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■--みんな、集まろう!
++ 橘 優子 (小学校中学年)…16回          

鹿児島&福島の女たちの共同アクションに!
 |  川内原発再稼働阻止の声を大きくあげていこう
 |  2/4(水)14時−規制委員会・経産省・内閣府への抗議申入れ
 |   官邸前抗議・九電前抗議(有楽町)・東電合同抗議(内幸町)
 |  2/5(木)10時−テントひろば集会 11時半−霞が関ランチデモ
 |     12時半−院内集会
 └──── (たんぽぽ舎)

○1/25早朝、仲間から「2/4は鹿児島で、なのか?」との問い合わせ電話で起こされた。前日湯川さんが殺害されたとのニュースに、深夜まで寝つけず、仰天して飛び起きて、ねぼけながら、「そうだよね、どう見ても、いつ、どこへ行けばいいのか、男の参加は駄目なのか?とかわかりにくいよね」とため息。どうして、もっと、運動を広げていこう、伝えていこうということを仲間うち目線でないおもいやりを持って工夫してくれないのだろう、先日も黒田さんに「こんな会議のレジュメみたいビラでは、ビラ置きさせてくれるカフェやギャラリーなどのスポットにも頼めないよ」と突っ込みいれたのですが…。
○気を取り直して「沖縄に駆けつけられない自分でも国会前なら行ける!」という思いを抱えて国会包囲行動へ。昼下がりの丸ノ内線は、徐々にブルーのものを身に着けた人が増え、見知らぬ同士、「良いお天気で良かったね」、「昨日は眠れなかったね」言葉を交わし、微笑みを交わし和みます。国会議事堂前で降りる際は、車内で「私たちはこれから沖縄に基地を押し付けないでという国会包囲に参ります、行ける方はご一緒しましょう!」と声掛け。さながら、地下鉄は人民列車、駅はもう、水色の人々であふれかえっています。ある人は、不自由な足を引きずって、ある人は白状を頼りに、そして、幼い子どもさんの手をひく若いカップルも。皆意気揚々と国会包囲に向かう姿を見ていると心が弾みます。7000人もの人で人間の鎖は成功し、先週の女の平和赤いヒューマンチェーン共々、どれだけの勇気と希望を仲間に与えてくれたことか。
○太田昌国さんが東京新聞の田原牧さんの「ジャスミンの残り香―アラブの春が変えたもの」の書評の中で「3万人を超えていたこの国の自殺者の数が金曜デモで一時的にではあれ減った」という記述に触れて推奨していて、そうだよ、福島でもこういう展開ができれば、せめて自殺する人を思いとどまらせることとか、福一の労働者にも心の病の人が多くなっているそうですが、仮設でひきこもっている人や、放射能のことなんか考えたくもないというお母さんたちの心にも届くような運動を創っていこう!

.. 2015年01月29日 08:05   No.860001

++ 中田潤 (幼稚園生)…3回       
福島原発 2日連続で死亡事故発生 「安全総決起大会」直後の労働災害!!
 |  「廃炉に向けた中長期ロードマップ」は破たんしている
 └──── (フリージャーナリスト)

○東京電力は福島第一原発の高濃度汚染水の年度内処理を断念した。
「処理設備は経験のないシステムで、稼働効率向上がなかなか進まなかった」(広瀬直己社長)
 白状せよ!
「廃炉に向けた中長期ロードマップ」は完全に破たんしている、と。
 東電福島第一原発の作業災害は、2014年11月時点で昨年度の3倍を超える40件にのぼっていた。
 それを受け、東電が頭を下げた。
<これらの災害により、発注者が担うべき問題が当社にもあると認識>(東電HP)
 なんと傲慢なもの言いだろう。東電はこれまでの労災をすべて「下請けの責任」で片づけてきたのだ。
<現場が安全な状態であることの作業前確認が十分に出来ていない>
<現場エリア調整・管理が十分に出来ていない>
 つまり……何もできていない。
○現場で踏ん張っている下請けの怒りの声を受け、東京電力は「儀式」を行った。
 1月15日。「安全総決起大会」。東電約170名、元請け企業42社約170名、計約340名が参加。各企業は最前列に社旗を掲げ作業の安全を誓った。
 そのわずか4日後の1月19日。
 福島第一原発で協力企業社員の釣幸雄さん(55)が、高さ11メートルの雨水受けタンクの底に転落。翌日に死亡した。
 さらにその翌日の20日。東電福島第二原発の廃棄物処理場で協力企業社員の新妻勇さん(48)が重さ700キロの鋼鉄製容器と台座に頭を挟まれ死亡した。
 事故は起こるべくして起きた。
 現場に東電社員がおりてくることはほとんどなく、おりてきても「急げ」「年度末までに仕上げろ」などと言うだけ。ゼネコン社員など現場のリーダーは被曝線量限度をすぐに超えてしまうため、最長3カ月でコロコロと変わる。「汚染水処理の現場はヤクザと素人だけになった」『週刊現代』2013年10月22日号)と報じられた頃、東電はなんと「少なくとも1万2000人を動員する」と作業員倍増計画を発表した。
 混乱の極みの中で連続死亡事故が起きたが、これも「表の事実」にすぎない。
<世界一危険な“竹やり作戦” 福島第1原発3号機 作業員が語る>
<同じ第1原発でも1、2号機と比べて作業員の被ばく線量はダントツに高い。世界一危険といわれながら、やっていることは(戦時中の)竹やり作戦と同じだ>(『しんぶん赤旗』2013年5月20日)
 この記事の中で「作業関係者」はこう語っている。
<連日、100人近い人間が3号機に張り付いている。東電のホームページには登場しない、『陰の作業チーム』だ。ほとんどが偽装請負だ>
 東電福島第一原発3号機での作業は公表すらされていないのだ。
○「安全総決起集会」の4日後に死亡事故が起き、東電が汚染水の年度内処理を断念した今、以下の事柄はすべて急務だ。
「廃炉に向けた中長期ロードマップ」を見直せ!
 福島第一原発を東京電力から切り離せ!
 原子力災害に対し国家プロジェクトを組み、世界各国に支援を要請せよ!
 被曝労働者支援法を制定せよ!


.. 2015年01月29日 08:11   No.860002
++ 渡辺寿子 (小学校中学年)…16回       
デタラメ高浜審査書案は認められない! (上)
 |  電気は足りている、安全でない原発再稼働は滅亡への道
 └──── (原発いらない!ちば)

○次々再稼働を後押しする規制委
 昨年12月17日規制委は関西電力高浜原発3,4号機が原発の新しい規制基準に適合しているとして、審査書案を了承しました。九州電力川内原発は昨年9月10日に審査書が正式決定され、続いて高浜原発と再稼働へ向けての手続きが規制委によってどんどん進められています。川内原発も非常に杜撰(ずさん)な審査で「合格」とされてしまいましたが、高浜原発についても川内と同じくデタラメな審査で審査書案を了承しました。
 審査書案は問題点が多すぎる上、一般の人が理解するのが難しい専門的、技術的な点が多々ありました。
 私は再稼働反対の立場から規制委に対して審査書案に反対の意見を一件でも多くぶつけることが重要と考え、以下の様に自分が重要と考えるポイントに絞って簡潔にまとめて意見提出しました。

○低すぎる基準地震動
 基準地震動については、敷地ごとに震源を特定して策定する地震動は最大加速度が700ガル、震源を特定せずに策定する地震動は最大加速度620ガルとしています。しかし2008年岩手・宮城内陸地震では最大加速度4022ガルを記録しています。関電はこの地震の震源域は高浜原発周辺地域とは地質学的背景が異なるとして、観測記録収集対象外としています。しかしこの理由を読んでもなぜこの地震を対象外として考慮しなかったのか、納得できません。基準地震動の値を低く抑えるための恣意的判断に思えます。

○なぜコアキャッチャーつけない?
 審査書案によると、欧米の原発では標準装備となっている溶融核燃料を格納容器の底で受け止めるコアキャッチャーを高浜原発では装備しないことになっています。安倍首相の口癖になっている「世界最高水準の安全規準」はどこへいったのでしょう。日本が輸出しようとしている日立、東芝、三菱の日本製のどの原発にもコアキャッチャーはつけることになっています。新基準に通っても事故は起きると委員長自身がいっているのに、(コアキャッチャーがあれば万全で再稼働してもよいというというわけではありませんが)過酷事故に備えて、少しでも被害を減らすため、装備可能なコアキャッチャーをつけない原発の稼働をなぜ認めるのか。こんな審査は容認できません。


.. 2015年01月30日 07:45   No.860003
++ 渡辺寿子 (小学校中学年)…17回       
○老朽原発内に緊急時対策所とは
 高浜3,4号機の緊急時対策所(免震重要棟)はまだ建設中です。そのため「代替緊急時対策所」を隣接の高浜1,2号機の原子炉補助建屋内に設置するとしています。
 この提案は1,2号機は運転しない前提となっています。原子炉等規制法では原発の運転期間を40年と規定しており、約40年が経過する高浜1,2号機は本来は廃炉となるはずです。しかし関電は「規制委の認可を受ければ最大20年延長できる」という例外規定を適用して運転期間を延長することを目指し、そのための特別点検を12月1日から始めています。実際に1,2号機を運転しようとすれば、上記の提案の前提が崩れ、3,4号機も審査し直す必要が生じます。
 福島第一原発事故では免震重要棟がなかったら、もっと深刻な事態になっていたといわれています。これは何重にもひどい関電のデタラメな提案です。緊急時対策所についての関電のこんな提案をよしとする規制委の審査書案審査はまったく認められません。

○MOX、プルサーマルは審査なし
 高浜3,4号機は昨年の7月に審査を申請しましたが、プルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料をふつうの原発で使うプルサーマル発電をすることを前提としています。しかしこの審査書案ではMOX燃料とプルサーマル発電に関する記述はわずか1ヶ所です。MOXについては、ホウ酸水の濃度を上げて中性子の吸収度を上昇させ、核分裂連鎖反応が進む速度を抑える方針としていますが、これが過酷事故の時本当に有効なのかは証明できていません。
 そもそも規制委にはMOXに関する審査基準が存在せず、MOXの危険性をどんな基準でどのように評価したのかわかりません。これではウラン燃料を使った発電に比べ、より危険といわれるプルサーマル発電が前提の高浜3,4号機をまともに審査したとはいえず、審査は無効です。

.. 2015年01月30日 07:57   No.860004
++ 沼倉 潤 (小学校低学年)…6回       
たんぽぽ舎発行新刊パンフレット・No94のご案内
 |  『福島を忘れない報告集(2)』(頒価500円)
 |  東京電力福島第一原発事故 現地被害自治体・現場の声を聞く
 └──── (たんぽぽ舎)

 昨年の7月、福島市で開催されたシンポジウムの報告集が刊行されました。
 福島原発事故から4年近くが経過したにも関わらず、いまだに収束の道筋が見えません。むしろ、汚染水問題や、廃棄物問題が深刻になり、住民の健康被害が大きな問題になっています。
 ふるさとを奪われた人々の怒りと苦しみを私たちはしっかり受け止め、事故の責任追及と二度と原発事故を起こさせない取り組みを皆さんと共に進めていくために、このパンフレットをご活用願います。

〈目次〉
□井戸川克隆(前 双葉町長)…「放射線被害と埼玉に避難した訳」
・世界最大の事故 ・正しい情報は隠される ・食物連鎖の危険を隠している
・なぜ体内蓄積の危険を語らないのか ・食品安全の問題
・被ばく患者を受け入れる病院を作るよりも被ばく患者を発生させるな
□早川篤雄(楢葉町 宝鏡寺住職)…「避難者の現状と原告団長として」
  ◇避難者訴訟 意見陳述集より資料提供―金井直子(楢葉町)
□鈴木堯博(弁護士 福島原発被害弁護団共同代表)
  …「原発関連訴訟の現状と課題について(要旨)」
□真木實彦(福島大学名誉教授)
  …「原発事故から3年─新しい局面を迎えた現地福島から(要旨)」
□鈴木 薫(いわき市民放射能測定室「たらちね」)
  …「東京電力福島第一原発」20キロ圏内を訪れて―放射能に汚された大地の今」
  ◇シンポジウム2日目 フィールドワーク バス車中でのお話
・私たちの活動は「生きるための測定」
・遺伝子を傷つけるトリチウム、ストロンチウムを汚染水として流し続ける東電
・なぜ、汚染地帯に住み続けるのか 
・大量の放射性物質が山積みのところに帰れるのか
         ―国の帰還政策で切り裂かれる住民
・子どもたちの未来が心配 
□ 写真・資料提供 菅野清一(川俣町議会議員)

【お求め方法はたんぽぽ舎にご連絡を】 TEL 03-3238-9035


.. 2015年01月30日 08:02   No.860005
++ 渡辺寿子 (小学校中学年)…18回       
デタラメ高浜審査書案は認められない! (下)
 |  電気は足りている、安全でない原発再稼働は滅亡への道
 └──── (原発いらない!ちば)

○ 事故が起きても逃げられない

 規制委は避難計画については審査の対象ではないと自治体や国に丸投げしています。自治体は国にいわれて仕方なく、避難計画の策定に取りかかっていますが、もともと大事故が起きたら住民が被曝せずに、安全に避難することは不可能な話で、避難計画を策定したとしても現実に機能しないと思われるものばかりで、避難は不安だらけです。
 高浜原発の場合を考えてみても、原発から逃げる道は一本しかなく、事故時は大渋滞にになることは目に見えています。川内原発は火山灰の心配がありますが、高浜、大飯など日本海(若狭湾)に面している原発と周辺は冬は大雪に見舞われることは日常的です。大雪の時に大事故が起きれば車での避難もままならず、住民は放射能の中で身動きならず、閉じ込められてしまいます。

○ 多重事故、多号機事故考慮せず

 個々の機器の安全性も問題ですが、福島事故で明らかになったように、大地震、大津波に襲われた時は様々な機器が不具合を起こし、多重事故となります。また福井県若狭湾沿いには高浜4基、大飯4基、美浜3基、敦賀2基と13基もの原発と「もんじゅ」があり、14基の原子炉がひしめく原発銀座といわれています。大地震、大津波に見舞われた時、それらがいっせいに大事故を起こす可能性は福島事故でこれも実証されました。
 しかし高浜原発審査書案ではこのような多重事故、多号機事故について関電はまったく触れていません。これらを考慮していない審査書案を規制委が「合格」とするなら、審査書案は無効であり、再稼働などまったく認められません。

○ 保安院の轍を踏む規制委廃止せよ!

 福島原発告訴団は1月13日津波対策をせず、福島事故の原因を作ったとして東電、電事連、保安院などの関係者を被告とする福島事故の第二次告訴・告発を行いました。
 検察は一次告訴の被告東電幹部を再び不起訴としました。添田孝史著『原発と大津波 警告を葬った人々』によると1997年には福島第一を大津波が襲う可能性があることを東電も官庁も承知していたこと、お金がかかることを嫌がり、東電が警告を無視して、保安院を巻き込み津波対策をしてこなかった経緯が当事者と日時を特定して明らかになりました。東電とともに津波対策を葬った保安院を思うと今の規制委のことを考えます。規制委は福島事故の教訓を忘れ、再稼働させるための審査を次々と通しつつあり、次は伊方の再稼働を狙っているようです。保安院で東電に加担していた多くの役人が規制委で働いています。この『原発と大津波 警告を葬った人々』と高浜原発審査書案を読み、検察は被告を起訴すべきと確信するとともに再稼動推進機関規制委は廃止すべきと強く訴えなくてはと思いました。

.. 2015年01月31日 08:01   No.860006
++ 山崎久隆 (社長)…502回       
.「原子力委員会 賠償制度見直し議論へ」に見る電力会社の不当利得
 |  電気を売って利益を上げる会社が、その災害時に無制限の賠償責任を負うのは当然である
 └──── (たんぽぽ舎)

○ 原子力発電所などで事故が起きた場合の被害者への賠償制度について原子力委員会は専門家による会議を設置して見直しの議論を進めることになりました。
 電力会社が無制限の賠償を行うとしている現在の制度を見直すかどうかや国の責任分担などが論点になります。(1月27日NHKニュースより)

○ まるで原子力は「公器」であるかのような物言いである。いうまでもないが、そんなわけがない。電力が如何に「重要なエネルギー源」であると国が主張しても、原子力は一つの発電方法に過ぎない。電力生産手段は再生エネルギーを含め、無数といって良いほどもある。そのなかで、どうしても原子力を選択したいのであれば、その理由を明快に表明すると同時にリスクも会わせて説明すべきだ。そのうえで、それらのリスクを引き受けるべきは電力会社である。電気を売って利益を上げる会社が、その災害時に無制限の賠償責任を負うのは当然である。ところがそれを「制限できる仕組みを作る」のだとしたら、これは不当な利益供与をするに等しいことだ。

○ 原子力が「特別な地位」を有している「場面」は、その名称が「核」と変わるときだ。一部の国の持つ「兵器としての核」があるからだ。しかし日本は、核兵器を保有しないことを国際公約にしたはずだから、「核兵器」の地位を原子力に与えて「特別な地位」を与えた核兵器国と異なるはずだ。
 しかるに原子力に「税金」を投じてまで「保護する」場合、その意図は国際的にも極めて不透明に映る。

○ 原子力に対する電力の負担を減らす方法は二つしかない。一つは「補償しないこと」つまり立地自治体住民を含めあらゆる被害に上限を設け、それ以上は「補償しない」としたら、電力の負担は減る。
 もう一つは国が税金を投入することだが、言うまでもなく税金投入というのは別のカタチの国民負担である。
 原賠法(原子力損害賠償法)第三条のただし書きにある「異常に巨大な天災」を適用する基準を作る、というのも結局は同じ議論になる。
 どんな専門家を呼ぼうと、専門部会を作ろうと、議論の行き着く先は上記でしかなく、要は電力のリスク軽減という不当利得を「認めるのか認めないのか」なのである。

.. 2015年02月02日 08:03   No.860007
++ 岩下雅裕 (小学校低学年)…8回       
メッセージ:1/31から2/1 高浜現地行動に連帯して闘います!
 |  鹿児島は、これからは主敵を九電と見すえ現地・現場で
 |  再稼働を阻止する段階に入った
 └──── 再稼働阻止全国ネットワーク「川内の家」
○ 高浜原発再稼働阻止に向け立ち上がった、福井・関西の皆さんに連帯の挨拶を送ります。また「若狭の家」の建設、おめでとうございます。
○ 川内原発については昨秋、残念ながら薩摩川内市と鹿児島県の再稼働「同意」を許してしまいました。「原子力ムラ」はその勢いをかり、全国に「再稼働の嵐」を吹かそうともくろんでいます。しかし私たち鹿児島・九州の住民は、決して再稼動に「同意」してはいません。
 ストップ再稼働!3・11集会実行委員会は12月に討論集会をもち、これからは主敵を九電と見すえ、現地・現場で再稼働を阻止する段階に入った、と確認しました。1月25日の全国集会には3000人の仲間が結集しました。
 基調報告の「鹿児島のみんなは誰も再稼働を認めていませんよね?」との問いかけに、全会場からいっせいに「YES」という答えが返ってきました。
私たちはいま、九電と住民が直に対決する「場」の設定を目指しています。それは全住民が敵を見定め、阻止の意志を再高揚させ、九電を屈服させるためです。 3月2日には博多の九電本店申入れ行動を、大衆的に闘うことを決めました。
要求は、「1.再稼働しても安全と言うなら、少なくとも30キロ圏の全自治体で『安全説明会』を開け、2.全自治体の議会で『再稼働容認決議』をとってみろ」というものです。いまその趣旨で10万人規模の緊急署名が取り組まれています。自治体に対し、「九電に『安全説明会』開催を要求せよ」という陳情行動も始まりました。
○ 高浜・関西の皆さんの「車デモ、署名、ビラ配布」という今回の行動も、おそらく思いを同じくする取り組みだと想像します。「自主的な住民説明会」の企画もそうでしょう。住民に語りかけ、繋がり、行動をうながす以外、再稼働阻止の道筋はありません。
 川内原発においては、国―県―市が一体となり、規制書案の「合格」後は間髪をおかず「同意」プロセスを進めるという、「川内方式」なるものが推し進められました。これを打ち破るためには、上流の国(規制委)で食い止めることが最善です。それが無理というなら、市―県という下流からの「同意」プロセスと、いかに大衆的に、かつ創意的な戦術を行使して闘うかが問題でしょう。鹿児島では県庁玄関横にテントを構築、ほぼ1週間にわたって庁内行動を展開しましたが、残念ながら届きませんでした。
鹿児島の私たちは、「再稼働トップバッター」と目されていることに重い責任を感じています。必ず主敵=九電を引きだし、「再稼働のボタンを押させない」現地・現場での闘いに全力をあげます。
住民が生身をさらし、声を上げ、行動することこそが「事件」です。ともに連帯し「再稼働の嵐を阻止する」、「全ての原発をなくす」闘いに勝利しましょう!


.. 2015年02月03日 08:07   No.860008
++ 青山晴江 (小学校中学年)…18回       
2月4・5日東京霞が関へ集まろう!
 |  老いも若きも、女も男もどうぞ!
 |  「鹿児島&福島の女たち」と共に川内原発再稼働阻止のアクションを!
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク、たんぽぽ舎ボランティア)

◎2・4(水)14時から15時 経産省前、規制委員会前(六本木)
                 2か所に分かれ抗議行動
     14時から16時20分 省庁申し入れ院内交渉(参議院会館B109室)
     15時半から17時 内閣府申入れ・官邸前抗議
【その後 17時半から18時45分 九電東京支社抗議(阻止ネット主催)、
     19時から20時15分  東電本店合同抗議 (賛同106団体)」
     18時半から19時半  労働者集会 (全労協主催)
     各行動との連携を図りアピール参加】

◎2・5(木)10時から11時 経産省前テントひろばでフリー集会
     11時半から12時過ぎ 霞が関ランチデモ
      (日比谷公園霞門→テント前→虎の門駅→新橋方面→日比谷公園)
     12時半からから15時 院内集会(参議院会館講堂)
          (各地アピール、要請団報告、議員へ要請など。
           菅直人、山本太郎、落合恵子ほか出席予定)

 呼びかけ:原発いらない福島の女たち、原発いらない鹿児島の女たち
 問い合わせ:070-6650-5549(再稼働阻止全国ネットワーク)
 賛同協力団体・個人多数



.. 2015年02月04日 08:03   No.860009
++ 木村雅英 (大学生)…75回       
何ともおかしな珍説明を規制庁がした
 |  東電柏崎刈羽の再稼働審査を非公開で実施した!
 |  「非公開」の理由はいい加減!東電と規制委とで誤解?
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その37
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

 何ともおかしな珍説明を規制庁がした。前回に報告したように、前の週に予告して1月27日(火)の柏崎刈羽の適合性審査を非公開で実施したのだが、実は東電と規制委とで審査する内容(フィルタベントの企業秘密または航空機落下か)に誤解があった。それにもかかわらず、そのまま非公開で審査したのだ。規制委の「非公開」理由のいい加減さが良くわかる。
 おまけに、「黒枠白抜き」同様に「企業秘密は非公開」を念押しして、規制委は国民の命よりも事業者の秘密優先を強調したのだ。
 以下は、27日午後の規制庁ブリーフィングからのピックアップで、
詳細は こちら
の後半をご覧願います。

(1月27日の規制庁ブリーフィングから)
○記者
最後の柏崎の件なんですが、何が食い違って、どうなったのかというのを具体的に教えていただけますか。
○米谷総務課長 はい。…今朝の審査会合で、フィルターベントへの航空機衝突に関する議論というのが非公開で行われたということでございます。…
○記者 すいません、先程の御説明ですと、事業者と規制庁との間で認識の食い違いとおっしゃったんですけれども、そこの間での食い違いは何なんでしょうか。
○米谷総務課長 何を議論すべきかということについての認識の食い違いでございます。
○記者 具体的に言うと、事業者はどう言って、規制庁はどう認識したか。
○米谷総務課長 事業者の方は、フィルターベントへの航空機衝突について議論をするつもりであったと。それに対しまして、原子力規制庁の方は、フィルターベントに関して、それに関する実験データ等についての説明を受けるという認識でいたということでございます。
○記者 そうすると、今後、実験データについて審議、審査するときは、同様に非公開となる見通しなんでしょうか。
○米谷総務課長 同様にという意味でございますが。
○記者 同様にというか、理由は別として、企業秘密を扱うので非公開とするということになるんでしょうか。
○米谷総務課長 企業秘密を扱う場合は非公開とすることになると思います。


.. 2015年02月04日 08:15   No.860010


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