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■--原発再稼働は日本滅亡の一里塚
++ 柳田 真 (中学生)…46回          

 |  私たちと子・孫のため、全力投入で阻止しよう
 |  福島事故大惨事を忘れない・くり返さない
 |  再稼働やめよ 原発輸出やめよ
 |  「経産省前テントひろば」は原発反対の国民の声
 |  全国多数の支持あり テントを撤去するな
 └──── (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

1.2015年は、日本の大きな岐路=わかれ道です。原発再稼働=日本滅亡の一里塚へ進むのか、原発を止めたままに廃止への道を進むのか。
 世界も注目しています。東京電力福島第一原発事故(1から4基の多重事故)をおこした国が再び原発大国へ戻る年になるのか、又、安倍政権の安保・軍事重視路線からして日本核武装(原爆)の準備も進むのかとの警戒心も含めての注目です。
2.私たち国民の、民衆の運動がこの再稼働の嵐を前に問われています。ためされています。
 今の日本の運動は、2011年3・11東京電力福島第一原発事故前の原発反対運動と比すれば、ケタちがいに大きく厚くなってきました。それでも4年前の2011年3・11後の4月に、全土で30万人デモ(人口8000万人のドイツで。日本の人口は1億2000万人)を実現したドイツの層の厚さから見ると、あと2歩、3歩の運動の力量が要請されています。
 ドイツの分厚い・強力な反原発大衆運動は、原発推進の保守・メルケル首相をして、原発廃止を決断させました(選挙ではなく大衆運動の力で)。
 日本でも沖縄では、2014年12月の衆議院選挙で自民党・公明党の候補を全敗させました(1区から4区)。ここから学ぶことは多い。
3.私たちは、2年前、「再稼働阻止全国ネットワーク」(事務局はたんぽぽ舎気付)を、5団体と個人300人で結成し、この2年余、再稼働の嵐に抗する運動を全力投入でやりぬいてきました。たんぽぽ舎も運動の盛り上げにいささかの貢献をなしえてきました。今年はその全成果を生かして、福島に寄り添いながら、再稼働阻止を中心に闘う時です。
 運動の局面は国会・官邸前から移って電力会社が原発再稼働のスイッチを押すか否かに移ってきています。再稼働阻止の大衆行動・大衆運動の層の厚さと鋭さが要請されています。特に、九州電力川内原発と関西電力高浜原発の再稼働阻止が今年前半の焦点です。
 私たちは、両社の東京支店への大衆的抗議、現地応援行動(鹿児島、福井)へできるだけ多くの人を送るよう努力しよう。
4.「経産省前テントひろば」は、2011年9月以降3年5ヵ月近く、原発反対の国民の声を代表してきました。多くの国民から支持・支援があります。
 テント撤去を狙う判決強行を許すな(2月26日第10回公判、東京地裁)と声を大にして訴えたい。
 全国の力で、原発反対の力で「経産省前テントひろば」を守り抜こう。
5.さいごに
 ☆原発再稼働は日本滅亡の一里塚
   私たちと子・孫のため、全力投入で阻止しよう
 ☆福島事故大惨事を忘れない・くり返さない
   再稼働やめよ 原発輸出やめよ
 ☆「テントひろば」は原発反対の国民の声
   全国多数の支持あり テントを撤去するな

.. 2015年01月24日 07:49   No.857001

++ 柳田 真 (中学生)…47回       
福島原発の大惨事・大被害をおこして、東電は無罪なのか?!
 |  検察は市民感覚と大ズレ。司法は死んでいる。
 |  東京地検の東電元会長ら不起訴は大まちがい
 └──── (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)
             
・何をしても(事故を)防げなかった(検察)というならば、今再稼働のためにしている措置とは何なのか。再稼働は無理と検察が言っているのと同じだ(河合弘之弁護士)
・東電が2008年に最大15.7メートルの津波襲来を試算した。原発企業は高度な注意義務が課せられる。東電が発電機の高台移転などの対策をすれば防げた。(昨年7月東京の民間人で構成された検察審査会の結論)
・福島原発事故という大惨事・大被害をおこしていながら、どうして・なぜ東電は無罪なのか?!
 これだけの新証拠が提出されていながら、どうして、東京地検は又も(=2回目だ)不起訴としたのか!
 司法は死んでいる、今回の東電不起訴を見る限り少なくとも司法−検察は死んでいる。袴田事件での検察のひどい・むごい対応(無実の袴田さんをここでは再び起訴している)をみてもつくづく思う。
「司法は生きている」と安易に信用しては判断を間違える。市民が粘り強く声を上げる→大衆的行動へ結びつける、「司法の信頼」が国民大衆から疑われてきている、と彼らをして思わせるような私たちの行動こそがカギだ。


.. 2015年01月24日 08:42   No.857002
++ 山田純一 (小学校低学年)…6回       
川内原発再稼働は重大な法手続違反−規制庁は取り消せ
 | 異議申し立て口頭意見陳述書(手続き問題を中心に)
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク) 

 川内原発再稼働をめぐる、規制庁交渉(昨年12月11日)に於いて明らかになった重大な法手続き違反について告発し、其のことについて意見陳述する。
 原子力発電設備に関する法手続きは以下のように進行するはずである。

1.「核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律」(以下、「原子炉の規制に関する法律」とする)の第26条1項による「設置変更審査書」合格手続き。その後
2.「原子炉の規制に関する法律」第27条、第43条の3の9による「工事計画認可の取得」である。
 但し、この前提条件は「当該工事に着手する前に・・・」とあり「工事計画認可」以前の認可対象となる工事の着手を認めていない。もちろん設置変更審査書合格前の事前工事などは論外である。規制庁の「認可概要」説明にもこの件は明記されている。
 すなわち、「工事計画認可とは、電気工作物の変更許可及び原子炉の設置許可を受けた後、機器の制作・据付等の本格的な建設工事を開始するために原子力発電所の詳細な設計の内容について認可を受けることです」とある。
 今回の設計変更については、新規制基準に基づく、大幅な変更を伴うものであり、重要度ランク1の原子炉圧力容器、非常用炉心冷却設備。ランク2の電気、給排水設備の変更、燃料取扱い設備変更工事を伴うものである。そうであるならば絶対的に設置変更審査書合格前や工事計画認可前の工事は「重大な法律に違反する行為」である。
3.ところが現実には、この「違反行為」が規制庁の黙認のもとに、堂々と行われているのである。
 2014.12.11原子力規制庁と「再稼働阻止ネット」との院内交渉に於いて、安全規制管理官補佐の中桐裕子氏は、この事実を指摘されると「3.11事故後から工事はしている」と発言し、設置変更許可、工事計画認可前工事をためらいもなく容認しているのである。つまり2014年9月の新規制基準に基づく「設置変更審査書合格」以前に川内原発の新規制基準に基づく工事は進められていたのである。なんとデタラメなことであろうか。
 一度事故を起こせば取り返しがつかない原子力発電施設であるからこそ、抜け穴だらけの法律であろうが「核燃料物質の取扱いに関する法律や規則」により、がんじがらめに縛られた設計、工事、取扱い規定があるはずではないか。本来の法手続きどうりに「工事計画認可」後の工事であれば、再稼働までは早くともあと2〜3年はかかるであろう。
 法規制を無視した認可前工事を規制庁が容認し、あるいはその指示のもとに電力会社が工事を進めることにより川内原発の4月再稼働などという、本来ありえないことが行われているのである。
 事前工事の問題点をいくつかあげてみると◎設置変更許可、工事計画認可内容の不備が指摘されても、その時は工事が終了している。◎不備な点の変更工事が、その後に現場で行われたかどうか、確認できない。◎指定された材料(材料精度、取り付け部品精度)、施工方法が正しいかどうか確認できない。◎工事完成後に検査が出来るのはせいぜい、書類上の検査、完成後に外部から眺めるだけの「目視検査」だけである。

.. 2015年01月24日 08:48   No.857003
++ 山田純一 (小学校低学年)…7回       
4.どうしてこのような法違反行為が成り立つのかを検証してみると、法の不備による抜け穴により、次の問題点が指摘できる。
「工事計画認可」と同時に進行しているであろう、原子炉施設の運用に関する「保安規定認可」(原子炉の規制に関する法律第43条の3の24第1項)が合格すると、手続き的には「使用前検査」(同第28条、第43条の3の11第1項、電気事業法第49条)となる。
 ざる法で有名な「建築基準法関係法令」でさえ存在する、工事途中の数回にわたる重要工程での「工事中間検査」の項目が原子炉に関する法律には設定されていないのである。
 本来であれば「工事計画認可」後の手続きとして、「工事着手届」、材料検査、工場溶接検査、試作品検査等の「工事中間検査」が重要度ランク別に詳細に行われるべきである。しかし現実には工事工程はすべて、事業者たる電力会社にお任せである。法的に許されない「認可前工事」が堂々と規制庁と一体となり行われているのだ。しかし電力会社はそれほど信用が出来るのだろうか。
過去には複数の原発現場に於いて、原発事故の情報かくしが頻繁に行われ、配管のひび割れ、溶接の不適合、それらに伴う放射能漏れ事故が指摘されてきているのである。
「配管のひび割れ」とは配管材料の中の混入不純物が原因であろう。
 このように、とにかく「再稼働を早くさせる」事を前提に法律違反工事が堂々と行われ、又法律の抜け道迄が用意されているのである。
5.我々はこの間、川内原発再稼働について、基準地震動、火山噴火、避難計画問題等々多くの点について指摘してきたし、それぞれの研究者も指摘してきた。
しかし川内原発再稼働に向けて基本的なシステム、法手続きさえも違反であることが明白となった。規制庁は直ちに川内原発1,2号機の法律違反工事を止めるように九州電力に指示をしなければならない。
 そして規制庁はこの問題について国民に対して説明、回答する義務があるし、その他の原発の再稼働審査、認可についても規制基準審査書合格前、工事計画認可前の「事前着工」は法律違反であり、許されない行為である事を宣言しなければならない。
 この点について、規制委員会、規制庁は電力事業者を監督、指導する立場にありながら、電力会社と一体になり違法行為を繰り返す事は、全く福島原発過酷事故の反省をしていない事の表明に過ぎない。此の事に強く抗議するものであり、一切の再稼働の為の審査を直ちに中止する事を要求する。
                           2015年1月21日

.. 2015年01月24日 08:57   No.857004
++ 木幡(コワタ)ますみ (幼稚園生)…1回       
東電福島原発事故で配管の下敷きになって死んだO君のこと
 |  私の塾の教え子―配管は津波に襲われた   
 |   連載1
 └──── (原発避難民・仮設住宅に住む)
 
◇2011年3月11日、未曾有の大震災、そして原発事故。私はその時原発のある大熊町にいました。私にとって決して忘れたくない、忘れられない一つの事実がありました。
 揺れが収まったかなと思い、状況を把握しようと町の中心街に向かいました。私の自宅から原発まで約7キロ離れていて、町の中心街から原発までは約5キロ離れていました。
 私達が双葉病院近くのコンビニエンスの前で車を止めた時、大勢の作業服を着た人達が原発から逃げて来たのか、黒い人だかりとなってコンビニエンスに入って来て、食べ物やら何やら持って嵐のように去って行ってしまった。
◇私達は大熊町で塾を経営していましたが、その時通って来ていた子供、もう大人でしたが、多くの原発から逃げて来た集団の中に彼がいて、「先生、原発はもう駄目だよ。配管から何から皆壊れて、もう大熊町は駄目だよ。終わりだよ。津波が来るから俺たち逃げて来たんだけど、Oが配管の下敷きになって、俺助けられなくて,置いて逃げて来てしまった。先生御免。」と体を震わせながら、「先生も早く逃げなよ。ここはもう駄目だよ。」と言って走り去っていきました。
◇Oは原発の仕事に入ったばかりでした。数か月前まではスーパーで働いていて、辞める時私に、「僕原発で働くことになったんです。」と嬉しそうに言ってました。私とかスーパーで働いていた人達は、原発はやめた方が良いよと、言っていましたが、彼にとって原発で働くことは唯一の誇れる事で、ご両親もそう思っていたのかもしれません。彼は小学校の時からずっといじめられて来ていました。しかし、塾は1度も休んだ事は無く、とても笑顔の可愛い、優しい子でした。
◇Oはその後半年たって、死体が他の県の海岸に打ち上げられ(注:配管が津波に襲われてOの身体が海に持っていかれた)検査をして、Oと分かったのですが、やっとご両親のもとに帰されたのですね。自民党の女性国会議員の有名な言葉で、「福島の原発事故での死者はいなかった。」とありましたが、わかりもしないでよくも簡単に、軽率な、浅はかな、人を人とも思わない冷酷な人です。
 安心安全をうたっていた原発は、結局地震で壊れて、津波が来る前に駄目になり、それによって人の命を奪い去ってしまいました。
 私はOの事は忘れない。決して忘れない。


.. 2015年01月28日 08:06   No.857005
++ 斎藤なぎさ (中学生)…48回       
韓国で反原発運動をされている方々も−頼もしい限りだ。
 |  2015年1月23日(第134回)金曜官邸前抗議行動に参加して
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

 風が強く凍てつくような寒さの中、大勢の参加者が怒りの声をあげている。始まって30分もたたないころ官邸前を離れ財務省上に向かって歩くと、二つ目の地下鉄口までしか人の列ができていない。財務省上では太鼓をリズミカルにたたく音色に合わせて元気なコールが響く。横断歩道を渡り国会議事堂エリアに向かう途中に原発の絵を長い板に描いた青年がいる。彼は2012年のころは官邸前で絵を掲げていて、よく警察官が「コーンより前に絵を出すな」と文句をつけていたものだ。国会議事堂エリアは、先週から工事のためと称して狭い歩道に場所を移させられている。そのため横断歩道を渡ったところにいた人たちもこちら側に場所を移しているので、希望のエリアが分断されてしまった感じになる。一周して財務省上に戻ると、ハングル文字の横断幕を掲げた一団がいて写真を撮るなどひときわにぎやかになっていた。なんでも韓国から昨日7人で来られ、今日はこちらにいる韓国人と合流して参加されたとのこと。韓国で反原発運動をされている方々である。頼もしい限りだ。
 官邸前を離れている間に、今回のイスラム国での日本人拉致と安倍総理の責任と原発とのかかわりをスピーチした人がいたとのこと。命が危険にさらされ、いとも簡単に見捨てられるのは原発ひとつ見ても安倍政権の本質がわかるはずだ。最後は「安倍(総理)がテロだ」とのコールで締めくくられた。


.. 2015年01月28日 08:13   No.857006
++ 坂東喜久恵 (小学校高学年)…20回       
鹿児島と東京で、たんぽぽ舎・阻止ネット活躍
 |  鹿児島―川内原発再稼働止めよ―集会・デモ・ビラ
 |  東京―沖縄辺野古基地いらない―集会・ビラ
 └──── 柳田 真(たんぽぽ舎・再稼働阻止全国ネットワーク)
       (たんぽぽ舎)

・1月25日(日)九州鹿児島県と東京・国会周辺で、たんぽぽ舎のメンバーは頑張った。「もう原発やめようたんぽぽ舎」の黄色のノボリ旗を掲げ、週刊金曜ビラ(第135号)を配布しながら全体集会とデモを盛り上げた。
・九州鹿児島では金曜行動全国交流会と再稼働阻止全国ネットのメンバー100人強が鹿児島天文館公園集会とデモに参加(全体で3000人)。
 九州電力に対し「川内原発の再稼働止めよ―再稼働のスイッチを押させない」ことを誓った。
・たんぽぽ舎は昨年も延べ数回、再稼働阻止ネットワークの一員として、20-40名が鹿児島へ参加。今年1月はスタッフ・会員を中心に20人強で参加し、今後4月末―5月に予想される川内原発の再稼働を止めるため、東京でもガンバローと誓い合った。
 九電の川内原発を止めることが全国の原発を止めることにつながる。柳田も天文館の集会アピールで訴えた。
――――――――― ――――――――― ―――――――――
 東京国会周辺前では「沖縄の民意を無視するな!辺野古に基地はつくらせない!」の集会とヒューマンチェーンが開催された。
 「青」をシンボルカラーに掲げたため、皆いろいろ工夫して、上着や持ち物に『青』を入れて持ち寄った。
 たんぽぽ舎の旗も「−やめよう−が青だね…」と好評。たんぽぽ舎関係の人も10人以上参加。
 安倍政権の理不尽な対応に怒りを込め、シュプレヒコールやアピールが続いた。沖縄の小選挙区全部で勝った衆議院議員4人も全員集まり挨拶。15:15と15:30にヒューマンチェーンを2回、しっかり繋がった。主催者発表7000人。
――――――――― ――――――――― ―――――――――
川内原発前で再稼働の反対集会

 再稼働に向けた手続きが進められている薩摩川内市の川内原子力発電所では、ゲート前で市民団体が集会を開き、福島第一原発の事故で避難生活を余儀なくされている人などが再稼働の反対を訴えました。
 この集会は、原発の再稼働の反対を訴えている鹿児島市の市民団体が開き、川内原子力発電所のゲート前には主催者の発表でおよそ100人が集まりました。
 集会では、はじめに、地元の薩摩川内市で原発の反対運動を行っている鳥原良子さんが「この薩摩川内市から再稼働反対を強く訴えていき、原発の無い社会をつくっていきたい」と話していました。
 このあと福島県会津若松市の仮設住宅に住んでいる木幡ますみさんがマイクを持ち「福島第一原子力発電所の事故の影響で、わたしたち住民たちは今も避難生活を続けています。廃棄物などの課題も残されたままの状態となっている中で原発の再稼働をしてはならない」と話していました。
 川内原発は全国の原発の中で再稼働に向けた手続きが最も早く進められていますが九州電力が再稼働に必要な書類を原子力規制委員会に提出する作業が遅れていることから再稼働は早くて4月以降になる見通しです。
市民団体は今後も各地で再稼働反対を訴える集会を開くことにしています。
(1月25日NHK鹿児島のニュースより)


.. 2015年01月28日 09:12   No.857007
++ 岩下雅裕 (小学校低学年)…7回       
3000人を結集した鹿児島1・25全国集会
 |  再稼働のボタンを押させない
 |  九電への3・2申入れ行動に向け10万筆の緊急署名
 └──── 「川内の家」(再稼働阻止全国ネットワーク)

 鹿児島市・天文館公園で1月25日、約3000人が参加する全国集会が行われた。昨秋9・28の、再稼働「同意」に反対する集会以来の大衆行動だ。このかん闘いの局面はガラリと変わっている。1.主敵は九電。2.30キロ圏内の自治体住民の運動の再構築。3.再稼働のボタンを押させない現地・現場での闘い―これが本集会を主催した「3・11集会実行委員会」の基本認識となった。いま九電への3・2申入れ行動に向け、10万筆の緊急署名が取り組まれている。

○4か月ぶりの全国集会―のびのびとしたデモを貫徹
 この日の集会では、福井から原発をなくす裁判の会の東山さんから現地報告があった。また再稼働2番手と目される高浜原発の地から、アピールが届いた。高浜・大飯原発再稼働阻止ネットワーク、「若狭の家」運営委員会、若狭の原発を考える会の連名だ。もし川内の地で再稼働を許してしまうなら、「再稼働の嵐」が全国に吹き荒れるだろう。また、「福島の女たち」の木幡ますみさんは、「合津に避難したが、故郷に帰ることはできなくなった」と発言。原発事故は生活も財産もコミュニティのつながりも葬り去る。それらの発言をきくと、改めて身がひきしまる。
 デモは鹿児島中央駅まで2.5キロのコース。デモには和服を着た若い女性たちのグループも登場、「和服は鹿児島の女たちの心意気よ」、とのこと。今回、右翼の街宣車は登場できず、街ゆく人々にのびのびと訴えるデモとなった。

○各地の結びつきで「再稼働の嵐」を阻止しよう
 鹿児島の全国集会では、前日の交流会と当日朝の原発ゲート前行動がつきものだ。今回の交流会は、鹿児島反原連が主催、「全国金曜行動総結集・大交流会」となった。冒頭の須藤靖明さん(火山学者)の講演を聞きにきた人を含め、参加者は約101名。最後に首都圏反原連のメンバーたちも駆けつけた。地元で長期にわたり、少数でも粘り強い行動を続けて来られた方々には頭が下がる。出会いのなかった仲間たちと合流し、溜まっているモノを全部吐き出すような報告が続いた。川内―鹿児島の運動にとっても、「新しい仲間」の登場である。
 ただその分、デモ後の阻止ネット主催の「全国交流会」は時間が限られ、少し残念だった。仮に「再稼働の嵐」になるとしよう。そのとき鹿児島のこの間の運動の成功も、そしてとりわけ失敗も伝達・共有することが急務であった。川内原発再稼働の「Xデー」は5月中旬かもしれない。全国で歩調をそろえ、初戦で勝利したい。(『テント村通信』から転載)


.. 2015年01月28日 09:22   No.857008
++ 蔵田計成 (幼稚園生)…1回       
ロナルド・レーガン空母乗組員4800人中2000人被曝
 |  東電福島第一原発爆発−トモダチ作戦の米国空母乗員が大量被曝
 └──── (原発事故を考える町田市民の会)

○ ロナルド・レーガン空母乗組員4800人中2000人が被曝、239人が東京電力に賠償訴訟。すでに骨肉腫と白血病で、2人が死亡しています。
 239人が東電を相手に損害賠償請求裁判を起こし、米国裁判所は審理を開始しました。
 被ばく調査では、乗務兵士4,843人中、呼吸器系疾患が931名、消化器系疾患722名、泌尿器系疾患247名、女性の妊娠出産関係疾患191名、その他。


○その他、この大量被曝に関する約200ページにわたるアメリカ版報告書(Technical Report)もあります。
  発表:「DTRA」Defense Threat Reduction Agency
 本報告は、米国艦隊兵員が福島原発事故の放射性降下物能によって被曝した線量の評価や、活動経過などを明らかにしています。
 このトモダチ作戦における最終的な被曝線量は2013年末までにOTR(トモダチ作戦記録保管所)に収録され、一般に公開されました。
 高濃度汚染地域は福島県内に限定されないようで、東日本全域の汚染の実態は未解明であることがわかります。

.. 2015年01月28日 10:26   No.857009
++ 木村雅英 (大学生)…74回       
東電柏崎刈羽の再稼働審査を非公開で開催!非公開はおかしい!
 |  「黒枠白塗り」同様に事業者癒着の規制委員会
 |  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その36
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

○ 1月23日の規制庁ブリーフィングで米谷総務課長が、27日に「第186回原子力発電所の新規制基準適合性に係る審査会合」を非公開で実施すると発表した。「本会合は、機密情報を取り扱うため非公開になりますので、傍聴できません。」とご丁寧で「国民」無視のコメントが案内に書いてある。
 議題は「東京電力(株)柏崎刈羽原子力発電所6・7号機の重大事故等対策について」で、東電柏崎刈羽原発の再稼働審査でフィルタベントを検討するという。当然記者から非公開の先例と理由を問われ、初めてだが「黒枠白塗り」で隠すのと同様と答える。どちらも絶対に許せないのに。
○ 東電福島第一原発の事故責任をとらず、放射能汚染水の処理が今年度中にできず、廃炉への道見えず、東電告訴されず、被害者の補償は値切りながら社員は給料も賞与もアップ、それでいて柏崎刈羽原発の再稼働を申請、などなど被害者や「国民」の怒りが集中する東電。その東電に対して、再稼働審査をすること自体が許されないことであるのに、非公開で審査をする原子力規制委員会は、やはり「国民」の敵、事業者の味方である。
 もちろん、フィルタベント使用の議論が、周辺住民の被ばくと関係し、新潟県の泉田知事からも問題視されているゆえに、議論を隠したいのであろう。
ともかく原子力規制委員会は「原子力マフィア」の代弁者だ。



.. 2015年01月28日 10:39   No.857010


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