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■--語られぬ原発 被災者の怒り
++ 東京新聞 (社長)…942回          

 除染・ハコモノ 真の復興と別
  農地が汚染ごみ置き場へ

 堪え忍べば、いつか春が来るはず。しかし、そうした期待にも限界はある。福島原発事故で被災した少なからずの人々の思いだ。今回の衆院選では、与党はもとより野党第一党も原発問題に腰を引いている。事故から間もなく4年。「風評被害の払拭」という標語も、事故の風化を促している。だが、事故収束も被災者の生活再建もいまだに見通せない。今回の選挙を被災者らはどんな思いで見つめているのか。(後略)(12月11日「こちら特報部」より抜粋)
.. 2014年12月15日 10:39   No.843001

++ 東京新聞 (社長)…943回       
最終処分場建設 行き詰まる議論 反発強く候補者明言せず

 東京電力福島第一原発事故で発生した指定廃棄物の最終処分場建設が行き詰まっている。候補地の反発が強く、打開策を見いだすことが難しいためだ。衆院選でも与党候補が賛否を明言しないなど議論は深まらない。地元住民からは「争点とならず、がっかりしている」とため息が漏れる。(後略)
 (12月11日「衆院選12・14」より抜粋)


.. 2014年12月15日 10:45   No.843002
++ 東京新聞 (社長)…944回       
原発ゼロ 渋谷で大行進

 九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県)などの再稼働に反対するデモ「反原発渋谷大行進」が13日、若者らでにぎわう東京・JR渋谷駅前などであった。ラップミュージックやドラムのリズムに合わせ、約3800人(主催者発表)が「原発いらない」「再稼働反対」と声を上げた。
 毎週金曜日に首相官邸前で脱原発を訴えている「首都圏反原発連合」が、今年最後の大規模デモとして開催。参加者は「原発ゼロは撤回するな」「子どもを守ろう」などと書かれたプラカードを掲げ、渋谷駅や原宿駅、代々木公園周辺の3.2キロを2時間かけて練り歩いた。
 参加した台東区の無職小川千恵子さん(65)は「東日本大震災で原発の危険性を初めて感じ、それまでの無関心を恥ずかしく思って以来、行動に参加している。時間のある限り再稼働反対を訴えたい」。江東区の介護士鈴木貴晶さん(26)は「今回の行進を見て、若い人たちも原発問題に関心を持ってほしい」と話した。
  (12月14日1面より)


.. 2014年12月16日 08:19   No.843003
++ 朝日新聞 (社長)…406回       
汚染水放出に言及 規制委長、福島第一を視察
          (12月13日見出しより)


.. 2014年12月16日 08:25   No.843004
++ 東京新聞 (社長)…945回       
柏崎刈羽を現地調査 規制委 福島原発と同型で初

 原子力規制委員会は12日、再稼働の前提となる審査を進めている東京電力柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)の設備や事故対策について現地調査した。担当の更田豊志委員長代理は「ケーブルやホースのつなぎ方に改善がみられ、福島第一原発事故の反省や教訓を生かそうとする緊張感が垣間見えた」と評価した。
 過酷事故を起こした福島第一原発と同じ沸騰水型原発に、規制委が審査の一環として設備や事故対策の現地調査に入るのは初めて。本格化している沸騰水型の審査に、調査で確認した内容を反映させる。(後略)
 (12月13日より抜粋)


.. 2014年12月16日 08:30   No.843005
++ 福島民友 (幼稚園生)…2回       
吾妻山の火口周辺を規制 警戒レベル2に引き上げ

 気象庁は12日、吾妻山(一切経山、福島県)で小規模噴火の可能性があるとして、火山活動の状況などを5段階で示す噴火警戒レベルを「平常」の1から「火口周辺規制」の2へ引き上げた。一切経山のレベル2は2007(平成19)年12月の噴火警戒レベル運用開始以来、初めて。
 気象庁は噴火した場合、福島市の一切経山南側山腹の大穴火口から500m程度の範囲で大きな噴石が飛散する恐れがあるとし、警戒を求めた。また、風下は降灰や小さな噴石、火山ガスへの注意が必要とした。レベル引き上げを受けて、福島市は冬季閉鎖中の道路に加え、登山道の入山規制を決めた。近接する山形県米沢市も入山を規制した。(後略) (12月13日より抜粋)

.. 2014年12月16日 08:36   No.843006
++ 毎日新聞 (平社員)…138回       
震源断層長さ20キロ 長野北部地震
  90cmの隆起確認 調査委推定

 政府の地震調査委員会は9日、長野県北部で11月22日に最大震度6弱を観測した地震を引き起こした断層の長さが約20キロと推定されると発表した。神城(かみしろ)断層の一部と、北側に延びる断層が動いたとみている。長野県白馬村では、今回の地震による地盤のずれ(隆起)が最大約90センチ確認された。
  (後略) (12月10日より抜粋)


.. 2014年12月16日 08:46   No.843007
++ 読売新聞 (小学校低学年)…7回       
高浜原発 あす「合格証」 川内に続き2例目 再稼働 来春以降

 原子力規制委員会は15日、安全審査中の関西電力高浜原子力発電所3,4号機(福井県高浜町)について、17日の定例会合で、事実上の合格証にあたる「審査書案」を取りまとめ、公表することを決めた。規制委は1か月間の意見公募を経て、審査書を正式決定する。
 原発の安全対策の強化を求めた新規制基準に基づく審査に合格するのは、九州電力川内原発1,2号機(鹿児島県)に次いで2例目となる。ただ、正式決定後の手続きの時間を考慮すると、高浜原発の再稼働は、早くても来春になる。
 さらに今後、地元自治体の同意を巡り、調整が難航すると、再稼働はいっそう遅れる恐れがある。政府の見解は、地元の範囲を原発所在地の自治体に限定しているが、高浜原発の場合、重大事故に備えた住民の避難計画が必要とされる30キロ圏は、福井、京都、滋賀の3府県に及ぶ。
  (12月16日朝刊より)


.. 2014年12月19日 08:37   No.843008
++ 東京新聞 (社長)…946回       
東電旧経営陣不起訴は事実誤認 福島原発告訴団が上申書

 東京電力福島第一原発事故で東電の旧経営陣らを業務上過失致死傷容疑で告訴・告発した福島原発告訴団は12日、東京・霞が関の司法記者クラブで記者会見し、東京地検に対し「旧経営陣を不起訴とした昨年9月の判断に事実誤認がある。起訴するべきだ」などとした上申書を提出したことを明らかにした。
 東京地検は、今年7月に検察審査会が「起訴すべきだ」と議決したことを受けて再捜査している。
 上申書は9日付。1997年に旧建設省など7省庁がまとめた手引で、福島県沖で大津波を発生させる地震(津波地震)が予測されていたことが新たに分かったと指摘。「津波地震の可能性は、2002年に国の調査機関が公表した以外に専門的な知見がなく、事前想定は困難だった」との東京地検の不起訴の判断は誤りだと主張している。
 会見で告訴団の武藤類子団長(61)は「こんなにものすごい事故があって、真実が明らかにされていない部分があることが非常に疑問。検察はしっかり捜査し直して起訴してほしい」と訴えた。
  (12月13日より)


.. 2014年12月19日 09:28   No.843009
++ 東京新聞 (社長)…947回       
首相は「公約支持」というが 議席数「改憲」減「脱原発」増

 政権の継続が決まった衆院選を受け、安倍晋三首相は15日に記者会見し、自ら争点に設定した経済政策「アベノミクス」だけでなく、政権公約に盛り込んだ改憲や原発再稼働の推進も支持を得たとの考えを示した。だが、今回は九条改憲や原発再稼働に前向きな勢力は数を減らしている。改憲や再稼働を進める首相の路線に有権者が全面的に賛同したとは言い難い。(後略)
  (12月16日1面より抜粋)


.. 2014年12月19日 09:44   No.843010


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