守ろうの集い
 |  活発な意見・アイデア、沖縄からも、浜岡からも発言
 |  2月22日(日)100人集会の内容
 └──── (たんぽぽ舎)

○ 2月22日(日)午後、「スペースたんぽぽ」で、『テントが危ない!「経産省前テントひろば」を守ろう100人集会』が開かれました。主催は、たんぽぽ舎と「テント応援団」の二者の共催。
○ 主催者からの発言…「経産省前テントひろば」は3年半もよく頑張って維持してきた。それが安倍内閣と電力会社の原発再稼働推進に伴って、《じゃまもの》として、司法の名で撤去されようとしている。
 沖縄辺野古の闘争でもテントが撤去されようとしている(2月26日らしい)。「原発やめろ、再稼働やめろ」の象徴−全国の反原発の象徴的な存在のテントを守ろう。今日のような集い(テントを守ろう)があちこちで開かれてほしい。
○ 発言は、のべ30名もの方々から、多様で多彩な発言・アイデア発表がありました。前半は主催者が発言を依頼した方、後半は参加者が自由に発言、テントを守ろうのアイデア・意見を述べるものでした。
 前半の主な発言者−冨田杏二(テント応援団)、正清太一(経産省前テントひろば)、渕上太郎(経産省前テントひろば)、沼倉潤(たんぽぽ舎)、一瀬敬一郎(弁護士)、内海洋子(ハガキ運動)の各氏から。
○ 「浜岡原発を考える静岡ネットワーク」代表・鈴木卓馬さん
 『静岡でも「経産省前テントひろば」の高い評価と応援の気持が広がっている。浜岡原発5機のうち、1・2号機は廃炉、5号機は海水浸水、故に4号機が来年規制委に申請予定。私たちは、「日本と原発」の上映運動を3月、4月静岡県下で10数カ所でおこなう。』
○ 「沖縄大学特別研究員」毛利孝雄さん
 沖縄の闘いの映像上映の後、3つ学んだ点を話された。1つは、一人でもやれることをやる−その集積としてのオスプレイ反対闘争、2つは、“現場”をつくりだす−辺野古18年、高江8年、普天間2年の闘い、3つは、あきらめないこと、絶対に。沖縄の話は、テントの闘いとよく似ていて教訓的だった。
○ 後半は、参加者からの自由発言。20人近くが発言。テント裁判の2月26日に大結集しよう。もしテント撤去となるならば、赤い傘−1000本で抗議しよう、経産省を人間の鎖で包囲しよう、等々の多くの意見が出てにぎやかでした。


.. 2015年02月24日 08:11   No.868007
++ 柳田 真 (高校生)…51回       
テントを守る理論がしっかりの文章−憲法学者発表
 |  憲法21条「集会の自由」の保証を受けるもの→経産省前テントひろば
 |  専修大学教授・憲法学 内藤光博論文の紹介
 └──── (たんぽぽ舎)

1.2月19日付けで、東京地裁民事37部御中として、専修大学法学部教授・憲法学の内藤光博氏のA4判17頁の論文が提出された。その論文の題名は次のとおり。
 『いわゆる「経産省前テントひろば」に関する憲法学的意見書−表現の自由と「エンキャンプメントの自由」−』という名の意見書。

2.この意見書では、「経産省前テントひろば」における市民らによる「テントの設営および泊り込み(エンキャンプメント)」とそこでの意見表明・請願活動は、一時的に公開の空間(パブリック・フォーラム)を利用した「集会活動」の一類型と見た上で、憲法21条1項の「集会の自由」による保証を受けるとした。その場合、経産省による本件提訴は、本件市民らの「集会の自由」を違法に制約するものであることについて、憲法学的視点から検討した。

3.ななめ読みですがとても説得力ある文章です。
 明日より、山田和明さんの解説文をつけて2回くらいに分けて(長文なので)、全文を紹介します。ぜひごらん下さい。テントを守る闘いに役立つ論文です。


.. 2015年02月25日 08:04   No.868008
++ I・K (中学生)…33回       
テント日誌2月23日(月)
 |  経産省前テントひろば1262日 商業用原発停止526日
 |  テントひろば緊急記者会見があった…右翼の妨害あり
   三輪さんがユーチューブにアップ
 
 今日は26日のテント裁判判決前「テントひろば緊急記者会見」があった。朝からの雨がやんで太陽が顔を出して天も私たちの味方をしている様に思えた。
 1時少し前テントに着くともうテーブルを出してマイクなどの用意が整っていた。私は受付の用意だけして時間になるのを待つ。どのくらいのメディアが来てくれるか心配だったが、前回のときより多くの記者が集まった。
 Kさんの司会で渕上さん、大口弁護士、河合弁護団長の力強い発言の後、突然右翼の街宣車がやって来て大声で『原発は重要なエネルギー』などと大声でわめいて会見の邪魔をした。車から降りてきて妨害しようとしたが、警官に止められてやむなく去る。
 正清さんが騒音にもめげず原発は世界の問題である事を力説した。双葉町から避難しているKさんがテントに来て救われた話を切々とし、当事者として発言を仰せつかった私の番になり、話し始めたら右翼が戻ってきてまたわめき始めたので頭の中が真っ白になり思っていた言葉が消えてしまった。伝えたい事がちゃんといえなくて残念!
 記者からの憲法とのからみの質問があり大口弁護士が詳しく説明してくれた。
早々と三輪さんがユーチューブにアップして下さいましたのでご覧下さい。
   https://www.youtube.com/watch?v=88ezeeW2Dok

テントでの「お話と座談」(トーク)
2月25日(水)18時30分より、森達也さんの話と座談(時間は予定)
連絡:テント(070−6473−1947)か三上(090-3908−7330)へ


.. 2015年02月25日 11:06   No.868009
++ 山田和明 (小学校低学年)…7回       
特集:経産省前テントひろばを守る好論文−内藤光博論文紹介  
 |  「経産省前テントひろば」は憲法21条1項の「集会の自由」の保障を受けるものである
 |  テントひろば」の正当性を憲法学的理論付けしたという点で画期的な論文だ
 └──── (たんぽぽ舎会員)

○2月20日にテント裁判弁護団が裁判所に提出した、いわゆる「経産省前テントひろば」に関する憲法学的意見書 ―表現の自由と「エンキャンプメントの自由」― 内藤光博(専修大学法学部教授・憲法学) は「経産省前テントひろば」の正当性を憲法学的理論付けしたという点で画期的だ。
「経産省前テントひろば」は憲法21条1項の「集会の自由」の保障を受けるものであることを明確にした。以下具体的にその主な論点を記す。
第1に、集会とは「多人数が政治や経済、芸術、宗教などの問題に関する共通の目的を持って一定の場所に集まること」をいう。
一定の場所とは公園、ひろば、道路、公開空間及び公会堂など屋内の公共施設を含む。
第2に、「集会の自由」とは「多人数が共通の目的をもって集合する自由」をさすのではなく、「集団としての意思形成やその意を実現するため、集団としての行動をとることが、その自由の内容となっている」といえる。
「集会の自由」が保障されるためには施設の管理者である公権力はこれを妨げてはならない。
第3に、「集会の自由」の意義として巨大な資金力を持つマスメディアによる言論市場の支配的独占状態により阻害されている「一般市民」の意見表明権の保障という点にある。
もう一つの意義としては現代の議会政治における少数派の意見表明権の保障にある。

.. 2015年02月26日 11:02   No.868010
++ 山田和明 (小学校低学年)…8回       
○以上のように「経産省前テントひろば」を民主主義の基本的な表明権の保障として、位置付ける氏の論点は実に明解であり、私たちの主張を見事に代弁している。
そして「経産省前テントひろば」は「テントを設営し、泊り込む」(英語で「エンキャンプメント」という)そして集会を行なうことは「実現行為」として、マスメディアに対抗する効果的方法であるという。
さらに「ひろば」を持続的、平和的に占拠し、複数の人間による討議空間として確保することは思想的、政策的な表現の自由、事実上の「請願権」を直接に行使することになるとも。
また、3,11原発事故は「人間に値する生存」の基盤を奪い去るものであり、「経産省前テントひろば」は「やむにやまれぬ意思表示・請願行動の」一環であるという。
それは憲法で保障された人格権、「個人の尊重(尊厳)」に直接関わる問題であると。
○「経産省前テントひろば」のテント設営地は経産省の敷地(国有財産)ではあるが、敷地を区切る柵外にある半円形をした形状の空間である。一般市民の利便のための「公開空地」と評価できる。経産省も「ポケットパーク」と呼んでいた。
つまり、「一般市民が自由に出入り出来る場所」として、憲法が保障している自由な言論活動を行いうる空地であると考えられる。
○その「公開空地」、経産省にとって何ら逸失利益のない空間にテントが設置されたとして、土地の明け渡し、高額な損害賠償を請求するのは、市民の言論活動に対する弾圧である。
言論を封じ込めるいわゆる「スラップ訴訟」(大企業や政府機関が一般市民など弱いものに対して威嚇し、行動を萎縮させる裁判)に他ならない。
○以上のように意見書は過去の判決例を踏まえながら「テントひろば」に対する私たちの気持ちを憲法学的にあますところなく立証してみせた。
この意見書を私たちは100万の力強い味方にし、自信を持って「経産省前テントひろば」を守り、闘いましょう。

.. 2015年02月26日 11:10   No.868011


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