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15市町村、説明会終了 東海第2
再稼働の前提となる国の安全審査を申請中の東海第2原発(東海村白方)について、日本原子力発電(原電)は24日、新規制基準に基づく安全対策に関する住民説明会を水戸市内で開き、市民ら約110人が参加した。東海や水戸など立地周辺市町村からの要請を受け、原発から30キロ圏の自治体を対象に始まった説明会は、再稼働や安全対策を不安視する声も残る中、この日で全日程を終了した。 説明会の冒頭、原電の担当者が高さ20mの防潮堤建設など約780億円を投じる新たな安全対策などについて説明した。 質疑応答で住民の男性は、東海第2は営業運転開始から36年が経過し、原則40年の運転期限が迫っているとした上で「再稼働しても40年までと断言できるのか、それとも運転を延長するつもりなのか。そこを県民に明らかにしないのは無責任だ」と指摘した。(1月25日より抜粋)
.. 2015年02月02日 08:40 No.863001
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