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■--規制委と事業者による「工事計画」
++ 木村雅英 (大学生)…72回          

審査の隠蔽を糾弾する
 │  「黒枠白抜き」では第3者に審査の妥当性が判断できない
 │  原子力規制委員会は原発再稼働推進委員会! その34
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

 川内、高浜、伊方、…と次々と審査が進んでいるが、それでもまだまだ規制委の審査は続いている。
 川内に関して言えば、設計変更について9月10日に合格証が出たが、その後工事計画変更・保安規定の審査が続いており、例えば昨年12月にも25回以上「事業者との審査ヒアリング」と称する秘密会合が開かれている。そこで種々問題点が発覚したのであろうか、12月中旬に九電が提出すると言っていた工事計画の再再補正書が未だに出ていない、瓜生社長が「1月中にはしっかりお出しできれば」と苦しい答弁をしている。
 さて、九電が提出し規制委サイトにアップされているこの工事計画認可申請だが、何と「黒枠白抜き」が一杯だ。
例えば「九州電力株式会社から川内原子力発電所1号機の工事計画認可申請の補正書を受理しました」のページ
こちら
の1番目のファイル「川内原子力発電所1号機 工事計画認可申請書の一部補正(1)【PDF:29.4MB】」の2ページ目に「本資料のうち、枠囲みの内容は、商業機密あるいは防護上の観点から公開できません。」
と書かれ、現実にその次の「一部補正(2)」の沢山のページが「黒枠白抜き」になっている。
 例を次に示す。1つ目は「一部補正(2)」2ページ目の表示、2つ目は「一部補正(3)」の原子炉建屋の地震応答モデル説明、3つ目は別ファイルの据付部材の固有振動数の計算結果説明。これで誰が何を判断できるだろう。
 要するに、審査をやってますよとポーズをとるだけで、実際に「国民」に厳密な審査結果を伝える気がないのだ。これではどんな専門家でも一連の資料から審査の妥当性を判断できない。
 このことは、山崎久隆さん(たんぽぽ舎)が阻止ネットの規制庁院内交渉で指摘した。その後九電に問うたところ、規制委には生データ入りを提供しているが、「黒枠白抜き」を付けたサイト公開用のPDFファイルを九電が提供しているそうだ。
 ひとたび事故を起こせば周辺地域の人や命を奪い環境破壊する可能性が高い原発を再稼動しようという事業者に機密を認める必要は全く無い。それとも、審査内容を明らかにできない事情(例えば、地震応答解析結果が思わしくないなど)があって、規制委と事業者と共犯で隠蔽しているのではないか?
 すべての情報を公開して、審査とパブコメをやり直すべきだ。
.. 2015年01月14日 08:04   No.852001

++ 柳田 真 (部長)…198回       
米国のNRC(原子力規制委員会)も日本と“同じようなもの”−
 |  米国の研究者の指摘
 |  規制当局が事業者のとりこになっている
 |  再稼働は日本を滅ぼす 連載その26
 └────  (たんぽぽ舎、再稼働阻止全国ネットワーク)

○昨年12月、米国から「日本の原発にかかわる問題」について研究にみえた若い人と会った。質問に答えて私も、たんぽぽ舎25年の歴史・目的・活動などについて概略(要旨)を若干用意した文書にも基づいていくつか説明した。
○その会話の中で、私が日本の規制当局[2011年3・11東電福島第一原発事故前は経産省原子力安全保安院、3・11後は、独立性の高い原子力規制委員会(=原子力規制庁) ]は、特に、原子力安全保安院は、国会事故調から、「事業者(=電力会社など)のとりこになっている」と名指しで、《最低の指摘を受けている(文章になっている)》と私が述べたら、米国からの若い研究者いわく、「米国のNRCも“同じようなものですよ”と指摘されていました。」と答えた。−それは、米国の著名な組織・憂慮する科学者同盟のスタッフ(専門家)と話し合っていたときの発言です−と紹介された。私の頭の中に深く残った言葉だった。
○今、保安院がよそおいを変えて原子力規制委員会となって、国民を目くらましして、原発再稼働の先導役となっている。日本を3・11後の4年間の実質原発なし・ゼロの国から、再び原発大国へとなしくずしに変えようとする悪役になっている。日本を再稼働で滅亡させる危険な委員会になってきていると感じるからよけいそう思った。
 反原発の一部の団体の幹部が、規制委員会の本質を見抜けずに、規制委員会に“期待する”などと論文で述べるなどの誤りもあるので、又、NRCをほめる人も一部いるので、余計、 NRCの実態を知りたいと思う。今後の日本の反原発運動の研究課題−緊急の−と思う。
運動の前進のために。
 注:NRCとは−米国原子力規制委員会 1975年発足。



.. 2015年01月14日 08:43   No.852002
++ にしざきやよい (小学校低学年)…5回       
今年も「いかぬものは、いかぬのです」と言い続けましょ
 |  17:30 関西電力東京支社前 18:30官邸前・国会議事堂前
 |  1月9日第132回首相官邸前・国会議事堂前抗議レポート
 └──── (たんぽぽ舎)

 2015年今年初めての金曜行動。昨年も官邸前に行く道すがら、ご挨拶代わりに富国生命ビル9階の関西電力東京支社に向かい、ショート抗議活動して来ましたが、今年よりこの抗議行動の強化!で、2月13日(金)より(2月より第2、第4金曜)再稼働阻止全国ネットワークも参加して17:30より18時までの30分間の行動としてやろうとのこと。今日はたんぽぽ舎だけでしたが、2月からは賑やかにやりたい!みんなぜひ参加して!!
 富国生命ビル前はコールが官庁街に気持ち良くコダマする良いところ。お出迎えの警備員さんも毎回います。てな訳で関西電力東京支社に向かい、「高浜原発再稼働反対!」「このまま廃炉」「福島を忘れない」他イロイロ、を訴え官邸前へ。
 官邸前は、今日から冬時間の18:30開始。持ち場の国会前に18:00到着。お知らせがゆき渡っているのか、国家議事堂前は警察官の皆様ばかり、こんばんはと挨拶を交わす。と、向こうの石垣に腰掛ける女性1人、横断歩道を渡り、「こんばんは、寒いですね」と声を掛ける、「全然人が来ないと思ったら6時半からだったのねぇ」と女性。「そうなんですよ、この寒い中、30分待つのは辛いですねぇ」と私。それからは、この女性と、3.11までいかに自分達が原発について知らなかったか、再稼働が、いかに許される事ではないか、など話しているうちにあっという間に18:30になり、向かいのステージでコールが始まった。
 もっと話していたかったけど、お仲間の皆さんも続々と集って来られたので、今日はこれまで、私もまた何時もの抗議行動巡りに出かけるとします。
そして、今年も変わらず「いかぬものは、いかぬのです」と言い続けましょ(^-^)/



.. 2015年01月14日 08:50   No.852003
++ 坂東喜久恵 (小学校中学年)…18回       
.「民間規制委員会」かごしま・川内原発で発足
 |  槌田ゼミ新シリーズ「福島原発事故基本講座第9回」(12/17)の報告
 |  次回は1月29日(土)『川内・高浜原発の科学的欠陥を除くために』
 └──── (たんぽぽ舎)

 「民間規制委員会」の設立については、槌田ゼミの新シリーズの中で槌田敦さんから提案があり、ゼミの参加者と共に検討してきました。原発廃止に向けての運動の新しい切り口として出されています。
※この提案内容については12月10日発信の「地震と原発事故情報」【TMM2357】を参照してください。
 まず、川内原発の再稼働についての具体的な内容について提案されました。鹿児島の反対運動をしている方々と一緒に検討し、九州電力に【勧告書】として突きつけるということで、急ピッチで内容を詰めてきました。
 新シリーズでも、数回にわたり東電福島第一原発事故や、原発の安全性についての技術的問題点について学習してきました。が、川内原発の問題が迫ってきているため、後半は「民間規制委員会」の内容に集中しました。
 ゼミでは技術的内容について、前回11月27日と今回12月17日の2回にわたり、問題点や加えた方が良い点、説明がわかりにくい点などを検討しました。
 特に出たのは、「民間規制委員会」の性格と目的について、説明が少なくわかりにくい。
 この川内原発に続き、高浜原発等の再稼働に対しても同様の活動を進めていくために、技術的内容だけでなく、「なぜこの運動をするのか」を他の人にわかりやすく説明するのも必要だ、ということで文面等について知恵を出し合うことになりました。

○12月22日に「川内原発民間規制委員会・かごしま」が九州電力に「勧告書」を出しました。
※勧告書の本文は12月24日発信の「地震と原発事故情報」【TMM2368】に全文載っています。参照して下さい。

☆次回の学習会のお知らせ
 槌田ゼミ新シリーズ「福島原発事故基本講座第10回」
 『川内・高浜原発の科学的欠陥を除くために』
  日 時:1月29日(木)19:00−21:00
  講 師:槌田 敦      参加費800円
  会 場:スペースたんぽぽ

.. 2015年01月15日 08:06   No.852004
++ 山崎久隆 (社長)…494回       
東電福島第一原発は今……
 |  「ふくいちの今」「汚染水対策の問題点」
 └──── (たんぽぽ舎)

[1]ふくいちの今

1 燃料プールと1〜3号機

 まず4号機の使用済燃料プールの燃料取り出しが完了したことは、一つの朗報ではある。しかし1〜3号機と5,6号機も燃料プールからの取り出しが終わっていないことは忘れてはならない。特に3号機の燃料プールは4号機と同様に建屋の損傷があるため危機的状況が続いている。
 オペレーションフロアが爆発で破壊され作業の前に瓦礫の撤去などの事前対策をしなければならないが、一昨年に飛散防止剤を薄めすぎて効果を無くすサンプをしていたなど、依然としてやっていることが信じがたいレベルの杜撰さである。
 2号機に至っては、建屋が一見健全なだけに、高濃度放射線の環境が解消できない。そのため燃料取り出しのめどすら立っていない。
 今年は燃料プールの安全性確保のためにも重大な年になる。

2 汚染水対策の問題点

 深刻化している汚染水問題について、東電は今年度中の「浄化」完了を目標に掲げているという。
 汚染水から大半の放射性物質を除去する「多核種除去設備(ALPS)」は9〜10月に2基を追加し、試運転ながら3基体制で汚染水を処理中だ。しかし毎日数百トンずつ増え続ける分も処理しなければならず、現状を維持するのがやっと。
 汚染水の量を抑制しようと昨年5月に建屋へ流れ込む前の地下水を35メートルの位置で井戸からくみ上げ、海へ放出する「地下水バイパス」を、反対の声を押し切って強行した。
 6月には1〜4号機建屋周囲の地盤を凍らせて地下水の流入を遮断する「凍土遮水壁」の工事を始めたが、埋設物が多数あるままでは囲うことはできない。特に海側のトレンチ(海水配管やケーブルが通る地下隧道)内の汚染水を抜き取る作業が難航している。
 現在、トレンチにはセメントの注入が続けられている。しかしトレンチの底部には津波により持ち込まれた土砂が堆積し、これに高濃度汚染水が含まれてしまい、除去不能な状態になっている。
 セメントでトレンチ内を固め、汚染水を抜き取ったとしても、土砂の層に含まれる放射能のために、トレンチの亀裂から地下水が流入して汚染水となり、それがまた漏れ出す。背に腹はかえられぬとばかり、大規模な漏えいにつながるトレンチ内の汚染水除去を優先するためコンクリート注入工事は続行されているが、将来に大きな不安を残した。

3 汚染水の状況

 2号機のトレンチにはタービン建屋から流れ込んだ汚染水が約5000トン溜まっている。再び大地震や津波が発生したら汚染水の大量漏えいにもつながりかねない。東電はコンクリートに押されて汚染水が完全に除去できると考えた。しかし津波で運ばれた土砂があることが昨年11月に明らかになった。東電の推定は砂に約25トンの汚染水が含まれるとするが、実際に量れるわけでもない。
 トレンチの底は地上から約12メートル下。「セメントでふたをしたような状態」になるため、回収は困難だ。
 トレンチ付近の空間線量は毎時1ミリシーベルト程度と高いため、作業は極めて困難である。

.. 2015年01月16日 08:02   No.852005
++ 青木幸雄 (幼稚園生)…3回       
後藤政志氏講演会/南九州3県7カ所
 |  「川内原発が溶け落ちるとき」
 |  川内原発で重大事故が起これば鹿児島県だけの問題ではありません
 └──── (宮崎の自然と未来を守る会)

 川内原発で重大事故が起これば、鹿児島県だけの問題ではありません。チェルノブイリや福島の事故を見れば明らかな様に、原発事故には県境も国境もありません。
 川内原発で炉心が溶けるような重大事故が起きても、本当に大丈夫なのか、どのようような問題があるのか、いったいどうなるのか、元・原子炉格納容器設計者の後藤政志さんに南九州3県7カ所で連続講演をして頂きます。
----------------------------------------------
後藤政志氏講演会「川内原発が溶け落ちるとき」
−元・原子炉格納容器設計者が問う原発再稼働−

◎宮崎市
1月28日(水)開演19:00  宮崎市民文化ホール(イベントホール)
前売:800円(当日1,000円)
主催/後藤政志さんの話を聞く会
問合せ/090-8357-9827(鶴内)
こちら

◎鹿児島市
1月29日(木)開演18:30  よかセンター 8階 多目的ホール
参加費:800円
主催/後藤政志さんの話を聞く会
問合せ:099-248-5455(反原発・かごしまネット)

◎霧島市
1月30日(金)開演18:30  霧島市シビックセンター(公民館)
参加費:500円(資料代)
共催/九電霧島支店前金曜行動の会、さよなら原発 きりしまの会(霧島市)
問合せ:0995-63-1700(九州川内訴訟原告団)

◎薩摩川内市
1月31日(土)開演10:00  川内まごころ文学館
参加費:500円
主催/川内原発建設反対連絡協議会
問合せ 090-2393-3621(三園) 090-9498-9308(鳥原)

◎いちき串木野市・日置市
2月1日(日)開演10:00  いちきアクアホール多目的室
参加費:500円
共催/避難計画を考える緊急署名の会(いちき串木野市)、
   さよなら原発 ひおきの会 (日置市)
問合せ
0996-32-9726(緊急署名の会事務所)090-2514-4260(日置市/山下・17時以降)
080-6432-6227(い串市/江藤・17時以降)

◎水俣市
2月2日(月)開演19:00  もやい館ホール
参加費:500円(資料代)
主催/原発ゼロをめざす水俣の会
問合せ 090-7458-5882(中山)090-8229-9539(永野)

◎熊本市
2月3日(火)開演18:30 熊本県民交流会館パレア第一会議室
資料代:1,000円(大学生500円、高校生以下無料)
主催/原発いらない九州・熊本実行委員会
問合せ:096-389-9810(永尾)


.. 2015年01月16日 08:19   No.852006
++ 春橋哲史 (幼稚園生)…4回       
東京電力福島第一原発の最新情報をお伝えします
 └──── (東電前抗議アクション参加者)

凍土方式遮水壁造成の為のボーリング:1月7日現在、2034本予定中1102本。
全体の約54.2%終了。

・固体廃棄物の保管量:14年11月末現在、約21.2万立方メートル
 その内、金属やコンクリート等の瓦礫が約13.2万立方メートル、伐採木が約
 8万立方メートル
・液体廃棄物(汚染水)の貯留量:1月8日現在、約59.3万t
 その内、ALPS処理待ち水が約30.1万t、同処理済み水が約26万t
・設置済みタンクの貯留容量上限は約74.1万t
・2012年の汚染水の増加量は約14.1万t/月間平均約1万1800t/1日平均約386t
・2013年の増加量は約16.3万t/月間平均約1万3600t/1日平均約447t
・2014年の増加量は約18.4万t/月間平均約1万5300t/1日平均約504t

固体廃棄物・液体廃棄物とも、増える一方です。
今後の増加量を正確に予測することは困難ですが、廃棄物の増加量は右肩上が
りの傾向を示しています。今年中に何らかの手を打たなければ、2016年以降、
福島第一で発生する廃棄物が敷地の外に溢れ出す可能性が極めて高くなると思
われます。

尚、この原稿は、1月9日の金曜行動(国会正門前・希望のエリア)での自分
のスピーチに、加筆・訂正したものです。


.. 2015年01月20日 08:01   No.852007
++ 槌田 敦 (小学校中学年)…14回       
トリチウムは危険、内部被曝が大問題
 |  危険なトリチウムは、残念ながら閉じ込める技術がない
 └──── (物理学者)

 (前略)
 第4番目の、しかも致命的な欠点はトリチウムである。
 トリチウムは平均6keV(キロエレクトロンボルト)という小さなエネルギーのβ(ベータ)線を出して崩壊する。そのため、体外被曝はほとんど問題にならない。したがって、これまで低位の毒性物質としてあまり考慮の対象にならず、許容濃度も大きく定められている。
 しかしながら、トリチウムが、科学的には水素であり、水素は生物体を構成する重要な元素であり、しかも、水素トリチウム交換反応がきわめて容易だということから、重大な結果となってあらわれてくる。つまり、トリチウム水は口や鼻や皮膚から入ると、99%血液中に取りこまれ、体内各組織へ一様に分布して蓄積する。そして、ゆっくり排出されるので、内部被曝が大問題になる。
 したがって、1970年代に入って、トリチウムの危険性は大きくクローズアップされてきた。たとえば、1リットル中0.005キュリーのトリチウム水の中で飼育したメダカにも、生殖細胞の欠如・萎縮が見出された(田口、江上、1975年)。
 もっとも心配なのは、遺伝子DNAの複製の際、トリチウムが入りこむことである。いったん入りこむと排出されにくい。そして、DNAを破壊する。たとえば、DNA中のトリチウムは、その放射崩壊当たり、2.1ヵ所のDNA鎖を切断する(Cleaver、1973年)。
 DNAの切断によって生体情報が混乱すると、死亡したり、異常遺伝になったり、ガンになったり、身体障害をおこしたりする。
 このような危険なトリチウムは、残念なことに閉じ込める技術がない。再処理工場ではたれ流しである。(後略)

※出典:槌田 敦著『原子力に未来はなかった』の133から135頁
    亜紀書房刊 2011年5月版より
   「第1表トカマク発電に必要な元素資源」の表(134頁)は省略しています。

◇地震と原発事故情報編集部から
 東京電力福島第一原発事故の処理で、放射能汚染水がたまりつづけている。
 タンク群が林立している。東京電力も原子力規制委員会も海に流す(捨てる)ことを近い将来に狙っている。そのため、「トリチウムは安全だ」のインチキ宣伝がおこなわれている。
 迫りくる放射能毒水の海への放出に反対するため、「トリチウムの危険、内部被曝が大問題」の槌田 敦小文を著者の了解を得て、書籍より抜粋・紹介します。
 ご参考にして下さい。(柳田 真)


.. 2015年01月20日 08:21   No.852008
++ 冨塚元夫 (高校生)…58回       
.「原発事故由来放射性廃棄物の処理処分をどうするか」
 |  1/22「東電は責任をとれ」連続講座第12回のご案内
 |  原発事故と環境汚染(3回連続講座その2)
 └──── (たんぽぽ舎ボランティア)

講 師:藤原寿和(ふじわらとしかず)さん
日 時:1月22日(木)18時30分開場 19時開会
主 催:「経産省前テントひろば」、たんぽぽ舎
参加費:800円(学生半額)

 事故で発生した大量の放射性物質を含んだ廃棄物や除染で発生した汚染土壌等の処理処分をめぐって政府のロードマップが行き詰まりを見せています。
 大熊町・双葉町に決定した中間貯蔵施設の建設をはじめ、農林業系の汚染稲わらや牧草などの焼却処理や、宮城県、栃木県、千葉県など5県で環境省が計画している指定廃棄物の最終処分場の建設をめぐって地元住民から反対の火の手が挙がっています。
 原子炉等で発生している高レベル放射性廃棄物を含めて、事故由来放射性廃棄物の処理処分をいったいどうするのか、考えたいと思います。
是非ご参加ください。

.. 2015年01月20日 08:27   No.852009
++ 山田純一 (小学校低学年)…5回       
.「原子力規制委員会での異議申し立て陳述会」
 |  川内原発許可は不当。取り消しを求める
 |  1月21日(水)行動
 └──── (再稼働阻止全国ネットワーク)

  川内原発の発電用原子炉の設置変更の許可処分について、行政不服審査法第34条第2項の規定による不服審査の口頭意見陳述会が1月21日(水)に六本木の規制庁に於いて行われます。
 昨年11月7日、約1500人の異議申立人が川内原発の設置変更許可処分の取り消しを求める異議申立書を提出していました。理由の概要は「原子力規制委員会に関する法律と規則及び組織理念に違反し、国際原子力機関にも違反しているため」です。傍聴者は1500人の異議申立人に限る、という不当なものですので、多くはありません。
 発言者は15人であり、薩摩川内市の鳥原良子さんを始め、薩摩川内市民3人。地震学者の石橋克彦氏、申立人総代の北岡逸人氏、福井県の中嶌哲演氏、原子力市民委員会の小倉志郎氏、柏崎市議会議員の矢部忠夫氏、その他全国で原発問題に取り組んでいる人々です。再稼働阻止ネット事務局からは2人が発言します。
 15人の意見陳述の内容によって、これまで川内原発の再稼動に反対してきた論点がすべて網羅されるでしょう。
 口頭意見陳述会は15時〜18時15分。その後18時30分より5階の記者クラブに於いて記者会見が行われます。ご注目下さい。

.. 2015年01月20日 10:41   No.852010


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